JPH02268776A - 消火用スプリンクラー - Google Patents

消火用スプリンクラー

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JPH02268776A
JPH02268776A JP1084151A JP8415189A JPH02268776A JP H02268776 A JPH02268776 A JP H02268776A JP 1084151 A JP1084151 A JP 1084151A JP 8415189 A JP8415189 A JP 8415189A JP H02268776 A JPH02268776 A JP H02268776A
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JP
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heat
fire sprinkler
fire
memory alloy
sprinkler
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JP1084151A
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Inventor
Siegfried Wolf Heinz
ハインツ スィーグフレッド ヴォルフ
William Conley Howes David
デヴィッド ウィリアム コンリー ハウズ
Burkitt John
ジョン バーキット
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Thomas Bolton and Johnson Ltd
Original Assignee
Thomas Bolton and Johnson Ltd
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、本出願人のためにプルネル大学(Brune
t University of Uxbridge、
 MisslesexUB83PHEngland)の
バイオエンジニアリング研究所(Institute 
of Bioengineering)が行った研究活
動(それに対して本出願人は深甚の謝意を表したい)の
中から発生したものであって、消火用のスプリンクラ−
に関している。 消火用スプリンクラ−の本質的機能は、火災の状態によ
って輻射または対流、またはそれら両方の形をとる熱を
感知して作動しく太陽からの熱のような無害の熱に対し
ては作動しない)、保護されるべき領域全体に、そこで
火災の状態が発生した後、可及的に速やかに、そして必
須のこととして、その火災によって起きる空気の運動が
消火液を吹き飛ばす程にならないうちに、消火液(通常
は水)を散布することである。 [従来の技術] 現今のスプリンクラ−は2つの種類に分けられる。1つ
の種類は、内蔵された液が加熱されて発生する圧力によ
ってこわされて消火液を放出するようなガラス製の殻状
体(バルブ)を用いたものであり、他の種類は、ばねの
力で開くが融点の低いはんだ合金製のリンクによって閉
じた状態に保持されている機械的なバルブを用いたもの
である。これらのどちらの種類であっても、液の出口よ
り先方に(通常は下方)液分散器を設ける必要上、・熱
を感知する材料(液体またははんだ合金)は火災の輻射
熱に直接的に曝されるようにはできない(少なくとも容
易にはできない)ことと、さらには、熱を感知する材料
が構造上やむを得ずスプリンクラ−の金属製のボディと
熱伝達のよい接触をしており、このボディが配置システ
ムとその中の流体と一緒になって大きな熱容量を有する
こととによって、感熱応答速度が制約される。 入り口から出口へと伸びてる流路と、出口よりも先方に
位置した流体分散器と、流路を塞いでいる脆性部材と、
所定の温度上昇状態を感知したときに脆性部材を破砕す
ることで流体の流れを起させるための、上記各部とは別
個になった感熱手段とを含んだ消火用スプリンクラ−の
提案が幾つかなされている(例えばGO−A−2187
51)。 これらの提案によって可能となる新しい種類のスプリン
クラ−においては、感熱要素は、輻射熱にも対流の熱に
も直接的に曝されうるし、熱を集めるための大きな露出
面積を有しうるし、また、設置環境上の要求によっては
ポリマー質、セラミック質またはガラス質の材料を用い
ることにより、熱的に他部から絶縁される。そしてさら
には、流体の供給を止めることなしに、つまり、1度に
1個より多くの数のスプリンクラ−を作動できない状態
にすることなしに、感熱要素を、試験のため、老化対策
