JPH02231299A - ハイブリッド飛行船 - Google Patents

ハイブリッド飛行船

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JPH02231299A
JPH02231299A JP5244889A JP5244889A JPH02231299A JP H02231299 A JPH02231299 A JP H02231299A JP 5244889 A JP5244889 A JP 5244889A JP 5244889 A JP5244889 A JP 5244889A JP H02231299 A JPH02231299 A JP H02231299A
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JP
Japan
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helicopter
gas
rotors
rotor
gas bags
Prior art date
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Pending
Application number
JP5244889A
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English (en)
Inventor
Shigenori Ando
安東 茂典
Kazumasa Iinuma
飯沼 和正
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野》 この発明は、飛行船の機能にヘリコプターの機能を複合
化(ハイブリッド化)させたハイブリッド飛行船に関す
るものである。
(従来の技術) 近い将来において、比較的近距離の都市を結ぶ新たな航
空手段を考えた場合、現在ある飛行機、ヘリコプタ、飛
行船等の改良が考えられる。この場合、垂直離着陸性(
■・TOL性)は必須の特性と思われるので、これに乏
しい「飛行機」はまず除外される。そこで、ヘリコプタ
、飛行船がその候補に挙げられるのであるが、個々には
大きな特性上の欠点゛がある。すなわち、ヘリコプタに
は大量輸送性に欠け、航続距離が短い等の欠点がある。
また、飛行船には速度が遅い、操縦性がよくない等の欠
点がある。
飛行船とヘリコプタとの機能を複合させれば、こうした
欠点がある程度1和される筈である。この種の先行技術
として、米国のF・パイアセッキ氏が開発したへりスタ
ット(Hel i−stat)型と呼ばれる航空機があ
る(第8図および第9図参照)。これは、葉巻型のガス
袋20の四隅部分に2基ずつ計8!lのヘリコプタ・ロ
ータ21〜21を配し、ガス袋20に静的な浮力を担当
させ、ヘリコプタ・ロータ21〜21に動的な揚力を担
当させたものである。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、このへりスタット型にも以下のような問
題点が指摘されている。
■ヘリコプタ・0−夕21〜21とガス袋20とは支持
フレーム22によって連結されるのであるが、振動の発
生源であるヘリコプタ・ロータ21〜21を支持フレー
ム22の先端に装着する構造のため、機体全体の大型化
を計ろうとすれば、これに伴って、S動による悪影轡が
大きくなる。現に、米国ではロータの異常振動に基づい
て破壊事故が生じている。
■機体全体を大型化しようとすると、ガス袋2oの大型
化を計らねばならないが、こうするとガス袋20の直径
及び全長が増大する。その結果、地上における格納施設
の天井^ざを相当に大きなものとしなければならなくな
る。
■ロータ21をぞれぞれ機体の各コーナに配備している
ため、1基のエンジンが停止するとその対角位置にある
正常なエンジンまで強制的に停止しないと、バランスが
崩れてしまうことになり、飛行性能が不合理に著しくダ
ウンしてしまう結果となる。
本発明はこうした問題点を緩和することのできるハイブ
リッド飛行船を提供することを目的とする。
(Iftfiを解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は浮揚性ガスを詰
めた左右一対のガス袋と、両ガス袋の間を連結する複数
本の横梁と、この横梁によって前記両ガス袋の間に支持
され揚力および推進力を発揮しかつ機体全体の姿勢制郊
を行うヘリコプタ・ロータとを有してなる構成としたの
である。
(作用》 したがって、ヘリコプタの異常振動の問題に関して、従
来が片持ち支持によるフレームによってヘリコプタを支
持していたのに対し、本発明では両端支持による横梁に
