JPH0227011Y2 - - Google Patents

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JPH0227011Y2
JPH0227011Y2 JP1983081749U JP8174983U JPH0227011Y2 JP H0227011 Y2 JPH0227011 Y2 JP H0227011Y2 JP 1983081749 U JP1983081749 U JP 1983081749U JP 8174983 U JP8174983 U JP 8174983U JP H0227011 Y2 JPH0227011 Y2 JP H0227011Y2
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water
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、主として降雨水を、場合によつて
は水道水をも併用して、緑地潅水や庭園等におけ
る水の演出、あるいはトイレの水洗などに応用利
用可能な給水装置に係り、さらにいえば、溢流水
による自然流下給水と、自動放水機構による間欠
的、定量的な放水とを組み合わせて成る給水装置
に関する。
(背景技術) 従来、緑地の潅水方法としては、ポンプを利用
した圧力潅水方法が多く実施されている。しか
し、動力を必要とし、ランニングコストがかかる
という欠点、問題点があつた。
従来、高低差を利用し、かつ、流量に左右され
ない圧力潅水方法は、その実例をみない。
次に、従来の潅水方法の多くは、緑地の地中下
部に直接給水する地中潅水方式又はスプリンクラ
ーやシヤワーヘツド等を通じて植物の葉面や根部
付近に散水する圧力潅水方式のいずれかに片寄つ
ている。即ち、一方系統の給水装置として両方式
を組み合わせた実例はみあたらない。しかも、地
中潅水方式のみ又は圧力潅水方式のみでは、自然
の露地での緑地における水分環境とかけ離れてし
まい、潅水が効率的でない欠点があつた。
従来、有蓋空間の緑地に対して、自然な降雨水
を利用して潅水し、露地の緑地と同様な水分環境
を再現した実施例は見聞しない。
(考案の目的) そこでこの考案の目的は、第一に、主として自
然な降雨水を利用し、しかも、高低差を利用した
重力潅水方式(自然流下給水)として、特に有蓋
空間の緑地に対し通常の露地の緑地と同様な水分
環境を再現可能な給水装置を提供することにあ
る。
第二に、溢流水による自然流下給水と、自動サ
イフオン等による間欠的、定量的な給水との2系
統の併用により、緑地潅水はもとよりのこと、庭
園等における水の演出やトイレの水洗などに多様
に応用利用が可能な給水装置を提供することであ
る。
第三に、緑地潅水についていえば、同一系統の
給水として、地中からの潅水と、スプリンクラー
やシヤワーヘツド等による葉面、根部付近などへ
の圧力潅水との組み合わせにより、自然の露地で
の緑地の水分環境とよく一致して効率の良い潅水
が可能な給水装置を提供することである。
第四に、動力を必要とせず、ランニングコスト
をほとんど必要としなく、水資源効率の高い給水
装置を提供することである。
(考案の構成と作用効果) 上記目的を達成するために、この考案の給水装
置は、高所に設置して降雨水、水道水などを収容
する十分大きな貯水槽と、貯水槽の一定レベル以
上の溢流水を重力作用により定常的に所定の場所
に導く溢流管と、これとは別に貯水槽の水を間欠
的、定量的に放出する自動サイフオン等の自動放
水機構と、前記自動放水機構からの放水を重力作
用により所定の場所に導く送水管とで構成されて
いる。
上記溢流管は、緑地の地中下部に接続開口せし
めて地中潅水を、若しくは地表面上であつて植物
の根部付近に位置するバブリングヘツドと接続し
て根部付近潅水を、又は庭園の溝あるいは男子ト
イレの尿溝の上流端に接続開口せしめて水洗流を
生じさせる給水用としてそれぞれ利用される。他
方、上記送水管は、緑地の植物上一定の高さに位
置するスプリンクラーやシヤワーヘツドと接続し
て葉面散水を、若しくは水辺植物や景石などの上
方に位置するシヤワーヘツドなどと接続して水の
