JPH0223100B2 - - Google Patents
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- JPH0223100B2 JPH0223100B2 JP57190028A JP19002882A JPH0223100B2 JP H0223100 B2 JPH0223100 B2 JP H0223100B2 JP 57190028 A JP57190028 A JP 57190028A JP 19002882 A JP19002882 A JP 19002882A JP H0223100 B2 JPH0223100 B2 JP H0223100B2
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- 238000005311 autocorrelation function Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000002243 precursor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L25/03012—Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
- H04L25/03114—Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain non-adaptive, i.e. not adjustable, manually adjustable, or adjustable only during the reception of special signals
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
本発明は音声帯域データ変復調装置のトレーニ
ング検出回路に関する。 第1図は従来使用されている変復調装置のトレ
ーニング検出回路の構成を示すブロツク図であ
る。入力端子1から入力された受信復調信号は信
号線4を介してナイキスト周波数1および2を遮
断するバンドパスフイルタ2に入力され、該バン
ドパスフイルタ2の出力は絶対値を出力する絶対
値回路3に信号線5を介して入力される。
CCITTV.27BIS勧告に規定されているシヨート
シーケンスのトレーニング信号は、第2図aに示
されるように、Seg1の14タイムスロツト間は180゜
位相反転の連続、Seg2の58タイムスロツト間は0゜
―180゜の2位相等化調整パターン、Seg3の8タイ
ムスロツト間は連続“1”をスクランブルしたも
の、という系列である。このようなトレーニング
信号の受信復調信号が受信されると、Seg1の期
間は180゜位相反転の連続であるから、第2図bに
示すように、ナイキスト周波数1および2の周波
数成分を持ち絶対値回路3の出力は零となり、
Seg2の期間は位相変化0゜,180゜,180゜,180゜,
180゜,0゜,0゜,0゜,0゜,180゜,……で始まり第6
〜
第10タイムスロツト間は同期の連続であるから、
第2図cに示すように、直流0の周波数成分だけ
を持ち絶対値回路3の出力は正となる。従来はこ
のような絶対値回路3の出力を判定してトレーニ
ング信号の検出を行なつている。 しかしながら、このような従来構成のトレーニ
ング検出回路では個有な周波数成分分を持つシー
ケンスのトレーニング信号しか検出できないとい
う欠点があつた。 本発明の目的は、上述の欠点を除去し、自己相
関関数がインパルスとなるデータ点を要素とする
M系列を2周期以上含むトレーニング信号を検出
するトレーニング検出回路を提供することにあ
る。 本発明のトレーニング検出回路は、自己相関関
数がインパルスとなるデータ点を要素とする周期
L(L:正の整数)のM系列を少なくとも2周期
含むトレーニング信号の復調信号をデータ変調速
度に同期してシフトするデイレイラインと、この
デイレイラインのデータ列と固定のM系列との相
関値の距離の自乗を求める第1の相関回路と、前
記デイレイラインのデータ列とデータ変調速度に
同期して循環的にシフトするM系列との相関値の
