JPH0227451Y2 - - Google Patents

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JPH0227451Y2
JPH0227451Y2 JP1987050320U JP5032087U JPH0227451Y2 JP H0227451 Y2 JPH0227451 Y2 JP H0227451Y2 JP 1987050320 U JP1987050320 U JP 1987050320U JP 5032087 U JP5032087 U JP 5032087U JP H0227451 Y2 JPH0227451 Y2 JP H0227451Y2
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JP
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frame
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gatepost
light
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JP1987050320U
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JPS63157108U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は屋外の門柱の上部に設置され、特に
夜間において点灯される門柱灯に関する。
(b) 従来の技術 門柱灯を含む蛍光灯器具の枠体として本願出願
人は先に実用新案登録第1192000号の枠体を考案
した。この枠体は、帯状体の2個の押出材をいず
れもコ字型に折曲して上枠体および下枠体とし、
構造の簡略化を図るとともに十分な強度を得るよ
うにしたものである。
ところで、一般に門柱灯は屋外に設置されるた
め、照明光を発する蛍光灯等の光源を風雨から保
護しなければならない。ところが、上記実用新案
登録第1192000号の枠体では、上枠体と下枠体と
のつき合わせ部分の防水性が乏しく、風雨に晒さ
れた場合に内部への浸水を完全には防ぎ得ない。
また、パネル板は溝部に嵌装されていると言えど
も、パネル板端部と溝部とを緊密にすることは工
作精度および作業性の点から好ましくなく、この
部分においても防水性は期待できない。この点を
改善するためにパツキンの使用が考えられるが、
部品点数の増加によるコストアツプおよび製造工
程の煩雑化の問題がある。このため従来より、金
属などの板材をプレス加工によりコ字型断面に成
形し、これを外枠としてその内部に光源を収納し
たものがあつた。これによつて光源の底面以外は
外枠によつて被覆され、光源が風雨に晒されるこ
とを防止している。このような門柱灯では光源へ
の電源ラインの一部を構成する安定器や電気接続
器具は、光源を収納する外枠とは別体にして外枠
の近傍に設置される。
(c) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の門柱灯では安定器や
配線器具などの電気部品を風雨から保護する収納
部材を必要とする。この収納部材は形状および寸
法などのデザイン上の要請から光源を収納する外
枠とは別形状に形成しなければならず、門柱灯を
構成する部品の製造工程が煩雑化する欠点があつ
た。
この考案の目的は、光源および電気部品をそれ
ぞれ別体に収納する上枠および下枠を同一断面形
状の押出材を素材として形成することにより、部
品の製造工程を簡略化できる門柱灯を提供するこ
とにある。
(d) 問題点を解決するための手段 この考案の門柱灯は、押出成形されたコ字型断
面形状の押出材を素材とし、その断面の開放部を
下向きにした状態で長手方向の両端部を下方に折
曲して構成されるとともに、中央部の水平片の内
部に収納される光源および水平片の下側開放部に
嵌合される透光体を有する上枠と、 前記上枠と同一の押出成形により作られたコ字
型断面形状の押出材を素材とし、その断面の開放
部を下向きにした状態で前記透光体から所定の間
隙を有する位置、かつ前記上枠の折曲された両端
部の間の位置に配置されるとともに、内部に電気
部品が収納される下枠と、 を備えたことを特徴とする。
(e) 作用 この考案においては、同一の押出成形により作
られたコ字型断面形状の押出材を素材として上枠
および下枠が形成される。上枠は、押出材の開放
部を下向きにした状態で両端部が下側に折曲され
て構成され、その内部に光源が収納される。また
下枠は、押出材の開放部を下向きにした状態で上
枠の折曲された両端部の間の位置に配置され、そ
の内部に電気部品が収納される。したがつて光源
および電気部品は上枠および下枠により底面以外
を被覆され、風雨に晒されることがない。
上枠の下側開放部に嵌合される透光体(例えば
ガラス板)から所定の間隙を有する位置に下枠を
配置することにより上枠の透光体と下枠との間に
中空部が生じ、上枠内の光源から照射された光は
透光体および中空部を介して下枠に到達し、下枠
で反射されて周囲を照らす。
(f) 実施例 第2図および第3図は、この考案の実施例であ
る門柱灯を示すそれぞれ上面方向および底面方向
の外観斜視図である。
門柱灯100は、上枠1および下枠2により外
面を構成している。上枠1と下枠2との間には中
空部17が構成されている。この中空部17は挾
んで下枠2の上面に対向する上枠1の底面には板
ガラス3が位置している。上枠1の内部において
板ガラス3の上方に光源である蛍光灯が収納され
ている。
下枠2は支持板4a,4bを介して底板6に固
定されている。また、この下枠2の内部には後述
する電気部品が収納されている。この底板6には
ネジ13a,13bにより上枠1が固定されてい
る。
第1図は、上記門柱灯の分解斜視図である。
板ガラス3はその両端部において支持板4a,
4bに支持されている。この支持板4a,4b
は、金属平板を素材として板金プレス加工により
成形されており、その突出部41a,41bには
蛍光灯8を保持するソケツト42a,42bが固
