JPH02230987A - 容積形ポンプ - Google Patents

容積形ポンプ

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Publication number
JPH02230987A
JPH02230987A JP1316638A JP31663889A JPH02230987A JP H02230987 A JPH02230987 A JP H02230987A JP 1316638 A JP1316638 A JP 1316638A JP 31663889 A JP31663889 A JP 31663889A JP H02230987 A JPH02230987 A JP H02230987A
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JP
Japan
Prior art keywords
chamber
pump
pump chamber
positive displacement
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP1316638A
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English (en)
Inventor
Stig Lundback
ステイツグ・ルンドベック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Astra Tech AB
Original Assignee
Astra Tech AB
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Filing date
Publication date
Priority claimed from SE8804448A external-priority patent/SE8804448L/xx
Application filed by Astra Tech AB filed Critical Astra Tech AB
Publication of JPH02230987A publication Critical patent/JPH02230987A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/08Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having tubular flexible members
    • F04B43/082Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having tubular flexible members the tubular flexible member being pressed against a wall by a number of elements, each having an alternating movement in a direction perpendicular to the axes of the tubular member and each having its own driving mechanism
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/0009Special features
    • F04B43/0027Special features without valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は容積形ポンプに関し、かつ特に血液供給用容積
形ポンfVC関する。
〔従来の技術〕
ほとんどの容積形ポング、すなわち可動の移動要素(m
ovable displacement eleme
nt)を含む可変容積ポンプ室を有するポンプは、固定
されたポンプ室の壁部な通してポンプ室κ開口したボー
トを通じて液体を導入しかつ吐出する。流入ポートおよ
び流出ボートは通常一方弁、例えばボール逆止弁または
フラップ弁を有している。
流入ボートおよび流出ポートk使用されるスイースが限
られているため、かつポンプ圧送能力ノ限定要素はポン
プ自体よりもむしろポンプと接続される配管Kあるので
、流入ボートおよび流出ポートは比較的小さくしてある
。ボートのサイズが小さいためK吸込流量および送出流
量が制限され、流入、流出する液体の流れに脈動が発生
し、かつ動的な流体摩擦および乱流損失の形態でエネル
ギが消費される。また,ほとんどのポンプの流入ボート
が比較的k小さいので吸入行程中の液体のポンプ内への
充填を保証するために、入口とポンプ室との間K比較的
に高い圧力差が必要である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の発明者は解剖用の心臓を取り替えまたは補充す
るためK血液を脈管系を通してポンプで圧送するための
血液ポンプの開発のためK数年間可成りの研究を行なっ
てきた。血液ポンプについては容易に満たすことができ
ないいくつかの特性がある.一つの事項は機械的な血液
ポンプが血液を本質的に連続して、好ましくは脈動を最
小量に保って受け入れできることが望ましいことである
。第二の事項としては機械的な血液ポンプが可成り広範
囲の入力、すなわち流入量の変化に応じて自動的に出力
、すなわち流出量9を自動的K調節する能力を有するべ
きであることである.第三の事項としては弁を含む血液
ポンプが「死腔」すなわち、流れが極めて少いかまたは
全く無く,その結果血液が集まって血塊な形成するよう
なスペースが生じないように構成されなければならず,
血液が常にボンゾ全体を通じて移動する状態K保たれな
ければならないことである。第四の事項としては血液ポ
ンプが使用されるときに滅菌状態に保たれかつ有害な物
質が含まれない状態に保たれなげればならず、使用中こ
のような状態に保たれなければならないことである。
例えば直視下心臓手術を行なっている間または損傷した
心臓を治癒するまで短時間補助するためK一時的に使用
される機械的な血液ポンプがますます使用されつつある
。現在、使用され【いる機械的な心臓ポンプは容認され
た要求条件を部分的にしか満たしていない。例えばこれ
らの心臓ポンプは身体の血液の要求量の変化に応じて自
動的K調節する能力がほとんどなく、かつそれどころか
厳密κ監視しかつ調整しなければならない。現在の機械
的な血液ボンゾ圧送装置は患者の身体の外部に比較的に
多量の患者の血液の流れを保つことが必要であり、した
がって患者の身体の外部の血液の量に等しい血液を追加
しなければならず、これは望ましくない。
LundbMck氏の米国特許第4,648,877号
(1987年3月10日)の明細書Kは上記の要求条件
を非常に効果的に満たす血液ポンプが記載されかつ示さ
れている。この米国特許のポンプは一方弁を含む短い通
路により接続された供給室(心房)およびポンプ室(心
室)を有していろ。供給室およびポンプ室は可撓性の実