距離の自乗を求める第2の相関回路と、前記第1
の相関回路の出力を前記第2の相関回路の出力に
より除算した値が予め設定した第1の閾値を越え
たことを検出する第1の比較回路と、前記除算値
が予め設定した第2の閾値を越えたことを検出す
ると1データ変調タイムスロツト後に前記第2の
相関回路のM系列を前記第1の相関回路の固定の
M系列と対応した初期位置から1つだけ循環的に
シフトした位置に設定する第2の比較回路とから
構成されている。 最初に本発明の原理について説明する。周期L
のM系列(x)、例えば、 L=23:QQQQPPPPPQPQPPQQPPQQPQP (ただし、この順番は回転移動してもよい) L=15:QQQPPPPQPQPPQQP (ただし、この順番は回転移動してもよい) において、トレーニング信号のデータ点として複
素空間上にてQを(Re,Im)=(q,0)Pを
(Re,Im)=(p,o)に対応させたとき、 ただし 周期LのM系列(x)の自己相関関数ρ(i)は、 ρ(i)=L=1 〓X=0 {(x)・(x+i)}と表わされる。ただし、
(x)=(x+oL)で、nは整数である。(1)式より、
ング検出回路に関する。 第1図は従来使用されている変復調装置のトレ
ーニング検出回路の構成を示すブロツク図であ
る。入力端子1から入力された受信復調信号は信
号線4を介してナイキスト周波数1および2を遮
断するバンドパスフイルタ2に入力され、該バン
ドパスフイルタ2の出力は絶対値を出力する絶対
値回路3に信号線5を介して入力される。
CCITTV.27BIS勧告に規定されているシヨート
シーケンスのトレーニング信号は、第2図aに示
されるように、Seg1の14タイムスロツト間は180゜
位相反転の連続、Seg2の58タイムスロツト間は0゜
―180゜の2位相等化調整パターン、Seg3の8タイ
ムスロツト間は連続“1”をスクランブルしたも
の、という系列である。このようなトレーニング
信号の受信復調信号が受信されると、Seg1の期
間は180゜位相反転の連続であるから、第2図bに
示すように、ナイキスト周波数1および2の周波
数成分を持ち絶対値回路3の出力は零となり、
Seg2の期間は位相変化0゜,180゜,180゜,180゜,
180゜,0゜,0゜,0゜,0゜,180゜,……で始まり第6
〜
第10タイムスロツト間は同期の連続であるから、
第2図cに示すように、直流0の周波数成分だけ
を持ち絶対値回路3の出力は正となる。従来はこ
のような絶対値回路3の出力を判定してトレーニ
ング信号の検出を行なつている。 しかしながら、このような従来構成のトレーニ
ング検出回路では個有な周波数成分分を持つシー
ケンスのトレーニング信号しか検出できないとい
う欠点があつた。 本発明の目的は、上述の欠点を除去し、自己相
関関数がインパルスとなるデータ点を要素とする
M系列を2周期以上含むトレーニング信号を検出
するトレーニング検出回路を提供することにあ
る。 本発明のトレーニング検出回路は、自己相関関
数がインパルスとなるデータ点を要素とする周期
L(L:正の整数)のM系列を少なくとも2周期
含むトレーニング信号の復調信号をデータ変調速
度に同期してシフトするデイレイラインと、この
デイレイラインのデータ列と固定のM系列との相
関値の距離の自乗を求める第1の相関回路と、前
記デイレイラインのデータ列とデータ変調速度に
同期して循環的にシフトするM系列との相関値の
距離の自乗を求める第2の相関回路と、前記第1
の相関回路の出力を前記第2の相関回路の出力に
より除算した値が予め設定した第1の閾値を越え
たことを検出する第1の比較回路と、前記除算値
が予め設定した第2の閾値を越えたことを検出す
ると1データ変調タイムスロツト後に前記第2の
相関回路のM系列を前記第1の相関回路の固定の
M系列と対応した初期位置から1つだけ循環的に
シフトした位置に設定する第2の比較回路とから
構成されている。 最初に本発明の原理について説明する。周期L
のM系列(x)、例えば、 L=23:QQQQPPPPPQPQPPQQPPQQPQP (ただし、この順番は回転移動してもよい) L=15:QQQPPPPQPQPPQQP (ただし、この順番は回転移動してもよい) において、トレーニング信号のデータ点として複
