JPH0225693Y2 - - Google Patents

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JPH0225693Y2
JPH0225693Y2 JP1985189473U JP18947385U JPH0225693Y2 JP H0225693 Y2 JPH0225693 Y2 JP H0225693Y2 JP 1985189473 U JP1985189473 U JP 1985189473U JP 18947385 U JP18947385 U JP 18947385U JP H0225693 Y2 JPH0225693 Y2 JP H0225693Y2
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JP
Japan
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seat
handrail rod
handrail
backrest
pillow body
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JP1985189473U
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JPS6295946U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車主として乗用セダン形式の自
動車内の後部座席への乗降或は着座位置の横ずり
等に際して、お年寄りや病人等の体力の弱い人が
身体を移行させるための力の掛け場所として利用
できる自動車内の後部座席用手摺に関するもので
ある。
従来の技術 従来、主にタクシー等における自動車内の後部
座席への乗降或は着座位置の横ずり等に際しての
手摺としては、実公昭55−14584号公報に前部座
席の背もたれ上部に装備されている枕体の取付基
部にビニールパイプで被覆したチエーンで成る手
掛けを掛着している例が開示されている。また、
実公昭52−35627号公報には、前部座席の背もた
れの背側に沿わせて横方向のパイプ材を備える構
造のものが開示されており、実開昭59−177355号
公報には、前部座席の背もたれ上部に設けた枕体
の側面に略コ字状のグリツプ体を回動可能に取着
した構造のものが開示されている。
考案が解決しようとする課題 上記の実公昭55−14584号公報に開示されてい
る前部座席の背もたれ上部に装備されている枕体
の取付基部にビニールパイプで被覆したチエーン
で成る手掛けを掛着した構造のものは、握持して
力を加えた際に手掛け自体が左右に遊動して不安
定となるため充分に力に応えることができず、お
年寄りや病人等の体力の弱い人にとつて充分利用
することのできない不適切なものであつた。ま
た、実公昭52−35627号公報に開示されている前
部座席の背もたれの背側に沿わせて横方向のパイ
プ材を備える構造のものは、パイプ材の両端を車
体の内側面に螺子止め或は溶接等して固定しなけ
ればならないものであるから、既存の自動車に対
する加工となり、簡単に装着することはできない
と共に自動車内に取着傷を付けることにもなる。
また、実開昭59−177355号公報に開示されている
前部座席の背もたれ上部に設けた枕体の側面に略
コ字状のグリツプ体を回動可能に取着した構造の
ものは、既設の枕体のグリツプ体を簡単に後付け
装着し得るものではあり得ないことから、予めグ
リツプ体を回動可能に取着形成してなる構造の枕
体を別途に購入してこれを既設の枕体と取替えせ
ざるを得ず、極めて不経済であつた。
本考案は、叙上の問題点に鑑み案出したもので
あつて、お年寄りや病人等の体力の弱い人が自動
車内の後部座席への乗降或は着座位置の横ずり等
に際して、身体を支えるための力に確実に応える
ことができると共に既存の自動車に対して何らの
加工等も必要とせず傷も付けず、極めて簡単に装
着することのできる経済性に優れたしかも安全な
自動車内の後部座席用手摺を提供することを目的
とするものである。
課題点を解決するための手段 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1図及び第2図を用いて説明
すると、本考案に係る自動車内の後部座席用手摺
は、前部座席における運転席及び助手席の背もた
れ2の上部に装備して成る枕体3の差込み支柱4
に嵌合支持せしめる短筒体1に、各々アーム部5
を介設して手摺杆6を横設固定し、該手摺杆6を
その中央部で二分割6a,6bすると共に該手摺
杆6の中央分割箇所に連結筒体7を摺動可能に外
嵌させ、全体を硬質塩化ビニール樹脂等の合成樹
脂素材にて成形したことを特徴とするものであ
る。
作 用 上記の構成によれば、既存の自動車内における
運転席及び助手席からなる前部座席の背もたれ2
の上部に装備されている既設の枕体3を一旦取り
外し、該枕体3の底面に垂設固定されている差込
み支柱4に短筒体1を差通して嵌合した後、該枕
体3の差込み支柱4を背もたれ2の支持孔8に挿
入して改めて枕体3を背もたれ2の上部に復帰装
備せししめれば、短筒体1は枕体3の差込み支柱
4に強固に嵌合支持せしめられる。
該短筒体1にアーム部5を介設して横設固定さ
れた手摺杆6は、後部座席9の前方位置に横方向
に宙設状態で固定される。該手摺杆6はその中央
部で二分割6a,6bされており、その中央分割
箇所に連結筒体7を位置させて図示する一体的な
連結状態となして、車内の全幅に亙つての固定さ
れた手摺杆6とすることができる。
また、該手摺杆6を、連結筒体7を摺動するこ
とによつて二分割6a,6bを分離可能状態とす
れば、前部座席における運転席の背もたれ2aと
助手席の背もたれ2bとを各々独自の傾斜角度或
