JPH02256479A - 車輪および走行ロボット - Google Patents
車輪および走行ロボットInfo
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- JPH02256479A JPH02256479A JP7455189A JP7455189A JPH02256479A JP H02256479 A JPH02256479 A JP H02256479A JP 7455189 A JP7455189 A JP 7455189A JP 7455189 A JP7455189 A JP 7455189A JP H02256479 A JPH02256479 A JP H02256479A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25J—MANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
- B25J5/00—Manipulators mounted on wheels or on carriages
- B25J5/007—Manipulators mounted on wheels or on carriages mounted on wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Robotics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、車輪および歩行ロボットに関する。
(従来の技術)
従来の移動技術は、1)車輪式、2)軌道式、3)クロ
ーラ式、4)歩行式などが通夜適所に用いられている。
ーラ式、4)歩行式などが通夜適所に用いられている。
建屋内の巡視点検などの作業を人間に代って行なうロボ
ットの走行部においては、 1)車輪式は、移動速度が速く出来、効率も良いが、階
段、堰などの乗越え能力はほとんどない。
ットの走行部においては、 1)車輪式は、移動速度が速く出来、効率も良いが、階
段、堰などの乗越え能力はほとんどない。
2)軌道式は、軌道に案内されるため移動制御が楽であ
るが予想外の点検や異常箇所への移動が出来ない上に、
建屋内すべてに網の目の様に軌道を布設することは、経
済的、スペース的に困難である。
るが予想外の点検や異常箇所への移動が出来ない上に、
建屋内すべてに網の目の様に軌道を布設することは、経
済的、スペース的に困難である。
3)クローラ式は、ある程度の階段を登ることが出初る
が、構造が大きくなり、重く、寸法も大きい上に、速度
も遅いため、人間並みのアクセススペースが必要な場所
では、適用出来ない。
が、構造が大きくなり、重く、寸法も大きい上に、速度
も遅いため、人間並みのアクセススペースが必要な場所
では、適用出来ない。
4)歩行式は、2足歩行がまだ自律して動歩行出来ない
ため、4足や6足の歩行が主流となっており、多自由度
を有する脚を制御するために移動速度が遅く、搭載能力
も制限があり実用的でない。
ため、4足や6足の歩行が主流となっており、多自由度
を有する脚を制御するために移動速度が遅く、搭載能力
も制限があり実用的でない。
そこで、ロボット本体の脚付根に車輪を付加した車輪式
と歩行式を組合せたハイブリット方式が考案されている
。
と歩行式を組合せたハイブリット方式が考案されている
。
(発明が解決しようとする課題)
このハイブリッド方式は、通常床面上では車輪により移
動し、階段や堰などの障害物のある所では、脚による歩
行に切換えるため一見、機能的に見えるが、次のような
問題がある。
動し、階段や堰などの障害物のある所では、脚による歩
行に切換えるため一見、機能的に見えるが、次のような
問題がある。
a)走行部としては、車輪走行部と脚歩行部を有してい
ることになり、ffrffi及び寸法が増加する。
ることになり、ffrffi及び寸法が増加する。
b)脚を制御するだけでも制御量が多く、大変な上に車
輪走行と脚の収納・展開のための制御が必要となり制御
部が大きくなる。
輪走行と脚の収納・展開のための制御が必要となり制御
部が大きくなる。
C)現状の脚歩行ロボットとでは、搭載量が他の移動方
式に比較して少ない上に車輪走行機能が追加されるため
搭載量が減少し、必要な機器の搭載が困難となる。
式に比較して少ない上に車輪走行機能が追加されるため
