JPH0223100A - 位置制御装置 - Google Patents
位置制御装置Info
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- JPH0223100A JPH0223100A JP17211388A JP17211388A JPH0223100A JP H0223100 A JPH0223100 A JP H0223100A JP 17211388 A JP17211388 A JP 17211388A JP 17211388 A JP17211388 A JP 17211388A JP H0223100 A JPH0223100 A JP H0223100A
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- signal
- control device
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Links
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Landscapes
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、位置制御装置に係わり、特に高速でかつ高精
度の位置決めが可能な位置制御装置に関する。
度の位置決めが可能な位置制御装置に関する。
従来の技術
近年、情報機器の性能の向上はめざましく、それに伴い
磁気ディスク装置やプリンタなどの駆動源としては、よ
り高速でより高精度の位置制御装置が要求されている。
磁気ディスク装置やプリンタなどの駆動源としては、よ
り高速でより高精度の位置制御装置が要求されている。
従来、上iホしたこれらの機器の駆動源としては、ステ
ッピングモータが広く使用されている。
ッピングモータが広く使用されている。
以下、図面を参照しながら従来の位置制御装置について
説明する。第10図は従来の位置制御の駆動源として使
用されるパーマネントマグネット(PM)形ステッピン
グモータの原理を示す構成図である。
説明する。第10図は従来の位置制御の駆動源として使
用されるパーマネントマグネット(PM)形ステッピン
グモータの原理を示す構成図である。
1は磁石よりなる回転子、2は固定子、3.4は磁性体
コアに巻かれた複数個のコイルで、3aと3b、4aと
4bがそれぞれ直列接続されている。第11図は第10
図のステッピングモータを駆動するための基本駆動回路
である。スイッチ112a、112b、113a、11
3bで構成されるブリッジの中点間にコイル3aと3b
が接続され、スイッチ114a、 114b、115
a 、 115 bで構成されるブリッジの中点間
にはコイル4aと4bが接続されている。スイッチ11
2.114.113.115を順次開閉することにより
、上記複数個のコイル3.4を外部から順序よく励磁し
てやれば、回転子1はコイル3.4の励磁の状態により
位置をかえて歩進する。第12図は第10図に示したス
テッピングモータの回転角−トルク特性を示すもので、
121はコイル3a、3bをAからA′の方向に通電し
たときの回転角−トルク特性を示す。この励磁状態では
0点で回転子は静止し位置保持特性を持つ。
コアに巻かれた複数個のコイルで、3aと3b、4aと
4bがそれぞれ直列接続されている。第11図は第10
図のステッピングモータを駆動するための基本駆動回路
である。スイッチ112a、112b、113a、11
3bで構成されるブリッジの中点間にコイル3aと3b
が接続され、スイッチ114a、 114b、115
a 、 115 bで構成されるブリッジの中点間
にはコイル4aと4bが接続されている。スイッチ11
2.114.113.115を順次開閉することにより
、上記複数個のコイル3.4を外部から順序よく励磁し
てやれば、回転子1はコイル3.4の励磁の状態により
位置をかえて歩進する。第12図は第10図に示したス
テッピングモータの回転角−トルク特性を示すもので、
121はコイル3a、3bをAからA′の方向に通電し
たときの回転角−トルク特性を示す。この励磁状態では
0点で回転子は静止し位置保持特性を持つ。
外部信号に同期してスイッチ112.114.113.
115を順次開閉すれば、ステッピングモータの回転角
−トルク特性は121.122.123.124と移動
するので、外部信号に同期してステップ角90゜ずつ回
転子が回転することがわかる。そして位置決め分解能を
上げるためにこのステップ角をさらに小さくするには回
転子の極数と固定子の相数を増やせばよいが構造上限界
がある。そこで位置決め分解能を上げる方法として第1
4図に示すようなハイブリッドPM形ステッピングモー
タが今日では広く用いられている。第14図(a)およ
び(ハ)はハイブリッドPM形ステンピングモータの断
面図と斜視図を示したものである。回転子1は軸方向に
着磁された磁石140とその磁石を両側から積層した磁
性体141.142より構成され磁性体円周には一定の
ピッチで刻まれた磁極歯を備えている。一方、固定子2
は回転子対向面に同じ(磁極歯群を備えた磁性体コアと
磁性体コアに巻かれた複数個のコイル3a、3b、4a
、4bから構成されている。
115を順次開閉すれば、ステッピングモータの回転角
−トルク特性は121.122.123.124と移動
するので、外部信号に同期してステップ角90゜ずつ回
転子が回転することがわかる。そして位置決め分解能を
上げるためにこのステップ角をさらに小さくするには回
転子の極数と固定子の相数を増やせばよいが構造上限界
がある。そこで位置決め分解能を上げる方法として第1
4図に示すようなハイブリッドPM形ステッピングモー
タが今日では広く用いられている。第14図(a)およ
び(ハ)はハイブリッドPM形ステンピングモータの断
面図と斜視図を示したものである。回転子1は軸方向に
着磁された磁石140とその磁石を両側から積層した磁
性体141.142より構成され磁性体円周には一定の
ピッチで刻まれた磁極歯を備えている。一方、固定子2
は回転子対向面に同じ(磁極歯群を備えた磁性体コアと
磁性体コアに巻かれた複数個のコイル3a、3b、4a
、4bから構成されている。
143は回転軸である。このハイブリッドPM形ステッ
ピングモータを第10図の場合と同様に、複数個のコイ
ルを外部から順序よく励磁してやれば回転子はコイルへ
の通電の状態により1/4歯ピツチずつ位置をかえて歩
進する。すなわち回転子と固定子の磁極歯の数を増やせ
ばステップ角を小さくすることができる。しかし回転子
と固定子の磁極歯の数を増やすことには機械精度上限界
があり、位置決め分解能をさらに上げて位置決めをより
高精度に行うことは困難であった。
ピングモータを第10図の場合と同様に、複数個のコイ
ルを外部から順序よく励磁してやれば回転子はコイルへ
の通電の状態により1/4歯ピツチずつ位置をかえて歩
進する。すなわち回転子と固定子の磁極歯の数を増やせ
ばステップ角を小さくすることができる。しかし回転子
と固定子の磁極歯の数を増やすことには機械精度上限界
があり、位置決め分解能をさらに上げて位置決めをより
高精度に行うことは困難であった。
さらにステッピングモータには、位置決め停止の際に第
13図に示すように停止点を中心に振動的になるという
現象が一般的にあり、位置の整定に時間を要すという欠
点がある。この振動を少なくし整定の時間を短縮するた
めには、回転子に機械的粘性抵抗を与えてやる必要があ
り、この場合には構造が複雑になるという欠点があった
。
13図に示すように停止点を中心に振動的になるという
現象が一般的にあり、位置の整定に時間を要すという欠
点がある。この振動を少なくし整定の時間を短縮するた
めには、回転子に機械的粘性抵抗を与えてやる必要があ
り、この場合には構造が複雑になるという欠点があった
。
さらにステッピングモータは外部信号に同期した回転数
を得ることができるので、外部信号の周波数を速くすれ
ば高速回転を得ることができる。
を得ることができるので、外部信号の周波数を速くすれ
ば高速回転を得ることができる。
しかし、ステッピングモータはコイルのもつ時定数や、
鉄損の影響により高速回転では電流の立ち上がりが遅れ
て効率よくトルクを発生することができず高速化を目指
すと過渡的状態で脱調を引き起こしやすいという欠点を
有していた。特に位置決め分解能を上げるため、磁極ピ
ッチを細かくした場合には1回転当りのスイッチング周
波数が上がるためその影響が大きく出ていた。
鉄損の影響により高速回転では電流の立ち上がりが遅れ
て効率よくトルクを発生することができず高速化を目指
すと過渡的状態で脱調を引き起こしやすいという欠点を
有していた。特に位置決め分解能を上げるため、磁極ピ
ッチを細かくした場合には1回転当りのスイッチング周
波数が上がるためその影響が大きく出ていた。
(例えば、見城尚志他「ステッピング・モータの基礎と
応用」、(昭54.2.10) 、総合電子出版社、P
