JPH0223746A - 音声パケット終端回路 - Google Patents
音声パケット終端回路Info
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- JPH0223746A JPH0223746A JP63172652A JP17265288A JPH0223746A JP H0223746 A JPH0223746 A JP H0223746A JP 63172652 A JP63172652 A JP 63172652A JP 17265288 A JP17265288 A JP 17265288A JP H0223746 A JPH0223746 A JP H0223746A
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Links
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Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は音声パケット交換機、とくにその加入置端未収
容部に好適な音声パケット終端回路に関するものである
。
容部に好適な音声パケット終端回路に関するものである
。
(従来の技術)
音声信号をたとえばPGM符号化してパケット化する音
声パケット通信は、データ通信と親和性があり、検討が
活発化している。たとえば津1)達による「パケット化
音声通信」電子通信学会誌、第82巻、第2号、第18
2〜184頁(1987年)によれば、無音圧縮や有音
の高能率符号化を行なうなどの技術により、音声情報の
冗長度を削減し、無音時間に他のデータ伝送を行なうこ
とが記載されている。またパケット通信は、速度が異な
る各種のデータ通信を統合するマルチメディア処理に適
しているから、実用化が進められている音声データ統合
網には有効な手段と考えられる。
声パケット通信は、データ通信と親和性があり、検討が
活発化している。たとえば津1)達による「パケット化
音声通信」電子通信学会誌、第82巻、第2号、第18
2〜184頁(1987年)によれば、無音圧縮や有音
の高能率符号化を行なうなどの技術により、音声情報の
冗長度を削減し、無音時間に他のデータ伝送を行なうこ
とが記載されている。またパケット通信は、速度が異な
る各種のデータ通信を統合するマルチメディア処理に適
しているから、実用化が進められている音声データ統合
網には有効な手段と考えられる。
しかし、パケット通信は元来、データ通信に適した蓄積
形の通信形態であるため、即時性のある音声通信では次
の点が問題となる。
形の通信形態であるため、即時性のある音声通信では次
の点が問題となる。
(1)蓄積に伴うパケット伝搬遅延量が大きい。
(2)伝搬時間が網のトラヒックによりゆらぎを受ける
。
。
(3)蓄積に使用するバッファの容量を超える大きな遅
延のパケットが廃棄される。
延のパケットが廃棄される。
(4)交換網の輻幀時にあふれたパケットが網内やパケ
ット分解部で廃棄される。
ット分解部で廃棄される。
これらの問題点は、音声通信の場合、その実時間性と時
間の透過性を損なう要因となる。
間の透過性を損なう要因となる。
具体的には、問題点(1)および(2)における伝送遅
延は、送話者の音声信号にエコーを与え、送話者はエコ
ーを聞きながら話すことになる。第6図のエコー関係図
に示すように、網遅延時間が20ミリ秒(ms)までは
通話に支障がないが、これを超えると残響音となり、話
しにくくなる。50ミリ秒を超えると音声の分離が生ず
る。これから、エコーの遅延時間およびレベルが適切で
ないと、通話に支障を生ずることがわかる。
延は、送話者の音声信号にエコーを与え、送話者はエコ
ーを聞きながら話すことになる。第6図のエコー関係図
に示すように、網遅延時間が20ミリ秒(ms)までは
通話に支障がないが、これを超えると残響音となり、話
しにくくなる。50ミリ秒を超えると音声の分離が生ず
る。これから、エコーの遅延時間およびレベルが適切で
ないと、通話に支障を生ずることがわかる。
問題点(3)および(4)によれば、音声の欠落が生ず
る。たとえば、第3図(a)に示すような原音声が符号
化およびパケット化されて通信網に送出され、受信側に
はパケット単位の信号の欠落を生ずることがある。この
ようなパケット欠落区間が生ずると、同図(b)に示す
ように音声信号が部分的に欠落し、再生音声には受話者
にとって不快な雑音を与えることになる。
る。たとえば、第3図(a)に示すような原音声が符号
化およびパケット化されて通信網に送出され、受信側に
はパケット単位の信号の欠落を生ずることがある。この
ようなパケット欠落区間が生ずると、同図(b)に示す
ように音声信号が部分的に欠落し、再生音声には受話者
にとって不快な雑音を与えることになる。
こうしたエコーおよび音声欠落は、いずれも再生音声の
品質を劣化させる。これら再生音声に生ずる2つの問題
に対し、前述の文献では、網構成を決めるパラメータを
最適化することでエコー発生の遅延時間の許容限界時間
を実用上差し支えない値にすることができるとし、また
2線φ4線変換回路がある場合はエコーサプレッサを必
要とするとしている。また、パケット廃棄率の問題につ
いては同様に、網構成を決めるパラメータを最適化する
ことで、パケット廃棄率を実用上差し支えない値とする
ことができることが記載されている。
品質を劣化させる。これら再生音声に生ずる2つの問題
に対し、前述の文献では、網構成を決めるパラメータを
最適化することでエコー発生の遅延時間の許容限界時間
を実用上差し支えない値にすることができるとし、また
2線φ4線変換回路がある場合はエコーサプレッサを必
