JPH0223343Y2 - - Google Patents

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JPH0223343Y2
JPH0223343Y2 JP1982063662U JP6366282U JPH0223343Y2 JP H0223343 Y2 JPH0223343 Y2 JP H0223343Y2 JP 1982063662 U JP1982063662 U JP 1982063662U JP 6366282 U JP6366282 U JP 6366282U JP H0223343 Y2 JPH0223343 Y2 JP H0223343Y2
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JP
Japan
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toe
plate
heel
trapezoidal
frame
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシユーズサイズに左右されない伸縮式
のものとしても使えまた固定式のものとしても使
えるローラースケートに関する。
従来、使用者の足の大きさに適宜合わせて着用
できるようにした伸縮式のローラースケートとし
て、下面にローラーが設けられた、爪先体と踵体
とを、それらの上面に形成されたスライド溝にフ
レームの両端部を嵌め込んでボルトで一体に結合
したものが知られている(実開昭57−23378号)。
ところが、上記従来のローラースケートは、ス
ライド溝の底面が平らに形成されるとともに、断
面コ字状のフレームの左右の角部が下に突出され
ており、該フレームをスライド溝に嵌入させた場
合に、フレームの上記角度がスライド溝の底面に
線接触する構造とされているため、爪先体とフレ
ーム、及び踵体とフレームの組立て結合強度が弱
いという問題点がある。
また上記従来のローラースケートは、前部締結
具を備えた爪先カバープレートを前記爪先体の上
面に密着して取り付けるとともに、後部締結具を
備えた踵カバープレートを前記踵体の上面に密着
して取り付け、上記前部締結具と後部締結具を利
用して運動靴等に自由に装着することができる構
造となつているが、上記のように爪先カバープレ
ートが爪先体の上面に隙間なく密着して取り付け
られる関係から、例えば前部締結具がベルトであ
る場合(ほとんどベルトである)、1本のベルト
を左右に分断して爪先カバープレートの左右の側
部にリベツト等で個々に固着する必要があり、爪
先カバープレートに対するベルトの取付け強度が
弱いという不満もある。
本考案は、フレームと爪先体及び踵体の組立て
結合強度が強く、しかも爪先体に前部締結具を強
固かつ容易に取り付けることができる伸縮式のロ
ーラースケートを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案は、底面
に該底面の長さ方向に連なる台形状の突起が形成
されたスライド溝が上面の前後方向に形成されか
つ該スライド溝の底部に止め孔が形成された前部
プレートの下面にローラーが設けられた爪先体
と、底面に該底面の長さ方向に連なる台形状の突
起が形成されたスライド溝が上面の前後方向に形
成されかつ該スライド溝の底部に止め孔が形成さ
れた後部プレートの下面にローラーが設けられた
踵体と、台形状の底部の底面に該底面の長さ方向
に連なる台形状のへこみが形成されるとともに底
部に該底部の長さ方向に長い止着孔が形成され両
端部を上記爪先体と踵体の上記スライド溝にそれ
ぞれ嵌入させて台形状の上記突起に台形状の上記
へこみを嵌合密着させた状態で上記止め孔から止
着孔に挿通された取付ボルトで上記爪先体と踵体
に固定され上記爪先体と踵体を一体に結合するチ
ヤンネル状のフレームと、下面に前部締結具を固
定し該前部締結具の固定部を上記前部プレートに
設けられた凹部等の隙間に嵌め入れて該前部プレ
ートの上面に上記フレームをおさえて着脱自在に
取り付けられる爪先カバープレートと、後部締結
具を備え上記後部プレートの上面に上記フレーム
をおさえて着脱自在に取り付けられる踵カバープ
レートとを具備した構成とした。
以下、本考案を図面を参照して具体的に説明す
る。
図面は本考案の一実施例を示すもので、図中1
は爪先体であり、この爪先体1は前面にストツパ
ー9が取り付けられている前部プレート3と、ト
