JPH0224003A - バイトの位置調整方法 - Google Patents

バイトの位置調整方法

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JPH0224003A
JPH0224003A JP17431488A JP17431488A JPH0224003A JP H0224003 A JPH0224003 A JP H0224003A JP 17431488 A JP17431488 A JP 17431488A JP 17431488 A JP17431488 A JP 17431488A JP H0224003 A JPH0224003 A JP H0224003A
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JP
Japan
Prior art keywords
tool
microscope
knife edge
cutting tool
tool stand
Prior art date
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Pending
Application number
JP17431488A
Other languages
English (en)
Inventor
Teru Tsuboi
坪井 暉
Hiromichi Tamiya
田宮 博道
Katsuhiko Takeuchi
勝彦 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バイトの取付は位置が加工精度に大きい影響
を及ぼす超精密旋盤等のためのバイトの位置調整方法に
関する。
(従来技術) バイト交換の際におけるバイトの位置調整には接触式変
位計がよく使用されるが、ダイヤモンド刃具を用いたバ
イトの場合は接触式変位計を刃先に当てると欠けを生じ
るので不通である。非接触式変位計としては光学式や渦
電流式のものがあるが、ダイヤモンド刃具の場合は光を
透過するので光学式のもののうち遮光方式のものは使用
できず、また渦電流式のものもダイヤモンドの物理的性
質により使用することができない。
(発明が解決しようとする課題) これに対し、鉛直に設けた顕微鏡により刃先の水平方向
位置を目視で調整し、バイトと直交して水平に設けた顕
微鏡により刃先の上下方向位置を目視で調整することが
考えられるが、ダイヤモンド刃具の刃先は鉛直方向から
見て相当大なる円弧状となっているので、バイトと直交
して水平に設けた顕微鏡により刃具の先端を明確にとら
えることができず、従って刃先の上下方向位置を確実に
調整することができない。また、このような位置調整方
法では2本の顕微鏡を必要とし、装置が複雑になるとい
う問題がある。
本発明は上下方向光軸を有する1本の顕微鏡のみにより
、使用する装置の構造が簡単で、しかも各方向の位置を
確実に調整することができるバイトの位置調整方法を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このために、本発明によるバイトの位置調整方法は、添
付図面に例示する如く、ベッド10上に支持されて水平
軸線回りに主軸13を軸承する主軸台12と、この主軸
台に対し前記水平軸線と平行方向及びこれと直交する水
平方向に相対移動可能に前記ベンド10上に支持された
工具台20と、この工具台に対し上下方向位置調整可能
に設けられたバイト支持台25と、このバイト支持台に
固定されて前記主軸13の先端部に装着された工作物W
を加工するバイl−Tを備えてなる精密旋盤において、
前記ベッド10上に上下方向光軸を有する顕微鏡40を
設け、この顕微鏡と前記工具台20を水平方向において
所定の位置関係とした基準位置において、同顕微鏡によ
る前記バイ)−Tの刃先の像の焦点を合せることにより
同バイトの上下方向の位置を調整し、同顕微鏡による前
記バイトTの刃先の像の位置により同バイトの水平方向
位置を調整するものである。
(作用) 予め試し削りによりバイトTを正しい位置にセントした
後、顕m1140と工具台20を水平方向に相対移動さ
せ、顕微鏡40がバイトTの刃先をとらえる所定の位置
関係とした基準位置において、顕微鏡40を調整してバ
イ)Tの刃先の像の焦点を合せて顕微鏡40をその状態
にロックし、また、顕微鏡40によるバイトTの刃先の
像の位置を記憶する。バイトTを新しいものと交換した
際には、顕微鏡40と工具台20を水平方向に相対移動
して所定の基準位置とした後、バイト支持台25の上下
方向位置を移動し顕微鏡40にとらえられたバイl−T
の刃先の像の焦点を合せることによりバイl−Tの上下
方向位置を調整し、またこのバイトTの刃先の像の位置
によりバイトTの水平方向位置を調整する。
(発明の効果) 上述の如く、本発明によれば、交換の際におけるバ・イ
トの各方向の位置調整を、上下方向光軸を有する1本の
顕微鏡のみにより行うことができるので実施に必要な装
置の構造が簡単となる。また、上下方向位置の調整はこ