、15〜P、42) 発明が解決しようとする課題 上記のように、駆動源としてステッピングモータを使用
した位置制御装置は高速化が困難で、かつ位置決めの整
定時間が長いという欠点を持っていた。特に位置決め分
解能を上げることはステッピングモータの構造上困難で
あった。
応用」、(昭54.2.10) 、総合電子出版社、P
、15〜P、42) 発明が解決しようとする課題 上記のように、駆動源としてステッピングモータを使用
した位置制御装置は高速化が困難で、かつ位置決めの整
定時間が長いという欠点を持っていた。特に位置決め分
解能を上げることはステッピングモータの構造上困難で
あった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、従来のス
テッピングモータでは実現できなかった高速で、かつ高
精度の位置決めが可能な位置制御装置を提供するもので
ある。
テッピングモータでは実現できなかった高速で、かつ高
精度の位置決めが可能な位置制御装置を提供するもので
ある。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の位置制御装置は、磁
性体もしくは磁石の少な(とも一方を備えた第1部材と
、前記第1部材と所定の空隙を介して対向する磁性体コ
アと複数個のコイルを備えた第2部材とを含んでなる電
磁駆動装置と、前記第1部材と前記第2部材との空隙を
維持しその(n対運動を自在ならしめる支持手段と、前
記第2部材に対する前記第1部材の相対的な現在位置を
認識する位置検出手段と、外部からの目的位置指令信号
と前記位置検出手段の出力する現在位置信号との偏差に
応じた偏差量を出力する比較手段と、前記電磁駆動装置
に対する操作量として前記偏磨壇より電気角度量を演算
する操作電気角度演算手段と、前記操作量より互いに位
相の異なる複数組の信号を出力する関数発生手段と、前
記複数4Hの信号をそれぞれ増幅して前記複数個のコイ
ルに電流を供給する駆動手段とを含めて構成され、前記
操作電気角度演算手段は前記偏差量に比例した比例量と
前記偏差量を時間微分して得られた微分量と前記偏差量
を時間積分して得られた積分量とを加算した電気角度量
を演算して前記電気角度量が所定の範囲内にあるか否か
を判別し所定の範囲内にあるときは前記電気角度量をそ
のまま操作量として出力し、前記電気角度量が所定の範
囲を越えたときは所定値に制限した値を操作量として出
力し、前記電気角度量が所定の範囲を一旦越えたときは
前記比較手段の出力する偏差量が所定の範囲内に収まる
まで前記偏差量に比例した比例量と前記偏差量を微分し
た微分量とを加算して操作量を出力するように構成し、
その操作量に応じて上記複数個のコイルの合成起磁力の
位相を制御することにより上記の目的を達成したもので
ある。
性体もしくは磁石の少な(とも一方を備えた第1部材と
、前記第1部材と所定の空隙を介して対向する磁性体コ
アと複数個のコイルを備えた第2部材とを含んでなる電
磁駆動装置と、前記第1部材と前記第2部材との空隙を
維持しその(n対運動を自在ならしめる支持手段と、前
記第2部材に対する前記第1部材の相対的な現在位置を
認識する位置検出手段と、外部からの目的位置指令信号
と前記位置検出手段の出力する現在位置信号との偏差に
応じた偏差量を出力する比較手段と、前記電磁駆動装置
に対する操作量として前記偏磨壇より電気角度量を演算
する操作電気角度演算手段と、前記操作量より互いに位
相の異なる複数組の信号を出力する関数発生手段と、前
記複数4Hの信号をそれぞれ増幅して前記複数個のコイ
ルに電流を供給する駆動手段とを含めて構成され、前記
操作電気角度演算手段は前記偏差量に比例した比例量と
前記偏差量を時間微分して得られた微分量と前記偏差量
を時間積分して得られた積分量とを加算した電気角度量
を演算して前記電気角度量が所定の範囲内にあるか否か
を判別し所定の範囲内にあるときは前記電気角度量をそ
のまま操作量として出力し、前記電気角度量が所定の範
囲を越えたときは所定値に制限した値を操作量として出
力し、前記電気角度量が所定の範囲を一旦越えたときは
前記比較手段の出力する偏差量が所定の範囲内に収まる
まで前記偏差量に比例した比例量と前記偏差量を微分し
た微分量とを加算して操作量を出力するように構成し、
その操作量に応じて上記複数個のコイルの合成起磁力の
位相を制御することにより上記の目的を達成したもので
ある。
作用
本発明は上記の構成によって、目的位置を変更するよう
な過渡時には、位置検出手段により第1部材の現在位置
を常に検出して効率よくトルクを発生させることができ
るので過渡的状態でも脱調を引き起こすことはなく高速
化が可能である。さらに第1部材の現在位置と目的位置
指令とを比較手段により常に比較し、その偏差量をもと
に操作電気角度演算手段により電磁駆動装置に対する操
作量を演算し、その操作量に応じて複数個のコイルの合
成起磁力の位相を制御することよって電磁駆動装置を目
的位置に振動およびオーバシュートを押さえた状態で、
素早(整定させることができる。したがって高速で、高
精度、かつ高分解能の位置制御装置が堤供できる。
な過渡時には、位置検出手段により第1部材の現在位置
を常に検出して効率よくトルクを発生させることができ
るので過渡的状態でも脱調を引き起こすことはなく高速
化が可能である。さらに第1部材の現在位置と目的位置
指令とを比較手段により常に比較し、その偏差量をもと
に操作電気角度演算手段により電磁駆動装置に対する操
作量を演算し、その操作量に応じて複数個のコイルの合
成起磁力の位相を制御することよって電磁駆動装置を目
的位置に振動およびオーバシュートを押さえた状態で、
素早(整定させることができる。したがって高速で、高
精度、かつ高分解能の位置制御装置が堤供できる。
実施例
以下本発明の一実施例の位置制御装置について、図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における位置制御装置の構成
図である。
図である。
第1図は電磁駆動装置として回転型のモータを使用した
ときの実施例である。第1図において、1は回転子であ
って磁石より構成され、電磁駆動装置の第1部材を形成
している。3.4は磁性体コアに巻かれたコイルで磁性
体コアとともに、回転子1と所定の空隙を介して対向す
る第2部材を構成している。上記第1部材と第2部材よ
り電磁駆動装置が構成されている。5は回転子1の位置
を検出し2相の正弦波状の位置信号sa、sbを出力す
る位置信号発生手段である。6は位置検出手段で、位置
信号発生手段5の出力する2相正弦波sa、sbが入力
され回転子1の現在位zbを高分解能、で出力する。7
は比較手段であって、位置検出手段6の出力する現在位
置すと指令入力端子11に与えられる目的位置aとが入
力され、偏差信号c (=a−b)が出力される。操作
電気角度演算手段8には、偏差信号Cが入力されて適当
な制御演算を施し電気角度量eを出力する。9は関数発
生手段であって、電気角度Ieと現在位置すに応じた2
相の正弦波信号scとssが出力される。10は駆動手
段であって関数発生手段9から出力される2相正弦波信
号sc、ssを増幅してそれぞれコイル3.4に電流が
供給される。
ときの実施例である。第1図において、1は回転子であ
って磁石より構成され、電磁駆動装置の第1部材を形成
している。3.4は磁性体コアに巻かれたコイルで磁性
体コアとともに、回転子1と所定の空隙を介して対向す
る第2部材を構成している。上記第1部材と第2部材よ
り電磁駆動装置が構成されている。5は回転子1の位置
を検出し2相の正弦波状の位置信号sa、sbを出力す
る位置信号発生手段である。6は位置検出手段で、位置
信号発生手段5の出力する2相正弦波sa、sbが入力
され回転子1の現在位zbを高分解能、で出力する。7
は比較手段であって、位置検出手段6の出力する現在位
置すと指令入力端子11に与えられる目的位置aとが入
力され、偏差信号c (=a−b)が出力される。操作
電気角度演算手段8には、偏差信号Cが入力されて適当
な制御演算を施し電気角度量eを出力する。9は関数発
生手段であって、電気角度Ieと現在位置すに応じた2
相の正弦波信号scとssが出力される。10は駆動手
段であって関数発生手段9から出力される2相正弦波信
号sc、ssを増幅してそれぞれコイル3.4に電流が
供給される。
第7図に位置検出手段6の一実施例を示す。第7図にお
いて、71a、71bは位置信号発生手段5の出力する
2相の正弦波状位置信号sa、sbをそれぞれ増幅する
位置信号増幅器である。72a、72bは変調回路で、
位置信号増幅器71a、71bの2相正弦波出力でもっ
て高い周波数のキャリア信号76a、76bをそれぞれ
変調する一種の乗算器である。84はキャリア信号発生
器であって、基準発振器77の基準クロック信号を分周
してキャリア信号76a、76bを作成している。この
2つのキャリア信号76a、76bは互いに90″ずつ
位相がずれていて、キャリア信号発生器84より変調回
