JPH02282966A - Vtrのサーボシステム - Google Patents

Vtrのサーボシステム

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JPH02282966A
JPH02282966A JP1104897A JP10489789A JPH02282966A JP H02282966 A JPH02282966 A JP H02282966A JP 1104897 A JP1104897 A JP 1104897A JP 10489789 A JP10489789 A JP 10489789A JP H02282966 A JPH02282966 A JP H02282966A
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JP
Japan
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pulse
signal
drum
ctl
pls
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JP1104897A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kojima
俊明 児島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、VTRのサーボシステムに関する。
〔発明の概要〕
この発明は、VTRのサーボシステムにおいて、入力パ
ルスを所定機能に応じて処理し、この処理結果を蓄える
インテリジェンスメモリと、インテリジェンスメモリの
信号を処理するCPUとを備えることにより、ハードウ
ェアの簡単化を図り、る。
〔従来の技術〕
VTRには、ドラムサーボ、キャプスタンサーボ、トラ
ッキングサーボ、テンションサーボ等、種々のサーボ回
路が必要である。これらのサーボ回路は、基本的に、F
CパルスやPGパルスを検出して処理することにより行
われる。
この他に、VTRには、時、分、秒のカウント表示を行
ったり、巻取りリールや供給リールの回転速度を検出し
てテープ残量を求めたりする回路が設けられる。このよ
うにカウント表示を行ったり、巻取りリールや供給リー
ルの回転速度を検出したりする場合にも、FCパルスや
PCパルスの検出処理が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のVTRのサーボシステムでは、このようにFCパ
ルスやPCパルスの検出処理を行ウハル入処理回路が多
数設けられていた。このため、ハードウェアが大規模化
するという問題があった。
また、多数のパルス制御をCPUで行わなければならな
いので、CPUの負担が増大していた。
更に、個々のパルス処理回路をハードウェアで実現する
と、設計の自由度が低く、設計変更が容易ではない。
したがって、この発明の目的は、ハードウェア規模を縮
小できるとともに、CPUの負担を軽減でき、設計の自
由度を向上できるサーボシステムを提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、入力パルスを所定機能に応じて処理し、こ
の処理結果を蓄えるインテリジェンスメモリ2と、イン
テリジェンスメモリ2の信号を処理するCPUIとを備
えたことを特徴とするVTRのサーボシステムである。
〔作用〕
ユニバーサルパルスプロセッサ2は、パルスの入出力を
制御するプロセンサである。このユニバーサルパルスプ
ロセッサ2は、CPUI側からは、単なるメモリと見え
る。
ユニバーサルパルスプロセッサ2を用いルト、ファンク
ションテーブル(FT)に設定された機能に基づいて、
種々のパルス制御を自動的に行なえる。
このため、サーボシステムにユニバーサルパルスプロセ
ッサ2を用いると、多数のFCパルスやPGパルスの検
出処理が1つのユニバーサルパルスプロセッサ2で行え
、ハードウェア規模を縮小できる。
〔実施例〕
この発明の一実施例について、以下の順序で説明する。
a、サーボシステムの全体構成 り、ドラムサーボ bl、ドラムの構成 り2.  ドラムサーボの動作説明 C,キャプスタンサーボ d、CTL)ラッキングサーボ e、テンションサーボ el、テンションサーボの概要 e2.テンションサーボ処理の説明 f、ユニバーサルパルスプロセッサを用いり処理fl、
ユニバーサルパルスプロセッサの概要f2.ユニバーサ
ルパルスプロセッサコア部f3.A/Dコンバータ部 f4. ウオッチドックタイマ部 f5.コマンドの説明 f6.ユニバーサルパルスプロセッサを用いた処理の説
明 a、サーボシステムの全体構成 先ず、この発明が適用されたサーボシステムの全体構成
について説明する。
第1図は、この発明が適用されたサーボシステムの全体
構成を示すものである。
第1図において、lはシステム全体の制御を行うCPU
、2は種々のパルス信号の処理を行うユニバーサルパル
スプロセッサである。
CPU1とユニバーサルパルスプロセッサ2とは、アド
レスバス及びデータバスを介して接続される。また、C
PUIには、RAM3及びROM4と調整用のデータが
蓄えられる不揮発性RAM5とがアドレスバス及びデー
タバスを介して接続される。なお、アドレスバスには、
アドレスデコーダ6が設けられている。
CPUIの割り込み入力端子INTには、割り込^コン
トローラ7から割り込み信号が与えられる。CPLII
に割り込みコントローラ7から割り込み信号が与えられ
ると、CPUIが割り込み処理に入る。
8はサーボ制御に必要な種々の基準信号を形成する基準
信号発生器である。基準信号発生器8には、入力端子9
からビデオ信号の垂直同期信号INPUT Vが供給さ
れる。基準信号発生器8で、このビデオ信号の垂直同期
信号INPUT Vを基にして、基準垂直信号V RE
F 、ドラム回転基準信号DRREF、テンシゴン割り
込み信号TENS4ON INTが形成される。
10はCTLエンコーダ/デコーダである。記録時には
、CTLエンコーダ/デコーダで、記録CT L信号C
TL RECが形成される。この記録CTL信号CTL
 RECが出力端子11から出力される。
このCTL信号CTL RECがCTLヘッド(図示せ
ず)により、CTL )ラックに記録される。
再生時には、CTLヘッドにより再生された再生CTL
信号PB CTLが入力端子12からCTLエンコーダ
/デコーダ10に供給される。この再生CTL信号CT
L PBは、1フイールド当たり3回パルスが出力され
る信号である。CTLエンコーダ/デコーダlOで、こ
の再生CTL信号CTL PBから、再生CTLカラー
フレームパルスPB CF 及び再生CTLフレームパ
ルスPa CTL FRAMEが形成される。再生CT
LカラーフレームパルスPB CFは、4フイ一ルド周
期で変化する信号である。再生CTLフレームパルスP
