JPH02253925A - Ｆｒｐボルトの製造方法及びそれに使用するプリプレグシートの製造方法 - Google Patents
Ｆｒｐボルトの製造方法及びそれに使用するプリプレグシートの製造方法Info
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- JPH02253925A JPH02253925A JP1077336A JP7733689A JPH02253925A JP H02253925 A JPH02253925 A JP H02253925A JP 1077336 A JP1077336 A JP 1077336A JP 7733689 A JP7733689 A JP 7733689A JP H02253925 A JPH02253925 A JP H02253925A
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は軽量にして高強度のＦＲＰボルトの製造方法及
びそれに使用するプリプレグシートの製造方法に関する
。
びそれに使用するプリプレグシートの製造方法に関する
。
（従来の技術）
この種ＦＲＰ長繊維の製造方法としては、ＦＲＰ素材の
射出成形による方法とＦＲＰ長繊維の多数本を一方向に
揃えて形成した成形丸棒から切削や転造による方法とが
一般に知られている。
射出成形による方法とＦＲＰ長繊維の多数本を一方向に
揃えて形成した成形丸棒から切削や転造による方法とが
一般に知られている。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら前者によるときは、繊維はせいぜい１〜１
０ｍｍの短繊維であるため繊維の強度が生かされず、ボ
ルトとして強度の低いものであり、又、後者によるとき
はせっかく補強された長繊維が、切削や転造によって切
断されボルトとして十分な強度が得られない不都合があ
った。
０ｍｍの短繊維であるため繊維の強度が生かされず、ボ
ルトとして強度の低いものであり、又、後者によるとき
はせっかく補強された長繊維が、切削や転造によって切
断されボルトとして十分な強度が得られない不都合があ
った。
本発明はかかる不都合を改良することを目的とする。
（課題を解決するための手段）
上記の目的を達成するための本発明の構成は熱可塑性樹
脂を含浸させたＦＲＰ長繊維の多数本を一列に整列させ
て形成したプリプレグシートを棒状に巻回し、この棒状
に巻回したプリプレグシートをボルト加工面を有する上
成形型と、下成形型との加熱による加圧でボルトに成形
することを特徴とする。
脂を含浸させたＦＲＰ長繊維の多数本を一列に整列させ
て形成したプリプレグシートを棒状に巻回し、この棒状
に巻回したプリプレグシートをボルト加工面を有する上
成形型と、下成形型との加熱による加圧でボルトに成形
することを特徴とする。
（作 用）
そして本発明は上記の手段により長繊維のＦＲＰからな
るプリプレグシートは、含浸する熱可塑性樹脂のため自
在に巻回されて棒状に形成されこの棒状に巻回されたプ
リプレグシートをボルト成形面を有する上成形型と下成
形型との加熱による加圧でボルトに成形したものである
から、そのボルト成形が一行程で行われて長繊維を切断
することがない。
るプリプレグシートは、含浸する熱可塑性樹脂のため自
在に巻回されて棒状に形成されこの棒状に巻回されたプ
リプレグシートをボルト成形面を有する上成形型と下成
形型との加熱による加圧でボルトに成形したものである
から、そのボルト成形が一行程で行われて長繊維を切断
することがない。
（実施例）
第１図は本発明の方法を実施する装置の一例を示すもの
で、該装置は下面に半裁されたボルト加工面を有する上
成形型（１）と、上面に半裁されたボルト加工面を有す
る下成形型（２）とボルト頭部に六角孔を打抜くための
打抜きポンチ＜３）と下成形型（２）の加工面に出没す
るエジェクタ（４）とから形成されている。
で、該装置は下面に半裁されたボルト加工面を有する上
成形型（１）と、上面に半裁されたボルト加工面を有す
る下成形型（２）とボルト頭部に六角孔を打抜くための
打抜きポンチ＜３）と下成形型（２）の加工面に出没す
るエジェクタ（４）とから形成されている。
そしてこの装置を用いてＦＲＰボルトを製造するには熱
可塑性樹脂を含浸させたＦＲＰ長繊維の多数本を一列に
整列させて形成したプリプレグシート（５）を棒状に巻
回して、この棒状に巻回されたプリプレグシート（５）
を上成形型（１）と下成形型（２）との加工面に充填し
てこれら型（１） （２）の側面から電気ヒータまたは
赤外線炉などにより３００〜３７０℃に加熱し、この加
熱状態で型（１） （２）を加圧する事によってボルト
を形成し、さらに打抜きポンチ＜３）を押し込んでボル
ト頭部に六角孔を形成し、次いで少くとも １００℃以
下に型（１）（２）を冷却した後打抜きポンチ（３）と
上成形型＜１）とを復帰させ、エジェクタ（４）を突出
させて下成形型（２）・より製品を取り出すものである
。
可塑性樹脂を含浸させたＦＲＰ長繊維の多数本を一列に
整列させて形成したプリプレグシート（５）を棒状に巻
回して、この棒状に巻回されたプリプレグシート（５）
を上成形型（１）と下成形型（２）との加工面に充填し
てこれら型（１） （２）の側面から電気ヒータまたは
赤外線炉などにより３００〜３７０℃に加熱し、この加
熱状態で型（１） （２）を加圧する事によってボルト
