JPH02242994A - シート状製品の平滑度の制御装置及び制御方法 - Google Patents

シート状製品の平滑度の制御装置及び制御方法

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JPH02242994A
JPH02242994A JP2018811A JP1881190A JPH02242994A JP H02242994 A JPH02242994 A JP H02242994A JP 2018811 A JP2018811 A JP 2018811A JP 1881190 A JP1881190 A JP 1881190A JP H02242994 A JPH02242994 A JP H02242994A
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sheet
product
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steam
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JP2018811A
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English (en)
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Mathew G Boissevain
マシュー ジー ボイセバイン
Bruce S Taylor
ブルース エス テイラー
Robert L Beaman
ロバート エル ビーマン
Laslo Dudas
ラスロ デューダス
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Honeywell Measurex Corp
Original Assignee
Measurex Corp
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/008Steam showers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G1/00Calenders; Smoothing apparatus
    • D21G1/0073Accessories for calenders
    • D21G1/0093Web conditioning devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G7/00Damping devices

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、紙などのシート状製品の製造工程において
、シート状製品の幅方向における平滑度を制御する技術
に関するしのである。
[従来の技術] 紙などのシート状製品の製造においては、製品表面の平
滑度は製品の等級を決定するための指標の一つである。
製紙工場では、それぞれの紙の仕様に応じて異なる平滑
度を有する種々の等級の紙が製造される。−船釣には、
紙の平滑度が高ければ印刷の時のインクののりが良くな
る。
厚紙も普通の紙と同様に長く連続するシート状にして製
造され、長さ12〜36フイートのロールに巻き取られ
る。このような厚紙においても紙の表面の平滑度が均一
であることが要求される。
なぜなら、このようにして製造されたシート状の紙は文
書サイズのシートに切断されるが、個々のシートの平滑
度が一定になるか否かは、素材である紙シートの平滑度
が均一であるかどうかにかかっているからである。
ところで、紙の製造工程には、カレンダ処理が含まれる
のが通常である。カレンダ処理は、連設された2以上の
カレンダロール−で紙を挟んで圧縮し、紙に所望の物理
的特性を与える工程であって、この工程において、紙の
密度、厚さ(キャリパ−)、平滑度を含む表面特性等が
所期の値に調整される。
まtこ。カレンダ処理の前に水蒸気による処理もしばし
ば行われる。この水蒸気処理は、紙に水分と熱を与える
ことによって、所望の特質の紙を確実に得るために行わ
れるものである。たとえば、紙の表面に与えられる水蒸
気は、カレンダロールによる圧縮により定まる紙の厚さ
と平滑度に大きな影響を与える。すなわち、水蒸気処理
によって紙は水蒸気を吸収するため、紙の繊維が熱と水
分によって柔らかくなり、これによって、紙の柔軟性と
圧縮性が高められるからである。水蒸気処理された紙が
カレンダロールの間に挿入されると、紙は圧縮されると
ともに、カレンダロールの表面のアイロン作用(圧迫と
摩擦作用)により平滑化される。そして、このアイロン
作用により与えられる厚さと平滑度は、紙に吸収される
