JPH0228792Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0228792Y2 JPH0228792Y2 JP4171984U JP4171984U JPH0228792Y2 JP H0228792 Y2 JPH0228792 Y2 JP H0228792Y2 JP 4171984 U JP4171984 U JP 4171984U JP 4171984 U JP4171984 U JP 4171984U JP H0228792 Y2 JPH0228792 Y2 JP H0228792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner door
- buddhist altar
- ceiling
- electric motor
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 5
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 4
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は仏壇の中扉の電動式開閉装置に係り、
仏壇の天井に必要最小限の小型溝を穿設するだけ
で使用できる中扉の開閉機構に関するものであ
る。
仏壇の天井に必要最小限の小型溝を穿設するだけ
で使用できる中扉の開閉機構に関するものであ
る。
(従来技術)
従来、仏壇の中扉の開閉を電動式にて行なうも
のはなく、出願人は 実願昭59−008361(実開昭60−121088号公報) 考案の名称、仏壇の中扉の開閉装置をもつて一
つの考案を開示した。
のはなく、出願人は 実願昭59−008361(実開昭60−121088号公報) 考案の名称、仏壇の中扉の開閉装置をもつて一
つの考案を開示した。
その大要を第1図をもつて説明すれば、電動機
1により駆動されるピニオン2の両側から噛み合
うラツク3,3′の曲折部の先に設けられるクリ
ツプ4,4′は、中扉5,5′に植立された天井7
に穿設される案内溝8,8′を貫通する案内棒6,
6′と係合する構造となつている。
1により駆動されるピニオン2の両側から噛み合
うラツク3,3′の曲折部の先に設けられるクリ
ツプ4,4′は、中扉5,5′に植立された天井7
に穿設される案内溝8,8′を貫通する案内棒6,
6′と係合する構造となつている。
このような構成であるので電動機1の正逆転に
よりラツク3,3′は左右動し案内棒6,6′を案
内溝8,8′に沿つて左右動させることにより中
扉5,5′を開閉させるものである。
よりラツク3,3′は左右動し案内棒6,6′を案
内溝8,8′に沿つて左右動させることにより中
扉5,5′を開閉させるものである。
さらに出願人は
実願昭57−105237(実開昭59−10686号公報)
考案の名称、障子代用幕を有する仏壇
をもつて、中扉ではないがそれに代る幕の開閉装
置についても開示して来た。これを応用すれば、
第2図に示す中扉の開閉装置となることは明白で
ある。すなわち、電動機1により駆動される鎖車
9はチエーン10を介して対向側の鎖車9′を駆
動し、チエーン10の行きかえりそれぞれの側に
相対応する位置に移動体11,11′を固定し、
チエーン10と平行に設けられるガイド12,1
2′に沿つて移行する摺動体13,13′は前記移
動体11,11′と係合し、摺動体13,13′の
曲折部先端に設けられるクリツプ4,4′は案内
溝8,8′を貫通する中扉に植出された案内溝6,
6′と係合する構造である。
置についても開示して来た。これを応用すれば、
第2図に示す中扉の開閉装置となることは明白で
ある。すなわち、電動機1により駆動される鎖車
9はチエーン10を介して対向側の鎖車9′を駆
動し、チエーン10の行きかえりそれぞれの側に
相対応する位置に移動体11,11′を固定し、
チエーン10と平行に設けられるガイド12,1
2′に沿つて移行する摺動体13,13′は前記移
動体11,11′と係合し、摺動体13,13′の
曲折部先端に設けられるクリツプ4,4′は案内
溝8,8′を貫通する中扉に植出された案内溝6,
6′と係合する構造である。
この構造では、電動機1の正逆転に伴ない移動
体11,11′が、従つて摺動体13,13′がそ
してさらにクリツプ4,4′が左右動することに
より中扉を開閉する装置となるものである。
体11,11′が、従つて摺動体13,13′がそ
してさらにクリツプ4,4′が左右動することに
より中扉を開閉する装置となるものである。
これら詳述した2例においては中扉を案内する
案内溝8,8′の長さは、中扉の開閉に必要なス
トロークの長さを必要とし、仏壇の構造によつて
はこのような長さの溝を穿設することができない
ものもあり改良策が望まれていた。
案内溝8,8′の長さは、中扉の開閉に必要なス