定されている。上枠1の内側面にはガイドレール
21が形成されている。このガイドレール21に
支持板4a,4bの端部43a,43bが当接
し、両者の位置関係が規定される。
下枠2の内部には互いに対向する2面にそれぞ
れ一対のガイドレール22が形成されている。こ
のガイドレール22の溝部に取付板5の側端部が
係合する。この取付板5には取付台10を介して
安定器9が保持されており、さらにコネクタ11
および自動点滅器12が固定されている。この取
付板5の側端をガイドレール22の溝部に係合す
ることによつて安定器9、コネクタ11および自
動点滅器12によつて構成される電気部品を下枠
2の内部に収納している。
下枠2は上枠1の両端部間に配置される。この
ため、下枠2の開放した側面は上枠1の両端部に
より塞がれる。この下枠2の側面には透光性のカ
バー16が貼付されている。下枠2の側面におい
てカバー16が貼付されている部分は開口してお
り、カバー16は自動点滅器12の受光部に対向
する。取付板5は突出部51においてネジ44に
より支持板4a,4bに固定される。これによつ
て下枠2は支持板4aと支持板4bとの間に位置
する。底板6は金属平板を素材として板金プレス
加工により形成され、その両端部には突出部62
および突出部63が形成されている。底板6は突
出部62においてネジ45により支持板4a,4
bを固定する。また、底板6は突出部63におい
てネジ13a,13bにより上枠1を固定する。
底板6の下面には弾性体7が貼付されている。こ
の弾性体7は門柱上の底板6の固定を確実にす
る。底板6および弾性体7の中央部には孔部7a
が開けられており、電気部品に対する配線が容易
にされている。
以上のようにして、電気部品を固定した取付板
5は下枠2の内部に収納され、この下枠2は板ガ
ラス3および蛍光灯8とともに支持板4a,4b
に固定される。この支持板4a,4bは底板6に
固定され、さらに底板6は上枠1を固定する。し
たがつて、蛍光灯8の交換に際してはネジ13
a,13bを緩めて上枠1と底板6との固定状態
を解除し、上枠1を上方に引き抜くことによつて
蛍光灯8が露出する。
第4図AおよびBは、上記門柱灯の要部の断面
図であり、同図Aは上枠の断面図、同図Bは下枠
の断面図である。
同図に示すように上枠1と下枠2はともに同一
のコ字型断面形状を呈しており、その断面の開放
部は下向きにされている。また、上枠1および下
枠2の何れも、その内面にガイドレール21およ
び22が形成されている。前述のように上枠1に
おいてガイドレール21は支持板4a,4bの端
部43a,43bと接触し、両者を位置決めす
る。また、下枠2においてガイドレール22は取
付板5を保持する。
第5図A〜Eは、上記上枠および下枠の製造工
程を示す図である。
第4図AおよびBに示すコ字型断面形状の素材
101は、公知の押出成形により連続的に作られ
る〔第5図A〕。下枠2はこの素材101を小寸
法で切断して小部品102としたのち、表面を塗
装する〔同図B〕。
上枠1は、素材101を所定の大寸法に切断し
大部品103としたのち〔同図C〕、2ケ所に切
欠103dを形成し、水平部103bと2ケ所の
垂直部103a,103cとに分割する〔同図
D〕。次いで水平部103bに対し垂直部103
a,103cを折曲する〔同図E〕。こののち表
面を塗装して上枠1とする。
以上のにように上枠1のみ両端部を折曲し、下
枠2は押出材を切断するのみであるから、作業工
程が簡略になる。また、下枠2を上枠1の両端部
間に配置できるから、装置を小型化できる。
(g) 考案の効果 この考案によれば、上枠および下枠を同一の押
出成形により作られたコ字型断面形状の押出材を
素材として形成できる。したがつて、部品の製造
工程を簡略化でき、コストダウンを実現できる。
また、コ字型断面の開放部を下向きにした上枠
および下枠の内部に光源および電気部品が収納さ
れるから、これらを風雨から完全に守ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である門柱灯の分解
斜視図、第2図および第3図は同門柱灯のそれぞ
れ上面方向および底面方向の斜視図、第4図Aお
よびBは同門柱灯の要部の断面図、第5図A〜E
は同門柱灯の一部を構成する上枠および下枠の製
造工程を示す図である。 1……上枠、2……下枠、3……蛍光灯、9…
…安定器、11……接続器具、12……自動点滅
器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 押出成形されたコ字型断面形状の押出材を素材
    とし、その断面の開放部を下向きにした状態で長
    手方向の両端部を下方に折曲して構成されるとと
    もに、中央部の水平片の内部に収納される光源お
    よび水平片の下側開放部に嵌合される透光体を有
    する上枠と、 前記上枠と同一の押出成形により作られたコ字
    型断面形状の押出材を素材とし、その断面の開放
    部を下向きにした状態で前記透光体から所定の間
    隙を有する位置、かつ前記上枠の折曲された両端
    部の間の位置に配置されるとともに、内部に電気
    部品が収納される下枠と、 を備えたことを特徴とする門柱灯。
JP1987050320U 1987-04-01 1987-04-01 Expired JPH0227451Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987050320U JPH0227451Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JP1987050320U JPH0227451Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63157108U JPS63157108U (ja) 1988-10-14
JPH0227451Y2 true JPH0227451Y2 (ja) 1990-07-25

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