JPH02286809A - 内燃機関の給排気弁装置 - Google Patents

内燃機関の給排気弁装置

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JPH02286809A
JPH02286809A JP10986689A JP10986689A JPH02286809A JP H02286809 A JPH02286809 A JP H02286809A JP 10986689 A JP10986689 A JP 10986689A JP 10986689 A JP10986689 A JP 10986689A JP H02286809 A JPH02286809 A JP H02286809A
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JP
Japan
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valve
vibrator
engine valve
engine
lifter
Prior art date
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JP10986689A
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Shigeki Yamada
茂樹 山田
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、内燃機関において吸気弁または排気弁とし
て用いられる弁装置に関する。
(従来の技術) 内燃l1lIlの吸気弁は、吸気行程においてバルブス
テムとそのガイド間の潤滑用のエンジンオイルが吸気ボ
ート内に吸引され、ステム部および弁傘部を流下する際
に燃焼室からの燃焼熱により炭化して、カーボンや炭化
物のH11f!4物が生じる。この堆積物は、吸気弁の
重量を増加させて動弁特性を悪化させ、バルブガイドと
の間に噛込まれてシール性を低下させ、弁体を被覆して
放熱性を悪化させ、さらに燃料を吸着放出して空燃比の
変化に対する応答性を悪化させる等、種々の不具合の原
因となる。
そこでこれの改良案として、実開昭62−176409
号公報において、弁傘部に剥離性を持つ高分子材料をコ
ーティングした吸気弁が提案されているが、この高分子
材料の被膜にピンホール等の欠陥があると、ごく微少の
ピンホールであってもそれを起点としてカーボンや炭化
物が付着して堆積が始まり、健全な被膜上にも堆積が進
行するという問題がある。また高分子材料は耐熱性が低
く、その融点は300℃程度であり、一方弁傘部の温度
はエンジンの運転による蓄熱やバツクファイヤ等により
その温度は300℃を越えるので、高分子材料の被膜が
溶融して金属母材が露出し、カーボンや炭化物の付着堆
積が始まってしまい、1(i積防止効采はごく短1す1
間しか得られない。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は上記従来の問題点を解決するもので、長期に
わたって確実にカーボンや炭化物の堆積を防止できる内
燃機関の吸排気弁装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
しかしてこの発明の内燃機関の吸排気付装置は、エンジ
ンバルブの軸端に電歪振動子を取付1ノ、前記電歪振動
子駆動用の高周波電圧を発生する振動子駆動回路と、前
記電歪振動子と前記振動子駆動回路との間に接続されリ
フタに連動して前記エンジンバルブの開弁時に開路する
給電用スイッチとを具備したことを特徴とする。
〔作用) この発明の吸排気弁装置においては、エンジンバルブが
開弁するとりフタに連動して給電用スイッチが閉路して
、振動子駆動回路の発する高周波電圧が電歪振動子に印
加される。これによって電歪振動子が伸縮して、エンジ
ンバルブを軸方向に振動させ、この高周波振動によりエ
ンジンバルブに付着しようとするカーボンや炭化物等が
振落され、エンジンバルブへの堆積が防止される。この
ときりフタに連動する給電用スイッチに五り電歪振動子
への高周波電圧の印加開始と停止をおこなうので、各エ
ンジンバルブは確実に開弁状態で高周波振動させること
ができる。またエンジンバルブの開弁中の高周波振動に
より、バルブローテーションが生じて着座位置が変化し
、局所摩耗がなくなり、また吸入混合気中の燃料が微粒
化する作用も得られる。
〔実施例〕
以下第1図乃至第4図によりこの発明の第1実施例を説
明する。
第1図において、1は吸気弁として用いられるエンジン
バルブで、弁傘部2とステム部3とから成り、ステム部
3はエンジンのシリンダヘッド4に固設したバルブガイ
ド5に摺動自在に嵌挿されている。また弁傘部2は、吸
気ボート6の間口部に設けたシート7に接離するように
なっている。
8はリテーナで、ステム部3に設けた溝9に嵌合するコ
ツタ10により、ステム部3の軸端3a付近に取付けら
れ、このリテーナ8とシリンダヘッド4のスプリング受
面4aとの間に介装されたバルブスプリング11がエン
ジンバルブ1を上向きに付勢し、弁傘部2をシート7に
押付けている。
12はカムシャフト13に固着したカム、14はこのカ
ム12に上面が摺接するシム15を頂面に固着したりフ
タで、シリンダヘッド4に穿設したガイド穴16内に摺
動自在に嵌挿されている。20は短円柱状の電歪振動子
で、その上端面がリフタ14に、下端面がエンジンバル
ブ1のステム部3の軸端3aの頂面に、それぞれ接着さ
れている。
この電歪振動子20は、PbTiO3などの圧電セラミ
ック製の圧電体から成り、その両端の電極間に電圧を印
加すると軸方向に伸びるものである。21はリフタ14
とシリンダヘッド4との間に設けた給電用スイッチで、
リフタ14の外周部に絶縁物を介して固設した接点22
と、この接点22に対向してガイド穴16の壁面に設け
た溝17部に絶縁物を介して取付けた弾性金属製のリー
ドフレーム23とから成る。前記電歪振動子20のリー
ド線24は、リフタ14の底面に設けた満を経て接点2