のような顕微鏡により確実にとえられた刃先の像の焦点
合せにより行っているので上下方向位置の調整も確実に
行うことができる。
(実施例) 以下に、第1図及び第2図に示す実施例により、本発明
の説明をする。
第1図に示す如く、工作機械のベッド10上には水平な
X方向に移動可能に移動台11が案内支持されて図略の
サーボモータにより往復送りが与えられ、移動台11上
には主軸台12が固定されている。主軸台12にはX方
向と平行な主軸13が軸承されて図略の主軸モータによ
り回転駆動され、主軸13の先端には工作物Wを装着す
るチャック14が設けられている。また移動台11上に
は、後述する顕微鏡40を支持する支持金具16が固定
されている。
第1図及び第2図に示す如く、ペッド1o上にはX方向
と直交する水平なY方向に移動可能にテーブル15が案
内支持されて図略のサーボモータにより往復送りが与え
られるようになっている。
テーブル15には工具台ベース21が固定され、この工
具台ベース21には案内台22、押え板23及び支持板
24が固定されている。此等工具台ベース21、案内台
22、押え板23及び支持台24は工具台20を構成し
、案内台22と押え板23の間には鉛直なX方向に移動
可能にバイト支持台25が案内支持され、X方向と平行
にバイト支持台25に形成された支持孔25aには、先
端部にダイヤモンド刃具Taを固定したバイトTのシャ
ンク部が挿入され、押しねじ26により固定・されてい
る。第2図に示す如く、バ・イト支持台25の支持部に
設けた鉛直孔25bには引張り軸35が挿入され、その
上端の頭部はバイト支持台25の上面に係止され、その
下端は工具台ベース21の下面に形成した凹部21a内
に隙間をおいて設けたナツト36に螺合固定されている
。凹部21aの上面とナンド36の間には複数の皿ばね
37が介装され、これによりバイト支持台25の下端面
は、次に述べる調整装置20の楔部材31上側の傾斜面
31aに強く弾圧されている。
次に、バイト支持台25の上下方向位置を調整する調整
装置30の説明をする。第2図に示す如く、引張り軸3
5を通す切欠き31bを形成した楔部材31は、工具台
ベース21の上面とバイト支持台25の下端面の間に、
X方向に摺動可能に介装されている。支持板24に回動
のみ可能に軸承したX方向に延びるねじ軸32は、内端
側半分が楔部材32に螺合され、外端部には調整つまみ
33が固定され、この調整つまみ33を回動して楔部材
31を前後動させることにより、バイト支持台25及び
バイトTの上下方向位置は調整される。
次に第1図及び第2図により、顕微鏡40の説明をする
。移動台11上に固定したL形の支持金具16の上端部
には顕微鏡40の基台45が固定され、この基台45の
一側には微動台46が鉛直なX方向に移動可能に案内支
持されて、微動つまみ47により上下方向位置調整可能
となっている。
顕微鏡40の鏡筒41は、その光軸が上下方向となるよ
うに微動台46に固定され、鏡筒41の下端部と上端部
にはそれぞれ対物レンズ42及びCCDカメラ43が設
けられている。CCDカメラ43はカメラケーブル44
を介してカメラコントロールユニy ) 51に接続さ
れ、これにより処理された画像がCR7表示装置50に
表示される。
鏡筒41の下部には観察対象物に光を送る光ケーブル4
8が接続されている。
実際の加工に先立ち、調整つまみ33によりバイトTの
上下方向位置を調整しながら試し削りを行い、刃具Ta
の、工作物Wを切削する刃先の高さを主軸13の回転軸
心(主軸軸心)の高さと正確に一致させる。そして移動
台11によりX方向切込みを与えてから刃具Taの刃先
が主軸心と一致する位置まで工具台20をX方向に前進
させてから後退させ、これを繰り返すことにより工作物
Wを所定の厚さに仕上げる。次いで第2図の二点鎖線に
示す如く、工具台20、バイト支持台25及びバイトT
を、刃具Taが顕微鏡40の光軸に対し丁度X方向真横
となる位置AまでX方向に前進させ、また移動台11と
共に顕微鏡40をその光軸が刃具Taの刃先と一致する
位置BまでX方向に前進させる。この状態においては顕
微鏡40が刃具Taの刃先をとらえてCR7表示装置5
0には刃先が写し出されているので、顕微鏡40の微動
つまみ47を手動により操作して鏡筒41の上下位置を
調整し、CR7表示装置50に写し出された刃先像の輪
郭Uの焦点を正確に合せる。顕微鏡40はこの状態でロ
ックされ、これ以後は鏡筒41の上下位置の移動は行わ
ない。次いで移動台11及び工具台20をX及びX方向
に微動させて、第2図に示す如く、顕微鏡40の視野に
設けたX方向及びX方向の照準線55a、55bの交差
点に刃先像の輪郭Uの先端を一致させ、この位置(基準
位置)と、刃具Taの刃先が主軸軸心において仕上済の
工作物Wと接触する位W(仕上位置)との間のX及びX
方向の距離Xo、Yoを記憶する。そして未加工の工作
物Wを主軸13先端のチャック14に装着し、前記同様
に移動台11及び工具台20を作動させ、仕上位置まで
移動させて工作物を所定の厚さに仕上げる。
パイ)Tを交換した場合は、先ず移動台11及び工具台
