JPH02276917A - 静電容量式燃量計 - Google Patents

静電容量式燃量計

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JPH02276917A
JPH02276917A JP1133577A JP13357789A JPH02276917A JP H02276917 A JPH02276917 A JP H02276917A JP 1133577 A JP1133577 A JP 1133577A JP 13357789 A JP13357789 A JP 13357789A JP H02276917 A JPH02276917 A JP H02276917A
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茂樹 岩本
Kota Kojima
小島 光太
Yoshiyuki Sudo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、静電容量式の検出センサである燃料体積検出
用コンデンサ(タンクユニット、以下r T U Jと
略称する)や誘電率感知用コンデンサ(コンベンセータ
ユニット、以下’ CU J ト略Wr+する)を用い
た静電容量式燃量計に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、この種の静電容量式燃量計としては、第13図の
従来の静電容量式燃量計の構成を示すブロック線図に示
すようなサーボ機構を用いず純電子的に燃料の質量を測
定する構造が知られている(例えば、特開昭51−85
756号公報参照)。
この第13図の静電容量式燃量計は、トランス′rの2
次巻線に接続した燃料タンク7内に設置されるTUlと
比較用コンデンサCFとの接続点Pを非反転端子を接地
した増幅器Qの反転端子に接続すると共に、この増幅器
Qの出力側と反転端子との間に固定コンデンサCsと燃
料タンク7内に設置されるCu2との並列回路から成る
フィードバックループを形成し、’I’ U 1の出力
変化と増幅器Qの出力との関係式における係数が燃料の
密反信号となるように回路定数を定めることにより整流
回路3を介して得られる出力電圧(アナログ値)を電流
計4で指示させることで燃料の質量を測定することがで
きる。ところでこの出力を用いてデジタル表示をする場
合には、整流口fR13の後にアナログデジタル変換回
路(以下rADCJという)5を設置してアナログ出力
電圧をデジタル変換した後にデジタル表示器6でデジタ
ル表示する。
この時にTUlは第14図乃至第15図のように構成さ
れる。
第14図乃至第15図はTUの説明に供する図である。
第14図において、燃料残量容量に比例した信号を′f
″U1かち得るためには、燃料レベルをLとした時の各
間隔をΔL (L=ΔL X 6 )とし、この時の各
ΔLに対応する燃料容量Δ■1〜Δ■6(合計燃料容量
■=Δv1+・・・十ΔVs)からなる燃料タンク7の
形状に合致した容量ΔC1〜ΔC6〈φd1〜φ(16
)を検出出来るような複雑な形状の内側電極1aを外側
型@11bと共に必要としていた。
この時に全増加静電容量をΔC(=ΔC1+・・・十Δ
C6)とし、′rUが全没時の静電容量値をCWetと
し、1゛Uかドライの時の静電容量値をcoryとした
時■、ΔCは、ΔC−=C,et coryとなる。こ
こで燃料の誘電係数が2.09の場合における所定の燃
料位置りにおける増加静電容量量ΔChは、 ΔCh = 0.0241 / (io 9+ o  
(D/dh ) 1×ΔL X (2,09−1) となる。ところで、燃料残量容量に比例し′た静電容量
信号を得るなめにはΔVh (所定の位置りの燃料タン
ク容積)oCΔChとなるように内部電極の径φcih
を決定しなければならない。
第15図において、前記内IFiI Z N 1 aは
、前記したような複雑な形状を必要とする上に更に、ア
ルミ心棒1a、(同図(A)参照)をアルモン処理して
銅メツキし、更に銅メツキした上で例えば約2時間程度
の時間をかけてt−約Q、 2mm厚程度のニッケルメ
ッキ1a、の処理をしく同図(B)参照)、その後にア