要とするとしている。また、パケット廃棄率の問題につ
いては同様に、網構成を決めるパラメータを最適化する
ことで、パケット廃棄率を実用上差し支えない値とする
ことができることが記載されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、このような方法でパケット網を構成しようとす
ると、その設計段階での制約条件の項目が多い。したが
って、網構成の変更や修正が困難となり、柔軟なパケッ
ト通信網を実現することができないという問題があった
。
ると、その設計段階での制約条件の項目が多い。したが
って、網構成の変更や修正が困難となり、柔軟なパケッ
ト通信網を実現することができないという問題があった
。
そこで、音声パケットが網遅延の影響を受けてエコーを
生する問題、およびパケットの廃棄により生じた音声信
号の欠落による不快音を発生する問題に起因する通話音
声品質の劣化を防止するに際し、パケット通信網の構成
の変更や修正に柔軟性があることが要望されている。
生する問題、およびパケットの廃棄により生じた音声信
号の欠落による不快音を発生する問題に起因する通話音
声品質の劣化を防止するに際し、パケット通信網の構成
の変更や修正に柔軟性があることが要望されている。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決し、通話音
声の品質劣化が最小化され、柔軟性のあるパケット網を
構成できる音声パケット終端回路を提供することを目的
とする。
声の品質劣化が最小化され、柔軟性のあるパケット網を
構成できる音声パケット終端回路を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は上述の課題を解決するために、収容すべき2線
の加入者線に送受信される音声信号を第1の4線出力お
よび第1の4線入力における符号化された音声データに
変換する加入者回路手段と、第2の4線入力から音声デ
ータを受けて音声パケットに組み立てて交換網に送信し
、交換網から受信する音声パケットを分解して音声デー
タとして第2の4線出力に出力するパケット分解・組立
て手段との間に設けられ、第1の4線出力と第2の4線
入力との間、および第2の4線出力と第1の4線入力と
の間で音声データを転送する音声パケット終端回路は、
第2の4線出力から出力される音声データを一時蓄積し
これを並列データに変換する第1の記憶手段と、パケッ
ト分解・組立て手段が音声パケットを廃棄すると、少な
くとも廃棄された音声パケットの区間を補償 し、補償された並列データを出力する廃棄パケット補償
手段と、並列データを一時蓄積し、音声データに変換し
て第1の4線入力へこれを出力する第2の記憶手段と、
第1の4線出力から出力される音声データを一時蓄積し
、並列データにこれを変換する第3の記憶手段と、並列
データを一時蓄積し、これを音声データに変換して第2
の4線入力へこれを出力する第4の記憶手段と、廃棄パ
ケット補償手段の出力と第1の記憶手段の出力との間、
および第3の記憶手段の出力と第4の記憶手段の入力と
の間に接続され、第1の4線入力と第1の4線出力との
間に生ずる遠端加入者へのエコー成分を除去するエコー
打消し手段とを含む。
の加入者線に送受信される音声信号を第1の4線出力お
よび第1の4線入力における符号化された音声データに
変換する加入者回路手段と、第2の4線入力から音声デ
ータを受けて音声パケットに組み立てて交換網に送信し
、交換網から受信する音声パケットを分解して音声デー
タとして第2の4線出力に出力するパケット分解・組立
て手段との間に設けられ、第1の4線出力と第2の4線
入力との間、および第2の4線出力と第1の4線入力と
の間で音声データを転送する音声パケット終端回路は、
第2の4線出力から出力される音声データを一時蓄積し
これを並列データに変換する第1の記憶手段と、パケッ
ト分解・組立て手段が音声パケットを廃棄すると、少な
くとも廃棄された音声パケットの区間を補償 し、補償された並列データを出力する廃棄パケット補償
手段と、並列データを一時蓄積し、音声データに変換し
て第1の4線入力へこれを出力する第2の記憶手段と、
第1の4線出力から出力される音声データを一時蓄積し
、並列データにこれを変換する第3の記憶手段と、並列
データを一時蓄積し、これを音声データに変換して第2
の4線入力へこれを出力する第4の記憶手段と、廃棄パ
ケット補償手段の出力と第1の記憶手段の出力との間、
および第3の記憶手段の出力と第4の記憶手段の入力と
の間に接続され、第1の4線入力と第1の4線出力との
間に生ずる遠端加入者へのエコー成分を除去するエコー
打消し手段とを含む。
(作 用)
本発明によれば、パケット分解・組立て回路手段および
加入者回路に伝送する音声データは、第1ないし第4の
記憶手段のうちパケット分解・組立て回路手段および加
入者回路のそれぞれの出力および入力に対応したものの
間で並列データの形で転送される。エコー打消し手段は
、並列データに含まれ加入者回路で発生する遠端側端末
へのエコー成分を除去する。廃棄パケット補償手段は、
パケット分解・組立て回路がパケットの廃棄を検出する
と、その廃棄パケットの区間、その音声データを補償し
て音声の欠落を防ぐ。
加入者回路に伝送する音声データは、第1ないし第4の
記憶手段のうちパケット分解・組立て回路手段および加
入者回路のそれぞれの出力および入力に対応したものの
間で並列データの形で転送される。エコー打消し手段は
、並列データに含まれ加入者回路で発生する遠端側端末
へのエコー成分を除去する。廃棄パケット補償手段は、
パケット分解・組立て回路がパケットの廃棄を検出する
と、その廃棄パケットの区間、その音声データを補償し