B CTL FRAMEは、1フレ一ム周期で変化する
信号である。
また、CTLエンコーダ/デコーダ10で、基準垂直発
生器8からの基準垂直信号V REFを基にして、基準
カラーフレームパルスINPUT CFが形成される。
また、CTLエンコーダ/デコーダlOで、基準CTL
信号REF CTLが形成される。
13はドラム位相計測器である。このドラム位相計測器
13は、ドラムの回転制御を行う際に用いられる。ドラ
ム位相計測器13には、基準信号発生器8からドラム回
転基準信号DRREFが供給されるとともに、分周器2
6からドラム割り込み信号DI? rNTが供給される
。ドラム位相計測器13で、ドラム回転基準信号ORR
EFとドラム割り込み信号DRINTとの位相差が計測
される。
15はキャプスタン位相計測器である。このキャプスタ
ン位相計測器15は、高速でキャプスタン速度制御を行
う際に用いられる。キャプスタン位相計測器15には、
入力端子31及び32から、キャプスタンFCパルスC
AP FG A及びキャプスタンFCパルスCAP P
G Bが供給される。キャプスタン位相計測器15で、
このような2相のキャプスタンFCパルスCAP FG
 A及びCAP FG Bの位相差が計測される。
16はCTL位相計測器である。CTL位相計測器16
は、CTL)ラッキングサーボを行う際に用いられる。
CTL位相計測器16には、CTLエンコーダ/デコー
ダ10から基準CTL信号REF CTLが供給される
とともに、入力端+12から再生CTL信号PB CT
Lが供給される。CTL位相計測器16で、基準CTL
信号REF CTLと再生CTL信号PB CTLとの
位相差が計測される。
17はPWM出力回路である。PWM出力回路17から
、各モータの制御状態に応じてパルス幅が変化されたP
WM信号が出力される。このPWM信号が直流化回路1
8〜21を介され、出力端子22〜25から出力される
。出力端子22から、巻取りリールモータの制御信号T
RC0NTが出力される。出力端子23から、供給リー
ルモータの制御信号SRC0NTが出力される。出力端
子24から、キャプスタンモータの制御信号CP C0
NTが出力される。出力端子25から、ドラムモータの
制御信号DRC0NTが出力される。
これら基準信号発生器8、CTLエンコーダ/デコーダ
10、ドラム位相計測器13、キャプスタン位相計測器
15、CTL位相計測器16、PWM出力回路17は、
アドレスバス及びデータバスを介してCPUIと接続さ
れる。なお、アドレスバス中には、アドレスデコーダ6
が設けられている。
31〜38はFC発生器及びPG発生器から出力される
種々のパルス信号の入力端子である。
入力端子31には、キャプスタンモータの回転を検出す
るFC発生器からのA相のキャプスタンFGパルスCA
P PG A PLSが供給される。このキャプスタン
FGパルスCAP FG A PLSがユニバーサルパ
ルスプロセッサ2のパルス入力端子U、に供給されると
ともに、キャプスタン位相計測器16に供給される。
入力端子32には、キャプスタンモータの回転を検出す
るFC発生器からのB相のキャプスタンFGパルスCA
P FG B PLSが供給される。このキャフ゛スタ
ンFGパルスCAP FG B PLSがユニバーサル
パルスプロセッサ2のパルス入力端子U、に供給される
とともに、キャプスタン位相計測器16に供給される。
入力端子33には、巻取りリールの回転を検出するFC
発生器からのA相の巻取りリールFGパルスTRFG 
A PLSが供給される。この巻取りリールFGパルス
TRPG A PLSがユニバーサルパルスプロセッサ
2のパルス入力端子U1゜に供給される。
入力端子34には、巻取りリールの回転を検出するFG
発生器からのB相の巻取りリールFGパルスTRFG 
B PLSが供給される。この巻取りリールFCパルス
TRFG B PLSがユニバーサルパルスプロセッサ
2のパルス入力端子U11に供給される。
入力端子35には、供給リールの回転を検出するFC発
生器からのA相の供給リールFGパルスSRFG A 
PLSが供給される。この供給リールFGパルスSRP
G A PLSがユニバーサルパルスプロセッサ2のパ
ルス入力端子UImに供給される。
入力端子36には、供給リールの回転を検出するFC発
生器からのB相の巻取りリールFCパルスSRFG B
 PLSが供給される。この巻取りリールFCパルスS
RFG B PLSがユニバーサルパルスプロセッサ2
のパルス入力端子U13に供給される。
入力端子37には、ドラムの回転を検出するFG発生器
からのドラムFCパルスDRFG PLSが供給される
。このドラムFGパルスORPG PLSがユニバーサ
ルパルスプロセッサ2のパルス入力端子U14に供給さ
れるとともに、分周器26のクロック入力端子に供給さ
れる。
入力端子38には、ドラムの回転位相を検出するPG発
生器からのドラムPCパルスDRPG PLSが供給さ
れる。このドラムPGパルスDRPG PLSが分周器
26のリセット端子に供給されるとともに、ドラムPC
フラグとしてCPUIに供給される。
41〜46は動作状態を検出する種々の検出器である。
巻取りリール電流検出器41により、巻取りリールモー
タの電流が検出される。この検出出力がユニバーサルパ
ルスプロセッサ2のアナログ入力端子AH0に供給され
る。
供給リール電流検出器42により、供給リールモータの
電流が検出される。この検出出力がユニバーサルパルス
プロセッサ2のアナログ入力端子ANIに供給される。
テープトップ検出器43により、テープトップのマーカ
ーが検出される。テープエンド検出器44により、テー
プエンドのマーカーが検出される。
デユー検出器45により、結露が検出される。テープト
ップ検出器43、テープエンド検出器44、デユー検出
器45の検出出力がスイッチ回路47ヲ介してユニバー
サルパルスプロセッサ2のアナログ入力端子AHに供給
される。スイッチ回路47は、CPU2からのスイッチ
制御信号により切り換えられる。
なお、ユニバーサルパルスプロセッサ2のアナログ入力
端子にアナログ入力を行う場合には、入力信号を制限す
るリミッタが必要である。このように、複数の検出信号
をスイッチ回路47で切り換えて同一のアナログ入力端
子A N Zに供給するようにすると、リミッタが共用
でき、ハードウェアが簡単化できる。
テンション検出器46により、テンションアームの角度
が検出される。この検出出力がユニバーサルパルスプロ
セッサ2のアナログ入力a子ANzに供給される。
なお、ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス出力端
子U6から導出される出力端子48からは、供給リール
方向信号TRDIRが得られる。
b、ドラムサーボ この発明の一実施例では、ドラムの回転を検出するFG
発生器として、プリンI−FG発生器が用いられる。こ
のプリントFC発生器は、FCパターンをプリント基板
