JPH0225261A - 鋳ぐるみ体 - Google Patents

鋳ぐるみ体

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JPH0225261A
JPH0225261A JP17600488A JP17600488A JPH0225261A JP H0225261 A JPH0225261 A JP H0225261A JP 17600488 A JP17600488 A JP 17600488A JP 17600488 A JP17600488 A JP 17600488A JP H0225261 A JPH0225261 A JP H0225261A
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JP
Japan
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ceramic fiber
ceramics
cast
layer
ceramic
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Pending
Application number
JP17600488A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Yamamoto
義昭 山本
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Kitagawa Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Kitagawa Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軸受、・粉粒体の輸送管等の耐摩耗用機械部
品や、高温高圧の流体が流れる配管部品素材として用い
られる鋳ぐるみ体に関するものである。
[従来技術l セラミックスを金属で鋳ぐるむことを可能ならしめるた
めの−手段として、従来から金属を外層とし、セラミッ
クスを内層とする鋳ぐるみ体において、内外層間に緩衝
層を設けることは広く行われており、そのための工夫と
して、下記に記載する方策がとられてきた。
すなわち、 1、 耐熱鋼のメツシュにセラミックスを浸透させるこ
とにより緩衝層を形成する方法。
2、 鋳物と同材質の薄肉材を前記鋳物の内壁面上に設
けしめることにより、811層を形成する方法。
3、 耐火物と樹脂とを混合した組成物を内層であるセ
ラミックスに塗布した後、該慴脂を加熱分解して得られ
た多孔質の耐火物を、層状に付着せしめて緩衝層を形成
する方法。
(従来技術の問題点] 上述のように第1の緩衝層形成方法では、セラミックス
層の厚さのコントロール、及び、メツシュの間に均等に
セラミックスをつめるのが困難であるので、鋳ぐるまれ
るセラミックス全域にわたって均一な緩wI層を形成す
るので困難である。
第2の緩衝層形成方法では、設けられる緩衝層の形状を
特別に切削か鋳造で作り出す必要があり、鋳ぐるみ体を
製造する工程が多くなること、また、薄い緩1w層を形
成することが困難なことである。
第3の緩衝層形成方法では、多孔質層の性質の再現性に
問題がある。
[発明が解決しようとするml!fi+耐熱Wt撃性の
良い緩衝層を、金属と鋳ぐるまれるセラミックス間に、
緩衝機能が安定かつ確実に発振し得るようなして、かっ
鋳込条件、溶湯金属と鋳ぐるまれるセラミックスとの熱
膨張係数差の大小に対応して、最適な緩衝層を設けるこ
とが困難なことである。
【問題点を解決するための手段] 本発明は、鋳ぐるまれるセラミックスの外周に緩膚層を
、耐熱性と共に断熱性の高いセラミックス・ファイバー
構造体を用いて設け、前記紡ぐるまれるセラミックスを
熱衝撃から防禦すること。
鋳ぐるみに用いる金属の種類により、及び鋳ぐるまれる
セラミックスの種類により変動する紡込温度、金属とセ
ラミックス間の熱膨張係数差の大小に応じて前記緩衝層
の形成に用いられる。前記セラミックス・ファイバー構
造体の種類、取付法を適宜変更使用して、適度な応力を
前記紡ぐまれるセラミックスと金属に作用せしめること
に、本発明の着眼がある。
具体的には、ujぐるまれるセラミックスを内層とし、
金属を外層とし、内外層間にセラミックス・ファイバー
構造体を緩衝層として介在せしめて構成した鋳ぐるみ体
とすることにより、上述の従来技術の問題点を解決する
ものである。
[作  用1 セラミックス・ファイバー構造体が、外周に設けられた
鋳ぐるまれるセラミックスを紡型内に設置する。