て音声の欠落を防ぐ。
(実施例)
次に添付図面を参照して本発明による音声パケット終端
回路の実施例を詳細に説明する。
回路の実施例を詳細に説明する。
第1図は、音声パケット交換機における本発明による音
声パケット終端回路の実施例を示す。この音声パケット
交換機は、加入者端末装置1からの音声信号を符号化し
て音声データに変換し、これを音声パケットに組み立て
てパケット交換を行ない、また、交換された音声パケッ
トを分解して復号し、元の音声信号に変換して加入者端
末装置1へ出力する。
声パケット終端回路の実施例を示す。この音声パケット
交換機は、加入者端末装置1からの音声信号を符号化し
て音声データに変換し、これを音声パケットに組み立て
てパケット交換を行ない、また、交換された音声パケッ
トを分解して復号し、元の音声信号に変換して加入者端
末装置1へ出力する。
音声パケット交換機は、音声パケットの交換を行なうパ
ケット交換網8を有し、これに複数のパケット分解・組
立て回路5が収容されている。同図では、複雑化を避け
るためにそれらのうちの1回路のみを図示しである。パ
ケット分解・組立て回路5は、パケット交換網8へ送出
されるパケットを組み立て、またこれから受けたパケッ
トを分解する回路である。パケット分解・組立て回路5
に対応して音声パケット終端回路4が設けられ、この回
路4は、エコーのキャンセルおよび廃棄パケットの補償
を行なう機能を有する。音声パケット終端回路4の加入
者側には、加入者回路3が図示のように接続され、後者
に加入者端末装置lからの加入者線2が収容されている
。
ケット交換網8を有し、これに複数のパケット分解・組
立て回路5が収容されている。同図では、複雑化を避け
るためにそれらのうちの1回路のみを図示しである。パ
ケット分解・組立て回路5は、パケット交換網8へ送出
されるパケットを組み立て、またこれから受けたパケッ
トを分解する回路である。パケット分解・組立て回路5
に対応して音声パケット終端回路4が設けられ、この回
路4は、エコーのキャンセルおよび廃棄パケットの補償
を行なう機能を有する。音声パケット終端回路4の加入
者側には、加入者回路3が図示のように接続され、後者
に加入者端末装置lからの加入者線2が収容されている
。
加入者端末装置1と加入者回路3を接続する2線の加入
者線2には、送信音声信号10および受信音声信号11
が伝送される。加入者回路3は、送信音声信号10を本
交換機で扱える情報伝送速度134Kb/sの音声デー
タに変換して4線出力14より送出し、また4線人力1
5から入力する音声データを受信音声信号11に復号す
る加入者収容部である。
者線2には、送信音声信号10および受信音声信号11
が伝送される。加入者回路3は、送信音声信号10を本
交換機で扱える情報伝送速度134Kb/sの音声デー
タに変換して4線出力14より送出し、また4線人力1
5から入力する音声データを受信音声信号11に復号す
る加入者収容部である。
パケット交換網8とパケット分解・組立て回路5との間
では、音声情報部および制御情報部からなる音声パケッ
トが送信線20および受信線18に送受信される。パケ
ット分解・組立て回路5は、受信したパケットの音声情
報部を取り出し、情報伝送速度84Kb/sの音声デー
タに変換してこれを4線出力17より出力する。また、
4線入力18より入力される音声データをパケットに組
み立てて送信線20より送信する。
では、音声情報部および制御情報部からなる音声パケッ
トが送信線20および受信線18に送受信される。パケ
ット分解・組立て回路5は、受信したパケットの音声情
報部を取り出し、情報伝送速度84Kb/sの音声デー
タに変換してこれを4線出力17より出力する。また、
4線入力18より入力される音声データをパケットに組
み立てて送信線20より送信する。
音声パケット終端回路4は、図示のように加入者回路3
とパケット分解・組立て回路5との間にあって、両回路
からの4線人力14および17を対応する受信バッファ
43および41でそれぞれ受け、それらを対応する送信
バッファ42および44に転送してそれらの4線出力1
8および15からそれぞれ送出する。その間に、従来技
術による音声パケット通信の問題点であったパケット廃
棄による欠落音声を補償し、加入者回路3で発生する遠
端加入者側へのエコーを打ち消す。
とパケット分解・組立て回路5との間にあって、両回路
からの4線人力14および17を対応する受信バッファ
43および41でそれぞれ受け、それらを対応する送信
バッファ42および44に転送してそれらの4線出力1
8および15からそれぞれ送出する。その間に、従来技
術による音声パケット通信の問題点であったパケット廃
棄による欠落音声を補償し、加入者回路3で発生する遠
端加入者側へのエコーを打ち消す。
加入者回路3は、図示のようにハイブリッド回路(H)
31、符号器32および復号器33を有する。ハイブ
リッド回路31は、加入者端末装置1にて2線の加入者
線2に送受する音声信号10および11と符号器32へ
の4線の音声信号10および復号器33よりの4線の音
声信号】lの相互変換、および分離を行なう変換回路で
ある。送信音声信号10は、符号器32に与えられ、た
とえばPCM符号または高能率符号などの84Kb/s
の音声データに符号化され、その出力14より音声パケ
ット終端回路4に出力される。また、音声パケット終端
回路4より入力15に受信されるB4Kb/sの音声デ
ータは、復号器33により受信音声信号11に変換され
、ハイブリッド回路31を通して加入者線2へ送出され
る。
31、符号器32および復号器33を有する。ハイブ
リッド回路31は、加入者端末装置1にて2線の加入者
線2に送受する音声信号10および11と符号器32へ
