JPH0226592Y2 - - Google Patents

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JPH0226592Y2
JPH0226592Y2 JP7772086U JP7772086U JPH0226592Y2 JP H0226592 Y2 JPH0226592 Y2 JP H0226592Y2 JP 7772086 U JP7772086 U JP 7772086U JP 7772086 U JP7772086 U JP 7772086U JP H0226592 Y2 JPH0226592 Y2 JP H0226592Y2
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JP
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clamp
drive shaft
claw
workpiece
seating
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JP7772086U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は工作機械等におけるワークのクランプ
装置であり、特に異型のワークをその壁面でクラ
ンプし着座盤面上に固着しうるクランプ装置に関
する。
従来の技術 従来のワークのクランプ装置としては、例えば
第4図〜第6図に示すチヤツクと呼ばれるものそ
の他種々の形状のものが市販されている。図示従
来例は短円筒状のチヤツク本体30の端面に放射
状に進退可能にクランプ爪31,31が係止され
ピストン32の矢印F方向への動作により、駆動
軸33と該駆動軸33に螺着されている楔体34
とが共に矢印F方向へ移動せしめられ、該楔体3
4の斜の楔35を介して、前記クランプ爪31,
31が放射方向(矢印G方向)へ動作せしめら
れ、ワーク36が内面から放射状外方へ印加され
る力によりクランプされる。
前記従来例では、複数のクランプ爪31(図示
例では3個)が1本の駆動軸33により直接駆動
され、クランプ爪31が駆動軸33の軸心を中心
に放射状に配置されており、多少異型である異型
ワークはクランプ可能であるが、クランプ爪31
の配置には自ずと限界があり、極端な異型ワーク
のクランプには不向きであつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、前述の極端な異型ワークのクランプ
も、クランプ体、クランプ爪の配置を任意とし、
且つ単一の原動軸の進退により各クランプ爪の駆
動を行うことにより解決せんとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、ワークの着座されるクランプ本体の
着座盤上に、前記ワークの着座縁近くに複数個の
クランプ体が分散配置され、該クランプ体は、前
記着座盤上に立設され、垂直に穿設される垂直孔
と前記ワークの着座縁方向に向けて斜下向きに形
成される斜ガイドとが連通形成されているホルダ
と、前記着座盤に垂直に緩挿されかつ前記垂直孔
に昇降可能に嵌挿される爪駆動軸と、前記斜ガイ
ドに斜に昇降可能に嵌挿され、下端にクランプ爪
が形成され、上端に前記爪駆動軸の係合部に摺動
進退可能に係合される係合端が形成されているク
ランプ爪杆とよりなり、該クランプ爪杆は前爪駆
動軸の降下と共に前記係合部および係合端を介し
て前記クランプ爪がワークの着座縁近くの壁面に
当接するまで前記斜ガイドに沿つて斜下方に突出
可能とされ、前記各クランプ体の爪駆動軸の下端
は、前記着座盤下で該着座盤と略平行位置にあり
昇降可能なリンクにそれぞれ係止され、該リンク
は垂直方向に進退可能な原動軸に係止されている
構成のワーク壁面のクランプ装置を提供すること
により前述の問題点を解決し得たのである。
作 用 前述の構成のワーク壁面のクランプ装置にあつ
ては原動軸を垂直下方へ降下せしめると、該原動
軸に係合するリンクが降下せしめられ、該リンク
に係合する各爪駆動軸がそれぞれ降下せしめら
れ、各クランプ体において、前記爪駆動軸に摺動
係合されているクランプ爪杆が斜ガイドに沿つて
クランプ爪を突出する方向に斜下方に動かされ、
各クランプ爪がワークの内側壁面に当接すること
によりワークを着座盤に対してクランプする。
前記原動軸の垂直下方への力の印加は、該駆動
軸に装着されるばねの力によつてもよく、また前
記駆動軸を流体圧シリンダのピストン軸に係合す
ることによつても達せられる。
実施例 以下第1図〜第3図に示す実施例につき本考案
の構成を説明する。
ワーク1の着座される着座盤2上に前記ワーク
1の着座縁3近くに複数個のクランプ体4,4が
分散配置され、該クランプ体4は、前記着座盤2
上に立設され、垂直に穿設される垂直孔5と前記
ワーク1の着座縁3方向に向けて斜下向きに形成
される斜ガイド6(第1図に示す実施例において
は斜孔6a)とが連通形成されているホルダ7
と、前記着座盤2に垂直に緩挿されかつ前記ホル
ダ7の垂直孔5に昇降可能に嵌挿される爪駆動軸
8と、前記ホルダ7の斜孔6aに斜に昇降可能に
嵌挿され、下端にクランプ爪9が形成され、上端
に前記爪駆動軸8の係合部10に摺動進退可能に
係合される係合端11が形成されているクランプ
爪杆12とよりなり、該クランプ爪杆12は、前
記爪駆動軸8の降下と共に前記係合部10および
係合端11を介して前記クランプ爪9がワーク1
の着座縁3近くの壁面13に当接するまで前記斜
孔6aに沿つて斜下方に突出可能とされ、前記各
クランプ体4,4の爪駆動軸8,8の下端は、前
記着座盤2下で該着座盤2と略平行位置にあり昇
降可能なリンク14にそれぞれ係止され、該リン
ク14は垂直方向に進退可能な原動軸15に係止
されている。
前記爪駆動軸8が着座盤2に嵌挿される位置に
穿設される嵌挿孔16と、前記爪駆動軸8がリン
ク14に取付けられる位置に穿設される爪駆動軸
取付孔17とを、クランプされるべき形状を異に
するワーク1の着座縁3近くにそれぞれ穿設する
ことにより、形状の異なつたワーク1を着座盤2
に取付ける場合にも、クランプ体4の位置と数と
を任意に設計することが可能である。
