JPH02239536A - 高出力真空管用の急速余熱陰極 - Google Patents
高出力真空管用の急速余熱陰極Info
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- JPH02239536A JPH02239536A JP2011997A JP1199790A JPH02239536A JP H02239536 A JPH02239536 A JP H02239536A JP 2011997 A JP2011997 A JP 2011997A JP 1199790 A JP1199790 A JP 1199790A JP H02239536 A JPH02239536 A JP H02239536A
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Classifications
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-
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- H01J1/00—Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
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- H—ELECTRICITY
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- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/04—Manufacture of electrodes or electrode systems of thermionic cathodes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Solid Thermionic Cathode (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業」二の利用分lI1
本発明は、高出力真空管に用いるための急速余熱ヒータ
及びそれを形成するための方法に関する. 〔従来技術1 高出力送信器の真空管は、急速に全出力を発欅するよう
に真空管のスイッチを入れることが出来ることがしばし
ば望まれる.しかし、真空管は電子を放射する前に加熱
される必要のある電子放射陰極を用いている.真空管を
急速にフルパワーにスイッチングする際の問題は、ヒン
ジが陰極を急速に加熱してしまうことである.技術的に
現状の急速余熱陰極は、ロウ・マス陰極にヒータを焼結
することにより形成されている.そのヒータはA1■O
,セラミック材で絶縁され、電気泳動的にコートされた
タングステンで作られている.焼結は通常、1300℃
で95%のタングステンと5%のニッケルの混合物を用
いて行われる.小さい真空管にについては、このアプロ
ーチは陰極が通常直径が0.25インヂ(約0.63セ
ンチメートル》或はそれ以下と小さいので加工可能であ
る.時に、W−Niの代わりにモリブデン及びルテニウ
ムの混会物が用いられる.そのときの焼結温度は概ね1
600℃である.より大きな陰極,例えば直径が0.5
インチ《約1,27センチメートル》或はそれ以上のも
のについては、このアプローチはあまり具合が良くない
.この問題は、直径が1インチ(約2.54センチメー
トル)以上の陰極に対L7ては受け入れがたいものであ
る. 問題は10秒の余熱時間を持つ1メガワット・クライス
トロード管に関する必要条件を考慮することにより,説
明しうる.陰極は直径が約2,5インチ(約6.35セ
ンチメートル)であるべきである.ヒータは陰極自身、
ヒータ導線、誘電コーティング、焼結材及び陰極支持を
加熱せねばならないだろう.このような大きな陰極を動
作温度に加熱するためには15,000ジュールが必?
である.このエネルギーの1は高電流及び高電圧を必要
とする,Al■0,にががる電圧は物質の降伏電圧を超
えるだろう.更に、!00アンペアのオーダーの電流が
有効ヒータ領域に与えられねばならない.そのとき、そ
の接続は熱を運び去り、熱損失を補うなめに更に電流規
格を増加させる十分な導体でなければならない.更に従
来技術のしータの間組の一つは、タングステンとA I
t O sとの膨張係数に大きな違いがあることであ
る.その異なるll張率は、加熱の間に疲労及び破壊を
もたらす応力の原因となる. 急速余熱陰極におけるエネルギーの必要を減じるために
,上記の例のようにボンバーダー(bombarder
)・ヒータがしばしば用いられる.一つの例が米国特許
第4,675,573号に示されている.ボンバーダー
は被加熱放射構造体で、陰極の背後に配設されている.
