JPH022624B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH022624B2
JPH022624B2 JP58217103A JP21710383A JPH022624B2 JP H022624 B2 JPH022624 B2 JP H022624B2 JP 58217103 A JP58217103 A JP 58217103A JP 21710383 A JP21710383 A JP 21710383A JP H022624 B2 JPH022624 B2 JP H022624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
coating
lining
spray nozzle
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58217103A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60110368A (ja
Inventor
Susumu Nakaage
Teruo Doge
Isamu Tsuchida
Kyoji Chikada
Yasuo Watanabe
Ryoichi Kuroki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Dai Ichi High Frequency Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Dai Ichi High Frequency Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Dai Ichi High Frequency Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP21710383A priority Critical patent/JPS60110368A/ja
Publication of JPS60110368A publication Critical patent/JPS60110368A/ja
Publication of JPH022624B2 publication Critical patent/JPH022624B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチツク内面ライニング鋼管等の
管体を溶接にて継ぎ合せた後、その溶接継手部内
面に防食被覆を施す方法及びそれに用いる装置に
関する。
近来、上下水道、原子力、火力発電所の海水導
入管、石油、化学薬品の輸送管などパイプライン
による流体輸送は飛躍的発展をとげ、管サイズも
次第に大径へと移行している。それに伴い、輸送
流体による管体内面の腐食を防止するため内面に
ポリエチレン等のプラスチツクをライニングした
ライニング鋼管の需要が増大している。
一般に、鋼管を接続するには、鋼管の強度特性
を活かす上及びコスト面から、現地において溶接
継手により接合することが望ましい。しかしなが
ら内面ライニング鋼管に対しては簡単に溶接を行
うわけにはいかない。即ち、ライニング鋼管に対
して溶接継手を利用するには、あらかじめ接合端
部の溶接熱により劣化を起す範囲のライニング被
膜を除去しておき、溶接加工完了後、この金属露
出部にプラスチツク被膜形成による防食加工を行
う必要があるが、現在のところ、このような溶接
継手部の防食加工技術がほとんど開発されていな
い。従来知られている溶接継手部の防食加工技術
は、ポリエチレンライニング鋼管における上述の
溶接継手部に対し、タールエポキシ系塗料をハケ
塗り等にて積層して行き所定の膜厚(1mm以上)
を得る方法である。しかし、ハケ塗一層で得られ
る膜厚はおよそ150〜200μであり、次の重ね塗を
行うまでには10時間以上の乾燥時間が必要であ
る。しかも所定の塗布が完了してからの養生期間
が10日間以上を要し極めて加工性が悪い。その
上、継手部ライニング材(タールエポキシ)と本
管部ライニング材(ポリエチレン)との材質が異
なるので流体に対する性能も当然差異を生じ使用
範囲が継手部被覆の性能により限定されてしまう
という不合理さも起る欠点がある。
これに代る方法として、本出願人は先に、粉体
樹脂を用いた防食被膜形成方法を開発し特許出願
した(特開昭56−115668)。この公開公報に開示
のものは、管体内の防食被膜を形成すべき部分に
粉体樹脂を充満させ、管体を加熱して内面に粉体
樹脂を溶融付着させて被膜を形成し、その後余剰
の粉体樹脂を除去する方法及び加熱された管内面
に、管内に同心状に配置された多孔筒から粉体樹
脂を散布し、管内面に溶融付着させて被膜を形成
する方法である。この方法は従来のタールエポキ
シ系塗料をハケ塗りする方法に比べれば、はるか
に敏速に被膜を形成しうる優れたものではある
が、余剰の粉体樹脂を回収するという操作を必要
とし、かつ管径が大きくなればなる程、大量の粉
体樹脂を必要とする困難性があつた。
このような状況であるので、現在のところライ
