JPH02267173A - 不定形耐火物内張容器の乾燥方法 - Google Patents
不定形耐火物内張容器の乾燥方法Info
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- JPH02267173A JPH02267173A JP1086865A JP8686589A JPH02267173A JP H02267173 A JPH02267173 A JP H02267173A JP 1086865 A JP1086865 A JP 1086865A JP 8686589 A JP8686589 A JP 8686589A JP H02267173 A JPH02267173 A JP H02267173A
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は溶融金属容器に施工された不定形耐火物の乾燥
方法に関する。
方法に関する。
(従来の技術)
不定形耐火物の進歩に伴い省力化及び省炉材化を目的に
不定形耐火物の使用比率は増加している。
不定形耐火物の使用比率は増加している。
この不定形耐火物は現場で混練し施工乾燥といった工程
が一般的にとられている。〜その中で乾燥は材料内部亀
裂の発生、爆裂等で材料の良否を決定する重要な分野で
ある。
が一般的にとられている。〜その中で乾燥は材料内部亀
裂の発生、爆裂等で材料の良否を決定する重要な分野で
ある。
そこで従来より、材料の耐爆裂性評価方法として、パネ
ルスポール試験、炉中投げ込み試験等は実施されてきた
が、これらの方法では爆裂の有無という定性的は可能で
あるが、定量的判断は出来ず実機化出来ない不定形耐火
物も数多くあった。
ルスポール試験、炉中投げ込み試験等は実施されてきた
が、これらの方法では爆裂の有無という定性的は可能で
あるが、定量的判断は出来ず実機化出来ない不定形耐火
物も数多くあった。
また、これ等の問題点から実操業においては、特開昭5
0−3030号公報に示すように、レンガ温度検出器と
温度調節器を介して経験により定まった昇温、保熱パタ
ーンに従ってプログラム制御する方法あるいは、特開昭
51−108635号公報の如く内張り耐火物にコーテ
ィング1−を設はコーティング層を介して溶湯の白熱に
より内張り耐火物を緩乾燥する方法等が提案されている
。
0−3030号公報に示すように、レンガ温度検出器と
温度調節器を介して経験により定まった昇温、保熱パタ
ーンに従ってプログラム制御する方法あるいは、特開昭
51−108635号公報の如く内張り耐火物にコーテ
ィング1−を設はコーティング層を介して溶湯の白熱に
より内張り耐火物を緩乾燥する方法等が提案されている
。
(発明の解決しようする課題)
しかしながら前述のプログラム加熱においては。
耐火物組成あるいは施工層厚みによって加熱温度、昇熱
速度条件が異なるとともに加熱プログラム自体の変動に
よって過乾燥を招き結果として水蒸気爆発を生しる。ま
た、前記のごとく経験値に基づく昇熱では各昇温段階に
一定温度の保持時間を十分に取った乾燥となり、加熱エ
ネルキーの上昇及び加熱時間の延長を招く。
速度条件が異なるとともに加熱プログラム自体の変動に
よって過乾燥を招き結果として水蒸気爆発を生しる。ま
た、前記のごとく経験値に基づく昇熱では各昇温段階に
一定温度の保持時間を十分に取った乾燥となり、加熱エ
ネルキーの上昇及び加熱時間の延長を招く。
更に、また、溶鋼白熱による乾燥にあっても急加熱とな
り、耐火物内に亀裂あるいは水蒸気爆発を生じる等の欠
点を伴なう。
り、耐火物内に亀裂あるいは水蒸気爆発を生じる等の欠
点を伴なう。
本発明はこれ等従来の乾燥法の欠点である、乾燥に伴う
、耐火物の亀裂および水蒸気爆発による耐火物の破損の
ない乾燥を行ない、しかもこの乾燥を全体として短時間
に、且つ省エネルギのもとに可能とする、乾燥方法を提
供することにある。
、耐火物の亀裂および水蒸気爆発による耐火物の破損の
ない乾燥を行ない、しかもこの乾燥を全体として短時間
に、且つ省エネルギのもとに可能とする、乾燥方法を提