上に形成しておき、このFCパターンが形成されたプリ
ント基板をドラムに配設するようにしたものである。プ
リントFG発生器の特徴は、非常に高い精度でドラムF
Cパルスが得られることにある。プリントFC発生器を
用いた場合、このように高い精度でFCパルスが発生で
きるので、ドラムサーボ処理回路の構成の簡単化がはか
れる。
bl、  ドラムの構成 プリントド0発生器について説明する。
第2図A及び第2図Bは、この発明の一実施例において
用いられるドラムの構成を示す断面図である。第2図A
及び第2図Bにおいて、51は下ドラムであり、下ドラ
ム51は固定部52に固定される。
固定部52と軸55との間、及び下ドラム51の中心部
と軸55との間に、軸受53及び軸受54がそれぞれ介
装される。これにより、軸55が下ドラム51の中心部
に回転自在に配置される。
下ドラム51には、ホルダー55を介して鉄心56が固
着される。この鉄心56には、モータを構成するコイル
57が巻回される。
また、この下ドラム5I内には、プリント基板58が配
設される。このプリント基板5B上には、第2図Bに示
すように、FCパターン59及びPGパターン60が形
成される。
61はフランジである。フランジ61は軸55と固着さ
れる。フランジ61にホルダー62が固着される。ホル
ダー62には、メインマグネット63が固着されるとと
もに、サブマグネット64が固着される。
メインマグネット63は、コイル57が巻回された鉄心
56と対向される。このメインマグネット63と、鉄心
56に巻回されたコイル57とにより、モータが構成さ
れる。
サブマグネット64は、FCパターン59及びPCパタ
ーン60が形成されるプリント基板58に対向して配置
される。このサブマグネット64と、FGパターン59
及びPGパターン60が形成されているプリント基板5
8とにより、プリントFC及びPG発生器が構成される
プリント基板58上に形成されているFCパターン59
は、第3図に示すように、円周上に等間隔に配設したク
シ歯上の一筆書きパターンである。
このFCパターン59の両端から端子65及び66が導
出される。一方の端子66が基準電位点に接続され、他
方の端子65がアンプ67の入力端に接続される。アン
プ67からFG倍信号出力される。
すなわち、FGパターン59及びPGパターン60が形
成されているプリント基板58は、下ドラム51に固定
されている。これに対して、フランジ6Iにホルダー6
2を介して固着されているサブマグネット64は、プリ
ント基板58上を回転する。サブマグネット64が回転
すると、サブマグネット64の回転に伴って、FGパタ
ーン59から起電力が発生する。この起電力がアンプ6
7を介して取り出される。このアンプ67からの信号が
FG倍信号され、このFC信号を整形してドラムFGパ
ルスDRFG PLSが得られる。
このようなプリントFC発生器では、FG倍信号起電力
により生じるため、FG信号中に直流成分が生じない。
このため、直流オフセット補傷を行う必要がな(、その
分、ハードウェアを簡単化できる。
また、所定位相の位置に対応して、プリント基板58上
にPGパターン60が形成される。このPCパターン6
0は、2重のコイルパターンである。サブマグネット6
4が回転すると、所定位相毎に、PCパターン60がら
起電力が発生する。
この起電力がPC信号とされる。このPG倍信号らドラ
ムPCパルスDRPG PLSが得られる。
プリント基板58上には、非常に高い精度でパターンを
形成することが可能である。したがって、このようにプ
リント基板58上にFGパターン59を形成してFG発
生器を構成した場合、ドラムの回転周波数が非常に高い
精度で検出できる。そして、FGパターン59とPGパ
ターン6oとが同一のプリント基Fi、58上に形成さ
れるので、FGパターン59とPGパターン60との位
相関係を高い精度で管理できる。このため、FCパルス
とPGパルスとの位相補償を行う必要がない。
b2.  ドラムサーボの動作説明 この発明の一実施例では、このようなプリントFC発生
器及びプリンI−PC発生器を用いて、以下のようにし
てドラムの回転制御がなされる。
ドラムの回転に伴って、第4図Aに示すように、ドラム
FC信号が得られる。このドラムFC信号が整形され、
第4図Bに示すようなドラムFGパルスDRPG PL
S得られる。このドラムFCパルスDRFG PLSは
、第1図におけるに入力端子37から分周器26のクロ
ック入力端子に供給される。
FC発生器としてプリン)FG発生器を用いているので
、このドラムFCパルスDRFG PLSは、高い精度
でドラムの回転周波数情報を示している。
一方、ドラムの回転位相に伴って、第4図Cに示すよう
なドラムPG信号が得られる。このドラムPG信号を整
形して、第4図りに示すようなドラムPCパルスDRP
G PLSが得られる。このドラムPCパルスORPG
 PLSが第1図における分周器26のリセット端子に
供給されるとともに、ドラムPCフラグとしてCPU 
1に供給される。
FCパターン59とPCパターン60とは同一の基板上
に形成されているので、ドラムPGパル7、DI? P
G PLSとドラムFGパルスDRFGPLsとは、位
相関係が正しく設定されている。
この発明の一実施例におけるドラムサーボ回路の特徴は
、ドラムの速度ループを形成するための速度計測とドラ
ムの位相ループを形成するための位相計測とを1つのハ
ードウェアで実現できる点にある。これは、プリントF
C発生器を用いることにより、高い精度でドラムの回転
周波数情報を得ることができることにより可能となる。
すなわち、分周器26で、第4図已に示すように、ドラ
ムFGパルスDRPG PLSが8分周される。
ドラムFGパルスDRPG PLSはドラム1回転で例
えば48波出力されるので、分周器26がらは、ドラム
1回転で5波、8分周信号が得られることになる。
ドラムPCパルスDRPG PLSにより、分周器26
がリセットされる。これとともに、CPUIで第4図F
に示すように、分周器26がらの8分周信号がカウント
付される。すなわち、CPUIにドラムPCフラグが供
給されると、8分周信号のカウント付けが「0」に初期
設定される。そして、後述するように、分周器26から
の8分周信号が立ち下がる毎に、割り込みコントローラ
7にドラム割り込み信号DRINTが供給され、CPU
 1が割り込み処理に入る。この度に、8分周信号がカ
ウント付けされていく。
すなわち、分周器26の出力がドラム位相計測器13に
供給される。ドラム位相計測器13には、第4図Gに示
すように、基準信号発生器8からドラム回転基準信号D
RREFが供給される。ドラム位相計測器13で、基準
信号DRREFの例えば立ち下がりと、分周器26から
出力される8分周信号の立ち下がりとの位相差データが
求められる。
分周器26からの8分周信号(第4図E)の立ち下がり
で、割り込みコントローラ7にドラム割り込み信号DR