ラツク4と、このトラツク4の両側に取り付けら
れたローラー8とから構成されている。上記トラ
ツク4は支持脚5とローラー軸6と枠環7とから
できており、支持脚5の先端部を前部プレート3
の下面に形成された受座3aの軸孔に嵌入させ、
かつ枠環7にキングボルト13を挿通し、そのキ
ングボルト13の先端を受座3bに螺着して前部
プレート3に取り付けられるとともに、上記支持
脚5の下端部に設けられたローラー軸6に左右二
つのローラー8を支持している。上記キングボル
ト13には受板11,11とゴム等からなる弾性
緩衝材10,10が通例のように装着され、また
締付ナツト12が螺着されている。
また、符号2は踵体であり、上記爪先体1と同
じような構成をしていて、この踵体2は後部プレ
ート21と、トラツク4とこのトラツク4の両側
に取り付けられたローラー8とから構成されてい
る。上記トラツク4は支持脚5とローラー軸6と
枠環7とからできており、支持脚5の先端部を後
部プレート21の下面に形成された受座21aの
軸孔に嵌入させ、かつ枠環7にキングボルト13
を挿通し、そのキングボルト13の先端を受座2
1bに螺着して後部プレート21に取り付けられ
るとともに、上記支持脚5の下端部に設けられた
ローラー軸6に左右二つのローラー8を支持して
いる。上記キングボルト13には受板11,11
とゴム等からなる弾性緩衝材10,10が通例の
ように装着され、また締付ナツト12が螺着され
ている。
さらに、上記前部プレート3及び後部プレート
21の上面の前後方向にはそれぞれスライド溝3
0,33が形成されており、このスライド溝3
0,33はフレーム29の両端部を嵌入させてあ
る。このフレーム29の底部29cは台形状に形
成され、該底部29cの底面には該底面の長さ方
向(フレーム29の長さ方向)に連なる台形状の
へこみ29dが形成されている。また、上記スラ
イド溝30,33の底面に該底面の長さ方向(ス
ライド溝30,33の長さ方向)に連なる台形状
の突起30a,33aが形成されている。そして
上記フレーム29はチヤンネル状をしており、そ
の両端部を上記スライド溝30,33にそれぞれ
嵌入されて台形状の上記突起30a,33aに台
形状のへこみ29dを嵌合密着させ、長さ方向に
スライドするようになつている。また、フレーム
29の上面は前部プレート3及び後部プレート2
1の上面と一致し一平面を形成するようになつて
いる。そして爪先カバープレート14に形成され
た止め孔41と上記フレーム29の長さ方向に設
けられた止着孔29aと前部プレート3のスライ
ド溝30の底部に形成された止め孔32とには取
付ボルト19が貫通しナツト20で取り付けら
れ、上記フレーム29は爪先カバープレート14
によつておさえられがたつかないようになつてい
る。また、一端に締結用ひも36を取り付けた前
部締結具17をリベツト18により下面に取り付
けた爪先カバープレート14の止め孔40と前部
プレート3の2つの止め孔31とには2本の取付
ボルト15が貫通しナツト16で取り付けられて
いる。なお、前部プレート3の上面には2つの凹
部3cが設けられていり、この凹部3cの外側に
は縁3dが形成され、かつ凹部3cの内部には付
属部材37が設けられ前部プレート3の上面と付
属部材37の上面とは一致している。また、第1
図は前部プレート3の上面の縁3dを取り除き、
かつ付属部材37を取り去り、前部締結具17を
取り付けた爪先カバープレート14を前部プレー
ト3の上面にかぶせた状態を示しており、前部プ
レート3の上面に設けられた凹部3cは爪先カバ
ープレート14の下面に突出する前部締結具17
やリベツト18の突起によつて爪先カバープレー
ト14ががたつくのを防止するようになつてい
る。また、前部プレート3の上面に凹部3cを設
けるかわりに爪先カバープレート14に凸条の押
し出し部を設けてもよい。さらに踵カバープレー
ト24に形成された止め孔42と上記フレーム2
9の長さ方向に設けられた止着孔29bと後部プ
レート21のスライド溝33の底部に形成された
止め孔34とには取付ボルト22が貫通しナツト
23で取り付けられ、上記フレーム29は踵カバ
ープレート24によつておさえられがたつかない
ようになつている。さらにまた、上記後部プレー
ト21の止め孔35と踵カバープレート24の止
め孔43とには取付ボルト25が貫通しナツト2
6で取り付けられ、上記踵カバープレート24の
後部には挿通孔27が設けられており、この挿通
孔27には後部締結具28が挿通されている。