水分と熱の総咀に依存する。所望の平滑度を得るために
は、[発明が解決しようとする課題] ところで、一般に、紙の表面の繊維のみに熱と水分が与
えられることが必要である。ところが、所望の厚さを得
るためには、逆に、水蒸気は紙の内部の奥深くまで浸透
しなければならないのである。このため、水蒸気処理を
カレンダ処理の前に行う従来の方法においては、平滑度
に影響を与える要因が同時に厚さにも影響を与えること
になり、たとえば、平滑度を高めようとすれば所望の厚
さが得られないという問題があった。しかしながら、平
滑度ら厚さも所望の値にしようとする場合には、これら
2つの特性を別個に与える(すなわち、両者を独立して
制御する)外はない。したがって、所望の厚さが得られ
た後に水蒸気処理を行うことによって、紙の表面の繊維
に水分と熱を与えるという工程をいかにして簡略化する
かが課題であった。
また、従来のように水蒸気処理によってカレンダ処理で
得る平滑度を制御する技術では、紙シートの幅方向にお
いて平滑度が不均一になるという問題らあった。すなわ
ち、紙の表面に吹き付けられる水蒸気の量は紙の6場所
によって異なり、平滑度のばらつきの原因となる。また
、カレンダ処理において、温度やカレンダロールの圧縮
力のばらつき等の種々の外因により、所定の平滑度を得
るために必要な水蒸気の債が変化する。しかしながら、
もし紙の表面の各場所によって水蒸気の量が制御される
ならば、平滑度の均一性は高められるのであるから、本
発明はいかにしてそのような制御を行うかを課題として
いるのである。
さらに、カレンダ処理と水蒸気処理とを行う従来の技術
においては、紙に吸収されなかった余剰の水蒸気か紙の
近くのカレンダ装置の表面で凝結してしまい、種々の悪
影響を及ぼすという問題らあった。たとえば、カレンダ
ロールの表面で水蒸気が凝結し、カレンダロールと紙が
接触することによって紙が濡れる場合があり、しかも、
余剰水蒸気の凝結は紙の表面の冷たい部分においても生
じる。このように、水蒸気処理によって紙に直接与えら
れた水分にさらにカレンダロール等から余分な水分が与
えられることにより、紙における水分の分布がばらつき
、その結果、平滑度もばらついてしまう。さらに、紙に
水滴が付いた状態でカレンダ処理されると、その部分が
染みとなって永久に残り、紙の外観が損なわれてしまう
という問題もあった。
[発明の目的] この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
で、カレンダ処理されるシートの各部分に水蒸気を分配
供給するとともに、各部分において水蒸気の量を変化さ
せることができ、厚さのばらつきを極力少なくしつつ所
望の平滑度を得ることかできる装置および方法を提供す
ることを目的としている。
[発明の構成] この発明は、シートに所望の厚さを与えた後に、カレン
ダ処理されるべきシートの表面の幅方向に区分された各
区分に、異なる量の水蒸気を吹き付ける装置を提供する
ことによって、紙の平滑度の制御と厚さの制御とを分離
したことを特徴としている。すなわち、本発明は、シー
トの幅方向に向けて連設された流[14整バルブを装置
に組み込むことにより、カレンダ処理されるべきシート
の各区分に穴なった徹の水蒸気を吹き付けるもので、こ
れによって、シートの幅方向における制御を簡単かつ効
果的にさらには正確に行うことを可能とするものである
。また、この発明は、水蒸気処理における余剰水蒸気を
除去することにより、余剰水蒸気が付近の機材で凝結す
るのを防止するものでもある。
本発明の構成をさらに具体的に説明すると、本発明の平
滑度制御装置は、シートの幅方向へ向かって延在する蒸
気プレナムを備えている。蒸気プレナムのシート側の面
は、カレンダ処理されているシートの表面に沿うように
湾曲しており、かっ、シートがカレンダロールの最後の
挟持部(互いに隣接したカレンダロールどぅしの最も近
接した場所)に入る直前の位置に配置されている。また
、シートに対しする水蒸気の噴射は、極めて制限された
時間内に行われ、これによって、シートの表面の繊維に
のみ熱と水分を与えるように構成されている。
高圧の水蒸気は、主マニホールドから蒸気プレナムに分
配されるようになっている。蒸気プレナムには、複数の
ノズルが蒸気プレナムの長手方向(シートの幅方向)に
向かって着脱自在に連設されており、各ノズルからカレ
ンダ処理されているシートの幅方向の各区分に水蒸気を
吹き付けるようになっている。この場合、水蒸気の噴射
方向はシートの進行方向と逆方向であることが望ましい
なぜならば、これによってシートに対する水蒸気ジェッ
トの相対速度を大きくすることができ、シートの表面に
追従して移動し水蒸気のジヱットを遮る空気の薄い層を
吹き飛ばすことができるからである。そして、これによ