しかる後に、1400℃程度に加熱された溶融金属を鋳
型的空隙に注入し、常温状態の前記セラミックス・ファ
イバー構造体と接触せしめると。
両者間の温度差がはなはだしいので、ごく短時間内に前
記溶融金属が保持している大量の熱が、前記セラミック
ス・ファイバー構造体に移動し、熱衝撃が作用する。
上述のような状況になっても、前記セラミックス・ファ
イバーを構成している繊維は、融点1700〜1900
℃であるとこから明らかなように、耐熱性が大であるこ
と、及び、前記繊維は、熱膨張係数(α)及びヤング率
(E)が小さいので、熱応力の一般式δ=Eα(1−1
,)から明らかなように発生する熱応力は小さく、また
、耐熱衝撃性の目安を表示する一般式ΔT=δ (1−
μ)/αEによっても明らかなごとく、上述の熱衝〒に
耐え得る。
更に、各磯維間に介在する空気層が衝撃的に伝達される
熱移動の減衰効果を果たす。
以上から前記セラミックス・ファイバー構造体は、断熱
性が高く、幼ぐるまれるセラミックスには8衝撃が生じ
ない。
一方、前記溶融金属は、前記セラミックス・ファイバー
構造体と接触後、急速に冷却して固化するが、この過程
において、熱膨張係数が異なる異種の物体が接している
ので収縮量の差を生じ、これを起因として前記セラミッ
クス・ファイバー構造体に圧縮応力が作用する。
この結果、前起語ぐるまれるセラミックスともども前記
溶融金属の冷却に伴う収縮に追従しつつ密着保持される
【実施例1 セラミックス・ファイバー構造体を緩N層として用いる
本発明に係る鋳ぐるみ体の実施例を詳述する。
(実施例1) 本実施例は、セラミックス・ファイバーを緩衝層として
用いる例である。
セラミックス・ファイバーは耐熱性とともに断熱性も高
いので、熱11撃を避けられる。Uぐるまれるセラミッ
クス外周に設けるにあたり、まず、ファイバーと無機バ
インダーを湿式混合し、しかる後に前記セラミックス表
面に塗布し、乾燥後ガス炎で有機分を除去して緩衝層を
形成し、その後幼ぐるみに供するものである。
本例によれば、塗布層の厚さを1−程度となせば充分熱
衝撃が回避できる。このように形成すした1M7pfj
を外周に備えた。熱ill!値の低いアルミナ焼結体を
鋳鉄により鋳ぐるむ実験をした結果。
アルミナ焼結体にワレは発生しなかった。
(実施例2) 本実施例は、セラミックス・ファイバー構造体の一例で
あるセラミックス・ファイバー積層体を緩衝層として用
いる例である。
セラミックス・ファイバー積層体は、施工が容易である
点に特徴がある。それゆえ、&lぐるまれるセラミック
スの形状が円筒状の場合は、積層体を丸めて巻きつける
ことができるし、吸引成型で積層体を必要形状にするこ
ともできる。積層体を丸めて巻きつける場合には、端部
を無機系接着剤で固定して鋳ぐるみに供することとなる
。市販の積層体で最も薄いのは2■であるが、この厚さ
で充分熱衝撃を避けられる。実施例1の塗布法と比べる
と、均一な厚さの層を作れる点で優れている。
また、積層体を小さなブロックに分けて、ブロック間に
1層程度の隙間をあけて貼りつけると、その隙間が鋳造
時にガスの通り道となってガスが逃げるので、ブローホ
ール欠陥に対して有効な対応手段となるという特徴があ
る。
(実施例3) 本実施例は、セラミックス・ファイバー構造体の一例で
あるセラミックス・ファイバー織布を緩WI+R材料と
して用いた例である。
実施例1にて説示した塗布法及び、実施例2にて説示し
た積層体を使用して形成された緩FR層は、熱衝撃を回
避できるものの、セラミックスを締めつける力が小さい
ことと、&8造時の溶湯の流れでファイバーが流され易
いという欠点がある。そこで本実施例では、長繊維のセ
ラミックス・ファイバーを織った布を、緩衝層材料に選
んだ。
鋳ぐるみを行う前に、まず外径25■、長さ65膿、厚
さ1.5−の大きさの1部分安定化ジルコニア製パイプ
のまわりに、化学組成がA1□0゜80%、Si0.2
0%、繊維径10μm、厚さ0゜36鴫のセラミックス
・ファイバー織布を巻きつけ、端部を無機系高温用接着
剤で貼りつけて固定せしめて緩衝層を取付後、U型内に
設置した。その後、1405℃のFCD45を鋳型的空
隙に注入して鋳ぐるみを行った。
鋳鉄の厚さは5■である。形成された鋳ぐるみ体内層の
セラミックスには、割れはなかった。
このように、0.36−という薄さで熱衝撃を避けられ
たのは、織布を構成する各繊維間に介在する空気層が断
熱効果を上げているからである。
本実施例によれば、緩衝層材料として織布を用いたので
■ ファイバーが18湯に流されることが皆無となった
・ 【シ 厚さが薄いので、鋳ぐるみ体の内層であるセラミ
ックスを締めつける力が大きい。