路72a、72bに入力されている。73は加算回路で
、上記2つの変調回路72a、72bの変調出力を加え
合わせる。74はローパスフィルタであり、加算回路で
加え合わされた変調出力の高調波成分を除去し、基本波
成分のみを取り出す、75は波形整形回路で上記基本波
を矩形波に変換する。
いて、71a、71bは位置信号発生手段5の出力する
2相の正弦波状位置信号sa、sbをそれぞれ増幅する
位置信号増幅器である。72a、72bは変調回路で、
位置信号増幅器71a、71bの2相正弦波出力でもっ
て高い周波数のキャリア信号76a、76bをそれぞれ
変調する一種の乗算器である。84はキャリア信号発生
器であって、基準発振器77の基準クロック信号を分周
してキャリア信号76a、76bを作成している。この
2つのキャリア信号76a、76bは互いに90″ずつ
位相がずれていて、キャリア信号発生器84より変調回
路72a、72bに入力されている。73は加算回路で
、上記2つの変調回路72a、72bの変調出力を加え
合わせる。74はローパスフィルタであり、加算回路で
加え合わされた変調出力の高調波成分を除去し、基本波
成分のみを取り出す、75は波形整形回路で上記基本波
を矩形波に変換する。
いま位置信号増幅器71a、71bの2相正弦波出力を
それぞれEA (θ)、EB(θ)とすれば以下のよう
に表現できる。
それぞれEA (θ)、EB(θ)とすれば以下のよう
に表現できる。
EA (θ) = E −C05(2πθ/θF)EB
(θ) = E −5IN(2πθ/θF)ただし
、θは回転子1の回転角度、θ2は位置信号発生手段5
の出力する正弦波の1周期ピッチ、Eは正弦波位置信号
の波高値である。
(θ) = E −5IN(2πθ/θF)ただし
、θは回転子1の回転角度、θ2は位置信号発生手段5
の出力する正弦波の1周期ピッチ、Eは正弦波位置信号
の波高値である。
一方、キャリア信号76a、76bをそれぞれCA(t
)、CB (t)とすれば以下のように表現できる。
)、CB (t)とすれば以下のように表現できる。
CA (θ) =C05(2πfc t)CI (
θ)=SIN(2i fc t)ただし、fcはキャリ
ア周波数である。
θ)=SIN(2i fc t)ただし、fcはキャリ
ア周波数である。
変調回路72a、72bで変調後、加算回路で加え合わ
せた結果をP(t、 θ)とすれば、P(t、 θ
)=EA (θ)・CA (θ)十Ell(θ)・CB
(θ) =E (CO3(2K θ/θF ) ・C0
5(2z f c t)+5IN(2πθ/θ、 )
・5IN(2πrct))=ECO3(2πfct
−2πθ/θ、)となる。これはfcの周波数をもつキ
ャリアに2πθ/θ2という位相項が含まれていること
を意味している。換言すれば、P (t、 θ)では
位置情報θが位相情報という形に変換されている。
せた結果をP(t、 θ)とすれば、P(t、 θ
)=EA (θ)・CA (θ)十Ell(θ)・CB
(θ) =E (CO3(2K θ/θF ) ・C0
5(2z f c t)+5IN(2πθ/θ、 )
・5IN(2πrct))=ECO3(2πfct
−2πθ/θ、)となる。これはfcの周波数をもつキ
ャリアに2πθ/θ2という位相項が含まれていること
を意味している。換言すれば、P (t、 θ)では
位置情報θが位相情報という形に変換されている。
したがってP (t、 θ)の位相情報を復調すれば
回転子1の位置を認識することができる。
回転子1の位置を認識することができる。
なお上記P(t、 θ)から回転子の位置を正確に検
出するためには位置信号EA (θ)、El(θ)の波
形が回転位置θに関して歪の少ない正弦波状である必要
がある。もし歪が太きいとうねりの多い直線性の悪い位
置検出器になってしまう。
出するためには位置信号EA (θ)、El(θ)の波
形が回転位置θに関して歪の少ない正弦波状である必要
がある。もし歪が太きいとうねりの多い直線性の悪い位
置検出器になってしまう。
またローパスフィルタ74はp (t、 θ)に含ま
れる高調波成分を除去する働きがある。一般的にキャリ
ア信号76a、76bは高調波の非常に多いもの(例え
ば矩形波)が使われることが多く、その場合はローパス
フィルタ74は不可欠の要素である。
れる高調波成分を除去する働きがある。一般的にキャリ
ア信号76a、76bは高調波の非常に多いもの(例え
ば矩形波)が使われることが多く、その場合はローパス
フィルタ74は不可欠の要素である。
第8図は変調回路72a、72bの一実施例である。
85は変調回路への入力で、位置信号増幅器71aまた
は71bの正弦波出力E(θ)が入力される。86は反
転増幅器(ゲイン1)である。87はキャリア信号(周
波数fc)76によって制御される半導体スイッチであ
る。上記半導体スイッチ87はキャリア信号76が“H
レベルパのときは位置信号E(θ)をそのまま伝送し、
キャリア信号76が゛°Lレベル゛のときは反転した位
置信号−E(θ)を伝送するように構成されていて、図
に示すような変調出力88を得ている。
は71bの正弦波出力E(θ)が入力される。86は反
転増幅器(ゲイン1)である。87はキャリア信号(周
波数fc)76によって制御される半導体スイッチであ
る。上記半導体スイッチ87はキャリア信号76が“H
レベルパのときは位置信号E(θ)をそのまま伝送し、
キャリア信号76が゛°Lレベル゛のときは反転した位
置信号−E(θ)を伝送するように構成されていて、図
に示すような変調出力88を得ている。
さて変調後加算された信号p (t、 θ)はそのま
までは利用できないので、これを復調して位置情報のみ
を分離して取り出す必要がある。本発明の実施例では信
号p (t、 θ)を波形整形回路75で矩形波に変
換した後、キャリア信号76aに対する信号p (t、
θ)の位相ずれを、基準発振器77の出力する基準
クロック信号を用いて直接計数することにより分解能の
高い位置情報を取り出すという復調方式を用いている。
までは利用できないので、これを復調して位置情報のみ
を分離して取り出す必要がある。本発明の実施例では信
号p (t、 θ)を波形整形回路75で矩形波に変
換した後、キャリア信号76aに対する信号p (t、
θ)の位相ずれを、基準発振器77の出力する基準
クロック信号を用いて直接計数することにより分解能の
高い位置情報を取り出すという復調方式を用いている。
78は信号P (t、 θ)の位相情報を、計数する
ための位相差カウンタである。位相差カウンタ78の入
力は、キャリア信号76aと信号p (t、 θ)を
波形整形回路75で矩形波された信号と発振器77の出
力する基準クロック信号とである。位相差カウンタ78
はキャリア信号76aの立ち上がり(または立ち下がり
)で基準クロンク信号の計数を開始し、信号p (t、
θ)の立ち上がり(または立ち下がり)を検出する
ことにより信号P (t、 θ)に含まれる位相情報
(2πθ/θ、)が位相差カウンタ78の計数値として
取り出すことができる。またキャリア信号76aの周波
数はfcなので周波数f、の1倍の周波数を持つ基準ク
ロック信号を用いることによって、1周期に対して1/
nの分解能を持った位相測定が可能になる。これは位相
2πに対して1 / nの分解能を持つことを意味し、
位相2πが位置信号発生手段5の出力する正弦波位置信
号の1周期ピッチθ2に対応するので回転角に対して位
置信号の1周期ピッチθ2を等間隔に1 / nに内挿
(または補間)したことを意味している。したがって分
解能を上げ、滑らかな位置情報を得るためにはθ、を小
さく、nを大きくすればよい。84は分周回路で発振器
77の出力を1 / nに分周し2相のキャリア信号7
6a、76bを出力する。ところで位相差カウンタ78
の内容は最大nであり、位置信号の1周期ピッチθ、の
範囲内でしか位相の弁別能力がない。そこで実際の位置
制御装置で必要とされるような広い範囲内での動作を可
能にするために、1つの可逆カウンタを設は位置信号が
1周期ピンチθ、を越えた数を計数している。80が上
述の可逆カウンタであり、79はパルス分離回路である
。
ための位相差カウンタである。位相差カウンタ78の入
力は、キャリア信号76aと信号p (t、 θ)を
波形整形回路75で矩形波された信号と発振器77の出
力する基準クロック信号とである。位相差カウンタ78
はキャリア信号76aの立ち上がり(または立ち下がり
)で基準クロンク信号の計数を開始し、信号p (t、
θ)の立ち上がり(または立ち下がり)を検出する
ことにより信号P (t、 θ)に含まれる位相情報
(2πθ/θ、)が位相差カウンタ78の計数値として
取り出すことができる。またキャリア信号76aの周波
数はfcなので周波数f、の1倍の周波数を持つ基準ク
ロック信号を用いることによって、1周期に対して1/
nの分解能を持った位相測定が可能になる。これは位相
2πに対して1 / nの分解能を持つことを意味し、
位相2πが位置信号発生手段5の出力する正弦波位置信
号の1周期ピッチθ2に対応するので回転角に対して位