ルミ心棒及び同メツキを水酸化ナトリウム溶液及びシア
ン化ナトリウム溶液で溶解して製作し、アルミ心棒1a
+の部分を空洞化1a3する(同図(C)参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところでこの従来の静電容量式燃量計の構成におけるデ
ジタル表示は、増幅器Qのオフセットの変化分が測定値
に直接影響を与えるために測定精度に影響するという問
題かある。又、燃料中に水分が含まれる場合、この水分
によって測定精度に彩りか現れる。ところで、この燃料
中に含まれる水分の量は、異なる周波数を発振する一対
の正弦波電圧発生器を用い、タンクユニットの一対の正
弦波電圧発生器を切替得ることで異なる周波数から水分
によって発生した絶縁抵抗の値を検知して知る技術があ
る(例えば、USP4,426,616号公報参照)。
しかしながら、この装置においては、周波数の切替をす
るなめに回路構成が複雑化すること、これに伴い製作が
大変で装置も大型化し、しかも製品価格が高いという問
題点がある。
又、′rUの内部電極1a、の製作に当たっては、製造
工程において電鋳の設備が必要な上に製作に要する工数
か多大に掛かるという点で問題となり、このことは前記
しなと同様に製品価格が高くなるということともなって
いる。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、複雑
な形状の内部電極を只のバイブ電極に置換えた簡単な形
状とし、しかも簡単な回路構成で測定時にオフセットに
よる影響がなく燃料残量及び燃料内に含まれる水分量を
測定でき、デジタル出力ができる比較的安価で高精度な
静電容量式燃量計を提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明の静電容量式燃量計
は、 燃料タンク内に取付けられ燃料タンク内の燃料の状態を
静電容量式の1゛Uを用いて測定する静電容量式燃量計
において、 前記’I’ Uに接続される回路を、所定の周波数に基
づくサンプリング・タイミング信号を出力すると同時に
前記所定の周波数を前記TUのUjtJ磁周波数周波数
回分周して該分周した信号に基づくタイミング信号と前
記2回目の分周で得た第2分間借号波形とを出力するタ
イミングコントロールと、前記第2分間借号波形に基づ
く励磁信号を前記ゴUに出力するドライブ回路と、前記
TUからの信号を前記サンプリング・タイミング信号で
サンプルホールドするサンプルホールド回路と、該サン
プルホールド回路からの信号を入力して前記タイミング
信号に基づいて前記燃料の状態を演算する演算要素と、
を具備したことを第1の特徴とし、前記TUに並列に基
準コンデンサを設けると共に検出センサ出力ライン又は
基準コンデンサ出力ラインにスイッチを設けて、このス
イッチの開閉により前記基準コンデンサの単体の測定及
び前記基準コンデンサと前記検出センサの並列接続時の
測定を行い、これ等測定から前記T Uの抵抗成分と静
電容量成分との算出を前記回路で行うことを第一2の特
徴とするものである。
又、燃料タンクの特性化をTUにおいで行なう場合につ
いては、TUを、最も内側に配置された同心円筒の内m
j主電極、最も外側に配置された同心円筒の外側電極と
、該外側電極と前記内+1’l電極との間に配置された
シールド電極とからなる構造を存して、前記シール1z
電椿により燃料残量レベルに対する静電容量信号を特性
化するようにしたことを特徴とする。
く作用〉 タイミングコントロールにおいて、所定の周波数に基づ
くサンプリング・タイミング信号を出力すると同時に、
所定の周波数をTUの励磁周波数まで第1ステツプ、第
2ステツプと2回にわたって分周し、この第1ステツプ
、第2ステツプと分周した信号に基づき、必要に応じて
、第1ステツプに基づく第1タイミング信号及び又は第
2ステツプに基づく第2タイミング信号をタイミング信
号として出力し、且つ2回目の分周で得た第2分間借号
波形を出力する。そして、ドライブ回路から前記第2分
間借号波形に基づく励磁信号を1゛Uに出力する。その
結果として得るTUからの検出信号を入力してサンプル
ホールド回路においてサンプリング・タイミング信号で
サンプルホールドする。その後に演算要素で、サンプル