って水蒸気のシートへの熱伝導効率を高めることができ
るのである。さらに、水蒸気の噴射方向はカレンダロー
ルの輪郭線の法線に対して鋭角をなす方向とされ、これ
によって、シートの表面で跳ね返る水蒸気の影響をなく
して水蒸気をシートに直接吹き付けることができる。
上記プレナムの内部には、複数の流量調整バルブ(以下
、バルブと略称する)が長平方向に連設されている。各
バルブは、バルブパイプを有しており、このバルブパイ
プによってバルブは各ノズルに一対一で連結され、各ノ
ズルから噴射される水蒸気の量が個別に制御されるよう
になっている。
操業中においては、各バルブは蒸気ブレナムからノズル
へ供給する水蒸気の量を個別に制御し、これによって、
カレンダ処理されたシートの平滑度を調整することがで
きる。加えて、噴射される水蒸気の噴射速度と塁は、ノ
ズルの開口部の面積を増減させることにより調整され、
これによって、シートに吸収される水蒸気の量を制御す
ることができる。
また、余剰水蒸気が付近の機材の表面で凝結するのを防
止するために、本発明では蒸気ブレナムの内部または近
傍に真空チャンバーを設けている。
真空チャンバーは、上記ノズルからカレンダロールの円
周方向に沿ってその回転方向と逆方向に離間した複数の
蒸気捕収ダクトに連通しており、この蒸気捕収ダクトか
ら余剰水蒸気が吸引されるようになっている。
さらに、カレンダ処理されたシートの平滑度は表面セン
サにより測定され、この測定結果に従って水蒸気の供給
量か調整されるので、シートの平滑度を均一にすること
ができる。この場合において、表面センサは、シートの
幅方向の各区画における平滑度を測定し、この測定結果
を信号とじて発するようになっている。この信号は、バ
ルブ制御手段に入力され、バルブ制御手段はその信号に
基づいて蒸気バルブを駆動し、これによって、シートの
幅方向での水蒸気の噴射量が各区分毎に制御されるよう
になっている。
[実施例] 以下、第1図ないし第5図を参照しながら本発明の一実
施例について説明する。
この説明は、発明の一般原理を説明するためのもので、
限定的に理解してはならない。また、発明の範囲は、請
求の範囲を参照することによって最良に決定される。
第1図は、この発明が用いられる工程の例を示す。第1
図は、紙12のようなカレンダ処理されるシートを押圧
するのに適したカレンダーロールlOを示し、カレンダ
ーロール10はカレンダ処理されるものに所望の物質的
性質を与えるために押圧する。便宜上、カレンダ処理さ
れるものとして、紙との関連において説明するが、この
発明の範囲は、紙以外の物質をも含む。
カレンダーロールlOのシステムは、キングロール14
(積層部の最下ロール)、クイーンロール16(キング
ロール14に上陸するロール)、および一連の介在ロー
ル15,17.19を有している。紙は、カレンダー積
層部の各ロール間の一般的な“S”字形の軌道内を通過
し、回転するクイーンロール16の後で、カレンダー積
層部から退出する。
紙は、積層部のあるロールの間を通過する前に、紙表面
に蒸気が吹き付けられることにより平滑化される。この
蒸気が吹き付けられる表面のみが、カレンダーロールに
よって押圧され、こすりつけられる。そして、水分と熱
とか紙に入り込むと、その柔軟性と圧縮率とが増大する
。引き続いて、紙へアイロン作用を行うカレンダーロー
ルの動作により、紙繊維はさらに押圧される。これによ
り、平滑性が増大し、厚さか減少する。この蒸気処理と
カレンダ処理を受けることによって起こる厚さと平滑性
の対なる効果は、これら2つの特性について所望の評価
(profile)を得ることの困難を示#−f1紙1
2の表面18の平滑性を、紙の厚さへの影響を最小にし
て増大さU゛るために(すなわち、2つの評価を分離す
るために)、この発明1こよる平滑コントローラ20は
、シート表面18の近傍で、紙がクイーンロール16と
キングロール14の挾持部22に入る直前、すなわち、
シートがクイーンロール16に巻き込まれる位置に配置
される。平滑コントローラは、表面18が蒸気を受けて
からロールにより作用を受けるまでの間の時間をできる
だけ少なくする位置に配置される。シートは蒸気吹き付
は区間23の後に、だいたい1740秒でカレンダー積
層部の最後のニップ22に入ることか望ましい。熱と水
分の浸透時間は、このようにして少なく設定され、紙の
表面繊維を曲げ易く、かつ、圧縮され易くはするが、紙
の中心部(すなわち、2つのシート表面の間)は圧縮に
対する復元力は保有される。引き続くカレンダーロール
によるアイロン動作は、紙の厚さについては最小の影響
となるが、その表面には所望の平滑性を得る。その上、
シートがロール16に接触している間、シートに対して
蒸気の噴流を導くことによって、紙の中への蒸気の浸透
は、なおいっそう少なくなる。なぜなら、蒸気はシート
