JPH02248629A - 回転機械用ケーシング構造及びその製造方法 - Google Patents

回転機械用ケーシング構造及びその製造方法

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JPH02248629A
JPH02248629A JP2042317A JP4231790A JPH02248629A JP H02248629 A JPH02248629 A JP H02248629A JP 2042317 A JP2042317 A JP 2042317A JP 4231790 A JP4231790 A JP 4231790A JP H02248629 A JPH02248629 A JP H02248629A
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Theodore W Hall
テオドール ダブリュー.ホール
Kenneth H Klapproth
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、回転機械に関し、特に、作動流体導路に隣
接して配されるケーシングを有するステータアセンブリ
の構造及びその製造方法に関する。
[従来の技術] 回転機械の一例として、航空機の推進力を得るために用
いられる軸流式のガスタービンエンジンが知られている
。このガスタービンエンジンは、通常、圧縮機セクショ
ン、燃焼室セクション及びタービンセクションから構成
されており、環状の作動ガス通路がエンジーンの軸線方
向に沿って形成されている。エンジンを構成するロータ
アセンブリは、エンジンの軸線方向に沿って配され、そ
の外側には、同様に、エンジンの軸線方向に沿ってステ
ータアセンブリが配されて両アセンブリ間に上記作動ガ
ス通路が形成されている。
ロータアセンブリは、上記圧縮機セクション及びタービ
ンセクションにおいて複数の動翼から構成される動翼列
を複数有しており、各動翼は、ロータから半径方向外方
に向かって作動ガス通路内を延びている。
ステータアセンブリは、エンジンケースをその構成要素
として有しており、このエンジンケース内に上記ロータ
アセンブリ及び作動ガス通路が配されている。また、ス
テータアセンブリは、上記圧縮機セクシジン及びタービ
ンセクションにおいて複数の静翼から成る静翼列を複数
有しており、各静翼は、エンジンケースから半径方向内
方に向かって作動ガス通路内を延び、ロータアセンブリ
のロータ近傍に至っている。各静翼列は、対応する動翼
列の上流側に配されており、対応する動翼列に作動ガス
を効果的に導くように構成されている。
ステータアセンブリ及びロータアセンブリを有するガス
タービンエンジンの一例が、米国特許第4.627,2
33号に開示されている。この米国特許に示される構成
において、ステータアセンブリは、アウタケース及び該
アウタケースの内側に配されて作動ガス通路を画成する
隔壁を有している。尚、この隔壁は、エンジンの周方向
に延びる複数のセグメントから構成されている。さらに
、周方向に延びるイナーケースがアウタケースと隔壁間
に配されてイナーケースとアウタケース間に冷却空気室
が形成されており、これにより、作動ガス通路内の高温
ガスが冷却空気室内に混入するのを防止し、又は、冷却
空気室内の空気が作動ガス通路内に混入するのを防止す
るようにしている。
上記イナーケースは、比較的肉薄のシートメタルから一
体に形成されている。この結果、エンジンの過渡的作動
状態において、イナーケースに亀裂又は反り等が発生す
る可能性が高い。即ち、エンジン作動温度の変化時にお
いて、アウタケースの直径はイナーケースの直径と異な
る比率で変化するため、イナーケースが周方向において
一体に形成されている場合、上述のように亀裂等が発生
する可能性が高くなるものである。
ガスタービンエンジンの他の例が、米国特許第4.43
1,373号に開示されている。この米国特許において
は、エンジンの圧縮機セクションにイナーケース及びア
ウタケースが設けられている。イナーケースはアウタケ
ースに取り付けられており、環状の作動ガス通路の半径
方向外方において軸線方向に配設されている。イナーケ
ースは、複数のアーチ形状セグメントを順次周方向に隣
接配列して構成されており、隣接するセグメント間には
、周方向に所定ギャップGが設けられている。
また、アウタケースの外面には、その周方向に延びる複
数の冷却用チューブが設けられており、該冷却用チュー
ブは、エンジンの所定作動時にアウタケースに冷却空気
を吹き付け、これにより、イナーケースとロータアセン
ブリ間の半径方向ギャップを調整するように構成されて
いる。冷却空気がアウタケースに吹き付けられると、ア
ウタケースは収縮してその直径を減少させる。この結果
、イナーケースの直径が減少し、上記隣接するセグメン
ト間の周方向ギャップGが小さくなるとともに、ロータ
アセンブリとステータアセンブリ間の半径方向ギャップ
もまた小さくなる。
上記の周方向ギャップGにより、複数のセグメントから
構成されるイナーケースは、アウタケースの半径方向内
方及び外方への変位を許容することが可能となる。即ち
、周方向ギャップGによりアウタケースの上記変位に対
するイナーケースの抵抗力を減少させ、イナーケースと
アウタケースの熱膨張の差に起因するイナーケースの破
損又は伸張を防止することが可能となる。
米国特許第4.431,373号の第4図に示されるよ
うに、隣接するセグメ・ントは相互にオーバーラツプす
るように配されており、これによりイナーケース内外の
シーリングが行われるように構成されている。尚、上記
オーバーラツプ構造に代えて、隣接するセグメント間に
周方向に延びるシーリング手段を設けるように構成して
もよ、い。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記構成においては、イナーケースの耐
久性に問題があり、要求される疲労寿命を満足すること
ができなかった。