ホールド回路から入力した信号を必要に応じて入力した
第1タイミング信号及び又は第2タイミング信号に基づ
いて、燃料の状態、即ち、燃料残量及び又は燃料内に含
まれる水分の量を演算する。
又、′I″Uに並列に基準コンデンサを設け、検出セン
サ出力ラインにスイッチを設けるようにしたことにより
、このスイッチのオンオフにより基準コンデンサ単体の
測定、基準コンデンサとTUの並列接続に対する測定を
夫々行い、これ等測定から′rUの抵抗成分(Rv)と
静電容量成分(Cv )との算出を行う。
ここで、燃量針の燃料タンクの特性化は、以後に述べる
ようにI’ Uにおいて実施しても良いし、前記演算要
素内のメモリに定数として組込んで演ユ処理してもよい
従って、この時の燃料タンクの特性化をT Uにおいて
行なう時の該′「Uは、外側電極と内側電極との間に設
けられたシールド電極のスリット形状により燃料残量レ
ベルに対する静電容量信号を特性化する方式とする。
〈実施例〉 以下、具体的な実施例である図面を参照して説明する。
尚、以下の図面において、第13図乃至第15図と重複
する部分は同一#号を付してその説明は省略する。
く請求項1〉 第1図は本発明の実施例を示す静電容゛量式燃量計のブ
ロック系統図である。第2図は第1図の説明に供するタ
イムヂャートである。
第1図及び第2図において、燃料タンク7内には’I’
 U 1やCu2等の静電容量式の検出センサが取付け
・設置されている。尚、第1図にはTUlが1つ設置さ
れた場合で示すが、周知のように燃料タンクか大きくな
ったり形状が複雑化(例えば飛行機等の場合)するにし
たがって、通常CU2は1つであるがTUlの数はそれ
に対応して複数用いられ、この場合、図示しないが、例
えば夫々が切替回路等を用いて接続されるている。そし
てこれ等は舷空機の燃料残量測定システムとして周知の
技術であるのでこれ以上の説明は省略する。
尚、第1図においては、T U 1を、等価回路として
燃料残量に対応した可変容量(Cv )分を燃料中に含
まれる水分の景に対応した抵抗(Rv)分を有している
ものとして記載しである。8はTUl及び表示器(デイ
スプレィ)6が接続される燃料及び燃料中の水分量を測
定するための回路である。
この回路8の構成は以下のようになっている。
回路8において、8aは第2図(1)に示すような所定
の周波数を発振する周波数発振回路(以下「O20」・
と略称する)、8hは燃量針のプログラムを内臓するR
 OM 、 RA M等を有して燃料残量や燃料に含ま
れる水分量等を演算する演算要素(以下rcPU」と略
称する)である、 8cはタイミングコントロール(以
下「1゛・C」と略称する)である、このi’ −C8
cは、03C8aからの第2図(1)のような所定の周
波数から成る発振周波数を入力して、この周波数に基づ
きサンプルホールド回路(以下rS/HJと略称する)
 8dへ第2図(11)に示すような’I’ tJ 1
の励磁周波数に同期したサンプリング・タイミング信号
(タイミング波形)Syiを出力すると同時に、この内
部において、前記発振周波数をT’ U 1の励磁周波
数以外1ステップ。
第2ステツプと2回にわたって分周(即ち第2図(11
)から第2図(ii)に示すように、又この第2図(i
)から同図(l/)に示すように’r u iの励磁周
波数まで分周)し、2回目の分周で得な分周波形である
矩形信号(第2分間借号波形)Kiを出力する。この時
、演算の内容状況に応じて、第1ステツプに基づく第1
タイミング信号(第2図(il)に示す分周信号の立上
がりの信号)及び又は、第2ステツプに基づく第2タイ
ミング信号(第2図(めに示す分周信号の立上がり、立
下がりの信号)とをCPU8bに出力する。CPU8b
では、必要に応じて入力したタイミング信号に応じて燃
料の状態を演算する。
即ち、第2図(in)に示ず分周信号に基づいて静電容
量(詳細は後述)に基づく燃料残量の演算を行い、第2
図(l/)示す分周信号に基づいて絶縁抵抗(詳細は後
述)に基づく燃料タンク7内に貯っな(言替えれば燃料
内に含まれる)水分量の演算を行う。
これ等はいずれか一方でもよく、要求仕様によって決め
ることができる。8eは1゛・C8cからの矩形信号に