2に接続され、またリードフレーム23に接続したリー
ド線25は、第2図に示す振動子駆動回路32に接続さ
れている。なお電歪振動子20のもう1本のリード線2
4はもう1個の給電用スイッチ21を介してもう1本の
リード線25に接続されるが、これらの図示は省略しで
ある。
また第2図において振動子駆動回路32は、たとえば1
にllz以上の高周波信号を発生する高周波発生回路3
3と、電歪振動子20に印加する電圧を供給する電源3
4と、電歪振動子20に高周波電圧を出力する駆動回路
35とから成る。この駆動回路35は第3図に示すよう
に、スイッチング素子としてN型FET37および38
と、P型FET39を、波形整形用および信号反転用に
インバータ40〜43をそれぞれそなえた回路構成を有
し、電源34から常時付加される電圧VCに対して、高
周波発生回路33から高周波信号Fが入カされると、N
型FET37およびP型FET39の導通による電歪振
動子20への電圧印加と、N型FET38の導通による
電圧印加解除とが繰返されるようになっている。
上記構成の装置においては、エンジンの運転に応じて回
転駆動されるカム12により、エンジンバルブ1が開き
はじめ第4図に示すように時間Tl後にリフト量が81
となった時点から、バルブ全開後にリフト量が82とな
る時点までの時間T2の間、リフタ14の下降に伴って
給電用スイッチ21が開路し、振動子駆動回路32が出
力する高周波電圧が電歪振動子20に印加され、電歪振
動子20はこの電圧VCに相当する振巾δで伸縮する。
電歪振動子20の上縁はリフタ14.シム15を介して
カム12により拘束されているので、上記電歪振動子2
0の伸縮によりエンジンバルブ1が軸方向に高周波で加
振されることになり、この高周波振動によりエンジンバ
ルブ1の弁傘部2やステム部3に付着しようとするエン
ジンオイルやカーボン、炭化物等(閉弁中に付着しはじ
めたものを含む)は娠落され、エンジンバルブへの堆積
が防止されるのである。またエンジンバルブ1の加振は
、開弁中におこなわれるので、シート7および弁傘部2
の接触部の撮動によるtitJAを生じることもなく、
また開弁中の加振によりバルブローテーションが容易に
おこなわれ、着座位置が変化するので局所当りがなくな
る。
次に第5図はこの発明の第2実施例を示し、電歪振動子
20をリフタ14の中央に設けた穴に嵌挿し、その上端
面をシム15の下面に接着した点、およびこの電歪振動
子20のリード線24をリフタ14の上面に設けた溝を
経て接点22に接続し、この接点位置の変更に伴ってリ
ードフレーム23の折曲形状を変更した点のみが、前記
第1実施例と異なるが、第1実施例と同様な作用効果が
得られる°ものである。なお図中第1図と同一部分には
第1図と同一符号を付しである。
この発明は上記各実施例に限定されるものではなく、た
とえば給電用スイッチ21のリードフレーム23をリフ
タ14側に、接点22をシリンダヘッド4側に設けても
よい。
また以上は吸気弁装置について説明したが、この発明は
エンジンの排気弁装置にも適用できるものであり、この
場合はエンジンオイルに起因するカーボンや炭化物に加
えて燃料の燃焼生成物がエンジンバルブに付着堆積する
のを防止することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、エンジンバルブ
は電歪振動子により開弁中に高周波で加振されるので、
カーボンや炭化物のエンジンバルブへの堆積が長期にわ
たって確実に防止され、またバルブローテーションによ
り弁傘部とシートとの局所摩耗が減少して寿命が延びる
とともに、吸気弁に適用した場合は吸入混合気中の燃料
がエンジンバルブの振動により微粒化して燃費も向Fす
る。またリフタに連動する給電用スイッチにより電歪振
動子への高周波電圧の印加開始と停止をおこなうので、
エンジンバルブが確実に量弁状態にあるときにのみ高周
波振動させることができ、閉弁中に加振して弁傘部とシ
ートの接触部を損傷させるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すエンジンバルブ部
の縦断面図、第2図は電歪振動子の駆動系統の回路(ブ
ロック)図、第3図は第2図の駆動回路部の回路図、第
4図はエンジンバルブと電歪振動子の動作特性線図、第
5図はこの発明の第2実施例を示すエンジンバルブ上部
の縦断面図である。 1・・・エンジンバルブ、3・・・ステム部、3a・・
・軸端、14・・・リフタ、20・・・電歪振動子、2
1・・・給電用スイッチ、22・・・接点、23・・・
リードフレーム、24・・・リード線、25・・・リー
ド線、32・・・振動子駆動回路、33・・・高周波発
生回路、34・・・電源、35・・・駆動回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エンジンバルブの軸端に電歪振動子を取付け、前記
    電歪振動子駆動用の高周波電圧を発生する振動子駆動回
    路と、前記電歪振動子と前記振動子駆動回路との間に接
    続されリフタに連動して前記エンジンバルブの開弁時に
    閉路する給電用スイッチとを具備したことを特徴とする
    内燃機関の吸排気弁装置。
JP10986689A 1989-04-28 1989-04-28 内燃機関の給排気弁装置 Pending JPH02286809A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108746A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Mitsubishi Motors Corp エンジンの制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108746A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Mitsubishi Motors Corp エンジンの制御装置

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