JPH02278652A - ランプのフイラメント - Google Patents
ランプのフイラメントInfo
- Publication number
- JPH02278652A JPH02278652A JP9879389A JP9879389A JPH02278652A JP H02278652 A JPH02278652 A JP H02278652A JP 9879389 A JP9879389 A JP 9879389A JP 9879389 A JP9879389 A JP 9879389A JP H02278652 A JPH02278652 A JP H02278652A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filament
- tungsten
- life
- ceramic material
- point ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 26
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 claims abstract description 23
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- 239000002019 doping agent Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 7
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 6
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 6
- 229910019742 NbB2 Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 abstract description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 2
- 229910004217 TaSi2 Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910026551 ZrC Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910003468 tantalcarbide Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
- -1 N b B 2 Chemical class 0.000 description 2
- 229910052776 Thorium Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 229910052746 lanthanum Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 229910052702 rhenium Inorganic materials 0.000 description 2
- ZSLUVFAKFWKJRC-IGMARMGPSA-N 232Th Chemical compound [232Th] ZSLUVFAKFWKJRC-IGMARMGPSA-N 0.000 description 1
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- FZLIPJUXYLNCLC-UHFFFAOYSA-N lanthanum atom Chemical compound [La] FZLIPJUXYLNCLC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- WUAPFZMCVAUBPE-UHFFFAOYSA-N rhenium atom Chemical compound [Re] WUAPFZMCVAUBPE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021332 silicide Inorganic materials 0.000 description 1
- FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N silicide(4-) Chemical compound [Si-4] FVBUAEGBCNSCDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004083 survival effect Effects 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Lamp (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、真空又はガス封入ランプ用のフィラメントに
関する。
関する。
第３図はランプの一般的な構成を示しており、その内部
を真空状態もしくは適宜ガスを封入したガラス製のバル
ブ１内に突出した導入線２，２間には、コイル状のフィ
ラメント３の両端が接続され、該フィラメント３は必要
に応じその中間部をアンカー４で支持されている。
を真空状態もしくは適宜ガスを封入したガラス製のバル
ブ１内に突出した導入線２，２間には、コイル状のフィ
ラメント３の両端が接続され、該フィラメント３は必要
に応じその中間部をアンカー４で支持されている。
一ヒ記フィラメント３としては、通常タングステン細線
をコイル状に形成したものが用いられている。かかるタ
ングステンフィラメント３は、炭素フィラメント等地の
材料に比べると寿命の点で優れているものの、それとて
断線を回避することは不可能であり、長寿命化が望まれ
ている。
をコイル状に形成したものが用いられている。かかるタ
ングステンフィラメント３は、炭素フィラメント等地の
材料に比べると寿命の点で優れているものの、それとて
断線を回避することは不可能であり、長寿命化が望まれ
ている。
タングステンフィラメント３の長寿命化を図る方法の一
つとして、レニウム（Ｒｅ）やランタン（Ｌａ）あるい
はトリウム（Ｔｈ）等のドープ剤をタングステン（Ｗ）
に１％未満の少量添加することが特開昭５９−６０９６
５号公報等において知られており、このようにすると、
タングステンの粒界形状が変化してノツチングや蒸発が
抑えられ、断線に至るまでの寿命を延ばすことができる
。
つとして、レニウム（Ｒｅ）やランタン（Ｌａ）あるい
はトリウム（Ｔｈ）等のドープ剤をタングステン（Ｗ）