そこで、本発明の目的は、要求される耐久性を満足する
一方、アウタケースとイナーケースの熱膨張の差を吸収
し、且つ、イナーケース内外のシーリングを効果的に行
うことのできる、回転機械のケーシング構造及びその製
造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の第1の構成によ
れば、 作動流体通路を有する回転機械のステータアセンブリ構
造であって、 前記作動流体通路に対して周方向に延びる第1のケース
と、 該第1ケースから半径方向に離間して配されるとともに
該第1ケースにより半径方向に位置決めされ、各々周方
向に延びるとともに周方向において相互にオーバーラツ
プして配される少なくとも第1及び第2のセグメントを
有し、該第1及び第2のセグメントは周方向において相
対的変位可能に配される一方、第1のセグメントは、第
2のセグメントの隣接する一端と周方向において整合配
置される一端を有し、且つ、両端間に周方向ギャップが
形成されている、第2のケースとから成り、前記第1の
セグメントの前記一端近傍に周方向に延びるスロットが
形成されている一方、前記第2のセグメントは、前記ス
ロット内に半径方向に挿通されて前記第1及び第2のセ
グメント間の周方向における相対的変位を許容する第1
の手段と、非半径方向に延びて前記第1のセグメントを
前記第2のセグメントに対して半径方向において位置決
めする第2の手段とから成る取付手段を有して構成され
る回転機械用ステータアセンブリ構造が提供される。
また、本発明の第2の構成によれば、 作動流体通路に対して周方向に配される、ガスタービン
エンジンのステータアセンブリ構造であって、 前記作動流体通路に対して周方向に延びるアウタケース
と、 前記作動流体通路を規制するとともにアーチ形状を有す
る複数の構成部材から形成され、各構成部材は周方向に
延びる一方、前記アウタケースにより半径方向において
支持され、且つ、前記アウタケースに対して周方向にお
いて摺動可能である、隔壁と、 前記作動流体通路に対して周方向において延びるととも
に前記アウタケースと前記隔壁間において保持され、各
々周方向に延びるとともに相互間に周方向ギャップを形
成して配6れる複数のアーチ形状セグメントを有し、各
セグメントが隣接するセグメントに対して周方向におい
て変位可能である、イナーケースとから成り、 前記隣接するセグメントの少なくとも一対が、第1゛端
部と、第2端部と、周方向に条設されたスロットとを有
する第1のセグメントと、各々周方向に延びるとともに
相互間に半径方向ギャップを形成して配される一対のプ
レートと、該両プレート間を半径方向に延びて配される
取付手段とを有する第2のセグメントとを有し、前記ス
ロットが、前記第1端部に隣接する第1の端部と、前記
第1セグメントの第1端部及び前記スロットの第1端部
から周方向に離間して配される第2の端部と、前記スロ
ットの第1及び第2端部間を延びる下流側端部と、該下
流側端部から軸線方向に離間して配されるとともに前記
スロットの第1及び第2端部間を延びる上流側端部とを
有し、 前記第1+!Iグメントの第1端部は、前記一対のプレ
ートが前記スロットとオーバーラツプするように前記プ
レート間に介挿される一方、前記取付手段は前記スロッ
ト内を半径方向において貫通して配され、 前記イナーケースは、前記アウタケースにより半径方向
において位置決めされるとともに、前記スロット内にお
ける前記取付手段の周方向における相対的変位により許
容される前記セグメント間の周方向における相対的変位
により前記イナーケースの直径変化を吸収し、且つ、 前記取付手段は、前記スロットの第1端部と当接するこ
とにより前記周方向ギャップの最大値を規制し、これに
より、前記両プレートが、前記第1セグメントとの前記
オーバーラツプが解消される位置まで変位することを防
止するように構成される、ガスタービンエンジンのステ
ータアセンブリ構造が提供される。
さらに、本発明の第3の構成によれば、作動流体通路を
有する回転機械用のイナーケース及びアウタケースの組
立方法であって、周方向において連続面を有するととも
に、前記作動流体通路の周囲に配されるアウタケースを
形成する工程と、 周方向に延びる少なくとも2つのセグメントを有し、各
セグメントが隣接するセグメントと周方向においてオー
バーラツプするとともに周方向において相互に相対的変
位可能であり、且つ、隣接するセグメントの周方向にお
いて対向する端部において周方向に延びるスロットが一
方のセグメントに形成されており、前記スロットが2つ
の端部を有する一方、他方のセグメントは、前記スロッ
ト内を半径方向に貫通するとともに前記スロットの端部
間に配されて前記セグメント間の周方向における相対的
変位の最大値を規制する取付手段を有している、自立構
造のイナーケースを形成する工程と、 前記取付手段と前記スロットにより前記セグメントが周
方向及び軸線方向において整合配置されている前記イナ
ーケースを一体として前記アウタケース内に挿入する工
程と、 前記イ・ナーケースが少なくともその一部において前記
アウタケースから半径方向に111間し、且つ、前記イ
ナーケースが前記アウタケースにより位置決めされるよ
うに、前記イナーケースを前記アウタケースに取り付け
る工程とから構成される、回転機械用イナーケースおよ
びアウタケースの組立方法が提供される。
[作 用コ 以上のように構成したことにより、本発明においては、
第2ケースを構成する複数のセグメントが周方向におい
て相対的変位可能に配されているため、第2ケースの熱
による膨張及び収縮が効果的に吸収される。
[実 施 例] 以下に、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する
第1図は、軸流ガスタービンエンジン10の側面図を示
しており、ガスタービンエンジンlOは回転軸線Arを
有している。ガスタービンエンジン10は、圧縮機セク
ション12、燃焼室セクション14及びタービンセクシ
ョン16を有しており、環状の作動ガス通路夏8が上記
