JPH0225917Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、窓に対する網戸の取付け、ポスター、
メモなどの壁面への取付けなどに好適な縁どり用
具を提供しようとするものである。

以下図面を参照しながら、本案の１実施例の詳
細を説明する。

１は本案の縁どり用具で、テープ２とコーナー
３とからなる。そこで、上記テープ２はハサミな
どで切断可能な軟かい合成樹脂を素材としてなる
所定幅の帯状体２Ａの内方面２A′には当該帯状
体２Ａの長手方向における中央部に形成した折り
曲げ用溝２Ｂを介して上方部２Ｃと下方部２Ｄを
形成し、これら上下部２Ｃ，２Ｄには互に係脱す
る一対のスナツプ用突部２Ｅとスナツプ用受部２
Ｆが所定間隔をもつて突設され、上記帯状体２Ａ
の外方面２A″における上記下方部２Ｄに対応す
る下方部２Ｇには長手方向をもつてパイル状起毛
片のうちの一方側２Ｈが添着されている。また、
上記コーナー３は、硬質あるいは半硬質の合成樹
脂を素材として、上記上方部２Ｃと同一寸法に構
成された水平部３Ａと垂直部３Ｂとを正面状に
連結せしめ、これら水平部３Ａと垂直部３Ｂの両
縁には背面方向へ向けた折り曲げ係止縁３A′，
３B′が形成されている。４は網戸用の網である。
図中、パイル状起毛片のうち、１方側２Ｈは両フ
アスナーのうちループを群設した側で、接着テー
プ２H′でテープ２に添着されている。２Ｉはパ
イル状起毛片のうちの他方側でフツクを群設した
側で接着テープ２I′で窓枠２Ｊに添着されること
になる。

ついで、本案のものの使用方法を効果と共に説
明する。

上記網４の上下辺、左右辺に第４図の如く上記
テープ２を２つ折りにし突起２Ｅと受部２Ｆを互
に係止しながら当該網の四辺を縁どりする。この
のち、四隅部にコーナー３を取付ける。このコー
ナーの取付けは多少の弾力性を有する合成樹脂で
構成されているので、上記係止縁３A′，３B′，
３A″，３B″を矢印イの如く少しく開き第１１図
の如く装着する。そして、上記網については、た
とえばポスター、メモ用紙などであつてもよい。
そして、パイル状起毛片のうちの他方側２Ｈを壁
面などにあらかじめ添着しておけることにより縁
どりしたポスターなどを壁面に取付けあるいは取
りはずすことができる。

このように本案のものによれば、どんな規格の
網などにも取付けることができ、しかも取付け取
りはずしを容易に行うことができるなど数多くの
利点を有する有用な考案と言うべきものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本案の１実施例を示すもので、第１図は
テープの外方面側からみた斜視図、第２図は内方
面側からみた斜視図、第３図は同上のＡ−Ａ線拡
大断面図、第４図はテープの使用状態を示す拡大
断面図、第５図は網の縁どりをした状態の斜視
図、第６図は同上の背面側からみた斜視図、第７
図はコーナーの正面図、第８図は同上のＢ−Ｂ線
拡大断面図、第９図は全体の斜視図、第１０図は
同上の背面側からみた斜視図、第１１図は第９図
のＣ−Ｃ線拡大断面図である。 １……縁どり用具、２……テープ、３……コー
ナー。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の条件を具備するテープ２とコーナー３と
   からなることを特徴とする縁どり用具。 イ 上記テープ２は、ハサミなどで切断可能な軟
   かい合成樹脂を素材としてなる所定幅の帯状体
   ２Ａの内方面２A′には当該帯状体２Ａの長手
   方向における中央部に形成した折り曲げ用溝２
   Ｂを介して上方部２Ｃと下方部２Ｄを形成し、
   これら上下部２Ｃ，２Ｄには互に係脱する一対
   のスナツプ用突部２Ｅとスナツプ用受部２Ｆが
   所定間隔をもつて突設され、上記帯状体２Ａの
   外方面２A″における上記下方部２Ｄに対応す
   る下方部２Ｇには長手方向をもつてパイル状起
   毛片のうちの一方側２Ｈが添着されているこ
   と。 ロ 上記コーナー３は、硬質あるいは半硬質の合
   成樹脂を素材として、上記上方部２Ｃと同一寸
   法に構成された水平部３Ａと垂直部３Ｂとを正
   面状に連結せしめ、これら水平部３Ａと垂直
   部３Ｂの両縁には背面方向へ向けた折り曲げ係
   止縁３A′，３B′が形成されていること。