、を入力して第2図(V)に示すような正弦波に変換し
て目的のサンプリング位置となるように位相調整を行う
フィルタ回路(位相調整回路)である。8fは’r’ 
U 1へ第2図(ロ)正弦波形に基づく(第2分間借号
波形に基づく)励磁信号(以下「1゛U入力信号」とい
う) ’f” 己をTUlに出力するドライブ回路であ
る。8gは1′U1からの信号(以下[]゛U出力信号
Jという)ゴmtを入力して増幅するプリアンプ回路、
8hはT U 1の励磁周波数以外はカットするバンド
パスフィルタ(以下rB−FJと略称する)である、こ
の時、S/ト【8dはB−r”ahからの信−号をT 
−C8C7’P ラノ+ 77’リング・タイミング信
号STjによりサンプルホールドしてデジタル値に変換
(A/D変換)するa能から成る。8jはCPU8bで
演算した燃料残量や水分量等の値を例えばLED等を用
いてデジタル表示する表示器6をドライブするデイスプ
レィドライバーである。
第3図及び第4図は本発明の説明に洪する図であり、特
に第3図はT tJからの入力信号波形の一例を表した
図、第4図は第1図の動作のフローシーI−を表わす。
以下、この第3図及び第4図を用いながら本発明の説明
をする。
第1図乃至第4図において、まず、ドライブ回#、8f
から1゛U1に第2図Mに示すようなTU入力信号′「
屯を出力する。このTU入力信号T屯に基づいなT U
 1からのTU出力信号Tl1Utは、第3図(A>に
示すような水分の混入が熱い場合のTU出力信号(この
時の記号を区別するためにT 11111 。
とする)か、第3図(B)に示すような水分の混入が有
場合の1゛U出力信号(この時の記号を区別するために
T [1Hとする)かのいずれかである。
ところで、TU出力信号’r’ CLlt ノ成分は、
TUI の静電容量成分と絶縁抵抗成分である。ここで
、静電容量は燃料残量に対応し、絶縁抵抗は燃料タンク
7内に貯っな水分量に対応している。そして、第3図(
B)において、−点鎖線は静電容量成分出力特性を表し
、破線は絶縁抵抗成分出力特性を表し、実線はこれ等の
合成した値で水分を含んだ’r u出力信号T fll
t Hとなる。このことから、水分量が多くなるにした
がって破線の振幅は大となり、水分量が少なくなるにし
たがって破線の振幅は小となり、水分量が無い時は絶縁
抵抗値無限大となるから特性の振幅はゼロとなり静電容
量のみの出力特性となるから、合成したTU出力信号T
OIILHは静電容量のみの出力特性となり、これは第
3図(A)のTU出力信号Tmt。となる、尚、この第
3図において、PO〜P3のポイントの内、ポイントp
0.p2は絶縁抵抗(水分量)を表し、TU出力信号T
咄の静電容量成分(−点鎖線)が最も大きいポイントP
+ 、P3は静電容量(燃料残量)を表す、この時、水
分等の混入か無い場合のPO,P2の値はほぼゼロであ
るが、燃料タンク7内に水分が貯ってくるとTtJlの
絶縁抵抗が劣化し、この結果絶縁抵抗分が現れ、TU出
力信号′「暉の位相がずれてくることとなる。したがっ
て、この各ポイントのデータを取組むことで燃料残量や
水分量を知ることかできる。
この様なTU出力信号′「阻をプリアンプ8(]、 B
・ド8hを通過してS / H8dに入力する。S/H
8dでは’I’ U出力信号T[XJtはアナログ値な
のでこれをデジタル値に変換しT−C8cからのサンプ
リング・ボールド信号5vj(図では時刻1..12゜
・・・)でサンプルホールドする。このサンプルホール
ド値はCPU8bに取込まれる。CPU8bにおいては
、ポイントP0〜P3のどのポインl〜かをT・C8c
からの第2図(紐、(Mの分周信号に基づき分類分けし
、各ポイント毎の処理を行う、ここで、第2図(資)の
分周信号の立ち上がり、即ち信号波形の静電容量成分が
最も大きいポイント(P、)から180° (P3)毎
のタイミングで、]゛U出力信号’I” mlのデジタ
ル値のサンプリング値を演算する時には燃fJ残量が、
このサンプリング時点から更に90°位相のずれた第2
図(P/)の分周信号の立ち上がり立ち下がり、即ちポ
イント(Po 、 P2 )毎のタイミングで′rU出
力信号1゛川のデジタル値のサンプリング値を用いて演
算する時には燃料中に含まれる水分量か演算できる。こ
