JPH02241522A - 膜分離装置 - Google Patents

膜分離装置

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Publication number
JPH02241522A
JPH02241522A JP6205889A JP6205889A JPH02241522A JP H02241522 A JPH02241522 A JP H02241522A JP 6205889 A JP6205889 A JP 6205889A JP 6205889 A JP6205889 A JP 6205889A JP H02241522 A JPH02241522 A JP H02241522A
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JP
Japan
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membrane
filtration membranes
hollow fiber
hollow yarn
modules
Prior art date
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Pending
Application number
JP6205889A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Nagai
正彦 永井
Hidetoshi Takamoku
高杢 英敏
Hiroshi Hamada
浜田 紘
Hideo Iwahashi
英夫 岩橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中空糸濾過膜を用い圧力差を駆動力として原
液を膜透過液と濃縮液とに分離する装置に関する。
〔従来の技術〕
現在膜による分離は様々な分野で実施され【いる。中空
糸濾過膜を用いた膜分離についても、逆浸透膜による海
水、かん水の淡水化、排水処理。
有価物の回収などの分野で実用化されている。
第3図に中空糸逆浸透膜を用いた海水淡水化装置の構成
を示す。本装置は前処理部分と膜分離部分よりなる。す
なわち、原海水101は、凝集剤102を添加後、重力
式砂濾過器o1に導入され、原海水中生じた凝集物が濾
過される。P液は、さらにフィルター02を通り、高圧
ポンプo3で外圧後、中空糸よりなる膜モジエールo4
に供給され、濃縮水103と膜透過水104に分離され
る。重力式砂濾過器01では、戸材内に凝集物が蓄積し
て圧力損失が増大し通水量が減するために、必要に応じ
て逆洗水105によりp材を逆洗する。凝集物を含んだ
水は排水106として系外に排出される。場合によりて
は、逆洗水105に加えて空気107を用いて逆洗効果
の向上を図ることもある。
このような前処理は、濾過膜の分離性能を維持するため
に必要であり砂濾過の他にも凝集沈殿精密濾過、吸着な
どの操作を単種であるいは組合せて実施されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来の膜分離装置においては、その複雑な前処理
のため、設備費、及びランニング;ストが増加し、また
装置のコン・セクト化の妨げとなっていた。
本発明は、以上の従来の膜分離装置の問題点を解決した
膜分離装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、中空糸濾過膜を用い、圧力差を分離の駆動力
として、原液を膜透過液と濃縮液に分離する膜分離装置
において、上記中空糸濾過膜を集束したモジ、−ルを複
数個直列に配置し、上記モジ、−ルに流入する原液の流
れ方向を反転させる手段を備えた。
〔作用〕
中空糸濾過膜を集束したモジ1−ルは中空糸の径が細い
ためそれ自体でF布の役割を果たす。
本発明において、中空糸濾過膜によって膜透過液への分
離が行なわれるが、同時に、直列に配列されたモジ1−
ルの上流側では、原液が中空糸濾過膜を集束して形成さ
れるモジミール内を流れる時に、原液中の汚濁物が中空
糸濾過膜の上記F布作用によって除去され、順次下流側
のモジ、−ルに入る。このように、モジュール内で透過
液と濃縮液との分離が行なわれると共に、中空糸濾過膜
の外を流れる液の汚濁物が除去され、従来の膜分離装置
におけるように原液の前処理装置を必要としない。また
、中空糸濾過膜に汚濁物が堆積したときには、原液の流
れ方向を反転させて逆洗が行なわれ、中空糸濾過膜が清
掃される。
〔実施例〕
海水淡水化装置としての本発明の一実施例を第1図及び
第2図によって説明する。
100は高圧ポンプ80入口側に接続された原海水10
1の供給管であり、凝縮剤供給v113が接続されてい
る。高圧ポンプ8の出口側は、管部、21に接続されて
いる。管部には供給側パルプ9a及び排出側パルプ10
aが設けられ、また管21には供給側パルプ9b及び排
出側パルプ10bが設けられ、両管部、21の下流側は
減圧パルプ12をもつ濃縮水配出管24に接続されてい
る。管Iの供給側パルプ9aと排出側パルプ10aの中
間には、他端が膜モジエールIlaに接続された管区の
一端が接続されており、また管21の供給側パルプ9a
と排出側パルプ10bの中間には、他端が膜モジシール
11bK接続された管区の一端が接続されている。
膜モジエールlla、llbは、第2図に示すように仕
切板7′の両側に並んで設けられている。膜モジエール
lla 、 llb内には、それぞれ多数の中空糸の濾
過膜が接近した状態で集束された筒形の中空糸集束部5
a、5bが形成され、各集束部5a、5bの中央部には
その軸方向を貫通する中心孔5’a、5’bが設けられ
ており、回礼5a、5a’は仕切板7′を貫通する中心
管6によって互いに連絡されている。膜モジユールIl
a 、 llbの仕切板7′の反対側の端部には、それ
ぞれ中空糸の中空部が開口する室を形成する端板7a、
7bが設けられており、また各中空糸の仕切板側の端部
は閉鎖されている。上記端板7a、7bの室には管25
a、25bがそれぞれ接続されており、間管25a、2
5bは透過水排出管かに接続されている。
なお、本実施例で原海水に添加される凝集剤としては、
硫酸アルミニウム、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄等の無機凝
集剤、もしくは、ポリアクリル酸ナトリウム、エリエチ
レンアミン、ポリアクリルアミド等の高分子凝集剤等を
使用することができる。
以上のように構成された本実施例においては、供給管1
00内の原海水101 K凝集剤を供給管113を経て
注入後、高圧ポンプ8で所定圧力に昇圧する。管部の供
給側パルプ9aおよび管21の排出側パルプ10b 4
−開とし、管21の供給側パルプ9bおよび管部の排出
側パルプ10aを閉とすると、昇圧された原海水101
は矢印114に沿って流れ管nから膜モジエール11a
に供給される。膜モジエール11aニおいては、中空糸
濾過膜を圧力下の原海水が透過することによって膜透過
水と濃縮水との分離が行なわれると共に、互いに接近し
