JPH02243236A - ロータリー式加工具による間歇加工装置 - Google Patents

ロータリー式加工具による間歇加工装置

Info

Publication number
JPH02243236A
JPH02243236A JP5952989A JP5952989A JPH02243236A JP H02243236 A JPH02243236 A JP H02243236A JP 5952989 A JP5952989 A JP 5952989A JP 5952989 A JP5952989 A JP 5952989A JP H02243236 A JPH02243236 A JP H02243236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
drive mechanism
output shaft
conveyance
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5952989A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneo Anzai
安西 兼夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ANZAI KASEI KOGYO KK
Original Assignee
ANZAI KASEI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ANZAI KASEI KOGYO KK filed Critical ANZAI KASEI KOGYO KK
Priority to JP5952989A priority Critical patent/JPH02243236A/ja
Publication of JPH02243236A publication Critical patent/JPH02243236A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は連続した被加工帯1例えば合成樹脂フィルム
環の帯を搬送ローラによって連続搬送または定寸法ずつ
搬送し、この搬送ローラの近傍にはこれによって搬送さ
れる被加工帯にロータリー乃至周回加工具を備えた加工
装置を設けて、前記加工具を被加工帯に接触させて、被
加工帯の流れ方向に所定ピッチをおいて加工例えばヒー
トシール、穿孔、箔押し、切断若しくは不連続切目加工
、を施す装置に関する。
(従来の技術) 従来被加工帯に搬送方向に所定ピッチごとに前述の例示
のような加工を施す装置としては、一回転する主軸の半
回転で搬送ローラを回転させて、前記被加工帯を搬送し
、前記主軸の残りの半回転は停止する間歇駆動搬送ロー
ラを用い、前記被加工帯を間歇搬送し、その停止時毎に
往復運動する加工具を被加工帯に接触させて、これに加
工を施している。
或は被加工帯を連続等速搬送し、これに常時接触する回
転ドラム型の加工具によって被加工帯に加工を施してい
る。
また本件発明者が開発した特開昭63−179730号
及び特開昭64−4329号特許公開公報に示すように
、ロータリー加工具を常時被加工帯に接触させず、加工
時のみ加工具とを相接触する受はローラの周速度を搬送
ローラの周速度に合せて、この受はローラの局面に前記
加工具を弾発的に接触させて伴れ周すさせて、加工具の
回動周速度と搬送ローラとの移行速度が同一にする様に
したものが知られている。
(発明が解決しようとする課WA) ところが前記従来技術のうち第1番目のものにおいては
、搬送ローラの間歇回転と加工具の往復運動は振動と騒
音を伴うだけでなく、これらの往復運動部材には大きな
慣性力を伴うため運動サイクル数にも自ら限界があり1
20サイクル/分が略限界である。
他方前記の第2番目の従来技術のドラム表面に加工具を
取付けたもので、被加工帯をドラム周面に巻きつけて連
続搬送して、加工する方法及び装置においては、ロータ
リー加工具のドラムの周面方向の加工具のピッチによっ
て被加工帯に施す加工ピッチが定まり加工ピッチを任意
に変更することは出来ない。よって従来はこの加工ピッ
チを変更するために、ドラム周面に被加工帯を弛緩させ
る装置も発表されているが、この加工ピッチ寸法にばら
つきが生じ易く、余り実用的ではない。
特開昭63−179730号特許公開公報記載のものに
