JPH02260589A - 光導波路型赤外ラマンレーザ - Google Patents

光導波路型赤外ラマンレーザ

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JPH02260589A
JPH02260589A JP8069289A JP8069289A JPH02260589A JP H02260589 A JPH02260589 A JP H02260589A JP 8069289 A JP8069289 A JP 8069289A JP 8069289 A JP8069289 A JP 8069289A JP H02260589 A JPH02260589 A JP H02260589A
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JP
Japan
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optical waveguide
laser
raman
type infrared
raman laser
Prior art date
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Pending
Application number
JP8069289A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Miyamoto
宮本 泰明
Hiroshi Tanaka
拓 田中
Osamu Sudo
須藤 収
Yoshihiro Shimazaki
島崎 善広
Yumio Yato
矢戸 弓雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
Original Assignee
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Publication date
Application filed by Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp filed Critical Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Publication of JPH02260589A publication Critical patent/JPH02260589A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は分子法レーザウラン濃縮用、重金属同位体分離
用に適した光導波路型赤外ラマンレーザに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、分子法レーずウラン濃縮用、或いは重金属同位体
分離用の赤外長波長域のレーザとして、TEA−Co、
レーザ励起ラマンレーザが使用されてきた。例えば、O
F、等の重金属化合物同位体は中赤外から遠赤外にかけ
て強い吸収帯が存在するので、レーザ照射による同位体
分離のために中赤外から遠赤外にかけて発振波長が可変
であるパラ水素ラマンレーザを使用するのが有効であり
、第3図に示すようにパラ水素ラマンレーザ203にT
EA  C0wレーザ光を照射して励起している。
しかし、ラマン媒質は赤外域において利得が低いので、
その低利得を補うために現在ではマルチパスセルラ使用
している。マルチパスセルとは、第4図に示すように、
凹ミラー301と303間にラマン媒質を満たした共振
器の光軸に対して人射レーザ光311を角度をもたせて
入射させることにより、凹ミラー301と303の間で
反射を繰り返す光線のパスを順次変化させて光路を長く
すると共に、凹ミラー301と303における光線の反
射域が図の305.307の領域であるとしたときに、
ミラーの中間部における光線の通過領域図の309付近
で光線を周期的に集光させることにより、電界強度を非
常に強くさせて誘導ラマン効果による誘導散乱が生じ易
くしようとするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようなマルチパスセルは構造的、製
作上、また使用面に右いても高い精密性を必要とし、さ
らに振動等の問題のために設置場所も制限を受ける等の
問題があった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、小型化が可
能であり、高効率かつ安定に変換を起こさせることがで
き、また使用勝手がよくなり、かつレーザ自体に曲げ自
在等空間的自由度を大きく持たせることができる光導波
路型赤外ラマンレーザを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、フレキシビリティのある赤外低損
失光導波路中に液体または気体のラマン媒質を封入した
こと、光導波路への励起レーず光を入射させる入射レン
ズと、光導波路からの出力光の拡がりを制限する出射レ
ンズを有すること、光導波路を断熱材製中空管内に収納
し、該中空管と光導波路管を真空断熱したこと、光導波
路と断熱材製中空管の間に冷却剤を封入したことを特徴
とする。
〔作用〕
本発明の光導波路型赤外ラマンレーザは、赤外光に対し
て伝送効率の良い細い光導波路の中に液体または気体の
ラマン媒質を封入し、光導波路中にレーザ光を絞りこむ
ことにより電界強度を強くしてラマン効果による誘導散
乱を生じさせている。
また、細い光導波路が曲げ自在性を有しているために空
間的自由度を大きくし、また装置を小型化することがで
きる。さらに細い光導波路を断熱材製中空管内に収納し
、中空管との間に少量の冷却剤を入れて冷却することに
より利得を増加させることも可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明す
る。
第1図、第2図は本発明の光導波路型赤外ラマンレーザ
を説明するための図で、図中、100は赤外域低損失光
導波路、103はラマン媒質、105は断熱材製中空管