の4線の音声信号10および復号器33よりの4線の音
声信号】lの相互変換、および分離を行なう変換回路で
ある。送信音声信号10は、符号器32に与えられ、た
とえばPCM符号または高能率符号などの84Kb/s
の音声データに符号化され、その出力14より音声パケ
ット終端回路4に出力される。また、音声パケット終端
回路4より入力15に受信されるB4Kb/sの音声デ
ータは、復号器33により受信音声信号11に変換され
、ハイブリッド回路31を通して加入者線2へ送出され
る。
音声パ斤ット終端回路4は2つの受信バッファ41およ
び43を有し、一方の受信バッファ41は、パケット分
解・組立て回路5の出力17より入力される直列な音声
データを一時蓄積して並列データに変換し、その出力2
3より廃棄パケット補償回路45へ、また選択回路46
を通ってエコーキャンセル回路48の遠端側入力端子2
5へ出力する。他方の受信バッファ43は、加入者回路
3の出力14より入力される直列な音声データを一時蓄
積して並列データに変換し、その出力22よりエコーキ
ャンセル回路48の近端側入力端子20へ出力する。
び43を有し、一方の受信バッファ41は、パケット分
解・組立て回路5の出力17より入力される直列な音声
データを一時蓄積して並列データに変換し、その出力2
3より廃棄パケット補償回路45へ、また選択回路46
を通ってエコーキャンセル回路48の遠端側入力端子2
5へ出力する。他方の受信バッファ43は、加入者回路
3の出力14より入力される直列な音声データを一時蓄
積して並列データに変換し、その出力22よりエコーキ
ャンセル回路48の近端側入力端子20へ出力する。
音声パケット終端回路4はまた、2つの送信バッファ4
2および44を有し、一方の送信バッファ42ハ、エコ
ーキャンセル回路48の遠端側出力24から並列データ
が入力され、これを直列なデータに変換してバッファ出
力18よりパケット分解・組立て回路5へ出力する。他
方の送信バッファ44は、エコーキャンセル回路48の
近端側出力21から並列データが入力され、これを直列
なデータに変換してバッファ出力15より加入者回路3
へ出力する。
2および44を有し、一方の送信バッファ42ハ、エコ
ーキャンセル回路48の遠端側出力24から並列データ
が入力され、これを直列なデータに変換してバッファ出
力18よりパケット分解・組立て回路5へ出力する。他
方の送信バッファ44は、エコーキャンセル回路48の
近端側出力21から並列データが入力され、これを直列
なデータに変換してバッファ出力15より加入者回路3
へ出力する。
これかられかるように、バッファ42および44は、バ
ッファ44および43とそれぞれ対称な処理機能を有す
る。
ッファ44および43とそれぞれ対称な処理機能を有す
る。
これらのバッファ41〜44は、音声データを直列デー
タとして送出する際に使用されるル則あるいはA則の非
直線圧伸符号化特性および線形符号化特性を実現するこ
とができる。また、バッファ41〜44の間で音声デー
タが並列形式に速度変換されて転送されるのは、エコー
キャンセル回路48などの終端回路4での内部処理を有
利に有利に行なうためである。エコーキャンセル回路4
8は、加入者回路3で発生する遠端加入者側へのエコー
をキャンセルする回路であり、これについては後に詳述
する。
タとして送出する際に使用されるル則あるいはA則の非
直線圧伸符号化特性および線形符号化特性を実現するこ
とができる。また、バッファ41〜44の間で音声デー
タが並列形式に速度変換されて転送されるのは、エコー
キャンセル回路48などの終端回路4での内部処理を有
利に有利に行なうためである。エコーキャンセル回路4
8は、加入者回路3で発生する遠端加入者側へのエコー
をキャンセルする回路であり、これについては後に詳述
する。
パケット分解・組立て回路5は、音声パケット終端回路
4の送信バッファ42から出力ぶれる音声データをパケ
ットに組み立ててパケット交換網8へ送出する。また、
パケット交換網8から受けたパケットを分解して音声パ
ケット終端回路4の受信バッファ41へ送出する。パケ
ット廃棄・組立て回路5には廃棄パケット検出回路6が
接続され、後者は、前者におけるパケット分解の状況を
接続線30を通して監視し、パケット交換網8から受信
したパケットのうち廃棄されたものがあるか否かを検出
する。その検出結果は、廃棄パケット検出回路6の制御
出力24から音声パケット終端回路4の廃棄パケット補
償制御部47に出力される。なお、第1図において、制
御線は点線にて示され、実線はデータ線を示す。
4の送信バッファ42から出力ぶれる音声データをパケ
ットに組み立ててパケット交換網8へ送出する。また、
パケット交換網8から受けたパケットを分解して音声パ
ケット終端回路4の受信バッファ41へ送出する。パケ
ット廃棄・組立て回路5には廃棄パケット検出回路6が
接続され、後者は、前者におけるパケット分解の状況を
接続線30を通して監視し、パケット交換網8から受信
したパケットのうち廃棄されたものがあるか否かを検出
する。その検出結果は、廃棄パケット検出回路6の制御
出力24から音声パケット終端回路4の廃棄パケット補
償制御部47に出力される。なお、第1図において、制
御線は点線にて示され、実線はデータ線を示す。
パケット廃棄による音声データの欠落に起因する加入者
側の音声品質劣化を補償するために、本実施例では廃棄
パケット補償回路45とその関連回路が設けられている
。廃棄パケット補償回路45は、パケット交換機にて生
ずるパケット廃棄による欠落音声を補償する回路である
。これは後に詳述する。廃棄パケット補償回路45の出
力27は、選択回路46を介してエコーキャンセル回路
48の遠端側人力25に接続されている。選択回路46