セクションを介して軸線Ar方向に形成されている。ス
テータアセンブリ20が軸線Ar方向に配されており、
その内部に作動ガス通路18を画成している。ステータ
アセンブリ20を構成するアウタケース22は、ガスタ
ービンエンジン10の軸線Ar方向及び周方向に作動ガ
ス通路18を覆うように配されている。
複数の冷却空気用チューブ24がタービンセクション1
6に設けられている。これらのチューブ24は、圧縮機
セクション12等の冷却空気供給源と連絡しており、ガ
スタービンエンジンIOの所定の動作時にアウタケース
22に冷却空気を吹き付け、これにより、米国特許第4
,431.373号に関連して述べたように、タービン
セクション16における部材間ギャップを調整するよう
に構成されている。
タービンセクション16は、高圧タービン26及び低圧
タービン28から構成されている。高圧タービン26内
に配されている複数の動翼30は、各々作動ガス通路1
8内を半径方向外方に延びている。また、エアシールア
センブリ31が、各動翼30の外方端から半径方向に所
定距離離間してアウタケース内面に取り付けられており
、その内部に作動ガス通路18を画成している。
一方、低圧タービン28において、ステータアセンブリ
20は複数の静翼32を有しており、アウタケース内面
に取り付けられたエアシールアセンブリの隔壁34によ
りその内部に作動ガス通路18が画成されている。隔壁
34の形状は、拡散部36において作動ガス通路18内
の作動ガスが拡散するように構成されている。
第2図は、第1図に示すガスタービンエンジン10のス
テータアセンブリ20を示す拡大断面図である。
隔壁34は、アウタケース22から半径方向内方に所定
距離離間して配されており、両部材間に周方向に延びる
キャビティが形成されている。また、隔壁34は、アー
チ形状の複数の構成部材37を順次周方向に隣接配設し
て構成されており、各構成部材37は、フランジ42を
有する上流端38とフランジ46を有する下流端44と
を有する。
フランジ42.46は、各々アウタケース22に対して
半径方向において支持されており、これにより、各構成
部材37は、アウタケースにより半径方向において支持
されるように構成されている。例えば、下流端フランジ
46は、静翼32の半径方向に離間した一対のフランジ
48.50によりアウタケースに取り付けられ、該一対
のフランジ48.50は、アウタケース22のフランジ
52に係合するとともに下流端フランジ46とオーバー
ラツプするように配される。一方、上流端フランジ42
は、アウタケース22のフランジ54と係合するように
配され、これにより、アウタケース22に取り付けられ
ることとなる。尚、フランジ42.46は、各々アウタ
ケース22に対して周方向に変位可能に配されている。
イナーケース又はバッフル56が、隔壁34及びアウタ
ケース22間に介装されている。イナーケース56は、
ガスタービンエンジンlOの周方向に延びるとともに上
流端フランジ42から下流端フランジ46まで延びて、
キャビティ35を冷却空気用チャンバ58と作動ガス緩
衝域62とに分割している。
アウタケースの上流側フランジ54には、複数の透孔6
4が形成されており、これにより、冷却空気用チャンバ
58は上流側の冷却空気供給源と連絡される。一方、下
流側フランジ52にも複数の透孔66が形成されており
、これにより、冷却空気用チャンバ58は、下流側の冷
却空気域72と連通している。従って、冷却空気用通路
74は、アウタケース22と隔壁34間においてエンジ
ンの軸線Ar方向に沿って形成されることとなり、第2
図に示す部位においては、アウタケース22とイナーケ
ース56間に形成されることとなる。
第3図は、第1図の3−3線断面図であり、説明の便宜
上、イナーケース56のみを示している。
イナーケース56は、各々アーチ形状を有する4つのセ
グメント76a、76b、76c、76dから構成され
ている。尚、イナーケース56を構成するセグメントの
数は4つに限定されるものではなく、2つ以上であれば
よい。各セグメントは、第1端部78及び第2端部82
を有しており、第lのセグメントの第1端部78は、第
2のセグメントの第2端部82から周方向にギャップG
だけ離間して配されている。第2のセグメントは、その
第2端部82において一対のプレート84.86を有し
ており、該一対のプレート84.86は半径方向に所定
ギャップ離間して配されている。
第1のセグメントは周方向及び軸線方向に延びており、
その第1端部78においてプレート84.86間の所定
ギャップ内に介挿されている。
第4図は、第1セグメント76aと第2セグメント76
bとの関係を示す一部分解斜視図である。
上記一対のプレートは、イナープレート84b及びアウ
タプレート86bから成り、各プレートは、接着、爆接
等の適切な固着手段により第2セグメント76bに固着
されて第2セグメントの一部を構成している。尚、他の
セグメントも同様に構成されている。各プレートは、第
1セクシジン88、第2セクシジン92及び第3セクシ
ジン94を有している。第2セグメント76bの第2端
部82bにおいて、各セクシタンには透孔96が形成さ
れており、各透孔96は、イナープレート84bに形成
された対応する透孔98と整合するように配置されてい
る。
第1セグメント76aは、その第1端部78aにおいて
プレート84b、86b間の半径方向ギャップ内に挿入
されている(以下、挿入されるセグメントを°ネストセ
グメント”と称する)。尚、ネストセグメントの第2端
部82aは、第2セグメントの第2端部82bと同様に
構成されている。
ネストセグメントの第1端部78aには、周方向に延び
る3つのスロット!02が形成されている。
各スロットは、イナープレート及びアウタプレートの対
応する透孔98.96と整合するように配置されている
。各スロット内にはスペーサ106が嵌入されており、
スペーサ106には透孔108が形成されている。ネス
トセグメントは、リベット104を透孔98.108.