演出を、又は男子トイレの小便器と接続して水洗
を行なう給水用としてそれぞれ利用可能である。
貯水槽は、建物の屋根、屋上などに降つた雨を
広く集め樋などを通じて収容するものとされる。
従つて、雨水が直接当らない有蓋空間の緑地に
対しては、およそ同じぐらいの面積で受けた降雨
水により露地の緑地と全く同じ水分環境を再現可
能である。即ち、送水管を通じての給水は、スプ
リンクラーやシヤワーヘツドを通じて降雨を再現
する。また、溢流管を通じての給水は、地中下部
に放水することにより、土壌上部が過湿状態にな
ることを防ぐ。また、乾燥時には毛管現象で植物
の根に水分の補給を可能にする。つまり、雨水が
直接当る緑地において、先ず降雨が緑地を潤し、
土壌中に浸滲した雨水が土壌中に含まれて乾燥時
に水分を植物の根に供給する自然の仕組みに近い
状態となるのである。
次に貯水槽の水は、溢流管と送水管の2系統で
供給され、両者の併用により、例えばスプリンク
ラーやシヤワーヘツドによる葉面潅水と、地中又
は地表面の植物根部付近でのバブラーによる潅水
との組合わせとして、又は庭園などにおける溝の
水流及び雨の演出として、又はトイレの水洗など
として多様に応用利用することができる。
さらに、主として降雨水を用いる結果、送水管
を通じての間欠的な流れと、溢流管を通じての定
常的な流れとの併用により、水資源の効率的な節
約が可能である。また、動力を必要とせず、ラン
ニングコストはほとんどかからないので、極めて
経済的な給水が可能である。
次に、図示した実施例を説明する。
(第1の実施例) 第1図において1は貯水槽、2は溢流管、3は
自動サイフオン4を収納した2次水槽、5は前記
2次水槽4から延びる送水管、6は給水を受ける
対象としての緑地全体を指す。
貯水槽1は、給水対象である緑地6に対して十
分高い位置に、即ち位置水頭による給水に不足が
ないように例えば地下街レベルの緑地6に対して
地上階レベルに設置されている。貯水槽1は、有
蓋空間の緑地6に対し、その緑地6と同等以上の
広い面積で集めた降雨水を、必要によつては水道
水をも併せて収容するに足りる大きな容量のもの
として構成されている。
溢流管2は、その上端2aが、貯水槽1に対
し、所定の貯水レベルhの位置に接続されてお
り、その貯水レベルh以上の溢流水を定常的に重
力作用で自然流下させるものとしている。溢流管
2の下端2bは、緑地6における地中下部、より
具体的にいえば、地下治水位6aより下の部分へ
導入して接続開口されている。
従つて、緑地6の下部は、溢流水により常時湿
潤状態に潅水され、緑地上部の盛土6bが乾燥し
た場合は毛細管現象によつて前記水分が上昇し、
植物7の根部に供給される。
貯水槽1と2次水槽3とは、導管8により接続
されている。つまり、2次水槽3が自動サイフオ
ン4を収納しており、自動サイフオン4に対して
2次水槽3内の水位を所定の時間間隔で上昇さ
せ、放水後は一旦下限水位まで下げる条件設定の
必要のためである。従つて、自動放水機構が水位
とは無関係にタイマー等で作動する自動弁、又は
手動弁などであるときは、2次水槽3を使用する
ことなく、直接貯水槽1内に又は導管8に設置し
てもよい。
図示例の場合、導管8を通じて貯水槽1の水が
所定の流量で2次水槽3に供給され、2次水槽3
内の水位が自動サイフオン4の頂点を超えると、
オーバーフローを生じ、以後は重力作用で連続流
れとなり、一気に放水される。そして、2次水槽
3内の水位が下がつて大気破りの状態となるに至
つて流れは止まり、再び2次水槽3内の水位が上
昇するのを待つことになる。
かくして、2次水槽3内の水位が上昇する速度
に比例した時間間隔で、上限水位から下限水位ま
での間の容積相当の水量が送水管5を通じて間欠
的に定量的に放水される。
自動サイフオン4からの放水は、送水管5を通
じて、重力作用により一定の水圧を得て、植物7
の上方一定の高さに位置するシヤワーヘツド9を
通じて緑地6の植物7に対し葉面散布される。葉
面散布の水量と時間間隔は、自動サイフオン4
(又は自動放水機構)の調節により適当に調節さ
れる。
従つて、緑地6の潅水は、同一系統の給水に基
き、地中潅水方式と圧力潅水方式との組合わせと