次に本考案にかかるローラースケートの作用を
説明する。
第1図はローラースケートの長さをほぼ最小に
した状態を示してあり、このローラースケート専
用の靴を固定し一体化して使う場合には、第2図
に示してあるように前部プレート3の上面に設け
られた凹部3cに付属部材37を取り付けた状態
で、まずローラースケート上面にローラースケー
ト専用の靴を乗せて靴の長さに合わせて爪先体1
と踵体2の位置を決め、次に止め孔31,32,
34,35に相当する靴の位置に穴をあけて、取
付ボルト15,19,22,25及びナツト1
6,20,23,26で靴をローラースケートに
取り付ければよい。なお、あらかじめ止め孔3
2,34には取付ボルト19,22を挿通してナ
ツト20,23で取り付け、フレーム29を爪先
体1と踵体2とに固定しておき、靴には止め孔3
1,35に相当する位置だけに穴をあけて、取付
ボルト15,25及びナツト16,26で靴をロ
ーラースケートに取り付けてもよい。
また、このローラースケートに運動靴などを装
着する場合には、まず前部プレート3の上面の凹
部3cに取り付けられた付属部材37を取り去
り、この凹部3cの外側に形成された縁3bを取
り除き、前部締結具17を取り付けた爪先カバー
プレート14を前部プレート3の上面にかぶせ
て、爪先カバープレート14の止め孔40と前部
プレート3の止め孔31とに取付ボルト15を挿
通し、ナツナ16で爪先カバープレート14を前
部プレート3に固定する。そして、後部締結具2
8を取り付けた踵カバープレート24を後部プレ
ート21の上面にかぶせて、踵カバープレート2
4の止め孔43と後部プレート21の止め孔35
とに取付ボルト25を挿通し、ナツト26で踵カ
バープレート24を後部プレート21に固定す
る。次に取付ボルト19を前部プレート3の止め
孔32とフレーム29の止着孔29aと爪先カバ
ープレート14の止め孔41とに挿通し、かつ取
付ボルト22を後部プレート21の止め孔34と
フレーム29の止着孔29bと踵カバープレート
24の止め孔42とに挿通するとともに、ローラ
ースケート上面に運動靴など装着したい靴を乗せ
て、前部締結具17と後部締結具28を締め付け
て運動靴など装着したい靴をローラースケートに
固定する。最後にローラースケートの長さをシユ
ーズに合わせて取付ボルト19,22にナツト2
0,23を取り付け固定する。
上記において、スライド溝30,33の底面に
形成された台形状の突起30a,33aは前部プ
レート3と後部プレート21の強度を強め、フレ
ーム29の台形状の底部29cはフレーム29の
強度を高める。また、取付ボルト19,22とナ
ツト20,23を締め付けると、スライド溝3
0,33の台形状の突起30a,33aがフレー
ム底部29cの台形状のへこみ29dに楔のよう
に嵌まり込んで密着するとともに、フレーム29
が突起30a,33aの楔作用によつて幅を広
め、その外側面をスライド溝30,33の内側面
に密接させるので、フレーム29と爪先体1及び
踵体2の組立て結合強度が大幅に向上する。
また、爪先体1と踵体2に爪先カバープレート
14と踵カバープレート24を取り付けて運動靴
などに装着する場合、爪先カバープレート14と
踵カバープレート24はフレーム29をおさえて
爪先体1と踵体2に取り付けられるため全体の組
立て強度が一層強化される。その上、爪先体1の
前部プレート3と爪先カバープレート14との間
に凹部3c等によつて隙間が形成され、その隙間
に、爪先カバープレート14の下面に固定された
前部締結具17の固定部を嵌め入れる構成とされ
ているため、前部締結具17を左右に二分して爪
先カバープレート14に取り付ける必要がなく、
1本のまま爪先カバープレート14の下に通して
強固かつ容易に前部締結具17を爪先体1に取り
付けることができる。
以上説明したように、本考案に係るローラース
ケートは、底面に該底面の長さ方向に連なる台形
状の突起が形成されたスライド溝が上面の前後方
向に形成されかつ該スライド溝の底部に止め孔が
形成された前部プレートの下面にローラーが設け
られた爪先体と、底面に該底面の長さ方向に連な
る台形状の突起が形成されたスライド溝が上面の
前後方向に形成されかつ該スライド溝の底部に止
め孔が形成された後部プレートの下面にローラー
が設けられた踵体と、台形状の底部の底面に該底
面の長さ方向に連なる台形状のへこみが形成され
るとともに底部に該底部の長さ方向に長い止着孔
が形成され両端部を上記爪先体と踵体の上記スラ