質上非延伸性の材料で形成されかつ比較的に安価で形成
することができ、したがって異なる患者により身体の外
部で使用する場合に取り替えることができる。駆動リン
グがポンプ室の容積を減少する方向、すなわちポンプ室
から血液をポンプ圧送する方向K駆動され,かつ供給室
からの血液の流入に応答して血液を吸入するためK反対
の方向K移動される。Lundbi<ck氏の米国特許
のポンプは流れが比較的K静止しかつ血液が集まって血
塊を形成する死腔が生じないように設計されている。こ
のポンプは流れK対する制限は最小にとどめられるが3
個の比較的K小さいボートを有しており、そのうちの2
個のボートは一方弁を有している。
(fi題を解決するための手段〕 本発明の一つの目的は流体の流れ損失が小さい容積形ポ
ンプを提供することである。別の一つの目的はポンプの
吸込口の圧力降下を最小限にとどめてそれにより入口と
ポンプ室との間の圧力差が非常に低いときですらもポン
プ室への迅速な液体の流れを保証することである。後者
の目的K付随した目的は吸込口が閉ざされたとき(背圧
による脈動)および吸込口が開いているとき(誘導によ
る脈動)の両方においてポンプから上流倶の流れにおけ
る脈動を最小限Kとどめることである。この点について
実質上逆流を受けることなくかつ逆流を生じないで確実
に閉じることができる一方弁を設けそれにより逆流から
生ずる衝撃を回避することが所望される.またポンプの
取替え可能な構成部分,すなわち内部K血液(またはそ
の他の流体)が流れ、したがって好ましくは再使用され
ないすべての導管、室および弁を簡素化しかつそれらの
コストを最小限にとどめることが意図されている。本発
明のさらに別の目的は入力K応じてその出力を自動的K
調節しかつポンプ内に最小量の流体を必要とするポンプ
を提供することである。
本発明によれば前記の目的およびその他の目的は前記の
Lundbκck氏の特許のポンプと同様にポンプ圧送
される流体を受け入れる室と、可変容積ポンプ室と、供
給室からポンプ室まで送られる流体が流入する入口通路
と,流体が吐出される出口とを含む容積形ボンプにより
達成される。ポンプ室と組み合わされた移動部材はポン
プ室の可変容積領域を移動してポンプ室の容積を交互K
増減するように所定の通路に沿って対向した方向K移動
可能である。駆動機構は少なくともポンプ室の容積を減
少させる方向に移動部材を移動する.入口弁は入口通路
を閉じて液体が入口通路を通ってポンプ室外に逆流する
ことを阻止する。
本発明によれば供給室はポンプ室の移動領域のほぼ横方
向K配置されかつ該移動領域を実質的に囲繞し、かつ入
口通路は供給室と実質上同一の容間K延在しかつ移動領
域の横方向に配置されたポンプ室の境界壁K開口した細
長い間隙状の開口部を通してポンプ室K開通してそれに
より流体が入口通路を通ってなんら圧力降下を生ずるこ
となくポンプ室K流入することができるようになってい
る。ポンプ室は送出行程時K移動部材により係合可能で
ありかつ吸込行程時に移動部材から離脱可能な可動壁部
材を含みそれによりポンプの行程容積が吸込通路を通し
ての流体の流入量により設定されることが好ましい.通
常、ポンプ室を高さよりも可成り大きい直径を有するよ
うに全体として丸く(円形または楕円形)に形成すると
有利である。
本発明の別の局面によれば移動部材の移動方向K対して
横方向のポンプ室の一方の壁部は可撓性材料で形成され
ておりかつ移動領域を通して移動部材により係合されか
つ該移動部材により撓まされてポング室の容積を減少す
るようになっている。入口通路の一方の壁部もまた可撓
性材料で構成することができかつポンプ室の横方向の壁
部と一体に構成されることが好ましい。
入口弁の一つの匿式は入口通路における可撓性壁部と係
合しかつ該可撓性壁部を入口通路を横切って反対側の壁
部またはフラップ弁と係合させるようK移動してそれに
より開口部を閉じる可動ピンチ弁部材を含む。また別の
構造として入口弁は端縁の一方Kおいて入口通路の一方
の壁部に取り付けられかつ他方の端部が自由な状態κ保
たれた可撓性材料で構成されたフラップとすることがで
きそれにより該フラップがポンプ室の吸込行程時K開き
かつポンプ圧送行程中に通路の他方の壁部と係合しまた
は入口通路の他方の壁部と取り付けられた同様な可撓性
のフラップと係合することにより閉じることにより流体
の流れおよび/または圧力に応答するようにたつている
いくつかの実施例においてはポンプ室はポートの形態の
出口を有し,かつ出口ポートのための出口弁は可撓性ポ
ング室壁部と,該可撓性壁部を出口ポートと係合するよ
うに変位してそれにより出口ポートを閉じる可動弁部材
とを利用している。その他の型式の弁、例えばフラップ
弁をポンプ室からの出口に使用することができる。また
出口弁を完全に省略することができる。
供給室、入口通路およびポンプ室は重量を支えかつ圧力
に起因する力に耐えるために必要な剛性のパックアップ
部材κより支持された2枚の可撓性のシート材料により
形成すると有利である.これらのシート材料はポンプ室
、供給室および入口通路の壁部を形成するように予備成
形されかつ外周においてシールされる関係に結合される
。剛性のパックアップ部材はこれらの室が最大の容積に
なるよ5K外形を形成しかつポンプ室に合わせて入口開
口部を形成する。
供給室およびポンプ室の好ましい環状かつ円形の形状に
よりポンプ室の可撓性壁部をしわの発生を最小Kとどめ
て撓ませることができ,かつポンプ室中への半径方向の
流体の流れを均一にすることができる。出口を移動部材
に対して軸線方向く対向して配置しているので半径方向
および軸線方向く均一な液体の流れが保証される。ポン
プを通過する液体は円形の形態で流れ、乱流のレベルが
低く、しかも比較的に高い速度で静止領域を生ずること
なく流れる。
また、本発明はポンプ室の送出行程中Kポンプ室からの
流体を受け入れる第2段可変容積室を有する実施例を含
む。ポンプ室の送出行程中にポンプ室により送出された
液体の一部分は第2段可変容積室を通って吐出通路κ至
り,一方残りの液体は第2段可変容積室の吸込行程中K
導入される。第2段可変容積室はポンプ室と逆の位相で
作動することが好ましい。このようにして流体は実質上
連続して、すなわち第2段可変容積室の吸込行程および
送出行程の両方の間にポンプから吐出され、かつ送出中
の脈動が減少せしめられる。
好ましい室形成要素,すなわち周囲をシールした関係K
一緒K接合した予備成形された可撓性材料のシートは低
いコストで製造することができかつ支持構体に容易に取
り付けられる.したがって室形成要素を使い捨て構成部
分とすることは経済的κかつ実用面から有利である。
本発明をさらに良く理解するためK添付図面に示した実
施例に関する以下の説明を参照されたい。
〔実施例および作用〕
実施例のすべての対応した部品は同一の参照数字の後K
ハイフン(−)を付けた符号で示してあり、かつハイフ
ンの後の数字は図面番号に合致しており,参照数字によ
り特定の実施例を他の実施例と完全に区別できるようK
した。
図示した実施例のすべてにおいてポンプ圧送される液体
と接触する内面は可撓性を有しかつ実質的K非延伸性の
材料、例えばポリエチレン、ポリウレタンまたはその他