のロール側から逃れることができないからである。シー
トの厚さ寸法に交差して作り出される圧力勾配は、シー
トへの蒸気浸透を遅くし、これにより、厚さと平滑性と
がさらに別異のこととなる。紙12の他側の表面24を
平滑するために、他の平滑コントローラ26が最初の介
在ロール15(クイーンロール16に1接するロール)
の近傍に配置されている。しかしながら、平滑コントロ
ーラかこの位置に配置されると、僅かの結合効果が生じ
る。
これは、表面が最後の挟持部における最終圧縮に達する
前に、熱および水分の有効な浸透時間が引き伸ばされる
からである。
この発明の平滑コントローラの一実施例の構成を第2図
〜第5図を参照して説明する。第2図に示すように、平
滑コントローラ20は、カレンダー積層部のクイーンロ
ール16に沿った側を引き伸ばす。平滑コントローラ2
0は、クイーンロール16と平滑コントローラ20との
間を移動する紙12とそれとの間のギャプ29が、略1
/4から1/2インチとなるように離れて配置されるこ
とが望ましい。図示の実施例においては、平滑コントロ
ーラ20は、例えば、シートの幅方向(すなわち交差方
向)にわたって紙シートに蒸気をコートするために、蒸
気の充満部30のような手段を有ずろ。蒸気充満部30
の表面32は、クイーンロール16の湾曲に従って強固
に覆われている。
異なる紙の製造に用いられるカレンダー積層部は、種々
の直系のロールを有しており、これに応じて、蒸気充満
部30の表面32の曲率の程度は変化する。
現数のノズル34が、蒸気充満部30の湾曲面32の下
流縁に沿って(紙の移動方向参照)配置されている。各
ノズル34は、紙12の幅方向の“スライス“あるいは
区分に対応する。これらノズル34に対応した掃気ダク
トオリフィス36が、蒸気充満部30の湾曲面32の上
流縁に沿って(紙の移動方向参照)配置されている。第
2図、第3図に示す実施例においては、蒸気、好ましく
は、5から15ps +ガス圧の飽和した状態の蒸気が
、蒸気供給多岐管38によって蒸気充満部30に射出さ
れる。蒸気の多くは蒸気充満部30からノズル34を介
して放出される。ノズル34を介して放出される蒸気の
量は、調整バルブ40によって個々に$制御される。各
バルブ40は、蒸気充満部30に関する流れの伝搬の内
にバルブ開部42を含んでいる。また、各バルブ40は
、バルブバイブ44を含んでいる。バルブバイブ44は
、蒸気充満部30を幅方向に横切っており、ノズル34
と連通ずる。また、各バルブ40は、バルブを開閉させ
るアクチエータ46を打している。望ましい実施例にお
いては、バルブアクチエータ46は、蒸気充満部40に
装備されたハウジング48によって覆われている。
良く知られている蒸気バルブの多くのタイプは、各ノズ
ルに放出される蒸気の量を制御するのに適しており、例
えば、Mathew G、Boissevanに譲渡さ
れた米国特許出願に説明されているのと同様のl6ボノ
ンヨノデジタルバルブが利用され得る。この特許出願は
、「デジタル的に増大するリニアなアクチエータ(Di
gitally Incremented Linea
r ActuaLor)j (代理人確認書番号PD−
9443)という名称であり、この明細書に含まれ、参
照することができる。
バルブの動作によって、蒸気充満部30から所望の蒸気
量がノズル34の中へ放出される。この蒸気は、紙表面
18と蒸気充満部30の湾曲面32との間のギャップ2
9の中に、ノズル出力スロット48を介して注入される
。この蒸気は、ロール回転に対し逆流で、かっ、ロール
の接線に対し鋭角(例えば、25°)で注入される。こ
の逆流の配列は、シートへ向かう蒸気の相対速度、およ
び移動する紙に乗ってギャップ29に吸い込まれる“境
界層”空気の流れの乱れを最大にし、これによって、蒸
気の熱転送効率を向上させる。また、ロールの接線に対
して鋭角で蒸気を注入すると、蒸気が紙にまっすぐに当
たるので、蒸気の熱転送効率がさらに向上する。
したかって、出力スロット48を介して放出される蒸気
の多くの部分は、紙表面18上で凝結される。第3図の
矢印によって示されるように、蒸気の一部、すなわち、
紙表面18上で凝結されなかったものは、蒸気充満部3
0の表面と紙表面■8の前後間で、紙の移動に逆行して
、上流へ移動しながら屈折する。蒸気が紙18をたたく
毎に、いくらかの蒸気は紙表面上で凝結する。したかっ
て、ノズル出力スロット48を介して放出された蒸気は
、紙表面の狭い領域を処理し、上流表面の広い領域を前
処理する。凝結されない蒸気がギャップ29の上に移動
するにつれて、その速度は、当然に低下する。これは、
紙の流れとともにギャップ29へ流れ込み、シート表面
に対して引っ張られる境界層空気の速度に対抗するため
である。
蒸気充満部30の湾曲面32および紙表面18によって