イド溝にそれぞれ嵌入させて台形状の上記突起に
台形状の上記へこみを嵌合密着させた状態で上記
止め孔から止着孔に挿通された取付ボルトで上記
爪先体と踵体に固定され上記爪先体と踵体を一体
に結合するチヤンネル状のフレームと、下面に前
部締結具を固定し該前部締結具の固定部を上記前
部プレートに設けられた凹部等の〓間に嵌め入れ
て該前部プレートの上面に上記フレームをおさえ
て着脱自在に取り付けられる爪先カバープレート
と、後部締結具を備え上記後部プレートの上面に
上記フレームをおさえて着脱自在に取り付けられ
る踵カバープレートとを具備した構成とされてい
るので、フレームと爪先体及び踵体の組立て強度
が強く、長期間にわたつて安全走行ができるとと
もに、爪先体に前部締結具を強固かつ容易に取り
付けることができる長所がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は正面図、第2図は爪先カバープ
レート14及び踵カバープレート24を取り外し
た状態を示す平面図、第3図は第1図の−線
に沿う断面端面図である。 1……爪先体、2……踵体、3……前部プレー
ト、14……爪先カバープレート、17……前部
締結具、19……取付ボルト、21……後部プレ
ート、22……取付ボルト、24……踵カバープ
レート、28……後部締結具、29……フレー
ム、30……スライド溝、32……止め孔、33
……スライド溝、34……止め孔、29a,29
b……止着孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面に該底面の長さ方向に連なる台形状の突起
    30aが形成されたスライド溝30が上面の前後
    方向に形成されかつ該スライド溝30の底部に止
    め孔32が形成された前部プレート3の下面にロ
    ーラー8が設けられた爪先体1と、底面に該底面
    の長さ方向に連なる台形状の突起33aが形成さ
    れたスライド溝33が上面の前後方向に形成され
    かつ該スライド溝33の底部に止め孔34が形成
    された後部プレート21の下面にローラー8が設
    けられた踵体2と、台形状の底部29cの底面に
    該底面の長さ方向に連なる台形状のへこみ29d
    が形成されるとともに底部29cに該底部29c
    の長さ方向に長い止着孔29a,29bが形成さ
    れ両端部を上記爪先体1と踵体2の上記スライド
    溝30,33にそれぞれ嵌入させて台形状の上記
    突起30a,33aに台形状の上記へこみ29d
    を嵌合密着させた状態で上記止め孔32,34か
    ら止着孔29a,29bに挿通された取付ボルト
    19,22で上記爪先体1と踵体2に固定され上
    記爪先体1と踵体2を一体に結合するチヤンネル
    状のフレーム29と、下面に前部締結具17を固
    定し該前部締結具17の固定部を上記前部プレー
    ト3に設けられた凹部3c等の隙間に嵌め入れて
    該前部プレート3の上面に上記フレーム29をお
    さえて着脱自在に取り付けられる爪先カバープレ
    ート14と、後部締結具28を備え上記後部プレ
    ート21の上面に上記フレーム29をおさえて着
    脱自在に取り付けられる踵カバープレート24と
    を具備したことを特徴とするローラースケート。
JP6366282U 1982-04-30 1982-04-30 ロ−ラ−スケ−ト Granted JPS58166378U (ja)

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JPS58166378U JPS58166378U (ja) 1983-11-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5723378B2 (ja) * 1974-03-25 1982-05-18

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5723378U (ja) * 1980-07-15 1982-02-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5723378B2 (ja) * 1974-03-25 1982-05-18

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