於いては、構造が非常に複雑になることと、受はローラ
に圧接する加工具が前記受ローラから離反するときに、
加工具を受はローラに圧接するための弾発力が反発力と
して作用して、受はロールの周速度より加工具の移行速
度が逸速し、加工時間が不足したり、加工ピッチにばら
つきが生じ、実用性に今−歩の感がある。
また特開昭64−4329のものは被加工帯の搬送速度
と加工具の速度を近似させたもので、完全に一致してい
ないため、被加工帯に弛緩又は過緊張が生じ、加工ピッ
チにばらつきが生じたり、加工不良を起す原因と成り、
実用化にはやはり今−歩の感がある。
そこでこの発明は、被加工帯を挾持して搬送する搬送ロ
ーラは停止期間の無い速度乃至加工間隔搬送寸法可変式
の搬送ロー・う駆動系の搬送駆動機構の出力軸に結合し
てあり、この搬送ローラにより搬送される前記被加工夜
通路の前記搬送ローラよりも上流側位置には、この搬送
ローラ出搬送される設定長さ毎に移行中の前記被加工帯
に接触し、これに加工を施し、他の期間中は全く前記被
加工帯に接触しないロータリー運動をする加工具を備え
た加工装置が設けてあり、この加工装置の入力軸部は前
記搬送駆動機構とは別個の加工装置駆動系と加工駆動機
構の出力軸に連結してあるものに於いて。
加工時の被加工帯の移行速度と加工具の移行速度が完全
に一致し、安定したピッチと完全な溶着が高能率に出来
るようにすることである。
口3発明の構成 (課題を解決しようとする手段) 前記課題を達成するためにこの発明は、被加工帯を挾持
して搬送する搬送ローラは停止期間の無い速度乃至加工
間隔搬送寸法可変式の搬送駆動機構の出力軸に結合して
あり、この搬送ローラにより搬送される前記被加工布通
路の前記搬送ローラよりも上流側位置には、この搬送ロ
ーラ出搬送される設定長さ毎に移行中の前記被加工帯に
接触し、これに加工を施し、他の期間中は全く前記被加
工帯に接触しないロータリー運動をする加工具を備えた
加工装置が設けてあり、この加工装置の入力軸部は前記
搬送駆動機構とは別個の加工駆動機構の出力軸に連結し
てあるものに於いて、前記加工装置は前記加工期間のみ
前記加工具と圧接して共にこれと同速度で移動する移動
受け台が設けてあり、前記二つの駆動機構の出力軸は適
宜位置に於いて単一軸線上に配置してあり、且つ前記加
工装置の入力軸部は前記搬送駆動機構の出力軸と加工期
間に結合し、非加工期間には離反するクラッチを介して
連結してあり、前記クラッチ結合時においては前記搬送
ローラの周速度と前記加工具及びその移動受け台の移行
速度が同一となる機構としてあり、他方前記加工装置の
入力軸部は加工駆動機構の出力軸と回転角差蓄積放出装
置を介して連結してあり、この回転角差蓄積放出装置は
前記加工具入力軸部が搬送ローラ駆動出力軸軸と結合し
たとき、前記加工装置の入力軸と加工駆動機構の出力軸
との回転角差を蓄積し、前記加工装置入力軸と前記搬送
駆動機構の出力軸との結合が離反したとき、前記蓄積量
を放出するものであることを特徴とするロータリー式加
工具による間歇加工装置とする。
また前記課題を達成するためにロータリー式加工具によ
る間歇加工装置の前記回転角差蓄積放出装置は回転角差
蓄積時に於いては長さが変位し、回転角差放出時は空気
圧で元の長さに復帰するエアシリンダ装置よりなること
を特徴とする。
また前記課題を達成するためにロータリー式加工具によ
る間歇加工装置の前記搬送駆動機構の出力軸は周期的に
高速低速原動運動する駆動軸であり、前記加工装置の入
力軸部は前記加工装置の加工タイミング毎に前記加工具
及びその移動受け台の移行速度を低速とする少なくとも
一対の楕円歯車機構を介した加工駆動機構の出力軸と連
結してあることを特徴とすることが好ましい。
(発明の作用) 前述のように構成しているこの発明の装置において、被
加工帯を原反支持装置(図示していない)よりこの加工
具と移動受け台の間を通して搬送ローラに挾み、この発
明の装置を運転すると搬送駆動機構によって搬送ローラ
は駆動されて、この搬送ローラによって挾持されている
被加工帯は順次連続して搬送される。
この搬送ローラによる被加工帯の搬送中は前記加工装置
のロータリー加工具はその移動受け台と離反した位置を
加工駆動機構によって運行しており、従って被加工帯は
移動受け台上を滑って搬送ローラの搬送速度によって搬
送されている。
而して、前記加工帯の搬送寸法が所定寸法搬送される毎