のプラスチックフイルムから製造された入口および出口
を有する円板状の要素、すなわち全体として円形または
部分的K円形の使い捨ての室を形成する要素の内面であ
る。しかしながらその他の開示していない実施例におい
てこれらの表面のあるものまたハスべてはポンプの恒久
的な部品である、例えば金属で構成されたポンプの固定
要素および可動要素の表面であってもよい。また、室を
形成する要素は必ずしも円形にする必要はない。
このポンプは第1A図および第I B[qlC示したよ
うに固定ベース部材(10−1)および取外し可能なま
たはヒンジで留められた上側部材(11−1)とを備え
たハウジングを有している。円板状の室形成要素は符号
(12−1)で示してありかつペース部材(10−1)
と上側部材(11−1)との間K介在せしめられている
。室形成要素(12−1)はその周囲に入口接続部(1
5−1)を有しかつその中央部に直立した軸線方向の出
口接続部(14−1)を有している。
室形成要素(12−1)は環状供給室(tS−t)を有
している。供給室(15−1)の中には,入口接続部(
13−1)が開口している.供給室(15−1)の内部
にはポンプ室(16−1)が形成されている。
ポンプ室(16−1)はその横方向の境界壁部分K沿っ
て対向した要素の壁部の間の継目の無い環状の間隙状の
開口部の形態の入口通路(1 7−1 )を介して供給
室(15−1)と連絡している。ポンプ室(16−1)
は同様K継目の無い環状の間隙kより形成された出口通
路(18−1)を介して中央出口接続部(14−1)と
連絡している。
室形成要素(12−1)は各々の特定の場合においてポ
ンプの特定の用途K必要な性状を有する任意の可撓性材
料で構成することができる。この材料は当然ポンプで圧
送される液体と相容性を有しかつ十分K可撓性および耐
久性を有しかつ圧力および機械的な応力に耐え、かつ場
合によりその材料K加わる熱応力K耐えるように延伸し
難い性状を有するべきである。
ハウジングペース部材(1 0−1 )は、室形成要素
を支持しかつ反復移動、すなわち循環移動によりポンプ
作用を生ずる種々の可動構成部分を支持している。これ
らの構成部分は中央K配置された出口弁部材(20−1
)を備えている。出口弁部材(20−1)は出口通路(
1B−1)を開閉してポンプ室(16−1)と出口接続
部(141)との間に流体の流れを発生させる作用をす
る。出口弁部材(20−1)はポンプの中心軸線(21
−1)に対して垂直方向に千行く移動可能であり、それ
により上方に移動するときにハウジングの上側部材(1
t−1)K対して対向した要素の壁部なはさみつぶして
それκより出口通路(18−1)を閉ざし,かつ下方K
移動するときく要素の壁部な離して移動させてそれ忙よ
り出口通路(18−1)が開かれる。出口弁部材(20
−1)の移動はレバー (22−1>VCより惹き起こ
される。次にレバー(22−1)はカムまたはその他の
駆動部材(図示せず)およびそれと組み合わされたモー
タにより作動せしめられる。
また、入口ピンチ弁部材(23−1)が設けられている
.入口ピンチ弁部材(23−1)は環状であり、かつ出
口弁部材(22−1)と同様k作動して入口通路(1 
7−1 )を開閉する。入口ピンチ弁部材(23−1)
は環状でありかつその上方移動および下方移動はレバー
(24−1)により惹き起こされる.次Kレパー(24
−1)はモータにより駆動されるカム(図示せず)によ
りレバー(22−1)と同期し【作動せしめられる。
出口弁部材(20−1)と入口弁部材(25−1)との
間Kかつポンプ室(16−1)と対向して環状の移動部
材(25−1)が設けられている。移動部材(25−1
)はレバー(25−1)およびモータにより駆動される
カム(図示していない)により弁部材(20−1)、(
23−1)と同様な態様でかつこれらの弁部材と同期し
て垂直方向に上下動せしめられる。移動部材(25−1
 )は上方に移動するときにポンプ室の下側壁部を積極
的に変位してそれによりポンプ室(1 6−1 )の容
積を減少しかつ下方に移動するときに流体がポンプ室(
1 (S−1 )中に流入するにつれて該ポンプ室を拡
大する作用をする。
また、第1A図および第1B図の実施例においては1対
のローラ(27−1 )が設けられている。
ローラ(27−1)は室形成要素(12−1)の供給室
(15−1)の下方Kかつ該供給室(15−1)と係合
するように配置されている。ポンプの作動中、2個より
も多数設けることができるこれらのローラは供給室(1
5−1)内のすべての液体を絶えず移動する状態に保つ
ために図示していない装置により供給室(15−1)K
沿って円周方向に旋回せしめられる。このような液体の
撹拌はある用途、例えば液体が血液であるときK必要κ
なりまたは有利であることがある。
ポンプの作動中、供給室(15−1)は容積が液体の流
入量によって変化しかつ入口接続部(13−1)を通し
て比較的に低い圧力の液体を連続して受け入れる液体溜
めの役目をする。入口通路(1 7−1 )が開きかつ
変位部材(25−1)が下方に移動中でありまたはその
最も下側の位置に丁度達した第1A図に示したポンプサ
イクルの段階においては液体が供給室(15−1)から
入口通路(1 7−1 )を通ってポンプ室(16−1
)中K流入する。ポング室(L6−1)の液体による充
満は入口通路(17−1)が非常に長く、すなわち非常
K大きい円周方向の範囲を有しかつ比較的に実質的な高
さKわたって容易k開くことができるので極めて迅速K
起こる。換言すると入口通路(1 7−1 )は容易に
開くことができかつ液体の流れk対して非常K大きい横
断面積を提供することができる。また、供給室(1 5
−1 )および入口通路(1 7−1 )はポンプ室(
1<S−1)の周囲の大部分またはすべてを包囲しかつ
流体がすべての方向から半径方向に流入するので充填長
、すなわち液体がポンプ室を満たすためK流れなければ
ならない距離が短くかつ真直ぐであり、それによりポン
プ室(1 6−1 )中の液体の流入が非常κ迅速κか
つ事実上圧力降乍を生ずることなく生ずることができる
。環状の室を備えたポンプは大きい能力を有しかつ入口
通路の面積が大きくかつ充填長が短いのでさらに充填時
間が短い。
ポンプ室(1 6−1 )の内部Kは移動部材(25−
1 )が下方に移動する結果として直接吸引力が発生し
ないのでポンプ室(1 6−1 )内への液体の充填は
実質的VC「受動的に」起こり、すなわち本質的には入
口通路(i7−1)K:Th}+ル供給室(15−1)
内K存在する靜水頭圧の作用のみにより起こる。
移動部材(25−1 )はポンプ室(16−1)の拡大
方向に(下方に)効果を生ずるような室形成要素(12
−1)k力を伝達する関係κない。
ポンプサイクル中,ポンプ室を包囲する気体の内部の圧
力を特定の方法で変化させることにより充填に対して影
響をおよぼすことは本発明の範囲内Kある。また、入口
または供給室(15−1)K外部からの圧力を加えるこ
とにより充填K影響をおよほすこともできる。
その後、入口通路(17−1)は第1B図に示したよう
た入口弁部材(23−1 )の上方移動により閉ざされ
、かつ出口通路(1 8−1 )が弁部材(20−1)