のため、または、スプリンクラ−の感度を変える(例え
ば倉庫において貯蔵される品物が変った場合に)ために
取外し、交換することができるようなスプリンクラ−の
設計も可能になる。しかし、熱を感知して脆性部材を破
砕するための公知の手段は複雑であり、したがって、信
頼性が確かでないので、脆性メンバーを破砕する力を発
生するに要するエネルギーを得るために、熱電デバイス
(例えばGB−A−2187951゜GB−^−700
139にあるような)や、電熱(例えばGB−A−86
4384にあるような)を用いた手段もある。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、従来のスプリンクラ−に比べれば応答が速く
てしかも構造が簡単なスプリンクラ−を提供することを
目的としている。 [課題を解決するための手段] 本発明によるスプリンクラ−は、前述の一種類に属する
が、自らが脆性部材を破砕するに要する力を発生するよ
うな、ニッケル・チタン合金のような形状記憶合金でで
きた感熱要素を含むことを特徴とする。 この形状記憶合金は、熱の取入れを最大にするために、
シート状または類似の展延された形のものであるのが望
ましい、特に望ましい形は、ドーム形に変形させられて
いて平らなシートの形へと(理想的にはそのような形に
)形状回復するようなシート状の形である。このような
形であれば十分な力が発生されつる。この合金は、それ
の表面の放射率を高めるように処理(コーティング、エ
ツチング、または類似の方法)されつる。 保護されるべき領域に感熱要素が完全に曝されるように
、液分散器は出口と感熱要素の間に位置しているのが望
ましい。 この場合、感熱要素が、液分散器の中央部に開口を通っ
て伸びている細長いラムまたはその他の形のスラストメ
ンバーに直接的に力を及ぼすことで脆性部材を破砕する
ようにできるが、その他の機構も用いられつる。 前記の所定の温度上昇状態によって感熱要素が作動する
ことが起らない限り、つまりそれが起るまでは、脆性部
材を破砕する手段が実質上脆性部材に何らの力も及ぼし
ていないことが通常は望ましい。 脆性部材は、適当な剛性と脆性をもったガラスまたはセ
ラミック材料、または他の材料で作られつる。その脆性
部材は、平らまたはドーム上の円板であってよいが、他
の形、例えば管状にすることもできる。流体の流れをひ
どく阻害することのない小さな破片の形でこわれるよう
に内部応力が分布することを確実にするために、脆性部
材は熱処理、傷跡つけ、またはその他の加工を施すこと
が、それが適当である場合には行われてよい。 脆性部材がセラミックで作られる一場合は、それと一体
にスラストメンバーが作られつる。別個に作られる場合
にはスラストメンバーは、脆性部材の表面よりも硬度の
高い材料で作られるか、またはそのような材料を端部に
取付けられているのが望ましい。 脆性部材が円板であるときは、それが、それのエツジが
くわえられることのない形でスプリンクラ−のボディに
シール性をもって取付けられているのが望ましい。 ボディは黄飼製であってよいが、この場合、感熱要素は
、ポリマー質材料、セラミック、またはガラスでできた
スペーサ(つまりワッシャ)によってボディか□ら熱的
に絶縁されているのが望ましい、しかし別法として、ボ
ディそのものが全体的にまたは部分的に適当な強度のあ
るガラス質のまたはセラミック質の材料でできていても
よいしくこの場合、脆性部材がボディと一体になってい
るようにできる)、適当なポリマー質材料でできていて
もよい(これは、スプリンクラ−が作動するより前に火
炎がスプリンクラ−に当るというリスクが無視されるよ
うな設置条件の場合のことである)、熱可塑性材料も、
それの軟化温度が感熱要素が作動する温度よりも十分に
高いならば用いられつるが、熱硬化性材料の方が望まし
い、いずれの場合でも、難燃性グレードのものが推奨さ
れる。ポリマー質材料でできたボディは、生来の熱絶縁
性による利点を有するほかに、金属製ボディに比べれば
、美術的デザインのものとするに適しており、また、自
らガスケットの役をなすようにできるし、より安価でも
ある。絶クリープ性は問題でない、何故ならば、感熱要
素を、常時にはそれがボディに力を及ぼすことがないよ
うに設計できるからである。
【実施例】
以降においては、本発明によるスプリンクラ−の種々の
原型設計を例として、それらの図面を用い、本発明をさ
らに説明する。 第1図から第6図までに示す原型スプリンクラ−は、黄
銅または他の適当な金属でできたボディ1を含んでいて
、このボディには、これを流体供給管に普通の方式でね
じ込みつるように外ねじ2がある。ボディの上端(普通
の向きでの上端、図示のとおり)には入り口3があり、
下端には出口がある。そしてこの出口は脆性部材として