ボンバーダーと陰極との間には十分な電場が在る.ボン
バーダーから放射された電子は陰極の背後に加速されて
、陰極を加熱する. 電子管用の急速加熱陰極が.J . W. Kenda
ll,Jrに与えられた*国特許第3,299,317
号に記載されている.このlTmlliではワイア・ブ
レイド(wire braid)が陰極シリンダと直列
に接続されている.ブレイドは温度が高いとき大きな電
気抵抗を有し、温度が低いとき小さな電気抵抗を有する
ので、スイッチが入ったとき初期に大量の電流がブレイ
ドを通って直接陰極にサージすることを許容する.初期
高電流サージの後に、ブレイドは高温になりその電気抵
抗が大きくなる.ブレイドが高温になると、陰極の直接
加熱のための少ない電流がブレイドを通るが、しかし、
このときブレイドもまたその大きな電気抵抗のために間
接的に陰極を加熱する. 更に電子管用の急速加熱陰極がF.C.Jobnsto
neその他に与えられた米国特許第2,996,643
号に開示されている.この陰極配置においては、第一電
圧が初めに陰極の背面から離して1かれたフィラメント
に与えられ、それによりフイラメン1・が然電子を放射
する.フイラメン1・と陰極との間に与えられた第二電
圧が放射された電子を陰極の背面に向けて加速する.こ
れらの電子は陰極の背面に衝突し、陰極の急速加熱をも
たらす.陰極が電子放射温度に達した後、陰極とフィラ
メントとの間の電圧が除かれ、フィラメントからの熱放
射が陰極をその動作温度に維持する. 1987年6月23日にMiramその他に与えられ、
本発明と同様に譲渡された米国特許第4,675.57
3号に一つの急速余熱陰極配置が開示されており、その
中で陰極は陰極を通る[流のバーストによって直接加熱
され、ヒータコイルによって後部から加熱される. 〔発明の目的〕 従って、本発明の主な目的は絶縁物としてAl;0,を
使用せず、タングステン導線より少ない程々の電流を用
いるヒータ陰極組立体を提供することである. 更に本発明の目的は,ヒータの寿命を延ばすだめに材料
の熱膨張係数が一致している橋遺物を提供することであ
る. し発明の概要] 以下明らかになる本発明のこれら及びその他の目的,特
徴並びに利点は簡単にいって、陰極を加熱するために異
方性熱分解窒化ほう素の層がコートされた異方性熱分解
グラファイトを用いる本発明に従って達成される.ヒー
タは陰極本体の後部に焼結される. L実施例] 図面を参照すると、様々な図面を通して部分部分を示す
ために参照番号が使用されており,第1図には本発明に
従った構遺物の断面が示されている.陰極組立体10は
kT適にはタングステンである陰極12を有し、本発明
に従ってヒータ14の背部が焼結されているしータ14
の後ろには大口径の電子管のための任意のボン・バーグ
ー・ヒー・夕が示されている.電子管の中心軸線位置に
ある導線18はヒータ14の中心に通じている.ヒータ
電流のリターンバスは通常ヒータの外周部から接地され
ている.タライストロード(klysLrode)では
、陰極の前にグリッド20が配設されている.tllI
*物を管に密閏し、要素を互いに電気的に絶縁するため
に用いられる様々な真空シール及び絶縁物が当業者には
良く知られている. 本発明に従ったデバイスは幾つかの別の方法で形成する
ことが出来る.第一の方法が第2図に示されている.図
の最上位に示したステップaで異方性熱分解窒化ホウ素
フォーム100が陰極に一致するように所望の形状に作
られる.ステップbでは前記フォームに異方性熱分解グ
ラファイト102の層がコートされる.ステップCでヒ
ータパターン104が異方性熱分解グラファイ1へを貫
いて異方性熱分解窒化ホウ素フォームまで研磨する.ス
テップdで前記@磨されたヒータに異方性熱分解窒化ホ
ウ素106の層がコートされる.ステップCではレーザ
ー力・ツターが用いられ、ヒータパターン104のll
lW接部分が分離される.ステップfでデバイスは初め
に異方性熱分解グラファイトの薄い層がコートされ、次
にタングステン108の薄い層がコートされる.ステッ
プgでデバイスはW−Niミックス112を用いて約1
300℃で陰iiioに焼結される.もう一つの別の方
法が第3図に示されており、ステップhで陰極の形状に
一致する形状に異方性熱分解グラファイト20Gのブラ
ンクを形成することから始まる.ステップlでは、レー
ザーによって異方性熱分解グラファイトにヒータパター
ン202が切り出される.次にステップjでヒータは異
方性熱分解窒化ホウ素204によって全体をコートされ
る.ステップkでヒータは異方性熱分解グラファイトの
薄い層でコートされ、次に全体をタングステンの薄い層
でコートされる.ステップ1でヒータはW−Niミック
ス210を用いて約1300℃で陰極2(}8に焼結さ
れる.第4図には第三の方法が示されており、ステップ
『nで異方性熱分解窒化ホウ素フォーム100が形成さ
れる.ステップnで前記フォームは異方性熱分解グラフ
ァイト102によってコートされる,スデップ0では、
加熱されたパターン104が異方性熱分解グラファイト
を貫通して研磨される.ステップpで前記パターンは異
方性熱分解窒1ヒホウ素106によってコートされる.