に、前記加工駆動機構によって駆動されて前記加工具及
びその移動受け台は搬送中の前記被加工帯を挾持し、且
つこの挾持時に前記加工具側の入力軸部は搬送駆動機構
の出方軸とクラッチによって結合して前記加工具及びそ
の移動受け台は搬送ローラによって搬送される被加工帯
と同速度で移行し、この期間に加工具によって前記被加
工帯に加工を施すと共に、前記加工具の回転角と加工駆
動駆動機構の出力軸と加工装置久方軸部の回転角差は、
前記回転角差蓄積放出装置に蓄積される。
次に前記加工期間が過ぎ加工具とその受は台が離反し、
前記クラッチは離反し、且つ前記回転角差蓄積放出装置
は蓄積した回転角差だけ放出し前記加工具とその受は台
は加工駆動機構の出力軸と同一の位相に復帰して、加工
装置は加工駆動機構によって回転する。以下加工具とそ
の受は台間に被加工帯を挾み込む毎に同じ動作を繰り返
す。
この装置発明に於いて前記回転角差蓄積放出装置がエア
シリンダ装置としである請求項第2項記載のものに於い
ては、前記加工期間中に前記エアシリンダは加工装置の
入力軸部と加工駆動機構の出力軸との回転角差だけその
ピストンがシリンダに対して移動してエアシリンダ装置
全体の長さが変化して、前記回転角差をエアシリンダ装
置全体の長さの変位として蓄積する。次に加工期間を通
過し加工装置の前記加工具とその移動受は台が相離反す
ると、前記エアシリンダ装置の全体の長さは外部からの
圧力空気の供給により元の長さに復帰する。
請求項第3項記載の発明ものに於いては、搬送ローラは
加工期間の前後にわたり他の期間より遅く回転して、前
記被加工帯を低速で搬送し、これと同期して回転する加
工具も加工期間の前後にわたり他の期間よりも遅く回動
する。
(実施例) 今この発明を全ての請求項を含む代表的な実施例に就い
て詳述する。
実施例の装置としては被加工帯が熱可塑性合成樹脂フィ
ルム製のフラットフィルム帯若しくはマ平チューブ帯よ
りなる袋素材IFFより袋を製造する製袋袋[Aに就い
て説明する。
従って加工具としてはヒートシールバー、穿孔具、不連
続切目カッター、又は箔押し具等であり。
そのうち代表的なヒートシールバーを例にして説明する
(実施例の構成) 図中10は一対挾持型の搬送ローラであり、速度乃至加
工量搬送寸法可変式の搬送駆動機構已によって駆動され
る。50は前記搬送ローラ10によって挾持搬送される
前記被加工帯の一種である袋素材帯Fの搬送路の上流側
に設けたある加工装置であり、加工具の一種であるヒー
トシールバー51とこの加工期間のみ前記ヒートシール
バー51のシール面と圧接して移動する移動受は台60
よりなる。
次に速度乃至加工量搬送寸法可変式の搬送駆動機構Bの
一例を説明する。
製袋装置Aの機枠70に水平に支持されている主軸11
は主モータ12によって、一方向に任意に設定された一
定の速度で一方向に回転するように装備され、主軸11
の一端にはクランク13が固定され、クランク13と結
合するクランクロッド14の他端は機枠70に支点を支
承された扇形歯車15の一部に連結されている。図示の
例においてはクランクロッド14と扇形歯車15の結合
軸16の支持ブロック17は前記扇形歯車15の半径方
向に装備した送りねじ捧18と螺合させてあり、送りね
じ棒18の一端と直結し、扇形歯車15に搭載しである
第2モータ19によって、前記支持ブロック17の雌芯
寸法が変更可能になっている。
扇形歯車15と噛合するピニオン20の軸21は一方向
クラッチ22aを介して前記搬送ローラ10を駆動する
搬送駆動機構の出力軸23となって、搬送ローラ10の
軸を兼ねている。
他方、前記ピニオン軸21と1:1の第1歯車機構24
で連結されているピニオン軸21と平行な第2ピニオン
軸25には、一方向クラッチ22bを介して、一方向ク
ラッチ出力軸26が設けてあり、この一方向クラッチ出
力軸26と前記搬送駆動機構出力軸23とは、共に同一
方向に1:1で回転するように3枚の歯車よりなる第2
歯車機構27を介して連結しである。
前述のクランクロッド14と扇形歯車15の結合軸16
の支持ブロック17の雌芯寸法を変更することによって
、袋素材帯Fの加工間の搬送寸法が任意の設定寸法に変
更可能としである。
前記の雌芯寸法による袋素材帯Fの加工間の搬送寸法が
任意の設定寸法に変更可能とする機構は、前記クランク
13とクランクロット14の結合点に設けることもある
この搬送ローラ10の搬送駆動機構Bは一例であってこ