96に挿入することによりプレート84b、86bに取
り付けられる。
第5図は、第4図の一部拡大斜視図であり、リベット1
04、スペーサ106、スロット102及びアウタプレ
ート86b間の相互関係を示している。スロット102
は、第1端部112と、該第1端部112から周方向に
離間した第2端部114と、上流側端部116と、該上
流側端部116から軸線方向に離間した下流側端部11
8とを有している。上流側端部116及び下流側端部I
ISは、第1及び第2端部間を周方向に延びている。
スペーサ106は厚さTsを有しており、この結果、プ
レート84b、86bは相互に距離Tsだけ離間して配
されることとなる。尚、スペーサの厚さTsは、各プレ
ート及びセグメントの肉厚Tpよりも若干大きな値に設
定される。また、スペーサの直径りは、スロット102
の上流側端部116と下流側端部118間の距離と等し
く設定される。
尚、イナープレートを省略し、これに代えて、リベット
104のヘッド112がスロットの上下流側端部まで至
るように構成し、このヘッドによリネストセグメントを
プレートに対して半径方向に付勢するようにしてもよい
。さらにまた、第7図に示すように、スペーサにカラー
を設け、このカラーによりスロットの上下流側端部を押
圧するように構成してもよい。
第6図は、第2図の6−6線断面図であり、第1セグメ
ント761と、第2セグメント76bと、プレート84
b、86bと、スペーサ106及びリベット104から
構成される取付手段との相互関係を示している。第6図
に示すように、ネストセグメント76aとプレート84
b、86bとの間隔は各々R/2となるように構成する
ことが好ましい。尚、ここで、Rは、スペーサ106の
厚さTsとセグメントの肉厚Tpとの差である。
第6図は、ネストセグメントの第1端$ 78 aと第
2セグメントの第2端部82bとの距離Gが最も離間し
た状態を示している。この状態において、スペーサ10
6は、ネストセグメント76aに形成されたスロット1
02の第2端部114から周方向、に距離Llだけ離間
して配されている。
また、ネストセグメントの第1端部78ユは、第2セグ
メントの第2端部82bから周方向に距離L2(ギャッ
プG)だけ離間して配されている。
ここで、L2はLlよりも小さな値に設定されているの
で、アウタケースが収縮してイナーケースの直径を最小
とした場合に、ネストセグメントの第1端部78aは第
2セグメントの第2端部82bと図中C点において当接
することとなるが、このとき、スロット102の第2端
部114とスペーサ106は距離Ll−L2だけ離間し
ており、リベット104にせん断力が負荷されることは
ない。一方、L2がLlよりも大きな値に設定されると
、イナーケースの直径が最小となったときに、スロット
102の第2端部114が図中PI点を越えてしまい、
リベット104にせん断力が負荷されることとなる。尚
、第1セグメント76aの第1端部78λと第2セグメ
ント76bの第2端部82bとが半径方向において整合
配置されていることはいうまでもない。
第7図は、第6図に示す実施例の変更例を示す断面図で
ある。この変更例においては、ショルダ一部126を有
するスペーサ122を用いることにより、一方のプレー
トが省略されている。スペーサ122のイナーセクショ
ン124の直径は第6図に示すスペーサ10Bと同様の
値に設定されている。スペーサ122のショルダ一部1
26はディスク形状を有しており、その直径は、ネスト
セグメント76aと軸線方向において、または周方向に
おいて、または、軸線方向及び周方向においてオーバー
ラツプし得る値に設定される。尚、この変更例において
は、距離Llと距離L2は等しい値に設定されており、
従って、ネストセグメントの第1端部が図中C点におい
て第2セグメントの第2端部に当接したとき、スロット
の第2端部114がスペーサに当接することとなる。
第8図は、第3図に示す周方向に延びる4つのセグメン
トを示す斜視図である。何れか1つのセグメントには、
開口132が形成されており、この開口132に対応し
てアウタケース22及び隔壁34に設けられた開口を介
してエンジンの内部へのアクセスが可能となっている。
尚、第8図においては、イナープレート84cを分解図
として示しており、これにより、イナープレートと、ス
ロット102、スペーサ!06及びリベット104との
位置関係を明確にしている。ステータアセンブリの組み
立て時において、イナーケースは自立構造体として一体
に取り扱われ、各セグメントはセグメント相互間の配列
を破壊することなく周方向に所定値だけ変位することが
可能であるため、その取り扱いが極めて容易である。
イナーケースの組み立て時において、スペーサ106は
ネストセグメント76bの各スロット102内に嵌入さ
れ、次いで、ネストセグメント76bは周方向に摺動さ
れ第2セグメント76cに嵌入される。スペーサ106
は、プレート84c。
86cに設けられた透孔98.9Gと対応する位置に配
されており、リベット104がイナープレート84c1
スペーサ106及びアウタプレート86cを貫通して配
されることにより、ネストセグメント76bが第2セグ
メント76cに装着される。
リベット、セグメント及びスペーサは、任意の材料から