ステップqでそのデバイスは異方性熱分解グラファイト
によってコートされ、次にタングステン108によって
コートされる.前記デバイスはW−Niミックス112
を用いて約13(10℃で#極110に焼結される6 更にまた別の方法が第5図に示されており、両面を異方
性熱分解グラファイト304,306でコートされた異
方性熱分解窒化ホウ素302の被加工物が、ステップS
で陰極の背面に一致するように凹面に形成されるか、非
常に小さい陰極の場合は平坦に形成される.ステップt
では異方性熱分解グラファイト306の背面,コーティ
ングにヒータパターン308が形成される.ステップU
で前記被加工物はタングステン一ニッケル焼結混合物3
12によってタングステン陰極310の背面部に焼結さ
れる.全構造物がモリブデンホル?ー314上に取り付
けらitる.請でも要望通りに作られたこれらの被加工
物の幾つかを購入することができ、次にそれらをヒータ
中に形成することができる.このような適用は費用効果
があるが、加熱時問が10乃至20%多くなってしまう
, 増加した温度で異方性熱分解窒化ホウ素が破損する電圧
はA1■0,セラミックに対するものより大きさでほぼ
2桁良い.1200℃における異方性熱分解窒化ホウ素
に対する峡壊電圧はおよそ50volLs/sitで、
同じ温度でA l t O sセラミック番二対するも
のは0.5volts/−i1である.ヒータ導体及び
絶縁体に関するlsijR係数に関しては、本発明のヒ
ータに関するものはA l z O xとタングステン
によるものに比べてずっと近い値のものであり、それ故
加熱中の応力を減少させる.タングステン導線のhot
−Lo−cold抵抗比はおよそ5:1であり、これに
対し異方性熱分解グラファイトに関するものはおよそ1
:2である.このことは,,急速余熱の後に低1t流で
温度を緒持することが本発明によって容易になされるこ
とを意味する. 本発明に従った新規な急速余熱ヒータ陰極組立体はクラ
イストロード管に用いられるような大口径陰極に比類無
き適性がある.更に、ヒータ電流における減少及び異方
性熱分解窒化ホウ素絶縁物の際立った電圧破壊特性が、
このデザインを従来技術に於いてはボンバーダーアプロ
ーチが唯一利用可能な解決法であった超急速応用への良
い候補にする. 本発明は実施例及びこれまでに述べてきた代案に制限さ
れるものではなく,本発明の範囲及び本発明の真の精神
から離れることなく変更改良が可能である. [発明の効果] 以上より、本発明の最も重要な効果は、上昇した温度で
のヒータ絶縁物の放電開始電圧がΔ1,O,セラミック
に関するものよりも大きさでほぼ2桁良いということで
ある. 別の効果は、要求されるサージ電流が従来技術のものよ
りも1桁小さいということである.更に別の効果は、ヒ
ータと絶縁物との尉張係数が殆ど一致するということで
ある. 本発明の目的、椙成及び動作士の特性、並びに効果は」
一記の詳細な説明と例示としての図面とから当業者には
明白なものとなったであろう.