トロークの長さを必要とし、仏壇の構造によつて
はこのような長さの溝を穿設することができない
ものもあり改良策が望まれていた。
(本考案の目的)
本考案の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、仏壇の天井に長い案内溝を設けることなく電
動式に中扉を開閉する機構を提供するにある。
し、仏壇の天井に長い案内溝を設けることなく電
動式に中扉を開閉する機構を提供するにある。
(本考案の構成)
要するに本考案は、天井に軸支され小型溝を貫
通する揺動桿が中扉に設けられる摺動軸受と係合
し、電動機により伝達される揺動桿の運動を拡大
して中扉の開閉に利用したものである。
通する揺動桿が中扉に設けられる摺動軸受と係合
し、電動機により伝達される揺動桿の運動を拡大
して中扉の開閉に利用したものである。
(本考案の作用)
上記の構成によるものであるから、中扉の所要
ストロークと天井に穿設する小型溝の長さの比
は、揺動桿の支点距離と揺動軸の軸支点より天井
までの距離の比となるため、小型溝の長さは従来
のものに比し数分の一で足りることとなる。
ストロークと天井に穿設する小型溝の長さの比
は、揺動桿の支点距離と揺動軸の軸支点より天井
までの距離の比となるため、小型溝の長さは従来
のものに比し数分の一で足りることとなる。
(本考案の実施例)
本考案を実施例に基き図面に従つて説明する。
第3図は実施例の要部拡大図であつて、電動機
1(図示省略)により反対方向に同回転数で駆動
される鎖車14,14′と所要部に穿設される小
型溝19,19′の上に軸支16,16′される前
記鎖車14,14′と同じ大きさの鎖車15,1
5′とはチエーン17,17′で係合され、軸1
6,16′には揺動桿18,18′が固定されその
先端の摺動子23,23′は対応する中扉5,
5′に取付けられる摺動軸受21,21′の摺動長
孔22,22′とそれぞれ係合する構成となつて
いる。
1(図示省略)により反対方向に同回転数で駆動
される鎖車14,14′と所要部に穿設される小
型溝19,19′の上に軸支16,16′される前
記鎖車14,14′と同じ大きさの鎖車15,1
5′とはチエーン17,17′で係合され、軸1
6,16′には揺動桿18,18′が固定されその
先端の摺動子23,23′は対応する中扉5,
5′に取付けられる摺動軸受21,21′の摺動長
孔22,22′とそれぞれ係合する構成となつて
いる。
なお、電動機1の正逆転をどのようにこれら揺
動桿18,18′の左右揺動とするかは、特に機
構的に特定するものではないが、2,3例示す
る。
動桿18,18′の左右揺動とするかは、特に機
構的に特定するものではないが、2,3例示す
る。
第4図、電動機1は同歯数の歯車24,24′
にて正逆転させ、鎖車14,14′および鎖車1
5,15′との間をそれぞれチエーン17,1
7′で係合する前記第3図における駆動構造であ
る。
にて正逆転させ、鎖車14,14′および鎖車1
5,15′との間をそれぞれチエーン17,1
7′で係合する前記第3図における駆動構造であ
る。
第5図、電動機1の軸に直角に固定されるレバ
ー25の両端は小型溝の上部に軸支されて延長さ
れる揺動桿18,18′の延長端とリンク26,
26′で相互に枢着される形式の構造。
ー25の両端は小型溝の上部に軸支されて延長さ
れる揺動桿18,18′の延長端とリンク26,
26′で相互に枢着される形式の構造。
第5図、電動機1に駆動されるウオーム27と
噛合うウオームギア28の軸の両側に設けられる
左ネジ29、右ネジ30と係合する左メネジ3
1、右メネジ32と揺動桿18,18′の延長端
との間をリンク26,26′で枢着した構造。
噛合うウオームギア28の軸の両側に設けられる
左ネジ29、右ネジ30と係合する左メネジ3
1、右メネジ32と揺動桿18,18′の延長端
との間をリンク26,26′で枢着した構造。
上記のような例における揺動桿の運動は屡々説
明するまでもなく、電動機1の正逆転を揺動桿1
8,18′の左右揺動に変換する機構はこの他幾
多と考えられるものである。
明するまでもなく、電動機1の正逆転を揺動桿1
8,18′の左右揺動に変換する機構はこの他幾
多と考えられるものである。
本考案は上記のような構成をとるものであるか
ら、中扉の開閉に必要なストロークと同じ長さの
案内溝を穿設する必要はなく、揺動桿の支点の関
係位置の比により実際の中扉のストロークの数分
の一の小型溝の穿設で中扉の電動開閉動作を行な
うことができる。
ら、中扉の開閉に必要なストロークと同じ長さの
案内溝を穿設する必要はなく、揺動桿の支点の関
係位置の比により実際の中扉のストロークの数分
の一の小型溝の穿設で中扉の電動開閉動作を行な
うことができる。
(考案の効果)
本考案によるときは、仏壇の中扉の開閉を電動
式に行なう場合、天井に中扉の開閉に要するスト
