JPH02266966A

JPH02266966A - 画質可変デジタルプリンタ

Info

Publication number: JPH02266966A
Application number: JP1088801A
Authority: JP
Inventors: Eiji Tanaka; 英次田中; Mikio Maeda; 幹夫前田; Taiji Sugizaki; 杉崎　泰司
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-04-07
Filing date: 1989-04-07
Publication date: 1990-10-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、画像の濃淡を多値化したデジタル信号で受け
とり、ドツトの集合体で濃淡を再現する中間調表現が可
能なデジタルプリンタに関するものである。

従来の技術写真や絵のような中間調のある画像を印刷するデジタル
プリンタは、第６図に示すように、多値デジタル信号発
生器１（スキャナー、コンビ、−タを含む）からの多値
画像信号を、微小面積内のドツトの数で濃淡（信号の大
きさに比例する）が表わされるように擬似中間調処理手
段３でプリンタ４の印字指令信号に変換し、この信号に
基づいてプリンタ４で印字することにより、その画像は
、視覚的に中間調のある画像と見えるようにしている。

発明が解決しようとする課題しかしながら上記のような構成では、次のような課題を
有していた。

（１）一般に微小面積内のドツトの数と視覚的に見た画
像の濃度（信号レベルに対応）が直線比例関係にない。

このため、予じめ微小面積内のドツトの数（多値信号レ
ベルに対応）と光学的濃度の関係を求め（プリンタの機
種毎に、また、擬似中間調の方式毎にその関係は異なる
）ておき、信号発生器からの信号レベルを上記で求めた
関係に合うよう補正しておく必要があった。

（２）印刷したい画像には大きく分けて文字と絵、もし
くは写真とがある。文字の場合、一般には、視覚的に印
字しである所は、同じ濃さでかつ背景に対して大きな濃
度差のあるものが好まれる。

一方、絵とか写真は、濃淡の階調が多く滑らかに濃度が
変わるものが好まれる。

中間調表現か可能なデジタルプリンタは、中間調を多く
出すように設計されるため文字を印刷するとエツジの部
分の濃度が滑らかだ変化し、文字品位が悪くなる。

本発明は上記課題に鑑み、印刷する画質によって、画像
の濃淡信号の変換式および擬似中間調処理方式を変える
ことができ、視覚的に満足度の高い印刷画像を提供する
ものである、課題を解決するための手段本発明は上記の課題を解決するため、２つの手、咬を用
いた。

まず、擬似中間調処理方式には多くの方式があり、かつ
特定の方式ですべての画像を期待する通りに再現できる
ものはない。このため、文字画像に適するもの、写真画
像に適するものなど、複数の特徴の異なる処理方式を擬
似中間調処理手段が持ち、印刷したい画像によって最適
のものが選択できるようにする。

次に、信号発生器からの多値デジタル信号を、予じめ定
めた複数個の関数の１つによって変換する信号変換手段
を通った後、擬似中間調処理手段に入力する。そして、
擬似中間調処理方式と信号変換手段の関数の選択が連動
して行なえるようにする。

作用擬似中間調処理方式には、解像度は悪いが階調は多く再
現できるもの、その逆のもの、入力レベルと画像濃度の
直線比例関係が良いもの、悪いものなど多くの方式があ
る。例えば文字のみの画像には、階調数は少なくてよい
が解像度の良いもの、写真画像には解像度より階調数が
多く再現できるものが好ましい。したがって、再現した
い画像が文字のみの場合か、写真のみの場合かによって
擬似中間調処理方式を変えると、印刷した画像の画質に
対する視覚的評価は大変良くなる。

また、階調数の多小は多値入力信号レベルに対して、プ
リンタで印字した濃度との対応関係によって定まり、直
線比例関係にあるほど再現できる階調数が多くなる。一
般にプリンタの入力信号と印字した濃度との関係（ガン
マ特性と一般にいう）は直線関係でなく、８字もしくは
、上に凸か下に凸の弧の形状を示す。したがって、入力
信号を上記のγ特性関数の逆関数をかけて変換すればプ
リンタが印字した濃度は入力信号に直線比例したものに
することができる。文字の印刷に対してはγ特性はＳ字
形をした関数の方が、文字のエツジ部がスッキリとなり
、また手書きの鉛筆文字など濃淡のある線で書かれた文
字も、均一の濃度の線に補正され読み易くなる。このた
めだ、プリンタのγ特性から入力信号に対して印字され
た濃度の関係がＳ字形関数となるように変換することが
できる。

実施例第１図は、本発明の一実施例を示す画質可変形デジタル
プリンタのブロック図である。従来例と同一構成要素に
は同じ符号が付しである。多値デジタル信号発生器１（
画像読みとり装置、コンピュータを含む）からの信号は
、複数個の入力信号変換関数を持つ信号変換手段２で変
換され、擬似中間調処理手段３に入る。擬似中間調処理
手段３は、デイザ方式でマトリクスサイズ８×８ドツト
と４×４ドツトの２つの擬似中間調処理が選択できる。

擬似中間調処理手段３からの信号により、プリンタ４は
固定径によるドツトを線順次に打点し画像を作成する。

この例ではスイッチ５により多値デジタＨ（３号発生器
１からの５ｂｉｔ、２６６レベルの多値信号の画像がａ
文字のみ、ｂ文字と写真もしくは絵が混在、Ｃ写真もし
くは絵のみの３つの場合を選択できるようにしている。