境界が定められた蒸気処理区間23に連なっている各機
構部での蒸気の凝結を防止するために、図示の平滑コン
トローラ20には、蒸気処理区間23から池の方向へ逃
げる蒸気を除去する吸入装置が設けられている。第3図
および第5図に示すように、真空部50か蒸気充満部3
0の長さ方向にわたって設けられている。蒸気充満部3
0の湾曲面32の上流縁に沿って間隙をおいて掃気ダク
トオリフィス35が配置されており、複数の掃気ダクト
52は、真空部50を掃気ダクトオリフィス35に接続
する。
境界層空気の流れに逆らって上流に移動してきた蒸気は
、掃気ダクトオリフィス35に到達したときには、比較
的低速となっている。その結果、蒸気は、掃気ダクトオ
リフィス36を介して、簡単に真空部50に吸い込まれ
る。なぜなら、蒸気の速度は、掃気ダクトオリフィス3
6に達したときには非常に衰えるので、蒸気処理領域2
3から掃気ダクトオリフィス36の中へ蒸気を効果的に
吸い込むためには、比較的低いパワーのモータがあれば
済むからである。蒸気の吸引は、蒸気処理領域に止めら
れる。これは、紙表面I8の平滑コントローラ20に向
いてない側の表面近傍での希望じない過度の蒸気の凝結
を防止するためである。
蒸気充満部30内の蒸気は、表面32上での蒸気の凝結
を防止することによって、充満部表面32の温度を19
0°F以上に保持する。平滑コントローラ20の始動開
始における表面32の温度上昇時間を最小にするために
、表面32は、例えば、酸化皮膜アルミニュームなどの
高い熱伝導性を有する金属で作られることが望ましい。
真空部50に加えて掃気ダクト52が蒸気充満w、30
に入れられており、この温度らまた190Fに保たれる
。蒸気掃気ダクトを介して真空部50へ移動した蒸気は
、気体状態を保持し、そして、掃気ダクトオリフィス3
6の領域での水滴の発生が防止される。その上、蒸気は
排出ダクト(図示せず)を介して真空部から簡単に移動
させられる。平滑コントローラ20の全長の端から端ま
での空隙における複数のバルブ4oの配列は、幅方向に
おける種々の制御のために、表面18に吹き付けられる
蒸気量を許容する。所望の蒸気の分配の度合は、各ノズ
ル34と連通するバルブ4゜を選択的に調整することに
よって制御され得る。
したがって、各部分において達成された平滑性は、表面
に吹き付けられた蒸気の量に対応するから、平滑の均一
性は、各々のノズル34を通った各部分において適爪の
蒸気を供給することによって達成される。しかしながら
、これは、次のように必要なことではないことに注意す
べきでる。すなわち、異なる量の蒸気が、異なるノズル
に供給され、ゆえに、紙表面の異なる部分に供給される
と、幅方向における平滑度は、均一にならない。幅方向
における平滑度の均一性が望まれる状況においては、蒸
気処理に影響を及ぼす他の変化要因を補償するために、
各ノズルを介して異なる蒸気量を放出することが、紙製
造システムにおいては必要になる。
バルブと連通ずるノズルの数を増加することによって、
すなわち、各ノズルのサイズを小さくして幅方向の紙表
面部分に対応する敵を増加させることによって、平滑度
制御力の程度を向上させることができる。典型的には、
おおよそ30Lbs/Hr/Ft(材料幅)の最大蒸気
流が要求される。したがって、シート表面が幅方向に6
インチの部分に分割されると、例えば、最大流比率はお
およそl 5 L b s / Hrペパールブに達す
る。蒸気の温度は、バルブパイプ44から出たときに、
飽和蒸気よりわずかに高く制御されることが望ましい。
このようにして、ノズル34の僅かな熱損失では、ノズ
ル内の凝結は生じない。一方、小さな排出口(図示せず
)が各ノズルの底部に設けられている。
蒸気からシートへの熱転送のより高い制御力は、ノズル
34から放出される蒸気の速さを調整することによって
達成される。各ノズルの特徴は、第4図および第5図を
参照することによって、より容易に理解し得る。第4図
に示す実施例においては、平滑コントローラ20の下縁
から蒸気充満部30の下側に、ノズル34が移動可能に
設けられている。このノズル34は、調整ボルト56に
よって取り付けられることが好ましい。シール58は、
例えば、シリコンゴムのような圧縮性部材によって作ら
れており、蒸気充満部30の取り付は位置とノズル34
との間に配置されている。この配置によって、蒸気充満
部30の湾曲面32と紙表面18との間の間隙に注入さ
れる蒸気の速さが調整され得る。例えば、ボルトが堅く
締められているときは、シールは圧縮され、ノズルは内
側に傾く。これにより、出力スロット48の幅が僅かに
減少され、放出された蒸気の速さが増大する。
逆に、ボルトが緩いときは、シールは伸長し、ノズルは
外側に傾く。これにより、出力スロット48の幅が僅か
に増大し、放出された蒸気の速度が減少する。出力スロ
