JPH02283354A

JPH02283354A - 信号送信機およびこれを有する心拍数計

Info

Publication number: JPH02283354A
Application number: JP1103550A
Authority: JP
Inventors: Tadashi Fujii; 正藤井; Masahiro Onoda; 政弘小野田
Original assignee: Terumo Corp
Current assignee: Terumo Corp
Priority date: 1989-04-25
Filing date: 1989-04-25
Publication date: 1990-11-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、被検者の身体に装着して、運動時などの心拍
数を計測する心拍数計に関する。

「従来の技術」近年、成人病の増加に伴って、成人病検査、健康診断等
の成人病に対する、スクリーニング検査あるいは予防が
盛んになってきた。成人病を予防する十で、適量の運動
は特に重要な予防方法の１つである。ところが、実際に
は連動ｈ１を直接的に測定する適当な手段はなく、万棋
旧、カロｊｌ−メータ、および脈拍ｉ−１あるいは心拍
数計などによって間接的に連動量を知り、適量の連動を
行うための［１安としていた。

これらの中で、脈拍１；１あるいは心拍数１４１か生体
の基本リズムである脈拍あるいは心拍数を測）ｉｌする
ものであるため、連動処方の方が、としてより−競市な
ものとして使用されてきている。

従来、このような心拍ｅＨとして、体表の電位変化を検
出して心拍数を測定するものがいくつが提案されている
（たとえば、実開昭６２−２０２８０５号、特開昭８３
−４ｆ３１３５号等）。これらの心拍数１１−１は、体
表の測定部位における電位変化を検出するだめの電極部
を備えたに号送信部を被検者の胸部等に装着し、心拍に
対応する信号を電磁波等によるワイヤレス方式で腕時計
型の信号受信部へ送り、この信号受信部で心拍数に変換
して表示するものである。

ここで、前記信号送信部は繰り返し使用されるものであ
るため、使い捨てにされる電極取付部を別途用意して、
それを信号送信部に取り伺けたり（実開閉８２−２０２
８０５号）、信号送信部の装着面に粘着＋１のある導電
性ペーストを供給するための手段を設けたり（特開昭８
３−４９１３５号）して、信号送信部を被検者の胸部等
の測定部位に装着し、運動時にも電極部が被検者の測定
部位の体表に確実に接触するようにしている。

［発明が解決しようとする課題］このような従来の装置では、信号送信部と信号受信部と
がワイヤレス方式にて接続されているため、連動時にこ
れを装着しても、リード線などが運動の妨げになるよう
なことはない。しかしながら、それらには信号送信部を
繰り返して使用するために、使い捨てにされる電極取付
部や、信号送信部の装着面に粘着性のある導電性ペース
トを供給する手段を必要としている。したがって、これ
らの電極取付部や導電性ペースト供給手段のために、信
号送信部の厚さを充分に薄くすることができず、運動時
にこのような心拍数計を装着した場合には、安定性、無
拘束＋！１に問題点を残すものであった。また、電極数
（＝１部を用いる場合、この電極取付部と信号送イ１−
１部との接続を行わねればならず、その接続部において
接触不良が生じ易く、信頼性を低下させるなどの問題点
もあった。

本発明はこのような従来技術の問題点を解消し、運動時
においても、拘束感を伴うことなく安定に心拍数の測定
ができ、信頼性の高い心拍数計を得ることを「１的とす
る。

［課題を解決するための手段］本発明による信号一送信機およびそれを用いた心拍数計
は、信号送信機の底部より電極部が露出するように配置
して、その周辺に貼着部を配置するとともに、この電極
部、貼着部、信号処理部、送信部、およびこの信号処理
部ど送信部に電力を供給する電源部を一体に形成するこ
とを特徴としている。

［作　用コ本発明によれば、貼着部、電極部、信号処理部、送信部
、およびこの信号処理部と送信部に゛電力を供給する電
源部を−・体に形成する。これによって、信号送信機を
極めて薄型に形成できるようにし、連動時に装着しても
、拘束感を伴うことなく安定に心拍数が測定でき、さら
に接触不良等による信頼性の低Ｔ″が防止できる、信号
送信機およびそれを用いた心拍数３１を実現する。

［実施例］以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する
。第１図は本発明による信号送信機の一実施例の構成を
示す断面図、第２図はその皮膜を除いた状態の底面図で
ある。

