JPH0223305Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223305Y2 JPH0223305Y2 JP1986101364U JP10136486U JPH0223305Y2 JP H0223305 Y2 JPH0223305 Y2 JP H0223305Y2 JP 1986101364 U JP1986101364 U JP 1986101364U JP 10136486 U JP10136486 U JP 10136486U JP H0223305 Y2 JPH0223305 Y2 JP H0223305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circumferential wall
- main body
- wall surface
- mouthpiece
- blowing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 25
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 description 4
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000000481 breast Anatomy 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 210000002345 respiratory system Anatomy 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 238000009736 wetting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、おしやぶりに関し、多角形状であつ
て中空リング状となつている本体の外周壁面に吹
口を開口させると共に、外周壁面及び内周壁面と
で形成された中空部内に気道を設け、内周壁面に
歌口を形成することにより、乳児にとつて高度な
吹くという動作を、おしやぶり動作の中で自然に
収得させ、乳児の知能の発達を促し得る安全なお
しやぶりを提供できるようにしたものである。
て中空リング状となつている本体の外周壁面に吹
口を開口させると共に、外周壁面及び内周壁面と
で形成された中空部内に気道を設け、内周壁面に
歌口を形成することにより、乳児にとつて高度な
吹くという動作を、おしやぶり動作の中で自然に
収得させ、乳児の知能の発達を促し得る安全なお
しやぶりを提供できるようにしたものである。
<従来の技術>
従来のおしやぶりは、乳児の歯の発達や、あご
の発達等を促すことを目的として、乳児に与えら
れるものであつて、乳児は単にしやぶるだけであ
つた。
の発達等を促すことを目的として、乳児に与えら
れるものであつて、乳児は単にしやぶるだけであ
つた。
<考案が解決しようとする課題>
しかしながら、単にしやぶるだけの動作では、
乳児の知能の発達に重要な吹くという動作を収得
させることができない。乳児にとつて吸う動作
は、母親の乳を吸う動作に見られる如く本能的な
ものであるが、吹く動作は吸う動作と逆の動作で
あるため、簡単に習得できないのである。
乳児の知能の発達に重要な吹くという動作を収得
させることができない。乳児にとつて吸う動作
は、母親の乳を吸う動作に見られる如く本能的な
ものであるが、吹く動作は吸う動作と逆の動作で
あるため、簡単に習得できないのである。
そこで、本考案の課題は、乳児に吹けば音が出
るということを経験させ、その繰返しにより、吹
くという動作を身に付けさせ、知能の発達を促す
ことができるようにした安全なおしやぶりを提供
することである。
るということを経験させ、その繰返しにより、吹
くという動作を身に付けさせ、知能の発達を促す
ことができるようにした安全なおしやぶりを提供
することである。
<課題を解決するための手段>
上述する課題解決のため、本考案は、プラスチ
ツクでなる本体に笛部を形成したおしやぶりであ
つて、 前記本体は、外周壁面が三角形以上に多角形状
であつて、内周壁面が前記外周壁面に従うリング
状となつており、 前記笛部は、前記本体の各頂角部毎に設けられ
ていて、前記笛部のそれぞれは、吹口、気道及び
歌口を有しており、 前記吹口は、前記本体の外周壁面の頂角部に開
口させてあり、 前記気道は、前記外周壁面と前記内周壁面との
間に位置する中空部内に設けられており、 前記歌口は、前記内周壁面に開口させてあり、 前記吹口、前記気道及び前記歌口は互いに連通
していること を特徴とする。
ツクでなる本体に笛部を形成したおしやぶりであ
つて、 前記本体は、外周壁面が三角形以上に多角形状
であつて、内周壁面が前記外周壁面に従うリング
状となつており、 前記笛部は、前記本体の各頂角部毎に設けられ
ていて、前記笛部のそれぞれは、吹口、気道及び
歌口を有しており、 前記吹口は、前記本体の外周壁面の頂角部に開
口させてあり、 前記気道は、前記外周壁面と前記内周壁面との
間に位置する中空部内に設けられており、 前記歌口は、前記内周壁面に開口させてあり、 前記吹口、前記気道及び前記歌口は互いに連通
していること を特徴とする。
<作用>
プラスチツクでなる本体に笛部を形成してある
ので、おしやぶりの動作の中で、偶然にまたは自
然に吹くという動作が加わつた場合、笛音が出
る。従つて、乳児に吹けば音が出るということを
経験させ、その繰返しにより、吹くという動作を
身に付けさせることができる。
ので、おしやぶりの動作の中で、偶然にまたは自
然に吹くという動作が加わつた場合、笛音が出
る。従つて、乳児に吹けば音が出るということを
経験させ、その繰返しにより、吹くという動作を
身に付けさせることができる。
本体は外周壁面が多角形状であつて、笛部は本
体の各頂角部毎に設けられており、しかも笛部の
吹口は本体の外周壁面の頂角部に開口させてあ
る。頂角部は突出していて、おしやぶり動作の中
で、最も口にし易い部分である。笛部の数が本体
