JPH02243323A - 流体供給用パイプの製作方法 - Google Patents

流体供給用パイプの製作方法

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JPH02243323A
JPH02243323A JP24305289A JP24305289A JPH02243323A JP H02243323 A JPH02243323 A JP H02243323A JP 24305289 A JP24305289 A JP 24305289A JP 24305289 A JP24305289 A JP 24305289A JP H02243323 A JPH02243323 A JP H02243323A
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pipes
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梅沢 祥巨
Yoshiaki Shidara
設楽 義明
Akira Iwawaki
岩脇 章
Satoshi Araki
荒木 敏
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/02Combined blow-moulding and manufacture of the preform or the parison
    • B29C49/04Extrusion blow-moulding

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はガソリンタンクの給油口等に用いる流体供給用
パイプの製作方法に係り、特に樹脂材料で複数のパイプ
を一体成形する流体供給用パイプの製作方法に関する。
[従来の技術] −fiに、ガソリンタンクの給油口や、ビール。
酒類の樽の注ぎ口に使用される液体供給用パイプは、給
油等のときに液体を流し出すための大径のパイプ(親パ
イプ)とガス抜きのための小径のパイプ(子パイプ)と
からなる0通常、子パイプの一端は親パイプの途中に接
続されて、親パイプと子パイプとは一体化される。この
構造は一般に、親子パイプと呼ばれている。
従来、親子パイプを製作するには、径の大きい金属製の
親パイプと径の小さい金属製の子パイプとをろう付やス
ポット溶接等にて一体にした後、小径パイプの一端を大
径パイプ内に連通させていた。
また、2本の樹脂材料のパイプをブロー成形方法により
別々に製作した後に一体化して親子パイプを作ることも
知られている。この場合の最も一般的なパイプのブロー
成形方法は、例えば特公昭58−47337号に開示さ
れているように、金型内に所定形状の孔部を形成し、こ
の孔部にパリソンを案内し、パリソンの中に空気を吹き
込んで膨脂させて所定形状の1本のパイプの成形品を得
るものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来のように大径のパイプと小径のパイプを
金属で別々に作り、これらの胴部をろう付やスポット溶
接で接合し、小径のパイプ一端を大径のパイプ内に連通
させて、親子パイプを作製する場合、 ■ 製品が金属製であるため、重量が重いこと、■ 製
作に数工程を要しコストダウンが難しいこと、 ■ 金属製であるため腐蝕すること、 ■ 小径のパイプを大径のパイプ内に連通させるときに
、金属製のパイプには可視性がないので、収り付は作業
が大変であること、 等の不具合がある。又、特公昭58−47337号公報
に開示されたブロー成形方法は、一対の割型で1本の所
定形状(例えばくの字形に屈曲した〉成形品を得るもの
であって、大径のパイプと小径のパイプを同時に一体成
形するものではない、即ち、親子パイプを作製するには
、大径パイプと小径パイプを別工程で接合させなければ
ならない。
そこで本発明は、軽量で、工程数が少く、作業性のよい
非金属製の流体供給用パイプの一体製造方法を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明では、金型に複数の独
立したパイプ成形用の孔部を形成すると共にこれらの孔
部の一部を互いに連通させ、これらの孔部にブロー成形
機のヘッドから押し出されるパリソンを挿通させた後、
各パリソン内に空気を吹き込むことにより複数の独立し
たパイプを一体ブロー成形する。
[作用] 金型に形成される複数の孔部の各々にパリソンが挿入さ
れた後、ブロー成形を行うと、上記孔部内のパリソンは
孔部の内壁に押し付けられて所定形状のパイプが成形さ
れる。同時に孔部を連通ずる清にもパリソンが流入し、