は、2つの接続端子26および27のいずれかを選択的
にエコーキャンセル回路48の遠端側人力25に接続す
るスイッチ回路であり、その選択動作は、点線28にて
概念的に示すように廃棄パケット補償制御部47の制御
下にある。
側の音声品質劣化を補償するために、本実施例では廃棄
パケット補償回路45とその関連回路が設けられている
。廃棄パケット補償回路45は、パケット交換機にて生
ずるパケット廃棄による欠落音声を補償する回路である
。これは後に詳述する。廃棄パケット補償回路45の出
力27は、選択回路46を介してエコーキャンセル回路
48の遠端側人力25に接続されている。選択回路46
は、2つの接続端子26および27のいずれかを選択的
にエコーキャンセル回路48の遠端側人力25に接続す
るスイッチ回路であり、その選択動作は、点線28にて
概念的に示すように廃棄パケット補償制御部47の制御
下にある。
廃棄パケット制御部47は、通常の状態では選択回路4
6を図示の接続状態にして、受信バッファ41の出力2
3をエコーキャンセル回路48の遠端側人力25に接続
しておく。パケット分解舎組立て回路5において受信パ
ケットの廃棄が検出されると、廃棄パケット検出回路6
の出力により廃棄パケット補償制御部47への制御線2
8を付勢する。制御部47はこれに応動して選択回路4
6および廃棄パケット補償回路45への制御線26を付
勢する。そこで選択回路46は、端子27をエコーキャ
ンセル回路の遠端側入力端子25に接続し、廃棄パケッ
ト補償回路45から出力される補間データが遠端側入力
端子25に与えられる。この状態は、少なくとも廃棄パ
ケットの区間以上にわたって継続される。
6を図示の接続状態にして、受信バッファ41の出力2
3をエコーキャンセル回路48の遠端側人力25に接続
しておく。パケット分解舎組立て回路5において受信パ
ケットの廃棄が検出されると、廃棄パケット検出回路6
の出力により廃棄パケット補償制御部47への制御線2
8を付勢する。制御部47はこれに応動して選択回路4
6および廃棄パケット補償回路45への制御線26を付
勢する。そこで選択回路46は、端子27をエコーキャ
ンセル回路の遠端側入力端子25に接続し、廃棄パケッ
ト補償回路45から出力される補間データが遠端側入力
端子25に与えられる。この状態は、少なくとも廃棄パ
ケットの区間以上にわたって継続される。
したがって、選択回路46の出力端子には、パケット廃
棄が検出されないときは、パケット分解・組立て回路5
から受けた受信データが現われ、パケット廃棄が検出さ
れたときは、廃棄パケット検出後数パケット区間に及ぶ
範囲で廃棄パケット補償回路45の出力するデータが現
われる。これは、パケット廃棄によって生ずる音声デー
タの欠落に起因する信号の不連続による不快音の発生、
すなわち受話音声の品質劣化が音声符号化速度64Kb
/sでは主要な問題であり、この不快音を防止するには
、欠落したパケットの部分以降も廃棄パケット補償回路
45での音声データの補償処理を必要とするためである
。
棄が検出されないときは、パケット分解・組立て回路5
から受けた受信データが現われ、パケット廃棄が検出さ
れたときは、廃棄パケット検出後数パケット区間に及ぶ
範囲で廃棄パケット補償回路45の出力するデータが現
われる。これは、パケット廃棄によって生ずる音声デー
タの欠落に起因する信号の不連続による不快音の発生、
すなわち受話音声の品質劣化が音声符号化速度64Kb
/sでは主要な問題であり、この不快音を防止するには
、欠落したパケットの部分以降も廃棄パケット補償回路
45での音声データの補償処理を必要とするためである
。
たとえば第3図(a)に示すような原音波形を伝送する
音声パケット区間であるパケットの欠落が発生すると、
欠落パケットの補償をしなければ、同図(b)に示すよ
うに音声信号が部分的に欠落し、再生音声には受話者に
とって不快な雑音を与えてしまうであろう。廃棄パケッ
ト補償回路45は、このような不快音の発生を防止する
ための回路である。この回路45に有利に適用される補
償方式は、たとえば零値置換方式、波形置換方式および
O次ホールド方式がある。これらの3方式の補償波形の
例を第4図に示す。同図(a)に示す原音波形の欠落区
間を補間する場合、零値置換方式では、同図(b)に示
すように零値のサンプルを用いる。波形置換方式では、
同(C)に示すように廃棄の直前の一定区間の最も類似
するサンプル値を使用して欠落区間を補償する。0次ホ
ールド方式では、同(d)に示すように、廃棄パケット
の直前のサンプル値で欠落区間の信号を置換し、次の再
生区間の波形との連続性を保つものである。これは本出
願人による係属中の特許出願、特願昭63130448
に詳述されているものが有利に適用される。
音声パケット区間であるパケットの欠落が発生すると、
欠落パケットの補償をしなければ、同図(b)に示すよ
うに音声信号が部分的に欠落し、再生音声には受話者に
とって不快な雑音を与えてしまうであろう。廃棄パケッ
ト補償回路45は、このような不快音の発生を防止する
ための回路である。この回路45に有利に適用される補
償方式は、たとえば零値置換方式、波形置換方式および
O次ホールド方式がある。これらの3方式の補償波形の
例を第4図に示す。同図(a)に示す原音波形の欠落区
間を補間する場合、零値置換方式では、同図(b)に示
すように零値のサンプルを用いる。波形置換方式では、
同(C)に示すように廃棄の直前の一定区間の最も類似
するサンプル値を使用して欠落区間を補償する。0次ホ
ールド方式では、同(d)に示すように、廃棄パケット
の直前のサンプル値で欠落区間の信号を置換し、次の再
生区間の波形との連続性を保つものである。これは本出