本実施例では、１対の電極部１０が当該信号送信機１０
０の底部より露出するように配置されている。この信号
送信機１００の底部の前記電極部ｌＯが露出している部
分の周辺には当該信号送信機１００を測定部位に貼着す
るための粘着剤による粘着部１２か配属されている。こ
の貼着部１２および電極部１０の表面は、未使用時には
皮膜１３によって覆われている。

また、前記省電極部１０には送信モジュール２０がリー
ド部１４によって接続されている。この送信モジュール
２０は、第３図に示すように、信号処理部を構成する増
幅部２１およびＲ被検出部２２と、送信部２３、および
この増幅部２１、Ｒ被検出部２２、送信部２３に電力を
供給する電源部２４を含んでいる。

前記電源部２４は−・次電池もしくは二次′心地にて構
成され、送信モンユール２０は、例えば１個または複数
個のＩＣチップに集積されている。この送信モジュール
２０と前記１対の電極部１０とは、柔軟性を備えた部材
による構造材ＩＩによって一体不可分に形成され、貼着
部１２とともに信号送信機１００を構成している。

ここで、第４図はその装着方法を説明するだめの側面図
であり、第５図は本発明による心拍数に１の使用状態を
示す説明図である。この信号送信機１００は、使用時に
おいてます、第４図に示すように皮膜１３を剥がして貼
着部１２を露出させる。次いで、第５図に示すように、
この貼着部１２の粘着剤を利用して被検者の胸部等の測
定部位の体表に貼着される。

信号送信機１００より送信される心電図に関連した信号
は、腕時計型の信号受信機２００にて受信される。この
信号受信機２００は第６図に示すように、受信部２１０
、制御部２２０、表示部２３０およびそれら各部に電力
を供給する電源部２４０によって構成されている。ここ
で、本明細書内において、前記心電図に関連した信号と
は、心電図信号、またはこの心電図信号を増幅した信号
、もしくは、Ｒ波検出信号等の心電位の変化から名種電
気的な処理を施した信号をいう。

次に動作について説明する。まず、被検者は第４図に示
すように、皮膜１３を剥かして信号送信機１００の底部
に貼着部１２を露出させる。次いで、この貼着部１２の
粘着剤を利用して、第５図に示すように自身の胸部等の
測定部位にこの信号送信機１００を貼着する。このよう
にして信号送信機１００が貼着されると、その電極部１
０は被検者胸部の測定部位の体表に密着して体表の電位
変化を検出する。検出された電位変化は心電図信号とし
てり−ト部１４を介して電極部１０より送信モジュール
２０へ送られる。

送信モジュール２０では、まず入力された心電図信号を
増幅部２１にて所定のレベルまで増幅してＲ被検出部２
２へ送る。Ｒ被検出部２２は受は取った心電図信号中よ
りＲ波を検出し、Ｒ波検出信号を生成して送信部２３へ
送る。送信部２３は入力されたＲ波検出信号に同期して
、一定時間幅の電波による出力通信信号５０を信号受信
機２００へ送信する。これら各信号の面間関係を第７図
に示す。すなわち、第７図（ａ）は増幅部２１で増幅さ
れた心電図信号であり、同図（ｂ）はＲ波検出信号、同
図（Ｃ）は出力通信信号５０である。

出力通信信号５０は、被検者の腕に装着された腕時計型
の信号受信機２００で受信される。信号受信機２００で
は、受信した出力通信信号５０を受信部２１０にて復調
し、制御部２２０へ送る。この復調信号は第７図（ｄ）
に示すように、出力通信信号５０に対応した時間幅のパ
ルス列であり、制御部２２０はそのパルスを計数処理し
て心拍数に変換する。制御部２２０はさらに表示部２３
０を制御して、？、％）られた心拍数の表示を行う。

心拍数の１１４測か約手すると、信号送信機１００は被
検者の胸部等から剥がされて廃棄される。すなわぢ、本
実施例の心拍数Ａ１では、信号受信機２００は繰り返１
．使用されるが、信号送信機＋００は１回の測定毎に使
い捨てにされる。

第８図は本発明の他の実施例による信号送信機を示すブ
ロック図であり、第９図は第８図に示した信号送信機か
ら送信される出力通信信号５１を受信する信号受信機を
示すブロック図である。この第８図に示す信号送信機は
、送信モジュール２０がＲ波検出部を備えていない点で
第３図に示す信号送信機とは異なっている。また、第９
図に示す信号受信機２００は受信部２１０と制御部２２
０との間にＲ被検出部２５０を備え、電源部２１０がこ
のＲ被検出部２５０にも電力を供給している点で第６図
に示す信号受信機２００とは異なっている。