INTが供給される。これにより、CPUIは割り込み
処理に入り、ドラム位相計測器13で計測された基準信
号DRREFと分周器26の出力との位相差データP。
、 P r 、P z・・・P、を順次取り込む。これ
とともに、第4図Fに示すように、分周器26から出力
される8分周信号を「0」〜「5」までカウントし、8
分周信号にカウント付けを行っていく。
ドラムFCパルスDRFG PLSのひとつ1つは、正
確にドラムの回転周波数情報を検出しているので、速度
データは、連続する位相差データP、、Pl、Pz・・
・P、の差分がら求めらる。つまり、前回の位相差デー
タと今回の位相差データとの差分、すなわち位相差デー
タP0と位相差データP1との差分(PI −PO)、
位相差データP、と位相差データP2との差分(Pl 
−P、 )、位相差データP1と位相差データP、との
差分(P。
P、)、位相差データP、と位相差データP4との差分
(P、−P、L位相差データP4と位相差データP、と
の差分(P、−P、)により、回転速度得られる。この
回転速度データからドラムの回転#御の速度ループが形
成される。
CPUIは、8分周信号をカウント付けしてぃるので、
現在入力されている8分周信号のドラムPCパルスDR
PG PLSからの位相を知っている。
このため、位相差データP0〜P、のうちの任意のもの
から、位相データが検出できる。この位相データからド
ラムの回転制御の位相ループが形成される。
C,キャプスタンサーボ 次に高速時のキャプスタン速度サーボについて説明する
第1図において、入力端子31及び32に、2相のキャ
プスタンFGパルスCP PG A PLS及びキャプ
スタンFGパルスCP PG B PLSが供給される
この2相のキャプスタンFCパルスCP FG A P
LSとキャプスタンFCパルスCP FG B PLS
との位相差がキャプスタン位相計測器15で計測される
すなわち、キャプスタン位相計測器15で2相のキャプ
スタンFGパルスCP PG A PLSとキャプスタ
ンFCパルスCP FG B PLSとの位相差が計測
される時点で、キャプスタン位相計測器15から割す込
みコントローラ7にキャプスタン割り込み信号CP I
NTが供給される。このキャプスタン割り込み信号CP
 INTがCPUIに供給されると、CPU1が割り込
み処理に入り、キャプスタン位相計測器15で計測され
た2相のキャプスタンFGパルスCP PG A PL
SとキャプスタンFCパルスCP PG B PLSと
の位相差データがCPUIに取り込まれる。この位相差
データにより、キャプスタンの速度ループが形成される
なお、低速時のキャプスタン速度サーボは、後に詳述す
るように、ユニバーサルパルスプロセッサ2を用いて行
われる。
d、CTL)ラフキングサーボ 次に、CTL)ラッキグサーボについて説明する。
第1図において、入力端子12に、CTLヘッドにより
再生された再生CTL信号Pa CTLが供給される。
この再生CTL信号PB CTLがCTL位相計測器1
6に供給される。一方、CTLエンコーダ/デコーダ1
0からCTL位相計測器16に基準CTL信号REF 
CTLが供給される。CTL位相計測器16で、再生C
TL信号PB CTLと基準CTL信号REP CTL
との位相差が検出される。この位相差データがCPU1
に供給される。この位相差データに基づいて、トラッキ
ング制御がなされる。
e、テンションサーボ 次に、テンションサーボについて説明する。
el、テンションサーボの概要 この発明の一実施例においては、テンションサーボを電
圧ドライブの直流モータで行っている。
電流ドライブでは、トルクドライブとなり、外乱の影響
を受は易いからである。特にポータプル型のVTRにお
いては、振動やローリングが絶えず加わり、電流ドライ
ブでは十分な制御を行えない。
電圧ドライブにすることで、速度ドライブとなり、振動
やローリングに強(なる。ところが、電圧ドライブにし
た場合には、予め所望のトルクをモータに与えておくよ
うな制御ができないため、検出系の応答性の向上と検出
精度の向上をはかる必要がある。
第5図はこの発明の一実施例におけるテンションサーボ
機構の説明図である。第5図において、供給リール71
は、供給リールモータ72により駆動される。供給リー
ル71から引き出された磁気テープ73がローラガイド
82で支持され、例えばセラミック性のボスト74で支
持される。セラミック性のボスト74は、テンションサ
ーボのアーム75の一端に植立される。
セラミック性のボスト74は、例えば比重が2であり、
従来のテンションサーボのボストに用いられていた例え
ばクロム性のもの(例えば比重が8)に比べて、非常に
軽量である。アーム75は、例えばアルミニウム製であ
る。
アーム75は、回動軸76を中心に回動自在に支持され
ており、アーム75は、スプリング79により、一方に
付勢されている0回動軸76には角度センサー78が取
付けられる。
テープテンションが強くなると、アーム75が矢印A方
向に回動される。テープテンションが弱くなると、アー
ム75が矢印B方向に回動される。
このアーム75の回動角度が角度センサー78で検出さ
れる。この角度センサー78の出力からテープテンショ
ンが検出される。なお、この角度センサー78が第1図
におけるテンション検出器46と対応している。
角度センサー78の出力がテンション検出信号としてユ
ニバーサルパルスプロセッサ2のアナログ入力端子A0
に供給される。ユニバーサルパルスプロセッサ2には、
後に詳述するように、A/Dコンバータ222部が内蔵
されている。角度センサー78の出力がこのA/Dコン
バータ部222でディジタル化され、CPUIに供給さ
れる。
CPUIで、角度センサー78の出力から検出されるテ
ンションと目標テンションとが比較される。この比較出
力に基づいて、PWM出力回路17から供給リールモー
タの制御信号SRC0NTが出力される。
なお、後に詳述するように、角度センサー78の出力か
ら検出されるテンションデータは、テンション割り込み
信号TENSION INTにより、所定の周期毎にC
PUIに取り込まれる。そして、比例制御とともに、微
分制御、積分制御を行って、制御信号SRC0NTを決
定している。
PWM出力回路17からの供給リールモータの制御信号
SRC0NTが直流化回路19を介してモータドライバ
110に供給される。モータドライバ110の出力が供
給リールモータ72に供給される。
モータドライバ110には、その出力を反転入力端子に
帰還するマイナーループ111が設けられ、ローインピ
ーダンスとされる。このため、モータドライバ110は
、電圧ドライブ型となる。
モータドライバ110により、供給リールモータ72が
電圧ドライブされ、ffIIm信号SRC0NTに応じ
た速度に供給リールモータ72の回転速度が制御される
このように、この発明の一実施例では、供給リールモー