のガラス円板4によって閉じられている。このガラス円
板は、ボディの内側に設けられたねじにねじ込まれた金
属製カラー8によってシールリング9を介して押えられ
ることにより、シール性をもってボディに固定されてお
り、このシールリング9は、ナイロン66のような硬質
のプラスチック材料でできていて、ガラス円板がこわれ
たときの破片が落下せずにくわ^られていることのない
形でガラス円板をボディにシール性をもって押しつける
ように段付き形になっている。シールリングを作るため
の適当な他のプラスチック材料もあり、それらは例えば
アセタールポリマー、ポリエーテルスルホン、ポリエー
テルケトン、ポリカーボネート、アクリル、ナイロン6
、ナイロン11、および、商品名デルリンで市販の材料
である。 出口より先方に水デフレクタ(つまり液分散器)5があ
り、これは、ボディ1にねじ込まれたリング7から出て
いる1対のレッグ6.6によって支えられている。水デ
フレクタ5(これは、適当であればどんなプラスチック
または金属の材料ででも作られつる。そして、レッグ6
やリング7と一体に作られつる)は、スラストメンバー
10として働く焼入れ鋼製のビンの案内の役もしている
。そしてスラストメンバー10は、形状記憶合金ででき
たアクチュエータ要素(つまり発熱要素)11の上に拘
束なしで載っている。アクチュエータ要素は、それが曝
される面積が大きくて熱伝達接触部分は比較的に少なく
なるように、レッグ6から出ている4つの爪12(第2
〜4図でわかりやすい)によって支えられている。 第5図は形状記憶合金でできたアクチュエータ要素の形
を示しているが、このものは、0.51厚さのニッケル
・チタン形状記憶合金を、平らな形にクランプして50
0℃で1時間熱処理をして、その後(冷却後)エツジ部
をクランプして中央部を直径12mmの鋼球で押すこと
によって高さ1.2mmのドーム形にすることで作られ
ている。このようにして作られたドーム形のアクチュエ
ータ要素は、70’C前後の温度において平常の平らな
形に形状回復し、そうなる間に、もし抵抗を受けるなら
ば大きな力を発生する0本出願人の観察し得たところで
は、その力は57.7kgf (556N)に達する。 ガラス円板は、それが普通のどんなガラスで作られてい
て″も、上記のような利用される力によって容易にこわ
れるが、水の流れを阻害しないように小さな破片の形に
こわれることを確実にするためには、大きな内部応力の
あるガラスを用いることが大いに助けになることが知ら
れた。今までに最もよい結果が得られているのはコーニ
ング社(Corning  Glass  Works
  Conrning、NY  14830゜USA)
製の、識別コード0313のガラスである。これは、主
として航空機の窓とかテープリールのフランジに使われ
ているもので、ナトリウム・イオン交換によって強化し
た(したがって、より脆くした)ガラスである。メーカ
のデータによれば、この密度は2.46kg/m’ 、
縦弾性係数は7 X lO’MN/が、ポアソン比は0
.22、剪断弾性係数は2,9×10’MN/m−破壊
係数(研磨したものでの)は3001N/m”  ヌー
プ硬度(過電100gでの)は5780MN/m” と
なっている。 このガラスは直径22.2mm (7/8“)、厚さ2
.1mm(+/+2”)の円板として供給された。これ
の最大の表面硬度は、極めて硬い材料(例えばタングス
テンとか、またはアルミナとかジルコニアのような硬質
セラミックの)でできた、またはそのような材料を端に
取付けられたスラストメンバーを用いることを推奨して
よい程の硬度である。焼入れ鋼製のスラストメンバーな
らば、ガラスの表面に食い込むよりはむしろ、曲がる傾
向がある。 他の適当なガラス(硬度は上記のものより小さく、焼入
れ鋼製のスラストメンバーと組合せ使用されつるもの)
として、熱処理によって生じた内部応力を有するものが
ある。これは、風防用強化ガラスに用いられるものと実
質上同様のもにであって、ビルキントン社(Pilki
nntonns Ltd、 ofSt、 He1ens
、 Merseyside、 England)の開発
部門(New Business Developme
nt Unit)から、直径22mm、厚さ標準的には
2mmの円板として入手されるものである。 このスプリンクラ−は、例えば第6図で見られるように
、美術的な設計をされるのに適している。つまり、この
スプリンクラ−を天井タイル16の後方に置き、その天
井タイルには、感熱要素(アクチュエータ)11とその
他の少しのものだけが覗き見られるような中央の開口1
7と、必要な場合に水が通過できるための、環状に配列
された開口1B(所望ならばこれによって水が分散され
るようにできる)を設けることができる。 第7図に示す原型スプリンクラ−は、第1〜6図のもの