搭載量が減少し、必要な機器の搭載が困難となる。
等の問題があり、実用的でない。
本発明は、障害物乗越え歩行能力を有する車輪を提供す
るとともに、構造及び制御が簡単であって、軽量小型な
走行部を有する歩行ロボットを提供することを目的とす
る。
るとともに、構造及び制御が簡単であって、軽量小型な
走行部を有する歩行ロボットを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段)
第1の発明による車輪は、車軸に軸着されて直径方向に
延びた柱の一端にこの柱と摺動して径方向に伸縮するア
ームを取付け、このアームの先端に曲げ可能な一対のフ
レームの一端を蝶着し、柱の他端に一対のフレームの他
端を蝶着し、この一対のフレームはアームが縮んだ状態
のときほぼ円形状となり、アームが伸びた状態のとき偏
平なほぼ長円形状となることを特徴とする。
延びた柱の一端にこの柱と摺動して径方向に伸縮するア
ームを取付け、このアームの先端に曲げ可能な一対のフ
レームの一端を蝶着し、柱の他端に一対のフレームの他
端を蝶着し、この一対のフレームはアームが縮んだ状態
のときほぼ円形状となり、アームが伸びた状態のとき偏
平なほぼ長円形状となることを特徴とする。
第2の発明による歩行ロボットは、第1の発明の車輪が
走行部に複数個取付けられていることを特徴とする。
走行部に複数個取付けられていることを特徴とする。
(作 用)
このように構成された第1の発明の車輪によれば、アー
ムが縮んだ状態のときは一対のフレームがほぼ円形状と
なっていることにより車輪形状となっている。そして、
アームが伸びるにつれてフレームが柱に近づいて行き円
形状から偏平なほぼ長円形状となる。この時、車軸の中
心から柱め他端までの距離、すなわち車輪の半径よりも
車軸の中心からアームの先端までの距離が長くなり、車
軸を回転させることにより車輪の半径よりも高い高さの
障害を乗越えることが可能となるとともに、歩行が可能
となる。
ムが縮んだ状態のときは一対のフレームがほぼ円形状と
なっていることにより車輪形状となっている。そして、
アームが伸びるにつれてフレームが柱に近づいて行き円
形状から偏平なほぼ長円形状となる。この時、車軸の中
心から柱め他端までの距離、すなわち車輪の半径よりも
車軸の中心からアームの先端までの距離が長くなり、車
軸を回転させることにより車輪の半径よりも高い高さの
障害を乗越えることが可能となるとともに、歩行が可能
となる。
また上述のように構成された本発明の歩行のロボットに
よれば第1の発明の車輪が走行部に複数個取付けられる
ことにより、従来の多自由度の脚よりも軽量化すること
ができるとともに構造および制御を簡単にすることがで
きる。
よれば第1の発明の車輪が走行部に複数個取付けられる
ことにより、従来の多自由度の脚よりも軽量化すること
ができるとともに構造および制御を簡単にすることがで
きる。
(実施例)
第1図から第6図を参照して本発明の実施例について説
明する。
明する。
第1図は車輪1を斜め側面より見た外観図であり、説明
上タイヤ8を切断して示しているが、実際はタイヤ8は
全周に渡っている。
上タイヤ8を切断して示しているが、実際はタイヤ8は
全周に渡っている。
車輪1は車軸7により走行部に回転自在に取付けられて
いる。
いる。
柱2は車軸7に軸着されて直径方向に延びている。そし
てその一端にヒンジ5を介して一対のフレーム6のそれ
ぞれの一端が周設されるように取付けられている。また
、柱2の他端には伸縮部4が設けられている。この伸縮
部4には長手方向に穴が設けられ、アーム3が径方向に
伸縮0在となるように上記穴にアーム3が挿着される。
てその一端にヒンジ5を介して一対のフレーム6のそれ
ぞれの一端が周設されるように取付けられている。また
、柱2の他端には伸縮部4が設けられている。この伸縮
部4には長手方向に穴が設けられ、アーム3が径方向に
伸縮0在となるように上記穴にアーム3が挿着される。
そして、このアーム3の先端にヒンジ5を介して一対の
フレーム6のそれぞれの他端が取付けられ、アーム3が
縮んだ状態では一対のフレーム6が半円周を形成するよ
うに構成されている。タイヤ8は円周を形成するフレー
ム6の外側を被覆する。またアーム3が伸びた時にフレ
ーム6が柱と干渉するのを防止するため柱2の側面に一
対のガード9が設けられている。