置信号の1周期ピッチθ2を等間隔に1 / nに内挿
(または補間)したことを意味している。したがって分
解能を上げ、滑らかな位置情報を得るためにはθ、を小
さく、nを大きくすればよい。84は分周回路で発振器
77の出力を1 / nに分周し2相のキャリア信号7
6a、76bを出力する。ところで位相差カウンタ78
の内容は最大nであり、位置信号の1周期ピッチθ、の
範囲内でしか位相の弁別能力がない。そこで実際の位置
制御装置で必要とされるような広い範囲内での動作を可
能にするために、1つの可逆カウンタを設は位置信号が
1周期ピンチθ、を越えた数を計数している。80が上
述の可逆カウンタであり、79はパルス分離回路である
。
パルス分離回路79は位相差カウンタ78の内容が0→
nまたはn→0に変化する毎にそれぞれに応じてアップ
・カウント・パルス、ダウン・カウント・パルスに分離
する。可逆カウンタ80は、このアップ・カウント・パ
ルス、ダウン・カウント・パルスを受けてアップ・カウ
ントまたはダウン・カウントする。81は可逆カウンタ
80の原点・初期リセット入力である。82は位置カウ
ンタで、可逆カウンタ80の内容と位相差カウンタ78
の内容をそれぞれ上位ビット部および下位ビット部に合
成する。
nまたはn→0に変化する毎にそれぞれに応じてアップ
・カウント・パルス、ダウン・カウント・パルスに分離
する。可逆カウンタ80は、このアップ・カウント・パ
ルス、ダウン・カウント・パルスを受けてアップ・カウ
ントまたはダウン・カウントする。81は可逆カウンタ
80の原点・初期リセット入力である。82は位置カウ
ンタで、可逆カウンタ80の内容と位相差カウンタ78
の内容をそれぞれ上位ビット部および下位ビット部に合
成する。
以上の構成によって回転子1の位置は位置カウンタ82
にディジタル的に示されることになる。83が位置検出
手段の出力となる。
にディジタル的に示されることになる。83が位置検出
手段の出力となる。
第2図に比較手段7、操作電気角度演算手段8、関数発
生手段9の構成を示す。本実施例では、比較手段7、操
作電気角度演算手段8、関数発生手段9は、A/D変換
器21と演算器22とメモリ23とD/A変換器24a
、24bとで構成される。A/D変換器21は、指令入
力端子11に与えられる目的位置aをディジタル信号Q
r @ fに変換している。目的位置aが始めからデ
ィジタル値Q、。、で与えられる場合はA/D変換器2
1は不要となる。演算器22は、メモリ23のROM
eI域(リードオンリメモリ領域)に格納されている後
述の所定の内蔵プログラムに従って動作し、A/D変換
器21のディジタル信号Qrefと位置検出手段6の出
力する現在位置b(ディジタル信号Q、)とをRA M
Hp域(ランダムアクセスメモリ領域)に取り込み、
所定の演算を施した後に合成して、電気角度i1eに対
応するディジタル信号Eを演算する。次に演算器22は
ディジタル信号Eに応じてメモリ23のROM領域に格
納されているSIN波およびcos波の関数テーブルを
参照することによりディジタル信号已に応じた2相信号
sc、ssを求め、それぞれD/A変換器24a、24
bに出力する。D/A変換器24a、24bは2相信号
sc、ssをそれぞれディジタル−アナログ変換して2
相のアナログ信号sc、ssを出力している。
生手段9の構成を示す。本実施例では、比較手段7、操
作電気角度演算手段8、関数発生手段9は、A/D変換
器21と演算器22とメモリ23とD/A変換器24a
、24bとで構成される。A/D変換器21は、指令入
力端子11に与えられる目的位置aをディジタル信号Q
r @ fに変換している。目的位置aが始めからデ
ィジタル値Q、。、で与えられる場合はA/D変換器2
1は不要となる。演算器22は、メモリ23のROM
eI域(リードオンリメモリ領域)に格納されている後
述の所定の内蔵プログラムに従って動作し、A/D変換
器21のディジタル信号Qrefと位置検出手段6の出
力する現在位置b(ディジタル信号Q、)とをRA M
Hp域(ランダムアクセスメモリ領域)に取り込み、
所定の演算を施した後に合成して、電気角度i1eに対
応するディジタル信号Eを演算する。次に演算器22は
ディジタル信号Eに応じてメモリ23のROM領域に格
納されているSIN波およびcos波の関数テーブルを
参照することによりディジタル信号已に応じた2相信号
sc、ssを求め、それぞれD/A変換器24a、24
bに出力する。D/A変換器24a、24bは2相信号
sc、ssをそれぞれディジタル−アナログ変換して2
相のアナログ信号sc、ssを出力している。
次に、メモリ23のROMjl域に格納されている内蔵
プログラムについて説明する。
プログラムについて説明する。
まず、第3図に示した基本フローチャートに基づいて概
略を説明する。
略を説明する。
処理31では、タイマーからの割り込みを待っている。
タイマーは、所定の時間ΔT毎に割り込み信号を発生し
、割り込みが入ると■に移行する。
、割り込みが入ると■に移行する。
すなわち、サンプリング時間ΔTで以下の処理を行うこ
とになる。
とになる。
処理32では、目的位置aに相当するディジタル信号Q
rmfと現在位置すに相当するディジタル信号Q、をそ
れぞれ取り込みRA M ?fu域に格納する。
rmfと現在位置すに相当するディジタル信号Q、をそ
れぞれ取り込みRA M ?fu域に格納する。
処理33では、回転子1の回転位置を目的位置に位置決
めするために、目的位置aと現在位置すの偏差信号Cに
相当するディジタル信号Qをもとに制御演算し、関数発
生手段9の入力となるディジタル信号Eを作り出してい
る。
めするために、目的位置aと現在位置すの偏差信号Cに
相当するディジタル信号Qをもとに制御演算し、関数発
生手段9の入力となるディジタル信号Eを作り出してい
る。
処理34では、回転子1の現在位置すに対応するディジ
タル信号QXと処理33で得られたディジタル信号已に
応じてメモリ23のROM領域に格納されているSIN
波およびCO3波の関数テーブルを参照し、2相信号s
c、ssを求め、それぞれをD/A変換器24a、24
bに出力する。D/A変換器24a、24bはディジタ
ル信号sc、ssをそれぞれアナログ信号sc、ssに
変換する。本処理のあとは、■に移行する。
タル信号QXと処理33で得られたディジタル信号已に
応じてメモリ23のROM領域に格納されているSIN
波およびCO3波の関数テーブルを参照し、2相信号s
c、ssを求め、それぞれをD/A変換器24a、24
bに出力する。D/A変換器24a、24bはディジタ
ル信号sc、ssをそれぞれアナログ信号sc、ssに
変換する。本処理のあとは、■に移行する。
次に、処理32〜33について、第4図、第5図、第6
図を用いて詳しく説明する。
図を用いて詳しく説明する。
第4図は、処理32の詳細なフローチャートである。ま
ず、処理41.42で目的位置aと現在位置すに対応す
るディジタル信号qrar 、Qx ヲRAM領域に格
納する。処理43では前回のサンプリング時の値を保持
する変数Q1の内容を変数。+’l−1に格納する。変
数Q7は目的位置aと現在位置すの偏差信号Cに対応す
るディジタル信号である。次に処理44では目的位置a
と現在位置すの偏差信号Cに対応するディジタル信号Q
7を新たに演算(Q、、=Qrer −QX ) I、
、変数Q7に格納する。
ず、処理41.42で目的位置aと現在位置すに対応す
るディジタル信号qrar 、Qx ヲRAM領域に格
納する。処理43では前回のサンプリング時の値を保持
する変数Q1の内容を変数。+’l−1に格納する。変
数Q7は目的位置aと現在位置すの偏差信号Cに対応す
るディジタル信号である。次に処理44では目的位置a
と現在位置すの偏差信号Cに対応するディジタル信号Q
7を新たに演算(Q、、=Qrer −QX ) I、
、変数Q7に格納する。
すなわち、この時点で全現在の回転子1の回転位置と目
的位置の偏差信号が変数Qfiに格納されたことになる
。さらに、lサンプリング前の現在位置と目的位置の偏
差信号は変数Qn−1に格納されている。
的位置の偏差信号が変数Qfiに格納されたことになる
。さらに、lサンプリング前の現在位置と目的位置の偏
差信号は変数Qn−1に格納されている。
第5図は、処理33の詳細なフローチャートである。ま
ず、処理51で目的位置aと現在位置すとの今現在の偏
差信号c (=a−b)に対応する値を保持する変数Q
1をに1倍し、結果を変数Pに格納する。変数Pは比例
信号になる。処理52で今現在の偏差信号Cに対応する
値を保持する変数Q1から1サンプリング前の偏差信号
Cに対応する値を保持する変数Qn−+を引算し、その
結果を変数ΔQに格納する。処理53で変数Q。にサン
プリング周期ΔTを掛けた値Q。・ΔTを演算し、その
結果を1サンプリング前の変数5n−1に加算する。
ず、処理51で目的位置aと現在位置すとの今現在の偏
差信号c (=a−b)に対応する値を保持する変数Q
1をに1倍し、結果を変数Pに格納する。変数Pは比例
