JPH02241912A - 発電プラントのアンモニア処理装置 - Google Patents

発電プラントのアンモニア処理装置

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JPH02241912A
JPH02241912A JP6227989A JP6227989A JPH02241912A JP H02241912 A JPH02241912 A JP H02241912A JP 6227989 A JP6227989 A JP 6227989A JP 6227989 A JP6227989 A JP 6227989A JP H02241912 A JPH02241912 A JP H02241912A
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gas
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conduit
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JP6227989A
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Masami Kato
正己 加藤
Hiroo Kuroda
黒田 廣男
Masatoshi Kudome
正敏 久留
Isamu Osada
長田 勇
Masahiro Soda
曽田 正浩
Yasushi Mori
康 森
Sanae Kawazoe
川添 早苗
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Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、発電プラント、殊にアンモニア単体或いはア
ンモニアを含む混合物を作動流体とする発電プラントに
おけるアンモニア処理装置に関する。
従来の技術 アンモニア単体或いはアンモニアを含む混合物を作動流
体とする発電プラントにおいては、蒸気タービンの出口
に凝縮器を設け、この凝縮器にてタービン排気蒸気を凝
縮している。そして、その凝縮液を復液ポンプによりボ
イラ等へ送って加熱し、これにより発生した高温・高圧
のアンモニア・水蒸気で蒸気タービンを駆動し、発電機
を作動して、電気を得ている。
しかして、このようなアンモニア単体或いはアンモニア
を含む混合物を作動流体とする発電プラントにおいては
、通常の水蒸気を作動流体とする発電プラントと同様に
、タービン出口の凝縮器で不凝縮性ガス(系外よりの混
入或いは作動流体の一部の分解等による)を抽出し、こ
れにより凝縮器内圧の上昇を防止することがタービン性
能を確保するためには必要不可欠である。
そして、この不凝縮性ガスの抽出において、作動流体の
一部が不凝縮性ガスと一緒に抽出されるが、抽出ガス中
のアンモニアガスについては公害上そのまま大気中へ放
出することができないので、アンモニアガスを無公害に
処理する装置が必要であり、したがって従来はこの抽出
されたアンモニアガスを無公害にするための専用の処理
装置を特別に設置している。
一方、ボイラ等における化石燃料等の燃焼により発生し
た燃焼ガス中のNOXを除去するための脱硝装置が、一
般に、煙道の途中lこ設けられる。
そして、脱硝装置の一例としてアンモニアを還元剤とす
るものが知られており、この脱硝装置にアンモニアを供
給するのに、従来は第2図に示すような方法を採ってい
る。
すなわち、第2図において、■はアンモニアを還元剤と
して燃焼ガス2を脱硝する脱硝装置を総括的に示し、ア
ンモニア注入ノズル3と脱硝反応部4とから成っている
そして、脱硝用のアンモニアは液体アンモニアタンク5
に貯蔵されている。このタンク5内の液体アンモニア6
が気化器7に導かれる。この気化器7で、液体アンモニ
ア6は、ボイラ等における化石燃料等の燃焼により発生
した燃焼ガスを熱源として得た水蒸気8により加熱され
て、蒸発し、これにより作られたアンモニアガスがアキ
ュムレータ9にいったん貯えられる。このアキュムレー
タ9に貯えられたアンモニアガスlOが、それから、ダ
ンパ11及びファン12を経て送られてくる希釈用空気
13と混合し、その後脱硝装置1のアンモニア注入ノズ
ル3がらNOxを含む燃焼ガス2中に吹き込まれる。こ
れにより、燃焼ガス2は、脱硝反応部4にて脱硝され、
その後煙突14から大気中へ排出される。
なお、第2図において、15は水蒸気制御弁、16は温
水、17はアンモニアガス制御弁を示す。
発明が解決しようとする課題 以上述べたように、アンモニア単体或いはアンモニアを
含む混合物を作動流体とする従来の発電プラントにおい
ては、タービン排気蒸気を凝縮させる凝縮器から不凝縮
性ガスと一緒に抽出されたアンモニアガスを無公害化処
理するための専用の装置を特別に設置しているために、
システムの構成が複雑になっているとともに、設備コス
トも高くついている。
また、燃焼ガスの脱硝において、第2図に示したような
従来のアンモニア供給方法、すなわち液体アンモニアを
気化器で蒸発させて発生したアンモニアガスを供給する
方法では、気化器の設置に伴なうコストアップ、及び化
石燃料等を熱源として製造した高価な水蒸気を液体アン
モニア加熱の熱源とすることによる発電プラントの性能
低下を招いている。
課題を解決するための手段 本発明は、このような従来技術の課題を解決するために
、アンモニア単体或いはアンモニアを含む混合物を作動
流体とする発電プラントにおいて、タービン排気蒸気を
凝縮させる凝縮器に抽気管を取り付け、この抽気管にア
ンモニアを還元剤とする脱硝装置を導管を介して接続し
たものである。
作用 このような手段によれば、アンモニア単体或いはアンモ
ニアを含む混合物を作動流体とする発電プラントにおい
て、ボイラ等で化石燃料等を熱源として直接加熱された