フレーム6のそれぞれの他端が取付けられ、アーム3が
縮んだ状態では一対のフレーム6が半円周を形成するよ
うに構成されている。タイヤ8は円周を形成するフレー
ム6の外側を被覆する。またアーム3が伸びた時にフレ
ーム6が柱と干渉するのを防止するため柱2の側面に一
対のガード9が設けられている。
一対のフレーム6は第2図(a)、(b)に示すように
、伸縮部4よりアーム3が径方向に伸びることにより、
第2図(a)に示す状態から第2図(b)に示す状態に
車輪1を変形させることが可能である。変形させるため
の駆動方法としては、伸縮部4を直接アクチエータにす
る方法とフレーム6を形状記憶合金や形状記憶プラスチ
ック−などの材料によって形成する等の方法が考えられ
る。
、伸縮部4よりアーム3が径方向に伸びることにより、
第2図(a)に示す状態から第2図(b)に示す状態に
車輪1を変形させることが可能である。変形させるため
の駆動方法としては、伸縮部4を直接アクチエータにす
る方法とフレーム6を形状記憶合金や形状記憶プラスチ
ック−などの材料によって形成する等の方法が考えられ
る。
第3図はロボット10の外観で、車輪走行時の状態を示
す。走行部12は車軸1と4輪を有し、マイクロホン1
8、アンテナ17、立体TVカメラ16、マニピュレー
タ14、外観センサ13等を有する上腕部11を搭載し
ている。
す。走行部12は車軸1と4輪を有し、マイクロホン1
8、アンテナ17、立体TVカメラ16、マニピュレー
タ14、外観センサ13等を有する上腕部11を搭載し
ている。
第5図はロボット10のシステム構成の一例を示してい
る。第5図において、制御装置25はマニピュレータ1
4、雲台15、ホイル回転駆動部23、ホイル伸縮駆動
部24、およびブレーキ20等の各部を、操作室33側
からの指示、あるいは外界センサ13、伸縮位置センサ
21、接地センサ21a、およびホイル回転位置センサ
22の検出出力、またはジャイロ27の情報に基づいて
制御している。
る。第5図において、制御装置25はマニピュレータ1
4、雲台15、ホイル回転駆動部23、ホイル伸縮駆動
部24、およびブレーキ20等の各部を、操作室33側
からの指示、あるいは外界センサ13、伸縮位置センサ
21、接地センサ21a、およびホイル回転位置センサ
22の検出出力、またはジャイロ27の情報に基づいて
制御している。
伸縮部4には、アーム3の位置を検出する伸縮位置セン
サ21とアーム3の接地を検知する接地センサ21aが
設けられている。ホイル回転駆動部23は車輪1の回転
方向、すなわちアーム3の伸縮方向を検知するためのホ
イル回転位置センサ22を有している。信号伝送装置2
6はマイクロホン18、立体TVカメラ16からの点検
情報および制御装置25からのロボット10の各部の制
御状態をアンテナ17から、操作室33のアンテナ28
を介して信号伝送部29へ伝えるとともに、操作部31
からの操作や制御部30からの指令をロボット10側の
制御装置25に伝える。
サ21とアーム3の接地を検知する接地センサ21aが
設けられている。ホイル回転駆動部23は車輪1の回転
方向、すなわちアーム3の伸縮方向を検知するためのホ
イル回転位置センサ22を有している。信号伝送装置2
6はマイクロホン18、立体TVカメラ16からの点検
情報および制御装置25からのロボット10の各部の制
御状態をアンテナ17から、操作室33のアンテナ28
を介して信号伝送部29へ伝えるとともに、操作部31
からの操作や制御部30からの指令をロボット10側の
制御装置25に伝える。
次に実施例の作用について説明する。
(形状変形について)
第5図に示すシステム構成図を用い第2図(a)に示す
車輪から第2図(b)に示す脚形状へ変形する場合につ
いて、手動モードと自動モードの2通り説明する。
車輪から第2図(b)に示す脚形状へ変形する場合につ
いて、手動モードと自動モードの2通り説明する。
く手動モード〉
手動モードでは、まず、オペレータが操作室33におい
て操作部31を操作することにより制御部30からの指
令が信号伝送部29、アンテナ28、およびロボット1
0のアンテナ17を介して制御装置26に伝えられる。
て操作部31を操作することにより制御部30からの指
令が信号伝送部29、アンテナ28、およびロボット1
0のアンテナ17を介して制御装置26に伝えられる。
制御装置26は、この指令に基づいて、車軸1を変形す