及びそれを形成するための方法に関する. 〔従来技術1 高出力送信器の真空管は、急速に全出力を発欅するよう
に真空管のスイッチを入れることが出来ることがしばし
ば望まれる.しかし、真空管は電子を放射する前に加熱
される必要のある電子放射陰極を用いている.真空管を
急速にフルパワーにスイッチングする際の問題は、ヒン
ジが陰極を急速に加熱してしまうことである.技術的に
現状の急速余熱陰極は、ロウ・マス陰極にヒータを焼結
することにより形成されている.そのヒータはA1■O
,セラミック材で絶縁され、電気泳動的にコートされた
タングステンで作られている.焼結は通常、1300℃
で95%のタングステンと5%のニッケルの混合物を用
いて行われる.小さい真空管にについては、このアプロ
ーチは陰極が通常直径が0.25インヂ(約0.63セ
ンチメートル》或はそれ以下と小さいので加工可能であ
る.時に、W−Niの代わりにモリブデン及びルテニウ
ムの混会物が用いられる.そのときの焼結温度は概ね1
600℃である.より大きな陰極,例えば直径が0.5
インチ《約1,27センチメートル》或はそれ以上のも
のについては、このアプローチはあまり具合が良くない
.この問題は、直径が1インチ(約2.54センチメー
トル)以上の陰極に対L7ては受け入れがたいものであ
る. 問題は10秒の余熱時間を持つ1メガワット・クライス
トロード管に関する必要条件を考慮することにより,説
明しうる.陰極は直径が約2,5インチ(約6.35セ
ンチメートル)であるべきである.ヒータは陰極自身、
ヒータ導線、誘電コーティング、焼結材及び陰極支持を
加熱せねばならないだろう.このような大きな陰極を動
作温度に加熱するためには15,000ジュールが必?
である.このエネルギーの1は高電流及び高電圧を必要
とする,Al■0,にががる電圧は物質の降伏電圧を超
えるだろう.更に、!00アンペアのオーダーの電流が
有効ヒータ領域に与えられねばならない.そのとき、そ
の接続は熱を運び去り、熱損失を補うなめに更に電流規
格を増加させる十分な導体でなければならない.更に従
来技術のしータの間組の一つは、タングステンとA I
t O sとの膨張係数に大きな違いがあることであ
る.その異なるll張率は、加熱の間に疲労及び破壊を
もたらす応力の原因となる. 急速余熱陰極におけるエネルギーの必要を減じるために
,上記の例のようにボンバーダー(bombarder
)・ヒータがしばしば用いられる.一つの例が米国特許
第4,675,573号に示されている.ボンバーダー
は被加熱放射構造体で、陰極の背後に配設されている.
ボンバーダーと陰極との間には十分な電場が在る.ボン
バーダーから放射された電子は陰極の背後に加速されて
、陰極を加熱する. 電子管用の急速加熱陰極が.J . W. Kenda
ll,Jrに与えられた*国特許第3,299,317
号に記載されている.このlTmlliではワイア・ブ
レイド(wire braid)が陰極シリンダと直列
に接続されている.ブレイドは温度が高いとき大きな電
気抵抗を有し、温度が低いとき小さな電気抵抗を有する
ので、スイッチが入ったとき初期に大量の電流がブレイ
ドを通って直接陰極にサージすることを許容する.初期
高電流サージの後に、ブレイドは高温になりその電気抵
抗が大きくなる.ブレイドが高温になると、陰極の直接
加熱のための少ない電流がブレイドを通るが、しかし、
このときブレイドもまたその大きな電気抵抗のために間
接的に陰極を加熱する. 更に電子管用の急速加熱陰極がF.C.Jobnsto
neその他に与えられた米国特許第2,996,643
号に開示されている.この陰極配置においては、第一電
圧が初めに陰極の背面から離して1かれたフィラメント
に与えられ、それによりフイラメン1・が然電子を放射
する.フイラメン1・と陰極との間に与えられた第二電
圧が放射された電子を陰極の背面に向けて加速する.こ