の機構に限定されるわけではない。
次に加工装置50の説明をする。
前記搬送ローラ10と軸線が平行に機枠70に対して支
持された加工具回転軸52には、この加工具回転軸52
より同一半径寸法位置にそれぞれ前記ヒートシールバー
51が装備しである。これらヒートシールバー51を加
工具回転軸52に取付ける構造は特に限定はなく、図の
例では半径方向に伸びる腕杆53の先端にそれぞれ前記
加工具回転軸52と平行に取付けである。腕杆53に代
え加工具回転軸52に固定した一対の円盤にそれぞれの
ヒートシールバー51の両端部を取付けてもよい。
図の例に於いては、前記加工具回転軸52の周りに18
00位相を異にして2本のヒートシールバー51が装備
しである。これらヒートシールバー51の数は前記加工
具回転軸52の周りに1本又は3本に変更してもこの発
明としてはなんら変わるところがない。
前記各ヒートシールバー51と各移動受は台60との同
期連動機構としては次の様に構成しである。
即ち各ヒートシールバー51の加工面の半径をピッチサ
ークルとする歯車54と噛み合う歯車55の軸を駆動軸
とする前記歯車55と同一のピッチサークルの鋲軸56
が設けてあり、この鋲軸55と噛み合う無端鎖帯57が
他の鋲軸56a、56bと共に三角形状に設けて、この
無端鎖帯57の一部を前記ヒートシールバー51の運動
軌跡の一部加工区間部に沿って位置させて設けてあり、
無端鎖帯57の一周寸法は前記ヒートシールバー51の
加工面の一回転の運動軌跡寸法と同一としである。
更にこの無端鎖帯57に前記各ヒートシールバー51と
丁度相接するピッチで前記移動受は台60が設けである
。前述の一つの鋲軸56bは無端鎖帯56の弛緩を除去
する張車の役目を兼ねている。
加工駆動機構Cの具体的に説明する。
製袋装!IAの機枠7oに水平に支持されている前記主
軸11若しくはこれと1=1で回転する軸と加工駆動機
構の出力軸61とは一対の楕円歯車62.63とによっ
て、1:1に噛合して伝動させてあり、他方前記加工具
回転軸52と1=1で回転する加工装置入力軸部64と
前記加工駆動機構出力軸61とは同軸線上に配置されて
おり、これら両軸61と64は回転角差蓄積放出装置8
0を介して連結しである。
図示の例においては、前記両軸61と64はこれらの円
周方向に配設した回転角差蓄積放出装置80の一例とし
てエアシリンダ装置81a、81bを介して連結しであ
る。更に具体的に説明すれば、加工駆動機構出力軸61
に固定しである半径方向に突出している一対の第2腕杆
90a、90bが設けてあり、これら第2腕杆90a、
90bの各先端にはエアシリンダ装置18La、81b
の一方の部材たるシリンダー82a、82bが装備され
、他方エアシリンダ装置81a、81bの可動部材83
a、83bであるピストン側が前記加工装置入力軸部6
4に固定しである円盤91の外周寄部分にそれぞれ連結
してあり、前記二つの軸61と64との回転角差をシリ
ンダ82a、82bに対するピストン83a、83bの
変位として蓄積し、蓄積された変位を放出する時には前
記シリンダ82a、82bに圧力空気を吹き込んで、ピ
ストン83a、83bを元の状態に戻す。
図示の例においては、前記移動受台60が加工駆動区間
を過ぎた位置若しくはこれと対応する位置の機枠70に
移動受台60の通過を検出する第1センサ84が設けて
あって、この第1センサ84の出力信号より前記エアシ
リンダ81a、81bに空気を吹き込むための電磁弁8
5を吹き込み側に作動し、前記移動受台60が加工区間
に入る直前に第2センサ86が設けてあり、この第2セ
ンサ86の出力信号毎に前記吹き込まれた空気が、シリ
ンダ82a、82b外に放出できるよう、外気に開放す
るよう前記電磁弁85を作動させるように設けである。
電磁弁85が外気に開放された時はエアシリンダ81a
、81bは外力を受ければ自由に変位する。各エアシリ
ンダ装置81 a、81bと前記電磁弁85乃至コンプ
レッサ87間には、加工駆動機構の出力軸61に同軸線
上に設けられた固定部と回転部の間に介在させる空気系
接続器たる回転型接続器88が介在させである。
次に前記加工装置入力軸部63は前記搬送ローラ10の
軸である搬送駆動機構の出力軸23(若しくはこれと1
対1で結合する軸23aを含む)とクラッチの一種であ
る電磁クラッチ89を介して結合離反自在に連結してあ
り、この電磁クラッチ89は前記加工装置50の加工期