と原理的には同じであるが、主たる構造要素1,6,7
.8を適当なプラスチック材料(型で成形のポリアミド
またはポリイミド、ポリスルホン、ポリエーテルケトン
、またはポリエーテルのような)で作るために、これら
要素が再設計されている。 第8図に示す原型設計では、流路は入り口3から出口へ
と伸びていて、この出口が脆性ガラス円板4によって閉
じられているが、この場合このガラス円板は、簡単なワ
ッシャ21(例えばPTPE製の)と、グランドナツト
の形をした上部23を有するボディ下方部分22によっ
て、シール性をもってボディ本体に取付けられている。 ボディ下方部分の下方部24は、ガラス円板4がこわれ
たときに水(または他の流体)が衝突する分散器を形作
ると共に、アクチュエータ要素11を前述と大体同様に
して収容するような形になっている。アクチュエータ要
素11は、サークリップ25によって保持されていて、
スラストメンバー10を拘束なしで支えている。1対の
セラミックのリング26がアクチュエータ要素11とボ
ディ下方部分22の間の熱絶縁の役をなしている。 第8図の原型に基づく特定の1例においては、脆性ガラ
ス円板4は厚さ1.0mm、直径20mmで、これは、
ソーダガラスの顕微鏡スライドから、ダイヤモンド刃先
のシェルカッタ(平らなガラスに穴を明けるためのもの
)を用いて切り出された。偏光を用いて検査したときに
内部応力の存在を示さなかったものは用いなかった。ガ
ラス円板が液の流れを妨げるような大きな破片の形でこ
われることがないための用心として、さらにガラス円板
には、それを旋盤の画盤に貼り付け、案内装置に取付け
たダイヤモンド刃先のガラスカッタを手の力で軽く押し
付けることによって、直径18mmの同心円形の傷跡を
つけた。ワッシャ5はPTFEで作られた厚さ0.5m
mのもの、そしてスラストメンバーlOは直径2mmの
焼入れ鋼製のものとした。 形状記憶性のアクチュエータ要素11は、厚さ0.5開
のニッケル・チタン形状記憶合金のシートからなって平
らな形でクランプして440℃で30分間熱処理し、水
に投入して急冷し、高さ2.75闘のドーム形になるま
で冷間加工することで作られたものであった。形状回復
の温度は約70℃であった。 第9図に示すスプリンクラ−は、第8図に示すものと似
ているが、異なっていることとして、形状記憶性の感熱
要素11を所望により取外したり交換したりできるよう
に、脆性ガラス円板4の取付けはそのままとしてボディ
下方部分30をねじ戻して取外しつるようにしである。 公共用建物用の場合の設計においては、ここで示した単
なるねじ込みの代りに、保安上施錠されつる結合の方式
第1O図から第14図までは、ガラスではなくセラミッ
ク材料でできた脆性部材を用いた種々の設計を示してい
る。 第1O図のスプリンクラ−においては、脆性部材40は
平らな円板41で成っている。この円板は、周囲に溝4
2があることで弱められてカラー43と一体になってお
り、このカラーと○リングシール44によってボディ1
の出口部に取付けられている。そしてスラストメンバー
45も脆性部材と一体になっている。この複合構造のセ
ラミックの脆性部材は、適当ならばどんな種類でもよい
エンジニアリングセラミックのスラリーから等静プレス
工程によって作られつるが、また、機械加工されつるセ
ラミック、例えばアレムコ社(Aremco 0rod
ucts rnd、 of P、O,Box 4290
ssining NY 10562. USA)から商
品名アレムコロツクス(Aremcolox)で売出さ
れているもの、またはコーニング社(Corning 
Glass Works)から商品名マコール(Mac
or)で売出されている″機械加工可能のガラスセラミ
ック”からの機械加工によっても作られつる。 第11図と第12図は上記の設計の変形であって、ここ
においては、セラミックの脆性部材40は機械加工で作
られていて、旋削された溝41とミリング加工された複
数の盲の穴43によって弱められたものになっている。 そしてここではシールのためにポリマー質のガスケット
43が用いられている。 第13図は第1O図の設計のさらにある1つの変形であ
って、この場合はボディの各部1,6.7もセラミック
材料で作られている。 第14図は、さらにある1つの変形で、ここでは脆性部
材40がドーム形になっている。 第15図は第1図の設計の変形であって、ここにおいて
はスラストメンバー50が二またになっている。これは
、スプリンクラ−は作動後には規定の寸法の球体が水の
流路を自由に通り得るものでなければならない、という
現今普通にある要求に応じるように設計されたものであ
る。 第16図は上記と同様の目的で設計されたもう1つの変
形であって、ここではスラストメンバー51が偏心して