るのに適した回転位置まで、回転させ、ホイル回転位置
センサ22からの情報によりホイル回転駆動部23およ
びブレーキ20を制御し、各車輪を変形準備状態にする
。
るのに適した回転位置まで、回転させ、ホイル回転位置
センサ22からの情報によりホイル回転駆動部23およ
びブレーキ20を制御し、各車輪を変形準備状態にする
。
次に、伸縮部4をホイル伸縮駆動部24により駆動しア
ーム3を伸ばし、ホイル伸縮位置センサ21の位置情報
により伸びたことを確認して伸びた状態で止める。そし
て完了したことを逆の伝送手順で送り、表示部32に表
示し、変形動作を完了する。なお、車輪にもどす場合に
も同様の手順で行うが、ただ伸縮の方向が逆なだけであ
る。
ーム3を伸ばし、ホイル伸縮位置センサ21の位置情報
により伸びたことを確認して伸びた状態で止める。そし
て完了したことを逆の伝送手順で送り、表示部32に表
示し、変形動作を完了する。なお、車輪にもどす場合に
も同様の手順で行うが、ただ伸縮の方向が逆なだけであ
る。
く自動モード〉
自動モードは、外界センサ13、または立体T■左カメ
ラ6により階段や堰を認識して、この認識結果に基づき
、制御装置25より指令をだすだけのちがいであり以下
の動作は手動と同様である。
ラ6により階段や堰を認識して、この認識結果に基づき
、制御装置25より指令をだすだけのちがいであり以下
の動作は手動と同様である。
尚、認識機能及び知識データは事前に制御装置25が有
しているものとする。
しているものとする。
階段19を自動認識して、車輪1の形状を変形させて矢
印す方向に回転させて乗越えようとしているロボット1
0を第4図に示す。
印す方向に回転させて乗越えようとしているロボット1
0を第4図に示す。
(車輪変形の長さ(ストローク)について)車輪変形の
長さ(ストローク)について、第2図(c)を用い説明
する。
長さ(ストローク)について、第2図(c)を用い説明
する。
くフレーム6の長さが一定の場合〉
フレーム6の長さが一定で、形状がヒンジ5より曲るだ
けの場合は、伸縮部4のストロークSは、下記のように
して求められる。
けの場合は、伸縮部4のストロークSは、下記のように
して求められる。
フレーム6は柱2を中心に2個あるため、検討上片側だ
けを注目して考える。1個のフレーム6の長さをaとし
、αをヒンジ5の取付けおよび車軸7との干渉防止上必
要な増加分とすれば、車輪1の半円周の長さはa+αと
表される。したがっA π −D となる。ここでAは車輪1の円周、Dは車輪1の直径、
Rは車輪1の半径、πは円周率を示す。
けを注目して考える。1個のフレーム6の長さをaとし
、αをヒンジ5の取付けおよび車軸7との干渉防止上必
要な増加分とすれば、車輪1の半円周の長さはa+αと
表される。したがっA π −D となる。ここでAは車輪1の円周、Dは車輪1の直径、
Rは車輪1の半径、πは円周率を示す。
そして、αを半径Rの0.14倍にするとa≠3Rとな
る。一方車輪1の変形後の車高CはC−D+5−2R+
S となる。ここでSは伸縮部4のストロークを表す。
る。一方車輪1の変形後の車高CはC−D+5−2R+
S となる。ここでSは伸縮部4のストロークを表す。
また、車高CはC≠aでもあるからC:3Rとなり、S
はS≠Rとなる。したがって車輪1の乗り越え高さRの
約2倍の高さまではフレーム6の長さを変えなくても可
能となる。なお、フレーム6が伸縮できるような構造で
あれば車高Cを高くすることができる。
はS≠Rとなる。したがって車輪1の乗り越え高さRの
約2倍の高さまではフレーム6の長さを変えなくても可
能となる。なお、フレーム6が伸縮できるような構造で
あれば車高Cを高くすることができる。
(障害物乗越え)
障害物乗越えについて説明する。
く階段乗越え〉
第6図(a)において従来の車輪34は、その半径がβ
であるため、h(〉β)の高さの階段35を登れない。
であるため、h(〉β)の高さの階段35を登れない。
しかしこの従来の車輪34と同じ径の本発明の車輪1は
、変形して高さをγ(〉h)とし、車輪1を車軸7を中
心にして矢印のように回転させることによりhの高さの
階段35を登ることができる(第6図(b)参照)。
、変形して高さをγ(〉h)とし、車輪1を車軸7を中
心にして矢印のように回転させることによりhの高さの
階段35を登ることができる(第6図(b)参照)。