願人による係属中の特許出願、特願昭63130448
に詳述されているものが有利に適用される。
ところで、加入者回路3においてハイブリッド回路31
に入力される受信音声信号11は、ハイブリッド回路3
1の減衰特性だけ同回路31の出力する音声信号10に
回り込んで遠端の送話者に戻り、エコーとして聴取され
る。これを防ぐため、音声パケット終端回路4にエコー
キャンセル回路48が設けられている。エコーキャンセ
ル回路48は、近端側の端子20から入力される並列デ
ータから加入者回路3で発生したエコー成分を除去する
。このエコー打消し動作は、遠端側入力端子25に到来
する音声データをもとに適応的に行なわれる。
に入力される受信音声信号11は、ハイブリッド回路3
1の減衰特性だけ同回路31の出力する音声信号10に
回り込んで遠端の送話者に戻り、エコーとして聴取され
る。これを防ぐため、音声パケット終端回路4にエコー
キャンセル回路48が設けられている。エコーキャンセ
ル回路48は、近端側の端子20から入力される並列デ
ータから加入者回路3で発生したエコー成分を除去する
。このエコー打消し動作は、遠端側入力端子25に到来
する音声データをもとに適応的に行なわれる。
第5図において望域80が加入者回路3のエコー減衰量
である。この減衰量80は、エコー検知限界82に及ば
ないので、送話者は自己の音声をエコーとして聞くこと
になる。エコーキャンセル回路48はそこで、線84に
示すようなエコー打消し特性を有し、この特性84はエ
コー検知限界特性82より高く設定されているので、送
話者はエコーを感知しない。このエコー打消し特性84
は、FIR形および11R形アダプテイブフイルタ等で
有利に実現される。
である。この減衰量80は、エコー検知限界82に及ば
ないので、送話者は自己の音声をエコーとして聞くこと
になる。エコーキャンセル回路48はそこで、線84に
示すようなエコー打消し特性を有し、この特性84はエ
コー検知限界特性82より高く設定されているので、送
話者はエコーを感知しない。このエコー打消し特性84
は、FIR形および11R形アダプテイブフイルタ等で
有利に実現される。
なお、第1図の実施例では、エコー打消しにエコーキャ
ンセル回路48を用いたが、この代りにエコーサプレッ
サを用いてもよい。また、廃棄パケット補償回路45に
は、前置補間、零値補間、平均値補間およびO次ホール
ド補間などの様々な補間アルゴリズムが有効に適用され
る。
ンセル回路48を用いたが、この代りにエコーサプレッ
サを用いてもよい。また、廃棄パケット補償回路45に
は、前置補間、零値補間、平均値補間およびO次ホール
ド補間などの様々な補間アルゴリズムが有効に適用され
る。
ところでパケット分解・組立て回路5は、パケット交換
網8より音声パケットを受信線19に受信すると、その
音声情報部を直列な音声データに変換して4線出力17
より出力する。音声データは、音声パケット終端回路4
の受信バッファ41に一時蓄積され、並列データに変換
される。通常の状態では、選択回路4Bは受信バッファ
41の出力23をエコーキャンセル回路48に接続して
いるので、この並列データは、エコーキャンセル回路4
8を通り送信バッファ44に入力される。これは、送信
バッファ44で直列な音声データに変換され、出力15
より84Kb/sの速度で加入者回路3の復号器33へ
出力される。音声データは、受信音声信号11に復号さ
れ、ハイブリッド回路31より加入者線2へ送出される
。これにより加入者は、端末装置1で音声信号11の再
生音声を聞く。
網8より音声パケットを受信線19に受信すると、その
音声情報部を直列な音声データに変換して4線出力17
より出力する。音声データは、音声パケット終端回路4
の受信バッファ41に一時蓄積され、並列データに変換
される。通常の状態では、選択回路4Bは受信バッファ
41の出力23をエコーキャンセル回路48に接続して
いるので、この並列データは、エコーキャンセル回路4
8を通り送信バッファ44に入力される。これは、送信
バッファ44で直列な音声データに変換され、出力15
より84Kb/sの速度で加入者回路3の復号器33へ
出力される。音声データは、受信音声信号11に復号さ
れ、ハイブリッド回路31より加入者線2へ送出される
。これにより加入者は、端末装置1で音声信号11の再
生音声を聞く。
パケット分解・組立て回路5は、許容時間を超えて受信
したパケットやバッファからあふれたパケットがあると
、これを廃棄する。また、パケット交換網8の内部で発
生したパケット単位のデータ廃棄を受けたパケットを受
信する。このパケット廃棄は、信号線30により廃棄パ
ケット検出回路6により検出され、同検出回路6は、廃
棄パケット補償制御部47に検出信号28を送出する。
したパケットやバッファからあふれたパケットがあると
、これを廃棄する。また、パケット交換網8の内部で発
生したパケット単位のデータ廃棄を受けたパケットを受
信する。このパケット廃棄は、信号線30により廃棄パ
ケット検出回路6により検出され、同検出回路6は、廃
棄パケット補償制御部47に検出信号28を送出する。
制御部47は、これに応動して廃棄パケット補償回路4
5および選択回路46への制御信号28を有意にする。
5および選択回路46への制御信号28を有意にする。
選択回路46は、廃棄パケット補償回路45とエコーキ
ャンセル回路48を接点27を介して接続する。廃棄パ
ケット補償回路45は、前述の補間アルゴリズムによっ
て補間データを作成している。そこでこの補間データは
、廃棄パケット補償回路45からエコーキャンセル回路
48に入力される。これは、少なくともその廃棄パケッ
ト区間にわたって継続される。
ャンセル回路48を接点27を介して接続する。廃棄パ