供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は取鍋タンデイツシュ、混銑車あるいは精錬炉等
の溶融金属容器に不定形耐火物を内張すした際に必す乾
燥を行なうが、この乾燥について以下の知見を得た。
の溶融金属容器に不定形耐火物を内張すした際に必す乾
燥を行なうが、この乾燥について以下の知見を得た。
まず、不定形耐火物の乾燥時に発生する水蒸気爆裂は耐
火物層厚みの172の表層側に生ずること、また、この
水蒸気爆裂は不定形耐火物のその温度における該不定形
耐火物の材料曲げ速度以下と考えられるが、該材料曲げ
速度の1725の蒸気圧以下であればいかなる加熱乾燥
条件であっても爆裂は生じない。
火物層厚みの172の表層側に生ずること、また、この
水蒸気爆裂は不定形耐火物のその温度における該不定形
耐火物の材料曲げ速度以下と考えられるが、該材料曲げ
速度の1725の蒸気圧以下であればいかなる加熱乾燥
条件であっても爆裂は生じない。
しかもこの爆裂は不定形耐火物が加熱乾燥される際に、
該不定形耐火物の温度が常温から250°Cであってこ
れ以降については通常の昇温乾燥あるいは20〜b きる等を知見し得た。
該不定形耐火物の温度が常温から250°Cであってこ
れ以降については通常の昇温乾燥あるいは20〜b きる等を知見し得た。
本発明はこれ等の知見を基になされたものであって、溶
融金属容器に不定形耐火物を施工して乾燥する際に、該
不定形耐化物の温度が常温から250℃に昇温するまで
の間は、不定形耐火物のこの範囲における、その時の、
実温度での材料曲げ強度を予め求め、この曲げ強度の1
/25の蒸気圧となるように加熱乾燥温度を制御し、次
いで、通常の昇温乾燥を行うことにある。
融金属容器に不定形耐火物を施工して乾燥する際に、該
不定形耐化物の温度が常温から250℃に昇温するまで
の間は、不定形耐火物のこの範囲における、その時の、
実温度での材料曲げ強度を予め求め、この曲げ強度の1
/25の蒸気圧となるように加熱乾燥温度を制御し、次
いで、通常の昇温乾燥を行うことにある。
この不定形耐火物の乾燥昇温湿度を常湿から250℃と
した理由は第1図に示す如く昇温に伴う水蒸気圧の上昇
が250℃までであり、しかもこの領域内においてのみ
その温度における材料の曲げ強度の1725を超える状
態となり、結果として水蒸気爆裂として現われるからで
ある。
した理由は第1図に示す如く昇温に伴う水蒸気圧の上昇
が250℃までであり、しかもこの領域内においてのみ
その温度における材料の曲げ強度の1725を超える状
態となり、結果として水蒸気爆裂として現われるからで
ある。
また、この時の蒸気圧及び温度は爆裂が不定形耐火物層
厚の20〜50%の表層側に発生することからこの表層
側の20〜50%層厚内における温度と蒸気圧を測定す
ることが必要である。この範囲外では第1図に示す領域
が得られず、場合によっては水蒸気圧が材料曲げ強度の
1725以上となり耐火物に亀裂あるいは爆裂を生じる
こととなる。
厚の20〜50%の表層側に発生することからこの表層
側の20〜50%層厚内における温度と蒸気圧を測定す
ることが必要である。この範囲外では第1図に示す領域
が得られず、場合によっては水蒸気圧が材料曲げ強度の
1725以上となり耐火物に亀裂あるいは爆裂を生じる
こととなる。
従って、前記の部位の測定結果の蒸気圧(kg/cJ)
が常に不定形耐火物のその時の実温度における曲げ強度
の]/25(kg/cJ)以下となるように、加熱温度
、昇温速度、保定維持等の加熱条件を制御すると耐火物
の品質を阻害することなく乾燥が行ない得る。
が常に不定形耐火物のその時の実温度における曲げ強度
の]/25(kg/cJ)以下となるように、加熱温度
、昇温速度、保定維持等の加熱条件を制御すると耐火物
の品質を阻害することなく乾燥が行ない得る。
しかも、250℃を過ぎると急激に蒸気圧が低下し、こ
の低下速度よりも材料の曲げ強度の低下が緩慢であるた
め材料強度が大巾に大きくなり、急速な通常の加熱乾燥
でも十分に対応できる。
の低下速度よりも材料の曲げ強度の低下が緩慢であるた