の多角形状に応じた多数個所となる。このため、
おしやぶりの動作の中で、笛を吹く動作が偶発的
にでも加わる確率が高くなる。
体の各頂角部毎に設けられており、しかも笛部の
吹口は本体の外周壁面の頂角部に開口させてあ
る。頂角部は突出していて、おしやぶり動作の中
で、最も口にし易い部分である。笛部の数が本体
の多角形状に応じた多数個所となる。このため、
おしやぶりの動作の中で、笛を吹く動作が偶発的
にでも加わる確率が高くなる。
笛部の気道は外周壁面と内周壁面との間に位置
する中空部内に設けられており、歌口は内周壁面
に開口させてあるので、笛部を有するにもかかわ
らず、笛部のないおしやぶりと同様の安全性の高
い形状を保つことができる。
する中空部内に設けられており、歌口は内周壁面
に開口させてあるので、笛部を有するにもかかわ
らず、笛部のないおしやぶりと同様の安全性の高
い形状を保つことができる。
<実施例>
第1図は本考案に係るおしやぶりの平面部分欠
損図、第2図は第1図A1−A1線上における部分
断面図である。図において、1は下ケース、2は
上ケースであり、人体に害のないプラスチツク成
形品として、略3角形状に形成されている。下ケ
ース1及び上ケース2は、底面101,201の
外周縁及び内周縁に沿つて、外周壁面102,2
02及び内周壁面103,203を立設したリン
グ状に形成されていて、外周壁面102と外周壁
面202、内周壁面103と内周壁面203と
を、その端面で接合させて、おしやぶり本体を形
成させてある。
損図、第2図は第1図A1−A1線上における部分
断面図である。図において、1は下ケース、2は
上ケースであり、人体に害のないプラスチツク成
形品として、略3角形状に形成されている。下ケ
ース1及び上ケース2は、底面101,201の
外周縁及び内周縁に沿つて、外周壁面102,2
02及び内周壁面103,203を立設したリン
グ状に形成されていて、外周壁面102と外周壁
面202、内周壁面103と内周壁面203と
を、その端面で接合させて、おしやぶり本体を形
成させてある。
下ケース1及び上ケース2の外周壁面102,
202には、その頂角部分の3箇所の互いに対向
する位置に、接合端面から適当な深さで内外に連
通する切欠104,204を開口させてある。こ
の切欠104,204は吹口3となる。
202には、その頂角部分の3箇所の互いに対向
する位置に、接合端面から適当な深さで内外に連
通する切欠104,204を開口させてある。こ
の切欠104,204は吹口3となる。
更に、吹口3の両側に、外周壁面102,20
2から内周壁面103,203の方向に、内周壁
面103,203に向う程間隔の狭くなるよう
に、一対のリブ105,106,205,206
を間隔において設けてある。リブ105,205
の先端部は内周壁面103,203に連続させて
あるが、リブ106,206の先端部は内周壁面
103,203から間隔をおいて離してある。
2から内周壁面103,203の方向に、内周壁
面103,203に向う程間隔の狭くなるよう
に、一対のリブ105,106,205,206
を間隔において設けてある。リブ105,205
の先端部は内周壁面103,203に連続させて
あるが、リブ106,206の先端部は内周壁面
103,203から間隔をおいて離してある。
リブ105,106,205,206の先端部
に対向する内周壁面103,203には、互いに
対向する位置に、切欠107,207を設け、、
この切欠107,207によつて歌口4を形成し
てある。歌口4の一端縁はブレード107a,2
07aとなつており、リブ105,106,20
5,206によつて囲まれた気道5及び歌口4に
より、笛部が形成される。
に対向する内周壁面103,203には、互いに
対向する位置に、切欠107,207を設け、、
この切欠107,207によつて歌口4を形成し
てある。歌口4の一端縁はブレード107a,2
07aとなつており、リブ105,106,20
5,206によつて囲まれた気道5及び歌口4に
より、笛部が形成される。
なお、下ケース1及び上ケース2は接合端面を
例えば超音波溶接することにより一体的に固着す
る。
例えば超音波溶接することにより一体的に固着す
る。
吹口3から息を吹き込むと、リブ105,10
6,205,206によつて囲まれた気道5を通
つて気流が流れ込み、歌口4から外部に流出す
る。その時の気流により、歌口4のブレード10
7a,207aが振動し、笛音が出る。従つて、
おしやぶりの動作の中で偶然に、または自然に吹
くという動作が加わつた場合、吹口3から笛部に
息が吹き込まれ、笛音が出るから、乳児に吹けば
音が出るということを経験させ、その繰返しによ
り、吹くという動作を身に付けさせることができ
る。
6,205,206によつて囲まれた気道5を通
つて気流が流れ込み、歌口4から外部に流出す
る。その時の気流により、歌口4のブレード10
7a,207aが振動し、笛音が出る。従つて、
おしやぶりの動作の中で偶然に、または自然に吹
くという動作が加わつた場合、吹口3から笛部に
息が吹き込まれ、笛音が出るから、乳児に吹けば
音が出るということを経験させ、その繰返しによ
り、吹くという動作を身に付けさせることができ
る。
本体1は外周壁面102,202が多角形状で
あつて、笛部は本体1の各頂角部毎に設けられて
おり、しかも笛部の吹口3は本体1の外周壁面1
02,202の頂角部に開口させてある。従つて
笛部は、おしやぶり動作の中で、最も口にし易い
頂角部に形成されることとなり、しかも笛部の数
が本体1の多角形状に応じた多数個所となるの
で、おしやぶりの動作の中で、を吹く動作が加わ
る確率が高くなり、吹く動作の収得が促進され
る。
あつて、笛部は本体1の各頂角部毎に設けられて
おり、しかも笛部の吹口3は本体1の外周壁面1
02,202の頂角部に開口させてある。従つて
笛部は、おしやぶり動作の中で、最も口にし易い
頂角部に形成されることとなり、しかも笛部の数
が本体1の多角形状に応じた多数個所となるの
で、おしやぶりの動作の中で、を吹く動作が加わ
