JPH02232158A - 平面研磨装置の被加工物保持機構 - Google Patents

平面研磨装置の被加工物保持機構

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Publication number
JPH02232158A
JPH02232158A JP1048651A JP4865189A JPH02232158A JP H02232158 A JPH02232158 A JP H02232158A JP 1048651 A JP1048651 A JP 1048651A JP 4865189 A JP4865189 A JP 4865189A JP H02232158 A JPH02232158 A JP H02232158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spherical surface
workpiece
holding
center
protrusive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1048651A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Nemoto
和彦 根本
Masaharu Ninomiya
二宮 正晴
Yuichi Kijima
木島 裕一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd
Osaka Titanium Co Ltd
Akashi Seisakusho KK
Original Assignee
KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd
Osaka Titanium Co Ltd
Akashi Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd, Osaka Titanium Co Ltd , Akashi Seisakusho KK filed Critical KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd
Priority to JP1048651A priority Critical patent/JPH02232158A/ja
Publication of JPH02232158A publication Critical patent/JPH02232158A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体ウエー八等を鏡面加工する平面研磨装
置の被加工物保持機構に関する。
(従来の技術) 従来の平面研磨装置は,第3図に示すように、回転する
円板1と,この円板1の上方に設けられ半導体ウエー八
等の被加工物2を吸着保持する保持機構3とから構成さ
れている.保持機構3は保持部4と支持部10とからな
り、保持部4の上部には凸球面5が、支持部10の下部
には凹球面11がそれぞれ設けられ、互いに摺動できる
よう嵌合されている。また、保持部4には複数の真空六
〇が設けられ、これらの真空穴6が連通孔7を介して真
空バイブ8に接続され、真空吸引により保持部4のf面
に被加工物2が吸着保持される.そして、支持部10の
押圧力と回転力を、支持部10の凹球面11と保持部4
の凸球面5との接触により被加工物2に伝達し、被加工
物2の下面の鏡面加工を行うようにしている。このとき
、支持部10と保持部4の中心軸の傾きは、凹球面11
と凸球面5との摺動により補正される。尚,図中Rは凹
凸球面の曲率中心である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の保持機構においては、双方の
球面の摺動により中心軸の傾きを補正する構造となって
いたので、各球面の接触で摺動抵抗を生じ円滑な中心軸
の傾きの補正がさまたげられるとともに、保持部に平均
した力の伝達ができなくなり、加工物の厚みの平行度が
保てなくなるおそれがある。また、摺動によって球面の
材料が摩耗するので、球面の中心位置が変化し,摩耗の
ために球面部を定期的に交換しなければならないという
不具合があった・ そこで、本発明では、凸球面と凹球面の間に液体を介在
させ、球面接触すること無く支持部の押圧力と回転力を
伝達させることにより、円滑にしかも精密に被加工物を
研磨することが可能な平面研磨装置の保持機構を提供す
ることを目的とじている。
(問題点を解決するための手段) 本発明の保持m構は、被加工物を保持し、この被加工物
の被加工面上の一点を中心とする凸球面を有する保持部
と、前記凸球面の中心を中心とする凹球面を有し、姿勢
を一定に保持して配設された支持部と、前記保持部の凸
球面と前記支持部の凹球面の間に加圧液体を介在させる
液体供給機構とを有する構成とされている。
(作 用) 凸球面と凹球面の間に加圧液体を介在しているので,球
面の接触が無くなり、摺動抵抗が存在せず中心軸の傾き
が円滑に補正でき、被加工物が円滑に研磨できる。
(実施例) 以下に本発明を図示の一実施例に基づいて説明する。
第1図は平面研磨装置の縦断面図であり、図中、20は
回転により上面で研磨する円板、21は半導体ウエー八
等の被加工物22を吸着保持する保持機構を示す。
保持機構21は,円板20の上方に配設され、被加工物
22を吸着保持する保持部を構成する保持板30と,保
持板30を加圧支持する支持部を構成する加圧軸40と
からなる。
保持板30の上部中央は凸球面31に形成され、加圧軸
40の下部中央は上記凸球面31に対応する凹球面41
に形成されて、凸球面31上に凹球面41が嵌合してい
る.これらの球面31,41の曲率中心は被加工物22
の加工面で、加圧軸40及び保持板30の中心線と一致
した中心点Rとなるよう形成されている。尚、上記中心
点Rとしては、基本的に被加工物の加工面の中央に設定
されるが、加工面下方(円板20側)5mmの範囲内に
球面中心点を設定してもよい. 上記保持板30には、複数の真空穴32が設けられ、こ
れらの真空穴32は凸球面31の中心に設けられた連通
孔33を通じて真空バイブ34に接続されている。真空
バイブ34は加圧軸40の軸心に設けられた挿通孔42
を貫通し、ロータリジョイントを介して外部の真空源に
接続されている。そして、真空吸引により保持板30の
下面に被加工物22が吸着される。
また、上記加圧軸40は、その上部小径部側がベアリン
グにより支持され、その下部の大径部の外周にスリップ