の下方移動により開かれる。その後移動部材(25−1
 )が上方に移動せしめられてポンプ室(15−1)の
下側壁部を上方K変位してそれによりポンプ室(16−
1)内の液体を出口通路(18−1)および出口接続部
(14−1)を通して排出する。
その間供給室(15−1)には入口接続部(1 3−1
 )から液体が補給される。その後出口通路(18−1
)が閉ざされ移動部材(25−1)が下方に引っ込めら
れ、かつ入口通路(17−1)が再び開かれ、それによ
り別のポンプサイクルを行うことができる。
前記のポンプの特徴は環状の入口通路(17−1)と環
状の出口通路(1B−1)と短い充填長との組合わせに
あり、それにより入口側の圧力が非常k低いときですら
もポンプ室k液体を非常K迅速K充填することができ、
かつポンプ室(16−1)を非常に迅速に空にすること
ができる。それ故にこのポングは単位時間あたり多量の
液体を小さい内部損失で、従って非常に高い効率でポン
プ圧送することができる。ポンプへの液体の流入量が最
大行糧容積と行程速度との積に相当する流量ケ超えない
限り、ポンプはその自己調節により各々の行程中Kポン
プ圧送される容積を流入量に順応させる。したがってポ
ンプは入口接続部(13−1)を通しての可成り広範囲
の流入速度内で圧カノeルスおよび流れの途切れのない
連続した液体の流入K追従する。もしも流入量が前記の
積K相当する流速を超えるとすれば,ポンプの速度およ
び行程速度を増大することができる。内部損失が小さい
ので行程速度を高いレ{ルK高めることができる. 前記のポンプならび忙以下述べるポンプが具備しかつポ
ンプ室(16−1)の迅速な充填に寄与するさらK一つ
の特徴はポンプ室への液体の充填中K供給室(15−1
)Kなんら実質的な補給を必要としないでポンプ(16
−1)の充填を保証するために実質的に大きく,好まし
くはボンゾ室(1 6−1 ’)の容積よりも実質的K
大きい供給室(15−1)の容積能力を与えることにあ
る。したがってポンプサイクルの充填段階中Kポンプ室
(1 6−1 )に流入する液体のすべてが充填段階の
開始時に入口通路(17−1)の付近に直ちに流入する
室形成要素(1 2−1 )はポンプノ・ウジング(1
0−1)/(11−1)内において供給室(15−1)
が該供給室への液体の流入量および供給案(15−1)
からポンプ室(1 (S−1 )への液体の流出量のそ
れぞれにより広い限界内で自由に拡大しかつ収縮するこ
とができるように配置されている。
第2A図および第2B図の実施例は、第1A図および第
1B図の実施例とはロー? (27−1)が省略されか
つ供給室(1 5−2)が大気K開放している点で異な
っている。したがってポンプ室(16−2)の充填が起
こる圧力は入口通路(17−2)と供給室(15−2)
内の自由液面との差Kよって決定される。
第3A図および第3B図の実施例κおいては供給室(1
 5−3)は第2A図および第2B図の場合と同様K大
気に開放している。逆上弁または一方フラップ弁または
リップ型弁(23−5)および(20−3)が入口通路
(17−3)および出口通路(18−3)内にそれぞれ
設けられている。したがって最初の二つの実施例Kおけ
る可動ピンチ弁部材は室形成要素を支持しかつ通路(1
7−5)および(18−3)を形成するハウジング部材
(10−5)の部分と置き換えられている。各々の弁(
25−5).(20− 5)は可撓性材料(例えばデラ
スチツク)製の1対の環状の軸線方向κ対向したフラッ
プで構成されている。またこれらのフラップは僅かK弾
性を有することができ、それらの外縁は入口通路(17
−3)内のそれぞれの対向した要素の壁部K(例えばヒ
ートシールにより)シール状態で取り付けられかつ自由
K変形しかつそれにより内縁が上方にかつ下方に変位で
きるようになっている。
液体が入口通路(17−3)または出口通路(18−3
)内に内方に流入するときにフラップは液体の流れにあ
まり抵抗を生じないで隔置された関係に保たれるが液体
が反対方向に流れる傾向が生ずると直ちにフラップが通
路を閉じて流れを閉塞する。フラップが弾性を有するか
ぎりはフラップの弾性は発生する圧力に確実に耐えられ
ない程高くはなく、したがってフラップが逆の方向K曲
がるおそれはない.ポンプの作動圧力が高いときにフラ
ップは逆方向に曲がることを阻止するためK好適な材料
、例えばガラス繊維で補強することができる。
フラップはそれらの弾性、初期の形状等のためK開かれ
るときに液体の流れの加速K寄与するように設計するこ
とができる。そのうえフラップは閉鎖位置または開放位
置に向かって若干偏位させることができる。
図示していない変型実施例において弁の一方または両方
Kおいては第1図および第2図に示した型式のピンチ弁
なフラツデと組み合わせることができる.このような場
合にはピンチ弁が組み合わされた通路を不完全くのみ閉
じるように配置し、フラップにより通路を完全に閉じる
ことが好ましい。
フラップ弁はWcSk図および第3B図に示したようκ
室形成要素の壁部とは別のフラップ要素により形成され
ている。しかしながらフラシデはまた室形成要素を製造
するシート材料またはフイルム材料に折り目を形成する
ことにより有利に形成することができる。この最後K述
べた設計はプラスチック製の室形成要素およびその他の
物体を製造する技術(真空成形および吹込成形)Kよる
製造に役立つ。この同一の設計を以下に記載する実施例
にも使用することができる。
第4A図および第4B図に示した実施例は出口弁が出口
接続部(14−4)内忙配置されたフラップまたはリッ
プ型の逆止弁または一方弁(2〇一4)の形態でありか
つ移動部材(25−4)が円板形またはプレート形(マ
ッシュルーム形)であることを除いて第1A図および第
1B図に類似している.この場合にはポンプ室(16−
4)は平面図κおい【前述した実施例の場合のようK環
状であるよりもむしろ円板形である.fた出口通路(1
8−4) (第4B図)はポンプ行程の端末部の付近の
みに形成されており、この実施例の形態および機能は前
述した実施例の形態および機能と異なつ【いる。
第3A図および第3B図κ示した実施例は供給室(15
−5)内の液体を撹拌するためのローラが省略されかつ
入口弁(23−5)が外縁に沿って下側要素の壁部K取
り付けられかつポンプ室(16−5)内の圧力の作用に
より上側要素の壁部にシール状態で係合する位置まで移
動可能である可撓性材料製の単一の環状フラップを備え
,かつ出口ダクト内の弁が省略されている点で第4A図
および第4B図の実施例と異なっている。
ある場合、すなわちポンプが高い行程速度で作動すると
きk出ロダクト内の逆流を閉塞するように閉じる弁が不
必要であることが判明した。
このような場合には、たとえポンプ室(1 (5−5)
が液体の吸込中K出口側K開いていても吐出される液体
の流れの運動量が入口通路(1 7−5)を通してのポ
ンプ室(1(S−5)内の液体の充填を許容する程度に
十分に大きい。
第3A図および第3B図は出口通路(18−6),出口
接続部(1 4−<S)およびそれと組み合された出口
弁(20−6)の位置決めおよび設計を除いて第3A図