れらの電子は陰極の背面に衝突し、陰極の急速加熱をも
たらす.陰極が電子放射温度に達した後、陰極とフィラ
メントとの間の電圧が除かれ、フィラメントからの熱放
射が陰極をその動作温度に維持する. 1987年6月23日にMiramその他に与えられ、
本発明と同様に譲渡された米国特許第4,675.57
3号に一つの急速余熱陰極配置が開示されており、その
中で陰極は陰極を通る[流のバーストによって直接加熱
され、ヒータコイルによって後部から加熱される. 〔発明の目的〕 従って、本発明の主な目的は絶縁物としてAl;0,を
使用せず、タングステン導線より少ない程々の電流を用
いるヒータ陰極組立体を提供することである. 更に本発明の目的は,ヒータの寿命を延ばすだめに材料
の熱膨張係数が一致している橋遺物を提供することであ
る. し発明の概要] 以下明らかになる本発明のこれら及びその他の目的,特
徴並びに利点は簡単にいって、陰極を加熱するために異
方性熱分解窒化ほう素の層がコートされた異方性熱分解
グラファイトを用いる本発明に従って達成される.ヒー
タは陰極本体の後部に焼結される. L実施例] 図面を参照すると、様々な図面を通して部分部分を示す
ために参照番号が使用されており,第1図には本発明に
従った構遺物の断面が示されている.陰極組立体10は
kT適にはタングステンである陰極12を有し、本発明
に従ってヒータ14の背部が焼結されているしータ14
の後ろには大口径の電子管のための任意のボン・バーグ
ー・ヒー・夕が示されている.電子管の中心軸線位置に
ある導線18はヒータ14の中心に通じている.ヒータ
電流のリターンバスは通常ヒータの外周部から接地され
ている.タライストロード(klysLrode)では
、陰極の前にグリッド20が配設されている.tllI
*物を管に密閏し、要素を互いに電気的に絶縁するため
に用いられる様々な真空シール及び絶縁物が当業者には
良く知られている. 本発明に従ったデバイスは幾つかの別の方法で形成する
ことが出来る.第一の方法が第2図に示されている.図
の最上位に示したステップaで異方性熱分解窒化ホウ素
フォーム100が陰極に一致するように所望の形状に作
られる.ステップbでは前記フォームに異方性熱分解グ
ラファイト102の層がコートされる.ステップCでヒ
ータパターン104が異方性熱分解グラファイ1へを貫
いて異方性熱分解窒化ホウ素フォームまで研磨する.ス
テップdで前記@磨されたヒータに異方性熱分解窒化ホ
ウ素106の層がコートされる.ステップCではレーザ
ー力・ツターが用いられ、ヒータパターン104のll
lW接部分が分離される.ステップfでデバイスは初め
に異方性熱分解グラファイトの薄い層がコートされ、次
にタングステン108の薄い層がコートされる.ステッ
プgでデバイスはW−Niミックス112を用いて約1
300℃で陰iiioに焼結される.もう一つの別の方
法が第3図に示されており、ステップhで陰極の形状に
一致する形状に異方性熱分解グラファイト20Gのブラ
ンクを形成することから始まる.ステップlでは、レー
ザーによって異方性熱分解グラファイトにヒータパター
ン202が切り出される.次にステップjでヒータは異
方性熱分解窒化ホウ素204によって全体をコートされ
る.ステップkでヒータは異方性熱分解グラファイトの
薄い層でコートされ、次に全体をタングステンの薄い層
でコートされる.ステップ1でヒータはW−Niミック
ス210を用いて約1300℃で陰極2(}8に焼結さ
れる.第4図には第三の方法が示されており、ステップ
『nで異方性熱分解窒化ホウ素フォーム100が形成さ
れる.ステップnで前記フォームは異方性熱分解グラフ
ァイト102によってコートされる,スデップ0では、
加熱されたパターン104が異方性熱分解グラファイト
を貫通して研磨される.ステップpで前記パターンは異
方性熱分解窒1ヒホウ素106によってコートされる.