信号になる。処理52で今現在の偏差信号Cに対応する
値を保持する変数Q1から1サンプリング前の偏差信号
Cに対応する値を保持する変数Qn−+を引算し、その
結果を変数ΔQに格納する。処理53で変数Q。にサン
プリング周期ΔTを掛けた値Q。・ΔTを演算し、その
結果を1サンプリング前の変数5n−1に加算する。
すなわち、下記の演算(1)を行い、演算結果は変数3
7に格納される。
7に格納される。
S 、l=s 、、−+ IQ 、 ・ΔT・・・・
・・・旧・・・・・・・・・・・(1)式(1)におい
てO7は目的位置aと現在位置すとの偏差信号Cを表す
ものであり、目的位置aと現在位置すに定常的な偏差が
存在すると、毎回のサンプリング毎に項[Qfi ・Δ
T]が変数3□1に加算される。この結果、変数37は
時間と共に大きくなり、aとbの定常的な偏差をなくす
ことができる。サンプリング周期ΔTが十分小であると
すれば、式(1)で表されるS。は偏差信号Cを時間積
分した結果を示すことになる。次に、処理54では変数
S7をに2倍し、結果を変数■に格納する。
・・・旧・・・・・・・・・・・(1)式(1)におい
てO7は目的位置aと現在位置すとの偏差信号Cを表す
ものであり、目的位置aと現在位置すに定常的な偏差が
存在すると、毎回のサンプリング毎に項[Qfi ・Δ
T]が変数3□1に加算される。この結果、変数37は
時間と共に大きくなり、aとbの定常的な偏差をなくす
ことができる。サンプリング周期ΔTが十分小であると
すれば、式(1)で表されるS。は偏差信号Cを時間積
分した結果を示すことになる。次に、処理54では変数
S7をに2倍し、結果を変数■に格納する。
変数■は積分信号となる。次に、処理55では変数ΔQ
をサンプリング周期ΔTで除した値ΔQ/ΔTをに3倍
し、結果を変数りに格納する。変数りは微分信号となる
。処理56はフラグFLGがセット(FLG=1)され
ているが否かを判別するもので、FLG=1のときは処
理57へ移行し、そうでないときには処理59に移行す
る。まずFLG=1のときには、処理57および処理5
8が実行される。
をサンプリング周期ΔTで除した値ΔQ/ΔTをに3倍
し、結果を変数りに格納する。変数りは微分信号となる
。処理56はフラグFLGがセット(FLG=1)され
ているが否かを判別するもので、FLG=1のときは処
理57へ移行し、そうでないときには処理59に移行す
る。まずFLG=1のときには、処理57および処理5
8が実行される。
処理57では処理51.55で得られた演算結果の変数
PとDを加算してその結果を変数已に格納する。
PとDを加算してその結果を変数已に格納する。
処理58では処理53で得られた積分の演算結果S。
を零にし、処理64に移行する。またFLG≠1のとき
は処理59が実行される。処理59では処理51.54
.55で得られた演算結果の変数P、I、Dを加算して
その結果を変数Eに格納する。その後処理64に移行す
る。処理64は変数Eの絶対値IEIが所定値e□つを
越えているか否かを判別するもので、IEI>e□8の
ときは処理65へ移行し、その後処理67に移行する。
は処理59が実行される。処理59では処理51.54
.55で得られた演算結果の変数P、I、Dを加算して
その結果を変数Eに格納する。その後処理64に移行す
る。処理64は変数Eの絶対値IEIが所定値e□つを
越えているか否かを判別するもので、IEI>e□8の
ときは処理65へ移行し、その後処理67に移行する。
E1≦e、−のときは直接処理67に移行する。
まず変数Eの絶対値IEIがl E 1>e□8のとき
は、処理65が実行され、変数已に所定値e□8が格納
される。次に処理66によりフラグFLGはセットされ
、変数Eの絶対値IEIが所定値e 1IaXを越えた
ことをフラグFLGに格納する。すなわち、処理65に
より変数Eは所定値eMllKに制限して格納される。
は、処理65が実行され、変数已に所定値e□8が格納
される。次に処理66によりフラグFLGはセットされ
、変数Eの絶対値IEIが所定値e 1IaXを越えた
ことをフラグFLGに格納する。すなわち、処理65に
より変数Eは所定値eMllKに制限して格納される。
その後処理67に移行する。処理67は目的位Haと現
在位Hbの偏差信号Cに対応するディジタル信号Q7の
絶対値IQfi lが所定値ε内にあるか否かを判別す
るもので、IQ、+<εのときは処理68へ移行し、そ
の後■に移行する。
在位Hbの偏差信号Cに対応するディジタル信号Q7の
絶対値IQfi lが所定値ε内にあるか否かを判別す
るもので、IQ、+<εのときは処理68へ移行し、そ
の後■に移行する。
Q、l≧εのときは直接■に移行する。まず変数Q7の
絶対値IQ71がIQ、l<εのときは、処理68が実
行されフラグFLGはリセット(FLG=0)される。
絶対値IQ71がIQ、l<εのときは、処理68が実
行されフラグFLGはリセット(FLG=0)される。
その後、■に移行する。
第6図は、処理34の詳細なフローチャートである。ま
ず、処理61では回転子lの現在位置すに対応するディ
ジタル信号QXと処理33で得られたディジクル信号E
とを加算し変数Fに格納する。処理62では、処理61
で得られたディジタル信号Fに応じてメモリ23のRO
M fiI域に格納されているCO8波の関数テーブル
を参照することによりディジタル信号Fに応じた正弦波
信号scを求める。
ず、処理61では回転子lの現在位置すに対応するディ
ジタル信号QXと処理33で得られたディジクル信号E
とを加算し変数Fに格納する。処理62では、処理61
で得られたディジタル信号Fに応じてメモリ23のRO
M fiI域に格納されているCO8波の関数テーブル
を参照することによりディジタル信号Fに応じた正弦波
信号scを求める。
同様に処理63では、ディジタル信号Fに応じてメモリ
23のROM 領域に格納されているSIN波の関数テ
ーブルを参照することによりディジタル信号Fに応じた
正弦波信号ssを求める。すなわち、ディジタル信号F
に応じた2相体号sc、ssを求める。そして最後に2
相体号sc、ssをそれぞれD/Ai換器24a、24
bに出方する。D/A変換器24a、24bはディジタ
ル信号sc、ssをそれぞれアナログ信号sc、ssに
変換する。関数発生手段9の出力する2相体号sc、s
sはそれぞれ駆動手段lOに入力される。2相信号5C
1ssは駆動手段10により電力増幅されてsc、sS
に比例した2相の電流信号(もしくは電圧信号)に変換
され固定子コアに巻かれた2相のコイル3.4に供給さ
れる。その後、■に移行し次のタイマ割り込みを待つ(
第3図参照)。
23のROM 領域に格納されているSIN波の関数テ
ーブルを参照することによりディジタル信号Fに応じた
正弦波信号ssを求める。すなわち、ディジタル信号F
に応じた2相体号sc、ssを求める。そして最後に2
相体号sc、ssをそれぞれD/Ai換器24a、24
bに出方する。D/A変換器24a、24bはディジタ
ル信号sc、ssをそれぞれアナログ信号sc、ssに
変換する。関数発生手段9の出力する2相体号sc、s
sはそれぞれ駆動手段lOに入力される。2相信号5C
1ssは駆動手段10により電力増幅されてsc、sS
に比例した2相の電流信号(もしくは電圧信号)に変換
され固定子コアに巻かれた2相のコイル3.4に供給さ
れる。その後、■に移行し次のタイマ割り込みを待つ(
第3図参照)。
以下、本発明の一実施例の位置制御装置の動作について
、詳細に説明する。
、詳細に説明する。
第9図は位置制御装置のトルク発生機構を示すための概
念図である。第9図において3.4は2相のコイルであ
る。Φは回転子1の磁極ベクトルを示す。位置検出手段
6はコイル3に対する磁極ペルトルΦの回転位置を検出
することになる。したがって各相に流れる電流をそれぞ
れ1.、I。
念図である。第9図において3.4は2相のコイルであ
る。Φは回転子1の磁極ベクトルを示す。位置検出手段
6はコイル3に対する磁極ペルトルΦの回転位置を検出
することになる。したがって各相に流れる電流をそれぞ
れ1.、I。
とすれば、発生するトルクは
A相 −KL −IA −5IN (b)B相
K、、・L SIN (π/2−b)−Kt ・
■8 ・cos(b) ただし、Kt:トルク係数 となる。
K、、・L SIN (π/2−b)−Kt ・
■8 ・cos(b) ただし、Kt:トルク係数 となる。
固定子の2相のコイル3.4に供給される電流は関数発
生手段9の出力する2相体号sc、ssに従って正弦波
状に変化する。関数発生手段9には、回転子1の現在位
置すと操作電気角度演算手段8で得られた電気角度!t
eの加算信号f(=b+e)が入力され、関数発生手段
9は加算信号fに応じた2和正弦波信号sc、ssを出
力する。
生手段9の出力する2相体号sc、ssに従って正弦波
状に変化する。関数発生手段9には、回転子1の現在位
置すと操作電気角度演算手段8で得られた電気角度!t
eの加算信号f(=b+e)が入力され、関数発生手段