作動流体中のアンモニアガスを凝縮器から不凝縮ガスと
一緒に抽出し、この抽出したアンモニアガスを脱硝装置
用の還元剤として有効に使用することができる。
実施例 以下第1図を参照して、本発明の一実施例について詳述
する。なお、第1図において、第2図に示したものと同
一の部分には同一の符号を付しである。
21はアンモニア単体或いはアンモニアを含む混合物か
ら成る作動流体である。この作動流体21は、図示して
いないボイラ等で加熱され、高温・高圧のアンモニア・
水蒸気となって、蒸気タービン22に流入し、蒸気ター
ビン22を駆動し、これにより発電機23が作動して、
電気が得られる。
そして、蒸気タービン22からのタービン排気蓋゛気2
4は、タービン出口に設けられている凝縮器25に流入
し、その伝熱部26で冷却水(海水)27により冷却さ
れて、凝縮する。この凝縮液28は、それから、凝縮器
25の液溜29から、復液ポンプ30によって、図示し
ていないボイラ等へ送られて再び加熱され、以下前述し
たサイクルを繰り返す。
しかして、本発明によれば、タービン排気蒸気24を凝
縮させる凝縮器25における伝熱部26と液溜29との
間の空間部に抽気管3丁が取り付けられ、この抽気管3
1が脱硝装置1のアンモニア注入ノズル3に導管32を
介して接続されている。そして、この導管32の途中に
は、抽出ガス制御弁33が設けられている。
次に、その作用について説明する。
蒸気タービン22からのタービン排気蒸気24は凝縮器
25の伝熱部26にて凝縮されるが、不凝縮性ガス(す
なわち、ボイラ等の高温部でのアンモニアの分解により
生じる水素及び窒素ガス等)とアンモニアガスとは抽気
管31によって凝縮器25から抽出され、それから導管
32を通して流れる途中でダンパ11及びファン12を
経て送られてくる希釈用空気13と混合し、その後脱硝
装置lのアンモニア注入ノズル3からNOxを含む燃焼
ガス2中に吹き込まれる。これにより、燃焼ガス2は脱
硝反応部4にて脱硝され、その後煙突14から大気中へ
排出される。
なお、導管32の途中に設けた制御弁33は、抽出ガス
量を制御することによって、脱硝用のアンモニアガス量
コントロールする。
発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、アンモニア単体或
いはアンモニアを含む混合物を作動流体とする発電プラ
ントにおいて、タービン排気蒸気を凝縮させる凝縮器か
ら不凝縮性ガスと一緒に抽出したアンモニアガスを脱硝
装置の還元剤として使用するようにしているので、凝縮
器から抽出されるアンモニアガスをそのまま大気中へ放
出する際に必要とされる無公害化処理のための装置の設
置は不要となる。
なお、抽出したアンモニアガスの一部を脱硝装置の還元
剤として使凧する場合には、他のアンモニアガスを無公
害化処理するための装置を設置する必要となるが、この
場合でもその処理容量を小さくすることができる。
また、本発明によれば、液体アンモニアからアンモニア
ガスを発生させるための気化器の設置が不要となり、し
たがって気化器での水蒸気等の熱源も不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による発電プラントのアンモニア処理装
置の一例を示す系統図、第2図は脱硝装置にアンモニア
を供給する従来の方法を示す系統図である。 l・・脱硝装置、2・・燃焼ガス、3・・アンモニア注
入ノズル、4・・脱硝反応部、5・・液体アンモニアタ
ンク、6・・液体アンモニア、7・・気化器、8・・加
熱用水蒸気、9・・アキュムレータ、10・・脱硝用ア
ンモニアガス、11・・ダンパ、12・・ファン、13
・・希釈用空気、14・・煙突、15・・水蒸気制御弁
、16・・温水、17・・アンモニアガス制御弁、21
・・作動流体、22・・蒸気タービン、23・・発電機
、24・・タービン排気蒸気、25・・凝縮器、26・
・伝熱部、27・・冷却水、28・・凝縮液、29・・
液溜、30・・復液ポンプ、31・・抽気管、32・・
導管、33・・抽出第1@ 23:墾電春・

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アンモニア単体或いはアンモニアを含む混合物を作動流
    体とする発電プラントにおいて、タービン排気蒸気を凝
    縮させる凝縮器に抽気管を取り付け、この抽気管にアン
    モニアを還元剤とする脱硝装置を導管を介して接続した
    ことを特徴とする発電プラントのアンモニア処理装置。
JP1062279A 1989-03-16 1989-03-16 発電プラントのアンモニア処理装置 Expired - Lifetime JP2585787B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017187619A1 (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 中国電力株式会社 燃焼装置および発電設備

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS592770A (ja) * 1982-06-10 1984-01-09 キヤラウエイ・ヒツコリ−・ステイツク・ユ−エスエイ・インコ−ポレ−テツド ゴルフクラブ用シヤフト
JPS60150404A (ja) * 1984-01-18 1985-08-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 駆動媒体の循環装置

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JP6245404B1 (ja) * 2016-04-28 2017-12-13 中国電力株式会社 燃焼装置および発電設備

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