位置している。それに拘らず水の分散は対称的になるよ
うに、この場合は別個の水デフレクタ板52を用いるこ
とが必要になっている。 第17図はまた別の設計を示しており、ここでは形状記
憶性の感熱要素11が、脆性円板4に大いに近付いて位
置していて、リング53を介して脆性部材に力を及ぼす
ようになっている。そして感熱要素の中央部には開口5
4があるので脆性円板4が閉じられている。この開口を
通って水(または他の流体)が自由に分散器55に向っ
て流れつる。この設計においては、ボディの下方部分、
少なくとも分散器55は、直下で火災が起ったときには
スプリンクラ−が作動しないということにならないよう
に、赤外域の放射線のかなりの部分を通過させる材料(
例λばシリカのような)で作られていることが望ましい
。 第19図は、また別の変形設計(これは、輻射熱に対す
る温度が要求される場合には特にであるが、推奨される
設計ではない)を示している。これにおいては、脆性部
材58が管状であり、感熱要素は形状回復によって直径
が小さくなるような形状記憶合金のリング59である。 幾つかの原型のサンプルの試験を行った。試験は、防災
認証機関(Loss Prevention Ceri
fication Board of Melroce
 Avenue 、Boreham Wood 。 )1ertfordshire ’162BJ Eng
land)によって防災規格(Loss Preven
tion 5tandard) LPS1039  (
制定2+6:4:87)の中で“自動スプリンクラ−の
満たすべき要件と試験方法”のタイトルの下で規定され
ている手順に従って行われた。ただし例外として風洞を
必要とする試験については、規定寸法の風洞ではなく、
断面が70X90mmの角形の風洞を用いた。 これらの試験では、最悪条件下での性能を明らかにする
ために、主に対流伝熱(強制の)による加熱を用いた6
行われた試験は次のとおりである。 1、規格のセクション7.4による水中浸漬試験におい
て、原型スプリンクラ−の公称の作動開始温度を測定し
た。 2、規格のセクション8,5.Iの温度突変試験におい
て、性能を従来設計のスプリンクラ−のそれと比較した
。 3、 規格のセクション8,3.2による温度上昇中試
験においては、サンプルを取付けた風洞に空気を流し、
伝熱器によって空気温度を漸次上昇させた。 作動の時間とそれに対応した温度を記録し温度上昇中の
時定数τを算出した。 試験を行った原型スプリンクラ−は次のとおりであった
。 原型A: 原型B: 第1図のもの、 アクチュエータ円板が4つの爪12 で支持されるのでなく、連続したリム で支持されているほかに原型Aに同じ もの、 原型C・ 原型Aと原型Bの中間のもの、つまり、爪1
2を形成するにはリムに2つ のスロットをミリング加工せねばなら ないところ、そのスロットを1つとし たもの、 第8図のもの、ただしスラストメン バーの端が平らになっているもの、 水中浸漬試験においては、原型Bの公称作動量原型り二 始温度は50.3℃と結果が出た(比較のために言うと
、作動開始温度が68℃と称されていた標準的ガラスバ
ルブ型スプリンクラ−の試験結果ではその値は72℃で
、可溶リンク型スプリンクラ−ではその値は75.8℃
であった。) 温度突変試験においては、測定された試験空気温度が1
94℃から198℃の間にあったとき、応答時間(秒)
は次のとおりであった。 以下は比較のために示す ここに、A=ペンダント取付け、支持レッグはガス流と
同方向 N=ペンダント取付け、支持レッグは ガス流と直角 H=水平 *印 これらスプリンクラ−のサンプルは烈しいスナッ
プ動作で作動した、それは多分、アクチュエータ円板の
エツジにおいて予期しなかった拘束があったためであろ
う。 原型りの“てρ”ファクタは79で算出された。 これは可溶リンク型の第3のサンプルで67、ガラスバ
ルブ型の第4および第5のサンプルで169であったの
と対比されるものである。 温度上昇中試験を、原型りについてだけ、空気温度上昇
率を7.5℃/min  (公称)行ったところ、第1
のサンプルは10分42秒後、空気温度93℃で作動し
、第2のサンプルは9分34秒後、92℃で作動した。 上昇率を14℃/minに高めたときには、作動は6分
53秒後11O℃で起り、20℃/minの場合は、1
つのサンプルは5分8秒後+21’cで、他のサンプル
は5分39秒後12a℃で作動した。これらの計測結果
から温度上昇中の時定数では2.35分と規定された。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の原型スプリンクラ−の縦断面図、第2図
は第1の原型の下から見た平面図、第3図は、第2図の
■−■矢視の部分側面図、第4図は第2図のIV−rV