複数のパイプが然触着される。これにより、−本化され
たパイプ群が得られる。
[実施例] 11叉■週 以下、本発明の第1実施例を添付図面の第1図ないし第
7図を参照して説明する。
本実施例では、第4図乃至第7図に示すブロー成形tl
137により第3図に示す親子パイプ3を成形する。
第4図乃び第5図に示されるように、ブロー成形a13
7は、2つのヘッド4.5を備えている。
また、ブロー成形機37は、単層ブロー成形できる構造
のものが採用されている。2つのヘッド4.5の下端か
らは、それぞれブローピン14.16が延出されている
。これらのブローピン14.16は、ヘッド4.5の下
端に付設された上側パリソンガイド22.23に囲繞さ
れている。ヘッド4.5の下方には、2つ割型金型39
が設けられている。第5図に示されるように、金型6の
各合着面6aは凸面に、金型7の各合着面7aは凹面に
形成されている。
金型6,7には、親パイプ用の孔部8とこれより小径の
子パイプ用の孔部9とが区画形成されている。孔部8は
断面半円形の2つの親キャビティ8a、8bにより形成
される。親キャビティ8aは金型6に、親キャビティ8
bは金型7に形成されている。孔部9も同様に、断面半
円形の2つの子キャビティ9a、9bにより形成され、
子キャビティ9a、9bはそれぞれ金型6.7に形成さ
れている。
上側パリソンガイド22.23は、ヘッド4.5の下端
から金型6,7の上端の孔部8.9の入口まで延び、ヘ
ッド4.5のから供給されるパリソン15.17を孔部
8.9に導くように構成されている。上側パリソンガイ
ド22.23と金型6.7と接続部には、孔部8.9の
上端を閉塞するための上ピンチ金物、18.19が設け
られている。
第4図に示されるように、孔部8.9は、それぞれのほ
ぼ中央部で接近するように形成されている。この接近部
には、2つの孔部8.9をつなぐ連通孔34が形成され
ている。連通孔34は、第5図あるいは第6図に示され
るように、金型6に形成された溝11と金型7に形成さ
れた溝12とにより区画形成されている。親キャビティ
8a。
8bの上端近傍には、孔部9により形成される子パイプ
の上端を孔部8により形成される親パイプの上端近傍に
融着するための座部(後述)を形成するための窪み28
が形成されている。また、子キャビティ9a、9bの上
端近傍には、子パイプに可視性をもたせるための蛇腹形
成用窪み10が形成されている。
金型6,7の下面には、孔部8.9の下端をそれぞれ閉
塞するための下ピンチ金物、20.21が設けられてい
る。また、金型6.7の下面からは、孔部8.9に連続
して下側パリソンガイド24.25が付設されている。
下側パリソンガイド24.25の後端には、それぞれブ
ロア26.27が設けられている。
マルチへラドブロー成形機37のヘッド4から親パイプ
用パリソン15を、ヘッド5から子パイプ用のパリソン
17をそれぞれ押し出す際には、予め、連通孔34にス
ペーサ13が配され、金型6.7を閉じたときに孔部8
.9を独立した状態にしておく、この状態において、ヘ
ッド4からパリソン15を押し出して孔部8に挿入させ
る。−方、マルチヘッド5からパリソン17を押し出し
て孔部9に挿入させる。これと同時に、ブロワ26.2
7によりパリソン15.と17に吸引力を与える。これ
により親パイプ用のパリソン15は孔部8に挿通されて
金型6.7の下端より所定の長さ引き出される。同様に
、子パイプ用のパリソン17も孔部9に挿通されて下端
より所定の長さ引き出される。パリソン15と17の先
端が金型6,7の下端より押し出されると、プロワ26
と27の運転が停止され、上ピンチ金物18゜19と下
ピンチ金物20.21が閉じられる。この状態では、第
6図に示す如く、孔部8と9との間にスペーサ13があ
るので、孔部8と9内に挿通されているパリソン15と
17内にブローピン14と16により空気を吹き込みブ
ロー成形させると、第7図に示す如く、パリソン15は
親キャビティ8a、8bに押し付けられて一端側途中に
融着用座部29(第3図参照)を有する屈曲した親パイ
プlに成形されると同時にスペーサ13に熱融着される
。同様に、子キャビティ9a、9b側では、パリソン1
7が子キャビティ9a、9bに押し付けられて一端側に
蛇腹状の可撓部31(第3図参照)を有する所定形状の
子パイプ2に成形されると同時にスペーサ13にfi融
着される。
これにより親パイプ1と子パイプ2とがスペーサ13を
介して一体化され、金型6,7内より取り出すことによ
り第3図に示す如き大径のパイプである親パイプ1と小
径のパイプである子バイブ2とがスペーサ13に熱融着
して一体にされた親子バイブ3が得られる。