素空間上にてQを(Re,Im)=(q,0)Pを
(Re,Im)=(p,o)に対応させたとき、 ただし 周期LのM系列(x)の自己相関関数ρ(i)は、 ρ(i)=L=1 〓X=0 {(x)・(x+i)}と表わされる。ただし、
(x)=(x+oL)で、nは整数である。(1)式より、
【式】であるので、
となる。
ここで、このQおよびPに対応したデータ点
(第6図参照)を変調した波形を復調すると、受
信復調信号として、第7図に示すようなデータ点
が得られる。なお、第7図において、 Q′=Qe-j〓 P′=Pe-j〓 ……(3) であり、θは変調と復調のキヤリア位相のずれで
ある。 この復調信号のデータ点と予めわかつている周
期LのM系列の相関をとると、(2)および(3)式より i=0:Re〔ρ′(p)〕=L・Re〔e-j〓〕 Im〔ρ′(p)〕=L・Im〔e-j〓〕 i≠0:Re〔ρ′(i)〕=0・Re〔e-j〓〕=0 :Im〔ρ′(i)〕=0・Re〔e-j〓〕=0 ……(4) (ここで、Re:実数部、Im:虚数部) となり、この自乗和をとれば、 i=0(第8図a):(Re〔ρ′(p)〕)2 +(Im〔ρ′(p)〕2=L2 i≠0(第8図b):(Re〔ρ′(i)〕2 +(Im〔ρ′(i)〕)2=0 ……(5) となる。 このように受信復調信号のデータ点と周期Lの
M系列とが一致したとき(i=0)に自乗和は最
大値L2をとり、一致しない時(ずれている時
(i≠0))は0をとる。 第3図は本発明の一実施例を示すブロツク図お
よび第4図、第5図はその動作波形図である。 本実施例は、信号線13を介して受信復調信号
が与えられデータ変調速度に同期してシフトする
長さL(L:正の整数)のデイレイライン7と、
このデイレイライン7のデータ列Di(Di:複素数、
i=0,1,…,L−1)と自己相関関数がイン
パルスとなるデータ点を要素とする周期Lの固定
のM系列Mi(Mi:実数、i=0,1,…,L−
1)と相関値L-1 〓i=1 Di・Miの距離の自乗 {〔Re(L-1 〓i=1 Di・Mi)〕2 +〔Im(L-1 〓i=1 Di・Mi)〕2} を求める第1の相関回路8と、デイレイライン7
のデータ列Diとデータ変調速度に同期して循環的
にシフトするM系列Mi′(Mi′:実数、i=0,
1,…,L−1)との相関値L-1 〓i=1 Di・Mi′の距離の
自乗 {〔Re(L-1 〓i=1 Di・Mi′)〕2 +〔Im(L-1 〓i=1 Di・Mi′)〕2} を求める第2の相関回路9と、信号線15を介し
て与えられる第1の相関回路8の出力を信号線1
6を介して与えられる第2の相関回路9の出力で
割算した出力が予め設定した第1の閾値を越えた
ときハイレベルを出力する第1の比較回路10
と、信号線17から分岐した信号線19を介して
与えられる割算の出力が予め設定した第2の閾値
を越えたとき1データ変調タイムスロツト後に第
2の相関回路9のM系列Mi′を第1の相関回路の
固定のM系列Miと対応した初期位置から1つだ
け循環的にシフトしたMi-1に設定する第2の比
較回路12とから構成されている。 すなわち、第2の相関回路9のM系列Mi′は、
常時は、換言すると、第2の比較回路12が働か
ないときは、データ変調速度に同期して循環的に
シフトしているが、第2の比較回路12によつて
信号線19上の割算の出力が予め設定した第2の
閾値を越えたことが検出されたとき、1データ変
調タイムスロツト後に、第1の相関回路8の固定
のM系列Miと対応した初期位置から1つだけ循
環的にシフトされたMi-1に設定される。 最初に、第4図を参照して、受信復調信号が歪
んでいない場合の動作について説明し、後で、第
5図を参照して、受信復調信号が歪んでいる場合
の動作について説明する。 自己相関関数がインパルスとなるデータ点を要
素とする周期LのM系列Miを2周期以上持つト
レーニング信号が復調され、受信復調信号(第4
図aとしてデイレイライン7に入力されると、L
タイムスロツト後に第1の相関回路8の出力(第
4図b)は最大値Ynaxを取り、第2の相関回路
9の出力(第4図c)がYnaxを取らないで十分
小さい値のときは第2の比較回路12が働き、次