タ72が電圧ドライブされる。これにより、供給リール
モータ72による速度粘性で回転がホールドされる。こ
のため、振動やローリングに強くなる。
ところで、このようにモータを電圧ドライブした場合に
は、予め所望のトルクをモータに与えておくような制御
ができないため、検出系の応答性の向上と検出精度の向
上をはかる必要がある。
この発明の一実施例では、セラミック製のボスト74が
用いられるともに、アルミニウム製のアーム75が用い
られ、テープテンシゴン検出機構の軽量化が図られてい
る。このように、テープテンシゴン検出機構の軽量化を
図ったことにより、検出の応答性が向上されるとともに
、アーム75の他端75Bにカウンタウェイトを設ける
必要がなくなるので、イナーシャによる応答性の遅れや
検出誤差が生じない。
そして、アーム75は、第6図に示すように、VTR8
0のパネル面80Aに対して略垂直(側面80Bに対し
て略平行)とされている。
つまり、第6図は、この発明が適用されたVTRの平面
図であり、この実施例では、大型のテープカセット81
Aと小型のテープカセット81Bとの両者が使用可能と
されている。
第6図において、大型のテープカセット81A又は小型
のテープカセッ)81Bの供給リール71A又は71B
から引き出されたテープ73は、ローラガイド82、ボ
スト74、ローラガイド83、ローラガイド84、フィ
ックストガイド85、入口側ガイド86で支持され、ド
ラム87に巻付けられ、出口側ガイド88、フィックス
トガイド89、フィックストガイド90で支持され、キ
ャプスタン91及びピンチローラ92の間を介され、フ
ィックストガイド93、ローラガイド94、ローラガイ
ド95、ローラガイド96で支持され、巻取リリール9
7A又は97Bに送られる。
101はマスターイレーズヘッド、43はテープトップ
検出器、104はCTLヘフド、105はイレーズヘッ
ド、44はテープエンド検出器である。
第6図に示すように、テープテンションを検出するアー
ム75は、パネル面81Aに対して略垂直とされている
。このような方向にアーム75を配設すると、アーム7
5が重力の影響を受けにくくなる。
すなわち、このVTR80は、第7図Aに示すように、
そのパネル面80Aを地面に対して垂直にして使用され
るか、第7図Bに示すように、パネル面80Aを上に向
けて使用される。
第7図Aに示すように、そのパネル面80Aを地面に対
して垂直にしてVTR80を使用している時には、アー
ム75の揺動方向と重力の方向Gとが直交するので、ア
ーム75の動きに対して重力が影響を与えることはない
また、第7図Bに示すように、パネル面80Aを上に向
けて使用する場合には、アーム75の方向が重力の方向
Gと略平行になるので、重力による誤差が生じない。
また、第6図に示したように、この一実施例では、ボス
ト74へのチー1フ30巻付は角度θが例えば150度
とされ、従来のVTRでのボストへのテープの巻付は角
度(50〜90度)に比べて大きくとっである。このた
め、アーム75のコンプライアンスを大きくとれる。電
圧ドライブの場合、僅かな速度リップルが大きなテンシ
ョン変動になることがあるので、コンプライアンスを大
きくとる必要があるからである。
このように、この発明の一実施例では、ボスト74をセ
ラミック製とし、アーム75をアルミニウム製とするこ
とより軽量化を図り、アーム75の他端75Bにカウン
タウェイトを設けないようにしている。これにより、テ
ンシラン検出系の応答性が速められ、検出誤差を小さく
できる。そして、アーム75がVTR80のパネル面8
0Aに対して略垂直とされている。これにより、検出誤
差を小さくできる。更に、ボスト74へのチー1フ30
巻付は角度θを大きくとることにより、コンプライアン
スを大きくとれる。
なお、第6図に示すように、この実施例では、テープ7
30バツクコート面がボスト74に当接している。バッ
クコート面は、磁性面に比べて摩擦を小さくできる。こ
のことも、テンシジン検出精度の向上に寄与している。
e2、テンシコンサーボ処理の説明 この発明の一実施例におけるテンションサーボ処理につ
いて説明する。
従来のテンションサーボ回路では、第8図Aに示すよう
に、検出されたテンションと目標テンションI) **
*とを比較し、この比較出力に応じて、所定のゲインで
供給リールモータ72を制御する比例制御だけが行われ
ていた。ところが、このような比例制御だけでは、テー
プ73とテンションアーム75或いはテープ73と供給
リール71との間で共振を起こすことがあり、ゲインを
高く設定できない。
これに対して、この発明の一実施例では、比例制御ばか
りでなく、第8図Bに示すように誤差の微分値に基づい
て供給リールモータ72を制御する微分制御と、第8図
Cに示す誤差の積分値に基づいて供給リールモータ72
をHaする積分制御とを行うようにしている。微分制御
を行うことによりダンパーが構成され、検出系の急激な
変動を受けて供給モータ72が回転してしまうことが防
止できる。
この発明の一実施例におけるテンションサーボ処理につ
いて詳述する。
第1図において、基準信号発生器8からは、第9図に示
すように、所定周期T、毎にテンシゴン割り込み信号T
ENSION rNTが発生される。なお、このデフ2
1フ割り込み信号TENSION INTの周波数は、
例えば48〇七に設定される。このテンシゴン割り込み
信号子BNS4ON INTが割り込みコントローラ7
を介してCPUIに供給される。CPU1にテンシラン
割り込み信号TENSION INTが供給されると、
CPUIが割り込み処理に入り、第1O図にフローチャ
ートで示すような処理がなされ、供給リールモータ72
に対する駆動電圧が決定される。
すなわち、CPU1が割り込み処理に入ると、第5図に
おいてユニバーサルパルスプロセッサ2のアナログ入力
端子As+からユニバーサルパルスプロセッサ2のA/
Dコンバータ部222に供給されてディジタル化された
アーム75の角度データd7がCPUIに取り込まれ、
この角度データd、がDlとおかれる(ステップ5TP
I)。
前回の処理で得られた角度データd1−1がDoとおか
れる(ステップ5TP2)。
ステップSTP 1で取り込まれたデータD、と基準デ
ータD□、とが比較され、これにより、比例制御誤差デ
ータが求められる。すなわち、データDIと、基準デー
タ00Fと、ゲインG、とから、比例制御誤差データE
、が、 EP −(DI  DIEF ) XGPとして求めら
れる(ステップ5TP3)。
所定周期T、毎にテンシラン割り込み信号TENSIO
N INTが発生され、所定周期Ts毎に角度データが
得られるので、連続する角度データd3−1と角度デー
タd、との差分から、微分制御誤差データが得られる。
すなわち、データD+ と、データD0と、ゲインGD
とから、微分制御誤差データEoが Eカ” (DI   Do )XGD として求められる(ステップ5TP4)加算定数をαと
