JPH0224505Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0224505Y2
JPH0224505Y2 JP10724084U JP10724084U JPH0224505Y2 JP H0224505 Y2 JPH0224505 Y2 JP H0224505Y2 JP 10724084 U JP10724084 U JP 10724084U JP 10724084 U JP10724084 U JP 10724084U JP H0224505 Y2 JPH0224505 Y2 JP H0224505Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mandrel
plate
mold
protrusions
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10724084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6122247U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10724084U priority Critical patent/JPS6122247U/ja
Publication of JPS6122247U publication Critical patent/JPS6122247U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0224505Y2 publication Critical patent/JPH0224505Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は鋳型の製造の際に用いられる心金に関
するものであり、本考案になる心金は鋳物製造分
野において有効に利用することができるものであ
る。
<従来の技術> 粘結剤を含有する鋳物砂を用いて鋳型を製造す
る場合において、鋳型の形状に応じて、鋳型の強
度を補強するために心金を用いることは鋳物製造
工場では一般的である。
このために用いられる心金は、一本の金属製の
心棒と、この心棒に直接連なる複数個の金属製の
突起とから構成され、従つて心金は丁度魚骨様の
形状を有している。
<考案が解決しようとする問題点> 併しながらかかる従来の鋳型用心金に於いて
は、心棒と突起は一体となつていて、突起を心棒
から取りはずすことはできない。従つて、ある特
定の形状の鋳型を製造する際の用いられた心金
は、これとは形状の異なる他の鋳型の製造には使
用することはできない。即ち従来の心金は使い捨
てであり、鋳型の形状に合わせてその都度製造さ
れているのが現状である。
この様に心金が使い捨てであり、鋳型の形状に
合わせてその都度製造せねばならないということ
は、非常に面倒であり、又経済的にも非常な無駄
であることは明らかである。
<問題点を解決するための手段> 本考案者はこの点に着目して検討の結果、心棒
が嵌挿される孔部を有し、心棒に脱着可能に取付
けられる板状の金属製突起を心棒とは別個につく
り、かかる金属突起の複数個を相互に適当な間隔
をおいて心棒に嵌挿させて取付け、さらにかかる
第一の板状の突起に一又は二以上の他の孔部を設
け、これらの孔部に板状突起の一部を相互に連結
する連結棒を嵌挿させ、更にこれらの連結棒が挿
入される孔部を有し、連結棒に脱着可能に取付け
られて、上記第一の板状突起と接続される第二の
板状の金属製突起を取付けて、互いに連結させる
と、鋳型の形状に適合する鋳型用心金を容易に作
ることができ、使用後はこの心金を又取り出して
金属製突起及び連結棒を取りはずし、再び次の鋳
型の形状に合わせて突起間の間隔を調整し、板状
の突起を互いに連結することにより再使用が可能
であることを見い出して本考案に至つたものであ
る。即ち本考案は、(1)金属製の心棒と、(2)上記心
棒が嵌挿される孔部を有し、心棒に脱着可能に取
付られる複数個の金属製の第一の板状の突起と、
(3)上記第一の板状突起に設けられた一又は二以上
の他の孔部に嵌挿されて、板状突起を相互に連結
する一又は二以上の連結棒と、(4)上記連結棒が挿
入される孔部を有し、連結棒に脱着可能に取付け
られて上記第一の板状突起と接続される金属製の
第二の板状の突起とからなる鋳型用心金を提供す
るものである。
<作用> 本考案の鋳型用心金においては、心棒に挿入さ
れて、脱着可能な板状の金属製突起を用いる。従
つてかかる金属製突起は心棒が嵌挿し得る孔と必
要に応じて心棒上に嵌合する取付部とを有してい
る。よつて、本考案によれば種々の形状の板状本
体を有する突起をあらかじめ用意し、製造する鋳
型の形状に応じて、適切な形状の突起を選択し、
かかる突起の複数個を心棒に挿入して相互に適当
な間隔をおいて心棒上に取付固定する。更に製造
される鋳型の心棒から放射方向への大きさを充分
カバーするため、心棒に対し取付けられた第一の
板状突起に対し所要の個数の第二の板状突起をこ
れらの板状突起に設けられる孔部に嵌挿される連
結棒を介して接続すれば、板状突起が放射方向に
延長されて所望の鋳型用心金が得られる。従つて
本考案によれば心金を使い捨てにする必要もな
く、また心金をその都度製造するという煩わしさ
からも開放される。即ち鋳型使用後の心金は鋳型
から取り出して、心棒から金属製突起及び連結棒
を取りはずしておけばよい。
<考案の効果> 本考案の鋳型用心金は、使用容易であり、種々
の形状と寸法の鋳型に対しても板状突起と連結棒
を適当に選択し組み合わせることにより対応し得
る。又使い捨てにすることがないので経済的にも
有利であり、実用上の効果の大きいものである。
<実施例> 次に本考案を代表的な例を示した図面について
説明するが、これは本考案を限定するものではな
く、必要に応じて各種形状のものを使用し得るこ
とは勿論である。
図面に示した本考案の鋳型用心金に於いて、心
棒1に複数個の矩形金属板よりなり中央に孔3を
有する板状突起2が挿通され、心棒1上に相互に
適当な間隔をおいて取付けられる。板状突起2に
は中心の孔3の他に金属板の4隅に孔4が設けら
れ、これらの孔4に適当な長さの連結棒5が嵌挿
されている。又この連結棒5には同様金属板の4
隅に孔4′が設けられた第二の板状突起2′が挿通
されて第一の板状突起2に連結されている。又こ
れらの第二の板状突起2′には第一の板状突起2
と同様中央に孔3′を設け、ここに第二の心棒
1′を嵌挿させて強度を持たせる様にすることも
できる。従つて第二の板状突起として第一の板状
突起と同じものを用いることもできる。連結棒5
及び第二の板状突起は鋳型の寸法に応じ適当な数
取付けられる。
第2図には実施例としてこの様にして組立てら
れた鋳型用心金を用いて得られた中子を断面図に
て示してある。6は鋳物砂であり、7は嵌合取付
部を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の鋳型用心金の斜視図、第2図
は本考案の鋳型用心金を用いた中子の縦断面図で
ある。 1……心棒、2,2′……板状突起、5……連
結棒。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属製の心棒と、 (2) 上記心棒が嵌挿される孔部を有し、心棒に脱
    着可能に取付けられる複数個の金属製の第一の
    板状の突起と、 (3) 上記第一の板状突起に設けられた一又は二以
    上の他の孔部に嵌挿されて、板状突起を相互に
    連結する一又は二以上の連結棒と、 (4) 上記連結棒が挿入される孔部を有し、連結棒
    に脱着可能に取付けられて上記第一の板状突起
    と接続される金属製の第二の板状の突起とから
    なる鋳型用心金。
JP10724084U 1984-07-16 1984-07-16 鋳型用心金 Granted JPS6122247U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10724084U JPS6122247U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 鋳型用心金