、107は冷却剤、109は入射レンズ、111は出射
レンズ、113は入射レーザ光、115は出射レーザ光
である。
本発明の光導波路型赤外ラマンレーザは、第1図に示す
ように、赤外域低損失光導波路100と、入射レンズ1
09、出射レンズ111から構成されている。赤外域低
損失光導波路100は、第2図に示すように光伝播部に
液体または気体のラマン媒質が封入されている。そして
、ラマン媒質を封入した光導波路100を適宜断熱材製
中空管105内に収納し、中空管105との間に冷却材
1O7を封入するか、真空にして断熱することによりラ
マン媒質を低温に維持することもできる。これは低温に
した方が基底状態の励起原子を多くすることができ、ラ
マン利得を大きくすることができるからである。なお、
ラマン媒質は水素ガス、液体窒素、メタノール、アルコ
ール等適宜使用する。また光導波路100は:3+s径
以下のフレキシビリティのある細い管で構成する。
このような構成において、入射レンズ109によりCO
zレーザ、YAGレーザ等からの2〜7J/パルス程度
、あるいはそれ以下のエネルギを持つ赤外レーザ光を入
射レンズ109で集光し、ラマン媒質を封入した光導波
路100の4〜6割程度のビーム径に絞って入射させる
。これは、入射光のビーム径が管径から決まるシングル
モード径に合わないと高次のモードが立ってモードのミ
スマツチが生じ、損失が大きくなるからである。
こうして細い光導波路100にレーザ光を細く絞って入
射させることにより、電界強度が大きくなり、ラマン媒
質を封入した光導波路100を伝播している間に誘導ラ
マン散乱を起こし、波長変換を生ずる。そして出射レン
ズ111により、光の拡がりが生じないようにして光導
波路100から出射する。なお、ラマン媒質を封入した
光導波路100の長さは封入される媒質、入射レーザ光
の波長及びパワー等により適当な長さに設定する。
また媒質の温度に関しては、媒質の特性によって、第2
図の二重構造にして冷却して用いるか常温で用いるか適
宜選択すればよい。
このように、細いフレキシビリティのあるラマン媒質封
入光導波路を使用してここにレーザ光を絞って入射させ
ることにより、マルチパスセルを使用せずに赤外領域で
の利得が大きいラマンレーザを実現することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ラマン媒質封入光導波路
を細いフレキシビリティのある管状のものとすることに
より、ラマン散乱を有効に生じさせることができ、また
曲げ自在性、空間自由度を向上させることができ、光導
波路を十分に長くしても装置全体として小型にすること
ができる。また、管を細くすることにより、断熱材製中
空管に収納し、中空管との間に少量の冷却材を入れるこ
とにより容易に冷却できるので、常温ではラマン、利得
の小さい媒質でも冷却によりラマン利得を上げて効率を
良くすることができる。また、その曲げ自在性を利用し
て建屋の壁等に設置する等により省スペースを達成する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の光導波路型赤外ラマンレーザ
を示す図、第3図は従来のTEA−C0、レーザ励起ラ
マンレーザを示す図、第4図はマルチパスセルを説明す
るための図である。 100・・・赤外域低損失光導波路、103・・・ラマ
ン媒質、105・・・断熱材製中空管、107・・・冷
却剤、109・・・入射レンズ、111・・・出射レン
ズ、113・・・入射レーザ光、115・・・出射レー
ザ光。 出 願 人   動力炉・核燃料開発事業団代理人弁理
士  蛭 川 昌 信(外5名)第1図 第2図 ←−−−−−丁−÷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレキシビリティのある赤外低損失光導波路中に
    液体または気体のラマン媒質を封入したことを特徴とす
    る光導波路型赤外ラマンレーザ。
  2. (2)光導波路への励起レーザ光を入射させる入射レン
    ズと、光導波路からの出力光の拡がりを制限する出射レ
    ンズを有する請求項1記載の光導波路型赤外ラマンレー
    ザ。
  3. (3)光導波路を断熱材製中空管内に収納し、該中空管
    と光導波路管を真空断熱したことを特徴とする請求項1
    または2記載の光導波路型赤外ラマンレーザ。
  4. (4)光導波路と断熱材製中空管の間に冷却剤を封入し
    たことを特徴とする請求項3記載の光導波路型赤外ラマ
    ンレーザ。
JP8069289A 1989-03-31 1989-03-31 光導波路型赤外ラマンレーザ Pending JPH02260589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2394553A (en) * 2002-10-25 2004-04-28 Qinetiq Ltd Raman optical waveguide with refractive index modified by ion implantation and fabrication method
JP2008243944A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Chube Univ 多波長遠赤外レーザー発振方法および多波長遠赤外レーザー発振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54994A (en) * 1977-06-01 1979-01-06 Us Government Frequency shift infrared ray raman laser from infrared ray source
JPS55918A (en) * 1978-06-16 1980-01-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Linear deltam digital addition system

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