め材料強度が大巾に大きくなり、急速な通常の加熱乾燥
でも十分に対応できる。
この通常加熱は」0°〜30℃/)〕で加熱昇温するも
のであり、場合によっては一部所定温度域での保定時間
を折り込んで材質向上をはかることも行なわれる。
のであり、場合によっては一部所定温度域での保定時間
を折り込んで材質向上をはかることも行なわれる。
次に不定形耐火物中の水蒸気圧力の測定については、ま
ず、内部発生蒸気圧測定装置の原理としては、不定形耐
火物8の内部で発生した内部蒸気圧を第2図に示すよう
にシリコンオイル7等の非圧縮性流体を充填した中空円
筒の導管1を通じて外部に取り出し、プレッシャヘッド
2、圧力変換機3、動歪計4等の圧力信号を電気信号に
変更する計器を用い記録計5に記録するものである。
ず、内部発生蒸気圧測定装置の原理としては、不定形耐
火物8の内部で発生した内部蒸気圧を第2図に示すよう
にシリコンオイル7等の非圧縮性流体を充填した中空円
筒の導管1を通じて外部に取り出し、プレッシャヘッド
2、圧力変換機3、動歪計4等の圧力信号を電気信号に
変更する計器を用い記録計5に記録するものである。
中空円筒の導管1内部には非圧縮性流体を用いるが、こ
の終端には導管内部のエアー巻込み防止の為のエア空気
抜きを設ける必要がある。エア抜き構造の一例を第3図
に示す。
の終端には導管内部のエアー巻込み防止の為のエア空気
抜きを設ける必要がある。エア抜き構造の一例を第3図
に示す。
これは中空円筒の先端Aより非圧縮性流体を注入しエア
空気抜きBより注入した流体の172以上流出した時に
弁Cを閉じる構造となっている。
空気抜きBより注入した流体の172以上流出した時に
弁Cを閉じる構造となっている。
中空円筒の導管材質としてはステンレス鋼、銅線6一
等の金属類が好ましくセラミックス等を使用すると乾燥
中に割九等が発生し、データーの信頼性が無くなり好ま
しくない。
中に割九等が発生し、データーの信頼性が無くなり好ま
しくない。
中空円筒の導管1の内径としては0.5nIn1〜10
m程度のものが好ましく、 0 、5 nn以下である
と配管の詰り、また10mm以上あると圧力変換器にイ
ンプットされる蒸気圧が大きくなりデーターの信頼性が
低下する。
m程度のものが好ましく、 0 、5 nn以下である
と配管の詰り、また10mm以上あると圧力変換器にイ
ンプットされる蒸気圧が大きくなりデーターの信頼性が
低下する。
また中空円筒の長さとしては30cmから10mのもの
が好ましく30CI11より短いと大型形状の測定が出
来ず、10mより長くなると圧損が大きくなると同時に
円筒内部に存在するエアーによりデーターの信頼性が低
トする。また中空円筒入口部には材料温度も同時に測定
出来るよう熱伝対6もセットされたものを用いる。
が好ましく30CI11より短いと大型形状の測定が出
来ず、10mより長くなると圧損が大きくなると同時に
円筒内部に存在するエアーによりデーターの信頼性が低
トする。また中空円筒入口部には材料温度も同時に測定
出来るよう熱伝対6もセットされたものを用いる。
(実施例)
以下当所における取鍋にて本発明機器を用いて材料の乾
燥を実施した際の例を説明する。第2図の取鍋敷部りに
190m、250 n+m厚で材料を施工した。これを
第1図に示すような乾燥パターンで乾燥したところ図に
示すような蒸気圧の挙動を示した。また250rm厚の
材料では乾燥中爆裂。
燥を実施した際の例を説明する。第2図の取鍋敷部りに
190m、250 n+m厚で材料を施工した。これを
第1図に示すような乾燥パターンで乾燥したところ図に
示すような蒸気圧の挙動を示した。また250rm厚の
材料では乾燥中爆裂。
19 Onin厚材料では使用後内部亀裂が発生してい
た。
た。
そこで本システムを用い第4図の如きパターンで且つ爆
裂発生危険領域に達しないような乾燥を行ったところ、
爆裂、亀裂もなく乾燥出来た。このように通常の乾燥パ
ターンでは爆裂するような材料でも本システムを導入す
ることにより緻密で高強度な優れた材料特性の材料を実
炉に適用することが可能となった。