9は加算信号fに応じた2和正弦波信号sc、ssを出
力する。
したがってコイル3.4の各相に供給される電流は関数
発生手段9の出力する2相体号sc、ssに比例するの
で IA”” Io ・COS (b + 6)1、=
L ・SIN (b+e) ただし、Io :電流波高値 となる。
発生手段9の出力する2相体号sc、ssに比例するの
で IA”” Io ・COS (b + 6)1、=
L ・SIN (b+e) ただし、Io :電流波高値 となる。
したがって、全体の発生トルクは
T=Kt−1o (5IN(b) ・C05(b+e
)+C05(b ) ・5IN(b + e ) )
= Kt ・I o ・5IN(e )
(2)となる。このことはコイル3.4の合成した
起磁力が、第9図の91に示すようにb+eの位置に形
成されることを意味する。そして本位置制御装置では現
在位置と目的位置の偏差に応じて複数個のコイルの合成
起磁力の位相を制御していることになる。すなわち、(
2)式より変数eを制御することにより発生トルクTを
変化させて位置決め特性を持たせることができる。また
、(2)式より発生トルクTでは変数eに関して正弦関
数となっているのでe=π/2のとき発生トルクTは最
大加速トルクとなり、逆にe=−π/2のとき発生トル
クTは最大減速トルクとなることが分かる。したがって
変数eの絶対値がπ/2を越えたときには変数eの絶対
値をπ/2に制限することが望ましい。
)+C05(b ) ・5IN(b + e ) )
= Kt ・I o ・5IN(e )
(2)となる。このことはコイル3.4の合成した
起磁力が、第9図の91に示すようにb+eの位置に形
成されることを意味する。そして本位置制御装置では現
在位置と目的位置の偏差に応じて複数個のコイルの合成
起磁力の位相を制御していることになる。すなわち、(
2)式より変数eを制御することにより発生トルクTを
変化させて位置決め特性を持たせることができる。また
、(2)式より発生トルクTでは変数eに関して正弦関
数となっているのでe=π/2のとき発生トルクTは最
大加速トルクとなり、逆にe=−π/2のとき発生トル
クTは最大減速トルクとなることが分かる。したがって
変数eの絶対値がπ/2を越えたときには変数eの絶対
値をπ/2に制限することが望ましい。
そうすることにより効率よくトルクを発生させることが
できる。第5図の処理64および処理65が変数eの絶
対値を制限するためのもので、emaMを適当に選ぶこ
とにより変数eの絶対値をπ/2に制限することができ
る。
できる。第5図の処理64および処理65が変数eの絶
対値を制限するためのもので、emaMを適当に選ぶこ
とにより変数eの絶対値をπ/2に制限することができ
る。
処理56でフラグFLCがリセットされているときは処
理59により、操作電気角度演算手段8は比較手段の出
力する偏差信号Cの比例信号、微分信号、および積分信
号を合成することによって電気角度i1eを得ている。
理59により、操作電気角度演算手段8は比較手段の出
力する偏差信号Cの比例信号、微分信号、および積分信
号を合成することによって電気角度i1eを得ている。
したがって微分信号の作用によって電気的にダンピング
を付与することができるので位置決め時に発生する回転
子の振動をなくし整定時間を大幅に短縮することができ
る。さらには電気角度量eに含まれる積分信号の作用に
よって目的位置aと現在位置すとの間に発生する定常偏
差を零にすることができる。これは次の理由による。す
なわち、摩擦あるいは負荷によって目的位置aと現在位
置すに偏差が発生したときは、偏差信号c (=a−b
)が零でないため(1)式第3項により積分信号は時間
とともに増加し現在位置すを目的位置aに徐々に近づけ
る。そして偏差信号Cが零になったとき安定するため、
定常偏差を発生しない。
を付与することができるので位置決め時に発生する回転
子の振動をなくし整定時間を大幅に短縮することができ
る。さらには電気角度量eに含まれる積分信号の作用に
よって目的位置aと現在位置すとの間に発生する定常偏
差を零にすることができる。これは次の理由による。す
なわち、摩擦あるいは負荷によって目的位置aと現在位
置すに偏差が発生したときは、偏差信号c (=a−b
)が零でないため(1)式第3項により積分信号は時間
とともに増加し現在位置すを目的位置aに徐々に近づけ
る。そして偏差信号Cが零になったとき安定するため、
定常偏差を発生しない。
次に操作電気角度演算手段8に処理56.57、S8を
含めず、常に処理59の制御演算を行って電磁駆動装置
の位置決め制御を行った場合の動作について説明する。
含めず、常に処理59の制御演算を行って電磁駆動装置
の位置決め制御を行った場合の動作について説明する。
第18図は電磁駆動装置の回転位置すのステップ応答波
形と操作電気角度演算手段8で得られた電気角度量eの
波形を示したものである。第18図(A)においてaは
ステップ状の目的位置指令を示したもので、bは電磁駆
動装置の回転位置を示したものである。第18図(B)
において電気角度leの波形がステップ駆動開始の過渡
時にしばらく平坦になっているのは、処理64および処
理65により変数eの絶対値を制限したためである。図
より明かなように電磁駆動装置の回転位置は極めて大き
なオーバシュートを生じ、目的位置aに整定するのに長
時間を要する(整定時間ts)。しかもこの現象は電磁
駆動装置の発生トルクが小さいほど顕著に現れる。それ
は以下の理由による。すなわち、ステップ状の目的位置
指令aに対して電磁駆動装置が目的位3aまで加速され
ようとするが、電磁駆動装置自身の発生トルクが小さい
ときには目的位1jaまで移動するのに時間を要し、そ
の間、(1)式で表される積分信号は加算積分されて過
大となる。そして1i磁駆動装置の回転位置すが目的位
置aに到達した時点では積分信号は零でないため、積分
信号が零になるまで電磁駆動装置の回転位置すはオーバ
シュートすることになる。
形と操作電気角度演算手段8で得られた電気角度量eの
波形を示したものである。第18図(A)においてaは
ステップ状の目的位置指令を示したもので、bは電磁駆
動装置の回転位置を示したものである。第18図(B)
において電気角度leの波形がステップ駆動開始の過渡
時にしばらく平坦になっているのは、処理64および処
理65により変数eの絶対値を制限したためである。図
より明かなように電磁駆動装置の回転位置は極めて大き
なオーバシュートを生じ、目的位置aに整定するのに長
時間を要する(整定時間ts)。しかもこの現象は電磁
駆動装置の発生トルクが小さいほど顕著に現れる。それ
は以下の理由による。すなわち、ステップ状の目的位置
指令aに対して電磁駆動装置が目的位3aまで加速され
ようとするが、電磁駆動装置自身の発生トルクが小さい
ときには目的位1jaまで移動するのに時間を要し、そ
の間、(1)式で表される積分信号は加算積分されて過
大となる。そして1i磁駆動装置の回転位置すが目的位
置aに到達した時点では積分信号は零でないため、積分
信号が零になるまで電磁駆動装置の回転位置すはオーバ
シュートすることになる。
次に本発明のように操作電気角度演算手段8に処理56
.57.58を含め、処理56によりフラグFLGがセ
ットされているか否かに応じて、制御演算を変更する場
合について説明する。
.57.58を含め、処理56によりフラグFLGがセ
ットされているか否かに応じて、制御演算を変更する場
合について説明する。
第18図の場合と同様に電磁駆動装置をステップ駆動さ
せたときは、電気角度量eはステップ駆動開始の過渡時
には処理64および処理65により変数・eの絶対値は
制限され、同時に処理66によりフラグFLGがセット
される。その結果、処理56でFLG=1のため、処理
57により操作電気角度演算手段8は比較手段の出力す
る偏差信号Cの比例信号と微分信号のみを合成すること
によって電気角度量eを得ている。しかも処理58では
処理53で得られた積分の演算結果S7を零にする。し
たがって(1)式で表される積分信号が加算積分されて
過大となることはなく、電磁駆動装置の回転位置すが目
的位置aに到達した時点では既に積分信号は零であり、
電磁駆動装置の回転位置すはオーバシュートすることは
ない。次に電磁駆動装置の回転位置すが目的位置aに整
定して、目的位置aと現在位置すの偏差信号c (=a
−b)の絶対値が所定値ε内に収まれば処理67および
処理68によりフラグFLGはリセットされる。したが
って、それ以降は処理56.59により、操作電気角度
演算手段8は比較手段の出力する偏差信号Cの比例信号
、微分信号、および積分信号を合成することによって電
気角度fteを得ている。したがって電気角度量eに含
まれる積分信号の作用によって目的位i1aと現在位置
すとの間に発生する定常偏差を零にすることができる。
せたときは、電気角度量eはステップ駆動開始の過渡時
には処理64および処理65により変数・eの絶対値は
制限され、同時に処理66によりフラグFLGがセット