間つまりヒートシールバー51と移動受台60とが相圧
接して、移動する期間だけ結合し、他の期間は離反する
ように連動させてあり、前記第2センサ86の出力信号
により結合し、第1センサ84の出力信号により離反す
るように電気的に構成いる。
(実施例の作用) 先ず主モータ12を駆動すると、主軸11が回転し、搬
送駆動機構B及び加工駆動機構Cが共に作動して、搬送
ローラ10及び加工装置50が同期して回転する。
搬送駆動機構Bに就いて説明すれば主軸11のクランク
13の回転によりクランクロッド14、扇軽歯車15が
往復運動し、この扇形歯車15と噛合するピニオン20
が往復回転し、その往き回転の時にはピニオン軸21の
一方面クラッチ22aが結合して駆動機構出力軸23と
一体の前記搬送ローラ10を回転させる。同時に軸23
aも回転させる。
他方前記ピニオン20の戻り回転の時には前記、前記一
方向クラッチ22aの結合は外れ、変わりにピニオン軸
21と第一歯車機構24によって前記ピニオン軸21と
は1;1で回転する第二ピニオン軸25の一方面クラッ
チ22bが結合し、その一方向クラッチ出力軸26を回
転させ、この−方向クラッチ出力軸26と前記駆動機構
出力軸23と3枚の歯車よりなる第二歯車機構27によ
って、前記駆動機構出力軸23を前と同一方向に回転し
、搬送ローラを主軸11が一回転する毎に2回高速と低
速脈動回転する。この脈動回転中前記クランク13の死
点乃至思案点の通過時には前記搬送ローラ10の回転速
度は数学的には一瞬0になるが実際は搬送駆動機構Bの
各伝動部材間の遊びや慣性によって前記搬送ローラ10
は一瞬極めて低速になるが停止しない(第7図グラフ中
搬送駆動機構出力軸曲線参照)。
この主軸の半回転及び一回転する間の搬送ローラ1oの
袋素材帯Fの搬送寸法を変更するときには、公知の装置
同様に送りねじ捧18と直結されていて、前記扇形歯車
15に搭載しである第2モータを作動して、前記支持ブ
ロック17の雌芯寸法を変更して行う。
次に加工装置50の加工駆動機構Cの作動を説明する。
前記主軸11より楕円歯車62.63を介して介して連
結されている加工駆動機構出力軸61は主軸11が半回
転する毎に高速と低速の脈動回転を繰返し、その最も低
速部が前記クランク13の死点及び思案点と一致させで
ある。
前記加工駆動機構出力軸61の回転は一対のエアシリン
ダ装置81a、81bを介して加工装置50の入力軸部
63に伝えられ、更にヒートシールバー51を装備して
いる加工具回転M52に伝えられ、一対のヒートシール
バーを回転させ、また加工具回転軸52と歯車54.5
5を介して伝動する鋲軸56を回転させ、これと噛合す
る無端鎖帯57に装備しである移動受は台60を運行さ
せ、前記主軸11が半回転する毎に前記ヒートシールバ
ー51と前記移動受は台60とは相接し、前記袋素材#
PFを挾持しながら移動する。
前述の前記ヒートシールバー51と前記移動受は台6o
が相圧接するときが、前記加工駆動機構出力軸61の回
転速度が最も遅く成る区間に合わせである。
前記エアシリンダ装置81a、81bに第1センサ84
が出力信号を発した後、第2センサ86が出力信号を発
するまでの間は、電磁弁85はコンプレッサ87と連通
位置にあり、他の期間つまり加工期間は電磁弁85は外
部解放位置にある。
次に第2センサ86の出力信号によって電磁りラッチ8
9が結合すると、搬送駆動機構Bの出力軸28は加工装
置入力軸部63と結合して加工装置50のヒートシール
バー51及び移動受け台60は搬送ローラ10の搬送さ
れる速度と完全に一致して運行する(第7図加工装置入
力軸部曲線参照)。
この間前記加工駆動機構出力軸61の回転速度の方が加
工装置入力軸部の回転速度よりも速いため、その回転角
差だけ前記エアシリンダ装置82a、82bとピストン
83a、83bを圧縮してこの中の空気は電磁弁85を
通って、外部に放出される。つまり回転角差がエアシリ
ンダ装置81a、82bの寸法変位として蓄積される(
第6図、第7図参照)。
次に前記加工区間を通過すると第1センサ84の出力信
号によって電磁弁85は前述の通りコンプレッサ87と
連通し、電磁クラッチ89は離反するから、加工装置入
力軸部63は加工駆動機構出力軸61の回転速度に、前
記エアシリンダ装置81a、81bが再び伸びる速度が
加算されて。
次の加工区間に達するまでに、加工装置の回転位相は加
工駆動機構出力軸61の回転位相に復帰する。