すると、積分制御誤差データは前回の積分制御誤差デー
タに加算定数αを累積していくことにより求められる。
すなわち、データD、が基準データD KEYを越えて
いるかどうかが判断される(ステップ5TP5)。
データD、が基準データD□lを越えていれば、前回の
積分制御誤差データE、。に加算定数αを加算すること
で、今回の積分制?ll誤差データE+が求められる(
ステップ5TP6)。
データD1が基準データD□rを越えていなければ、前
回の積分制御誤差データEIOから加算定数αを減算す
ることで、今回の積分制御誤差データE1が求められる
(ステップ5TP7)。
ステップ5TP3で求められた比例制御誤差データEP
と、ステップ5TP4で求められた微分制御誤差データ
E、と、ステップ5TP6又はステップ5TP7で求め
られた積分制御データE1が加算され、制御電圧Eが E = EF + Ell + E lとして求められ
る。(ステップ5TP8)。
求められた制it圧Eで供給リールモータ72が駆動さ
れる(ステップ5TP9)。
【、ユニバーサルパルスプロセッサを用いた処理この発
明の一実施例では、ユニバーサルパルスプロセッサ2が
配設されている。ユニバーサルパルスプロセッサ2によ
り、種々のパルス信号の処理が行え、ハードウェアが簡
単化される。
すなわち、低速時のCTL位相制御を行うためには、基
準カラーフレームパルスINPUT CFと再生CTL
カラーフレームパルスPRCFとの位相差を検出する必
要がある。このためには、基準カラーフレームパルスI
NPUT CFと再生CTLカラーフレームパルスPB
 CFとの位相差をカウントするカウンタが必要である
時、分、秒、フレーム数の表示を行わせるためには、再
生CTLフレームパルスPB CTL PRAMHのア
ップ/ダウンカウンタが必要である。
ヘッドの切り換えタイミングを決定するためには、ドラ
ムFCパルスORFG PLSをカウントするカウンタ
が必要である。
巻取りリールの回転速度を検出するためには、2相の巻
取りリールFGパルスTRPG A PLSと巻取りリ
ールFGパルス丁RPG B PLSとの位相差を検出
するカウンタが必要である。
供給リールの回転速度を検出するためには、2相の供給
リールFCパルスSRFG A PLSと供給リールF
CパルスSRPG B PLSとの位相差を検出するカ
ウンタが必要である。
低速時にキャプスタンの速度サーボを行うためには、2
相のキャプスタンFGパルスCAP PG A PLS
とキャプスタンFGパルスCAP PG B PLSと
の位相差を検出するカウンタが必要である。
これらのカウンタをハードウェア上に展開すると、ハー
ドウェア規模が非常に大きくなる。バルスプロセッサ2
を用いることにより、上述のような処理を行う際に複数
のカウンタが必要なくなり、ハードウェアの小型化が図
れる。
fl、ユニバーサルパルスプロセッサの概要ユニバーサ
ルパルスプロセッサ2は、パルスの入出力を制御する汎
用プロセッサである。これは、CPUI側からは、単な
るメモリに見える。したがって、このようなデバイスは
、インテリジェンスメモリと呼べる。
第11図は、ユニバーサルパルスプロセッサ2の内部構
成を示すものである。
このユニバーサルパルスプロセッサ2は、ユニバーサル
パルスプロセッサコア(UPC)部221と、A/Dコ
ンバータ部222と、ウオッチドックタイマ(WDT)
部223とから構成される。
また、汎用のRAM215及びクロック発生器212が
設けられている。外部に導出される端子U。〜U、及び
U、〜UIsからのパルス信号は、ポーl−225及び
226を介して入出力される。アナログ入力端子A8゜
〜AH1からのアナログ信号は、ボート224を介して
人力される。ユニバーサルパルスプロセッサ2とCPU
Iとは、インターフェースコントローラ213を介して
データがやりとりされる。
ユニバーサルパルスプロセッサコア(UPC)部221
は、16ビツトのALU232を内蔵したプログラマブ
ルなパルス入出カモジュールで、カウンタ、シック、コ
ンベアレジスタ又はキャッチャレジスタとなる16ビツ
ト×24本の汎用レジスタ233と、16本のパルス入
出力端子を持ち、応用機器に適合した効率的なパルス制
御システムが実現可能である。また、15種類のコマン
ドを組合せることにより、複雑なパルス制御を自動的に
行わせることができるため、CPUの負担を大幅に軽減
できる。
f2.ユニバーサルパルスプロセッサコア部第12図は
、ユニバーサルパルスプロセッサコア(UPC)部22
1の構成を示すものである。
ユニバーサルパルスプロセッサコア(UPC)部221
は、ファンクションテーブル(FT)231と、ALU
232と、16ビツトの24本のUPPデータレジスタ
(UDR)233とからなる。ファンクションテーブル
(FT)231には、最大16のファンクシジンがプロ
グラム可能である。パルスl10234は、UPPI1
0レジスタ237と、エツジディテクタ238と、ステ
ータスディテクタ239とから構成される。
240は割り込みコントローラである0割り込みコント
ローラ240には、インターラブドステータスレジスタ
243が設けられる。
ファンクシテンテーブル(FT)231に記憶されたフ
ァンクションが順番に読み出され、UPPコントロール
部241でファンクシジンコマンドが解読される。この
ファンクションがALU232、UPPデータレジスタ
(UDR)233及びパルスT10234を制御して、
エグゼキューションユニット242で実行される。
ファンクションテーブル(FT)231へのファンクシ
ョンの設定は、事前にデータバス経由で行われる。実行
は、1ステツプづつ順番に行われるため、パルス入出力
の分解能はファンクシラン設定数に依存する0例えば、
16MHz水晶振動子を接続した4MHz動作時に、1
6フアンクシヨンを設定した場合の分解能は5μsとな
る。UPPデータレジスタ(UDR)233は、動作中
もリード/ライト可能である。
f3.A/Dコンバータ部 第11図において、A/Dコンバータ部222は、10
ビツトの逐次比較型A/Dコンバータである。入力チャ
ンネル数は10で、最大4チヤンネルまでスキャン選択
が行なえる。
f4. ウオッチドックタイマ部 第11図において、ウオッチドックタイマ部223は、
IOビットのプリスケーラと8ビツトのカウンタと、ウ
オッチドックタイマレジスタとから構成される。プリス
ケーラは、2MHzの内部りロックをカウントし、キャ
リーを8ビツトカウンタに出力する。プリスケーラの分
周比は、設定値により0.128〜13m5までの7段
階が設定できる。
通常はカウンタがオーバーフローしないよう、データバ
ス経由で定期的にカウンタがリセットされる。万一カウ
ンタがオーバーフローすると、オーバーフロー信号器が
ウオッチドックタイマ−のオーバーフロー出力端子から
出力される。これにより、システムのオーバーフローが
監視できる。
