JPH02252975A - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、内燃機関の失火検出装置に関するものであ
る。

［従来の技術］ 第５図は、従来の点火装置の構成を示す図である。図に
おいて、（１）はバッテリ、（２）はバッテリ（１）の
正極側に接続される点火スイッチ、（３）は点火スイッ
チ（２）と接続される点火コイルで。

−次コイル（３ａ）および二次コイル（３ｂ）を有する
。（４）はイグナイタで、その一端が点火コイル（３）
の−次コイル（３ａ）と接続されると共にその他端がバ
ッテリ（１）の負極側と共に接地されている。（５）は
高圧コードで、その一端が点火コイル（３）の二次コイ
ル（３ｂ）と、その他端が配電器（６）と、それぞれ接
続されている。（７）は各気筒の点火プラグで、配電器
（６）によって点火コイル（３）の二次コイル（３ｂ）
に発生した高電圧を配電する。

従来の点火装置は上記のように構成され９点火スイッチ
（２）がオンされ、イグナイタ（４）が動作されると、
バッテリ（１）から点火コイル（３）の−次コイル（３
ａ）に−次電流が流れ、イグナイタ（４）が遮断される
と点火コイル（３）の二次コイル（３ｂ）に高電圧が発
生される。この点火装置で。

点火コイルが動作しているかどうかの確認は点火コイル
（３）の−次側に一次電圧が発生しているかどうかで確
認しているが、この確認だけでは点火コイルの不具合に
よる機関の失火は検出できるが。

その他の配電器、高圧コード、点火プラグ等の不具合に
よる機関の失火を検出できるものは従来無かった。

し発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の内燃機関の失火検出装置では１点火
コイルの動作確認のみしか行っていないので、配電器、
高圧コード、点火プラグ等の不具合によって機関に失火
を生じても検出することができないという問題点があっ
た。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので１点火コイルでの不具合は勿論。

配電器、高圧コード、点火プラグ等の不具合が生じた場
合でも機関の失火が検出できる内燃機関の失火検出装置
を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る内燃機関の失火検出装置は。

点火動作によって生じる磁束の変化を検出する磁束−電
圧変換手段を点火機器側に設けたものである。

［作用］ この発明においては、磁束変化検出手段により検出した
磁束変化により機関の失火を検出する。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例による内燃機関の失火検出
装置の構成を示す図である。図において、（１）〜（７
）は従来のものと同様である。（８）は磁束−電圧変換
素子１例えばホール素子で１点火コイル（３）の鉄心に
装着され１点火コイル（３）の鉄心で生じる磁束の変化
を電圧に変換する。

第２図は第１図のホール素子の出力電圧波形を示したも
のである。

第３図はこの発明の他の実施例による内燃機関の失火検
出装置の構成を示す図である。図において、ホール素子
（８）を高圧コード（５）に装着した以外は第１図のも
のと同様である。

第４図は第３図のホール素子の出力電圧波形を示したも
のである。

上記のように構成された内燃機関の失火検出装置におい
て、まず、ホール素子（８）を点火コイル（３）の鉄心
に装着した場合を説明する。

いま点火動作が行われ、正常の点火時１点火タイミング
で磁束が急激に変化するので、第１図のホール素子（８
）には第２図（ａ）のような大きな出力電圧が発生する
。また、失火時や点火プラグ端でリークした場合、磁束
の急激な変化はみられないので、第１図のホール素子（
８）には第２図（ｂ）のような小さい出力電圧が発生す
る。

次に、ホール素子（８）を高圧コード（５）に装着した
場合を説明する。

点火動作が行われ、正常の点火時、高圧コド（５）に電
流が流れ、この電流に比例した磁束が発生し、第４図（
ａ）に示すような電流に比例した電圧が第３図のホール
素子（８）にて得られる。失火時にはホール素子（８）
には第４図（ｂ）に示すような電圧しか得られない。こ
のように高圧コード（５）にホール素子（８）を装着す
ることにより点火コイル、配電器、高圧コードのいずれ
の不具合による失火も確実に検出することができる。

上述のようにホール素子（８）の出力電圧をモニタする
ことにより機関の失火を確実に行うことができる。

また、上記と同様にして点火プラグ（６）にホル素子（
８）を組み込めば点火プラグでの失火検出を確実に行え
る。

［発明の効果］ この発明は以上説明したとおり１点火動作によって生じ
る磁束の変化を検出する磁束−電圧変換手段を点火機器
側に設け、燃料制御機器、排ガス制御機器等に確実に失
火をフィードバックすることをより内燃機関の性能をア
ップする効果がある。また、ホール素子を用いるように
したので。

小型で、装着が簡単で既存のものにも適用できる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による内燃機関の失火検出
装置の構成図、第２図は第１図のホール素子の出力電圧
波形図、第３図はこの発明の他の実施例による内燃機関
の失火検出装置、第４図は第３図のホール素子の出力電
圧波形図、第５図は従来の点火装置の構成図である。 図において、（１）・・・バッテリ、（２）・点火スイ
ッチ、（３）・・・点火コイル、（４）イグナイタ、（
５）・・・高圧コード、（６）・配電器、（７）・・・
点火プラグ、（８°）・・・ホル素子である。 なお。 す。 各図中同一符号は同−又は相当部分を示昂１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 点火動作によって生じる磁束の変化を検出する磁束−電
   圧変換手段を点火機器側に設けたことを特徴とする内燃
   機関の失火検出装置。