および第3B図に類似した実施例を示す。
出口接続部(1 4−6)はこの場合には半径方向K延
びかつ入口接続部(1 3−6)と半径方向K対向した
関係k配置されている。したがって出口接続部(14−
6)はポンプ室(16−6)の周囲に上流端部を有し、
かつ入口接続部(13−6)のよ5κ半径方向K外方K
延びている。その結果室形成要素の一部分、しかも室形
成要素の円周の一部分のみは供給室(15−6)および
入口通路(17−6)のために使用されず、しかも入口
通路(17−6)は依然として非常に長くなる。
この実施例Kおいては出口弁(20−6)は入口弁(2
3−S)と同様なフラップまたはリップであり、かつ入
口弁(23−6)のようにポング室(16−6)と供給
室(15−6)との接続部に配置された出口通路゜(1
8−+5)の一方の壁部に固定されている。(室形成要
素(12−6)の平面図である第3C図参照) 第3人図、第3B図および第3C図に示した実施例Kお
いては出口接続部(14−(S)に隣接した供給室(1
5−6)の領域を閉塞しまたは閉じることが有利である
かもしれない。その場合には供給室(1 5−6)の壁
部はポンプ圧送される液体の停滞または出口通路に到達
するための流れの方向の急激な変化を惹き起こすポケッ
トが形成されないような形状K形成されるべきである。
第3A図、第3B図および第3C図の実施例の出口接続
部(14−6)は必ずしも入口接続部(1 3−6)と
整列させる必要はなく、入口接続部に対してより小さい
角度またはより大きい角度をなして配置することができ
る。所望されれば二つの接続部(1 3−6)、(1 
4−6)を相並んでかつ実質的κ平行に配置することが
できる。しかしながら入口通路(17−6)およびその
弁がポンプ室(16−6)の円周の主な部分Kわたって
延びることが不可欠である。
第7A図、第7B図および第7C図は環状の供給室(1
5−7)の一部分が間隙状の入口通路(17−7)より
も室形成要素の中央部に近く配置されたー実施例を示す
。この場合忙は移動部材(25−7)の駆動機構は詳細
K図示していない玉軸受ねじスピンPル機構であり,こ
のねじスピンPル機構のねじスピンドルはポンプハウジ
ングのペース部材(1 0−7)内に配置された電動機
のロータ(28−7)により回転するように該ロータに
固定連結されている。
第7A図、第7B図、第7C図を相互に比較すると明ら
かであるようにこの実施例の移動部材(25−7)の移
動が供給室(15−7)の形状および容積に直接K影響
するようになっている。したがって移動部材(25−7
)が下方に移動する(下降する)(第7A図参照)とき
に移動部材(25−7)が供給室(15−7)をへこま
せる(第7C図参照)ので、供給室の容積が減少する。
そのときく供給室(1s−7)内の液体が入口接続部(
1 3−7)を通してボンプK流入する液体と一緒Kポ
ンプ室(1 6−7)内に流入する。移動部材(25−
7)が上方に駆動されかつそれによりポンプ室(1 (
S−7)の容積を減少する(第7B図参照)ときく供給
室(15−7)が拡大されかつ同時κ入口弁(23−7
)が閉ざされる。そのときに人口接続部(1 3−7)
を通して流入する液体が供給室(15−7)内K収納さ
れ,その後引続く移動部材(25−7)の下方移動によ
り前述したようにポンプ室(16−7)内K流入する。
また、第7A図,第7B図および第7C図に示した実施
例は出口接続部(1 4−7)からポンプ室(16−7
)中への逆流を阻止する出口弁(20−7)を有してい
る。出口接続部(14−7)は図示のよ5K入口接続部
(13−7)に平行でありかつ該入口接続部と直径方向
K対向して配置されているがその他の向きおよび位置も
考案することができる。
出口弁(20−7)は環状のフラップ弁である。
このフラツデ弁の一方の円周方向の端縁はポンプ室(1
 6−7)の上側部材に固定されかつその他方の円周方
向の自由端縁はピーPリング(29−7)を備えている
。このビーrリング(29− 7)はフラップの自由端
縁を強化しておりかつ閉鎖位置においてハウジングの上
側部材(11−7)の内壁部とシール係合する。例示し
た出口弁の設計に代わるものとしてポンプ室(1t5−
7)が水平方向の出口接続部と合体する個所の環状壁部
をシールするばねで偏位した垂直方向K移動可能な弁部
材を設けることができる. 第7A図、第7B図および第70rIAk示した実施例
の入口弁(23−7)もまた移動部材K固定され、した
がって該変位部材と共に移動する環状のフラツデ弁であ
る.この構造により供給室(15−7)からポンプ室(
16−7)の中に流れる好ましい流れ/臂ターンが得ら
れるが、フラップをポンプハウジングK固定しかつフラ
ッデの可動部分を変位部材と協働させることも本発明の
範囲内である。
入口弁がリッグ弁またはフラツデ弁であるその他の例示
しかつ説明した実施例の場合と同様に入口通路(17−
7)は弁の上流側の圧力が下流側の圧力よりも僅かだけ
高くなったときK開かれて流体を非常K小さい圧力降下
を伴なってポンプ室(16−7)内に流入させる。同様
に入口通路(17−7)はポンプ室(16−7)内の圧
力が弁の上流側の圧力よりも僅か高くなったときに直ち
κ閉ざされる。フラップ弁の迅速な開閉は圧力が作用す
る弁の形状が環状でありかつその表面積が大きいことに
より得られる。同じ理由で出口弁(20−7)、したが
って出口通路(18−7)は吸込行程の初めにおいて出
口接続部(1 4−7)内の圧力がポンプ室(1 6−
7>内の圧力よりも高くなったときに直ちに閉ざされる
第8A図および第8B図は逆の位相で作動して異なる時
期にポンプ室の異なる部分の容積な減少させる2個の移
動部材(25−8A). (25−8B)を備えたポン
プを示す。
一方の移動部材(25−8A)は第4図ないし第3図に
示した移動部材と類似しておりかつ第4図ないし第3図
のポンプ室と類似しかつ中央出口接続部(14−8)と
連絡する中央の第2段室部分(16−8A)の容積を減
少する作用をする。
他方の移動部材(25−8B)は環状でありかつ最初κ
述ぺた中央部の部材と同心状に配置されている。この環
状の外側部材は中央の第2段の可変容積室部分(16−
8A)と同心状に配置された環状の外側の可変容積ポン
プ室部分(1 6−8B)の容積を減少させる作用をす
る. 外側ポンプ室部分(16−8B)はその半径方向の内側
において環状通路(30−8)を介して中央の第2段室
部分(16−8A)と連絡する。通路(30−8)内k
は第3図および第3図のフラップ弁に類似した一方フラ
ップ弁(31−8)がポンプ室部分(1 <5−8)中
に液体を流入させるように開くようκ設けられている。
この通路は中央ポンプ室(1(5−8A)の入口通路お
よび外側ポンプ室部分(1 6−8B)の出口通路を構
成している。
外側ポンプ室部分(1 6−8B )はその半径方向の
外側において外側ポンプ室部分(1t5−8B ’)中
に液体を流入させるようk開きかつ同様に第3図および
第ら図のフラップ弁(23−3)およ1び(23−5)
に類似した一方フラップ弁(23−8)を有する環状の
入口通路(17−8)を介して第2図および第3図の供
給室に類似した環状の供給室(15−8)と連絡する。