なお、走行部12の車軸間距離Aは同じであるものとす
る。
る。
〈堰の乗越え〉
第6図(C)において、堰36の高さHは従来の車輪3
4の高さβより高いため、乗越えられない。しかし、こ
の従来の車輪34と同じ径の本発明による車輪1は、γ
(〉H)の高さまで変形して、さらに第6図(d)に示
す矢印のように回転させることにより堰を乗越えること
ができる。
4の高さβより高いため、乗越えられない。しかし、こ
の従来の車輪34と同じ径の本発明による車輪1は、γ
(〉H)の高さまで変形して、さらに第6図(d)に示
す矢印のように回転させることにより堰を乗越えること
ができる。
(歩行について)
歩行は、大きく2通りの方法があり、回転のみと回転と
車輪変形を組合せたものとがある。
車輪変形を組合せたものとがある。
第6図(e)、(f)を参照して以下説明する。
〈回転歩行〉
回転歩行の例を第6図(e)に示す。この回転歩行には
、e1矢印のように大きく回転して歩く方法と、e2矢
印のように揺動させて正転および反転を繰返す方法の2
通りがある。
、e1矢印のように大きく回転して歩く方法と、e2矢
印のように揺動させて正転および反転を繰返す方法の2
通りがある。
実線が、手前の車輪1を示し、2点鎖線が奥の車輪を示
す。床面などの歩行ではe2回転の歩行が可能であるが
、高い障害物がある場合は、e。
す。床面などの歩行ではe2回転の歩行が可能であるが
、高い障害物がある場合は、e。
の回転歩行でなければならない。
く車輪変形歩行〉
車輪変形歩行の例を第6図(f)に示す。
歩行は、接地しているのを車輪状態にもどしながら所定
角度だけ正回転させ、正回転後脚状に変形させ、接地し
てから所定角度だけ逆回転させて歩行する。
角度だけ正回転させ、正回転後脚状に変形させ、接地し
てから所定角度だけ逆回転させて歩行する。
障害物37などの高さが低いものの乗越えや、走行部1
2の上下のブレや姿勢制御は楽に行うことができる。
2の上下のブレや姿勢制御は楽に行うことができる。
以上説明したように上記実施例の車輪によれば障害物乗
越え歩行を行うことができる。また上記実施例の歩行ロ
ボットによれば、従来の多自由度の脚よりも軽量にする
ことができるとともに、構造および制御が簡単にするこ
とができる。また、従来の車輪方式の走行部をわずかに
改良するだけで本発明の車輪が取付可能である。
越え歩行を行うことができる。また上記実施例の歩行ロ
ボットによれば、従来の多自由度の脚よりも軽量にする
ことができるとともに、構造および制御が簡単にするこ
とができる。また、従来の車輪方式の走行部をわずかに
改良するだけで本発明の車輪が取付可能である。
第7図に本発明による車輪の他の実施例を示す。
この実施例の車輪1は、第1図に示す車輪1において柱
2とほぼ直角な径方向に1対のスポーク38を設けたも
のである。
2とほぼ直角な径方向に1対のスポーク38を設けたも
のである。
このスポーク38は柱2とフレーム6との間でヒンジ5
を介してh方向に回転自在に取付けられ、車輪走行時に
矢印g方向に拘束され、床からの荷重を受ける。脚変形
時f矢印の場合にh方向に回転しなからg方向に縮み脚
となる(図中点線で表示)。
を介してh方向に回転自在に取付けられ、車輪走行時に
矢印g方向に拘束され、床からの荷重を受ける。脚変形
時f矢印の場合にh方向に回転しなからg方向に縮み脚
となる(図中点線で表示)。
尚、このスポーク38は複数個であっても良いし、傘状
あるいは、扇状に変形しても良い。
あるいは、扇状に変形しても良い。
フレーム6を伸縮させるか、あるいはアーム3の多段化
により車高の変形ストロークを長くしても良い。
により車高の変形ストロークを長くしても良い。
車輪形状は、円形に限らず楕円、三角形、四角形、六角
形であっても良い。
形であっても良い。
従来形の車輪と組合せて用いても良い。
〔発明の効果〕
本発明の車輪によれば障害物乗越え歩行を行うことがで
きる。また本発明の歩行ロボットによれば、その走行部
障害物乗越え歩行を行うことのできる車輪を有している
ことにより従来の多自由度の脚よりも軽量にすることが
できるとともに、構造および制御を簡単にすることがで
きる。
きる。また本発明の歩行ロボットによれば、その走行部
障害物乗越え歩行を行うことのできる車輪を有している
ことにより従来の多自由度の脚よりも軽量にすることが
