JPH02240335A - 排水管用蓋 - Google Patents

排水管用蓋

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JPH02240335A
JPH02240335A JP1063266A JP6326689A JPH02240335A JP H02240335 A JPH02240335 A JP H02240335A JP 1063266 A JP1063266 A JP 1063266A JP 6326689 A JP6326689 A JP 6326689A JP H02240335 A JPH02240335 A JP H02240335A
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JP
Japan
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opening
pipe
valve body
hood
exhaust
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JP1063266A
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Masao Sakamaki
酒巻 正夫
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HOKKAIDO SEKISUI KOGYO KK
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HOKKAIDO SEKISUI KOGYO KK
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、排水管の点検・掃除用開口部に取り付けられ
る排水管用蓋に関する。
(従来の技術) 従来、家庭から出される汚水は、雨水とともに排水溝等
を通して河川に流されていたが、近時、下水道の普及に
伴い、汚水と雨水とは分けられるようになり、雨水のみ
が河川に流され、汚水は地下の排水管を通じて浄水場に
送られている。
上記排水管としては、今までコンクリ−1・製のものが
多く用いられていたが、最近では、合成樹脂管の普及に
伴い、合成樹脂製のものが一般化してきている。
ところで、上記排水管の会所部や曲がり角部には、汚物
が溜まり易いことから、点検及び掃除のための管が接続
されている。その管の開口部は、通常、建物の敷地内に
地表面と同しヘルに設けられ、土砂や雨水等が流れ込ま
ないよう蓋によって閉塞されている。この蓋は、排水管
がコンクリート製であったときは、コンクリート製又は
鋳鉄製のものであったが、合成樹脂製の排水管が普及す
るにつれて、管と同様合成樹脂製のものが使用されるよ
うになってきている。そして、この合成樹脂製の蓋は、
以前のコンクリート製や鋳鉄製のものに比べてはるかに
軽量で取扱が便利であり、しかも耐食性に優れていると
ともに安価であるといった優れた特徴を有していること
から、急速に普及してきている。現在用いられている合
成樹脂製の蓋は、前記した管の開口部を閉塞する天蓋部
と、該開口部内に嵌入される嵌入部とからなるもので、
嵌入部の外周面には、該嵌入部と管内壁面との隙間から
雨水等が管内に流れ込むのを防止するとともに、蓋口体
が管から不測に抜けないようにするためのバッキングが
全周にわたって設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した従来の合成樹脂製の蓋にあって
は、軽くて取扱が便利である反面、そのことが、コンク
リート製や鋳鉄製の蓋の場合にはなかった新たな問題と
なっていた。
すなわち、例えば集合住宅等において洗濯の排水や風呂
水等が各戸から一斉に排出された場合、排水管内を大量
の汚水が一度に流れることになるが、そうなるとその汚
水の前方に存在する空気の圧力が瞬間的に高くなり、重
量の軽い合成樹脂製の蓋はその影響を直接受けて簡単に
開口部から浮き上がってしまったり、又は吹き飛ばされ
てしまうといったことがあった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みなされたちのであって
、管内の気圧が一時的に高くなっても、開口部から浮き
上がったり吹き飛んだりすることのない合成樹脂製の排
水管用蓋を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る排水管用蓋は、排水管の点検・掃除用開口
部に取り付けられる合成樹脂製の蓋であって、前記開口
部を閉塞する天蓋部と、前記開口部内に嵌入される嵌入
部とからなり、前記天蓋部に排気弁が設けられたもので
ある。
(作用) 排水管内を大量の汚水が瞬間的に流れ、これGこよって
管内の気圧が一時的に高くなっても、管内の空気は天蓋
部の排気弁から外部に逃がされるため、蓋はその影響を