ケット補償回路45は、前述の補間アルゴリズムによっ
て補間データを作成している。そこでこの補間データは
、廃棄パケット補償回路45からエコーキャンセル回路
48に入力される。これは、少なくともその廃棄パケッ
ト区間にわたって継続される。
この補間データは、前述した受信音声データと同様にし
てエコーキャンセル回路48から送信バッファ44に出
力され、さらに加入者回路3を通って加入者端末装置1
へ送出され、音声として再生される。
てエコーキャンセル回路48から送信バッファ44に出
力され、さらに加入者回路3を通って加入者端末装置1
へ送出され、音声として再生される。
廃棄パケットを補償すべき区間が終了すると、廃棄パケ
ット検出回路6は検出信号29を消勢し、これによって
廃棄パケット補償回路45は補間データの出力を停止す
る。これとともに、選択回路46は端子26の側に切り
換えられ、系は通常の状態の復帰する。
ット検出回路6は検出信号29を消勢し、これによって
廃棄パケット補償回路45は補間データの出力を停止す
る。これとともに、選択回路46は端子26の側に切り
換えられ、系は通常の状態の復帰する。
第2図に本発明の他の実施例を示す。第1図と同様の機
能要素は同じ番号にて示す。第1図の実雄側と相違する
点は、音声パケット終端回路4に高域通過フィルタ(H
PF) 49が設置されていることである。高域フィル
タ48は、図示のように選択回路46とエコーキャンセ
ル回路48の遠端側人力25との間に介挿され、パケッ
ト廃棄区間で廃棄パケット補償回路45かも出力される
補間データの低域周波数成分を減衰させるものである。
能要素は同じ番号にて示す。第1図の実雄側と相違する
点は、音声パケット終端回路4に高域通過フィルタ(H
PF) 49が設置されていることである。高域フィル
タ48は、図示のように選択回路46とエコーキャンセ
ル回路48の遠端側人力25との間に介挿され、パケッ
ト廃棄区間で廃棄パケット補償回路45かも出力される
補間データの低域周波数成分を減衰させるものである。
前述のように、パケット廃棄区間では、廃棄パケット補
償回路45かも補間データが出力されるが、その補間ア
ルゴリズムによっては、これによって付加され原音波形
にはない周波数成分が含まれることがある。この周波数
成分は、直流分側に多いので、低域フィルタ49は、こ
の低域周波数成分を除去して再生音声の品質をさらに改
善するものである。
償回路45かも補間データが出力されるが、その補間ア
ルゴリズムによっては、これによって付加され原音波形
にはない周波数成分が含まれることがある。この周波数
成分は、直流分側に多いので、低域フィルタ49は、こ
の低域周波数成分を除去して再生音声の品質をさらに改
善するものである。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、受信した音声パケ
ットにパケット廃棄に判なうデータの欠落が存在した場
合、廃棄パケット補償手段が補間データを出力し、パケ
ット廃棄による音声データの欠落を補償するので、加入
者端末における音声品質の劣化が防止される。さらに、
廃棄パケ・シト補償手段の出力を高域濾波することによ
り、補間データに付加される原音にない低域スペクトル
が除去され、音声品質がさらに改善される。加入者回路
における4線入力と4線出力の間で発生する遠端側加入
者へのエコーは、エコー打消し手段で適応的に除去され
る。
ットにパケット廃棄に判なうデータの欠落が存在した場
合、廃棄パケット補償手段が補間データを出力し、パケ
ット廃棄による音声データの欠落を補償するので、加入
者端末における音声品質の劣化が防止される。さらに、
廃棄パケ・シト補償手段の出力を高域濾波することによ
り、補間データに付加される原音にない低域スペクトル
が除去され、音声品質がさらに改善される。加入者回路
における4線入力と4線出力の間で発生する遠端側加入
者へのエコーは、エコー打消し手段で適応的に除去され
る。
こうして、音声パケット交換機におけるエコーおよびパ
ケット廃棄に起因する音声品質の劣化の問題がパケット
交換機の加入溝端未収容部において解決され、音声品質
が向上する。このように、パケット交換網の構築設計の
際、加入溝端未収容部については網遅延およびパケット
廃棄に関する制約を与えないようにしている。つまり、
加入者回路および加入者端末装置の特性に依存すること
なく、音声パケット通信の品質が向上し、パケット交換
網の構築の際の余裕度が大きくなる効果が期待できる。
ケット廃棄に起因する音声品質の劣化の問題がパケット
交換機の加入溝端未収容部において解決され、音声品質
が向上する。このように、パケット交換網の構築設計の
際、加入溝端未収容部については網遅延およびパケット
廃棄に関する制約を与えないようにしている。つまり、
加入者回路および加入者端末装置の特性に依存すること
なく、音声パケット通信の品質が向上し、パケット交換
網の構築の際の余裕度が大きくなる効果が期待できる。
第1図は本発明による音声パケット終端回路の実施例を
示す機能ブロック図、 第2図は本発明の他の実施例を示す、第1図と同様の機
能ブロック図、 第3図は原音波形と、音声パケットの欠落による再生波
形の例を示す波形図、 第4図は同実施例における廃棄パケット補償回路による
再生波形の例を示す波形図、 第5図は音声パケットのエコー減衰特性の例を示すグラ
フ、 第6図は音声通信における網遅延とエコーの関係を示す
解説図である。 主要部分の符号の説明 加入者端末装置 加入者回路 音声パケット終端回路 パケット分解・組立て回路 6 。 45゜ 47゜ 48゜ 49゜ 、廃棄バケツ 、廃棄バケツ 、廃棄バケツ 、エコーキャ 、高域通過フ ト検出回路 ト補償回路 ト補償制御部 ンセル回路 イルタ