次に前記ヒートシールバー51と前記移動受け台60が
相圧接するとき、即ち加工区間に入る直前に第二センサ
86が作動して、以後前回と同じ作動を繰り返す、つま
り主軸11が一回転する間に加工具回転軸52は一回転
し180°毎にヒートシールバー51と移動受け台60
とによって袋素材帯Fは横断方向に溶着される。
ハ0発明の効果 取上の様に構成し作用を成すこの発明の装置に於いては
、加工装置によって被加工帯に加工される加工区間に搬
送ローラで搬送される被加工帯の搬送速度と加工装置を
構成している加工具とその受は台の移動速度が完全に一
致するから、加工は必要にして充分な加工時間が得られ
、且つこの加工期間中の加工駆動機構の出力軸と加工装
置入力軸部との回転角度差は回転角蓄積放出装置に蓄積
され、次の非加工区間中にこの蓄積された前記回転角度
差は放出されるから、1サイクルにおける搬送ローラの
回転と加工装置のヒートシールバーの回転及び移動受け
台の移行との同期回転の関係は維持され、前記加工は被
加工帯に設定加工間隔ピッチで正確に加工される。
また加工ピッチを変更するときには搬送ローラは速度乃
至加工間隔搬送寸法可変式の搬送駆動機構中の出力軸に
結合しであるがら、前記搬送駆動機構の寸法変更機構を
利用して搬送ローラにより加工期間と次の加工期間のに
搬送される被加工帯の搬送寸法を任意に変更出来、所期
の加工ピッチで被加工帯に加工を施すことが出来る。
前記請求項第2項記載の発明に於いては1回転角差蓄積
放出装置がエアシリンダ装置であるから、その蓄積量と
放出量とを正確に一致させることが容易である。
前記請求項第3項記載の発明に於いては、加工期間中は
搬送駆動機構の出力軸及び加工駆動機構の出力軸の回転
速度が共に遅い区間であるから、クラッチにより搬送駆
動機構の出力軸と加工具入力軸部との結合離反は正確と
なり、またこのクラッチの結合時における回転角差蓄積
放出装置の作動も回転速度の遅い時に蓄積が行われ、正
確な蓄積が得やすい。また加工時間も長くとれる。
(実施例固有の効果) 実施例の装置に於いては前述のこの発明の装置の各請求
項記載のものと同一の効果を奏する他、製袋装置Aとし
て使用出来、特に搬送ローラ10によって全く停止期間
然゛く袋素材帯F搬送しながら回転するヒートシールバ
ー51と移動する移動受は台60によって、挾持しなか
な充分の溶着時間を以って加工出来るから、製袋能率が
よく、且つ正確な溶着が出来、各溶着ピッチ間の搬送寸
法にばらつきが生じない。
また前記の回転角差蓄積放出装置80が前述の様に加工
駆動機構Cの出力軸61と加工装置入力軸部63との間
にこれらの軸の円周方向に設けたエアシリンダ装置80
によって構成されていて、前記蓄積時に於いては各シリ
ンダ81a、81bを電磁弁85を介して外気に解放す
るように設けたから、前記回転角差の蓄積は容易に且つ
正確に出来、この蓄積量の放出は前記各シリンダ81a
81bに電磁弁85を通じて圧力空気を注入することに
よって、簡単に放出できる。
またエアシリンダ装置81 a、81bは長さが縮む方
向が蓄積とし、伸びる方向を放出としたが取付場所によ
っては蓄積、方向は逆方向になっても、この発明として
は何ら変わるところがない。
更にヒートシールバー51と移動受け台60とが離反す
るときにも、ヒートシールバー51は前記移動受け台6
0から何の反発力も受けず、溶着ピッチが乱れることも
ない。
前述の実施例に於いては加工具としてヒートシールバー
51を例に説明したが、ヒートシールバー51の代わり
に穿孔、箔押し、切断若しくは不連続切目加工を施す装
置であってもこの発明の実施例に含まれる。
その他1図示のものにおいては、前記搬送ローラの下流
側にロータリー型の切断装置95が前記主軸11若しく
は加工駆動機構出力軸61と同期連動してあり、加工具
がヒートシールバーー51の時にはこれによって溶着さ
れた溶着部の近傍の袋素材帯Fを前記切断装置によって
横断方向に切断するように設けである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の代表的な実施例を示すものであって、第
1図は全体の機構図、第2図は加工装置部の側面図、第
3図は第2図の正面図、第4図は搬送駆動機構の出力軸
と加工装置入力軸部の一部縦断側面図、第5図は第4図
の平面図、第6図は回転角差蓄積放出装置部の原理的機
構図、第7図は作動線図である。 図中符号 A・・・・製袋装置   B・・・・搬送駆動機構C・