次に、第3図に示す如き状態で得られた親子パイプ3の
両端部の二点鎖線の部分を切り落して親パイプ1、子パ
イプ2とも所定長さにする0次いで、親パイプ1の上端
36近傍に小径の子パイプ2の上@3つを横から挿入し
て融着させることにより親パイプ1から子パイプ2が分
岐された製品を得る。このために、親パイプ1の一端側
の融着用座部2つには孔30があけられ、子バイブ2の
上端39近傍を蛇腹状の可撓部31で折り曲げながら親
パイプ1の孔30に第2図に詳細を示す如く嵌着させる
。子パイプ2の上端39と親パイプ1の孔30との嵌着
部33は熱融着される。子パイプ2は可撓部31を有し
ているので、子パイプ2の一端の孔30への位置合せが
容易にできる。
第1図のようなパイプは、たとえば、ガソリンタンクの
給油口等に取り付けられる。給油時、ガソリンは大径の
パイプ1内を流され、このとき小径のパイプ2はガス抜
きとして機能するので、供給されるガソリンが脈動する
ことなく円滑く流される。
なお、大径のパイプ1と小径のパイプ2の熱融着個所は
パイプの中央部以外でもよい、また、可視部31.31
を別々に形成したが、連続形成してもよい、更に、連通
孔34は2つ以上設けてもよい。
さらに、第8図に示すように、親パイプ1の上端部36
に内ネジ付アタッチメント32を付設してもよい、この
アタッチメント32は射出成形等により製作される6ア
タツチメント32と親パイプ1の上端部36との接続は
、親パイプ1と子パイプ2との接続と同様に熱融着によ
る。
また、ブロー成形機37に関しては、多層ブロー成形で
きる構造のものを採用してもよい、この場合、2層を例
にとれば、各パイプは1層が通常の樹脂、1層が耐腐蝕
性材料からなる2層構造パイプどなる。
11里韮1 以下、本発明の第2実施例を第9図乃至第18図を基に
説明する。
第9図乃至第12図は本発明の方法を実施するブロー成
形機の一例を示しており、第13図はその製造品を示し
ている。
まず、第9図及び第10図を参照すると、第1実施例と
同様に、2つのヘッド104.105を備えるマルチヘ
ッドタイプのブロー成形111137が用いられている
6割型金型106,107の各合着面106a、107
aには、親キャビティ108a、108bが対称的に形
成されていると共に子キャビティ109a、109bも
対称的に形成されている。各キャビティ108a。
108b、109a、109bは、金型106゜107
を合わせるとそれぞれ孔部108.109を形成する。
孔部108.109の形状は、成形されるべき親子パイ
プ101の形状に合わせて屈曲されている。詳しくは、
合着面106a。
107aの中央部は第1O図の如く凹凸面とされている
。また、親子キャビティ108a。
108bと子キャビティ109a、109bの一部(図
では中央部分)が互いに接近させられている。即ち、キ
ャビティ108a、109aの間及び108bと109
bの間は、複数箇所の溝110.111により区画され
る連通孔134で連通させられている。尚、連通孔13
4は1つでもよい。第11図に示されているように、2
つの金型106と107を合わせる際、溝110と11
1により形成される連通孔134には予めスペーサ11
2を挿入しておく、これにより、孔部108と孔部10
9とが独立する。113は孔部108に挿入されるパリ
ソン114内に空気を吹き込むためのブローピン、11
5は孔部109に挿入されるパリソン116内に空気を
吹き込むためのブロービン、117と118はそれぞれ
金型106.107の上面にあって、パリソン114と
116を別々に摘むための上ピンチ金物、119と12
0はそれぞれ金型106,107の下面にあって、パリ
ソン114と116の出口側を摘むための下ピンチ金物
、121,122は上側パリソンガイド、123,12
4は下側パリソンガイド、125.126はパリソン1
14゜116を吸引するためのブロアである。
ヘッド104から押出されるパリソン114は、パリソ
ンガイド121を介して第1孔部108に導かれる。一
方、マルチヘッド105からのパリソン116はパリソ
ンガイド122を介して第2孔部109に導かれる。こ
れと同時に、パリソン114と116には、ブロワ12
5と126により金型下端より外方への吸引力が与えら
れる。これにより親パイプ用のパリソン114は、孔部
108を通過して更にその下端から所定の長さ延出する
。同様に子パイプ用のパリソン116も孔部109に挿
通されて下端より所定の長さまで延出される。パリソン
114と116の先端が金型106.107の下端より
押出されると、ブロワ125と126の運転は停止され
、上ピンチ金物117.118と下ピンチ金物119.