ステップqでそのデバイスは異方性熱分解グラファイト
によってコートされ、次にタングステン108によって
コートされる.前記デバイスはW−Niミックス112
を用いて約13(10℃で#極110に焼結される6 更にまた別の方法が第5図に示されており、両面を異方
性熱分解グラファイト304,306でコートされた異
方性熱分解窒化ホウ素302の被加工物が、ステップS
で陰極の背面に一致するように凹面に形成されるか、非
常に小さい陰極の場合は平坦に形成される.ステップt
では異方性熱分解グラファイト306の背面,コーティ
ングにヒータパターン308が形成される.ステップU
で前記被加工物はタングステン一ニッケル焼結混合物3
12によってタングステン陰極310の背面部に焼結さ
れる.全構造物がモリブデンホル?ー314上に取り付
けらitる.請でも要望通りに作られたこれらの被加工
物の幾つかを購入することができ、次にそれらをヒータ
中に形成することができる.このような適用は費用効果
があるが、加熱時問が10乃至20%多くなってしまう
, 増加した温度で異方性熱分解窒化ホウ素が破損する電圧
はA1■0,セラミックに対するものより大きさでほぼ
2桁良い.1200℃における異方性熱分解窒化ホウ素
に対する峡壊電圧はおよそ50volLs/sitで、
同じ温度でA l t O sセラミック番二対するも
のは0.5volts/−i1である.ヒータ導体及び
絶縁体に関するlsijR係数に関しては、本発明のヒ
ータに関するものはA l z O xとタングステン
によるものに比べてずっと近い値のものであり、それ故
加熱中の応力を減少させる.タングステン導線のhot
−Lo−cold抵抗比はおよそ5:1であり、これに
対し異方性熱分解グラファイトに関するものはおよそ1
:2である.このことは,,急速余熱の後に低1t流で
温度を緒持することが本発明によって容易になされるこ
とを意味する. 本発明に従った新規な急速余熱ヒータ陰極組立体はクラ
イストロード管に用いられるような大口径陰極に比類無
き適性がある.更に、ヒータ電流における減少及び異方
性熱分解窒化ホウ素絶縁物の際立った電圧破壊特性が、
このデザインを従来技術に於いてはボンバーダーアプロ
ーチが唯一利用可能な解決法であった超急速応用への良
い候補にする. 本発明は実施例及びこれまでに述べてきた代案に制限さ
れるものではなく,本発明の範囲及び本発明の真の精神
から離れることなく変更改良が可能である. [発明の効果] 以上より、本発明の最も重要な効果は、上昇した温度で
のヒータ絶縁物の放電開始電圧がΔ1,O,セラミック
に関するものよりも大きさでほぼ2桁良いということで
ある. 別の効果は、要求されるサージ電流が従来技術のものよ
りも1桁小さいということである.更に別の効果は、ヒ
ータと絶縁物との尉張係数が殆ど一致するということで
ある. 本発明の目的、椙成及び動作士の特性、並びに効果は」
一記の詳細な説明と例示としての図面とから当業者には
明白なものとなったであろう.
第1図はボンバーダーを有する真空管の一端に取り付け
られた本発明に従った楕遣物をの断面図である. 第2図は本発明の構造物を形成するための第一の方法で
ある. 第3図は本発明の構造物を形成するための第二の方法で
ある, 第4図は本発明の横造物を形成するための第三の方法で
ある. 第5図は本発明の横遺物を形成するための第四の方法で
ある. [主要符号の説明] 10・・・陰極組立体 1.2,110,208・・・陰極 100・・・異方性熱分解窒化ホウ素フォーム102・
・・異方性熱分解グラファイ1・層104,202,3
08・・・ヒータパターン10B・・・異方性熱分解窒
化ホウ素層200・・・異方性熱分解グラファイトフォ
ーム302・・・異方性熱分解窒化ポウ素基板310・
・・タングステン陰極 314・・・モリブデンホルダー
られた本発明に従った楕遣物をの断面図である. 第2図は本発明の構造物を形成するための第一の方法で
ある. 第3図は本発明の構造物を形成するための第二の方法で
ある, 第4図は本発明の横造物を形成するための第三の方法で
ある. 第5図は本発明の横遺物を形成するための第四の方法で
ある. [主要符号の説明] 10・・・陰極組立体 1.2,110,208・・・陰極 100・・・異方性熱分解窒化ホウ素フォーム102・
・・異方性熱分解グラファイ1・層104,202,3
08・・・ヒータパターン10B・・・異方性熱分解窒
化ホウ素層200・・・異方性熱分解グラファイトフォ
ーム302・・・異方性熱分解窒化ポウ素基板310・
・・タングステン陰極 314・・・モリブデンホルダー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、真空管における陰極組立体の急速余熱ヒータを形成
するための方法であつて: (a)異方性熱分解グラファイトの層で陰極の背部に接
触する側と反対側の背面部を コートされた異方性熱分解窒化ホウ素の 被加工物を得る工程;並びに (b)異方性熱分解グラファイトの層を貫通して被加工