に１％未満の少量添加することが特開昭５９−６０９６
５号公報等において知られており、このようにすると、
タングステンの粒界形状が変化してノツチングや蒸発が
抑えられ、断線に至るまでの寿命を延ばすことができる
。
このように、タングステンにＲｅ、Ｌａ、Ｔｈ等のドー
プ剤を添加するとある程度の長寿命化を図れるが、その
度合は、ドープ剤を添加しないフィラメントに比べてせ
いぜい２〜３割増であり、数倍のオーダでの長寿命化を
図ることができなかった。
プ剤を添加するとある程度の長寿命化を図れるが、その
度合は、ドープ剤を添加しないフィラメントに比べてせ
いぜい２〜３割増であり、数倍のオーダでの長寿命化を
図ることができなかった。
本発明は、上述した従来技術の実情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、断線に至るまでの寿命
を著しく延ばすことのできる長寿命のフィラメントを提
供することにある。
ので、その目的とするところは、断線に至るまでの寿命
を著しく延ばすことのできる長寿命のフィラメントを提
供することにある。
上記した本発明の目的は、タングステン材料からなるフ
ィラメントに高融点セラミック材料からなるドープ剤を
添加することによって達成される。
ィラメントに高融点セラミック材料からなるドープ剤を
添加することによって達成される。
Ｔ ａ Ｃ、Ｚ ｒ Ｃ、Ｎ ｂ Ｂ ２ 、 ” ａ
３１２等の高融点セラミック材料をタングステンにド
ーピングすると、タングステンの分子構造が長繊維状に
変化し２てノツチング速度が遅くなり、断線に至る時間
が大幅に長くなる。
３１２等の高融点セラミック材料をタングステンにド
ーピングすると、タングステンの分子構造が長繊維状に
変化し２てノツチング速度が遅くなり、断線に至る時間
が大幅に長くなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第１図は本発明の一実施例に係るフィラメントの斜視図
であり、フィラメント５は、高融点のセラミック材料を
ドーピングしたタングステン線材をコイル状に形成した
ものからなる。上記ドープ剤としては、ＴａＣ，ＺｒＣ
等の炭化物、Ｎ ｂ Ｂ ２等のホウ化物、Ｔａ Ｓ
ｉ ２等のケイ化物、あるいはＴａＮ等の窒化物を用い
ることができ、これら材料の中から１つを選択してタン
グステン材料にドーピングすると、タングステン（Ｗ）
の分子構造が長繊維状に変化して蒸発とノツチングを抑
え、フィラメント５の寿命を延ばす。
であり、フィラメント５は、高融点のセラミック材料を
ドーピングしたタングステン線材をコイル状に形成した
ものからなる。上記ドープ剤としては、ＴａＣ，ＺｒＣ
等の炭化物、Ｎ ｂ Ｂ ２等のホウ化物、Ｔａ Ｓ
ｉ ２等のケイ化物、あるいはＴａＮ等の窒化物を用い
ることができ、これら材料の中から１つを選択してタン
グステン材料にドーピングすると、タングステン（Ｗ）
の分子構造が長繊維状に変化して蒸発とノツチングを抑
え、フィラメント５の寿命を延ばす。
上記したフィラメント５は以下に説明する方法によって
製造することができる。
製造することができる。
く具体例１〉
粒径が２０μｍ以下のＮｂＢ１．ドープ剤をタングステ
ン（Ｗ）の粉末１００に対し０．５〜５．０ｗｔ％添加
し、これらの混合物をプレス機で加熱・加圧することに
より、ＮｂＢ２をドーピングしたタングステンのバルク
を得る。次いで、このバルクをスェージングしてφ２ｍ
ｍのタングステン原綿を形成し、さらにこの原線をドロ
ーイングしてφ０．１ｍｍのコイル状とすることにより
、第１図に示すフィラメント５を得た。
ン（Ｗ）の粉末１００に対し０．５〜５．０ｗｔ％添加
し、これらの混合物をプレス機で加熱・加圧することに
より、ＮｂＢ２をドーピングしたタングステンのバルク
を得る。次いで、このバルクをスェージングしてφ２ｍ
ｍのタングステン原綿を形成し、さらにこの原線をドロ
ーイングしてφ０．１ｍｍのコイル状とすることにより
、第１図に示すフィラメント５を得た。
〈具体例２〉
タングステン粉末をプレス機で加熱・加圧してタングス
テンのバルクを形成した後、粒径が２０μｍ以下のＮｂ
Ｂ２ ドープ剤粉末、またはその粉末をアルコールやオ
イル等の溶液中に分散させたドーピング液に通し、約１
４００ ’Ｃの加熱状態でスェージングおよびドローイ
ングすることにより、第１図に示すフィラメント５を得
た。
テンのバルクを形成した後、粒径が２０μｍ以下のＮｂ
Ｂ２ ドープ剤粉末、またはその粉末をアルコールやオ
イル等の溶液中に分散させたドーピング液に通し、約１
４００ ’Ｃの加熱状態でスェージングおよびドローイ
ングすることにより、第１図に示すフィラメント５を得
た。
第２図は、ドープ剤としてＮ ｂ Ｂ ２１ Ｔ ａ
Ｓ Ｉ ２１ＺｒＣ，ＴａＣを用いた各種ドープドフ
ィラメントと、ドープ剤を添加しないタングステンフィ
ラメント（図中Ｗで示す）との寿命試験結果を示すもの
である。試験方法としては、定格電圧が７Ｖの各種フィ
ラメントを用意し、Ｉ Ｘ １０−”ｔｏｒｒの真空中
において９０ｍＡ、９．ＩＶの印加条件で、これらフィ
ラメントの経時的な残存率を測定・対比した。この第２
図から明らかなように、高融点セラミックをタングステ
ンにドーピングした本実施例に係るフィラメントは、タ
ングステンを単体で用いたフィラメントに比べて断線に
至る時間が延びることが確認され、特に、Ｎ ｂ Ｂ２
．Ｔ ａ Ｓ Ｉ ２１ＺｒＣをドープ剤として用いた
場合に、フィラメントの寿命が大幅に延びることが確認
された。
Ｓ Ｉ ２１ＺｒＣ，ＴａＣを用いた各種ドープドフ
ィラメントと、ドープ剤を添加しないタングステンフィ
ラメント（図中Ｗで示す）との寿命試験結果を示すもの
である。試験方法としては、定格電圧が７Ｖの各種フィ
ラメントを用意し、Ｉ Ｘ １０−”ｔｏｒｒの真空中
において９０ｍＡ、９．ＩＶの印加条件で、これらフィ
ラメントの経時的な残存率を測定・対比した。この第２
図から明らかなように、高融点セラミックをタングステ
ンにドーピングした本実施例に係るフィラメントは、タ
ングステンを単体で用いたフィラメントに比べて断線に
至る時間が延びることが確認され、特に、Ｎ ｂ Ｂ２
．Ｔ ａ Ｓ Ｉ ２１ＺｒＣをドープ剤として用いた
場合に、フィラメントの寿命が大幅に延びることが確認
された。
以−Ｌ説明したように、本発明によれば、タングステン
に高融点セラミックをドーピングしたものであるから、
ランプ用フィラメントの寿命を大幅に延ばすことができ
る。
に高融点セラミックをドーピングしたものであるから、
ランプ用フィラメントの寿命を大幅に延ばすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の実施例に係るフィラメントの斜視図、