のタイムスロツトでは第2の相関回路9のM系列
Mi′が第1の相関回路8の固定のM系列Miと対応
した初期位置から1つだけ循環的にシフトされた
Mi-1に設定され、その系列Mi-1はそのときのデ
イレイライン7上のデータ列Diと等しいので、第
2の相関回路9出力も最大値Ynaxとなり、それ
以後、第2の比較回路12は働かない。このあ
と、第1の相関回路8の出力は(L−1)タイム
スロツト間零となり、第2の相関回路9の出力は
Ynaxを保持し、以後このような動作が周期Lで
継続される。従つて、第1の比較回路10の出力
は、第1の閾値を例えば0.5に設定すると、第4
図dに示すように、周期Lでハイレベルとなる。
尚、受信復調信号(第4図a)の1〜(L―1)
タイムスロツトの間は、第1の相関回路8の出力
を第2の相関回路の出力で割算した出力の値は、
第1の閾値(0.5)を越えるかもしれないし、越
えないかもしれないので、第4図dに示されるよ
うに、第1の比較回路10の出力は、ハイレベル
又はロウレベルの不確定なパターンとなる。 ところで、以上の動作は、受信復調信号が歪ん
でない場合であるが、ライン信号到着時の受信復
調信号(第5図a)はプリカーサ及びAGCの立
ち上りにより歪んでおり、第1の相関回路8の出
力と第2の相関回路9の出力は不安定となり、第
1の相関回路8の出力(第5図b)は受信復調信
号のデータ列Diと周期LのM系列Miが一致して
ない時刻t1において、一致する時刻t2における歪
みの影響を含むY′naxよりも大きな値Znaxを取る
場合がある。この場合、時刻t1で、第2の比較回
路12は、信号線19を介して与えられる割算の
出力が予め設定した第2の閾値、たとえば、0.5
を越えたことを検出するので、時刻t1より1デー
タ変調タイムスロツト後に第2の相関回路9のM
系列Mi′を第1の相関回路8の固定のM系列Miと
対応した初期位置から1つだけ循環的にシフトし
たMi-1に設定する。しかし、このときのデイレ
イライン7上のデータ列DiはMi-1と一致しないの
で、第2の相関回路9の出力はY′naxとならない。
その後、時刻t2において、第1の相関回路8の出
力はY′naxを取るが、第2の相関回路9の出力
(第5図c)はDiとMi′が一致してない場合、歪
みの影響を含む零に近い値を取り、第2の閾値を
持つ第2の比較回路12が働き、1データ変調タ
イムスロツト後に第2の相関回路9のM系列Mi
を初期位置から1つだけ循環的にシフトした位
置、すなわちMo′=ML-1,Mi′=Mi-1(i=1,
…,L−1)に設定する。このあと、第1の相関
回路8の出力は(L−1)タイムスロツト間零に
近い値となり、第2の相関回路9の出力は、
Y′naxに近い値を保持し、以後このような動作が
周期Lで継続される。従つて、第1の比較回路1
0の出力は、第5図dに示すように、周期Lでハ
イレベルとなる。尚、時刻t2において、DiとMi′
とが一致している場合、第2の相関回路9の出力
もY′naxとなるのは言うまでもない。この場合に
は、第2の比較回路12は働かない。また、受信
復調信号がランダムであれば、第1の比較回路1
0の出力は周期Lでハイレベルにはならない。従
つて、この第1の比較回路10の出力のパターン
を判定することによりトレーニング信号の検出が
行なえる。 以上説明したように、本発明によれば、自己相
関関数がインパルスとなるデータ点を要素とする
M系列を2周期以上含むトレーニング信号の検出
が行なえるという効果がある。
(第6図参照)を変調した波形を復調すると、受
信復調信号として、第7図に示すようなデータ点
が得られる。なお、第7図において、 Q′=Qe-j〓 P′=Pe-j〓 ……(3) であり、θは変調と復調のキヤリア位相のずれで
ある。 この復調信号のデータ点と予めわかつている周
期LのM系列の相関をとると、(2)および(3)式より i=0:Re〔ρ′(p)〕=L・Re〔e-j〓〕 Im〔ρ′(p)〕=L・Im〔e-j〓〕 i≠0:Re〔ρ′(i)〕=0・Re〔e-j〓〕=0 :Im〔ρ′(i)〕=0・Re〔e-j〓〕=0 ……(4) (ここで、Re:実数部、Im:虚数部) となり、この自乗和をとれば、 i=0(第8図a):(Re〔ρ′(p)〕)2 +(Im〔ρ′(p)〕2=L2 i≠0(第8図b):(Re〔ρ′(i)〕2 +(Im〔ρ′(i)〕)2=0 ……(5) となる。 このように受信復調信号のデータ点と周期Lの