これらの2個の移動部材(25−8A)および(25−
8B)は第4図の移動部材およびピンチ弁な作動するた
めに使用される機構K似た機構により,実質的に逆の位
相で作動せしめられる。
ポンプ室部分の最大容積および2個の移動部材は外側ポ
ンプ室部分(16−8B)の行程容積が中央ポンプ室(
16−8A)の行程容積のほぼ2倍になるように選択さ
れている。
第8A図は外側移動部材(25−8B)が下方に移動し
つつありかつ外側ポンプ室部分(1 6−8B)には供
給案(15−8)から入口通路(1 7−8)を通し℃
該入口通路の両端間で有意な圧力降下を生じないで液体
が充填されつつあり、一方中央の第2段移動部材(25
−8A ’)が上方に移動して中央の第2段室部分(1
6−8A)から液体を排出しつつあり、フラップ弁(3
1−8)が中央室部分内の圧力により閉ざされた状態に
保たれ【いるポンプの作動サイクルの一段階を示す。
第8B図に示した段階では作動状態が逆になっている。
したがって外側移動部材(25−8B )は上方に移動
して外側ポンプ室(16−8B)からの液体を通路(3
0−8)を介して中央の第2段室部分(16−8A)中
に排出されつつあり,一方中央移動部材(25−8A)
は下方に移動して中央室部分(1 6−8A )をその
壁部に作用する液体の圧力の作用で拡大させる。
外側移動部材(25−8B )の上方移動中K外側ポン
プ室部分(1 6−8B )から排出される液体の容積
は中央の第2段室部分(1 6−8A )の容積の増大
よりも大きい。その結果、液体は同様にポンプの作動サ
イクルのこの段階(第8B図)にある出口接続部(1 
4−8)を通して吐出される。
一方、ポンプ室内への液体の流入は外側ポンプ室部分(
16−8B)が拡大する段階のみKおいて起こり,ポン
プからの液体の吐出は若干の脈動を伴なうにもかかわら
ず実質的に連続して発生する。
第9A図および第9B図に示した実施例の構造および作
動は内側移動部材(25−9A )を上向きの方向に確
実に作動させるための外部からの動力により作動する機
構がこの移動部材を常に上方K移動する調節可能なばね
機構(26−9A ’)と置き換えられていることを除
いて第8A図および第8B図κ示した実施例の構造およ
び作動と類似している.外側移動部材(25−9B )
の上方行程中、中央の第2段移動部材(25−9A)が
中央の第2段室部分(16−9A)内の流体圧力の作用
により下方K移動され、それにより第9B図K示したよ
うKばね機構(26−9A)を圧縮する.外側変位部材
の下方移動中,このばね機構K貯えられたエネルギによ
り中央移動部材(25−9A)が第9A図K示したよう
K上方に移動せしめられる。
第10A図および第10B図は本発明を実施した2段ポ
ンプのさらに一つの実施例の第8A図、第8B図および
第9A図、第9B図K相当する横断面図であり、かつ第
10C図はこの実施例の室形成要素の平面図である。
第10A図、第10B図および第10C’図K示したボ
ンゾは第9A図および第9B図Kついて説明したように
作動する2個の移動部材(25−1OA)および(25
−B)を備えている。したがって移動部材(25−1 
0B)は該移動部材を上向きの方向K積極的にまたは実
質上積極的に作動させるための外部からの動力により作
動する駆動機構と組み合わされ、一方移動部材(25−
1OA)は該移動部材を常に上方に押し込む調節可能な
ばね機構(26−1OA)と組み合わされている。
2個の移動部材(25−1OA)および(25−1 0
B)ならびK室形成要素(12−10)の組み合わされ
たポンプ室部分(16−1OA)および(16−10B
)は水平方向に相互に偏位し、かつ入口弁(23−1 
0)およびポンプ室部分(1 6−1 0A)および(
1 6−1 0B)の間の弁(31−I Q)は第3A
図,第3B図および第3C図の弁(25−6)および(
25−10)と類似のフラップ弁である。そのうえ入口
接続部(13−10)および出口接続部(14−10)
は第10C図に示したようK相並んで実質上平行に配置
されている。
第10A図,第10B図および第100図K示したポン
プは室形成部分の水平方向に偏位した位置から異なる流
れパターンが得られることを除い【第9A図、第9B図
のポンプと実質的K同様に作動する。
例示しかつ前述した実施例においては室形成要素のポン
プ室(16)および供給室(15)は円形または円形の
リングとして形成され、かつ容易K理解されるようK機
械的なポンプ構成部分は相応した形状を有している。こ
の形状は流体の流れおよび製造上の観点の両方から通常
好まれるがポンプを異なる形状、例えば多少共楕円形ま
たは細長い形状忙構成することも本発明の範囲内にある
。細長い形状は特K入口および出口を整列させた第3A
図、第3B図および第3C図に示した実施例の場合に実
施することができる. その5え、第8A図、第8B図および第9A図、第9B
図に示した実施例においては中央移動部材(25−8A
 )、(25−9A )は外側部材(25−8B)、(
25−9B)のように環状に形成することができる。環
状の中央移動部材の内部の開放スペースは例えばポンプ
駆動機構の要素を収納することができまたはその他の目
的のためK使用することができる。このような場合にも
しも第8A図および第8B図の2個の移動部材(25−
8A)および(25−8B)の駆動機構が移動部材な同
時K選択された段階で移動(例えば逆の位相でまたはデ
ツシュ・デルの形態で)しまたは個々に(これらの部分
の一方のみを作動させる)作動させることができるよう
K設計されていれば行程容積および吐出流量特性κつい
てポ/デの特徴を所望通りに変更する興味ある可能性が
得られる。
ある場合、例えばポンプが血液供給ポンプとして使用さ
れるときκはポンプ室内の圧力の作用により移動部材を
ポンプ機構に対して若干弾性屈曲可能にしてそれにより
圧力行程、すなわち送出行程中に移動部材の変位に若干
の「遅れ」を生ずるように移動部材をポンプ機構と好適
に連結することができる。この「遅れ」が生じた結果,
当初に失われる移動部材の運動は圧力行程の終りVC「
回収」されかつ液体がポンプ室内、例えば第8A図、第
8B図の弁フラップ(51−8)の下κ停滞しないこと
を保証するためK利用することができる。またこのよう
な構造は送出行程の終りに発生しがちである圧力波を抑
制するためにも利用することができる。
また、好ましくは環状である2個またヲ主それ以上の移
動部材およびポンプ室部分を備えた第8A図および第8
B図の型式のポンプ.は特に多量の空気を比較的に低い
圧力に圧縮する目的のために、2段(多段)圧縮機とし
て有用である.このように構成された圧縮機の一つの特
徴は段の間に単一の弁のみが必要であり,各々の弁が半
径方向の外側の段、すなわちより低い段階の出口弁とし
てかつ半径方向の内側の段階,すなわちより高い段階の
入口弁として作用することである。その他の実施例もま
た圧縮機または空気(その他の気体も含む)ポンプとし
て有用であるが実用上は液体ポンプとして最適であると
考えられる。
添付図面から明らかであるようK本発明によるポンプの
一つの特徴はポンプ圧送される液体がなんら急激な方向
