JPH0226168Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0226168Y2 JPH0226168Y2 JP1985065464U JP6546485U JPH0226168Y2 JP H0226168 Y2 JPH0226168 Y2 JP H0226168Y2 JP 1985065464 U JP1985065464 U JP 1985065464U JP 6546485 U JP6546485 U JP 6546485U JP H0226168 Y2 JPH0226168 Y2 JP H0226168Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- gripping
- filament
- net bag
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 2
- 238000009941 weaving Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 description 1
- 206010040925 Skin striae Diseases 0.000 description 1
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- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電線・ケーブル・ワイヤーロープ等
の線条物を掴持して引張つて管内に挿通するのに
使用する掴線具に関する。
の線条物を掴持して引張つて管内に挿通するのに
使用する掴線具に関する。
従来の掴線具としては、比較的太いワイヤーを
円筒網袋状に編んで、線条物を挿入する開口部を
一端に有する掴線筒部を形成すると共に、該掴線
筒部の他端に輪状掛止部を設けてなるものがあつ
た。
円筒網袋状に編んで、線条物を挿入する開口部を
一端に有する掴線筒部を形成すると共に、該掴線
筒部の他端に輪状掛止部を設けてなるものがあつ
た。
従つて、上述の様な従来の掴線具では、線条物
をパイプや管に引込むとき等に於て、呼び線とこ
の掴線具の輪状掛止部とを針金等で接続せねばな
らずたいへん面倒であつた。さらに、この掴線具
は、生産コスト高であり、しかも重く錆易いとい
う欠点があつた。また、この掴線具は、比較的太
い線条物を引張るのに使用され、細い電線・ケー
ブル等の線条物のための掴線具は存在せず、その
ために、第6図に示す如く、被覆しているシース
aから芯線bを露出させ、その露出した芯線bと
呼び線cとを針金d等で連続して管内に引込んで
いた。そのため作業上、手間がかかると共に、露
出させた芯線bが無駄使いされたことになる。
をパイプや管に引込むとき等に於て、呼び線とこ
の掴線具の輪状掛止部とを針金等で接続せねばな
らずたいへん面倒であつた。さらに、この掴線具
は、生産コスト高であり、しかも重く錆易いとい
う欠点があつた。また、この掴線具は、比較的太
い線条物を引張るのに使用され、細い電線・ケー
ブル等の線条物のための掴線具は存在せず、その
ために、第6図に示す如く、被覆しているシース
aから芯線bを露出させ、その露出した芯線bと
呼び線cとを針金d等で連続して管内に引込んで
いた。そのため作業上、手間がかかると共に、露
出させた芯線bが無駄使いされたことになる。
本考案は従来のこのような問題点を解決して、
管内への引込作業において、最も需要の大きい比
較的径の小さい電線・ケーブル等の線条物を確実
に掴持出来て、しかもその掴持と離脱作業が容易
かつ迅速に行え、さらに、呼び線との接続が簡単
に行えると共に、使い捨て可能な掴線具を提供す
ることを目的とする。
管内への引込作業において、最も需要の大きい比
較的径の小さい電線・ケーブル等の線条物を確実
に掴持出来て、しかもその掴持と離脱作業が容易
かつ迅速に行え、さらに、呼び線との接続が簡単
に行えると共に、使い捨て可能な掴線具を提供す
ることを目的とする。
本考案の掴線具は、熱可塑性プラスチツクから
なる糸状体を、長手方向に引張れば内径が収縮す
るような網袋状に機械編みした長尺の網袋帯を所
定長さに切断して掴線筒体を形成し、さらに、該
掴線筒体の一端を内側に折返して被牽引用線条物
が挿入される楕円形開口端を形成し、かつ、該掴
線筒体の他端側をかしめ又は熱融着にて細紐状端
部に形成している。
なる糸状体を、長手方向に引張れば内径が収縮す
るような網袋状に機械編みした長尺の網袋帯を所
定長さに切断して掴線筒体を形成し、さらに、該
掴線筒体の一端を内側に折返して被牽引用線条物
が挿入される楕円形開口端を形成し、かつ、該掴
線筒体の他端側をかしめ又は熱融着にて細紐状端
部に形成している。