物上にヒータパターンを形成 する工程 とから成る方法。 2、ヒータパターンを形成する工程が研磨によってなさ
れるところの請求項1記載の方法。 3、ヒータパターンを形成する工程の後に異方性熱分解
窒化ホウ素の層でヒータパターンをコートする工程を有
する請求項1記載の方法。 4、ヒータパターンを異方性熱分解窒化ホウ素の層でコ
ートする工程の後に被加工物上のヒータパターンの隣接
要素を切り離す工程を有する請求項3記載の方法。 5、被加工物を得る工程が、異方性熱分解グラファイト
で両面をコートされた異方性熱分解窒化ホウ素の被加工
物を得る工程を有する請求項1記載の方法。 6、ヒータパターンを異方性熱分解窒化ホウ素の層でコ
ートする工程の後に被加工物を陰極の背面部に焼結する
工程を有する請求項3、4及び5記載の方法。 7、急速余熱ヒータ陰極組立体を形成する方法であって
: (a)異方性熱分解グラファイトの被加工物を作る工程
; (b)被加工物にヒータパターンを切り込む工程; (c)被加工物の全体を異方性熱分解窒化ホウ素でコー
トする工程; (d)被加工物を異方性熱分解グラファイトでコートす
る工程; (e)被加工物をタングステンの層でコートする工程;
並びに (f)陰極の背面部に被加工物を焼結する工程 とから成る方法。 8、高出力真空管に用いるヒータ−陰極構造体であって
、 陰極及び該陰極に焼結されたヒータから成 り、該ヒータが異方性熱分解窒化ホウ素の層でコートさ
れた異方性熱分解グラファイトで形成されるところのヒ
ーター陰極構造体。 9、ヒータがタングステンとニッケルとから成る焼結コ
ンパウンドによって陰極に焼結される請求項8記載の陰
極構造体。 10、請求項1乃至9の何れかのプロセスによって作ら
れる製造物。 11、電子デバイスの陰極用ヒータであって、異方性熱
分解窒化ホウ素の基板層及び前記 基板上に一体コーティングとして形成された異方性熱分
解グラファイトのヒータ要素から成るヒータ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US299,296 | 1989-01-23 | ||
US07/299,296 US5015908A (en) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | Fast warm-up cathode for high power vacuum tubes |
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---|---|
JPH02239536A true JPH02239536A (ja) | 1990-09-21 |
Family
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Family Applications (1)
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EP (1) | EP0380205B1 (ja) |
JP (1) | JPH02239536A (ja) |
CA (1) | CA2008295A1 (ja) |
DE (1) | DE69006603T2 (ja) |
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-
1989
- 1989-01-23 US US07/299,296 patent/US5015908A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-01-08 EP EP90300162A patent/EP0380205B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-01-08 DE DE69006603T patent/DE69006603T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-01-22 CA CA002008295A patent/CA2008295A1/en not_active Abandoned
- 1990-01-23 JP JP2011997A patent/JPH02239536A/ja active Pending
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EP0380205A1 (en) | 1990-08-01 |
EP0380205B1 (en) | 1994-02-16 |
DE69006603D1 (de) | 1994-03-24 |
CA2008295A1 (en) | 1990-07-23 |
US5015908A (en) | 1991-05-14 |
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