信号変換手段２は、上記のスイッチ６で選択したａ、ｂ
、ｏの画像に対して、第２図に示すように、入力０〜２
５６レベルに対して出力０〜２５６レベルが、関数７．
８゜９になるよう設定されている。一方、擬似中間調処
理手段３は、スイッチａの場合入力信号をマトリクスサ
イズ４×４の擬似中間調処理、ｂ、Ｏの場合はマトリク
スサイズ８×８の擬似中間調処理を行なうように設定さ
れている。

このデジタルプリンタにより、文字画像は、中間調は少
ないが、解像度が良いため文字が鮮明に印刷され、写真
は、文字のみを選択したときの文字画像より解像度は悪
いが階調数が多く滑らかな画質の写真が得られ、文字写
真混在画像は、それぞれ単独（文字のみ、写真のみ）の
場合より画質は悪いが両方のバランスがとれた画像が得
られる。

第３図は、本発明の他の実施例で、シアンＧ。

マゼンタＭ、イエロー！、ブラックに４色のインキで印
字できるカラーデジタルプリンターの例である。

カラー画像の場合、多値デジタル信号発生器１は、Ｃ，
Ｍ、Ｙ、ＩＣ４系統の信号を発生する。したがって信号
変換手段１０〜１３は、４個必要となる。この４個の信
号変換手段１０〜１３は、第４図に示すように、文字。

文字・写真、写真の３種類の関数７，８．９の中に更に
各々３種類、標準ｎと薄くｌと１＜ｄの関数を持ってい
る。スイ・戸チロでは第１図の例に加えて、再現画像の
濃淡（薄くする場合は、Ｃ，Ｍ、Ｙ、に共ｌを選択し、
濃くする場合はｄを選択する）、色調（青っぽくする場
合には、Ｃのみｄにするか、Ｃ以外のＭ。

！。Ｘをｌにする）を調整することができ、印刷した画
質の可変中を広げている。マルチプ１／クサ１４は、多
色プリンタ１５がσ２Ｍ、！、にの順に線順次に印字し
ていく方式のもののため、多値デジタル信号発生器１か
らの絵素毎のＣＭＹＰＣ信号を１ライン毎のＯＭＹＫ信
号に並びかえる変換手段である。

第６図は、本発明の信号変換手段２を、不揮発生メモリ
（２５６Ｋ　ＲＯＭ）１６で構成した例である。このメ
モリは入力に１６ビツト持って込る。

このうち多値デジタル信号発生器からの信号８ビツトを
使うと７ビツト使えるので２’＝１２８種類の入力信号
変換関数を組み込むことができスイッチ６から選択でき
る。この手段を用いることにより以下の３項目の利点が
ある。

（１）多種類の関数を持つことができるため、考えられ
る多くの要望に対して予じめ準備しておくことができる
。

（２）入力と出力の関係を数表で定めるため、非線型関
数など、代数式で表わせない関数関係も持たせることが
可能となり、広範囲の要望に応えることができる。

（３）要求される関数関係が全く変わり、従来のものが
使用できなくなったとしても、不揮発性メモリーのみを
交換することにより、簡単に対応できる。

発明の効果（１）印刷したい画像の特徴（文字のみ、写真のみ、文
字と写真が混在など）から、中間調の濃度再現特性を変
えることにより、それぞれの画像に応じて期待する画質
の印刷画像を得ることができる。

（２）　　カラー印刷の場合は、各インキの版に応じて
、入力信号を変換することにより、色文字、カラー写真
などの画像に期待される画質の印刷画像が得られると共
に、色の修正９色の強調（例えば、全体に青みを強くす
る、薄い色を濃く印刷するなど）が可能となり、使用者
の期待した印刷画像を得ることができる。

（３）複数個のプリンタの入力に対する印刷濃度が異な
る場合、各プリンターの信号変換手段の入力対出力関数
を変えることにより、機械間の差を小さくすることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例におけるブロック図、第
２図はデジタル多値入力信号を変換して出力する信号変
換関数を示す図、第３図は本発明の第２の実施例におけ
るデジタルカラープリンタのブロック図、第４図は第２
の実施例の４原色の各色の信号レベ／Ｖｆ個別に変換で
きる信号変換手段の入力対出力関数を示す図、第６図は
第３の実施例におけるブロック図、第６図は従来の画質
可変デジタルプリンターのブロック図である。１・・・・・・多値デジタル信号発生器、２・・・・・
・信号変換手段、３・・・・・・擬似中間調処理手段、
４・・・・・・プリンタ。代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　老　ほか１名＋３
日、刊Ｒ ÷ＬＱ ÷１よ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）入力された画像信号をデジタル信号に変換するた
めの信号変換手段と、前記信号変換手段により変換され
たデジタル信号を擬似的な中間調信号に変換する複数個
の擬似中間処理手段と、前記複数個の擬似中間処理手段
の中から前記入力された画像の画質に応じた所定の擬似
中間処理手段を選択する選択手段とを備えた画質可変デ
ジタルプリンタ。
（２）請求項１において、信号変換手段は複数の変換手
段からなり、入力画像の画質に応じて所定の変換手段が
選択されることを特徴とする画質可変デジタルプリンタ
。