JPH0223886Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0223886Y2
JPH0223886Y2 JP4633386U JP4633386U JPH0223886Y2 JP H0223886 Y2 JPH0223886 Y2 JP H0223886Y2 JP 4633386 U JP4633386 U JP 4633386U JP 4633386 U JP4633386 U JP 4633386U JP H0223886 Y2 JPH0223886 Y2 JP H0223886Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
stay
link
tongue piece
protruding pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4633386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62158246U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4633386U priority Critical patent/JPH0223886Y2/ja
Publication of JPS62158246U publication Critical patent/JPS62158246U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0223886Y2 publication Critical patent/JPH0223886Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、移動する機械又は機械の移動部分
に定置部から電力、ガス、油等を供給する可撓ケ
ーブル、ホース等を多本数まとめて収納して案内
保護するケーブルドラツグチエーンに関する。
従来の技術 従来のプラスチツク製又はダイカスト製ケーブ
ルドラツグチエーンは開放形で、収納したケーブ
ルやホース等に外部から異物が付着してこれを損
傷するおそれがあつた。
考案が解決しようとする問題点 本案の目的は、プラスチツクやダイカストで一
体形成した枠形のリンクを連結してなる閉鎖形ケ
ーブルドラツグチエーンを提案するにある。
問題点を解決するための手段 本案は、連結状態においてほぼ四角筒状をなす
枠形のリンクAとリンクBとを交互に屈曲自由に
連結してなり、 リンクAは、上下のステイ部と結合する両側壁
の各中央部にリンク連結方向に離間した前後1対
の連結孔と、各連結孔を囲撓して前方及び後方に
開口する側壁内面の凹所とを有し、ステイ部と側
壁との前部及び後部は夫々前部及び後部の連結孔
を中心とする凸状半円筒面をなし、 リンクBは、上下のステイ部と結合する両側壁
に前記凹所内に滑入する前後方向に突出した可撓
性舌片と、その外側に突設した連結孔に嵌入する
突出ピン部とを有し、ステイ部と側壁との前部及
び後部は夫々前部及び後部の突出ピン部を中心と
し且つ前記凸状半円筒面より僅か大径の凹状円筒
面をなし、 可撓性舌片を凹所内に挿入して突出ピン部を連
結孔内に嵌入させたとき、凹所の側面と舌片の側
面との当接によつてリンクAとリンクBとが直線
状をなす位置と相隣るステイ部が重なりを保持す
る所定角度位置との間に屈曲可能であることを特
徴とする。
作 用 可撓性舌片を内側に撓ませてリンクAの凹所内
に挿入し、舌片の弾性により突出ピン部を連結孔
内に嵌入させてリンクA,Bを順次交互に連結し
たとき、相隣るリンクAとBは舌片と凹所との各
側面の当接によつて直線状をなす位置と所定角度
位置との間に屈曲することができ、いわゆるノー
バツクベント特性が得られる。前記所定角度位置
においてリンクA,Bの屈曲外側のステイ部は間
隙小なる円筒面をもつて重なりを保持するから、
リンクA,B内には外部から異物が侵入するおそ
れはない。
実施例 リンクAは、第1図乃至第4図に示すようにケ
ーブル等を保持する上下のステイ部1,2と両側
壁3とをプラスチツク又はダイカストにより枠形
に一体成形してなり、両側壁3の中央部にリンク
連結方向の中心線C上で該方向に離間した前後1
対の連結孔4を設け、ステイ部1,2と両側壁3
との前部及び後部を夫々前部及び後部の連結孔4
を中心とする凸状半円筒面5に形成し、両側壁3
の内面に各連結孔4を囲撓して前方及び後方に向
い上下寸法が拡大する扇形の凹所6を設ける。凹
所6の側面7,8が中心線Cとなす角α,βの間
には、後述のように連結したリンクA,Bの所定
屈曲角だけ差を設ける。また凹所6内には後述す