る確率が高くなり、吹く動作の収得が促進され
る。
笛部の気道5は外周壁面102,202と内周
壁面103,203との間に位置する中空部内に
設けられており、歌口4は内周壁面103,20
3に開口させてあるので、笛部を有するにもかか
わらず、笛部のないおしやぶりと同様の安全性の
高い形状を保つことができる。
壁面103,203との間に位置する中空部内に
設けられており、歌口4は内周壁面103,20
3に開口させてあるので、笛部を有するにもかか
わらず、笛部のないおしやぶりと同様の安全性の
高い形状を保つことができる。
実施例の場合、笛部を構成しているリブ10
5,106,205,206は、補強用としても
兼用されるから、機械的強度も確保でき、しかも
笛音の出るおしやぶりが得られる。
5,106,205,206は、補強用としても
兼用されるから、機械的強度も確保でき、しかも
笛音の出るおしやぶりが得られる。
<考案の効果>
以上述べたように、本考案によれば、次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(a) プラスチツクでなる本体に笛部を形成してあ
るので、乳児に吹けば音が出るということを経
験させ、その繰返しにより、吹くという動作を
身に付けさせ、知能の発達を促すことができる
ようにしたおしやぶりを提供できる。
るので、乳児に吹けば音が出るということを経
験させ、その繰返しにより、吹くという動作を
身に付けさせ、知能の発達を促すことができる
ようにしたおしやぶりを提供できる。
(b) 本体は外周壁面が多角形状であつて、笛部は
本体の各頂角部毎に設けられており、笛部の吹
口は本体の外周壁面の頂角部に開口させてある
ので、おしやぶりの動作の中で、笛を吹く動作
が加わる確率が高くなり、吹く動作の収得を促
進するのに好適なおしやぶりを提供できる。
本体の各頂角部毎に設けられており、笛部の吹
口は本体の外周壁面の頂角部に開口させてある
ので、おしやぶりの動作の中で、笛を吹く動作
が加わる確率が高くなり、吹く動作の収得を促
進するのに好適なおしやぶりを提供できる。
(c) 笛部の気道は外周壁面と内周壁面との間に位
置する中空部内に設けられており、歌口は内周
壁面に開口させてあるので、安全性の高いおし
やぶりを提供できる。
置する中空部内に設けられており、歌口は内周
壁面に開口させてあるので、安全性の高いおし
やぶりを提供できる。
第1図は本考案に係るおしやぶりの平面部分欠
損図、第2図は第1図A1−A1線上における部分
断面図である。 1……下ケース、2……上ケース、101,2
01……底板、102,202……外周壁面、1
03,203……内周壁面、104,204,1
07,207……切欠、105,106,20
5,206……リブ、3……吹口、4……歌口、
5……気道。
損図、第2図は第1図A1−A1線上における部分
断面図である。 1……下ケース、2……上ケース、101,2
01……底板、102,202……外周壁面、1
03,203……内周壁面、104,204,1
07,207……切欠、105,106,20
5,206……リブ、3……吹口、4……歌口、
5……気道。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プラスチツクでなる本体に笛部を形成したおし
やぶりであつて、 前記本体は、外周壁面が三角形以上の多角形状
であつて、内周壁面が前記外周壁面に従う中空の
リング状となつており、 前記笛部は、前記本体の各頂角部毎に設けられ
ていて、前記笛部のそれぞれは、吹口、気道及び
歌口を有しており、 前記吹口は、前記本体の外周壁面の頂角部に開
口させてあり、 前記気道は、前記外周壁面と前記内周壁面との
間に位置する中空部内に設けられており、 前記歌口は、前記内周壁面に開口させてあり、 前記吹口、前記気道及び前記歌口は互いに連通
していること を特徴とするおしやぶり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986101364U JPH0223305Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986101364U JPH0223305Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS638036U JPS638036U (ja) | 1988-01-20 |
JPH0223305Y2 true JPH0223305Y2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=30972032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986101364U Expired JPH0223305Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223305Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931248U (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-27 | 三菱電機株式会社 | 電子部品用マガジンの保持具 |
-
1986
- 1986-07-01 JP JP1986101364U patent/JPH0223305Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931248U (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-27 | 三菱電機株式会社 | 電子部品用マガジンの保持具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS638036U (ja) | 1988-01-20 |
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