の演算処理は、ポイントPo、P、については夫々その
値を読むだけとし、ポイントP、において、 (P+P3)/2         ・・・(1)の演
算処理を行い、ポイントP2において、(Po  P2
)/2         ・・・(2)の処理を行う、
これ等演算式はCPU8bのROMに記憶されている。
これにより、ポイントP。。
〜P3迄データに含まれているプリアンプ8gにおける
オフセット分は消去されるからここに生ずるオフセット
影響を取り除くことができる。このような入力処理を各
ポイントについて所定の回数(例えば256回というよ
うに)行いRAMに逐次記憶していく、その上で、これ
等演算結果の加算値(この加算値はその時々で加算して
いってもよし最終的に一括して加算してもよくその方法
は任意)の平均を演算する(平均値の演算も逐次平均し
ても良いし最終的に平均してもよい)ことで燃料残量や
燃料中に含まれる水分の量が演算できる。このCPLJ
8bで演算した結果をデイスプレィドライバー8jを介
して表示器6で燃料残量表示したり水分量表示できる。
尚、ここでは表示のことで記載したが、これを外部出力
するように構成することも勿論可能であるし、又、デジ
タルアナログ変換すればアナログ出力することもできる
ことはいうまでもない。
尚、燃料残量と燃料中に含まれる水分の址の機能は夫々
分離した機能として構成することも勿論できることはい
うまでもない、これ等は使用に基づいて分離しなり、組
合せなりされた上で製品化されるものである。又、08
C8aは第1図のようにCPU8bと分離した形で設け
てもよいしCPU内に組込んでもよい。
くその他の実施例、請求項2〉 ところで、この回路構成においては、フィルタ回路8e
によって抵抗成分“O”又は容量成分“0”の点がサン
プルホールドされるように位相調整されている。従って
、位相がずれると、抵抗成分と容量成分が加算された値
を測定することになり、抵抗成分と容量成分の分離が困
難となることから場合によっては測定誤差が発生ずる恐
れがある。
そして前記位相調整は非常に難しく、−度設定しても素
子の温度変化及び経年変化により必ずずれてくるし、又
、位相ずれと同時に回路ゲイン(回路ゲインの変化分は
直接測定誤差となる)のずれも発生するから、この様な
ことを考えると、第1図の回路構成は以下のように変型
することか考えられる。
第5図は第1図のその他の実施例を示す本発明の請求項
2の静電容量式燃量計のブロック系統図である。尚、第
1図と共通する部分は同一番号を付してその説明は省略
又は簡略化する。
第5図において、回路8のドライブ回路8fの励磁信号
出力T rnは燃料タンク7内部に設置するTUlをド
ライブすると共にTtJlに並列に設けられる基準コン
デンサC1をドライブする。SW。
は’I’ U 1の出力ラインに設けられたスイッチ要
素(以下「スイッチ」という)である。このスイッチS
W、はcpuabによりオンオフさせられる。
そして、スイッチSW、のオフで基準コンデンサC1の
単体の静電容量の測定が行なわれ、スイッチSW、のオ
ンで基準コンデンサC4と’I’ U 1の並列接続時
の“抵抗士静電容量成分゛°の測定を行い、回路8によ
りこれ等測定からTUIの抵抗成分と静電容量成分との
算出を回路で行う、そしてこの時においてはフィルタ回
路8eの位相調整は不要となる。
第6図は第5図の説明に供する図であり、特に第3図に
対応して表わす信号波形及びタイミングの図である。
以下、この第3図を用いながら第5図の説明をする。
第5図乃至第6図において、第6図(A>に示す実線(
Touto+)は水分(又は静電防止剤)の混入が無い
場合の1゛U1の出力信号、破線(T叱t。2)は基砧
コンデンサC7の出力信号である。
ここで基準コンデンサ草体のti付近の測定値をA(φ
十α)、シ、付近の測定値をB((π/2)+α)とす
ると、夫々、 A(φ十a ) =fe −asin(φ十α)? −
a fsin[π/ 2 ) CO3a +cos(π
/ 2 )sin  α) 1−  acosa                
”43)HI (π/2 ) +a ) =A −as
infφ十α)k −a fsin(z/2)cos 