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10724084U JPS6122247U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 鋳型用心金

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6122247U JPS6122247U (ja) 1986-02-08
JPH0224505Y2 true JPH0224505Y2 (ja) 1990-07-05

Family

ID=30666493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10724084U Granted JPS6122247U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 鋳型用心金

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6122247U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4815547A (en) * 1987-11-30 1989-03-28 Toledo Scale Corporation Load cell

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6122247U (ja) 1986-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000102925A (ja) サイプ形成用骨およびタイヤ金型の製造方法
IT8048851A0 (it) Procedimento per la produzione di un'anima persa consistente di piu'parti per forme per colata metallica
DE10225668C5 (de) Gießen von Motorblöcken
JPH0224505Y2 (ja)
US3738418A (en) Backdraft rubber skin mold pattern
DE102008049644B4 (de) Formzusammenbauvorrichtung und Verfahren zum Zusammenbauen einer Dauerformanordnung mit verlorenen Formteilen
DE2659224C2 (de) Tragvorrichtung für ein Modell für Präzisionsgießverfahren
JPS6055207B2 (ja) 一体のワツクス型組立体の製造方法
US4512385A (en) Mold registration apparatus
JP3321575B2 (ja) 鋳型装置
US2299016A (en) Mold and mold form
US2768414A (en) Flask and mold for v-6 cylinder block
JPH0711931Y2 (ja) 紋様付き平板ブロック用型枠
JPS5818993Y2 (ja) 成形型装置のエアベント要素
JPS614844U (ja) 精密鋳造用金属鋳型のモデル構造
JPS6024507U (ja) コンクリ−ト二次製品製造用型枠の気泡抜き装置
US1358905A (en) Flask for use in casting finger-rings and the like
JPS6046923U (ja) 金型
JP2606167Y2 (ja) エアベント装置
JPH06203Y2 (ja) フィルター部材を備えた砂型鋳型
JPS5844900Y2 (ja) ペントホ−ル
JPS58192558U (ja) 非鉄金属製植木ばち
JPH04129548U (ja) 金属製模型の成形型
JPS60181243U (ja) 鋳造用砂型の砂に埋込んで使用する補助具
JPH07314089A (ja) 完成中子の製造方法およびその部分中子