f5. コマンドの説明 このユニバーサルパルスプロセッサ2では、15種類の
専用コマンドが設定できる。これらのコマンドについて
説明する。
コマンドFR3,INS、UDSSGTSは、カウンタ
/タイマとパルス入力機能のコマンドである。
FR3:フリーランカウントし、指定された信号の立ち
上がり又は立ち下がりでキャプチャーする。
lNSrカウンタは、指定された信号の立ち上がり又は
立ち下がりでキャプチャーと同時にリセットされる(パ
ルスの周期測定)。
UDSrカウンタは、カウント方向指定信号によりアッ
プカウント及びダウンカウントし、指定された信号の立
ち上がり又は立ち下がりでキャプチャーされる。
GTS:カウンタのクロックは、指定された信号でゲー
トされ、カウンタはゲート信号の立ち上がりエツジまた
は立ち下がりエツジでキャプチャーされる。
コマンドFRC,lNC5PWC,O3Cは、カウンタ
/タイマとパルス出力機能のコマンドである。
FRC:フリーランカウントし、コンベアレジスタとの
比較結果を出力する。
lNCsカウンタがコンベアレジスタと一致すると、パ
ルスを出力し、カウンタはリセットされる(周期パルス
出力)。
PWC:カウントしながら、コンベアレジスタとの比較
結果を出力する。カウンタは指定された信号の指定され
たエツジでリセットされる。
OSC:指定された信号の指定されたエツジでカウンタ
が起動し、コンベアレジスタと一致するまでワンショッ
トのパルスを出力する。
コマンドFFC,TPC,GTC,,CTOは、特殊カ
ウンタ/タイマ機能のコマンドである。
FFC:デユーティ50%のパルスを出力する。
TPC:2相のパルス信号の位相関係によりアップカウ
ント及びダウンカウントする。
GTCnカウンタのクロックは、指定された信号でゲー
トされ、コンベアレジスタとの比較結果を出力する。カ
ウンタはゲート信号の指定されたエツジでリセットされ
る(パルス幅の大小比較)。
CTO二I−リガー信号とイネーブル信号の論理積でカ
ウンタを起動し、コンベアレジスタと一致するまでワン
ショットのパルスを出力する。
コマンドS IT、SOT、SPOは、シフタとパルス
入出力機能のコマンドである。
SIT:入力信号をシフト入力し、指定された信号の指
定されたエツジでラッチされる。
SOT:リロードされたデータを、シフトまたはローテ
ートしながら出力する。
SPO:リロードされたデータを、シフトまたはローテ
ートしながらパラレル出力する。
f6.ユニバーサルパルスプロセラサラ用いり処理の説
明 第1図に示したように、ユニバーサルパルスプロセッサ
2のパルス入力端子U2にはCTLエンコーダ/デコー
ダlOからの基準カラーフレームパルスINPUT C
Pが供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子U4
にはCTLエンコーダ/デコーダ10からの再生CTL
カラーフレームパルスPB CF h<供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子U、
にはCTLエンコーダ/デコーダ10からの再生CTL
フレームパルスPB CTL FRAMEが供給される
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子U、
には入力端子31からキャプスタンFGパルスCP F
G A PLSが供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子U、
には入力端子32からキャブスクンFCパルスCP F
G B PLSが供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子U1
゜には入力端子33から巻取リリールFCパルスTRF
G A PLSが供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子U、
には入力端子34から巻取りリールFCパルスTRFG
 B PLSが供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子UI
!には入力端子35から供給リールFGパルスSRFG
 A PLSが供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子tL
xには入力端子36から供給リールFGパルスSRPG
 B PLSが供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子UI
4には入力端子37からドラムFGパルスDRFG P
LSが供給される。
ユニバーサルパルスプロセッサ2のパルス入力端子UI
5には入力端子12から再生CTL信号PBCTLが供
給される。
この発明の一実施例では、ファンクションテーブル(F
T)231に、以下のようなファンクション(FNR1
−FNR12)が設定される。
・FNR1 コマンドFR3を用いて、データレジスタUDR1をカ
ウント動作させ、巻取りリールFGパルスTRPG A
 PLSの両エツジでキャプチャーし、データレジスタ
UDR1の値をデータレジスタUDR4に取り込む。
このステップは、巻取りリールの方向を検出するために
、レジスタをセットするためのステップである。
・FNR2 コマンドTPCを用いて、2相のキャプスタンFGパル
スCAP PG A PLSとキャプスタンFCパルス
CAP FG B PLSとの位相関係により、データ
レジスタUDROをアップカウント又はダウンカウント
させる。
このステップにより、2相のキャプスタンFCパルスC
AP PG A PLSとキャプスタンFGパルスCA
P FG B PLSとの位相差が検出される。これは
、低速時のキャプスタンの速度ループを形成するのに用
いられる。
・FNR3 コマンドTPOを用いて、2相の巻取りリールFGパル
スTRFG A PLSと巻取りリールFGパルスTR
PG B PLSとの位相関係により、データレジスタ
UDR1をアップカウント又はダウンカウントさせる。
このステップにより、2相の巻取リリールFGパルスT
RPG A PLSと巻取りリールFCパルスTRFG
 B PLSとの位相差が検出される。これは、巻取り
リールの速度を検出するのに用いられる。
・FNR4 コマンドTPOを用いて、2相の供給リールFGパルス
SRFG A PLSと供給リールFCパルス5RFG
 B PLSとの位相関係により、データレジスタUD
R2をアップカウント又はダウンカウントさせる。
このステップにより、2相の供給リールFCパルスSR
FG A PLSと供給リールFGパルスSRPGB 
PLSとの位相差が検出される。これは、供給リールの
速度を検出するのに用いられる。
・FNR5 コマンドFRCを用いて、データレジスタUDR1をコ
ンベアレジスタとし、データレジスタUDR4の値とデ
ータレジスタUDRLとを比較し、その比較結果を出力
する。