ニング鋼管の接続に溶接はあまり使用されず、フ
ランジ継手やヴイクトリツジヨイント等のメカニ
カル継手が一般に用いられている。しかし、これ
らの継手は高価であり、特に管サイズが大径にな
ればなる程、高価となるため、配管のコスト高を
まねく原因となつていた。
本発明は上述の問題を解決するため、溶接継手
部内面に容易から均一に防食被覆を施すことので
きる方法及び装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべくなされた本発明は、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ
アミド、フツ素樹脂、塩化ビニール等からなる既
存のライニング被膜に対して熱融合性のよい粉体
樹脂を選定し、管体を外側から局部的に加熱し
て、管体内面の金属露出部及びその近傍のライニ
ング被膜を前記粉体樹脂の融点以上に昇温させ、
粉体スプレーノズルを、昇温部の管体内面に近接
して円周方向に移動させながら前記粉体樹脂を噴
射させ、該粉体樹脂を前記金属露出部及びその近
傍のライニング被膜に付着溶融させて防食被膜を
形成することを特徴とする管体内面防食被覆方
法、及びこの方法を実施するための装置であつ
て、管体の外側に、管体を局部的に加熱するよう
配置される加熱装置と、管体に対して長手方向に
移動可能なライニングマシンとを備え、該ライニ
ングマシンは、管体内面に近接して円周方向に移
動するように、管体の中心軸線をほぼ中心として
回転可能な粉体スプレーノズルと、該粉体スプレ
ーノズルを回転駆動する駆動装置とを有している
ことを特徴とする管体内面防食被覆装置を要旨と
する。被膜形成に用いる粉体樹脂としては、上記
の如く既存ライニング被膜に対し良好な熱融合性
をもつほか、更にスプレーノズルで吹付けやす
い、加熱面に吹付けられた時、溶融付着しやす
い、付着後、被膜表面が平滑になりやすい等の諾
特性を有するものが好ましい。また粉体樹脂は既
存ライニング被膜を構成する素材と同種の樹脂が
好ましいが、必ずしも同種に限定されず異種であ
つてもよい。なお、粉体樹脂を加熱内面に吹付け
付着させるに際し、樹脂によつては適当なプライ
マーを用いてもよい。
以下、添付図面を参照して本発明を更に詳細に
説明する。
第1図は内面にプラスチツク被膜2をライニン
グした管体1,1の溶接継手部を示している。同
図において管体1,1の端部の溶接箇所3近傍
の、溶接熱の影響によつて劣化を起す恐れのある
ところの被膜は除去されており金属面4が露出し
ている。本発明はこの金属面4を覆いかつその近
傍の既設ライニング被膜2にオーバーラツプする
防食被膜5を形成せんとするものである。
第2図はこの防食被膜5を形成する被覆装置1
0を示している。被覆装置10は管体1の外側に
配置される加熱装置11を有する。本実施例では
加熱装置11は誘導加熱を利用しており、誘導加
熱コイル12、電源トランス13、入力ケーブル
14、出力ケーブル15、温度検出端(CA熱電
対)16、温度調節計17等を有する。誘導加熱
コイル12は管外径部にセツトしやすいように分
割型(例えば二ツ割型)となつており、セツト溶
接箇所3を中心に振分けクリアランスを一定にす
る。温度検出端16は溶接箇所近傍の管外表面に
付着させてあり、管体温度を検出し、一方、温度
調節計17は設定温度に対し電源トランス13へ
の入力電源のON、OFF制御により管体温度を一
定に保つよう作用する。なお、加熱装置として
は、誘導加熱に限らず他の加熱手段例えばバンド
ヒータ、ガスバーナ、赤外線ヒータ等が用いられ
てもよい。
被覆装置10は更に管内に配置されるライニン
グマシン20と粉体樹脂供給装置21を有する。
ライニングマシン20は管内面で支持され、管内
を走行しうる台車22及び台車22の車輪を駆動
するモータ23を有しており、これにより管内を
長手方向に移動可能である。台車22には管体1
の金属露出部検出センサを設け、管内を走行する
台車22が金属露出部近傍の所定位置で自動的に
停止するようにすることが好ましい。
台車22上には竪軸24が取付けられ、竪軸2
4には垂直方向の位置を調節可能に軸受25が取
付られ、軸受25には中空軸26が回転自在に保
持されている。中空軸26の取付位置は、その中
心軸線が管体1の中心軸線にほぼ一致するように
定められる。この中空軸26は先端に粉体スプレ
ーノズル27を保持し、該スプレーノズル27は
管内面に粉体樹脂を吹付けるように管内面に向い
合つている。軸受25上にはモータ28が取付ら
れ、該モータ28はギヤを介して中空軸26を回
転駆動する。中空軸後端には、粉体樹脂供給装置
21からの粉体樹脂を受ける回転継手29が取付
けられる。かくして、粉体スプレーノズル27は
管体1のほぼ中心のまわりに回転し、管内面に沿
つて円周方向に移動しながら、粉体樹脂を管内面
に吹付ける。粉体スプレーノズル27としては通
常のスプレーノズルの外に、静電式(摩擦静電を
含む)塗装ガンを用いてもよい。図示実施例では
粉体スプレーノズル27を1個示しているが、こ
の数に限定されず、管の長手方向や円周方向に複