を形成し、さらに打抜きポンチ＜３）を押し込んでボル
ト頭部に六角孔を形成し、次いで少くとも １００℃以
下に型（１）（２）を冷却した後打抜きポンチ（３）と
上成形型＜１）とを復帰させ、エジェクタ（４）を突出
させて下成形型（２）・より製品を取り出すものである
。
なおその際上下成形型（１） （２）の加圧だけでは、
ボルトのネジの成形が不十分な場合は、第２図に示すよ
うに、プリプレグシートの数枚を積層して形成した予備
成形型体（６）を、ボルトのネジピッチと同じピッチを
有する上型（７）と下型〈８）とで加圧して予めボルト
のネジピッチと同じビットを有する予備成形体（６）を
用意し、この予備成形体（６）をそれぞれ上成形型（１
）と下成形型（２）との加工面に密着させ、これら予備
成形体（６）間に前記棒状に巻回したプリプレグシート
（５）を充填して上下成形型（１） （２）を加熱加工
するときネジピッチは正確に成形できる。そしてその予
備成形体（６）も、その積層されるプリプレグシートを
その繊維の方向を例えばボルト軸方向に対して０゜４５
’ 、−４５＠というように角度を変えて積層していく
ならば、予備成形体（６）のネジピッチはボルトの引抜
り、捩りに対する最適な繊維配向を得ることができる。
ボルトのネジの成形が不十分な場合は、第２図に示すよ
うに、プリプレグシートの数枚を積層して形成した予備
成形型体（６）を、ボルトのネジピッチと同じピッチを
有する上型（７）と下型〈８）とで加圧して予めボルト
のネジピッチと同じビットを有する予備成形体（６）を
用意し、この予備成形体（６）をそれぞれ上成形型（１
）と下成形型（２）との加工面に密着させ、これら予備
成形体（６）間に前記棒状に巻回したプリプレグシート
（５）を充填して上下成形型（１） （２）を加熱加工
するときネジピッチは正確に成形できる。そしてその予
備成形体（６）も、その積層されるプリプレグシートを
その繊維の方向を例えばボルト軸方向に対して０゜４５
’ 、−４５＠というように角度を変えて積層していく
ならば、予備成形体（６）のネジピッチはボルトの引抜
り、捩りに対する最適な繊維配向を得ることができる。
又、前記熱可塑性樹脂を含浸させたプリプレグシート（
５）は第３図に示す方法をもって製造される。即ち同図
に示すように数本のボビン（９）よりＦＲＰ繊維を引出
し、引き揃えローラ○■によりＦＲＰ長繊維の多数本を
一列に整列させ、この整列されたＦＲＰ長繊維の多数本
をアセトン洗浄槽（１１内に導き、該槽０１内の前後１
対のガイドローラＣＵＴ） （１３で繊維をたるませる
ようにして超音波洗浄をし、サイジング剤をすべてきれ
いに落とす。次いで洗浄槽（′ｌｖ外のガイドローラ（
１＠によってアセトンを除去し、更に３本の緊張ローラ
ｏ （Ｉｓ） （ＩＳｌを通るところで熱風を送るか、
赤外線炉ａＯで完全にアセトンを除去して乾燥させる。
５）は第３図に示す方法をもって製造される。即ち同図
に示すように数本のボビン（９）よりＦＲＰ繊維を引出
し、引き揃えローラ○■によりＦＲＰ長繊維の多数本を
一列に整列させ、この整列されたＦＲＰ長繊維の多数本
をアセトン洗浄槽（１１内に導き、該槽０１内の前後１
対のガイドローラＣＵＴ） （１３で繊維をたるませる
ようにして超音波洗浄をし、サイジング剤をすべてきれ
いに落とす。次いで洗浄槽（′ｌｖ外のガイドローラ（
１＠によってアセトンを除去し、更に３本の緊張ローラ
ｏ （Ｉｓ） （ＩＳｌを通るところで熱風を送るか、
赤外線炉ａＯで完全にアセトンを除去して乾燥させる。
次いで濃度が調整されたポリフェニレン、サルファイド
（Ｐ、Ｐ、Ｓ）のような熱１町塑性樹脂塗料槽（１７）
内に導き該塗料槽１１７）内の前後１対のガイドローラ
ａｓ ａｓで繊維をたるませるようにして樹脂を含浸さ
せ該塗料槽０外のゴム製のスクレイバ−■やローラ■に
よって余分な樹脂分を除去させ、更にその樹脂の含有率
を５０重量％以下にするため上下をＰ Ｔ Ｆ’ Ｅ穴
あきシートので挾みこれをローラ■で密着させた後、ガ
ラス繊維ウェブ＠で加圧して余分な樹脂を除去させる。
（Ｐ、Ｐ、Ｓ）のような熱１町塑性樹脂塗料槽（１７）
内に導き該塗料槽１１７）内の前後１対のガイドローラ
ａｓ ａｓで繊維をたるませるようにして樹脂を含浸さ
せ該塗料槽０外のゴム製のスクレイバ−■やローラ■に
よって余分な樹脂分を除去させ、更にその樹脂の含有率
を５０重量％以下にするため上下をＰ Ｔ Ｆ’ Ｅ穴
あきシートので挾みこれをローラ■で密着させた後、ガ
ラス繊維ウェブ＠で加圧して余分な樹脂を除去させる。
更に赤外線炉■で溶媒骨を９５〜９８％除去してプリプ
レグシートとするもので、かくて出来上ったプリプレグ
シートは所定の長さに切断すべく固定板■■で固定して
カッタ■で切断する。
レグシートとするもので、かくて出来上ったプリプレグ
シートは所定の長さに切断すべく固定板■■で固定して
カッタ■で切断する。
（発明の効果）
このように本発明によるときは熱可塑性樹脂を含浸させ
たＦＲＰ長繊維の多数本を一列に整列させて形成したプ
リプレグシートを棒状に巻回して、これをボルト加工面
を有する上成形型と下成形型との加熱による加圧でボル
トに成形したものであるからプリプレグシートは上下成
形型の一行程でその繊維を切断されることなくボルトに
成形できて高強度のボルトが簡単に成形できる。
たＦＲＰ長繊維の多数本を一列に整列させて形成したプ
