JPH02237510A

JPH02237510A - ベッド用床座

Info

Publication number: JPH02237510A
Application number: JP1056346A
Authority: JP
Inventors: Yusuke Araki; 裕介荒木
Original assignee: Bridgestone Corp
Current assignee: Bridgestone Corp
Priority date: 1989-03-10
Filing date: 1989-03-10
Publication date: 1990-09-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業七の利用分野）この発明はベッド、特にはその床座を構成するスプリン
グのばね定数を可変としたべ．ノド用床座に関するもの
である。

（従来の技術）睡眠のためばかりでな《、休息用としても古《から用い
られて来たベッドは、通常、脚を呉備する枠体にそれぞ
れ一端が固着された複数のスプリングを有する床座によ
りマソ１・レスを弾性的に支？し、そのマットレスに上
に、パッド、更には必要に応じて毛布、敷布団を敷き、
シートで包んで使用されている。

（発明が解決しようとする課題）ところで、従来のベッドにあっては、基本的には、ベッ
ドの床座に使用されるスプリングの数及びそのばね定数
、更にはそれらスプリングの配置が定まっているため、
いわゆる、ベッドの堅さを調整することができず、選択
範囲が限られてしまうと言う問題があった。

このため、ベッドの堅さを好みに応じたものとするには
個別に注文する必要があり、極めて高価なものとならざ
るを得なかうた。

本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり■
、ベッドの堅さを必要に応じて自在に調節することがで
きる選択範囲の大きなベッド用床座を提供することをそ
の目的とする。

（課題を達成するための手段）この課題を達成するため、本発明ベッド用床座にあって
は、とくに、少なくとも一個のスプリングに、加圧流体
の適用により軸線方向に収縮力を生起する弾性収縮体の
両端部を直接的又は間接的に係合させてなる。

（作用）加圧流体が適用された弾性収縮体は、関連するスプリン
グに抗してその軸線方向に収縮力を生起することとなる
。それゆえ、スプリング及びそこに収容された弾性収縮
体を含む組み合わせたものの変形量に対する負荷の割合
、つまりそれら部材を組み合わせたもののばね定数は、
それぞれのばね定数の和に等しい。

ところで、スプリングのばね定数は、その弾性変形範囲
内にあっては一定であるので、弾性収縮体に適用される
加圧流体の圧力を変更することにより、スプリングと弾
性収縮体とを組合わせたもののばね定数、ひいてはベッ
ドの堅さを自在に調整することができる。

（実施例）以下図面を参照して本発明ベッド用床座の好適な実施例
について詳述する。

第１図は、本発明に係るベノ１・用床座１０の好適な実
施例の一部を断面にして示す模式図であり、脚！２が固
着された枠体！４には、それぞれ一端が固定板１５ａを
介して複数のスプリング１６か相互に離間して同定され
ており、それらスプリング１６はＬＬいに協働し゛Ｃ１
枠体１４から離間した喘部にマットレスｌ８を弾性支持
する。なお、マットレスｌ８は従来のそれと同様な構造
をしており、ここでは本発明とは直接的に関係しないの
で詳しい説明を省略する。

本実施例にあってはコイル形状としたスプリングｌ６は
、その内側に加圧流体の供給により膨径変形し軸線方向
に収縮力を生起する弾性収縮体２０をそれぞれ収容して
おり、当該弾性収縮体２０の−・端も固定板１５ａを介
して枠体１４に固着されている。

一方、弾性収縮体の他端は、マットレス１８に関係する
スプリング１６の端部に取付られた他の固定板１５ｂに
連結され．ている。

ここで弾性収縮体２０は、第２図に−＝部断面にして示
したように、加圧流体、例えば、圧縮空気又は加圧水を
透過することなく保持することができるゴム又はゴム状
弾性材料よりなる可撓性に優れた管状体２２の外周に、
耐張力に優れた繊維、例えば芳香族ボリアミド繊維等を
編組んだ編組み補強体２４を配設Ｌ２、それらの両端を
封ロ一部材２６でそれぞれ封市会着し、封上部材とそれ
ら管状体及び編組み補強構造体とが外れることがないよ
う、更にかしめリング２８にて外方よりかしめたエアー
バッグ形式のものである。

そして封正部材２６の少なくとも一方には、管状体２２
の内部空洞３０に加圧流体を給排する接続［１が形成さ
れており、そこに装着したニップル３２に、第１図に示
すように、圧力制御弁３４を含み操作源、例えば、エア
ーコンブレッサー３６に接続され管路を連結し、当該内
部空洞３０に圧縮空気を適用すると、編組み補強体２４
の編組み角０の拡大、つまり初期編組み角からいわゆる
静１ｌ―角（５４°４４′）に至るパンタグラフ運動に
より、管状体２２が膨径することとなりその軸線方向に
収縮力を生起するものである。