数個のスプレーノズルを用いてもよく、そうする
ことにより能率を上げることができる。粉体スプ
レーノズル27の回転速度は管内径、粉体樹脂の
物性、粉体吐出量等に応じて変えることが望まし
く、そのためモータ28としては可変速モータ或
は変速機付モータが用いられる。
一方、粉体樹脂供給装置21は、ライニングマ
シン20の台車22に連結金具30を介して連結
され台車31、粉体樹脂を圧縮エヤー管32から
の圧縮エヤーで流動状態にして保持する流動槽3
3、流動槽33内に配置され、流動中の粉体樹脂
を送り出す空気輸送装置(図示せず)及び該空気
輸送装置を回転継手29に連結するホース34等
を有し、粉体樹脂をホース34を介してライニン
グマシン20の回転継手に供給する。流動槽33
内の粉体樹脂は後述するように管体内面に吹付け
られた溶融付着し防食被膜を形成するものであ
り、既存ライニング被膜2に対して熱融合性のよ
いものが選択されて入れられている。
次に、上記装置を用いた溶接継手部の被覆方法
を第3図の工程図を参照しながら説明する。
(1) 継手部研掃 第1図に示すように管体1,1の端部を溶接
したあと、継手部の研掃を行う。即ち、パワー
ブラシ、サンダー等を用い溶接スパツタを除去
し、溶接箇所3のビード部をなめらかに仕上
げ、その後、粉じんは真空掃除機で吸引する。
(2) 加熱装置セツト 管外径部に誘導加熱コイル1をセツトし、ま
た加熱幅のほぼ中央部管外表面にCA熱電対1
6を取付ける。
(3) ライニング装置管内搬入 ライニングマシン20及び粉体樹脂供給装置
21を管体1の開放端から管内に入れ、自走さ
せるか、又は手押しにて溶接継手部の近傍に送
り込む。
(4) 管体加熱 誘導加熱コイル12に通電を開始し、管体1
を加熱し、継手部の金属露出面4及びその近傍
の既存ライニング被膜を温度を、少くとも吹付
られる粉体樹脂の融点以上に昇温させる。
(5) ライニング 次に粉体スプレーノズル27をゆつくりを回
転させながら、高温の管内面に粉体樹脂を吹付
ける。このさい、粉体スプレーノズル27から
の吐出量及びスプレーノズルの円周方向の回転
速度は、管内面に吹付けられた粉体樹脂が管の
熱容量により直ちに溶融状態になり管内壁に付
着するように定めてあるので、吹付けられた粉
体樹脂は管内面に付着、溶融し薄い被膜を形成
する。1回の吹付けより形成される被膜厚さは
例えばポリエチレンでは約70〜100μ程度であ
る。管体1の加熱は継続して行つているので、
形成された被膜表面も粉体樹脂の融点以上にな
り、被膜上に再び粉体樹脂を吹付けることによ
り被膜が積層される。かくして、吹付けを繰り
返すことにより所望厚さの被膜が形成できる。
ところで、通常、防食被膜5の幅はスプレー
ノズル27の幅よりも広い。このように広い幅
に渡つて一定厚みの被膜の形成する具体的手順
を説明する。防食被覆部の一端にスプレーノズ
ル27を位置決めすると、台車22をその位置
で停止させ、スプレーを開始する。スプレーノ
ズル27が1回転すると、スプレーの巾より
やゝ狭い巾を1ピツチとして、台車22を1ピ
ツチ進め、その位置でスプレーノズル27が1
回転するまでスプレーをする。その後、順次こ
の動作を繰り返し、ライニングマシン20を移
動させていく。スプレーノズルが防食被覆部の
他端に達したならば、今後は順次逆方向に移動
させる。これを所定の膜厚になるまで繰り返し
行う。
また、この他の方法として防食被覆部の両端
部は上記と同一方法で、即ち、台車22を停止
させスプレーノズルのみを回転させてスプレー
を行うが、中間部は台車22を連続的に移動さ
せ、スパイラル状に被膜形成する方法もある。
いずれの場合においても、台車22を移動させ
るモータ23及びスプレーノズル27を回転さ
せるモータ28を手動操作してもよいし、トグ
盤、リミツトスイツチ、タイマー等を用いて自
動制御してもよい。なお、スプレーノズル27
の幅が充分大きい場合或は多数のスプレーノズ
ルを幅方向に並べて用いる場合のように、防食
被覆部の全巾に同時にスプレーを行い得る時に
は、ライニングマシン20を幅方向(管の長手
方向)に移動させる必要はない。また、スプレ
ーノズル27を幅方向に移動させるには、図示
実施例の如く台車22を移動させるかわりに、
中空軸26を前後スライド出来るように構成し
て行つても良い。
なお、上記したように、粉体スプレーノズル
27からの吐出量は管内壁に吹付けられた粉体
樹脂が直ちに溶融付着するように定められてい
るが、現実には粉体スプレーの付着効率が100
%とはならないので、下側の被膜が浮遊粉体の
落下によつて厚くなる。その対策としてスプレ
ーノズルが下側を通過する際リミツトスイツチ
又はタイマー等とバルブを連動させ、粉体の吐
出を適宜な比率で減少させるか又は停止させる
ことにより膜厚差を小さくすることもできる。
(6) 後加熱 粉体スプレーノズル27による被膜形成が完
了すると、スプレーを停止し、ライニングマシ
ン20を後退させる。吹付完了後も管体1の加
熱を継続し、被膜を充分溶融、融着させる。被
膜表面が充分溶融し、光択が出て平滑になるの
を待ち、加熱装置の電源を切る。
(7) 冷 却 管の外表面より水冷又は放冷を行う。