される。その結果、処理56でFLG=1のため、処理
57により操作電気角度演算手段8は比較手段の出力す
る偏差信号Cの比例信号と微分信号のみを合成すること
によって電気角度量eを得ている。しかも処理58では
処理53で得られた積分の演算結果S7を零にする。し
たがって(1)式で表される積分信号が加算積分されて
過大となることはなく、電磁駆動装置の回転位置すが目
的位置aに到達した時点では既に積分信号は零であり、
電磁駆動装置の回転位置すはオーバシュートすることは
ない。次に電磁駆動装置の回転位置すが目的位置aに整
定して、目的位置aと現在位置すの偏差信号c (=a
−b)の絶対値が所定値ε内に収まれば処理67および
処理68によりフラグFLGはリセットされる。したが
って、それ以降は処理56.59により、操作電気角度
演算手段8は比較手段の出力する偏差信号Cの比例信号
、微分信号、および積分信号を合成することによって電
気角度fteを得ている。したがって電気角度量eに含
まれる積分信号の作用によって目的位i1aと現在位置
すとの間に発生する定常偏差を零にすることができる。
第19図は本発明の電磁駆動装置の回転位置すのステッ
プ応答波形と操作電気角度演算手段8で得られた電気角
度量eの波形を示したものである。
プ応答波形と操作電気角度演算手段8で得られた電気角
度量eの波形を示したものである。
第19図(A)においてaはステップ状の目的位置指令
を示したもので、bは電磁駆動装置の回転位置を示した
ものである。第19図(B)において電気角度i1eの
波形がステップ駆動開始の過渡時にしばらく平坦になっ
ているのは、処理64および処理65により変数eの絶
対値を制限したためである。
を示したもので、bは電磁駆動装置の回転位置を示した
ものである。第19図(B)において電気角度i1eの
波形がステップ駆動開始の過渡時にしばらく平坦になっ
ているのは、処理64および処理65により変数eの絶
対値を制限したためである。
また、図より明らかなように本発明の電磁駆動装置では
回転位置は第18図で見られるようなオーバシュートを
発生せず、目的位置aに短時間で整定することが分かる
(整定時間ts)。
回転位置は第18図で見られるようなオーバシュートを
発生せず、目的位置aに短時間で整定することが分かる
(整定時間ts)。
なお、上述の実施例において、電磁駆動装置の機構部分
には従来のステッピングモータすべてを適用することが
できる。すなわち、第4図に示すようなハイブリッドP
M形ステッピングモータや、第15図に示すような回転
子コア150、固定子コア2ともに一定のピッチで刻ま
れた磁掻歯を有する磁性体よりなるVR形ステッピング
モータや、第16図に示すように回転子が多極着磁され
た磁石160よりなるPM形ステッピングモータとして
もよい。また、第141.Nの実施例において、バイア
ス磁界を発生する磁石140は回転子側に設けられてい
るが、第17図に示すようにバイアス磁界を発生する磁
石170を固ご子側に設けてもよい。また、実施例では
2相コイルのステッピングモータとしているが他の3相
以上のステッピングモータとしても同様の効果を()る
ことができる。また、実施例では2相の位置信号を出力
する位置信号発生手段を適用したが381以上の位置信
号を出力する位置信号発生手段を1δ用しても同様の効
果を得ることができる。
には従来のステッピングモータすべてを適用することが
できる。すなわち、第4図に示すようなハイブリッドP
M形ステッピングモータや、第15図に示すような回転
子コア150、固定子コア2ともに一定のピッチで刻ま
れた磁掻歯を有する磁性体よりなるVR形ステッピング
モータや、第16図に示すように回転子が多極着磁され
た磁石160よりなるPM形ステッピングモータとして
もよい。また、第141.Nの実施例において、バイア
ス磁界を発生する磁石140は回転子側に設けられてい
るが、第17図に示すようにバイアス磁界を発生する磁
石170を固ご子側に設けてもよい。また、実施例では
2相コイルのステッピングモータとしているが他の3相
以上のステッピングモータとしても同様の効果を()る
ことができる。また、実施例では2相の位置信号を出力
する位置信号発生手段を適用したが381以上の位置信
号を出力する位置信号発生手段を1δ用しても同様の効
果を得ることができる。
なお、以上の説明では、電磁駆動装置として回転型のモ
ータを使用して本発明の詳細な説明したが、もちろん、
リニアモータのような直線運動をする駆動源を使用して
も適用することができることは言うまでもない。また、
以上の説明ではモータの回転位置の位置信号発生手段は
モータの回転軸に直結されているものとしたが、モータ
の回転にしたがって駆動される可動部材に取り付けても
可能なことは言うまでもない。
ータを使用して本発明の詳細な説明したが、もちろん、
リニアモータのような直線運動をする駆動源を使用して
も適用することができることは言うまでもない。また、
以上の説明ではモータの回転位置の位置信号発生手段は
モータの回転軸に直結されているものとしたが、モータ
の回転にしたがって駆動される可動部材に取り付けても
可能なことは言うまでもない。
発明の効果
以上述べたように、本発明の位置制御装置は、位置検出
手段により常に回転子の現在位置を高分解能で検出して
いる。また本発明の位置制御装置は、比較手段により現
在位置と目的位置指令とを比較し、その偏差量をもとに
操作電気角度演算手段により電磁駆動装置に対する電気
角度量を演算する。そしてその電気角度量を操作量とし
て関数発生手段を介して駆動手段に供給することにより
現在位置と目的位置の偏差に応じて複数個のコイルの合
成起磁力の位相を制御している。その結果、目的位置に
対して振動およびオーバシュートを極力押さえた状態で
、素早く整定させることが可能となり、位置制御装置で
必要とされる即応性が得られる。
手段により常に回転子の現在位置を高分解能で検出して
いる。また本発明の位置制御装置は、比較手段により現
在位置と目的位置指令とを比較し、その偏差量をもとに
操作電気角度演算手段により電磁駆動装置に対する電気
角度量を演算する。そしてその電気角度量を操作量とし
て関数発生手段を介して駆動手段に供給することにより
現在位置と目的位置の偏差に応じて複数個のコイルの合
成起磁力の位相を制御している。その結果、目的位置に
対して振動およびオーバシュートを極力押さえた状態で
、素早く整定させることが可能となり、位置制御装置で
必要とされる即応性が得られる。
さらに、本発明の位置制御装置は、位置決め整定後に操
作電気角度演算手段に積分信号を容易に加えることが可
能で、定常状態において外乱負荷に対しても定常偏差の
発生しない高精度な位置決め精度を実現することができ
る。
作電気角度演算手段に積分信号を容易に加えることが可
能で、定常状態において外乱負荷に対しても定常偏差の
発生しない高精度な位置決め精度を実現することができ
る。
したがって、本発明により、例えば磁気ディスク装置ま
たはプリンタの駆動源として使用するならば、高速で、
高精度、かつ高分解能の位置決め性能を容易に実現する
ことができる。
たはプリンタの駆動源として使用するならば、高速で、
高精度、かつ高分解能の位置決め性能を容易に実現する
ことができる。
第1図は本発明の一実施例における位置制御装置の構成
図、第2図は第1図の比較手段、操作電気角度演算手段
、関数発生手段の具体的な構成を示す構成図、第3図は
第2図のメモリのROM jJI域に格納されている内
蔵プログラムの基本フローチャート、第4図、第5図、
第6図は第3図の各処理の詳細なフローチャート、第7
図は第1図の位置検出手段の一実施例のブロック図、第
8図は第7図の変調回路を示す回路図、第9図は位置制
御装置のトルク発生機構を示すための概念図、第10図
は従来における位置制御装置の原理図、第11図は第1
0図の位置制御装置の駆動回路図、第12図は第10図
の位置制御装置の発生トルク分布図、第13図は第10
図の位置制御装置の位置決めの整定性を示すグラフ、第
14図、第15図、第16図、第17図は位置制御装置
の主要機構部を示す構成図、第18図、第19図は位置
制御装置の応答波形を示す波形図である。 1・・・・・・第1部材、3.4・・・・・・コイル、
5・・・・・・位置信号発生手段、6・・・・・・位置
検出手段、7・・・・・・比較手段、8・・・・・・操
作電気角度演算手段、9・・・・・・関数発生手段、1
0・・・・・・駆動手段。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名/−−−第
1O材 3、4−−−コイル 5−−−イ立置イ言号兆生手段 6−−−イ立孟」食あ子役 7一−−上ヒ較手ε乏 δ゛−株作電気角度5寅算手段 9−関数発生子役 b ◇ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 嘉12rXJ 発生トルク 第13rXJ θ 図 3′? 第10図 第11図 第14図 /43 第15図 /43 第16■ 第17図