M系列とが一致したとき(i=0)に自乗和は最
大値L2をとり、一致しない時(ずれている時
(i≠0))は0をとる。 第3図は本発明の一実施例を示すブロツク図お
よび第4図、第5図はその動作波形図である。 本実施例は、信号線13を介して受信復調信号
が与えられデータ変調速度に同期してシフトする
長さL(L:正の整数)のデイレイライン7と、
このデイレイライン7のデータ列Di(Di:複素数、
i=0,1,…,L−1)と自己相関関数がイン
パルスとなるデータ点を要素とする周期Lの固定
のM系列Mi(Mi:実数、i=0,1,…,L−
1)と相関値L-1 〓i=1 Di・Miの距離の自乗 {〔Re(L-1 〓i=1 Di・Mi)〕2 +〔Im(L-1 〓i=1 Di・Mi)〕2} を求める第1の相関回路8と、デイレイライン7
のデータ列Diとデータ変調速度に同期して循環的
にシフトするM系列Mi′(Mi′:実数、i=0,
1,…,L−1)との相関値L-1 〓i=1 Di・Mi′の距離の
自乗 {〔Re(L-1 〓i=1 Di・Mi′)〕2 +〔Im(L-1 〓i=1 Di・Mi′)〕2} を求める第2の相関回路9と、信号線15を介し
て与えられる第1の相関回路8の出力を信号線1
6を介して与えられる第2の相関回路9の出力で
割算した出力が予め設定した第1の閾値を越えた
ときハイレベルを出力する第1の比較回路10
と、信号線17から分岐した信号線19を介して
与えられる割算の出力が予め設定した第2の閾値
を越えたとき1データ変調タイムスロツト後に第
2の相関回路9のM系列Mi′を第1の相関回路の
固定のM系列Miと対応した初期位置から1つだ
け循環的にシフトしたMi-1に設定する第2の比
較回路12とから構成されている。 すなわち、第2の相関回路9のM系列Mi′は、
常時は、換言すると、第2の比較回路12が働か
ないときは、データ変調速度に同期して循環的に
シフトしているが、第2の比較回路12によつて
信号線19上の割算の出力が予め設定した第2の
閾値を越えたことが検出されたとき、1データ変
調タイムスロツト後に、第1の相関回路8の固定
のM系列Miと対応した初期位置から1つだけ循
環的にシフトされたMi-1に設定される。 最初に、第4図を参照して、受信復調信号が歪
んでいない場合の動作について説明し、後で、第
5図を参照して、受信復調信号が歪んでいる場合
の動作について説明する。 自己相関関数がインパルスとなるデータ点を要
素とする周期LのM系列Miを2周期以上持つト
レーニング信号が復調され、受信復調信号(第4
図aとしてデイレイライン7に入力されると、L
タイムスロツト後に第1の相関回路8の出力(第
4図b)は最大値Ynaxを取り、第2の相関回路
9の出力(第4図c)がYnaxを取らないで十分
小さい値のときは第2の比較回路12が働き、次
のタイムスロツトでは第2の相関回路9のM系列
Mi′が第1の相関回路8の固定のM系列Miと対応
した初期位置から1つだけ循環的にシフトされた
Mi-1に設定され、その系列Mi-1はそのときのデ
イレイライン7上のデータ列Diと等しいので、第
2の相関回路9出力も最大値Ynaxとなり、それ
以後、第2の比較回路12は働かない。このあ
と、第1の相関回路8の出力は(L−1)タイム
スロツト間零となり、第2の相関回路9の出力は
Ynaxを保持し、以後このような動作が周期Lで
継続される。従つて、第1の比較回路10の出力
は、第1の閾値を例えば0.5に設定すると、第4
図dに示すように、周期Lでハイレベルとなる。
尚、受信復調信号(第4図a)の1〜(L―1)
タイムスロツトの間は、第1の相関回路8の出力
を第2の相関回路の出力で割算した出力の値は、
第1の閾値(0.5)を越えるかもしれないし、越
えないかもしれないので、第4図dに示されるよ
うに、第1の比較回路10の出力は、ハイレベル
又はロウレベルの不確定なパターンとなる。 ところで、以上の動作は、受信復調信号が歪ん
でない場合であるが、ライン信号到着時の受信復