して、自然の露地での水分環境とほぼ一致したも
のとして効率的に行なわれる。
(第2の実施例) 第2図に示すものは、基本的には第1図に示し
たものと同じ機構であり、送水管5を一旦緑地6
内に引き込み、しかるのちに地上所定の高さまで
垂直に立ち上げ、その上端にスプリンクラー10
を接続した点の構成を特徴とするものである。
(第3の実施例) 第3図に示したものは、基本的には第1図に示
したものと同じ構成であり、溢流管2の下端を一
旦緑地6内の下部に引き込み、垂直に立ち上げて
地表面に突出させ、その上端にバブリングヘツド
11を接続し、溢流水を根部付近に散布する構成
とした点を特徴とするものである。
(第4の実施例) 第4図に示したものは、基本的には第1図に示
したものと同じ構成であり、溢流管2の下端2b
は庭園に設けた小規模な溝12の上流端に接続開
口せられ、送水管5は前記溝12に沿つて植えら
れた水辺植物13,14又は景石15などの上方
一定の高さに位置するシヤワーヘツド9と接続さ
れた点の構成を特徴とするものである。
つまり、溢流管2を通じて供給される溢流水は
溝12に定常的な水の流れを生じさせ、シヤワー
ヘツド9からは間欠的に降雨を生じて、水の演出
効果をもたらすのである。
(第5の実施例) 第5図に示したものは、基本的には第1図に示
したものと同じ構成であり、溢流管2の下端2b
は男子トイレの尿溝16の上流端に接続開口せら
れ、送水管5は小便器17の上部に接続した点の
構成を特徴とするものである。
つまり、降雨水が、トイレの洗浄水として有効
利用されることになるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案に係る給水装置の異
なる実施態様を示す説明図である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) (イ) 高所に設置され、降雨水もしくは水道水
    などを収容する貯水槽1と、 (ロ) 前記貯水槽1の溢流水を重力作用により所
    定の場所に導く溢流管2と、 (ハ) 前記貯水槽1の水を間欠的に定量的に放出
    する自動放水機構4と、 (ニ) 前記自動放水機構4からの放水を重力作用
    により所定の場所に導く送水管5と、 より成ることを特徴とする給水装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の溢流管
    2は緑地6の地中下部に接続開口せしめてあ
    り、送水管5は緑地6の植物7上一定の高さに
    位置するスプリンクラーないしシヤワーヘツド
    9と接続されている給水装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の溢流管
    2は緑地6の地表面上であつて植物7の根部付
    近に位置するバブリングヘツド11と接続して
    あり、送水管5は緑地6の植物7上一定の高さ
    に位置するスプリンクラーないしシヤワーヘツ
    ド9と接続されている給水装置。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の溢流管
    2は庭園の溝12上流端に接続開口せしめてあ
    り、送水管5は前記溝12に沿つて植えられた
    水辺植物13,14ないし景石15などの上方
    一定の高さに位置するシヤワーヘツド9と接続
    されている給水装置。 (5) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動放
    水機構は自動サイフオン4である給水装置。
JP1983081749U 1983-05-30 1983-05-30 給水装置 Granted JPS59188563U (ja)

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KR101572372B1 (ko) * 2014-05-15 2015-11-26 이경자 빗물 자동공급 재배장치
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