ット48の幅を1インチの3/100〜5/100の寸
法としたときに、蒸気の適した速さになることが、多く
の出願によって認められている。これは、蒸気の速さを
正確に制御するために重要である。シートへの熱転送に
おける蒸気速度の影響に加えて、出力スロット48にお
ける蒸気速度が低すぎると、蒸気は蒸気処理領域23の
底部(すなわち、シートの移動を参照しノズル34の下
流)に漏れ出し、そして、付近の機構上で再び凝結する
可能性を生じる。一方、出力スロット48における蒸気
速度か大きすぎると、蒸気は掃気ダクトオリフィス36
を通り過ぎ、その付近の機構上で再び凝結する可能性が
ある。
出力スロット48における所望の蒸気速度は、シート速
度、その表面の平滑度、シート温度、および、おそらく
他の要因にも依存する。
第4図において示したようなノズルの取り付は配列にお
いては、例えば、クリーニングを簡単にするために、ノ
ズルをワンタッチで除去し得るようにしてもよい。ノズ
ルをクリーニングする性能は、平滑コントローラが、紙
への蒸気吹き付けをベーパミル内において行う場合に特
に望ましい。
なぜなら、カレンダーの作動中に解放された紙繊維がノ
ズル内に入り込むからである。また、蒸気供給システム
からの無機沈殿物もノズル内に蓄積されるからである。
上述の発明の実施例においては、ノズル34は、1個の
区分された部材59によって形成される。
したがって、全てのノズルが、1個のボルトによって、
あるいは、一方において、2個のボルト充満部20の各
終端に配置される2つのボルトによって、取り付けられ
、移動され、および(または)調整される。他の実施例
においては、谷ノズルが分離した部材であり、個々に取
り付けられる。
この結果、個々に調整可能となる。
第1図に示すように、コンピユータ化されたバルブコン
トロール装置60は、予め決定された紙表面上の平滑度
を維持するために使用される。平滑度センサ62は、紙
表面18の平滑度を監視するために、平滑コントローラ
20の下流位置に設けられている。平滑度センサ62は
、シートを幅方向に走査し、各スライスあるいは幅方向
部分の表面平滑度の程度に対応する信号をコントロール
装置60に与える。バルブコントロール装置60は、測
定された紙表面の平滑度と所望の平滑度との偏差によっ
て決まる選択可能な制御信号を、バルブ40のアクチエ
ータ46に転送する。これにより、バルブ40は、各ス
ライスにおける所望の平滑度を達成するために、適した
量の蒸気をノズル34を介して放出する。
要約すれば、この発明は、カレンダ処理されるものの表
面の平滑度を、その厚さの度合と無関係に制御するため
の装置を提供する。これは、カレンダー積層部の最後の
挟持部にそのものが入る前に、幅方向における表面部分
に対して、個別で、選択的で、直接的な可変量の蒸気に
よってなされる。好ましくは、ただし、必要ではないが
、カレンダ処理されるものはクイーンロールの回りを移
動する。組み込みボルトは、幅方向の蒸気分配を制御す
る。まtこ、この発明は、表面近傍におけろ望まない凝
結を防止するために、使用されない蒸気を蒸気処理領域
から移動させるための簡素な手段を提供する。平滑度セ
ンサは表面平滑度の程度を検出するために用いられ、バ
ルブコントロール装置は、検出された平滑度に従ってバ
ルブを駆動するために用いられる。
上述の実施例には、種々の変形が成立する。例えば、異
なるサイズおよび形の調整ノズルを設けてもよく、掃気
ダクトおよび連通ずるオリフィスの数は変化され得る。
加えて、蒸気充満部の形も変更し得る。さらに、この発
明は紙の平滑度に関連して説明されたが、この発明は、
他の異なるタイプの物質における平滑度以外の物理的性
質の蒸気処理による制御をも含む。また、蒸気以外の作
用液体が使用され得ることについても、この発明の原理
を逸脱しない範囲において同様である。したがって、こ
の発明は、添付したクレームの範囲を除き、特定的に説
明された実施例によって限定されろものではないと理解
しなければならない。
[発明の効果] 以−L説明したようにこの発明によれば、カレンダ処理
されろシートの各部分に水蒸気を分配供給するとともに
、各部分において水蒸気の量を変化させることができ、
厚さのばらつきを極力少なくしつつ所望の平滑度を得る
ことができる。また、水蒸気処理における余剰水蒸気が
付近の機材で凝結するのを防止することができ、製品の
品質を向トかつ安定させることができる等の効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図はシート状製品の表面に水蒸気処理を行うカ
レンダ装置の概略を示す側面図、第2図は複数のノズル
と吸引ダクトが配設された蒸気プレナムを示す斜視図、
第3図は蒸気プレナムを示す側断面図、第4図は第3図
に示すノズルの位置の変更状態の詳細を示す側断面図、