形成することが可能であり、例えば、リベットとして米
国航空宇宙材料仕様書(AMS)7232ニッケル合金
、セグメントとしてAMS5598ニッケル合金、スペ
ーサとしてAMS 5536ニツケル合金を用いること
が可能である。
また、プレート及びセグメントの肉厚は各々約0゜03
0インチに設定される一方、スペーサの肉厚は、セグメ
ントよりも約0.003インチだけ厚い値に設定され、
これにより、イナーケース組立時及びエンジンの作動時
におけるセグメントの周方向への変位を可能としている
尚、イナーケースの組立時においてリベットの内端をア
ウタプレートとオーバーラツプするように変形すること
により、両プレートをスペーサに対して付勢し、これに
より、プレートとスペーサ間の半径方向ギャップR/2
が保持されるようにしている。他のセグメントもまた同
様にして組み立てられ、最終的に、イナーケースを自立
構造として仕上げる。この自立構造として仕上げられた
イナーケース56をアウタケース22内に挿入して軸線
方向に移動させ、各セグメントに設けられたストッパ1
34(第2図参照)をアウタケース22の下流側フラン
ジ52と当接させることにより、イナーケースの軸線方
向における位置決めを行う。隔壁34の上流側フランジ
42は、イナーケースの上流側端部を挟持するようにし
てアウタケース22の上流側フランジ54と係合し、隔
壁34の下流側フランジ46は、静翼32の両フランジ
48.50によりイナーケースの下流側端部とともにア
ウタケース22の下流側フランジ52とフランジ50間
に挟持される。このようにしてイナーケース及び隔壁の
取り付けが行われる。尚、イナーケース及び隔壁は周方
向において摺動変位可能に配される。
第1図に示すガスタービンエンジンの作動時において、
作動ガスはエンジンの軸線方向に形成された環状の通路
18内を流れる。作動ガスはまず圧縮機セクション12
において圧縮され、次いで、燃焼室セクシジン14にお
いて燃料と混合されて燃焼され、高温高圧ガスとなる。
この高温高圧ガスは、燃焼室セクションからタービンセ
クション16に導入され、動翼列及び静翼列を介して膨
張され、その熱エネルギーが機械仕事として取り出され
る。
高圧タービン26の下流側端部から流出した作動ガスは
、拡散域36に流入し、低圧タービン28内に流入する
前に急激に拡散する。この急激な拡散により、作動ガス
の流速が減少して静圧が上昇する。作動ガスの熱は、隔
壁34及びその下流側の静翼列に伝達される。一方、冷
却空気がアウタケースとイナーケースにより画成される
通路74内を流れている。
作動ガスの熱はイナーケース及びアウタケースへと伝達
されていくが、イナーケースが作動ガスに対してより近
接して配されていること、及び、イナーケースの熱容量
がアウタケースの熱容量に比して小さいことに起因して
、イナーケースの熱反応はアウターケースの熱反応に比
して速くなる。
この結果、イナーケースを構成する各セグメントの周方
向の長さはアウターケースに比して相対的に大きくなり
、隣接するセグメント間の周方向ギャップGは小さくな
る。ここで、アウタケースの温度が上昇して熱膨張を始
めると、アウタケースの直径が大きくなり、これにつれ
て、イナーケースの直径も大きくなる。この結果、隣接
するセグメント間の周方向ギャップGが大きくなるが、
このとき、周方向ギャップGの変化は一様ではなく、そ
の値は各周方向ギャップにより異なる。これは、アウタ
ケースの直径変化が周方向において不均一に発生するこ
と、及び、イナーケース取付構造によりイナーケースに
負荷される摩擦力が各部位において一様でないことに起
因する。この不均一な摩擦力は、交差変動及び他の構造
的変動、並びに、イナーケース取付構造によりイナーケ
ースに負荷される法線力の各部位における差等により引
き起こされる。従って、隣接するある一対のセグメント
間の周方向ギャップGの変化が、隣接する他の一対のセ
グメント間の周方向ギャップGの変化よりも大きくなる
という事態が生じる。
こうして、ある一対のセグメント間(第6図において第
1及び第2セグメント76a、76b間)の周方向ギャ
ップGが増大して距離L2に達すると、セグメント取付
手段を構成するスペーサがスロット102の第1端部1
12に当接する。従って、セグメント間の周方向ギャッ
プGは距離L2をその最大値として規制されることとな
る。この結果、第1セグメントの第1端部78aは、ス
ペーサとリベットから構成される取付手段及び第2セグ
メントのプレートを介して第2セグメントを周方向に引
き寄せ、第2セグメントの第1端部と隣接する第3セグ
メントの第2端部間の周方向ギャップGを最大値L2と
する。そして、第2セグメントが対応するセグメント取
付手段及び第3セグメントのプレートを介して第3セグ
メントを引き寄せることにより隣接する第4セグメント
との周方向ギャップGを増大させる。このようにして、
イナーケースの直径の増大変化が、各周方向ギャップG
により略均−に分担されることとなる。従って、イナー
ケースの直径の増大変化が隣接する単一対のセグメント
間の周方向ギャップにより吸収されることにより、当該
セグメント間に所定値を越える周方向ギャップが生じ、
この結果、当該セグメント間にガス漏れの原因となる開
口部等が形成されるという事態を防ぐことが可能となり