転換を伴わないでポンプを通過することができるので、
好ましい流れ・qターンが得られることである。この点
について有利な実施例は第1図〜第3図および第8図〜
第10図に示されており、ポンプ室の高さが直径と比較
して非常κ小さく、したがって液体は出口接続部まで実
質上水平方向κ流れるようになっている.また、ポンプ
室の全体として低く,すなわち平坦な形状により行程長
を短くすることができ,これは行程速度を高くすること
ができることを意味する。この特徴により入口通路およ
び出口通路が流れに対して大きい横断面積を有すること
ができると共たポンプの流れに対する内部抵抗を非常に
低くすることが保証される。
第3図〜第10図の実施例Kおいては室形成要素の下側
壁部に取り付けられかつ上側壁部とシール係合する位置
まで移動部材の流体を排出する移動方向に上方k移動可
能な単一の7ラップ弁を使用することは移動部材により
生ずる流体の流れがフラップの下側部を掃引する点で有
利である。この掃引する流れによりポンプ圧送される流
体のいずれかの部分が弁フラップの下方またはその背後
で停滞するおそれを最小限にとどめることができる。し
たがってこれらの実施例は停滞領域がないという血液用
ポンプの極めて重要な要求条件を満たすので血液のポン
プ圧送用に特K好適である. 添付図面K例示した本発明の実施例においては移動部材
およびその駆動機構がポンプ室の下方に配置されている
.この配置は大抵の場合K好ましく特K例示した実施例
の場合のようKプラスチックフイルムまたはシート製の
別個の容易に取替え可能な室形成要素がポンプ圧送され
る流体がポンプを通過する間K接触する表面を構成して
いる場合に好ましい。しかしながらある場合Kは移動部
材がポンプ室の土壁部を構造するかまたは該土壁部K作
用し、かつ駆動機構がポンプ室の上方K配置されること
が好ましいことがある。そのうえ、一方が他方の上に重
ねられかつ逆の位相で作動する2個の対向したポンプの
ために共通の駆動機構を設けることも考えられる。また
、単一のポンプ室のために2個の駆動機構を設け、各々
の側に逆に作動する1個の駆動機構を配置することも可
能である。
第10A図、第10B図および第10C図の実施例の室
(1 6−1 OA)およびばねで偏位した移動部材(
25−1OA)は一方弁としてかつポンプの脈動して流
出する流れを円滑にする装置としてのその他の設計の単
段ポンプの出口と共に使用することができる。血液供給
ポンプの場合にはこのような構造により停滞領域がなく
弁から下流側に所要量の液体を吐出することができる一
方出口弁が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1A図〜第7A図は吸込行程中の状態を示した単段ポ
ンプの七つの実施例の全般的な図解横断面図、 第1B図〜第7B図は送出行程中の状態を示した第1A
図〜第7A図のそれぞれの実施例の全般的な図解横断面
図、 第3C図は第3A図および第3B図の実施例の室形成要
素の平面図、 第7C図は吸込行程の終りにおける第7A図および第7
B図の実施例の図解横断面図、第8A図および第8B図
は異なる作動段階における本発明の実施例の2段ポンプ
の図解横断面図、 第9A図および第9B図は2段ポンプの変型を示した第
8A図および第8B図と同様な図、第10A図および第
10B図は第8A図、第9A図および第8B図、第9B
図にそれぞれ示した段階K相当する異なる作動段階にお
ける本発明のさらK別の実施例の2段ポンプの図解横断
面図、かつ 第10C図は第10A図、第10B図の実施例の室形成
要素の平面図である。 10・・・ベース部材、11・・・上側部材、12・・
・室形成要素、13・・・入口接続部、14・・・出口
接続部、15・・・供給室,16・・・ポンプ室、17
・・・入口通路、18・・・出口通路、2o・・・弁部
材、22・・・L/ パー  23・・・フラッ7’、
24・・・レノ々一、25・・・移動部材、 6 … レ ノ々 ー 7・・・ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ポンプ圧送しようとする流体を受け入れるための供
    給室を形成する装置と、可変容積ポンプ室を形成する装
    置と、流体が供給室からポンプ室に導入されるときに通
    過する入口通路と、流体がポンプ室から吐出されるとき
    に通過する出口と、ポンプ室と組み合わされかつポンプ
    室の可変容積領域を通つて移動してポンプ室の容積を交
    互に増減するように所定通路に沿つて対向した方向に移
    動可能な移動部材と、該移動部材を少なくともポンプ室
    の容積を減少する方向に移動する駆動装置と、入口通路
    を閉じて流体が該入口通路を通つてポンプ室外に逆流す
    ることを阻止する入口弁装置とを含む容積形ポンプにお
    いて供給室がポンプ室の移動領域の全体として側部に配
    置されかつ該移動領域を実質的に囲繞しかつ入口通路が
    供給室と実質的に同一空間に配置されかつ移動領域の全
    体として側部に配置されたポンプ室の境界壁の細長い間
    隙状開口部を通してポンプ室に開口してそれにより流体
    が入口通路を通つてポンプ室内に実質的になんら圧力降
    下を伴なわないで流入することができることを特徴とす
    る容積形ポンプ。 2)ポンプ室が、送出工程時に移動部材により係合可能
    でありかつ吸込工程時に該移動部材から離脱可能な可動
    壁部材を含みそれによりポンプの行程容積が供給室から
    の流体の供給により確定されることを特徴とする請求項
    1記載の容積形ポンプ。 3)ポンプ室が全体として丸く形成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の容積形ポンプ。 4)移動部材の移動方向に対して横方向のポンプ室の寸
    法が該ポンプ室の前記移動方向の寸法よりも実質的に大
    きいことを特徴とする請求項3に記載の容積形ポンプ。 5)出口が移動部材から対向したポンプ室の横方向固定
    壁部の実質上中央部に配置されたことを特徴とする請求
    項1に記載の容積形ポンプ。 6)供給室がポンプ圧送される連続して流入する流体を
    受け入れかつ入口弁装置が開いているときにその液体の
    一部分を入口通路を通してポンプ室内に吐出し、一方入
    口弁装置が閉ざされたときに流体溜めから流体を収集す
    るようになつていることを特徴とする請求項1に記載の
    容積形ポンプ。 7)ポンプ室の可動壁部材が可撓性材料で形成されかつ
    ポンプの送出行程の少なくとも一部分の間排出部材によ
    り変形されかつ移動せしめられることを特徴とする請求
    項2記載の容積形ポンプ。 8)可動壁部材がポンプ室の横方向の境界壁部の一部分
    を形成しかつ入口通路の一方の壁部を形成し、かつ弁装
    置が前記横方向の境界壁部分と係合しかつ該開口部を横
    切つて前記境界壁部分を移動してそれにより入口通路を
    閉じるように移動可能なピンチ弁部材と、該開口部を横
    切つてピンチ弁部材を周期的に移動する駆動装置とを含