図、第2図は第1図の比較手段、操作電気角度演算手段
、関数発生手段の具体的な構成を示す構成図、第3図は
第2図のメモリのROM jJI域に格納されている内
蔵プログラムの基本フローチャート、第4図、第5図、
第6図は第3図の各処理の詳細なフローチャート、第7
図は第1図の位置検出手段の一実施例のブロック図、第
8図は第7図の変調回路を示す回路図、第9図は位置制
御装置のトルク発生機構を示すための概念図、第10図
は従来における位置制御装置の原理図、第11図は第1
0図の位置制御装置の駆動回路図、第12図は第10図
の位置制御装置の発生トルク分布図、第13図は第10
図の位置制御装置の位置決めの整定性を示すグラフ、第
14図、第15図、第16図、第17図は位置制御装置
の主要機構部を示す構成図、第18図、第19図は位置
制御装置の応答波形を示す波形図である。 1・・・・・・第1部材、3.4・・・・・・コイル、
5・・・・・・位置信号発生手段、6・・・・・・位置
検出手段、7・・・・・・比較手段、8・・・・・・操
作電気角度演算手段、9・・・・・・関数発生手段、1
0・・・・・・駆動手段。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名/−−−第
1O材 3、4−−−コイル 5−−−イ立置イ言号兆生手段 6−−−イ立孟」食あ子役 7一−−上ヒ較手ε乏 δ゛−株作電気角度5寅算手段 9−関数発生子役 b ◇ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 嘉12rXJ 発生トルク 第13rXJ θ 図 3′? 第10図 第11図 第14図 /43 第15図 /43 第16■ 第17図
Claims (9)
- (1)磁性体もしくは磁石の少なくとも一方を備えた第
1部材と、前記第1部材と所定の空隙を介して対向する
磁性体コアと複数個のコイルを備えた第2部材とを含ん
でなる電磁駆動装置と、前記第1部材と前記第2部材と
の空隙を維持しその相対運動を自在ならしめる支持手段
と、前記第2部材に対する前記第1部材の相対的な現在
位置を認識する位置検出手段と、外部からの目的位置指
令信号と前記位置検出手段の出力する現在位置信号との
偏差に応じた偏差量を出力する比較手段と、前記電磁駆
動装置に対する操作量として前記偏差量より電気角度量
を演算する操作電気角度演算手段と、前記装置量より互
いに位相の異なる複数相の信号を出力する関数発生手段
と、前記複数相の信号をそれぞれ増幅して前記複数個の
コイルに電流を供給する駆動手段とを含めて構成され、
前記操作電気角度演算手段は前記偏差量に比例した比例
量と前記偏差量を時間微分して得られた微分量と前記偏
差量を時間積分して得られた積分量とを加算した電気角
度量を演算して前記電気角度量が所定の範囲内にあるか
否かを判別し所定の範囲内にあるときは前記電気角度量
をそのまま操作量として出力し、前記電気角度量が所定
の範囲を越えたときは所定値に制限した値を操作量とし
て出力し、前記電気角度量が所定の範囲を一旦越えたと
きは前記比較手段の出力する偏差量が所定の範囲内に収
まるまで前記偏差量に比例した比例量と前記偏差量を微
分した微分量とを加算して操作量を出力するように構成
されたことを特徴とする位置制御装置。 - (2)第1部材は一定のピッチで刻まれた磁極歯を有す
る磁性体を含み、第2部材は前記第1部材対向面に複数
の磁極歯群を備えた磁性体コアと該磁性体コアに巻かれ
た複数個のコイルとを含めて構成されたことを特徴とす
る請求項(1)記載の位置制御装置。 - (3)第1部材は一定のピッチで刻まれた磁極歯を有す
る磁性体とバイアス磁界を発生する磁石を含めて構成さ
れ、第2部材は前記第1部材対向面に複数の磁極歯群を
備えた磁性体コアと該磁性体コアに巻かれた複数個のコ
イルとを含めて構成されたことを特徴とする請求項(1
)記載の位置制御装置。 - (4)第1部材は一定のピッチで刻まれた磁極歯を有す
る磁性体を含み、第2部材は前記第1部材対向面に複数
の磁極歯群を備えた磁性体コアと該磁性体コアに巻かれ
た複数個のコイルとバイアス磁界を発生する磁石とを含
めて構成されたことを特徴とする請求項(1)記載の位
置制御装置。 - (5)第1部材はその第2部材に対向する面に多極着磁
された磁石を含み、第2部材は前記第1部材に対する面
に複数の磁極歯群を備えた磁性体コアと該磁性体コアに
巻かれた複数個のコイルとを含めて構成されたことを特
徴とする請求項(1)記載の位置制御装置。 - (6)位置検出手段は第2部材に対する第1部材の相対
位置を検出し互いに位相の異なる略正弦波状の複数相の
位置信号を出力する位置信号発生手段を備え、前記位置
信号によって変調されるキャリア信号を発生するキャリ
ア信号発生手段と、該変調されたキャリア信号の位相情
報を復調する復調手段を含めて構成されたことを特徴と
する請求項(1)記載の位置制御装置。 - (7)関数発生手段は一定の関数に従ったデータをテー
ブル化したメモリ手段を備え、操作電気角度量に応じて
前記メモリ手段から前記一定の関数に従ったデータを読
み出し、互いに位相の異なる複数相の信号を出力するよ
うに構成されたことを特徴とする請求項(1)記載の位
置制御装置。 - (8)関数発生手段の関数は複数相の略正弦波とした請
求項(7)記載の位置制御装置。 - (9)比較手段、操作電気角度演算手段および関数発生
手段は処理内容に従ったプログラム・データを保存する
メモリ手段と、前記プログラム・データに従って処理を
実行する演算処理ユニットより構成されたことを特徴と
する請求項(1)記載の位置制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17211388A JPH0223100A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17211388A JPH0223100A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 位置制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223100A true JPH0223100A (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=15935796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17211388A Pending JPH0223100A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 位置制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223100A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114898A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-26 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | パルスモータの閉ループ制御方法 |
JPH06284790A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-10-07 | Nec Corp | ステッピングモータ制御装置 |
US6935942B1 (en) * | 1998-10-21 | 2005-08-30 | Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co Kg | Filleting device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55105702A (en) * | 1979-02-08 | 1980-08-13 | Chino Works Ltd | Regulator |
JPS627398A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-14 | Nec Corp | ステツプモ−タのデイジタル位置決め制御装置 |
JPS62104487A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-14 | Sony Corp | モ−タのサ−ボ回路 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP17211388A patent/JPH0223100A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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