、高い機関効率を確保することが可能となる。
冷却空気によりアウタケースが冷却されるに従い、アウ
ターケースは収縮してその直径を減少させ、これにつれ
て、イナーケースの直径も減少する。ここで、ネストセ
グメントと対応するイナープレート及びアウタプレート
間には、それぞれ所定の半径方向ギャップR/2が形成
されているので、各セグメントは周方向に変位すること
が可能である。尚、半径方向ギャップR/2の値は、ア
ウタケース22とイナーケース56間に画成された冷却
空気室58から、イナープレートとホストセグメント間
(ギャップR/2)、周方向ギャップG及びネストセグ
メントとアウタプレート間(ギャップR/2)により形
成された通路を介して漏出する冷却空気が最小となるよ
うに設定される。
この冷却空気の漏出は、冷却空気室58内の圧力が当該
通路内の圧力よりも高くなったときに発生するものであ
る。但し、当該通路内においては、急激な膨張及び収縮
が発生し、これが流体抵抗として作用するため、冷却空
気の漏出をさらに小さく抑えることが可能となる。
尚、第7図に示す構造は、第6図に示す構造と同様に機
能するものである。第6図に示す構造においては、2枚
のプレート84.86が用いられており、一方、第7図
に示す構造においては、1枚のプレートが用いられてい
る結果、隣接するセグメント間のシーリングは、単一の
シール面により行われることになるが、スペーサ及びリ
ベットによりセグメントとプレート間のオーバーラツプ
構造が周方向及び軸線方向において保持されるため、同
様の効果を得ることが可能である。
また、第6図において、プレート84b、86bのネス
トセグメント76aへの取付は、リベットの代わりにボ
ルドーナツトにより行ってもよいし、ブラインドリベッ
トを用いて、これをプレート84b、86bの一方に貫
通させてスロット内に導くように構成してもよい。また
、第7図において、スペーサ122に代えて第6図にお
けるスペーサ106を用い、ショルダ一部126と同様
のプレートを備えたリベットを用いる構造としてもよい
以上、本発明を実施例に基づいて説明してきたが、本発
明はこれに限定されるものではない。要すれば、本発明
は、本発明の要旨の範囲に含まれる全ての変形、変更を
含むものであり、従って、特許請求の範囲に記載した要
件を満足する全ての構成は本発明に含まれるものである
[効 果コ 本発明においては、イナーケースを構成する複数のセグ
メントをセグメント相互間において及びアウタケースに
対して周方向において相対的変位可能としたことにより
、アウタケースとイナーケースの熱膨張の差に起因する
イナーケースの破損等を効果的に防止することが可能で
ある。また、セグメント間の連結部をオーバーラツプ構
造とし、上記セグメントの相対的変位を、一方のセグメ
ントに設けたスロットと対応するセグメントに設けられ
上記スロット内に挿通される取付手段により達成する構
成としたことにより、イナーケース内外のシーリングを
効果的に行うことができるとともに、イナーケースの耐
久性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る軸流式ガスタービンエ
ンジンを示す側面図であり、第2図は、第1に示すター
ビンセクションの一部を示す拡大断面図であり、第3図
は、第2図に示すタービンセクションのイナーケースを
示す第1図3−3線断面図であり、第4図は、第3図に
示すイナーケースの一部を示す分解斜視図であり、第5
図は、ネストセグメントの取付状態を示す分解斜視図で
あり、第6図は、第3図に示すイナーケースの一部を示
す拡大断面図であり、第7図は、第6図に示すイナーケ
ースの変更例を示す拡大断面図であリ、第8図は、 挽回である。 lOo。 18、。 20、。 22、。 37、。 56、。 76、。 84、。 86、。 102、。 104、。 106、。 122、。 イナーケースの全体構成を示す斜 ガスタービンエンジン 作動ガス通路 ステータアセンブリ アウタケース 隔壁 イナーケース セグメント イナーブレート アウタプレート スロット リベット スペーサ スベーサ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)作動流体通路を有する回転機械のステータアセン
    ブリ構造であって、 前記作動流体通路に対して周方向に延びる第1のケース
    と、 該第1ケースから半径方向に離間して配されるとともに
    該第1ケースにより半径方向に位置決めされ、各々周方
    向に延びるとともに周方向において相互にオーバーラッ
    プして配される少なくとも第1及び第2のセグメントを
    有し、該第1及び第2のセグメントは周方向において相
    対的変位可能に配される一方、第1のセグメントは、第
    2のセグメントの隣接する一端と周方向において整合配
    置される一端を有し、且つ、両端間に周方向ギャップが
    形成されている、第2のケースとから成り、前記第1の
    セグメントの前記一端近傍に周方向に延びるスロットが
    形成されている一方、前記第2のセグメントは、前記ス
    ロット内に半径方向に挿通されて前記第1及び第2のセ
    グメント間の周方向における相対的変位を許容する第1