したかって、第８図に示す信号送信機の送信部２３から
出力される出力通信信号５１は、心電図に関連したイ菖
けどして、Ｒ波検出信号ではなく増幅された心電図信す
−がそのまま変調して送信される。

このような出力通信信＋３５１を受信部２１０て受信し
た第９図に示す信号受信機は、Ｒ被検出部２５０にて受
信した心電図信号よりＲ波の検出を省い、制御部２２０
にてこのＲ波検出信じより心拍数を旧放し、表示部２３
０に表示する。

このように構成することによって、使い捨てにされる信
号送信機１００の経済化をはかることができる。また、
信号受信機２００における処理方法を変えれば、心電５
１として使用することも可能となる。

なお、上記実施例では、信号送信機１００を使い捨てに
する場合について説明したが、貼着部１２の粘着剤を選
べば再利用することも可能である。その場合、電源部２
４に充電可能な二次電池を用いれば有効である。

［発明の効果］以上のように本発明によれば、貼着部、′ＩＦ極部、信
号処理部、送信部、および電極部を−・体に形成したの
で、信号−送信機を極めて薄型に形成できる。したがっ
て、匝動時に装着した場合でも拘東感を伴うことがなく
、安定に心拍数の測定を行うことができ、電極取伺部と
の接続部等の余分な接続点か排除されて、接触不良によ
る信頼性の低下もない心拍数ＡＩが得られる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による信号送信機の−・実施例を示す断
面図、第２図はその底面を覆う皮膜を除いた状態における底面
図、第３図は本発明による信号送信機の一実施例の構成を示
すプロ、り図、第４図はこの信５送信機の装着方法を説明するだめの側
面図、第５図は本発明の心拍数計の使用状態を示す説明図、第６図はその信号受信機の一実施例の構成を示すブロッ
ク図、第７図は各部の信壮の時間関係を示す波形図、第８図は
本発明による信号送イ＾機の他の実施例の構成を示すブ
ロック図、第９図は本発明の心拍教訓の信号受４８機の他の実施例
を示すブロック図である。主要部分の符号の説明・・・信号送信機・・・信号受信機・・・電極部・・・貼着部・・・送信モジュール・・・増幅部・・・Ｒ波検出部・・・送信部・・・電源部

Claims

【特許請求の範囲】１、測定部位の電位変化を検知して、心電図に関連した
信号を送信する信号送信機において、該信号送信機は、それを前記測定部位に貼着する貼着部と、前記測定部位に接触しうる少なくとも１対の電極部と、該電極部より取り込まれた前記測定部位の電位変化を電
気的に処理して、前記心電図に関連した信号を出力する
信号処理部と、該信号処理部から出力された前記心電図に関連した信号
を、外部の信号受信機に送信する送信部と、前記信号処理部と送信部に電力を供給する電源部を備え
、前記貼着部、電極部、信号処理部、送信部および電源部
が一体に設けられていることを特徴とする信号送信機。２、請求項１に記載の信号送信機において、該信号送信
機は、全体が柔軟性のある部材で被覆されていて、少なくとも
前記貼着部と電極部を露出していることを特徴とする信
号送信機。３、請求項１または２に記載の信号送信機において、該
信号送信機は、前記貼着部と電極部が使用時に剥離しうる皮膜によって
覆われていることを特徴とする信号送信機。４、測定部位の電位変化を検知して、心拍数の表示を行
う心拍数計において、該心拍数計は、それを前記測定部
位に貼着する貼着部と、前記測定部位に接触しうる少なくとも１対の電極部と、該電極部より取り込まれた前記測定部位の電位変化を電
気的に処理して、心電図に関連した信号を出力する信号
処理部と、該信号処理部から出力された前記心電図に関連した信号
を送信する送信部と、前記信号処理部と送信部に電力を供給する電源部を備え
、前記貼着部、電極部、信号処理部、送信部および電極部
が一体に設けられた信号送信機と、該信号送信機が送信
する前記心電図に関連した信号をワイヤレス方式で受信
し、該心電図に関連した信号を電気的に処理して心拍数
として出力する信号受信機とを備えたことを特徴とする
心拍数計。