α十cos(π/2)sin  α) =i−a、cosa                
−−−(4)となる、但し、αはtl及びt2からの位
相のずれ分、aは基準コンデンサC4の公称静電容量値
、kは回路ゲインを表わす、又、第3図(B)において
実線は’r” U 1の出力信号であり、破線が抵抗成
分、−点鎖線が静電容量成分である。この時、1゛U1
と基準コンデンサC7とを並列に接続しな場合のt、1
付近の測定値をD(φ十α)とし、t2付近の測定値を
F、((π/2)十α)とすると、D(φ十α)は、 D(φ十a ) =k ((d+a) 5in(φ+α
)±e cos(φ十α)) =1 ((d+a) (sin φCO3α+CO3φsinα)十e(co
sφCO3α+sinφsinα))=1 ((d十a
) sinφ十e cos a )  ・(5)となり
、E((π/2)十α)は、 Fl(π/2)十α) k [(d+a)sin((π/2)十α)+ e c
os((π/2)+α))]=1 ((d+a) CQ
S a−esin a )  −(6)となる、ここで
dはT U 1の静電容量成分、el、よ抵抗成分を表
わす。
従って、静電容量成分dの算出は以下による。
(3)式から 1sin a=A (φ+a ) ) / a    
   ・・17)(4)式から kcos  a=B  ((π/2)+αl/a   
  −・(8)(7)、(8)式を(5)式に代入し、
D(φ+α)= (d十a)(A (φ+α)/a)+
e [B + (π/2)十α)/a]・・・(9)を
得、(7) 、 (8)式を(6)式に代入し、l1l
(π/2)+α)= (d+a) [B I (π/2)十α)/a)−e(
A(φ+α)/a)・・・0ω となる。ここで、A〈φ+α)−A、B((π/2)→
B、 D (φ+α)−D、Fl(π/2)+α)→E
とすると、(9) 、 00)式から、D−A−1−E
−B ((d/a)+1 )(A’ 十B’ )、l (d/
a)+1= (])−A+B−B)/(A2士82) となるから、静電容量成分dは、 d=a [((D−A+E−B)/ (A2 +82) l −1]・・・0Dとなる。
又、抵抗成分eの算出は、以下による。
(9)、(1ω式から D−A−E−B= (e/a)  ・ (A’ +B’  )、、e=a 
 ((D−A−E  −B)/  (A  2 +8 
2  )   )・・・(12) となる。
故に、(I+)、 (12)式にはα及びkの項が入っ
ていないことによりOf)、 (12)式を計算するだ
けで位相のずれ及び回路ゲインに関係熱(T tJ 1
の静電容量成分dと抵抗成分eを測定することができる
ことが分る。このことは、フィルタ回路8eでの位相調
整が必要蕉<、回路ゲインに無関係に第2図の■に示す
波形に同期さえしていれば静電容量成分dと抵抗成分e
を測定することができることを意味する。
尚、基準コンデンサC1は変化分が直接測定精度に影響
を与えるために、温度係数の小さい、高精度のものを用
いる必要が有ることはいうまでもないことである。
ところで、第5図の回路はこれに限定されるものではな
い。
例えば、基準コンデンサC1の前段に反転増幅器を配置
して基準コンデンサ出力を反転させ、1゛tJ出力に加
えて測定することも可能である。そしてこの様にすると
より入力レンジを大きくとれる。
又、スイッチSW、を基準コンデンサC1の出力ライン
に設けて、T U 1の出力単体の場合の測定と、’I
’ tJ 1 と基準コンデンサC7を並列接続した場
合の測定を行い、この測定結果からT tJ 1の抵抗
成分と静電容量成分を算出するようにしてもよい 第7図はこれ等を合成した場合の第5図の他の実施例を
示す図である。この第7図において、9は反転増幅器を
表わす。
ここで、燃量針の燃料タンクの特性化については、TU
で実施しても良いし、演算要素内のメモリに定数として
組込んで演算処理してもよい。
燃料タンクの特性化をTUにおいて行なう時について、
前記したように従来の方法では色々と問題も有る。そこ
で、以下のようにすることにより従来の技術における問
題点を解決することができる。このことを以下に述べる
〈請求項3〉 第8図は本発明の請求項3の′I″Uの概要構成図、第
