JPH02248008A - 核磁気共鳴撮像装置に用いる静磁場発生装置 - Google Patents

核磁気共鳴撮像装置に用いる静磁場発生装置

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JPH02248008A
JPH02248008A JP1068942A JP6894289A JPH02248008A JP H02248008 A JPH02248008 A JP H02248008A JP 1068942 A JP1068942 A JP 1068942A JP 6894289 A JP6894289 A JP 6894289A JP H02248008 A JPH02248008 A JP H02248008A
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JP
Japan
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component
magnetic
magnetic field
projection
field generator
Prior art date
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Pending
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JP1068942A
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English (en)
Inventor
Kimio Matsumoto
松本 公雄
Toshiya Iinuma
俊哉 飯沼
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は核磁気°共鳴現象を利用した核磁気共鳴撮像装
置(MRイメージング装置)に用いる、永久磁石を使用
した静磁場発生装置に関する。
〈従来の技術〉 核磁気共鳴撮像装置は、核磁気共鳴により被検体の原子
核スピン密度の分布を2次元断層像として撮影する装置
であり、被検体に均一な静磁場と勾配磁場とを与え、共
鳴信号を取り出して2次元フーリエ変換することによっ
て断層像を再構成する。
上記静磁場の発生に永久磁石を用いた静磁場発生装置は
、第6図に示すように、上下のヨーク(1B)(17)
の間に柱(15)を介在させ、各ヨーク(16)(17
)の対向面に永久磁石(14)を取り付け、永久磁石(
14)の対向面に、被検体が入る空間の磁場均一度を上
げるためのポールピース(磁極)’(11)を吸着させ
ている。磁極(11)は、中心付近の磁場の均一度を向
上させるために中央部が皿状に窪んだ形状を有している
この第6図の構造には、MRイメージングに要求される
静磁場の均一度を調整するために各種のメカニカルシム
調整機構を備えている。
すなわち、静磁場分布を級数展開したときのO次以外の
各成分は、静磁場不均一を表わす力(、このうちX、Y
、Z2構成を調整するために第7図に示すように4本柱
(15)にそれぞれ嵌合させた回転ボルト(21)によ
り上ヨーク(16)の高さを変える機構、および/また
は第8図に示すように上下ヨーク(1B) (17)間
に補助治具(■8)を取り付け、補助治具(18)に嵌
合させた回転ボルト(19)により磁極(11)を横に
移動させる機構が設けられている。
第7図の機構を用いる場合、z2構成を調整するには上
ヨーク(16)を上下に僅かに平行移動させ、X成分を
調整するには上ヨーク(16)を前後に僅かに傾け、Y
成分を調整するには上ヨーク(16)を左右に僅かに傾
ける。
第8図の機構を用いる場合、X成分、Y成分を調整する
には補助治具を上下磁極(11)の側面の所定の場所に
取付ボルト(20)によって取り付け、回転ボルト(1
9)を回して磁極(11)を僅かにずらせる(第9図参
照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 静磁場発生装置を病院等に出荷する場合には、工場にお
いて被検体付近の静磁場強度が均一になるよう調整した
後、調整機構部分が動かないようにボルトによって頑強
に固定する。
ところが、運搬時のトラック等の振動によって上ヨーク
(16)がずれたり、上下の磁極(11)の中心が僅か
にずれたりすることがあり、設置後磁場の均一性を測定
すると、zX成分、またはzY酸成分変化していること
がある。この場合には上記回転ボルト(19)を回して
再調整することになる。
この再調整時には、上記補助治具(18)を用いるが、
磁極(11)は強力な磁石(14)に吸着されているこ
とから、移動させるには強力な力が必要である。
このため、補助治具(18)は頑丈に作られており、数
十kgの重量がある。磁極(11)を押した後、この大
型の補助治具(18)を取り外し、磁場の均一性を測定
する。補助治具(18)を取り外す理由は、補助治具(
18)が僅かに磁性を持っており、取り付けたままでは
磁場の測定に影響を与えるためである。
測定の結果がよければ終了するが、悪ければ、また補助
治具(18)を取り付けて作業を繰り返す。
このように、重くて大型の補助治具(18)を取り扱う
ため、作業は長時間にわたる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、z
X成分、zY酸成分メカニカルシム調整作業を簡略化し
、作業者の負担を軽減することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための本発明の静磁場発生装置は
、磁極の傾斜面に、傾斜面からの突出量が調整可能な磁
性体性の突起が設けられていることを特徴とする。
く作用〉 上記の構成の静磁場発生装置によれば、上記磁性体性の
突起が傾斜面から突出する量を調節することによって、
磁場の微調整が簡単にでき、作業が著しく容易になる。
〈実施例ン 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、静磁場発生装置の構成雛品である磁極(1)