第5図は処理流体の流れを説明するための蒸気プレナム
を示す正面図である。 12・・・・・・紙(シート状製品)、14・・・・・
・キングロール(圧縮手段)、20・・・・・・平滑コ
ントローラ(n整手段)、34・・・・・・ノズル、3
6・・・・・・掃気ダクトオリフィス(吸引口)、50
・・・・・・真空部(真空チャンバ)、60・・・・・
・バルブコントローラ、62・・・・・・平滑度センサ
(表面センサ)。 出願人  メジャレックス コーポレーションR111
1人 − 折\ 第1図 第5図 ↓ 第3図

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状の表面を有し軸線回りに回転させられるこ
    とによりシート状製品をその長手方向へ向けて連続的に
    移送するカレンダロールと、このカレンダロールに近接
    して配置されるとともに、カレンダロール側を向く表面
    がカレンダロールの表面に沿って湾曲して設けられ、上
    記シート状製品に吹き付けるべき処理流体を充満させる
    コンテナ部と、このコンテナ部に設けられ、シート状製
    品の幅方向に分割された各区画に上記処理流体をシート
    状製品の移動方向側から吹き付ける複数の噴出手段と、
    上記シート状製品の表面に近接して配置され、上記噴出
    手段によって噴射されシート状製品に吸収されずに残っ
    た余剰の処理流体を吸収する吸引手段と、上記処理流体
    が吹き付けられたシート状製品を圧縮する圧縮手段とを
    具備したことを特徴とするシート状製品の平滑度の制御
    装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載のシート状製品の平
    滑度の制御装置に、前記噴出手段によって噴射される前
    記処理流体の量を前記シート状製品の各区画毎に変化さ
    せる調整手段を具備したことを特徴とする制御装置。
  3. (3)前記噴出手段は、前記コンテナ部の前記シート状
    製品側の表面にその幅方向へ向けて所定間隔離間して複
    数配置されたノズルを具備していることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項に記載のシート状製品の平滑度の制
    御装置。
  4. (4)前記吸引手段は、前記コンテナ部内に配置された
    真空チャンバと、前記シート状製品の幅方向に所定間隔
    離間して複数配置された吸引口とを備え、上記吸引口は
    上記真空チャンバと連通していることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項に記載のシート状製品の平滑度の制御
    装置。
  5. (5)前記各吸引口は、前記各ノズルに対して前記シー
    ト状製品の移動方向と逆方向に離間した位置に配置され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の
    シート状製品の平滑度の制御装置。
  6. (6)前記調整手段は、シート状製品の表面の平滑度を
    測定し、この測定結果に応じた信号を発する表面センサ
    と、前記シート状製品の幅方向に分割された各区画に一
    対一で対応し、前記各ノズルから噴射される処理流体の
    量を調整する複数の流量調整バルブと、上記表面センサ
    からの信号に応じて上記流量調整バルブを制御するバル
    ブコントローラとを具備していることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項に記載のシート状製品の平滑度の制御
    装置。
  7. (7)前記ノズルは、それぞれから噴射する前記処理流
    体の噴射速度を調整し得るように構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のシート状製品
    の平滑度の制御装置。
  8. (8)前記ノズルは、前記コンテナ部にボルトにより着
    脱自在に取り付けられ、ボルトを一方向へ回転させるこ
    とにより前記処理流体の噴射速度を増加させ、ボルトを
    逆方向へ回転させることにより噴射速度を減少させるよ
    うに構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    7項に記載のシート状製品の平滑度の制御装置。
  9. (9)前記シート状製品は紙であり、前記処理流体は水
    蒸気であることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記
    載のシート状製品の平滑度の制御装置。
