JPH0225829Y2 - - Google Patents

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JPH0225829Y2
JPH0225829Y2 JP3828886U JP3828886U JPH0225829Y2 JP H0225829 Y2 JPH0225829 Y2 JP H0225829Y2 JP 3828886 U JP3828886 U JP 3828886U JP 3828886 U JP3828886 U JP 3828886U JP H0225829 Y2 JPH0225829 Y2 JP H0225829Y2
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JP
Japan
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drive wheel
chain
connecting rod
tension
moving handrail
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JP3828886U
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JPS62150479U (ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、移動手摺駆動用チエーンの張力を調
整する際に用いて好適なエスカレータの移動手摺
保守用具に関する。
〔従来の技術〕
第2図はエスカレータの移動手摺の駆動部分を
示す概略側面図であつて、同図に示すように、移
動手摺1は駆動輪2と従動輪8とにより挟圧駆動
され、前記駆動輪2はチエーン10により駆動さ
れるようになつている。
ところで、このチエーン10が伸長してその張
力が低下した際には、アイドラスプロケツト12
の位置を押し下げることによつて張力調整を行わ
ねばならないが、駆動輪2は滑りを防止すべく大
きな挟圧力で移動手摺1を押えているので、アイ
ドラスプロケツト12にチエーン10の緩みを集
中させるためには当該チエーン10がアイドラス
プロケツト12側へ送れるように、駆動輪2を回
転させてやる必要がある。そして、かかるチエー
ン10の張力調整時に、従来は、作業員が駆動輪
2を直接手で回転させていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような駆動輪2を直接手で
回転させることは、狭い作業空間内で大きな力を
要する作業を強いられることになるため、作業性
や安全性の面で問題があつた。
そこで、駆動輪2の側面に器具を取り付けて作
業労力の軽減化を図ることが考えられるが、その
場合、駆動輪2の周辺に配設されているブラケツ
ト等の構造部分の影響を受けやすいので、必ずし
も作業性を向上できるとは限らない。
したがつて本考案の目的とするところは、移動
手摺駆動用チエーンの張力調整に際して駆動輪を
簡単かつ安全に回転させることのできる、エスカ
レータの移動手摺保守用具を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、駆動輪に設けた複数の穴に嵌合可
能な複数の嵌合突起と、これら嵌合突起を立設し
た支持部と、この支持部に一端を固定されて前記
嵌合突起と反対方向に延びる連結棒とを備え、チ
エーンの張力調整時に前記連結棒の他端側に回転
力を付与して前記駆動輪を回転させるように構成
した移動手摺保守用具により、達成される。
〔作用〕
すなわち、上記手段によれば、支持部に立設さ
れた嵌合突起を駆動輪に設けた穴に嵌合させて、
連結棒の前記駆動輪から所定量離れた部分をレン
チ等を用いて回転させることにより、駆動輪周辺
に配設されているブラケツト等の構造部分に影響
されることなく簡単かつ安全に当該駆動輪を回転
させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図は本考案の一実施例を説明するための作
業状態図である。同図において、1は移動手摺、
2は従動輪8と共にこの移動手摺1を挟圧駆動す
る駆動輪であり、この駆動輪2はチエーン10に
よつて駆動される。本考案に係る保守用具は、連
結棒3と、この連結棒3の一端を固定した支持部
4と、この支持部4の連結棒3側と反対側の面に
立設された4本の嵌合突起4aとから主に構成さ
れており、これら嵌合突起4aは前記駆動輪2の
側面に設けられた4個の穴11に嵌合可能であ
る。また、前記連結棒3の先端部にはレンチ5が
着脱自在であり、このレンチ5は止め輪6および
ボルト7を用いることによつて連結棒3に固定さ
れる。なお、図中の符号9は、駆動輪2の周辺に
配設されているブラケツトを示す。
さて、かかる保守用具を使用する際には、連結
棒3の先端部に止め輪6およびボルト7を用いて
レンチ5を固定した後、チエーン10に緩みが生
じている側の駆動輪2のうちの1つに対して、そ
の側面の穴11に嵌合突起4aを嵌合させること
により当該保守用具の取付けを行う。しかる後、
チエーン10の緩みをアイドラスプロケツト(図
示せず)側へ送れるような向きに駆動輪2を回転
させるため、レンチ5をこれと同方向に回転さ
せ、連結棒3、支持部4および嵌合突起4aを介
して駆動輪2を回転させる。この後、前記アイド
ラスプロケツトを所定位置まで押し下げて、チエ
ーン10の張力調整作業を完了する。したがつ
て、駆動輪2の周辺に配設されているブラケツト
9等の構造部分の影響を受けることなく、簡単か
つ安全に駆動輪2を所望の向きに回転させること
ができる。
第3図は本考案の他の実施例を説明するための
作業状態図であつて、第1図と対応する部分には
同一符号を付してある。この実施例は、保守用具
の支持部4を略十文字形状に形成した点が前記実
施例と異なり、その他の構成ならびに使用方法は
前記実施例と同等である。
なお、上述した各実施例では、駆動輪2の穴1
1や保守用具の嵌合突起4aを4個ずつ設けた場
合について述べたが、これらが4個に限定される
ものでないことはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、支持部
に立設された嵌合突起を駆動輪に設けた穴に嵌合
させて、連結棒の前記駆動輪から所定量離れた部
分をレンチ等を用いて回転させることにより、駆
動輪の周辺に配設されているブラケツト等の構造
部分に影響されることなく当該駆動輪を所望の向
きに回転させることができるため、チエーンの張
力調整作業を簡単かつ安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を説明するための作
業状態図、第2図はエスカレータの移動手摺の駆
動部分を示す概略側面図、第3図は本考案の他の
実施例を説明するための作業状態図である。 1……移動手摺、2……駆動輪、3……連結
棒、4……支持部、4a……嵌合突起、5……レ
ンチ、10……チエーン、11……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動手摺を挟圧駆動する駆動輪と、この駆動輪
    を駆動するチエーンとを備えたエスカレータにお
    いて、前記駆動輪に設けた複数の穴に嵌合可能な
    複数の嵌合突起と、これら嵌合突起を立設した支
    持部と、この支持部に一端を固定されて前記嵌合
    突起と反対方向に延びる連結棒とを備え、前記チ
    エーンの張力調整時に前記連結棒の他端側に回転
    力を付与して前記駆動輪を回転するようにしたこ
    とを特徴とするエスカレータの移動手摺保守用
    具。
JP3828886U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH0225829Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3828886U JPH0225829Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3828886U JPH0225829Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62150479U JPS62150479U (ja) 1987-09-24
JPH0225829Y2 true JPH0225829Y2 (ja) 1990-07-16

Family

ID=30850389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3828886U Expired JPH0225829Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JP (1) JPH0225829Y2 (ja)

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JPS62150479U (ja) 1987-09-24

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