て設けられた中空糸−過膜の集束部5aを通過するどき
に汚濁物が除去される。このように汚濁物が除去され濃
縮された原海水は、矢印109に示すように集束部5a
の中央孔5’aK流入し、中央管6を通って隣接するモ
ジ瓢−ル5bの中空孔5〜へ入り、矢印110に示すよ
うに中空糸濾過膜の集束部5bを通過し、中空糸濾過膜
によって、更に膜透過水と濃縮水との分離が行なわれる
。このようにして生成された濃縮水116は、第1図中
矢印115に示すように、管器を経て濃縮水排出管列へ
入り、減圧パルプ12によって減圧された玉排出される
一方、各モジ2−ル5a、5bの中空糸濾過膜内の中空
部に得られた膜透過水117a、117bは、製陶水の
流れ方向とは関係な(、それぞれの端板7a、7bの室
から、管25 a + 25 bを経て透過水排出管が
へ排出される。
ある時間経過後、管部の供給側パルプQa e管21の
排出側パルプ10bを閉とし、管21の供給側)署ルプ
9b、管加の排出側パルプ10aを開とする。このとき
製陶水101は管4を通って矢印117に沿って膜モジ
ーールllbに供給され、上記とは逆方向に流れて膜モ
ジエールllaを通り、この間に膜透過水と濃縮水との
分離が行なわれ、濃縮水は矢印118に沿って管部を通
って濃縮水排出管列へ排出される。この時、先に膜モジ
エールlla内の中空糸集束部5aに蓄積していた汚濁
物は濃縮水とともに排出され、逆洗が行なわれる。
本実施例では、以上説明したように、中空糸濾過膜の集
束部を通るときに製陶水中の汚濁物が除去され、前処理
装置が不用となったため、全体としてコストダウンを達
成することができる。
また、膜モジ1−ルllaの中空糸集束部5aに汚濁物
が蓄積した時には、直列に設けられた一方の膜モジエー
ルllbへ、製陶水を供給することによって、膜透過水
と濃縮水の分離を行いながら中空糸集束部5aに蓄積さ
れた汚濁物の逆洗を行なうことができる。
また更に1本実施例においては、凝集剤を使用すること
Kよって、製陶水101中の汚濁物の凝集が促進され、
その除去を十分に行なうことができる。
なお、上記実施例においては、膜モジュールを2個設け
、製陶水を一方の膜モジ2−ルから他方の膜モジエール
へ流す直列構造としたが、3個以上の膜モジュールを直
列に用いることができることはいう迄もない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、直列に配置され集束さ
れた中空糸濾過膜をもつ膜モジュールに1原液の汚濁物
の除去機能を持たせることにより、前処理装置が不用と
なり、膜分離装置としてコン・(クト化、低コスト化が
可能となった。また、複数個に直列に配置したモジ、−
ルに流入する原液の流れ方向を反転させることによって
、中空糸濾過膜において膜透過液と濃縮水の分離を行な
いながら、中空糸濾過膜の集束部に蓄積した汚濁物の逆
洗を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての膜分離装の70→−
ト図、第2図は同実施例の膜モジエールとその内部の流
れ状態を示す説明図、第3図は従来技術例としての中空
糸逆浸透膜を用いた海水淡水化装置の70−シート図で
ある。 5a、5b・・・中空糸集束部。 5’a、5’b・・・中空糸集束部の中心孔、 6・・
・中心管。 7a、7b・・・端板、7′・・・仕切板、 8・・・
高圧ポンプ。 9a、9b・・・供給側)ζルプ、  10a、10b
・・・排出側パルプ。 11a、 llb・・・膜モジュール、12・・・減圧
パルプ。 U・・・濃縮水排出管、26・・・透過水排出管。 100・・・製陶水供給管、101・・・製陶水。 113・・・凝集剤供給管、116・・・濃縮水。 117a、117b−−−膜透過水。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中空糸ろ過膜を用い、圧力差を分離の駆動力として、原
    液を膜透過液と濃縮液に分離する膜分離装置において、
    上記中空糸ろ過膜を集束したモジュールを複数個直列に
    配置し、上記モジュールに流入する原液の流れ方向を反
    転させる手段を備えたことを特徴とする膜分離装置。
JP6205889A 1989-03-16 1989-03-16 膜分離装置 Pending JPH02241522A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6205889A JPH02241522A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 膜分離装置

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JP6205889A JPH02241522A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 膜分離装置

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JP6205889A Pending JPH02241522A (ja) 1989-03-16 1989-03-16 膜分離装置

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JP (1) JPH02241522A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996029142A1 (fr) * 1995-03-22 1996-09-26 Mechano Chemical Research Institute Ltd. Procede pour le dessalement de l'eau de mer et dispositif correspondant

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996029142A1 (fr) * 1995-03-22 1996-09-26 Mechano Chemical Research Institute Ltd. Procede pour le dessalement de l'eau de mer et dispositif correspondant
AU700335B2 (en) * 1995-03-22 1998-12-24 Mechano Chemical Research Institute Ltd. Method for desalinating salts-containing water and apparatus therefor
US6071414A (en) * 1995-03-22 2000-06-06 Mechano Chemical Research Institute Ltd. Method for desalinating salts-containing water and apparatus therefor

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