120も閉じる。この状態で、パリソン114と116
内にブロービン113と115より空気を吹き込みブロ
ー成形させると、第11図の状態から第12図の状態に
なる。即ち、パリソン114は親キャビティ108a、
108bに押付けられて親パイプ102が成形されると
同時にスペーサ112に熱融着される。同様に、子キャ
ビティ109a。
109b側ではパリソン116が子キャビティ109a
、109bに押付けられて子パイプ3に成形されると同
時にスペーサ112に熱融着される。これにより親パイ
プ101と子パイプ102がスペーサ112を介して一
体化され、第13図に示す如き親子パイプ103が得ら
れる。
第13図に示す如き親子パイプ103は、例えばガソリ
ンタンクの給油孔やビール、酒類の樽の注ぎ口に用いら
れる。
第14図乃至18図は第2実施例の変形例を示す、第1
4図と第15図に示されるように、金型106と107
の合着面106aと107aに形成した親キャビティ1
08aと子キャビティ109aの間、親キャビティ10
8bと子キャビティ109bの間には、それぞれ連通ず
る溝127と128が3箇所以上形成されている。そし
て、金型106,107を合わせたときに溝127と1
28により第16図に示すような連通孔129が孔部1
08と109の間に形成される。
尚、第11図あるいは第12図の図示例(連通孔129
)と異なり、連通孔129の長さは小さく、その内には
スペーサが設けられていない、したがって、この変形例
によれば、ブロー成形時に親パイプ用のパリソン114
の一部と子パイプ用のパリソン116のそれぞれ一部が
連通孔129内に押し込まれて互いに接触し、熱融着に
より第17図に示す如く一体化する。即ち、親パイプ1
01と子パイプ102とが一体成形され、金型106゜
107を開くと第18図に示す如き親子パイプ103が
得られる。尚、第9図乃至第13図に示す実施例と同一
の部分には同一の符号が付しである。
なお、本発明の親子パイプのブロー成形方法は上記各実
施例のもののみに限定されるものではない0例えば、親
子パイプ103の形状は図示以外のものでもよい、また
、親パイプ101と子バイブ102との熱融着箇所は中
央部以外としたものでもよい、更に、ヘッドは2個以上
用いるようにしてもよい、加えて、第14図乃至第18
図に示す変形例において、連通孔129を形成する溝1
27.128の断面形状は図示以外のものとしてもよく
、特に、パリソン114と116が連通孔129に入る
ときに空気の影響を受けないでパリソン114と116
が熱M[し易くなるような断面形状とすること、等は勿
論のことである。
1ユ叉1旦 以下、本発明の第3実施例を第19図乃至第23図を参
照して説明する。
第19図乃至第22図は本発明の方法を実施するブロー
成形装置の一実施例を示しており、前述の装置とほぼ同
じものである。
即ち、ヘッド204とヘッド205を備えるブロー成形
237を用いている。また、2つ割型の金型206,2
07の各合着面206a。
207aには、親キャビティ208a、208bと、子
キャビティ209a、209bとがそれぞれ別個に対称
的に形成されている0合着面206a、206bは成形
されるべき親子パイプ203の形状に合わせて第20図
の如く凹凸面に形成されている。親キャビティ208a
208bと子’Irヤビティ209a、209bの一部
(図では中央部分)は第19図に示されるようにがたい
に接近され、その部分においてキャビティ208aと2
09a及び208bと209bが連通されている。また
こめ連通部には、第1及び第2アクチユエータ212と
213により前進、後退させられる第1及び第2仕切弁
210と211とが配されている。仕切弁210と21
1を前進それぞれ(相手側に移動すること)させて先端
面同志を合わせたときに上記キャビティ208aと20
9aの間及び208bと209bの間が遮断され、親キ
ャビティ208a。
208bにより形成される第1孔部208と子キャビテ
ィ209a、209bにより形成される第2孔部209
とが独立するようになる。
214は親キャビティ用のパリソン215内に空気を吹
き込むためのブローピン、216は子キャビティ用のパ
リソン217内に空気を吹き込むためのブローピン、2
18と219は金型206゜207の上面にあってパリ
ソン215と217を別々に摘むようにしである上ピン
チ金物、220と221は金型206,207の下面に
あってパリソン215と217の出口側を摘むようにし
である下ピンチ金物、222.223は上側パリソンガ
イド、224,225は下側パリソンガイド、226.