・・・加工駆動機構 11・・・・主軸    12・・・・主モータ13・
・・・クランク  14・・・・クランクロッド15・
・・・扇形歯車  16・・・・結合軸17・・・・支
持ブロック18・・・・送りねじ捧19・・・・第2モ
ータ 20・・・・ピニオン21・・・・ピニオン軸 22a、22b・・・・一方向クラッチ23・・・・搬
送駆動機構出力軸 24・・・・第1歯車機構 25・・・・第2ピニオン軸 26・・・・一方向クラッチ出力軸 27・・・・第2歯車機構 50・・・・加工装置 51・・・・ヒートシールバー 52・・・・加工具回転軸 53・・・・腕杆54.5
5・・・・歯車 56.56a、56b・・・・鋲軸 57・・・・無端鎖帯 60・・・・移動受け台 61・・・・加工駆動機構出力軸 62.63・・・・楕円歯車 64・・・・加工装置入力軸部 70・・・・機枠 80・・・・回転角差蓄積放出装置 81a、81b・・・・エアシリンダ装置82a、82
b・・・・シリンダ 83a、83b・・・・ピストン 84・・・・第1センサ 85・・・・電磁弁86・・
・・第2センサ 87・・・・コンプレッサ88・・・
・回転型接続器89・・・・電磁クラッチ−シ 千 ? 算 あ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)被加工帯を挾持して搬送する搬送ローラは停止期間
    の無い速度乃至加工間隔搬送寸法可変式の搬送駆動機構
    の出力軸に結合してあり、この搬送ローラにより搬送さ
    れる前記被加工帯通路の前記搬送ローラよりも上流側位
    置には、この搬送ローラ出搬送される設定長さ毎に移行
    中の前記被加工帯に接触し、これに加工を施し、他の期
    間中は全く前記被加工帯に接触しないロータリー運動を
    する加工具を備えた加工装置が設けてあり、この加工装
    置の入力軸部は前記搬送駆動機構とは別個の加工駆動機
    構の出力軸に連結してあるものに於いて、 前記加工装置は前記加工期間のみ前記加工具と圧接して
    共にこれと同速度で移動する移動受け台が設けてあり、
    前記二つの駆動機構の出力軸は適宜位置に於いて単一軸
    線上に配置してあり、且つ前記加工装置の入力軸部は前
    記搬送駆動機構の出力軸と加工期間に結合し、非加工期
    間には離反するクラッチを介して連結してあり、前記ク
    ラッチ結合時においては前記搬送ローラの周速度と前記
    加工具及びその移動受け台の移行速度が同一となる機構
    としてあり、他方前記加工装置の入力軸部は加工駆動機
    構の出力軸と回転角差蓄積放出装置を介して連結してあ
    り、この回転角差蓄積放出装置は前記加工具入力軸部が
    搬送ローラ駆動出力軸軸と結合したとき、前記加工装置
    の入力軸と加工駆動機構の出力軸との回転角差を蓄積し
    、前記加工装置入力軸と前記搬送駆動機構の出力軸との
    結合が離反したとき、前記蓄積量を放出するものである
    ことを特徴とするロータリー式加工具による間歇加工装
    置。 2)前記回転角差蓄積放出装置は回転角差蓄積時に於い
    ては長さが変位し、回転角差放出時は空気圧で元の長さ
    に復帰するエアシリンダ装置よりなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のロータリー式加工具による
    間歇加工装置。 3)前記搬送駆動機構の出力軸は周期的に高速低速脈動
    運動する駆動軸であり、前記加工装置の入力軸部は前記
    加工装置の加工タイミング毎に前記加工具及びその移動
    受け台の移行速度を低速とする少なくとも一対の楕円歯
    車機構を介した加工駆動機構の出力軸と連結してあるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    ロータリー式加工具による間歇加工装置。