ところで、その収縮量Ｓに対する収縮力ｌ？の比、いわ
ゆるばね部材のばね定数に対応する弾性収縮体の定数（
単に弾性収縮体のばね定数ｋ，と言う）は、加圧流体の
圧力をパラメータとして示した第３図から明らかなよう
に、適用される加圧流体の圧力により適宜調整すること
ができるものである。

それゆえ、マットレスｌ８を支持するとともに、当該弾
性収縮体２０を内包するスプリング１６を含む組立て体
のばね定数ｋ、は、負荷が作用した状態において、弾性
収縮体２０及びスプリング！６の変位が同一であ．るこ
とを考慮すれば、ｋＩ′−ｋＩＩ４−ｋｒで与えられる。従って、弾性収縮体２０に適用される加
圧流体の圧力を調整することにより、弾性収縮体２０と
スプリング１６との組立て体のばね定数を適宜に変更す
ることができることとなる。

なお、ここで予めスプリングと弾性収縮体とが一体的に
ユニソトとして構成されたものであっても良いことはｆ
ｒ−述したところからも明らかである。

第４図に示す他の実施例は、ベッドの幾つかの？分、本
実施例にあっては、ベッドの各部分Ｂ１、Ｂ，、Ｂ３に
対応する部分のばね定数ｋ■、ｋｌ，、ｋ　１３を個別
に調整し得るよう構成したものであり、操作圧力源３６
から供給された圧縮空気は、圧力調整弁３４ａ〜３４ｃ
がそれぞれ接続された分岐回路に沿って流れてベッドの
各部分に位置する弾性収縮体にそれぞれ作用する。

それゆえ、各部分に作用する圧縮空気の圧力をそれぞれ
調整することにより、各部分におけるばね定数ｋ．を個
別に変更することができることとなる。

これに対し、第５図にしめす床座ｌＯは、べ・，ド幅方
向に配列され各列のばね定数を一列おきに変更し得るよ
う構成したものであり、操作圧力源３６から供給された
圧縮空気は、圧力制御弁３４ａ，　３４ｂがそれぞれ接
続された分岐回路に沿って、スプリング内に収容された
弾性収縮体の各列に供給されることとなる。

それゆえ、各列の弾性収縮体への加圧流体としての圧縮
空気の給排を調整することにより、床座１０に対する負
φイの分布に応じてそのばね定数ｋ，を様々に変更する
ことができる。

なお、本発明はこれら実施例に限定されるものでなく、
例えば、弾性収縮体に供給される加圧流体の給排を比較
的短時間の中に繰り返して行い、個々のスプリング又は
幾つかのスプリングの高さを周期的に変更することによ
り、マッ１・レスを支持する床座表面に波打ち運動を付
与し、このことにより床ずれを防ぐこと、更には、弾性
収縮体を固定板を用いることな《直接的にスプリングに
固着することなどもでき、特許請求の範囲内で種々の変
更を加えることができる。

（発明の効果）それゆえ本発明によれば、マットレスを弾性的に支持す
るベッド用床座のばね定数を簡単に変更し、希望に沿っ
た堅さのベッドを容易に提供することができる。

しかも、床座の各部分に応じたスプリングを用意するこ
となく、各部分のばね定数を変更することができるので
、設計が容易で安価な床座、ひいてはベッドを提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るベッド用床座を一部断面にして
示す模式図、第２図は、第１図に示す床座に使用して好適な弾性収縮
体を一部破断し゜Ｃ示す正面図、第３図は、第２図に示
す弾性収縮体の収縮量と収縮力との関係を、適用される
加圧流体の圧力をパラメータとして示す図、そして第４図及び第５図は、本発明に係る他の実施例をそれぞ
れ示す模式図である。第１図ＩＯ・・・ベッド用床座ｌ４・・・枠体１６・・・スプリング２０・・・弾性収縮体２４・・・編矧み補強構造体２６・・・封＋１一部材３０・・・内部空洞３４・・・圧力制御弁１２・・・脚１５ａ，　１５ｂ−固定板１８・・・マットレス２２・・・管状体２８・・・かしめリング３２・・・ニップル３６・・・操作圧力源第２図第３図リス縮量Ｓ

Claims

【特許請求の範囲】１、枠体に一端が固定され他端がマットレスをそれぞれ
弾性支持する複数のスプリングを具えるベッド用床座に
おいて、少なくとも一個のスプリングに、加圧流体の適用により軸線方向に収縮力を生起する弾性収縮体の
両端部を直接的又は間接的に係合させたことを特徴とす
るベッド用床座。