(8) 検査 ピンホール検査、膜厚検査等の各種検査を行
う。以上で防食被覆作業が完了する。
なお、この防食被覆方法及び装置は、溶接継
手部に対し使用するのみではなく、例えば、ピ
ンホール発生箇所の修理や部分はくりを起した
ライニング管の修複、又は現場合せ用短管等の
防食被覆にも使用できる。
以上に説明した如く、本発明は管体を外部から
加熱しておき、内面に粉体スプレーノズルで粉体
樹脂を吹付け、付着溶融させて防食被膜を形成す
るものであるので、容易にかつ敏速に所望厚さの
防食被膜を形成することができる。しかも、粉体
スプレーノズルから吹出された粉体樹脂はほぼ全
部が管内面に付着するので、余剰の粉体樹脂の回
収が必要でなく、かつ粉体スプレーノズルは定量
の粉体樹脂を管内面に吹付けながら移動するの
で、管内面に極めて均一な厚さの被膜を形成する
ことができる。また粉体樹脂としては既存ライニ
ング被膜に対して熱融合性のよいものであればよ
いので、既存ライニング被膜と同一の樹脂を用い
ることが可能となつた。この結果、プラスチツク
ライニング管の接続に溶接継手を採用しうるよう
になり、配管コストを下げ、プラスチツクライニ
ング管の普及に大きく貢献するという優れた効果
を奏する。
実施例 1 1000Aのポリエチレンライニング鋼管(ライニ
ング厚1mm)の溶接継手部に、第2図の装置を用
いかつ第3図の手順で防食被覆を施した。ライニ
ング条件は次の通り。
鋼管の加熱温度 230℃ 粉体樹脂の種類 ポリエチレン 〃 の粒度 100メツシユアンダー 〃 のMI 4 (メルトインデツクスフロー) スプレーノズルの回転数 2rpm 〃 巾 120mm 吐出量 100〜150g/min ライニングマシンの吹付け一層につき70〜
100μの被膜が得られ、約40分にて500mm幅(既存
ライニング被膜へのオーバーラツプ部分を含む)
の防食被膜形成が完了し、金属面及び既存ライニ
ング被膜に良好に接着した平均膜厚1、4mmの被
膜が得られた。
なお、ポリエチレンライニング鋼管に対するラ
イニング条件を検討したところ、次の条件が好適
であつた。
管体加熱温度 150〜280℃ 粉体樹脂の種類 ポリエチレン 〃 の粒度 100〜200メツシユ 〃 のMI 3〜9 実施例 2 管体内面に粉末エポキシ約300μコーテイング
した鋼管の溶接継手部を、外部より約220℃に加
熱し、第2図の装置により、同一樹脂をスプレー
し、300μの防食被膜を得た。
実施例 3 管体内面にナイロン12を約0.5mmライニング
した鋼管の溶接継手部にプライマーを塗布し、外
部より約250℃に加熱、ナイロン12の粉体をス
プレーして0.5mmの防食被膜を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により防食被覆される溶接
継手部を示す断面図、第2図は本発明の一実施例
を示す断面図、第3図は本発明方法を実施する手
順を示す工程図である。 1……管体、2……既存ライニング被膜、3…
…溶接箇所、4……金属面、5……防食被膜、1
0……被覆装置、11……加熱装置、20……ラ
イニングマシン、26……中空軸、27……粉体
スプレーノズル、28……モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 管体内面にプラスチツクライニング被膜を有
    するライニング管の内面の金属露出部に防食被覆
    を施す方法において、既存ライニング被膜に対し
    て熱融合性のよい粉体樹脂を選定し、前記管体を
    外側から局部的に加熱して、前記管体内面の金属
    露出部及びその近傍のライニング被膜を前記粉体
    樹脂の融点以上に昇温させ、粉体スプレーノズル
    を、昇温部の管体内面に近接して円周方向に移動
    させながら前記粉体樹脂を噴射させ、該粉体樹脂
    を前記金属露出部及びその近傍のライニング被膜
    に付着溶融させて防食被膜を形成することを特徴
    とする管体内面防食被覆方法。 2 管体の外側に、管体を局部的に加熱するよう
    配置される加熱装置と、管体に対して長手方向に
    移動可能なライニングマシンとを備え、該ライニ
    ングマシンは、管体内面に近接して円周方向に移
    動するように、管体の中心軸線をほぼ中心として
    回転可能な粉体スプレーノズルと、該粉体スプレ
    ーノズルを回転駆動する駆動装置とを有している
    ことを特徴とする管体内面防食被覆装置。
JP21710383A 1983-11-19 1983-11-19 管体内面防食被覆方法及び装置 Granted JPS60110368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21710383A JPS60110368A (ja) 1983-11-19 1983-11-19 管体内面防食被覆方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21710383A JPS60110368A (ja) 1983-11-19 1983-11-19 管体内面防食被覆方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60110368A JPS60110368A (ja) 1985-06-15