何ら受けない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
本発明に係る排水管用蓋1は、合成樹脂製であって、第
5図に示すように、排水管Pの点検・掃除用開口部Aに
取り付けられる。なお、この図において、Cは点検・掃
除用管、Gは地表、Mは排水管Pの会所部をそれぞれ示
している。
この排水管用M1は、第2図乃至第4図に示すように、
上記開口部Aを閉塞する天蓋部2と、開口部A内に嵌入
される嵌入部3とから構成されるとともに、上記天蓋部
2に複数個(本例では2個)の排気弁4が設けられたも
のである。
天蓋部2は、その表面が平滑になされており、前記開口
部Aに装着された際、地表面と略揃うように図られてい
る。この天蓋部2の中央部には、把手21が天蓋部2と
一体的に設けられている。
この把手21は、天蓋部2の表面から突出しないよう、
天蓋部2に形成された断面円弧状の凹陥部22の上端開
口面に掛は渡されている。また、この天蓋部2には、把
手21の両側に排気弁取付孔24が形成されている。
前記嵌入部3は、その外径が前記点検・掃除用管Cの内
径と略等しくなされており、その外周面には全周にわた
って凹溝31が形成されている。
そして、この凹溝31内に、点検・掃除用管Cの内周面
と圧接される環状のバッキング6が嵌着されている。
前記排気弁4は、第2図に示すように、底面に排気孔4
4を有するカップ状の弁体収納部41と、この弁体収納
部41の開口端に取り付けられた蓋体42と、弁体収納
部41内に収納され、前記排気孔44を開閉する球状の
弁体43とから構成されたもので、天蓋部2の排気弁取
付孔24に固着されている。
上記弁体収納部41の排気孔44の大きさは、排水管P
及び点検・掃除用管Cの規模や弁体43の直径等に応じ
て適宜決定される。また、排気孔44の径及び弁体収納
部41の内径は、排気時以外は常に弁体43がこの排気
孔44を塞ぐような寸法、つまり、排気孔44の周縁と
弁体収納部41の内壁面との距離が、弁体43の半径よ
りも小さくなるように決定される。このように、排気孔
44を排気時以外は弁体43で塞ぐようにしておくと、
排気孔44から雨水等が管内に浸入するのを阻止するこ
とができる。なお、排気孔44を排気時以外は常に弁体
43で塞ぐようにするには、上記した他に、例えば排気
孔44の内面側周縁角部を面取りするか、又は弁体収納
部41の底面をすり鉢状に形成してもよい。
前記蓋体42は、通気孔45が複数箇所(本例では2箇
所)にわたって形成されたもので、上記弁体収納部41
の開口端部に接着又は係合等適宜の手段で取り付けられ
ている。なお、通気孔45の数及び大きさは図示例のも
のに限らない。
前記弁体43は、排気時には排気孔44から浮き上がる
ように外れて排気孔44を開放し、排気時以外は常に排
気孔44を閉いて蓋体42の通気孔45から浸入した雨
水等が排気孔44を通じて管内に流入するのを防止する
ためのものである。
この弁体43は、合成樹脂又はガラス等、軽量でしかも
耐食性に優れた材料からなる。
上記のようになる排水管用蓋1は、点検・掃除用管Cの
上端開口部Aに、嵌入部3を嵌入させることによって装
着され、嵌入部3に取り付けられたバッキング6によっ
て、管Cの内周面と嵌入部3の外周面との隙間から雨水
等が管内に流れ込むのが防止される。
ここで、排水管P内を大量の汚水が瞬間的に流れ、管内
の気圧が一時的に高くなると、その圧力は排気弁4の排
気孔44にもかかり、その結果排気孔44を塞いでいる
弁体43が押し上げられる。
これにより、排気孔44が開通し、管内の空気は排気孔
44から弁体収納部41内を通過して蓋体42の通気孔
45から外に排出される(第1図参照)。これにより、
排水管用M1は管Cの開口部Aから浮き上がったり、吹
き飛んだりすることがない。
なお、排気弁4は、上記した例に限るものではなく、例
えば第6図乃至第8図に示すような構成のものであって
もよい。
すなわち、第6図に示す排気弁4ば、天蓋部2と一体的
に形成された弁体収納部41と、この弁体収納部41の
底面に形成した排気孔44に挿着されたリベット状の弁
体43と、弁体収納部41を閉じる蓋体42とから構成
されている。この例の場合は、弁体収納部41が天蓋部
2と一体であるから、その分前記実施例のものよりも部
品点数が少なくなる。排気孔44は弁体43の軸部46
よりも大きく、通常、弁体43の上端の鍔部47によっ
て閉塞されており、弁体43が上方に浮き上がったとき
だけ開通される。また、弁体43は、排気孔44から抜
は外れないように、その長さが弁体収納部41の深さよ
りも小さな寸法になされている。
第7図に示す排気弁4は、天蓋部2の表面に凹陥部を形
成することにより設けられた弁体収納部41と、この弁
体収納部41の底面中央部に形成された弁体取付孔48
と、この弁体取付孔48に抜脱不能に挿着されたリベッ
ト状の弁体43と、弁体収納部41の底面に前記弁体取
付孔48を取り囲むように設けられた複数個の排気孔4
4とから構成されている。なお、図中の符号49は、弁
体43の下端部に設けられた抜脱防止用の鍔を示してい