ロークと同じ長さの案内溝を設ける必要がなく、
揺動桿の拡大比を利用して従来の数分の一の長さ
の小型溝を穿設するだけで中扉の開閉を行なわせ
るものであり、仏壇の構造によつては本考案によ
つてのみ電動式中扉開閉を行なうことができ、効
果の大なるものがある。
式に行なう場合、天井に中扉の開閉に要するスト
ロークと同じ長さの案内溝を設ける必要がなく、
揺動桿の拡大比を利用して従来の数分の一の長さ
の小型溝を穿設するだけで中扉の開閉を行なわせ
るものであり、仏壇の構造によつては本考案によ
つてのみ電動式中扉開閉を行なうことができ、効
果の大なるものがある。
第1図は従来の実願昭59−008361(実開昭60−
121088号公報)の説明図、第2図は実願昭57−
105237(実開昭59−10686号公報)の応用を説明す
る図、第3図は実施例の要部拡大図、第4図、第
5図、第6図は揺動桿の運動を電動機より伝達さ
せる機構の実施例。以下左右対称にあるものの一
方は′(ダツシユ)を付した記号とする。 1……電動機、2……ピニオン、3……ラツ
ク、4……クリツプ、5……中扉、6……案内
棒、7……天井、8……案内溝、9……鎖車、1
0……チエーン、11……移動体、12……ガイ
ド、13……摺動体、14……鎖車、15……鎖
車、16……軸、17……チエーン、18……揺
動桿、19……小型溝、20……中扉、21……
摺動軸受、22……摺動長孔、23……摺動子、
24……歯車、25……レバー、26……リン
ク、27……ウオーム、28……ウオームギヤ、
29……左ネジ、30……右ネジ、31……左メ
ネジ、32……右メネジ。
121088号公報)の説明図、第2図は実願昭57−
105237(実開昭59−10686号公報)の応用を説明す
る図、第3図は実施例の要部拡大図、第4図、第
5図、第6図は揺動桿の運動を電動機より伝達さ
せる機構の実施例。以下左右対称にあるものの一
方は′(ダツシユ)を付した記号とする。 1……電動機、2……ピニオン、3……ラツ
ク、4……クリツプ、5……中扉、6……案内
棒、7……天井、8……案内溝、9……鎖車、1
0……チエーン、11……移動体、12……ガイ
ド、13……摺動体、14……鎖車、15……鎖
車、16……軸、17……チエーン、18……揺
動桿、19……小型溝、20……中扉、21……
摺動軸受、22……摺動長孔、23……摺動子、
24……歯車、25……レバー、26……リン
ク、27……ウオーム、28……ウオームギヤ、
29……左ネジ、30……右ネジ、31……左メ
ネジ、32……右メネジ。
Claims (1)
- 仏壇の中扉を左右に開く電動式装置において、
仏壇の天井に設けられ軸支される揺動桿が天井に
穿設される小型溝を貫通して中扉に設けられる摺
動軸受の摺動長孔と摺動子をもつて係合され、電
動機により伝達される揺動桿の左右揺動により中
扉を開閉させることを特徴とする仏壇中扉開閉機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171984U JPS60154080U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 仏壇中扉開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171984U JPS60154080U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 仏壇中扉開閉機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60154080U JPS60154080U (ja) | 1985-10-14 |
JPH0228792Y2 true JPH0228792Y2 (ja) | 1990-08-01 |
Family
ID=30551805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4171984U Granted JPS60154080U (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | 仏壇中扉開閉機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60154080U (ja) |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP4171984U patent/JPS60154080U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60154080U (ja) | 1985-10-14 |
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