20を基準位置まで移動させ、工具台20に設けた調整
つまみ33によりバイト支持台25と共にパイ)Tを上
下動させてCR7表示装置50に写し出された刃先像の
輪郭Uの焦点を正確に合せる。これにより、交換したバ
イトTの刃具Taの刃先の高さは主軸軸心と同じ高さに
調整される。本実施例においては顕微鏡40の焦点深度
は約2ミクロンであるので、刃先の高さの調整精度も同
程度となる。次いで刃先像の輪郭像Uの先端を照準線5
5a、55bの交差点と一致させることにより、交換し
たバイトTに合せて基準位置を変更し、仕上位置までの
距離XO,YoO値も変更する。この変更された各値に
基づき、前記と同様の手順により、主軸13先端のチャ
ック14に装着した未加工の工作物Wを加工すれば、工
作物Wは所定の厚さに加工される。
上述の如く、本実施例によれば、交換の際におけるバイ
トTの上下方向及び水平二方向の位置調整を1本の上下
方向光軸を有する顕微鏡40のみにより行うことができ
、また上下方向位置調整の際の刃先の像を確実にとらえ
ることができるので同方向のバイト位置調整も確実に行
うことができる。
上記実施例においては、刃具Taの刃先像の輪郭Uの焦
点を合せることにより顕微鏡40の鏡筒41の上下位置
の設定及びパイ)Tの上下位置の調整を行っているが、
第1図に示す如く刃具Ta上面の刃先付近に目印しTb
を設け、この目印しTbの焦点合せにより上記各上下位
置の設定及び調整を行うようにしてもよい。この方がバ
イトTの刃先を見るよりもはっきりとCR7表示装置5
0でとらえることができる。
本発明は、上記実施例の如く同一寸法の工作物を繰り返
して加工する場合のみならず、異なる寸法の工作物の加
工を行う場合にも実施することができる。この場合は工
作物の寸法に応じて基準位置から仕上位置までの距離X
oを変更すればよい。
なお、本発明は、工具台20にパイ)TのX及びY方向
位置を調整できる調整装置を設けて実施することもでき
、この場合は基準位置及び距離Xo、Yoの記憶内容を
バイト交換の度に変更する必要はなくなる。
また、本発明は、上記実施例におけるCCDカメラ43
の代りに撮像管を用いて実施することもできるし、ある
いは顕微鏡40を直接覗いてバイトの水平方向位置調整
及び刃先像の焦点合せを行ってもよい。また、顕微鏡4
0は移動台11に設ける代りにベッド10に直接設ける
ようにしてもよい。
なお、本発明はダイヤモンド刃具を備えたバイトに特に
通したものであるが、その他のバイトに使用することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明によるバイトの位置調整方法の説明
図であり、第1図は全体平面図、第2図は第1図のn−
n断面図である。 符号の説明 10・・・ベンド、12・・・主軸台、13・・・主軸
、20・・・工具台、25・・・バイト支持台、40・
・・顕微鏡、T・・・バイト、W・・・工作物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ベッド上に支持されて水平軸線回りに主軸を軸承する
    主軸台と、この主軸台に対し前記水平軸線と平行方向及
    びこれと直交する水平方向に相対移動可能に前記ベッド
    上に支持された工具台と、この工具台に対し上下方向位
    置調整可能に設けられたバイト支持台と、このバイト支
    持台に固定されて前記主軸の先端部に装着された工作物
    を加工するバイトを備えてなる精密旋盤において、前記
    ベッド上に上下方向光軸を有する顕微鏡を設け、この顕
    微鏡と前記工具台を水平方向において所定の位置関係と
    した基準位置において、同顕微鏡による前記バイトの刃
    先の像の焦点を合せることにより同バイトの上下方向の
    位置を調整し、同顕微鏡による前記バイトの刃先の像の
    位置により同バイトの水平方向位置を調整することを特
    徴とするバイトの位置調整方法。
JP17431488A 1988-07-13 1988-07-13 バイトの位置調整方法 Pending JPH0224003A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019188482A (ja) * 2018-04-18 2019-10-31 共立精機株式会社 ツールプリセッタにおけるツール形状の測定装置及び測定方法
JP2020099960A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 株式会社アルプスツール 芯高さ調整機構

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4923880B1 (ja) * 1970-05-25 1974-06-19
JPS509877A (ja) * 1973-05-31 1975-01-31

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