    の手段と、非半径方向に延びて前記第1のセグメントを
    前記第2のセグメントに対して半径方向において位置決
    めする第2の手段とから成る取付手段を有する、ことを
    特徴とする回転機械のステータアセンブリ構造。
  2. (2)前記スロット内にスペーサが配されているととも
    に、該スペーサは、前記第2セグメントの前記第1セグ
    メントとのオーバーラップ部と前記第2手段間に配され
    ており、これにより、前記第1セグメントの周方向にお
    ける変位を許容するための第1の半径方向ギャップが形
    成されることを特徴とする請求項(1)に記載のステー
    タアセンブリ構造。
  3. (3)前記スペーサは、前記取付手段の一部を構成する
    ことを特徴とする請求項(2)に記載のステータアセン
    ブリ構造。
  4. (4)前記スロットは、周方向に延びる上流側端部と下
    流側端部とを有し、前記スペーサは、前記上流側端部及
    び下流側端部と摺動可能に係合して配され、前記第1及
    び第2のセグメントを軸線方向において整合配置するこ
    とを特徴とする請求項(2)又は(3)に記載のステー
    タアセンブリ構造。
  5. (5)前記第1セグメントは、軸線方向に延びるととも
    に前記周方向ギャップと前記取付手段間に配される端部
    を有しており、これにより、前記回転機械の作動状態に
    応答して前記第1セグメントが前記第2セグメントから
    離間する方向に変位したときに、前記第1セグメントの
    軸線方向に延びる端部が前記取付手段と当接することに
    より前記周方向ギャップの最大値が規制されることを特
    徴とする請求項(1)、(3)又は(4)に記載のステ
    ータアセンブリ構造。
  6. (6)前記第2セグメントは相互に半径方向に離間して
    配されるイナープレートとアウタプレートとを有してお
    り、各プレートは前記スロットとオーバーラップして配
    される一方、前記取付手段が前記両プレート間を貫通し
    て配されることにより該両プレート間に第2の半径方向
    ギャップが保持されることを特徴とする請求項(1)に
    記載のステータアセンブリ構造。
  7. (7)前記スロットは、周方向に延びる上流側端部と下
    流側端部とを有する一方、前記スロット内に前記上流側
    端部及び下流側端部と摺動可能に係合してスペーサが配
    されており、これにより、前記第1及び第2のセグメン
    トが軸線方向において整合配置されることを特徴とする
    請求項(6)に記載のステータアセンブリ構造。
  8. (8)前記第1セグメントは、軸線方向に延びるととも
    に前記周方向ギャップと前記取付手段間に配される端部
    を有しており、これにより、前記回転機械の作動状態に
    応答して前記第1セグメントが前記第2セグメントから
    離間する方向に変位したときに、前記第1セグメントの
    軸線方向に延びる端部が前記取付手段と当接することに
    より前記周方向ギャップの最大値が規制されることを特
    徴とする請求項(7)に記載のステータアセンブリ構造
  9. (9)前記第1のケースはアウタケースであり、前記第
    2のケースはイナーケースであることを特徴とする請求
    項(1)乃至(8)のいずれか1項に記載のステータア
    センブリ構造。
  10. (10)作動流体通路に対して周方向に配される、ガス
    タービンエンジンのステータアセンブリ構造であって、 前記作動流体通路に対して周方向に延びるアウタケース
    と、 前記作動流体通路を規制するとともにアーチ形状を有す
    る複数の構成部材から形成され、各構成部材は周方向に
    延びる一方、前記アウタケースにより半径方向において
    支持され、且つ、前記アウタケースに対して周方向にお
    いて摺動可能である、隔壁と、 前記作動流体通路に対して周方向において延びるととも
    に前記アウタケースと前記隔壁間において保持され、各
    々周方向に延びるとともに相互間に周方向ギャップを形
    成して配される複数のアーチ形状セグメントを有し、各
    セグメントが隣接するセグメントに対して周方向におい
    て変位可能である、イナーケースとから成り、 前記隣接するセグメントの少なくとも一対が、第1端部
    と、第2端部と、周方向に条設されたスロットとを有す
    る第1のセグメントと、 各々周方向に延びるとともに相互間に半径方向ギャップ
    を形成して配される一対のプレートと、該両プレート間
    を半径方向に延びて配される取付手段とを有する第2の
    セグメントとを有し、前記スロットが、前記第1端部に
    隣接する第1の端部と、前記第1セグメントの第1端部
    及び前記スロットの第1端部から周方向に離間して配さ
    れる第2の端部と、前記スロットの第1及び第2端部間
    を延びる下流側端部と、該下流側端部から軸線方向に離
    間して配されるとともに前記スロットの第1及び第2端
    部間を延びる上流側端部とを有し、 前記第1セグメントの第1端部は、前記一対のプレート