る。この例の場合は、上記した実施例よりもさらに部品
点数が少なくなる。
第8図に示す排気弁4は、天蓋部2にすり鉢状の弁体取
付孔48が形成され、この弁体取付孔48に、軸部46
の外周面に軸芯方向に沿って複数条の排気孔44・・・
を設けた皿リベット状の弁体43が抜脱不能に挿着され
た構成のものである。
ところで、排水管P内を大量の汚水が一度に流れた場合
、前述したようにその前方側の管内気圧は高くなるが、
これと反対側の気圧は逆に低くなる。そして、このよう
に管内の気圧が一時に極端に低くなると、例えば排水管
Pに連通しているトラップ(図示せず)の水が破水して
しまうなど、各部に悪影響を及ぼすといった別の問題が
生しる場合がある。これに対処する必要があるときは、
例えば第9図及び第10図に示すような吸排気弁を前記
した天蓋部2に設けるとよい。この吸排気弁7は、ゴム
等の可撓性を有する複数枚の扇形弁体72・・・を円形
に付き合わせてなるもので、各弁体72・・・は、第1
0図において二点鎖線で示すように、それぞれ上下いず
れの方向にも振れるようになされている。なお、図中の
符号73は弁体72・・・の基端部が取り付けられる取
付リング、74はこの取付リング73の上端開口部に取
着された弁体保護ネットをそれぞれ示している。このよ
うな吸排気弁7を用いると、大量の汚水が流れ管内の気
圧が高まったときは、各弁体72が上方に開いて管内の
空気が外部に排気され、また汚水が流れ去り管内の気圧
が低くなったときは、各弁体72が下方に開いて外部か
ら管内に空気が吸気される。
したがって、Mlの浮き上がりや吹き飛び、及び管内気
圧低下に起因する各悪影吉の両方が一挙に解決される。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の排水管用蓋は、合成樹脂
製であるから、軽量で取扱が便利であるとともに、耐食
性に優れ、しかも安価である。
また、天蓋部には排気弁が設けられているから、排水管
内を大量の汚水が瞬間的に流れ、これによって管内の気
圧が一時的に高くなっても、管内の空気を外部に逃がす
ことができる。したがって、開口部から浮き上がったり
、吹き飛んだりするおそれのないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明に係る排水管用蓋の一実施例
を示し、第1図は使用状態を示す断面図、第2図は排水
管用蓋の一部切欠正面図、第3図は同平面図、第4図は
同底面図、第5図は排水管との位置関係を示す概略図、
第6図乃至第8図はそれぞれ排気弁の他の実施例を示す
断面図、第9図は吸排気弁を示す平面図、第10図は同
断面図である。 1・・・排水管用M    2・・・天蓋部3・・・嵌
入部      4・・・排気弁特許出願人 北海道積
水工業株式会社 代 埋入 弁理士 大 西 浩 第18 第2図 / 53図 s4図 ツク 第6図 罷′ 第7図 (/ 第8図 −シ  7h 第5図 / 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)排水管の点検・掃除用開口部に取り付けられる合成
    樹脂製の蓋であって、 前記開口部を閉塞する天蓋部と、前記開口 部内に嵌入される嵌入部とからなり、前記天蓋部に排気
    弁が設けられたことを特徴とする排水管用蓋。
JP1063266A 1989-03-14 1989-03-14 排水管用蓋 Expired - Lifetime JPH0781289B2 (ja)

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JP1063266A JPH0781289B2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 排水管用蓋

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JP1063266A JPH0781289B2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 排水管用蓋

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JPH0781289B2 JPH0781289B2 (ja) 1995-08-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09328793A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 排水管路における空気抜き装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60195358U (ja) * 1984-06-01 1985-12-26 株式会社 小島製作所 排水通気管用ベントキヤツプ

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