て支持するため、異常振動の問題が有効に解消された。
また、ガス袋を左右に配置する双胴タイプとしたため、
第8,9図に示す単胴タイプのものに比し、個々のガス
袋の容伍を小さくすることができ、したがって格納施設
の天井高は低いものでよくなる。
《実浦例) 以下、本発明を具体化した実施例を図面にしたがって詳
細に説明する。
第1図は本例に係るハイブリッド飛行船の全体を示すも
のであり、概略の構成としては、左右一対のガス袋1と
、両ガス袋1を接続する眞後一対の横梁2f,2rと、
この横梁2f,2rによって支持されヘリコプタ・ロー
タ3f,3rを前後に装着してなる中央胴4(客室)と
からなるものである。
両ガス袋1は、シート材にて形成された軟式構造となっ
ている。そして、内部には浮揚性ガス(通常温度の空気
より軽い気体、例えば水素、ヘリウム)が充填されてい
る。
両ガス袋1は既述したように、前後一対の横梁2f, 
2rによって連結されている。両横梁2f,2rは第4
図に示すように、左も両端が上向きに屈曲するように,
して形成ざれている。逆に、この様に中央部分を下げる
ようにしたのは、フラットな形状としたものに比し、支
持脚5の脚長が短くてすむからである。
両ガス袋1と横梁2f, 2rとの)且結構造は、第5
図に示すようになっている。両ガス袋1の下面には長さ
方向に沿ってキール収納部6が袋状に設けられており、
ここにキール7を収納している。
このキール収納部6は各ガス袋1の4か所に設けられた
締め付けバンド8にて抱き抱えるようにして固定されて
いる。
両横梁2f,2rのそれぞれの連結端はガス袋1の周面
形状に適合するようにして円弧状に折り曲げ形成されて
“おり、前記キール7と連結されている。また、ガス袋
1の下面における横梁2f,2rとキール7との連結部
分に対応した位置には、開閉自在なチャック9を備えた
収納袋10がlil着されており、横梁2f,2rの連
結用円弧部分を収納している。これによって,ガス袋1
下而の構造物が突起物となることを回避しているわけで
ある。
また、横梁2f.2rはパイプ材(アルミ合金あるいは
高張力炭素複合材》によって形成ざれているが、I!最
軽減のために薄肉のものが使用されている。したがうて
、使用材料の関係で剛性保持の必要がある場合には、横
梁2f.2rの内部に高圧ガスを封入して対応を図るこ
とがある。
空力抵抗を減少させるための対策として、両横梁2f,
2rには、第6図に示ずような流線形の断面を有する整
流カバー11が中央胴4を挟んでそれぞれ長さ方向に沿
って取り付けられている。
この整流カバー11は槓梁2f,2rに対して遊転自在
に装着されており、局所流の流れ方向に応じて自由に回
転できるようになっている。すなわち、前進時には後方
へ吹き流され、上昇時には下方へ回転することで、逐次
変化する風の流れに応じて自動的に向きが変化する。特
に、本例では後側の横梁2rは必要であれば、図示しな
い遠隔操作機構に接続されて一定速度で固定することが
できるようにしてあり、これによって水平安定板として
の機能が発揮されるようになっている。
あるいはまた、後側の横梁2rにおける両整流カバー1
1には、第7図に示すようなサーボタブ12がそれぞれ
傾動可能に取り付けられる。両サーポタプ12もまた遠
隔操作機構《図示しない》に接続されており、それぞれ
別個独立して傾動操作が可能となっている。このサーボ
タプ12は遥航中のロール・フントロールを行わせるた
めのものである。例えば、サーボタブ12を上方へ操作
すると、サーボタブ12の上側は大気圧より高く、逆に
下側は低くなるため、エルロン《整流カバー11および
サーボタブ12》は全体として、横梁2rを中心として
下向きに傾動することになる。
巡航中にエルロン全体を傾動操作するには大きな操作力
を要するが、このようにすれば、僅かにサーボタプ12
を操作するだけでエルロン全体の操作が可能になる。
中央II4は両ガス袋1の間において、前後の横梁2f
,2rによって支持されている。また、中央胴4の前後
位置にはヘリコプタ・O一夕3f,3rが装着されてい
る。本例のものでは、ヘリコプタ・ロータ3f,3rは
後側のもの3rは垂直安定板13上に装着され、より高
位置に取り付けられ、また両ロータ3f,3rはロータ
推力線が胴体軸に対してやや前傾して取り付けられてい
る。
そして、旋回時は前後のロータ3f,3rの回転面をそ
れぞれ左右に反対に傾斜させ、直進時には後の〇一タ3
rの揚力を大きくして機体全体を前傾姿勢とする。
両ロータ3f,3rは複数個のエンジンで駆動されるが
、パワー相互連結シャフトで結ばれている。したがって
、1個のエンジンが停止しても両日ータには残りのエン
ジンによって常にパワーが供給される。そして、この状
態でもホバー可能にしておく。また、ロータ3f,3r