9図は請求項3の具体的実施例であるTUの構成図であ
り、特に同(A)は断面図、同図(B)は同図(A)の
X−X断面図、第10図乃至第11図は第8図及び第9
図の説明に供する図である。
第8図において、’rU10は、最も内側に同心円筒の
内側電極10aを配置し、最も外側に同心円筒の外側電
極10bを配置し、この外1lll電極10bと内IF
I C& 10 aとの間にスリット形状を有する(特
性化された)シールド電極10cが配置されたgI造と
なっている。この時、シールドt 極10 cにより内
側電極10aを第5図のような電鋳品から只のパイプ材
に置換えることができる。この結果、シールド電極10
 cのスリット形状により燃料残量レベルに対する静電
容量信号を特性化出来る。
TUの具体的Jif4造を第9図に示す。
第9図において、10dは絶縁材でありシールド電極1
0cと共にリベツ110e+〜10e4によりシールド
電110cと結合される。この結合されたシールド電極
10cと絶縁材10dは更にリベット10e1〜10e
4の外側のリベット10ft〜10faにより外ロー1
電極10bに結合される。この結果、外側電@!10b
とシールド電極10cとは絶縁材10dにより完全に絶
縁された状態で組付けられて本体となる。
この本体は更に、リベット10g、〜10g2により絶
縁取付は部材10hに結合される。そして絶縁取付は部
材10hはその先端部分がフランジ10jの結合部10
j、に係止してカシメ部10j2でカシメられて固定さ
れる。
一方内側電110aは、絶縁固定ピン10kにより本体
に固定され、電極間の同心度が同心度用絶縁ピン101
.〜1014で押え付けられるようにして出される。こ
の時に同心度用絶縁ピン10/、〜7014は、スリー
ブ10m、〜10m4を介して渦巻き状スプリング10
n、〜10n4を用いて本体に固定される。
夫々の電極10a 、 10b 、 10cはフランジ
10jに例えば半田付は等により固定されたコネクタ1
0pのピン10p1ヘリード線109により外部に引出
される。そしてフランジ10jは燃料タンク7の外壁1
0rにポル)−10sによって取付けられる。
この様な構造からなる1゛U1の機能を、以下第10図
及び第11図を交えながら説明する。
TUIOをモデル化すると第10図のように表わすこと
ができる。
第10図において、シールドt 極10 cの形状によ
り燃料液面レベルLに対する外側内lll電極間の静電
容量信号を特性化することができる。
例えばその具体的−例を第11図に示す、尚、第11図
(B)は第1O図のZ方向から見た時の図を示す。
第11図において、ΔvhocΔChとなるようにシー
ルドt & 10 cの形状を決定すれば、各液面レベ
ルにおける燃料残量に比例した静電容量信号を外側/内
側電極間に取出すことができる。
ところで以上述べたTUloにおいて、外側電極及びシ
ールドZ &に付いては上記説明に限定されるものでは
ない。
例えば、第12図の第8図のその他の実施例を示す図に
示すように、外側電[1100bを円筒形の両面プリン
ト基板とすれば、シールド=&100Cのパターンをグ
リントエッチングで製作して組付けすることが可能とな
る。
尚、このTUは第1図乃至第7図の回路に使用されるも
のに限定されるものではなく、単独で従来の回路等に用
いられることができることはいうまでもない。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成されているので、次
に記載するような効果を奏する。
A:請求項1においては、 ■:TU出力信号を直接S / H迄導くように構成し
たことにより回路構成を簡単化できる。
■:回路内に設けられる部品(プリアンプ)のオフセヅ
ト分は除去できるなめ測定精度は向上する。
■:燃料残量測定と燃料中の水分量を同一の回路構成で
共有化できるために部品点数を大幅に減らすことがでさ
、故に、これ等両機能を兼ね供えた製品にあっても小形
且つコストパフォーマンスの勝れた製品ができる。
B:請求項2においては、更に、 ■二位相調整が不要になったために組立て時間が短縮出
来る。
■二位相とゲインの影響が無くなったために測定精度が
更に向上する。
■:二位相ゲインの影響が無くなったなめに、フィルタ