JP5952989A 1989-03-14 1989-03-14 ロータリー式加工具による間歇加工装置 Pending JPH02243236A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5952989A JPH02243236A (ja) 1989-03-14 1989-03-14 ロータリー式加工具による間歇加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5952989A JPH02243236A (ja) 1989-03-14 1989-03-14 ロータリー式加工具による間歇加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02243236A true JPH02243236A (ja) 1990-09-27

Family

ID=13115894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5952989A Pending JPH02243236A (ja) 1989-03-14 1989-03-14 ロータリー式加工具による間歇加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02243236A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4897355B2 (ja) 躾用パンツ型おむつを折りたたんで仕上げるための方法および装置
US5660665A (en) Rotating transfer roll with rotating extensible platen
EP0723430B1 (en) An apparatus and process for cyclically accelerating and decelerating a strip of material
CN101663007B (zh) 加工装置
US5556504A (en) Apparatus for placing discrete parts transversely onto a moving web
EP0159627A2 (en) Revolving transfer roll
US4141196A (en) Seal wrapping machine
US4599850A (en) Method and apparatus for driving sealing elements in a packing machine
US4261779A (en) Indexing roll drive system
US5564252A (en) Dual web intermittent motion packaging machine
US3351215A (en) Sheet article stacker
FI62015C (fi) Anordning foer skaerning av banformigt material
JP2009091033A (ja) エンドシール装置
US10111784B2 (en) Device for producing disposable wearable article and method for producing disposable wearable article
US4192705A (en) Indexing roll drive system
JP4188516B2 (ja) トレイ容器打抜装置
US3053129A (en) High speed means for feeding a strip with constant speed input but with intermittent motion at the work location
JPH02243236A (ja) ロータリー式加工具による間歇加工装置
US3793927A (en) Bag making machine
JP2018144843A (ja) 位置調整機構
US5584166A (en) Flexible package end sealing and cutting method and apparatus
US3192096A (en) Conveying and sealing apparatus
US3954367A (en) Stacking wheels with superimposed retarder action
JP2006225121A (ja) 製品集積方法および製品集積装置
US3205117A (en) Garment bag roll perforating and sealing machine