227はパリソン215,217吸引用のブロワである
ブロー成形機のヘッド204から親パイプ用のパリソン
215を、ヘッド205から子パイプ用のパリソン21
7をそれぞれ押し出す際、予め、金型206と207を
互いの合着面206aと207aで合わせて各金型20
6,207の合着面206a、207aの親キャビティ
208aと208bにより親パイプ形成用の屈曲した孔
部208、こキャビティ209aと209bにより子パ
イプ形成用の屈曲した小径の孔部209が形成されるよ
うにする。また、アクチュエータ212と213により
仕切弁210と211を前進させて孔部208と209
を独立した状態にしておく。
かかる状態において、マルチヘッド204からパリソン
215を押し出して親キャビティ208a、208bに
より形成される孔部208にパリソンガイド222に沿
って挿入させる。同時に、マルチヘッド205からパリ
ソン217を押し出して子キャビティ209a、209
bにより形成される孔部209にパリソンガイド223
に沿って挿入させる。この時、ブロワ226と227に
より金型下端より外方への吸引力を与える。これにより
パリソン215は孔部208を通過して金型下端より所
定長さ延出される。同様に、子パイプ用のパリソン21
7も孔部209を通過して金型下端より所定長さ延出さ
れる。パリソン215と217の先端が金型206 、
.207の下端より押し出されると、ブロワ226と2
27の運転は停止され、上ピンチ金物218,219及
び下ピンチ金物220.221が閉じられる。この状態
では、第21図に示す如く仕切弁210゜211の閉動
作により孔部208と孔部209は各々独立している0
次に、仕切弁210,211を後退させてブローピン2
14と216よりパリソン215と217内に空気を吹
き込みブロー成形を行う、すると、第22図に示す如く
、パリソン215は親キャビティ208a、208bに
押し付けられて屈曲しな親バイブ201が成形され、パ
リソン217は子キャビティ209a。
209bに押し付けられて屈曲した子パイプ202が成
形される。これと同時に、孔部208゜209間の連通
部234にはパリソン215と217の一部が侵入して
互いに接触する。そして親パイプ201と子パイプ20
2はこの連通部Aで熱融着させられて一体化される。金
型206゜207を開くと第23図に示すように、親パ
イプ201と子パイプ202とが一体化された親子パイ
プ203が得られる。親子パイプ203を例えばガソリ
ンタンクの給油口やビール、酒類の樽の注ぎ口に用いる
と、液体の注出を安定させることができる。
尚、親子パイプ203を通過する流体は、液体を気体の
組み合わせに限られず、例えば気体と気体でもよい、ま
た、3つ以上のヘッドを備えるプロー成形を採用しても
よい、即ち、本発明の方法は、2本のパイプを一体製作
する場合に限られず、3本以上のパイプを一体製作する
場合にも適用できる。
[発明の効果] 本発明の液体供給用パイプの製作方法によれば、次のよ
うな優れた効果が得られる。
(1)少ない工程で分岐構造の製品が得られる。
(2)軽量のパイプが製作できる。
(3)よって、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例により得られる流体供給用
パイプを示す斜視図、第2図は第1図の1部の拡大断面
図、第3図は第1図のパイプを作る前の親子パイプの状
態を示す斜視図、第4図はブロー成形機の側面図、第5
図は第4図の■−■矢視図、第6図は親キャビティと子
キャビティにパリソンを挿通したときの状態を第4図の
m−■線で切断して示す拡大断面図、第7図はブロー成
形時の状態を示す断面図、第8図は第1実施例の変形例
を示す斜視図、第9図は本発明の第2実施例に用いるブ
ロー成形機の概略断面図、第10図は第9図のIV−I
V矢視図、第11図は親キャビティと子キャビティにパ
リソンを挿通したときの状態を第9図のv−v線で切断
して示す拡大断面図、第12図は第10図の状態からブ
ロー成形時の状態を示す拡大断面図、第13図は第2実