矢視の部分側面図、第5図は第1の原型およびその他幾
つかの原型で用いられている形状記憶合金製アクチュエ
ータの側面図、第6図は第1の原型スプリンクラ−が、
天井から吊下げ設置される場合に美術的にそれを扱う1
つの方法における下から見た平面図、第7図から第1t
図まで、および第13図から第19図までは、別の種々
の原型スブソンクラーの各々の縦断面図、第12図は第
1+図の原型の設計で用いられている脆性円板とアクチ
ュエータとが一体になったものの、下から見た平面図で
ある。 l・・・・ボディ、     3・・・・入口4・・・
・脆性部材、 5・・・・液分散器(デフレクタ)、 10・・・・スラストメンバー 11・・・・感熱手段(アクチュエータ)、22.30
・・・・ボディ下方部分、 40・・・・脆性部材、 45.50.51・・・・スラストメンバー55・・・
・液分散器(デフレクタ)、58・・・・脆性部材、 59・・・・感熱手段(アクチュエータ)。 特許出願人  トーツス ポルトン アンドジョンソン
 リミテッド 代 理 人 若 林 忠 Fig、5゜ Fig、6゜ Fig、7゜ Fig、9゜ Fig、10゜ Fig、13゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入り口から出口へ伸びている流路と、出口外方に位
    置した流体分散器と、前記流路を塞いでいる脆性部材と
    、所定の温度上昇状態で感知したとき脆性部材を破砕し
    て流体の流れを生起させる別個になった感熱手段とから
    なる消火用スプリンクラーにおいて、前記脆性部材を破
    砕するため感熱手段が、自身で脆性部材を破砕するに必
    要な力を発生する、形状記憶合金でできた感熱要素から
    なることを特徴とする消火用スプリンクラー。 2、前記形状記憶合金がシート状または類似の展延され
    た形のものである、請求項1記載の消火用スプリンクラ
    ー。 3、前記形状記憶合金が、ドーム形に変形されていて平
    らなシートの形に形状回復されうるシート状のものであ
    る、請求項1記載の消火用スプリンクラー。 4、前記液分散器が前記出口と感熱手段との間に位置し
    ている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の消火用ス
    プリンクラー。 5、前記脆性部材が、円形であって、細かい破片の形に
    こわれるように内部応力が分布することを確実にするた
    めに、熱処理、傷跡つけ、またはその他の加工がなされ
    ている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の消火用ス
    プリンク ラー。 6、金属製のボディからなり、感熱手段が前記金属製ボ
    ディから熱絶縁されている、請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の消火用スプリンクラー。 7、ボディが全体的または部分的にガラス質またはセラ
    ミック質の材料でできている、請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の消火用スプリンクラー。 8、ボディが全体的または部分的にポリマー質の材料で
    できている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の消火
    用スプリンクラー。 9、前記の所定の温度上昇の状態の発生によって感熱要
    素が作動しない限り、または作動するまでは、ポリマー
    質の材料でできたボディまたはその部分に実質上何らの
    力も及ばないようにしてある、請求項8記載の消火用ス
    プリンク ラー。 10、請求項1ないし9のいずれか1項に記載のスプリ
    ンクラーの複数個を含む消火設備を設置した建築物。 11、脆性部材が、円盤であり、その縁が締めつけられ
    ないないような方法でスプリンクラーのボディにシール
    性をもって取付けられている、請求項1〜9のいずれか
    1項に記載の消火用スプリンクラー。 12、流体の供給を止めることなしに前記の脆性部材を
    破砕するための感熱手段の取外しおよび交換が可能な、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の消火用スプリンク
    ラー。
JP1084151A 1989-04-04 1989-04-04 消火用スプリンクラー Pending JPH02268776A (ja)

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