るリンクBの突出ピン部14の挿入を容易ならし
めるための外側方に拡がる傾斜面部9を凹設す
る。
リンクBは、第5図乃至第7図に示すようにケ
ーブル等を保持する上下のステイ部10,11と
両側壁12とをリンクAと同材にて一体成形して
なり両側壁12に中心線C上を前後方向に突出し
且つ凹所6内に滑入する可撓性舌片13を一体形
成し、舌片13の先端部に連結孔4に嵌入する突
出ピン部14を一体形成する。ステイ部10,1
1と両側壁12との前部及び後部を夫々前部及び
後部の突出ピン部14を中心とし且つ凸状半円筒
面5よりも僅か大径の凹状円筒面15に形成す
る。突出ピン部14の外面を斜面16に形成し、
更に舌片13の先端外側に斜面17を形成する。
舌片13は側面18,19が中心線Cと角αをな
して先細状をなす。
第8図のように、リンクA,Bを突出ピン部1
4を連結孔4に嵌入して交互に連結したとき、角
αの側面7と18が当接したときはリンクA,B
が直線状をてし、側面8と19が当接したときは
リンクA,BはB−αの角度に屈曲する。
上記屈曲状態において屈曲の外側となるステイ
部1の内面20は中心線Cと平行する平面であ
り、ステイ部1の厚さは、前記屈曲状態において
ステイ部1の凸状半円筒面5をなす部分がステイ
部10の凹状円筒面15をなす部分に対し充分な
重なり寸法を保持するように定められる。ステイ
部10の厚さは前記重なり寸法を得る程度であ
り、その内面中央に中心線Cと直角の補強桟21
を有する。一方、ステイ部2の内面は収納したケ
ーブルK等の湾曲内面に沿うように湾曲面22と
なり、またステイ部2の外面には、前記屈曲時に
凹状円筒面15の先端部分との干渉をさけるため
の凹所23を設ける。またステイ部11の内面に
補強桟24を設け、補強桟21との間に取付けた
支持板によにりケーブルK等を定位置に保持す
る。
リンクA,Bを前記のように連結孔4と突出ピ
ン14とに交互に必要長さに連続し、その前後端
に同様の連結構造をもつて枠形の取付金具25,
26を連結してケーブルドラツグチエーンを構成
し、これにケーブルK等を挿通支持させれば、相
隣るリンクA,B間には凸状半円筒面5と凹状円
筒面15との僅かの半径差に相当する湾曲した間
隙27が存するのみで、該間隙からケーブルドラ
ツグチエーン内へ異物が侵入するおそれはなく、
ケーブルK等をほぼ密閉状に保持することができ
る。
間隙27を極力小にするために、(1)凹状円筒面
15の先端部分の肉厚を内側に増大したり、(2)凹
状円筒面15を凸状半円筒面5とほぼ同じ半径で
且つ中心を突出ピン部14の中心より僅か内方へ
ずらせて間隙27を半月形とすることによりその
両端間隙長を小にしたり、(3)凹状円筒面15の代
りにその先端部間の寸法を僅か短縮した楕円面に
することは有効である。
本案ケーブルドラツグチエーンは前述の如く一
方向へ最大β−αの角度まで屈曲可能であり、こ
れ以上屈曲させれば舌片13が凹所6から内側へ
脱出してしまうおそれがある。第7図a,b,c
はかかる脱出の防止構造を示し、aは凹所6の側
面7,8及び舌片13の側面18,19を蟻溝嵌
合状に傾斜させて、屈曲力により舌片13に凹所
6の方への押圧力を加えたもの、bは側面7,8
と側面18,19間に夫々凹凸係合部28を設け
たもの、cは連結孔4と突出ピン部14の周面に
凹凸係合部29を設けたものである。
リンクA,Bの連結を解くには、突出ピン部1
4をドライバ等で内方へ押せばよく、この場合斜
面16はこの押し込み力を中心線c方向に変えて
リンクの分離を促進する。
考案の効果 本案は、ケーブル等を閉鎖状に支持するから、
外部から異物が直接ケーブル等に触れることを防
止し、またアルミ合金等の耐熱性材料にて枠形リ
ンクを一体成形した場合は工作機械の切粉などに
よるケーブル等の損傷を防止しうる効果があり、
また外部からケーブル等が見えないので外観が良
好である特徴がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図乃至第4図
はリンクAの夫々立面図、平面図、側面図、底面
図、第5図乃至第7図はリンクBの夫々立面図、
平面図、側面図、第8図は全体縦断面図、第9図
a,b,cは舌片の異る脱出防止構造を示す要部
断面図である。 1,2……リンクAのステイ部、3……リンク
Aの側壁、4……連結孔、5……凸状半円筒面、
6……凹所、10,11……リンクBのステイ
部、12……リンクBの側壁、13……可撓性舌
片、14……突出ピン部、15……凹状円筒面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 連結状態においてほぼ四角筒状をなす枠形のリ
    ンクAとリンクBとを交互に屈曲自由に連結して