(■ 織布表面の凹凸、もしくは織布内の空間が鋳造時
にガスの通り道となってガスが逃げるので。
ブローホール欠陥に対して極めて有効な手段とな7、 ■ 織布を構成する各繊維間に介在する空気層による断
熱効果があるので、鋳鉄で鋳ぐるんだ場合は、耐火物を
使ったものよりチル深さが浅い、織布の取り付は方法と
して、鋳ぐるまれるセラミックスが円筒状であれば、織
布を巻きつければ良いし、形状の複雑なものであれば1
wi布を小さく切って貼りつければ良い。
(実施例4) 本実施例は、セラミックス・ファイバー構造体の一例で
ある、セラミックス・ファイバー紡織糸を緩衝層材料と
して用いた例であって、セラミックス・ファイバーの紡
織糸を鋳ぐるまれるセラミックスの外周に巻きつけるも
のである。
紡織層は、該セラミックス・ファイバー紡織糸を密に巻
きつけるか、11程度の間隔をあけて巻きつけ、接着剤
で固定して形成される。上述のように形成すると、糸と
糸の間の凹みがガス通路となってブローホール欠陥に対
し、有効な対応手段となる。
なお、前記セラミックス・ファイバー構造体は。
化学組成が重版のものでA1□O3が30〜95%、S
 i O,が75〜5%であるが、いずれも耐外性とと
もに断熱性も高く、有効に緩衝機能を発揮した。
また、上述の緩衝層を備えた鋳ぐるみ体となせば、鋳ぐ
るみに使用される金属すなわち1球状黒鉛鋳鉄5ねずみ
鋳鉄、Ut*、アルミニウム鋳物。
銅肋物に対して特に有効であり、溶湯の温度の高い金属
に対しては、Al□○、の含有量の多いセラミックス・
ファイバー構造体を用いるのが望ましい。
(発明の効果1 上述のように工夫されて、セラミックス複合体化された
本発明に係る鋳ぐるみ体は、下記のような著効を奏する
■、 熱衝撃値の低いセラミックスの鋳ぐるみが可能と
なった。
2、uぐるまれるセラミックスに対し、予熱を行う必要
がない。
3、 セラミックス・ファイバー積層体、セラミックス
・ファイバー織布は柔軟性があるので、複雑な形状をし
たセラミックスの外周に、容易に緩衝層を設けることが
できる。
4、 ブローホール欠陥に対して有効な対応手段となる
特許出願人 株式会社北川鉄工所

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋳ぐるまれるセラミックスを内層とし、金属を外
    層とし、内外層間にセラミックス・ファイバー構造体を
    緩衝層として介在せしめたことを特徴とする鋳ぐるみ体
  2. (2)前記セラミックス・ファイバー構造体が、セラミ
    ックス・ファイバー積層体であることを特徴とする請求
    項第1項記載の鋳ぐるみ体。
  3. (3)前記セラミックス・ファイバー構造体が、セラミ
    ックス・ファイバー織布であることを特徴とする請求項
    第1項記載の鋳ぐるみ体。
  4. (4)前記セラミックス・ファイバー織布の化学組成が
    Al_2O_3が80%、SiO_2が20%であるこ
    とを特徴とする請求項第3項記載の鋳ぐるみ体。
  5. (5)前記セラミックス・ファイバー構造体が、セラミ
    ックス・ファイバー紡織糸を内層である鋳ぐるまれるセ
    ラミックスの外周に巻きつけたものであることを特徴と
    する請求項第1項記載の鋳ぐるみ体。
  6. (6)前記セラミックス・ファイバー構造体の化学組成
    がAl_2O_3が30〜95%、SiO_2が70〜
    5%であることを特徴とする請求項第1項、請求項第2
    項及び請求項第4項記載の鋳ぐるみ体。
  7. (7)前記金属が、球状黒鉛鋳鉄、ねずみ鋳鉄、鋳鋼、
    アルミニウム鋳物、銅鋳物のうちのいずれかであること
    を特徴とする請求項第1項から第6項いずれかに記載の
    鋳ぐるみ体。
JP17600488A 1988-07-13 1988-07-13 鋳ぐるみ体 Pending JPH0225261A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04224198A (ja) * 1990-12-26 1992-08-13 Tokai Carbon Co Ltd Mmc用プリフォームの製造方法
CN106396679A (zh) * 2016-08-30 2017-02-15 江苏汽铸造股份有限公司 一种石墨砂冷铁及其制备方法
CN109774130A (zh) * 2017-11-13 2019-05-21 科华控股股份有限公司 一种3d打印石墨成型冷铁及其制备方法

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