JPH022540Y2 - - Google Patents

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JPH022540Y2
JPH022540Y2 JP9680886U JP9680886U JPH022540Y2 JP H022540 Y2 JPH022540 Y2 JP H022540Y2 JP 9680886 U JP9680886 U JP 9680886U JP 9680886 U JP9680886 U JP 9680886U JP H022540 Y2 JPH022540 Y2 JP H022540Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液状フラツクスや溶融した液状はんだ
をノズルから噴流させてプリント基板に付着させ
る噴流装置に関する。
〔従来の技術〕
従来よりプリント基板や電子部品のはんだ付け
を行うはんだ付け装置では液状フラツクスを噴流
させる噴流フラクサーや溶融はんだを噴流させる
噴流はんだ槽等の噴流装置が用いられている。
一般に噴流装置とは液体を送り出すポンプ1、
該液体をノズル本体2へ送る流動路3およびノズ
ル本体の下部に設置されていてポンプの攬拌で乱
流となつた液体を整流に変える整流格子4等から
構成されており、従来の整流格子は第4図に示す
如く各格子が全て同一面積となつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが従来の噴流装置は第4図の如く、噴流
面が山形状に不均一となつてしまつていた。噴流
装置での液体の噴流が山形状になるとプリント基
板へのフラツクス塗布やはんだ付けが均一に行え
ないものである。例えば山形状噴流の頂部だけに
プリント基板の下面を接触させると下面全域にフ
ラツクス塗布やはんだ付けができず、しかるにプ
リント基板の下面全域を接触させるとプリント基
板の上面が山形頂部の液体を被つてしまい不必要
な箇所にフラツクスやはんだが付着するという問
題が起きてしまう。
該不均一噴流は第4図に示すように流動路3の
入口から離れた奥方の噴流が山形状に高くなるも
ので、この原因はポンプ1で送られた液体が勢い
よく流動路3に入り、それが奥方に当るため流動
路の奥方の勢いが一番高まるからである。それ
故、流動路の奥方で勢いが高まつた液体がそのま
ま整流格子を通過することから奥方の格子を通過
した液体は流動路の入口近くの液体よりも高く噴
流するようになる。
本考案はこの噴流均一をなくした噴流装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来の噴流装置は流動路の奥方で勢いの高まつ
た液体がそのまま整流格子から通過していたので
その勢いは第4図の矢印で現わしたように流動路
入口近くの整流格子を通過した液体の勢いよりも
大きくなつている。そこで本考案者は流動路の奥
方の整流格子を通過する液体の勢いを弱めること
ができれば噴流が不均一にならないことに着目し
て本考案を完成させた。
本考案の特徴とするところは、液体をポンプで
送つてノズルから噴流させ、該噴流する液体に物
体を接触させて液体を付着させる噴流装置におい
て、液体流動路入口から奥方に行くに従つて各格
子面積が漸次小さくなつている整流格子をノズル
本体の下部に設置した噴流装置にある。
〔実施例〕
本考案噴流装置がポンプ1、ノズル本体2、流
動路3および整流格子4等から構成されているこ
とは従来の噴流装置と同じである。しかるに本考
案噴流装置に設置する整流格子4は第1,2図に
示す如く、流動路3の入口から奥方に行くに従つ
て整流格子の各格子面積が漸次、小さくなつてい
るものである。実施例に示す整流格子は図面に対
して縦方向の長さは変らないが、横方向の長さを
漸次減少させることにより格子面積を小さくして
いる。
次に本考案噴流装置における噴流状態の説明を
する。ポンプ1で送られた液体は流動路3から整
流格子4を通過してノズル本体2内に流れ込む
が、整流格子は流動路の奥方の格子の面積が小さ
くなつているため、流動路の奥方で勢いの高まつ
た液体は面積の小さい格子を通過する際、抵抗が
大きいことから勢いが弱められる。一方、流動路
の奥方の液体よりも勢いの弱い流動路入口近くの
整流格子は格子面積が大きいため液体通過の際の
抵抗が少ない。従つて、第1図の矢印に現した如
く流動路奥方の整流格子を通過する液体の勢いと
流動路入口近くの整流格子を通過する液体の勢い
が同じになり、噴流面も均一となるものである。
〔考案の効果〕
本考案は流動路内で部分的に勢いの異なる液体
を整流格子通過の際に均一化することができるこ
とから、噴流高さも均一となり、噴流フラクサー
や噴流はんだ槽として使用した場合、プリント基
板の下面全域にフラツクスやはんだを付着させる
ことができるものである。
なお実施例では整流格子の格子を矩形のもので
示したが、本考案では格子は円形、六角形等如何
なる形状のものでも採用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案噴流装置の正面中央断面図、第
2図は第1図−線断面図、第3図は第1図
−線断面図、第4図は従来の噴流装置の正面中
央断面図である。 1……ポンプ、2……ノズル本体、3……流動
路、4……整流格子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体をポンプで送つてノズルから噴流させ該噴
    流する液体に物体を接触させて液体を付着させる
    噴流装置において、液体流動路入口から奥方に行
    くに従つて格子面積が漸次小さくなつている整流
    格子をノズル本体の下部に設置したことを特徴と
    する噴流装置。
JP9680886U 1986-06-26 1986-06-26 Expired JPH022540Y2 (ja)

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JPS6316550U JPS6316550U (ja) 1988-02-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5389463B2 (ja) * 2009-02-10 2014-01-15 沖電気工業株式会社 はんだ付け平面噴流波形成装置
JP7141001B1 (ja) * 2021-05-14 2022-09-22 千住金属工業株式会社 噴流はんだ付け装置

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JPS6316550U (ja) 1988-02-03

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