は前後のスライド位置に設定することができる。
また、全体を硬質塩化ビニール樹脂等の合成樹
脂素材にて成形しているので、自動車の衝突時に
後部座席9の着座者が手摺杆6に激突したような
場合には、該手摺杆6は折損するから、着座者の
身体を損傷せしめるおそれなく安全である。
実施例 本考案の実施例を図面について説明すると、1
は短筒体であつて、前部座席における運転席及び
助手席の両背もたれ2の上部に各々装備されてい
る既設の枕体3の底面に垂設固定してなる差込み
支柱4に嵌合支持せしめられる。通常既設の上記
の枕体3には、各々に左右一対の差込み支柱4,
4を垂設固定しているのが一般であり、本実施例
ではこれらの差込み支柱4,4の本数に対応して
これに嵌合支持せしめる短筒体1を二対即ち4個
としている。短筒体1の各々には、アーム部5を
介設して前記の両背もたれ部2に亙る横幅と略同
寸法の長さ謂わば車内全幅に近い長さの手摺杆6
を横設固定していると共に該手摺杆6はその中央
部で切断して二分割6a,6bしており、該手摺
杆6における中央分断箇所には摺動可能な連結筒
体7を外嵌せしめている。そして全体の硬質塩化
ビニール樹脂製パイプ材その他の硬質性の合成樹
脂素材にて成形している。
尚、図中8は背もたれ2の上部に設けた枕体3
の差込み支柱4を挿入支持する支持孔、9は後部
座席を示す。
考案の効果 本考案は以上説明した如くなり、既存の自動車
における既設の前部座席の枕体3の取付部分を利
用することにより、自動車に何らの加工を施すこ
となくまた取着傷を付けることもなく極めて簡単
に装着することができ、かつ手摺杆6は、アーム
部5及び短筒体1を介して枕体3の差込み支柱4
に強固に固定的支持が成されるので、全く遊動す
ることなく、後部座席9への乗降或は着座位置の
横ずり等に際して該手摺杆6を握持して力を掛け
ることが充分にでき、しかも該手摺杆6は二分割
6a,6bされていて連結筒体7の摺動位置によ
つて連結状態或は分断状態と成すことができて運
転席及び助手席の各々の作動を阻害することがな
い。また、塩化ビニール樹脂その他の硬質性合成
樹脂により全体を製作するので、廉価に製作提供
でき極めて実施容易であり経済的であると共に手
摺杆6に激突したような場合には、該手摺杆6は
折損せしめられるので、極めて安全である等の諸
多の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜視図、第2図は平面図である。 1……短筒体、2……背もたれ、3……枕体、
4……差込み支柱、5……アーム部、6……手摺
杆、7……連結筒体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部座席における運転席及び助手席に背もたれ
    2の上部に装備して成る枕体3の差込み支柱4に
    嵌合支持せしめる短筒体1に、各々アーム部5を
    介設して手摺杆6を横設固定し、該手摺杆6をそ
    の中央部で二分割6a,6bすると共に該手摺杆
    6の中央分割箇所に連結筒体7を摺動可能に外嵌
    させ、全体を硬質塩化ビニール樹脂等の合成樹脂
    素材にて成形したことを特徴とする自動車内の後
    部座席用手摺。
JP1985189473U 1985-12-09 1985-12-09 Expired JPH0225693Y2 (ja)

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JP1985189473U JPH0225693Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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JP1985189473U JPH0225693Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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Publication Number Publication Date
JPS6295946U JPS6295946U (ja) 1987-06-18
JPH0225693Y2 true JPH0225693Y2 (ja) 1990-07-13

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ID=31141807

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235627U (ja) * 1975-09-05 1977-03-14
JPS5514584U (ja) * 1978-07-17 1980-01-30

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59177355U (ja) * 1983-05-11 1984-11-27 株式会社タチエス 車両用座席のヘツドレスト装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235627U (ja) * 1975-09-05 1977-03-14
JPS5514584U (ja) * 1978-07-17 1980-01-30

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Publication number Publication date
JPS6295946U (ja) 1987-06-18

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