調信号(第5図a)はプリカーサ及びAGCの立
ち上りにより歪んでおり、第1の相関回路8の出
力と第2の相関回路9の出力は不安定となり、第
1の相関回路8の出力(第5図b)は受信復調信
号のデータ列Diと周期LのM系列Miが一致して
ない時刻t1において、一致する時刻t2における歪
みの影響を含むY′naxよりも大きな値Znaxを取る
場合がある。この場合、時刻t1で、第2の比較回
路12は、信号線19を介して与えられる割算の
出力が予め設定した第2の閾値、たとえば、0.5
を越えたことを検出するので、時刻t1より1デー
タ変調タイムスロツト後に第2の相関回路9のM
系列Mi′を第1の相関回路8の固定のM系列Miと
対応した初期位置から1つだけ循環的にシフトし
たMi-1に設定する。しかし、このときのデイレ
イライン7上のデータ列DiはMi-1と一致しないの
で、第2の相関回路9の出力はY′naxとならない。
その後、時刻t2において、第1の相関回路8の出
力はY′naxを取るが、第2の相関回路9の出力
(第5図c)はDiとMi′が一致してない場合、歪
みの影響を含む零に近い値を取り、第2の閾値を
持つ第2の比較回路12が働き、1データ変調タ
イムスロツト後に第2の相関回路9のM系列Mi
を初期位置から1つだけ循環的にシフトした位
置、すなわちMo′=ML-1,Mi′=Mi-1(i=1,
…,L−1)に設定する。このあと、第1の相関
回路8の出力は(L−1)タイムスロツト間零に
近い値となり、第2の相関回路9の出力は、
Y′naxに近い値を保持し、以後このような動作が
周期Lで継続される。従つて、第1の比較回路1
0の出力は、第5図dに示すように、周期Lでハ
イレベルとなる。尚、時刻t2において、DiとMi′
とが一致している場合、第2の相関回路9の出力
もY′naxとなるのは言うまでもない。この場合に
は、第2の比較回路12は働かない。また、受信
復調信号がランダムであれば、第1の比較回路1
0の出力は周期Lでハイレベルにはならない。従
つて、この第1の比較回路10の出力のパターン
を判定することによりトレーニング信号の検出が
行なえる。 以上説明したように、本発明によれば、自己相
関関数がインパルスとなるデータ点を要素とする
M系列を2周期以上含むトレーニング信号の検出
が行なえるという効果がある。
第1図は従来のトレーニング検出回路の構成を
示すブロツク図、第2図は従来回路の信号構成を
示す図、第3図は本発明の一実施例の構成を示す
ブロツク図、第4図・第5図は本実施例の各部の
信号状態を示すタイムチヤート、第6図はQおよ
びPに対応したデータ点を示す図、第7図は受信
復調信号のデータ点を示す図、第8図aおよびb
はそれぞれi=0およびi≠0のときの状態を示
す図である。 第3図において、7……デイレイライン、8…
…第1の相関回路、9……第2の相関回路、10
……第1の比較回路、12……第2の比較回路、
13,15,16,17,18,19……信号
線。
示すブロツク図、第2図は従来回路の信号構成を
示す図、第3図は本発明の一実施例の構成を示す
ブロツク図、第4図・第5図は本実施例の各部の
信号状態を示すタイムチヤート、第6図はQおよ
びPに対応したデータ点を示す図、第7図は受信
復調信号のデータ点を示す図、第8図aおよびb
はそれぞれi=0およびi≠0のときの状態を示
す図である。 第3図において、7……デイレイライン、8…
…第1の相関回路、9……第2の相関回路、10
……第1の比較回路、12……第2の比較回路、
13,15,16,17,18,19……信号
線。
Claims (1)
- 1 自己相関関数がインパルスとなるデータ点を
要素とする周期L(L:正の整数)のM系列を少
なくとも2周期含むトレーニング信号を検出する
トレーニング検出回路であつて、前記トレーニン
グ信号の復調信号をデータ変調速度に同期してシ
フトするデイレイラインと、該デイレイラインの
データ列と前記トレーニング信号中に含まれる前
記M系列と等しい固定の第1のM系列との相関値
の自乗を求める第1の相関回路と、前記デイレイ
ラインのデータ列と前記データ変調速度に同期し
て前記トレーニング信号中に含まれる前記M系列
に対して循環的にシフトした関係にある第2のM