上述の如く構成して、掴線筒体を長手方向に圧
縮すれば内径が拡張し、また、該掴線筒体を長手
方向に引張れば、内径が収縮する。さらに、掴線
筒体の他端側が細紐状端部に形成されているの
で、簡単に呼び線に繋着することができる。
縮すれば内径が拡張し、また、該掴線筒体を長手
方向に引張れば、内径が収縮する。さらに、掴線
筒体の他端側が細紐状端部に形成されているの
で、簡単に呼び線に繋着することができる。
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳
説する。
説する。
第1図と第2図において、1は熱可塑性プラス
チツクからなる糸状体2を機械編みした長尺の網
袋帯を所定長さに切断して形成された掴線筒体で
あつて、長手方向に引張れば内径が収縮するよう
な網袋状である。また、該掴線筒体1の一端3は
内側に折返され、電線・ケーブル・ワイヤーロー
プ等の種々の被牽引様線条物Wを挿入する開口端
4が形成され、さらに、該掴線筒体1の他端5側
は熱で融着され細紐状端部6に形成される。また
該他端5側に細いスリーブ7を外嵌し、かしめて
細紐状端部6を形成するも好ましい。
チツクからなる糸状体2を機械編みした長尺の網
袋帯を所定長さに切断して形成された掴線筒体で
あつて、長手方向に引張れば内径が収縮するよう
な網袋状である。また、該掴線筒体1の一端3は
内側に折返され、電線・ケーブル・ワイヤーロー
プ等の種々の被牽引様線条物Wを挿入する開口端
4が形成され、さらに、該掴線筒体1の他端5側
は熱で融着され細紐状端部6に形成される。また
該他端5側に細いスリーブ7を外嵌し、かしめて
細紐状端部6を形成するも好ましい。
従つて、上記掴線筒体1からなる掴線具8は、
第3図に矢印で示す如く、長手方向に圧縮すれば
内径が拡張し、蛇がかえるをのみこんだ如くな
り、開口端4から長手方向に順次圧縮しつつ容易
に線条物Wを挿入することができる。
第3図に矢印で示す如く、長手方向に圧縮すれば
内径が拡張し、蛇がかえるをのみこんだ如くな
り、開口端4から長手方向に順次圧縮しつつ容易
に線条物Wを挿入することができる。
そして、第4図に示す如く、上記掴線具8の開
口端4から線条物W,Wを挿入し、呼び線9の先
端金具10に細紐状端部6を繋着すれば、該呼び
線9を矢印A方向に引張つた場合、掴線筒体1の
内径が収縮して、線条物W,Wを強力に締付け
て、抜けなくなる。従つて、パイプや管に該線条
物W,Wを引き込むことができる。11…は掴線
筒体1の外周囲に巻着されたビニールテープや紐
や針金等の固定部材であつて、当初の抜け防止用
として、線条物W,Wと掴線筒体1とを予備的に
連結する。なお、線条物Wは図例では2本の電
線・ケーブルを示しているが、線条物Wの増減は
自由であり、また、大小種々の径の線条物Wであ
つても適用可能である。
口端4から線条物W,Wを挿入し、呼び線9の先
端金具10に細紐状端部6を繋着すれば、該呼び
線9を矢印A方向に引張つた場合、掴線筒体1の
内径が収縮して、線条物W,Wを強力に締付け
て、抜けなくなる。従つて、パイプや管に該線条
物W,Wを引き込むことができる。11…は掴線
筒体1の外周囲に巻着されたビニールテープや紐
や針金等の固定部材であつて、当初の抜け防止用
として、線条物W,Wと掴線筒体1とを予備的に
連結する。なお、線条物Wは図例では2本の電
線・ケーブルを示しているが、線条物Wの増減は
自由であり、また、大小種々の径の線条物Wであ
つても適用可能である。
次に、第5図は他の実施例を示し、挿入された
線条物W,Wの先端を施蓋状とするキヤツプ12
が細紐状端部6の基端31側に外嵌されている。
また、該キヤツプ12は流線形とされている。従つ
て、この掴線具8は曲がりくねつた管や凸部のあ
る管内に、非常に小さい抵抗で誘導される。
線条物W,Wの先端を施蓋状とするキヤツプ12
が細紐状端部6の基端31側に外嵌されている。
また、該キヤツプ12は流線形とされている。従つ
て、この掴線具8は曲がりくねつた管や凸部のあ
る管内に、非常に小さい抵抗で誘導される。
本考案の使い捨て掴線具は、掴線筒体1を長手
方向に圧縮すれば内径が拡張し、また、該掴線筒
体1を長手方向に引張れば引張る程、内径が大幅
に収縮するので、電線・ケーブル・ワイヤーロー
プ等の比較的外径の小さい線条物Wを確実に掴持
出来、かつ、容易迅速に掴持と離脱が行える。さ
らに、掴線筒体1の他端5側が細紐状端部6に形
成されているので、簡単に呼び線9等に繋着する
ことができ、面倒な接続が不要となる。特に、
150Kg以下の引込力用として好適である。また、
熱可塑性のプラスチツクを使用しているので、軽
くしかも錆びることがないと共に、管の内面との
摺動摩擦抵抗は小さく、楽に引込作業が出来る。
方向に圧縮すれば内径が拡張し、また、該掴線筒
体1を長手方向に引張れば引張る程、内径が大幅