  10. (10)回転可能な複数のカレンダロールを互いに近接
    して連設し、これらカレンダロールにシート状製品を千
    鳥状に掛けて移動させ、隣接するカレンダロールどうし
    の最も近接した挟持部で上記シート状製品を圧縮するカ
    レンダ処理を行い、このカレンダ処理によって上記シー
    ト状製品の表面の平滑度を増加させるシート状製品の平
    滑度の制御方法において、 上記シート状製品が最後の上記挟持部に入る直前にシー
    ト状製品の複数に分割された区分に処理流体を噴射する
    工程を有し、この工程で噴射する処理流体の量を上記各
    区分毎に制御するとともに、上記シート状製品に吸収さ
    れずに残った余剰の処理流体を吸引手段によって吸引す
    ることを特徴とするシート状製品の平滑度の制御方法。
  11. (11)特許請求の範囲第10項に記載のシート状製品
    の平滑度の制御方法に、カレンダ処理されたシート状製
    品の平滑度を測定するとともに測定結果に応じた信号を
    発し、この信号に基づいて噴射すべき処理流体の量を制
    御する工程を具備したことを特徴とする制御方法。
  12. (12)前記処理流体を前記シート状製品の移動方向側
    から噴射し、前記余剰の処理流体をその噴射位置からシ
    ート状製品の移動方向と逆方向に離間した位置で吸引す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第11項に記載のシ
    ート状製品の平滑度の制御方法。
  13. (13)前記処理流体は水蒸気であり前記シート状製品
    は紙であることを特徴とする特許請求の範囲第12項に
    記載のシート状製品の平滑度の制御方法。
  14. (14)シート状製品を圧縮するカレンダ処理の際に、
    上記シート状製品の表面を複数の区画に分割し、各区画
    毎に制御された量の処理流体を噴射するように構成され
    たカレンダ装置であって、上記カレンダロールに近接し
    て配置されるとともに、カレンダロール側を向く表面が
    カレンダロールの表面に沿って湾曲して設けられ、上記
    シート状製品に吹き付けるべき処理流体を充満させるコ
    ンテナ部と、このコンテナ部に設けられ、上記各区画に
    上記処理流体をシート状製品の移動方向側から吹き付け
    る複数の噴出手段と、この噴出手段に対して上記シート
    状製品の移動方向と逆方向に離間した位置に配置され、
    上記噴出手段によって噴射されシート状製品に吸収され
    ずに残った余剰の処理流体を吸収する吸引手段とを具備
    していることを特徴とするカレンダ装置。
  15. (15)特許請求の範囲第14項に記載のカレンダ装置
    に、前記噴出手段により噴射される前記処理流体の量を
    前記各区画毎に変化させる調整手段を具備したことを特
    徴とするカレンダ装置。
  16. (16)前記噴出手段は、前記シート状製品の幅方向へ
    所定間隔離間した複数のノズルを具備していることを特
    徴とする特許請求の範囲第15項に記載のカレンダ装置
  17. (17)前記調整手段は、シート状製品の表面の平滑度
    を測定し、この測定結果に応じた信号を発する表面セン
    サと、前記シート状製品の幅方向に分割された各区画に
    一対一で対応し、前記各ノズルから噴射される処理流体
    の量を調整する複数の流量調整バルブと、上記表面セン
    サからの信号に応じて上記流量調整バルブを制御するバ
    ルブコントローラとを具備していることを特徴とする特
    許請求の範囲第16項に記載のカレンダ装置。
  18. (18)前記ノズルは、前記コンテナ部にボルトにより
    着脱自在に取り付けられ、ボルトを一方向へ回転させる
    ことにより前記処理流体の噴射速度を増加させ、ボルト
    を逆方向へ回転させることにより噴射速度を減少させる
    ように構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第15項に記載のカレンダ装置。
  19. (19)前記吸引手段は、前記コンテナ部内に配置され
    た真空チャンバと、前記シート状製品の幅方向に所定間
    隔離間して複数配置された吸引口とを備え、上記吸引口
    は上記真空チャンバと連通していることを特徴とする特
    許請求の範囲第14項に記載のカレンダ装置。
  20. (20)前記シート状製品は紙であり、前記処理流体は
    水蒸気であることを特徴とする特許請求の範囲第19項
    に記載のカレンダ装置。
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