リプレグシートを棒状に巻回して、これをボルト加工面
を有する上成形型と下成形型との加熱による加圧でボル
トに成形したものであるからプリプレグシートは上下成
形型の一行程でその繊維を切断されることなくボルトに
成形できて高強度のボルトが簡単に成形できる。
又そのプリプレグシートは数本のボビンより引出される
ＦＲＰの長繊維を引揃えローラを介して一列に整列させ
、この整列したＦＲＰの長繊維を洗浄、乾燥させた後、
熱可塑性樹脂塗料を含浸させて該樹脂の含有率を５０重
量％以下としてシートに成形させたからシートが簡単に
成形できると共にそのシートの取扱いが容易となる等の
効果を有する。
ＦＲＰの長繊維を引揃えローラを介して一列に整列させ
、この整列したＦＲＰの長繊維を洗浄、乾燥させた後、
熱可塑性樹脂塗料を含浸させて該樹脂の含有率を５０重
量％以下としてシートに成形させたからシートが簡単に
成形できると共にそのシートの取扱いが容易となる等の
効果を有する。
第１図は本発明の方法を実施する装置の一例を示す斜面
図、第２図は予備成形体の加工方法を示す概略図、第３
図はプリプレグシートの製造工程図である。 （１）・・・上成形型 （２）・・・下成形型 （５）・・・ブリプレグシート
図、第２図は予備成形体の加工方法を示す概略図、第３
図はプリプレグシートの製造工程図である。 （１）・・・上成形型 （２）・・・下成形型 （５）・・・ブリプレグシート
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、熱可塑性樹脂を含浸させたＦＲＰ長繊維の多数本を
一列に整列させて形成したプリプレグシートを棒状に巻
回し、この棒状に巻回したプリプレグシートをボルト加
工面を有する上成形型と、下成形型との加熱による加圧
でボルトに成形することを特徴とするＦＲＰボルトの製
造方法。 ２、前記上成形型と下成形型との加工面に、予めボルト
のネジピッチと同じピッチのネジ山を形成したプリプレ
グシートの複数枚からなる予備成形体を密着し、該予備
成形体を介して前記棒状に巻回したプリプレグシートを
前記上成形型と下成形型の加熱による加圧でボルトに成
形することを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のＦ
ＲＰボルトの製造方法。 ３、数本のボビンより引出されるＦＲＰの長繊維を引揃
えローラを介して一列に整列させ、この整列したＦＲＰ
の長繊維を洗浄、乾燥させた後、これに熱可塑性樹脂塗
料を含浸させ、該樹脂塗料の含有率を５０重量％以下と
してシートに成形させたことを特徴とするＦＲＰボルト
の製造に使用するプリプレグシートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1077336A JPH02253925A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | Ｆｒｐボルトの製造方法及びそれに使用するプリプレグシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1077336A JPH02253925A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | Ｆｒｐボルトの製造方法及びそれに使用するプリプレグシートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02253925A true JPH02253925A (ja) | 1990-10-12 |
| JPH0557101B2 JPH0557101B2 (ja) | 1993-08-23 |
Family
ID=13631082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1077336A Granted JPH02253925A (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | Ｆｒｐボルトの製造方法及びそれに使用するプリプレグシートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02253925A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016070296A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 株式会社豊田自動織機 | ねじ部材及び電極組立体の製造装置 |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1077336A patent/JPH02253925A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016070296A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 株式会社豊田自動織機 | ねじ部材及び電極組立体の製造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0557101B2 (ja) | 1993-08-23 |
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