施例で得られる親子パイプの概略図、第14図はブロー
成形機の概略断面図、第15図は第14図の横断面図、
第16図は親キャビティと子キャビティにパリソンを挿
通した状態の第14図のVl−Vl矢視図、第17図は
第16図の状態からプロー成形したときの図、第18図
は第2実施例の変形例で得られた親子パイプの図、第1
9図は本発明の第3実施例に用いられるブロー成形機の
一例を示す金型合着面の概略側面図、第20図は第19
図のtr= ir矢視図、第21図は親キャビティと子
キャビティにパリソンを挿通したときの状態を示す第1
9図の■−■矢視拡大図、第22図はブロー成形時の状
態を示す断面図、第23図は成形される親子パイプの斜
視図である。 図中、1.101.201は親パイプ、2.102.2
02は子バイブ、3.103.203は親子パイプ、4
.5.104.105.204.205はブロー成形機
のヘッド、6,7.106.107.206.207は
金型、8.9.108.109.208.209は孔部
、14,16.114.116.215.217はパリ
ソン、34.129.134.234は孔部の連通孔、
37.137.237はブロー成形機、21o。 211は仕切弁である。 第4図 第5図 14.16 :パリソン 34:連通孔 37:ブロー成形機 第6図 第7図 第9図 第10図 114.116:パリソン 134:連通孔 137:プロー成形機 第11図 M12図 第13図 第18図 第14図 第15図 114.116:パリソン 129:連通孔 137:ブロー成形機 第19図 第20図 237; ブロー成形機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金型に複数の独立したパイプ成形用の孔部を形成す
    ると共にこれらの孔部の一部を互いに連通させ、これら
    の孔部にブロー成形機のヘッドから押し出されるパリソ
    ンを挿通させた後、各パリソン内に空気を吹き込むこと
    により複数の独立したパイプを一体に連結した状態にブ
    ロー成形することを特徴とする流体供給用パイプの製作
    方法。 2、2割型金型の合着面のそれぞれに、径の異なる2本
    のパイプ成形用の2組のキャビティを形成すると共に、
    これらのキャビティと連通する溝を合着面に形成し、上
    記金型を合わせて閉じたときキャビティにより形成され
    る孔部にブロー成形機のヘッドから押し出されるパリソ
    ンを挿通させた後、各パリソン内に空気を吹き込むこと
    により径の異なる2本のパイプが一体ブロー成形される
    ことを特徴とする流体供給用パイプの製作方法。 3、上記複数の孔部の連通部に孔部をそれぞれ独立させ
    る仕切弁を設けた後、パリソンを孔部に独立挿通させ、
    上記仕切弁を開き、パリソン内に空気を吹き込んで複数
    の独立したパイプを一体ブロー成形することを特徴とす
    る請求項1または2記載の流体供給用パイプの製作方法
    。 4、上記複数の孔部の連通部にスペーサを配し、ブロー
    成形される複数のパイプを該スペーサを介して一体成形
    することを特徴とする請求項1または2記載の流体供給
    用パイプの製作方法。 5、ブロー成形機のヘッドからパリソンを上記孔部に挿
    通させる際、該孔部の後端からパリソンに吸引力を与え
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の
    流体供給用パイプの製作方法。 6、大径のパイプの一端に、射出成形により作られる内
    ネジ内アタッチメントを付設することを特徴とする請求
    項2ないし5記載の流体供給用パイプの製作方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017024198A (ja) * 2015-07-16 2017-02-02 キョーラク株式会社 中空成形体

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