できるとともに、構造および制御を簡単にすることがで
きる。
1・・・車輪、2・・・柱、3・・・アーム、4・・・
伸縮部、5・・・ヒンジ、6・・・フレーム、7・・・
車軸、8・・・タイヤ、9・・・ガード。
伸縮部、5・・・ヒンジ、6・・・フレーム、7・・・
車軸、8・・・タイヤ、9・・・ガード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、車軸に軸着されて直径方向に延びた柱の一端にこの
柱と摺動して径方向に伸縮するアームを取付け、このア
ームの先端に曲げ可能な一対のフレームの一端を蝶着し
、前記柱の他端に前記一対のフレームの他端を蝶着し、
この一対のフレームは前記アームが縮んだ状態のときほ
ぼ円形状となり、前記アームが伸びた状態のとき偏平な
ほぼ長円形状となることを特徴とする車輪。 2、請求項1記載の車輪が走行部に複数個取付けられて
いることを特徴とする走行ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7455189A JPH02256479A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 車輪および走行ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7455189A JPH02256479A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 車輪および走行ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02256479A true JPH02256479A (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=13550493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7455189A Pending JPH02256479A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 車輪および走行ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02256479A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100797001B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-01-22 | 한국생산기술연구원 | 주행하체를 갖는 인간형 로봇 |
CN105711670A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-06-29 | 李浩亮 | 一种可越障机器人 |
CN112606625A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-04-06 | 北京交通大学 | 一种基于四杆机构的变形轮 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP7455189A patent/JPH02256479A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100797001B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-01-22 | 한국생산기술연구원 | 주행하체를 갖는 인간형 로봇 |
CN105711670A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-06-29 | 李浩亮 | 一种可越障机器人 |
CN112606625A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-04-06 | 北京交通大学 | 一种基于四杆机构的变形轮 |
CN112606625B (zh) * | 2020-11-09 | 2022-03-01 | 北京交通大学 | 一种基于四杆机构的变形轮 |
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