JPH022624B2 true JPH022624B2 (ja) 1990-01-18

Family

ID=16698893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21710383A Granted JPS60110368A (ja) 1983-11-19 1983-11-19 管体内面防食被覆方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60110368A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2682642B2 (ja) * 1988-06-09 1997-11-26 新日本製鐵株式会社 防食ライニング装置
JP2901132B2 (ja) * 1994-08-02 1999-06-07 オリンパス光学工業株式会社 一眼レフレックスカメラの可動ミラー装置
JP6918301B2 (ja) * 2016-10-21 2021-08-11 吉佳エンジニアリング株式会社 既設管更生方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605253A (ja) * 1983-06-24 1985-01-11 Dainippon Toryo Co Ltd 管体内面の粉体塗装装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605253A (ja) * 1983-06-24 1985-01-11 Dainippon Toryo Co Ltd 管体内面の粉体塗装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60110368A (ja) 1985-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63318392A (ja) 端部で連結された金属パイプ、その製造方法および製造装置
JP2016502605A (ja) 管を合金でライニングするための方法
CN106076790A (zh) DN1400mm以上大口径钢管内外壁防腐蚀工艺
US20090065124A1 (en) Method for the anticorrosion coating and the thermally insulating coating of tubular bodies and conduits for the transport of fluid and apparatus for implementing such method
WO1995033579A1 (en) On-site pipe coating process
US9550210B2 (en) Method of coating pipes or pipe sections
US20080107846A1 (en) Composite Hollow Body And Method And Device For Making Same
JPH022624B2 (ja)
RU2296817C2 (ru) Способ комплексной защиты от коррозии протяженных стальных трубопроводов (варианты)
US4786339A (en) Jacketing steel objects
JP5664953B2 (ja) 鋳鉄管の複層塗膜の形成方法
JPH0811206B2 (ja) 管体防食溶射被覆方法
US11773495B2 (en) Vitreous coating application by induction heating and integration with induction kinetic weld joining
US4670301A (en) Method and apparatus for coating the spiral weld seam of pipe
WO2024103154A1 (en) Field joint method and apparatus
JPS6227869B2 (ja)
JPH01310763A (ja) 防食ライニング装置
Lam et al. A new approach to high performance polyolefin coatings
JPH0148074B2 (ja)
JPH0653246B2 (ja) 金属管の内面ライニング方法およびその装置
JPH0355616B2 (ja)
JP2708472B2 (ja) 新設配管の仕上方法
JPH0221305B2 (ja)
JP2544245B2 (ja) 合成樹脂によるコンクリ―ト管の内面塗装方法
KR20090087222A (ko) 분말용착식 폴리에틸렌 3층 피복 강관 제조방법 및제조장치