の斜視図であり、第6図の磁場発生装置の磁極(11)
と置き換え可能なものである。
磁極(1)は、丸皿状に形成され、その回転中心軸であ
るZ軸を通る平面で切断した断面図は第4図のようにな
る。すなわち、中心部から一定径d1までは平板状であ
るが、その径d1を越えると対向面が徐々に盛り上がる
ように傾斜しく以下「傾゛斜面」という)、肉厚が増す
。径d2まで盛り上がると、その後一定の厚さになケ、
径d3で終端する。上記対向面の反対面は、径d3まで
平面を保持する。
上記傾斜面には、第2図および第3図に示すように、ボ
ルト状の鉄製部品0)が複数個板じ込まれている。この
ボルト状鉄製部品(2)は、請求項記載の「傾斜面から
の突出量が調整可能な磁性体性の突起」として機能する
ものであり、直径的10nvn、マイナスドライバーで
回転させることができるように頭に切れ込み(3)が形
成されている。捩じ込み箇所は、第1図に示すように、
片側の磁極(1)についてはそれぞれX軸の負側、Y軸
の負側であり、これと対向する磁極(図示せず)ではX
軸の正側。
Y軸の正側である。
工場においては、ボルト状鉄製部品(2)の頭を傾斜面
と面一にしておいて磁場を調整し、この状態で出荷する
。設置場所では、磁場のzx、zy酸成分不均一が生じ
た時に、ボルト状鉄製部品(2)を使って調整する。
例えば、ZX成分が本来0であるべきところを正の値を
採るとき、第4図に示すように、Z〉0゜X>Oの位置
、およびZ<O,X<0の位置にあるボルト状鉄製部品
(2)の頭をドライバーで回転させて、傾斜面から突出
させる。この突出物によって磁場分布が影響を受けるが
、Z−−Z、X→−Xと変換しても構造の対称性が保た
れるため、磁場分布の級数展開成分のうち、ZX、Z3
 X。
ZX3 、Z5 X、Z3 X3 、ZX5 、・・・
の成分のみが発生する。しかし、ボルト状鉄製部品■の
突出は僅かな構造の変化であるため、次数の最も低い成
分すなわちzX成分のみを考慮すればよく、その他の成
分は無視できる。
以上のようにしてボルト状鉄製部品(2)を突出高さを
調整することによって、磁場のzx、zy酸成分不均一
を調整でき、最終的にZX成分を0にできる。
実施例では、ボルト状鉄製部品(2)を2本、それぞれ
10mmずつ突出させることによって、約10ppmの
磁場の調整ができた。
なお、ZX成分の調整量が大きな時には、出し入れする
ボルト状鉄製部品(2)の数を増やしたり突出量を大き
くすればよい。
ZX成分が負の場合、第5図に示すように、z>o、x
<oの位置にあるボルト状鉄製部品(2)、およびZ<
0.X>0の位置にあるボルト状鉄製部品(2)をそれ
ぞれ突出させて、ZX成分を0に調整する。
ZY酸成分ついても同様に調整することにより、0にす
ることができる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えばボルト状鉄製部品(2)は、捩切りしであるも
の以外に、いろいろな高さの違う部品を取替えることに
より突出量を調整するものでもよい。また、鉄製に限ら
れることはなく、クロム、フェライト等磁性体であれば
他の物質を用いてもよい。さらに、ねじ式の場合、頭に
設けられた切れ込みは、プラスドライバーや六角レンチ
が使える形状であってもよい。その池水発明の要旨を変
更しない範囲内において、種々の設計変更を施すことが
可能である。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明の核磁気共鳴撮像装置に用いる静
磁場発生装置によれば、磁極の傾斜面に、傾斜面からの
突出量が調整可能な磁性体性の突起が設けられているの
で、その突出量を調整して静磁場の均一性を調整できる
。したがって、調整作業が簡略となり、従来のように重
い大きな治具を使用するのと比べて、作業者の負担を大
幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いる磁極の斜視図、第2図
は第1図の部分拡大図、 第3図は捩じ込まれたボルト状鉄製部品を通る面で切断
した断面図、 第4図、第5図は磁極およびボルト状鉄製部品の実際の
配置例を示す断面図、 第6図は静磁場発生装置の斜視図、 第7図は上ヨークの上下動を調整する治具の動作を説明
する断面図、 第8図は磁極の位置をずらせるための補助治具の取り付
は状態を示す斜視図、 第9図は補助治具の動作を図解した図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 外殼を形成する磁気ヨークと、磁気ヨークに固定
    される一対の対向する永久磁石と、各永久磁石に吸着さ
    れるとともに互いに対向し、その対向面の一部または全
    部を傾斜させることにより、上記永久磁石が形成する静
    磁場を補正することができる磁極とを備え、上記磁極の
    傾斜面に、傾斜面からの突出量が調整可能な磁性体性の
    突起が設けられていることを特徴とする核磁気共鳴撮像
    装置に用いる静磁場発生装置。
JP1068942A 1989-03-20 1989-03-20 核磁気共鳴撮像装置に用いる静磁場発生装置 Pending JPH02248008A (ja)

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JPH02248008A true JPH02248008A (ja) 1990-10-03

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05234746A (ja) * 1991-12-20 1993-09-10 Applied Superconetics Inc 磁気共鳴結像用近接自在磁石
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EP2812901A4 (en) * 2012-02-10 2015-06-24 Nanalysis Corp POLE

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