に収縮するので、電線・ケーブル・ワイヤーロー
プ等の比較的外径の小さい線条物Wを確実に掴持
出来、かつ、容易迅速に掴持と離脱が行える。さ
らに、掴線筒体1の他端5側が細紐状端部6に形
成されているので、簡単に呼び線9等に繋着する
ことができ、面倒な接続が不要となる。特に、
150Kg以下の引込力用として好適である。また、
熱可塑性のプラスチツクを使用しているので、軽
くしかも錆びることがないと共に、管の内面との
摺動摩擦抵抗は小さく、楽に引込作業が出来る。
さらに、機械編みにて長尺の網袋を安価に大量
生産して、これを素材と出来る(所定長さに切断
して両端加工する)から、原価低減が図れ、使い
捨てが可能となつた。又、長尺の網袋帯を作業現
場に携帯して、任意の長さに切断して掴線筒体1
を形成し、一端3を折返し、他端5側をかしめて
使い捨て掴線具を作製することもでき、非常に便
利である。
生産して、これを素材と出来る(所定長さに切断
して両端加工する)から、原価低減が図れ、使い
捨てが可能となつた。又、長尺の網袋帯を作業現
場に携帯して、任意の長さに切断して掴線筒体1
を形成し、一端3を折返し、他端5側をかしめて
使い捨て掴線具を作製することもでき、非常に便
利である。
第1図は本考案の一実施例を示す簡略平面図、
第2図は要部縦断面図、第3図は圧縮状態の平面
図、第4図は使用状態を説明する平面図、第5図
は他の実施例の使用状態を説明する平面図であ
る。第6図は従来例を示す平面図である。 1……掴線筒体、2……糸状体、3……一端、
4……開口端、5……他端、6……細紐状端部、
W……線条物。
第2図は要部縦断面図、第3図は圧縮状態の平面
図、第4図は使用状態を説明する平面図、第5図
は他の実施例の使用状態を説明する平面図であ
る。第6図は従来例を示す平面図である。 1……掴線筒体、2……糸状体、3……一端、
4……開口端、5……他端、6……細紐状端部、
W……線条物。
Claims (1)
- 熱可塑性プラスチツクからなる糸状体2を、長
手方向に引張れば内径が収縮するような網袋状に
機械編みした長尺の網袋帯を所定長さに切断して
掴線筒体1を形成し、さらに、該掴線筒体1の一
端3を内側に折返して被牽引用線条物Wが挿入さ
れる楕円形開口端4を形成し、かつ、該掴線筒体
1の他端5側をかしめ又は熱融着にて細紐状端部
6に形成したことを特徴とする使い捨て掴線具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985065464U JPH0226168Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985065464U JPH0226168Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61180520U JPS61180520U (ja) | 1986-11-11 |
JPH0226168Y2 true JPH0226168Y2 (ja) | 1990-07-17 |
Family
ID=30597482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985065464U Expired JPH0226168Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226168Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3165341U (ja) * | 2010-10-29 | 2011-01-13 | 有限会社アールシステム工業 | 配線補助具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721212B2 (ja) * | 1976-03-24 | 1982-05-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721212U (ja) * | 1980-07-10 | 1982-02-03 |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP1985065464U patent/JPH0226168Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5721212B2 (ja) * | 1976-03-24 | 1982-05-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61180520U (ja) | 1986-11-11 |
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