裂発生危険領域に達しないような乾燥を行ったところ、
爆裂、亀裂もなく乾燥出来た。このように通常の乾燥パ
ターンでは爆裂するような材料でも本システムを導入す
ることにより緻密で高強度な優れた材料特性の材料を実
炉に適用することが可能となった。
(発明の効果)
以上述べた如く本発明の乾燥方法を用いることにより不
定形耐火物の亀裂あるいは爆裂のない高品質の施工が可
能となり、しかも全体としての加熱時間の短縮と省エネ
ルギー化が可能となる等極めて優れた乾燥方法である。
定形耐火物の亀裂あるいは爆裂のない高品質の施工が可
能となり、しかも全体としての加熱時間の短縮と省エネ
ルギー化が可能となる等極めて優れた乾燥方法である。
第1図は加熱温度と水蒸気圧(爆裂発生状況)及びその
温度での材料曲げ強さとの関係を示す。 第2図は水魚気圧計を取鍋の底部不耐型耐火物に設置し
た際の部分拡大断面図を示し、第3図は第2図のプレッ
シャーヘッドの詳細図を示し、第4図は本発明の代表加
熱乾燥パターンを示す。 1 円筒導線 2プレツシヤーヘツド3 ・圧力
変換機 4 ・動歪計 5 記録計 6・熱伝対 7・シリコンオイル A・注入口
温度での材料曲げ強さとの関係を示す。 第2図は水魚気圧計を取鍋の底部不耐型耐火物に設置し
た際の部分拡大断面図を示し、第3図は第2図のプレッ
シャーヘッドの詳細図を示し、第4図は本発明の代表加
熱乾燥パターンを示す。 1 円筒導線 2プレツシヤーヘツド3 ・圧力
変換機 4 ・動歪計 5 記録計 6・熱伝対 7・シリコンオイル A・注入口
Claims (1)
- 溶融金属容器に不定形耐火物を施工して乾燥するに当り
、該不定形耐火物の乾燥温度が常温から250℃に昇温
するまでは該不定形耐火物の実昇温温度における材料の
曲げ強度を予め求め、この曲げ強度の1/25の蒸気圧
以下となるように乾燥温度を制御し、次いで通常の昇温
乾燥を行なうことを特徴とした不定形耐火物内張容器の
乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1086865A JP2764301B2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 不定形耐火物内張容器の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1086865A JP2764301B2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 不定形耐火物内張容器の乾燥方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02267173A true JPH02267173A (ja) | 1990-10-31 |
JP2764301B2 JP2764301B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=13898713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1086865A Expired - Fee Related JP2764301B2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 | 不定形耐火物内張容器の乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2764301B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP1086865A patent/JP2764301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2764301B2 (ja) | 1998-06-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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