JPH0226977Y2 - - Google Patents

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JPH0226977Y2
JPH0226977Y2 JP4984785U JP4984785U JPH0226977Y2 JP H0226977 Y2 JPH0226977 Y2 JP H0226977Y2 JP 4984785 U JP4984785 U JP 4984785U JP 4984785 U JP4984785 U JP 4984785U JP H0226977 Y2 JPH0226977 Y2 JP H0226977Y2
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JP
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snow
scooping body
scooping
tip
side wall
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JP4984785U
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JPS61169124U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスコツプ等のように柄の先端に雪を掬
い上げる掬い体を設けた除雪器具に関する。
〔技術的背景及びその問題点〕
積雪の多い地方では道路や屋根に大人の背丈け
程に積もつた雪を年に数回も除雪しなければなら
ない。従来より、このような除雪には掬い体が平
面状の土木除雪兼用スコツプが使用されている
が、堆積した積雪は剪断力が大きいため、スコツ
プの掬い体を積雪中に差し込んでスコツプを持ち
上げると掬い体上に掬い上げられる雪量がまちま
ちであつたり、雪が崩れたりして除雪作業が効率
に行われない。
このため、先ずスコツプの掬い体を垂直方向に
順次差し込んで、切れ目を入れて積雪による剪断
力を解除し、次いで水平方向にスコツプの掬い体
を差し込で、雪を掬い上げて、投降することが行
われている。
しかし、一晩に1m近い雪が積もる地方では何
日も連続してこの種の除雪をしなければならない
ので、1回の雪の掬い上げのために重いスコツプ
を2回も振り回わして雪中に差し込む作業は疲労
困憊し、作業効率が悪いという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記問題に基づいてなされたものであ
り、積雪への切れ目入れと掬い上げとが1回の動
作で行うことができ、除雪労力の軽減化と除雪作
業のスピード化を図れる除雪器具を提供すること
を目的とするものである。
〔考案の構成〕
上記目的を達成するための本考案の構成は柄の
先端に掬い体を設け、この掬い体の先端一側部上
に雪切削辺を形成して側壁を掬い体に立設するこ
とにより、この掬い体を雪中に差し込むと壁体に
よつて切れ目が入れられて雪の掬い上げが容易に
行われる。
〔考案の実施例〕
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を詳述
する。第1図は本考案の第1実施例を示してお
り、握柄1の先端は合成樹脂、アルミニウム又は
ステンレス製の矩形状掬い体2の上部より突出し
た樋溝3に嵌合して螺子等により止着する。
掬い体2の先端一側端には雪切削辺4Aを形成
して掬い体2の一側辺に積雪に切れ目を入れるた
めの雪切り用側壁4を立設し、一方掬い体2の後
辺には側壁4と連設して後壁5を立設する。これ
らの雪切り用側壁4と後壁5は90゜折曲して一体
形成されており、後壁5には前記樋溝3が挿通す
る孔6が穿設されている。さらに掬い体2には下
側に膨出する凹条部7を前後方向に適当間隔を置
いて数本並設して掬い体2の変形を防止すると共
に、掬い体2の先端には先端補強用金属板8を鋲
9などで止着させ掬い体2の先端の変形、亀裂、
摩耗を防止している。
このように構成される本考案のスコツプは第4
図及び第5図に示すように、掬い体2を後壁5が
雪に当たる迄1回差し込むことにより、L字状に
垂直方向の切れ目aと水平方向の切れ目bを同時
に形成することができる。そして、掬い体2上に
収納した雪Cから剪断力を解除して雪Cの掬い上
げと投げ降しを容易にする。また、特に傾斜した
屋根の雪降しの場合、掬い上げた雪Cを斜め後方
に投げる場合があり、掬い体2の先端辺及び一側
辺が開口しているため、投げ降しを容易にしてい
る。このようにして、掬い体2を差し込むことに
より、同時に2つの切れ目ができるので、従来の
切れ目を入れる動作と掬い上げる動作と2回の動
作を1回にしたため、重いスコツプの振り回し動
作が1回分軽減されしかも掬い体2上に収納する
雪量が掬い体2、側壁4、後壁5によつて囲まれ
て、ほぼ均一化するため同等の力で掬い上げを繰
り返して行えるので疲労の少ない除雪作業を行え
る。
〔他の実施例〕
第2図は本考案の第2実施例を示しており、掬
い体2が鉄板などの金属で製造されているものを
示している。この場合、先端に雪切削辺4Aを形
成した雪切り用側壁4及び掬い体2の後部に立設
する後壁5を板状にするとスコツプ自体の重量が
増すので、雪切り用側壁4と後壁5には各々穴4
B,5Aを形成して枠状に設けられている。ま
た、枠状の雪切り用側壁4と後壁5は掬い体2に
溶着されて立設し、雪切り用側壁4の雪切削辺4
Aと掬い体2の先端2Aとで積雪にL字型切れ目
が入るように形成されている。10は掬い体2の
他側辺に形成するテーパー状側壁である。
第3図は第3実施例を示しており、掬い体2に
立設する雪切削辺4Aを有する側壁4、及び後壁
5の重量がそれ程増加しない場合、掬い体2に立
設している側壁4、後壁5の適所に横長な孔11
を穿設して軽量化を図つたものである。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば柄の先端に
掬い体を設け、この掬い体の先端一側部上に雪切
削辺を形成して側壁を掬い体に立設することによ
り、積雪を垂直及び水平の両方向に同時に切れ目
を入れて雪の剪断力を解除できるため、従来のよ
うに平坦な掬い体を2回も雪に差し込む動作が不
要となり、1回の差し込み動作で切れ目を入れて
かつ雪を掬い上げることができ、除雪作業の労力
を軽減しかつスピード化を図ることができる。ま
た、スコツプに本考案を使用すれば、掬い体に収
納する雪量がほぼ一定であるため、疲労しにくく
なり、除雪作業中に疲労により屋根から転落する
事故等も予防できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は第2実施例を示す斜視図、第3図は第3実
施例を示す斜視図、第4図及び第5図は第1実施
例の使用状態を示す斜視図である。 1……握柄、2……掬い体、4……雪切り用側
壁、5……後壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柄の先端に掬い体を設け、この掬い体の先端一
    側部上に雪切削辺を形成して側壁を掬い体に立設
    することを特徴とする除雪器具。
JP4984785U 1985-04-02 1985-04-02 Expired JPH0226977Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4984785U JPH0226977Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4984785U JPH0226977Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61169124U JPS61169124U (ja) 1986-10-20
JPH0226977Y2 true JPH0226977Y2 (ja) 1990-07-23

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ID=30567417

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JP4984785U Expired JPH0226977Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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WO2023017610A1 (ja) * 2021-08-13 2023-02-16 正志 岡田 バケット

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JPS61169124U (ja) 1986-10-20

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