示す機能ブロック図、 第2図は本発明の他の実施例を示す、第1図と同様の機
能ブロック図、 第3図は原音波形と、音声パケットの欠落による再生波
形の例を示す波形図、 第4図は同実施例における廃棄パケット補償回路による
再生波形の例を示す波形図、 第5図は音声パケットのエコー減衰特性の例を示すグラ
フ、 第6図は音声通信における網遅延とエコーの関係を示す
解説図である。 主要部分の符号の説明 加入者端末装置 加入者回路 音声パケット終端回路 パケット分解・組立て回路 6 。 45゜ 47゜ 48゜ 49゜ 、廃棄バケツ 、廃棄バケツ 、廃棄バケツ 、エコーキャ 、高域通過フ ト検出回路 ト補償回路 ト補償制御部 ンセル回路 イルタ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、収容すべき2線の加入者線に送受信される音声信号
を第1の4線出力および第1の4線入力における符号化
された音声データに変換する加入者回路手段と、 第2の4線入力から音声データを受けて音声パケットに
組み立てて交換網に送信し、該交換網から受信する音声
パケットを分解して音声データとして第2の4線出力に
出力するパケット分解・組立て手段との間に設けられ、 第1の4線出力と第2の4線入力との間、および第2の
4線出力と第1の4線入力との間で前記音声データを転
送する音声パケット終端回路において、該終端回路は、 第2の4線出力から出力される前記音声データを一時蓄
積し、これを並列データに変換する第1の記憶手段と、 前記パケット分解・組立て手段が音声パケットの廃棄を
検出すると、該廃棄された音声パケットの区間を補償し
、補償された並列データを出力する廃棄パケット補償手
段と、 前記並列データを一時蓄積し、前記音声データに変換し
て第1の4線入力へこれを出力する第2の記憶手段と、 第1の4線出力から出力される前記音声データを一時蓄
積し、並列データにこれを変換する第3の記憶手段と、 並列データを一時蓄積し、これを前記音声データに変換
して第2の4線入力へこれを出力する第4の記憶手段と
、 前記廃棄パケット補償手段の出力と第1の記憶手段の出
力との間、および第3の記憶手段の出力と第4の記憶手
段の入力との間に接続され、第1の4線入力と第1の4
線出力との間に生ずる遠端加入者へのエコー成分を除去
するエコー打消し手段とを含むことを特徴とする音声パ
ケット終端回路。 2、請求項1に記載の終端回路において、該終端回路は
、前記エコー打消し手段と前記廃棄パケット補償手段の
出力の間に接続され、該廃棄パケット補償手段で補償さ
れた並列データに含まれる低域成分を除去する高域通過
フィルタ手段を含むことを特徴とする音声パケット終端
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172652A JPH0223746A (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 音声パケット終端回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63172652A JPH0223746A (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 音声パケット終端回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223746A true JPH0223746A (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=15945863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63172652A Pending JPH0223746A (ja) | 1988-07-13 | 1988-07-13 | 音声パケット終端回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223746A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5979658A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-08 | Fujitsu Ltd | 複合交換機 |
JPS61206339A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | インタフエ−ス速度変換方式 |
JPS6318828A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エコ−消去装置 |
-
1988
- 1988-07-13 JP JP63172652A patent/JPH0223746A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5979658A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-08 | Fujitsu Ltd | 複合交換機 |
JPS61206339A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | インタフエ−ス速度変換方式 |
JPS6318828A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | エコ−消去装置 |
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