回路に高精度の部品を使用する必要が無くなり、コスト
が低減する(高精度の部品は基準コンデンサ1個で済む
ようになる) C:請求項3においては、 ■:特性化されたシールド電極により内側電極を電鋳品
から只のパイプ材に置換えることができる。
■:そして前記電鋳品に比べて本発明のシールド電極部
分の加工費用や開発費用は安価であるから、製品価格を
低下させることができる。
■:従来製品に比絞してシールド電極部分が製品構造と
しては追加されることとなるが、このシールド電極に関
する部分はfiI、St加工やプリント基板等で簡単に
製作することができるから製作工程や製作費用等は大幅
に省略でき、安価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す静電容量式燃量計のブロ
ック系統図、第2図は第1図の説明に供するタイムチャ
ート、第3図及び第4図は本発明の説明に供する図、第
5図は第1図のその他の実施例を示す本発明の請求項2
の静電容量式燃量計のブロック系統図、第6図は第5図
の説明に供する図、第7図はこれ等を合成しな場合の第
5図の曲の実施例を示す図、第8図は本発明の請求項3
のTUの概要構成図、第9図は請求項3の具体的実施例
であるTUの構成図、第10図乃至第11図は第8図及
び第9図の説明に供する図、第12図は第8図のその他
の実施例を示す図、第13図は従来の静電容量式燃量計
の構成を示すブロック線図、・第14図乃至第15図は
′[Uの説明に供する図である。 1.10・・・タンクユニット(TU) 、6・・・表
示器、8a・・・周波数発振回R(O3C)、8b・・
・演算要素(CPU)、8c・・・タイミングコントロ
ール(TC) 、8d−・・サンプルホールド回路(S
/H)、8e・・・フィルタ回路、8f・・・ドライブ
回路、8g・・・プリアンプ回路、8h・・・バンドパ
スフィルタ(B−F)、8J・・・デイスプレィドライ
バ 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、燃料タンク内に取付けられ燃料タンク内の燃料
    の状態を静電容量式の検出センサを用いて測定する静電
    容量式燃量計において、前記検出センサに接続される回
    路の構成を、所定の周波数に基づくサンプリング・タイ
    ミング信号を出力すると同時に前記所定の周波数を前記
    検出センサの励磁周波数まで2回分周して該分周した信
    号に基づくタイミング信号と前記2回目の分周で得た第
    2分周信号波形とを出力するタイミングコントロールと
    、前記第2分周信号波形に基づく励磁信号を前記検出セ
    ンサに出力するドライブ回路と、前記検出センサからの
    信号を前記サンプリング・タイミング信号でサンプルホ
    ールドするサンプルホールド回路と、該サンプルホール
    ド回路からの信号を入力して前記タイミング信号に基づ
    いて前記燃料の状態を演算する演算要素と、を具備した
    ことを特徴とする静電容量式燃量計。
  2. (2)、請求項1の静電容量式燃量計において、前記検
    出センサに接続される前記回路にあって、前記検出セン
    サに並列に基準コンデンサを設けると共に検出センサ出
    力ライン又は基準コンデンサ出力ラインにスイッチを設
    けて、該スイッチの開閉により前記基準コンデンサの単
    体の測定及び前記基準コンデンサと前記検出センサの並
    列接続時の測定を行い、これ等測定から前記検出センサ
    の抵抗成分と静電容量成分との算出を前記回路で行うこ
    とを特徴とする静電容量式燃量計。
  3. (3)、請求項1の静電容量式燃量計において、前記前
    記検出センサは、最も内側に配置された同心円筒の内側
    電極と、最も外側に配置された同心円筒の外側電極と、
    該外側電極と前記内側電極との間に配置されたシールド
    電極とからなる構造を有して、前記シールド電極により
    燃料残量レベルに対する静電容量信号を特性化するよう
    にしたことを特徴とする静電容量式燃量計。
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