FNRIで、データレジスタUDR1はフリーランカウ
ンタ動作され、データレジスタUDR4には巻取りリー
ルFGパルスTRPG A PLSの両エツジでキャプ
チャーされたデータレジスタUDR1の値が取り込まれ
ているので、データレジスタUDR4の値とデータレジ
スタUDR1との比較結果を出力することにより、巻取
リリールの回転方向が検出できる。
・ FNR6 コマンドFR3を用いて、データレジスタUDR6をカ
ウント動作させ、キャプスタンFGパルスCA PG 
A PLSの立ち下がりエツジでキャプチャーし、デー
タレジスタUDR6の値をデータレジスタUDR7に取
り込む。
このステップにより、キャプスタンの回転周期が検出さ
れる。
・FNR7 コマンドFR3を用いて、ドラムFGパルスDRFG 
PLSをデータレジスタUDR9でカウントさせる。
このステップにより、ドラムFGパルスDRFGPLS
がカウントされ、このカウント値からヘッドの切り換え
タイミングが求められる。
・FNR8 コマンドINSを用いて、データレジスタUDR8をカ
ウント動作させ、再生CTLカラーフレームパルスPB
 CFの立ち上がりエツジでリセットする。
このステップにより、再生CTLカラーフレームパルス
PB CFの立ち上がりエツジでリセットされる傾斜波
が形成される。
・FNR9 コマンドFR3を用いて、データレジスタUDR8の値
を基準カラーフレームパルスINPUT CFの立ち上
がりエツジでキャプチャーし、データレジスタUDR8
の値をデータレジスタUDRIIに取り込む。
これにより、FNR8のステップで形成された傾斜波が
基準カラーフレームパルスINPUT CFの立ち上が
りでキャプチャーされ、基準カラーフレームパルスIN
PUT CFの立ち上がりエツジと再生CTLカラーフ
レームパルスPBCFの立ち上がりエツジとの位相差が
検出される。
・FNR10 コマンドINSを用いて、データレジスタUDR12を
カウント動作させ、再生CTLカラーフレームパルスP
RCFの立ち下がりエツジでリセットする。
このステップにより、再生CTLカラーフレームパルス
PB CPの立ち下がりエツジでリセットされる傾斜波
が形成される。
・FNRII コマンドFR3を用いて、データレジスタUDR12の
値を基準カラーフレームパルスINPUT CFの立ち
下がりエツジでキャプチャーし、データレジスタUDR
12の値をデータレジスタUDR11に取り込む。
これにより、FNR10のステップで形成された傾斜波
が基準カラーフレームパルスINP[IT CFの立ち
下がりでキャプチャーされ、基準カラーフレームパルス
INPUT CFの立ち下がりエツジと再生CTLカラ
ーフレームパルスPB CF立ち下がりエツジとの位相
差が検出される。
FNR9及びFNRIIで求められた位相差を用いて、
CTL位相ロックループが形成される。
・FNRI2 コマンドUDSを用いて、データレジスタUDRIOで
、再生CTLフレームパルスPRCFを、端子U0から
得られる供給リールの方向に応じて、アップカウント及
びダウンカウントする。
このカウント値を用いて、時、分、秒、フレーム番号の
テープカウント表示がなされる。
このように、ユニバーサルパルスプロセッサ2により、
基準カラーフレームパルスINPUT cpと再生CT
LカラーフレームパルスPB CTL FRAMEとの
位相差の検出(FNR8〜FNRII)、再生CTLフ
レームパルスPa CTL FRAMEのアップ/ダウ
ンカウント(FNRI2)、ドラムFGパルスDRPG
 PLSのカウント(FNR7)、2相の巻取りリール
FCパルスTRFG A PLSと巻取りリールFGパ
ルスTRFG B PLSとの位相差の検出(FNR3
)、供給リールの方向検出(FNRI、FNR5)、2
相の供給リールFCパルスSt? FG A PLSと
供給リールFGパルスSRFG B PLSとの位相差
の検出(FNR4)、2相のキャプスタンFGパルスC
AP FG A PLSとキャプスタンFCパルスCA
PPG B PLSとの位相差検出(FNR2)、キャ
プスタンの回転周期(FNR6)が行われる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ユニバーサルパルスプロセッサ2に
より、基準カラーフレームパルスINPUTCFと再生
CTLカラーフレームパルスPRCP との位相差の検
出処理、再生CTLフレームパルスPBCTL FRA
?lEのアップ/ダウンカウント、ドラムFGパルスD
RFG PLSのカウント、2相の巻取りリールFGパ
ルスTRFG A PLSとTRFG B PLSとの
位相差の検出処理、供給リールの方向検出処理、2相の
供給リールFGパルスSRPG A PLSとSRFG
 B PLSとの位相差の検出処理、2相のキャプスタ
ンFGパルスCP FG A PLSとCP FG B
 PI、Sとの位相差の検出処理、キャプスタンの回転
周期計測処理を行うことができる。
このように、この発明によれば、種々のパルス制御を1
つのユニバーサルパルスプロセッサ2で実現しているの
で、ハーバウェア規模が縮小できるとともに、CPUの
負担を軽減できる。
また、ユニバーサルパルスプロセッサ2は、ファンクシ
ョンテーブルに設定されたファンクシ町ンに基づいて処
理が行われるので、設計変更が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されたサーボシステムの全体構
成を示すブロック図、第2図A及び第2図Bはこの発明
の一実施例におけるドラムの構成を示す断面図、第3図
はプリントFGの説明に用いる接続図、第4図はドラム
サーボの説明に用いるタイミング図、第5図はテンショ
ンサーボの説明に用いる斜視図、第6図はテンションサ
ーボの説明に用いる平面図、第7図A及び第7図Bはテ
ンションサーボの説明に用いる斜視図、第8図はテンシ
ョンサーボの説明に用いるグラフ、第9図はテンション
サーボの説明に用いるタイミング図。 第10図はテンションサーボの説明に用いるフローチャ
ート、第I1図及び第12図はユニバーサルパルスプロ
セッサの説明に用いるブロック図である。 図面における主要な符号の説明 1:CPU、2:ユニバーサルパルスプロセッサ。 8:基準信号発生器、10:CTLエンコーダ/デコー
ダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力パルスを所定機能に応じて処理し、この処理結果を
    蓄えるインテリジェンスメモリと、上記インテリジェン
    スメモリの信号を処理するCPUと を備えたことを特徴とするVTRのサーボシステム。
JP1104897A 1989-04-25 1989-04-25 Vtrのサーボシステム Pending JPH02282966A (ja)

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