前記リンク14に穿設される爪駆動軸取付孔1
7,17と原動軸取付孔18との穿設位置は、複
数の爪駆動軸取付孔17,17の図心位置近くに
原動軸取付孔18が穿設されるのが、ワーク1と
クランプ爪9との間のクランプ力をより均等にす
るため望ましい。
前記原動軸15は原動軸取付孔18に緩挿さ
れ、皿ばねまたは球面座金19,19を介して前
記リンク14を挟持し、また前記各爪駆動軸もそ
れぞれ爪駆動軸取付孔17に緩挿され、皿ばねま
たは球面座金20,20を介して前記リンク14
を挟持しており、従つてリンク14は原動軸15
および爪駆動軸8,8に対し揺動可能に保持され
ている。その結果各クランプ爪9,9とワーク1
との間のクランプ力はより均等に確保される。
第1図の実施例における係合部10および係合
端11の構成は、係合部10は爪駆動軸8の軸心
と直角方向に断面コ字状に削成された係合溝10
よりなり、係合端11は、前記係合溝10内を前
記爪駆動軸8の駆心と直角方向に摺動進退可能な
形状とされ、前記爪駆動軸8が矢印B方向に下降
すると、係合端11は係合溝10内を半径外方へ
摺動せしめられ、その結果クランプ爪杆12は斜
孔6a内を矢印C方向へ斜に下降せしめられる。
また図示例では原動軸15はスプリング21に
より、常時矢印A方向に付勢されているが、前記
スプリング21に代え、原動軸15下端に流体シ
リンダのピストンを係することにより原動軸15
を昇降操作可能となしうる。また前記クランプ爪
9は、ワーク1の壁面13とのクランプをより確
実にするため、クランプ面に細かい歯形の凹凸を
形成し、或いは歯形凹凸片を交換可能にねじ止め
することも好ましい。
第2図に示す係合部、係合端の第2の実施例に
おいては、爪駆動軸8に削成される係合溝10a
は、前実施例と略同様であるが、クランプ爪杆1
2の係合端11の側面に前記係合溝10a内を摺
動進退可能な水平な係合突起22が突設されてお
り、爪駆動軸8の昇降につれて前記係合突起22
が係合溝10a内を紙面と直角方向に摺動進退
し、クランプ爪杆12が紙面と斜方向に昇降可能
とされている。
第3図に示す係合部、係合端の第3の実施例に
おいては、爪駆動軸8に軸心と直角な半径方向に
係合ピン23が突設され、クランプ爪杆12に
は、その軸方向に前記係合ピン23の係合摺動せ
しめられる係合長孔24が穿設され、爪駆動軸8
の矢印B方向の昇降によりクランプ爪杆12が斜
矢印C方向に昇降せしめられる。
考案の効果 本考案は前述の構成とされているが故に各クラ
ンプ爪にはそれぞれ爪駆動軸が設けられ、それぞ
れワークとの間のクランプ力の印加を可能とし、
各爪駆動軸は単一の原動軸により操作可能とさ
れ、各クランプ爪はワークの異型如何に拘らず任
意の位置に配置可能でありワークの着座盤への着
脱は、ワークの外側からのクランプ部材を何等用
いることなく、極めて容易に行うことができ、ワ
ークの外側の機械加工、バリ取り等、ワークの外
全周にわたりツールを当接せしめる場合にも全く
支障がなく、原動軸の降下付勢力をスプリングに
より印加する構成とすることにより、ワークの移
動式クランプ装置の実現を可能とする等各種の効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の部分縦断面図、第2
図、第3図はそれぞれ第2、第3の実施例の部分
側面図、第4図〜第6図は従来例を示し、第4図
は平面図、第5図は第4図中−線断面図、第
6図は第5図中矢印L方向の部分側面図である。 1:ワーク、2:着座盤、3:着座縁、4:ク
ランプ体、5:垂直孔、6:斜ガイド、7:ホル
ダ、8:爪駆動軸、9:クランプ爪、10:係合
部、11:係合端、12:クランプ爪杆、13:
壁面、14:リンク、15:原動軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークの着座される着座盤上に、前記ワークの
    着座縁近くに複数個のクランプ体が分散配置さ
    れ、該クランプ体は、前記着座盤上に立設され、
    かつ垂直に穿設される垂直孔と前記ワークの着座
    縁方向に向けて斜下向きに形成される斜ガイドと
    が連通形成されているホルダと、前記着座盤に垂
    直に嵌挿され、かつ前記垂直孔に昇降可能に嵌挿
    される爪駆動軸と、前記斜ガイドに斜に昇降可能
    に嵌挿され、かつ下端にクランプ爪が形成され、
    上端に前記爪駆動軸の係合部に摺動進退可能に係
    合される係合端が形成されているクランプ爪杆と
    よりなり、該クランプ爪杆は前記爪駆動軸の降下
    と共に前記係合部および係合端を介して前記クラ
    ンプ爪がワークの着座縁近くの壁面に当接するま
    で前記斜ガイドに沿つて斜下方に突出可能とさ
    れ、前記各クランプ体の爪駆動軸の下端は、前記
    着座盤下で該着座盤と略平行位置にあり昇降可能
    なリンクにそれぞれ係止され、該リンクは垂直方
    向に進退可能な原動軸に係止されていることを特
    徴とするワーク壁面のクランプ装置。
JP7772086U 1986-05-23 1986-05-23 Expired JPH0226592Y2 (ja)

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JP7772086U JPH0226592Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JP7772086U JPH0226592Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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JPS62188340U JPS62188340U (ja) 1987-11-30
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JP7772086U Expired JPH0226592Y2 (ja) 1986-05-23 1986-05-23

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