系列との相関値の自乗を求める第2の相関回路
と、前記第1の相関回路の出力を前記第2の相関
回路の出力により除算した値が予め設定した第1
の閾値を越えたことを検出する第1の比較回路
と、前記除算した値が予め設定した第2の閾値を
越えたことを検出すると1データ変調タイムスロ
ツト後に前記第2の相関回路の前記第2のM系列
を前記第1の相関回路の前記第1のM系列と対応
した初期位置から1つだけ循環的にシフトした位
置に設定する第2の比較回路とから構成されたこ
とを特徴とするトレーニング検出回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190028A JPS5980026A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | トレ−ニング検出回路 |
GB08328812A GB2129257B (en) | 1982-10-30 | 1983-10-28 | Method and circuit for detecting a training signal |
CA000440079A CA1192270A (en) | 1982-10-30 | 1983-10-31 | Method and circuit for detecting a training signal |
US06/547,264 US4577328A (en) | 1982-10-30 | 1983-10-31 | Method and circuit for detecting a training signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57190028A JPS5980026A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | トレ−ニング検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980026A JPS5980026A (ja) | 1984-05-09 |
JPH0223100B2 true JPH0223100B2 (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=16251166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57190028A Granted JPS5980026A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | トレ−ニング検出回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS5980026A (ja) |
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1982
- 1982-10-30 JP JP57190028A patent/JPS5980026A/ja active Granted
-
1983
- 1983-10-28 GB GB08328812A patent/GB2129257B/en not_active Expired
- 1983-10-31 CA CA000440079A patent/CA1192270A/en not_active Expired
- 1983-10-31 US US06/547,264 patent/US4577328A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5980026A (ja) | 1984-05-09 |
GB2129257A (en) | 1984-05-10 |
CA1192270A (en) | 1985-08-20 |
GB8328812D0 (en) | 1983-11-30 |
US4577328A (en) | 1986-03-18 |
GB2129257B (en) | 1986-01-29 |
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