第２図はフィラメントの寿命試験結果を示す説明図、第
３図はランプの一般的な構成を示す説明図である。
第２図はフィラメントの寿命試験結果を示す説明図、第
３図はランプの一般的な構成を示す説明図である。
Claims (1)
- タングステン材料からなるフィラメントに高融点セラミ
ック材料からなるドープ剤を添加したことを特徴とする
ランプのフィラメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9879389A JPH02278652A (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | ランプのフイラメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9879389A JPH02278652A (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | ランプのフイラメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02278652A true JPH02278652A (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=14229244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9879389A Pending JPH02278652A (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | ランプのフイラメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02278652A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2535640B2 (en) † | 2010-09-08 | 2020-09-23 | Zhejiang Ledison Optoelectronics Co., Ltd. | Led lamp bulb and led lighting bar capable of emitting light over 4 pi |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP9879389A patent/JPH02278652A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2535640B2 (en) † | 2010-09-08 | 2020-09-23 | Zhejiang Ledison Optoelectronics Co., Ltd. | Led lamp bulb and led lighting bar capable of emitting light over 4 pi |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1435398A4 (en) | TUNGSTEN WIRE, CATHODE HEATER AND LIGHT FOR LAMP FOR USE IN VIBRATIONS | |
| US4755712A (en) | Molybdenum base alloy and lead-in wire made therefrom | |
| US6624577B2 (en) | Tungsten-rhenium filament and method for producing same | |
| US4864186A (en) | Single crystal whisker electric light filament | |
| JPH02278652A (ja) | ランプのフイラメント | |
| US5158709A (en) | Electric lamp containing molybdenum material doped wtih aluminum and potassium, molybdenum material for such a lamp, and method of its manufacture | |
| US3736458A (en) | Filamentary electrode and fabrication thereof | |
| US6597107B1 (en) | Tungsten-rhenium filament and method for producing same | |
| US3210589A (en) | Electric incandescent lamp having filament of partially recrystallized fibrous structure | |
| US6190466B1 (en) | Non-sag tungsten wire | |
| US5359262A (en) | Sub-miniature tungsten halogen lamp with major inert gas and minor halide gas constitutes | |
| US3798490A (en) | Vibration resistant lamp | |
| US2191331A (en) | Electric incandescent lamp | |
| JP4470084B2 (ja) | 電球 | |
| US2663816A (en) | Electric discharge lamp | |
| EP0150503B1 (en) | Incandescent lamp having two lead-in conductors sealed within one end thereof | |
| JPH1197166A (ja) | 高圧放電ランプ用電極とその製造方法 | |
| JPH0232340B2 (ja) | Moribudenzai | |
| JP2002141027A (ja) | 管 球 | |
| US3351407A (en) | Incandescent lamp | |
| US2042136A (en) | Gaseous electric discharge device | |
| JPH06325738A (ja) | 白熱電球 | |
| JPS6336936Y2 (ja) | ||
| DE102009052995A1 (de) | Halogenglühlampe | |
| JPS60230351A (ja) | 低圧水銀蒸気放電灯 |