    なり、 リンクAは、上下のステイ部と結合する両側壁
    の各中央部にリンク連結方向に離間した前後1対
    の連結孔と、各連結孔を囲撓して前方及び後方に
    開口する側壁内面の凹所とを有し、ステイ部と側
    壁との前部及び後部は夫々前部及び後部の連結孔
    を中心とする凸状半円筒面をなし、 リンクBは、上下のステイ部と結合する両側壁
    に前記凹所内に滑入する前後方向に突出した可撓
    性舌片と、その外側に突設した連結孔に嵌入する
    突出ピン部とを有し、ステイ部と側壁との前部及
    び後部は夫々前部及び後部の突出ピン部を中心と
    し且つ前記凸状半円筒面より僅か大径の凹状円筒
    面をなし、 可撓性舌片を凹所内に挿入して突出ピン部を連
    結孔内に嵌入させたとき、凹所の側面と舌片の側
    面との当接によつてリンクAとリンクBとが直線
    状をなす位置と相隣るステイ部が重なりを保持す
    る所定角度位置との間に屈曲可能である閉鎖形テ
    ーブルドラツグチエーン。
JP4633386U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPH0223886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4633386U JPH0223886Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4633386U JPH0223886Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158246U JPS62158246U (ja) 1987-10-07
JPH0223886Y2 true JPH0223886Y2 (ja) 1990-06-29

Family

ID=30865901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4633386U Expired JPH0223886Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0223886Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE20107003U1 (de) * 2001-04-23 2002-09-19 Igus Gmbh Energieführungskette
JP6497294B2 (ja) * 2015-10-23 2019-04-10 株式会社ダイフク 洗車機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62158246U (ja) 1987-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970021558A (ko) 연결부재와 그 제조방법
JPH0633659Y2 (ja) 雌型端子金具
KR950015866A (ko) 암형 콘택트
JPH0223886Y2 (ja)
US4878263A (en) Connector device to mount a windshield wiper contact clip, and clip endowed with such a connector device
EP0021153A1 (en) Cable supporting chain with monobloc elements
JPH0144837Y2 (ja)
JPH0144838Y2 (ja)
USD425443S (en) Male buckle portion
EP1260842A3 (en) Optical connector
USD405725S (en) Female buckle portion
USD438843S1 (en) Pin connector with recesses for receiving ribbed towers of a socket connector
JPH055313Y2 (ja)
JPH0144840Y2 (ja)
JPS5837298Y2 (ja) ネツクレス用留め金具
JPH055312Y2 (ja)
USD425815S (en) Bracelet-watch
JPH049305U (ja)
JP2515209Y2 (ja) ケーブルドラッグチェーン
JPH0223056Y2 (ja)
JPH0484850U (ja)
JPH01126069U (ja)
JPH051716Y2 (ja)
USD398498S (en) Plier jaws
JPH047768Y2 (ja)