とガス袋1の揚力分担率は30〜70%の問に設定して
おくのが望ましい。
なお、本例では客室部分としての中央胴4を中央に配置
したものを例示したが、ガス袋1の下面に客室部分を設
定することも可能である。ただ、@量配分の関係から、
また不vII!水の場合等、本例のもののほうが望まし
いと思われる。
なお、ヘリコプタ・〇一タについては単数基であっても
よい。この場合には、ロータ回転の反力を打ち消す手段
、例えばテール・0−夕あるいは水平方向へのエアー噴
出手段、といった装置を搭載する必要がある。
《発明の効果》 本発明の効果は次のようである。
■既存のヘリコプタロータを飛行船と組み合わせること
によって、ヘリコプタと飛行船の双方の有用性を取り入
れることができる。すなわら、コミュータ機として必要
な垂直離着陸性によって、都心部の限定された離発着用
地で足り、また大吊輪送が実現できる。
■ヘリコプタ・ロータを両端支持に係る横梁にて支持す
るようにしたため、ロー夕の安定駆動が可能になり、異
常振動の問題が未然に回避ざれる。
■双胴タイプであるため、ガス袋の容aを単胴タイプの
ものに比べて小さくすることができる。したがって、格
納施設の小形化が実現できる。
■また、ヘリコプタ口ータをタンデム式に配置した態様
では、全日ータをパワー相互連結でき、万一 1個のエ
ンジンが停止しても、残りのエンジンで全ロー夕は平等
のパワーで運転される。よって、ロータの馬力設定如何
で大幅な性能ダウンが回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は木例ハイブリッド飛行船の斜視図、第2図は同
側面図、第3図は同平面図、第4図は同正面図、第5図
はガス袋と横梁との連結部分を示す斜視図、第6図は整
流カバーを示す断面図、第7図はサーボタブを示す断面
図、第8図は従来のへりスタット型航空機を示す平面図
、第9図は同側面図である。 1・・・ガス袋 2t’,2r・・・横梁 3r,3r・・・ヘリコプタ・ロータ 4・・・中央胴 出願人   安  東  茂  典 出願人     飯    沼    和    正代
理人   弁理士 岡田英彦《外3名》1・・・ガス袋 2f,2r・・・横梁 3r.3r・・・ヘリコプタ・ロータ 4・・中央胴 3f e 一 第 図 /1 ゛人一,1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  浮揚性ガスを詰めた左右一対のガス袋と、両ガス袋の
    間を連結する複数本の横梁と、この横梁によって前記両
    ガス袋の間に支持され揚力および推進力を発揮しかつ機
    体全体の姿勢制御を行うヘリコプタ・ロータとを有して
    なることを特徴とするハイブリッド飛行船。
JP5244889A 1989-03-04 1989-03-04 ハイブリッド飛行船 Pending JPH02231299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5244889A JPH02231299A (ja) 1989-03-04 1989-03-04 ハイブリッド飛行船

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5244889A JPH02231299A (ja) 1989-03-04 1989-03-04 ハイブリッド飛行船

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02231299A true JPH02231299A (ja) 1990-09-13

Family

ID=12915008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5244889A Pending JPH02231299A (ja) 1989-03-04 1989-03-04 ハイブリッド飛行船

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JP (1) JPH02231299A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2752039C2 (ru) * 2018-03-30 2021-07-22 Александр Александрович Перфилов Гибридный воздухоплавательный аппарат

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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