    が前記スロットとオーバーラップするように前記プレー
    ト間に介挿される一方、前記取付手段は前記スロット内
    を半径方向において貫通して配され、 前記イナーケースは、前記アウタケースにより半径方向
    において位置決めされるとともに、前記スロット内にお
    ける前記取付手段の周方向における相対的変位により許
    容される前記セグメント間の周方向における相対的変位
    により前記イナーケースの直径変化を吸収し、且つ、 前記取付手段は、前記スロットの第1端部と当接するこ
    とにより前記周方向ギャップの最大値を規制し、これに
    より、前記両プレートが、前記第1セグメントとの前記
    オーバーラップが解消される位置まで変位することを防
    止するように構成されたことを特徴とするガスタービン
    エンジンのステータアセンブリ構造。
  11. (11)前記イナーケースは、少なくとも3つのセグメ
    ントを有し、隣接するセグメントの隣接する端部間は、
    前記スロット及び前記取付手段により連結されており、
    前記スロットの第1端部が対応する取付手段と当接する
    ことにより、前記エンジンの作動時において、前記隣接
    する端部間の各周方向ギャップが所定値に規制されるこ
    とを特徴とする請求項(10)に記載のステータアセン
    ブリ構造。
  12. (12)前記周方向ギャップが各々同一の最大値に規制
    され、これにより、前記セグメントの半径方向における
    変位及び前記セグメント間の周方向における相対的変位
    が前記複数の周方向ギャップにより均一に配分吸収され
    るように構成したことを特徴とするステータアセンブリ
    構造。
  13. (13)前記一対のプレートは、イナープレートとアウ
    タプレートであり、前記取付手段は、前記イナープレー
    ト及びアウタプレートを貫通して配されるとともに、前
    記イナープレートと係合してこれを半径方向外方に付勢
    する第1の端部と、前記アウタプレートと係合してこれ
    を半径方向内方に付勢する第2の端部とを有することを
    特徴とする請求項(11)に記載のステータアセンブリ
    構造。
  14. (14)前記取付手段は、前記両プレート間に配される
    スペーサを有しており、前記両プレートが前記取付手段
    により前記スペーサに対して半径方向に付勢されること
    により、前記両プレート間に前記第1セグメントの厚み
    よりも大きな値の半径方向ギャップが保持されることを
    特徴とする請求項(11)に記載のステータアセンブリ
    構造。
  15. (15)前記取付手段は、前記一対のプレートの少なく
    とも一方に設けられていることを特徴とする請求項(1
    1)に記載のステータアセンブリ構造。
  16. (16)前記取付手段は、前記スロットの上流側端部と
    下流側端部間を軸線方向に延びるとともに前記両プレー
    ト間を半径方向に延びるスペーサを有しており、該スペ
    ーサは、前記上流側端部及び下流側端部と摺動可能に係
    合する一方、前記両プレートと当接して配されて所定の
    半径方向ギャップを前記両プレート間に保持し、これに
    より、前記セグメント間の相対的周方向変位を許容する
    一方、前記セグメント間の軸線方向における相対的変位
    を規制するように構成したことを特徴とするステータア
    センブリ構造。
  17. (17)作動流体通路を有する回転機械用のイナーケー
    ス及びアウタケースの組立方法であって、周方向におい
    て連続面を有するとともに、前記作動流体通路の周囲に
    配されるアウタケースを形成する工程と、 周方向に延びる少なくとも2つのセグメントを有し、各
    セグメントが隣接するセグメントと周方向においてオー
    バーラップするとともに周方向において相互に相対的変
    位可能であり、且つ、隣接するセグメントの周方向にお
    いて対向する端部において周方向に延びるスロットが一
    方のセグメントに形成されており、前記スロットが2つ
    の端部を有する一方、他方のセグメントは、前記スロッ
    ト内を半径方向に貫通するとともに前記スロットの端部
    間に配されて前記セグメント間の周方向における相対的
    変位の最大値を規制する取付手段を有している、自立構
    造のイナーケースを形成する工程と、 前記取付手段と前記スロットにより前記セグメントが周
    方向及び軸線方向において整合配置されている前記イナ
    ーケースを一体として前記アウタケース内に挿入する工
    程と、 前記イナーケースが少なくともその一部において前記ア
    ウタケースから半径方向に離間し、且つ、前記イナーケ
    ースが前記アウタケースにより位置決めされるように、
    前記イナーケースを前記アウタケースに取り付ける工程
    と、から構成されることを特徴とする回転機械用イナー
    ケース及びアウタケースの組立方法。
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