リング43が設けられている。
このスリップリング43には、加圧液の注入口44とそ
の排出口47が設けられており、注入口44はスリップ
リング43および加圧軸40内に設けられた供給孔45
を通じて、加圧軸40の凹球面41に設けられたリング
溝状で連なった複数の液体ポケット46に連通し、凸球
面31と凹球面41との隙間に加圧液体が供給される。
他方、排出口47は、スリップリング43および加圧軸
40内に設けられた複数の排出孔48.49を通じて上
部排液溜め50や下部排液溜め51に連通し,双方の球
面の隙間に供給された加圧液体を排出する。
上部排液溜め50は、挿通孔42の下部を0リング52
でシールすることにより形成され、下部排液溜め51は
凹球面41と凸球面3lの周縁部を覆うゴムブーツ53
により形成されている。
また、このゴムブーツ53は、下部排液溜め51から加
圧液体が漏れないように、ベルト状で鳥目のないリング
状のものを用い、保持板3oと加圧軸40に密着固定し
てあり、加圧軸4oの回転を保持板30に伝達する構造
となっている。
このような保持機構においては、被加工物22が保持板
30に設けられた真空穴32に真空吸着により保持され
る。そして,加圧液体は液体供給機構としての注入口4
4から入り、スリップリング43を介して加圧軸40の
供給孔45を通り複数の液体ポケット46に供給され、
凸球面31と凹球面41の隙間に流入し、排液溜め50
.51に留められ、排出孔48.49を通りスリップリ
ング43を介して排出口47から排出される。
このとき、凹球面41と凸球面31の隙間は、液体ポケ
ット46内の加圧液体の圧力が加圧軸4oからの圧力と
釣り合って凹球面41を浮上させる力により形成され、
液体ポケット46から流れ出る加圧液体により常に満た
される。そして、被加工物22の鏡面研磨加工時には、
加圧軸40を回転し、この回転をゴムブーツ53を介し
て保持板30に伝達し、保持板30を回転するとともに
円板20を回転しながら行われる。
この場合、両球面の間に加圧液体が介在するので、双方
の球面が互いに接触せず,摩耗による球面の中心位置の
変化を回避でき、中心軸の補正が良好となり、さらに被
加工物に対して均一な圧力を加えることができるから被
加工物の厚みの平行度を保つことができ、加工精度が向
上する.また、排出孔48.49及び排出口47は、排
液溜め50.51の圧力が上がらないように供給孔より
も太く形成されており、さらに排出側の抵抗が大きい場
合には、図示しない真空ボンブで吸引される。したがっ
て、加圧軸40の液体ポケット46には加圧液体の圧力
が第2図に示すように常に一様な分布となり、高い圧力
を広い作用面積で維持でき、均一な力を発生できる. さらに,従来では、加圧軸40の回転は、球面間の摩擦
によって保持板30へ伝達していたので、球面の摩耗の
原因の一部になっていたが、ゴムブーツ53を取付けて
いるため、このゴムブーツ53により回転を伝達でき保
持板を円滑に回転させることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、凹凸の双方の球
面が加圧液体を介して摺動することとなり、摺動抵抗を
大幅に減少させて中心軸の補正ができるとともに、被加
工物に偏荷重を加えることがなく均一な圧力を加えるこ
とができるから、被加工物の厚みの平行度を保つことが
でき、加工精度が向上できる.また、液体の介在により
双方の球面が接触しないので摺動による球面の摩耗を防
止でき、摩耗による球面の中心位置の変化を防止できる
。更に、球面が摩耗しないので部品の交換の必要が無く
なり、装置の分解、組み立ての時間が省略できる。また
更に、凸球面の有する保持部と凹球面を有する加圧軸(
支持部)との間にゴムブーツを取付けたので、加圧軸の
回転をそのまま保持板へ伝達できる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
は保持機構の縦断面図、第2図は球面部における加圧液
体の加圧分布図、第3図は従来の保持機構の縦断面図で
ある。 21・・・保持機構 22・・・被加工物 30・・・保持部 40・・・加圧軸(支持部) 44,45,47,48,l・・・液体供給機構46・
・・加圧液体ポケット 50.51・・・排液溜め 530・ゴムブーツ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被加工物を保持し、この被加工物の被加工面上の
    一点を中心とする凸球面を有する保持部と、前記凸球面
    の中心を中心とする凹球面を有し、姿勢を一定に保持し
    て配設された支持部と、を備え、前記保持部の凸球面と
    前記支持部の凹球面の間に加圧液体を介在させることを
    特徴とする平面研磨装置の被加工物保持機構。
  2. (2)被加工物を保持し、この被加工物の被加工面上の
    一点を中心とする凸球面を有する保持部と、前記凸球面
    の中心を中心とする凹球面を有し、姿勢を一定に保持し
    て配設された支持部と、を備え、前記保持部の凸球面と
    前記支持部の凹球面の間に加圧液体を介在させ、さらに
    前記凸球面と凹球面の周縁部間にゴムブーツを取付ける
    とともに、前記凸球面と凹球面との間に加圧液体ポケッ
    トおよび排液溜めとを備えたことを特徴とする平面研磨
    装置の被加工物保持機構。
JP1048651A 1989-03-02 1989-03-02 平面研磨装置の被加工物保持機構 Pending JPH02232158A (ja)

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JP (1) JPH02232158A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569314A (ja) * 1991-09-17 1993-03-23 Fujikoshi Kikai Kogyo Kk ウエーハの研磨方法及びその研磨用トツプリング
CN106891244A (zh) * 2017-03-01 2017-06-27 天津华海清科机电科技有限公司 抛光头

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569314A (ja) * 1991-09-17 1993-03-23 Fujikoshi Kikai Kogyo Kk ウエーハの研磨方法及びその研磨用トツプリング
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