    むことを特徴とする請求項7記載の容積形ポンプ。 9)入口弁装置が可撓性材料の実質的に環状のフラップ
    を含み、前記フラップが一方の端縁に沿つて入口通路の
    一方の壁部に留められかつ前記フラップの他方の端縁が
    自由な状態に保たれ、それによりポンプ室中に流体を流
    入可能にする開放位置および入口通路の他方の壁部と係
    合して流体が入口通路を通つてポンプ室から逆流するこ
    とを阻止する閉鎖位置に移動するようになつていること
    を特徴とする請求項3記載の容積形ポンプ。 10)入口弁装置が一方の端縁に沿つて入口通路の一方
    の壁部に留められた可撓性材料の第1環状フラップと、
    一方の端縁に沿つて該入口通路の他方の壁部に留められ
    た可撓性材料の第2環状フラップとを含み、両方のフラ
    ップの他方の端縁が自由な状態に保たれ、それによりポ
    ンプ室中に流体を流入可能にする開放位置および相互に
    係合して流体が入口通路を通つてポンプ室から逆流する
    ことを阻止する閉鎖位置に移動するようになつているこ
    とを特徴とする請求項3記載の容積形ポンプ。 11)供給室およびポンプ室が隔置された第1壁部材お
    よび第2壁部材により形成され、前記壁部材の少なくと
    も一方が可撓性材料で形成されかつポンプ室の容積を減
    少するように移動部材により係合可能でありかつ移動可
    能な第1部分と、入口通路の一方の壁部を形成する第2
    部分とを含むことを特徴とする請求項2に記載の容積形
    ポンプ。 12)前記弁装置が前記の一方の壁部材の前記第2部分
    と係合するピンチ弁部材を含み、そして入口通路を横切
    つて前後に移動するように取り付けられており、そして
    該入口通路を横切るようにピンチ弁部材を周期的に移動
    する駆動装置とを含むことを特徴とする請求項11に記
    載の容積形ポンプ。 13)該ピンチ弁部材を入口通路の一部分のみを横切つ
    て周期的に移動する駆動装置と、入口通路の他方の壁部
    に取り付けられかつポンプ室内の流体圧力に応答して前
    記一方の壁部材の前記第2部分と係合するように移動可
    能な自由端縁を有する可撓性のフラップ弁ストリップと
    を含むことを特徴とする請求項12記載の容積形ポンプ
    。 14)ポンプ室の横方向の境界壁が全体として丸く形成
    されかつ供給室が全体として環状でありかつポンプ室を
    完全に包囲していることを特徴とする請求項11記載の
    容積形ポンプ。 15)供給室およびポンプ室が環状でありかつポンプ室
    からの出口が移動領域に全体として横方向のポンプ室の
    内側境界に配置された環状開口部であることを特徴とす
    る請求項11記載の容積形ポンプ。 16)可撓性壁部材の第3部分と係合する可動弁部材と
    、可撓性壁部材の前記第3部分を変位して出口開口部の
    反対側の端縁と係合させかつ該端縁から離脱させて該出
    口開口部を開閉するように弁部材を往復動させる駆動装
    置とを含む出口弁を備えたことを特徴とする請求項15
    記載の容積形ポンプ。 17)ポンプの可撓壁部材が下側部材であり、さらに供
    給室の下側壁部を構成する可撓性壁部材の第4部分を支
    持する装置を備えたことを特徴とする請求項11記載の
    容積形ポンプ。 18)可撓性壁部材の第4部分を支持する装置が1個ま
    たはそれ以上のローラと、供給室内の流体を連続して撹
    拌するためにローラを供給室に沿つた軌道通路内に回転
    する装置とを含むことを特徴とする請求項17記載の容
    積形ポンプ。 19)可撓性壁部材の第4部分を支持する装置が剛性の
    固定部材であることを特徴とする請求項17記載の容積
    形ポンプ。 20)可撓性後部材の第3部分を係合して出口開口部の
    一端を形成するような静止部材、およびその端部の一つ
    に沿つて出口開口部の端部をしつかり締め付けるような
    少なくとも1つの可撓性材料の環状フラップからなり、
    そしてそれは他端を自由にしてあり、出口開口部中で流
    体の流量に応じて出口開口部を開放位置と閉鎖位置との
    間でフラップが動くようにされていることを特徴とする
    請求項15に記載の容積形ポンプ。 21)供給室とポンプ室を形成する他の壁部材が実質的
    に固定され、しかもポンプ室からの出口が他の壁部材中
    におけるポートとなつていることを特徴とする請求項1
    1に記載の容積形ポンプ。 22)出口ポートに出口弁装置があることを特徴とする
    請求項21に記載の容積形ポンプ。 23)ポンプ室の固定された壁部材は供給室の外周囲に
    沿つて第1の壁部材をシールするように結合された可撓
    性材料のシート、およびポンプ室中の流体圧が上昇する
    のに応じて可撓性シートが変形しないよう、かつたわみ
    を起こさないよう係合し、支持する実質的に剛性のある
    バックアップ部材を含むことを特徴とする請求項21に
    記載の容積形ポンプ。 24)ポンプ室から吐出された流体を受け入れるように
    該ポンプ室からの出口と連絡する第2段可変容積室と、
    第2段可変容積室からポンプ室への流体の逆流を閉塞す
    るためにポンプ室からの出口内に配置された一方弁と、
    第2段可変容積室から延びる吐出通路と、第2段可変容
    積室の容積を交互に増減させるように移動可能な第2段
    変位部材と、第2段変位部材を少なくとも第2段可変容
    積室の容積を減少させる方向に移動する駆動装置とを備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の容積形ポンプ。 25)前記駆動装置が外部エネルギ源を含むことを特徴
    とする請求項24記載の容積形ポンプ。 26)第2段移動部材の駆動装置が第2段室の容積がポ
    ンプ室からの流体の流入により増大せしめられるときに
    エネルギを貯えかつポンプ室から第2段室に液体が流入
    しないときに貯えたエネルギを放出するばねであること
    を特徴とする請求項24記載の容積形ポンプ。 27)ポンプ室の行程容積が第2段室の行程容積の約2
    倍であることを特徴とする請求項24に記載の容積形ポ
    ンプ。 28)ポンプ室が実質的に環状であり、かつ第2段室が
    実質的に丸く形成されかつポンプ室の全体として横方向
    に配置されかつポンプ室により包囲されたことを特徴と
    する請求項26に記載の容積形ポンプ。 29)ポンプ室と第2段室が可撓性材料の可動性壁部材
    により画定されこれは移動部材とそれぞれの吸込行程上
    の第2段移動部材により係合可能でありかつ移動可能で
    あることを特徴とする請求項28に記載の容積形ポンプ
    。 30)ポンプ室からの出口はポンプ室と第2段室との間
    のつなぎ目では環状の間隙状通路であることを特徴とす
    る請求項28に記載の容積形ポンプ。 31)出口における弁装置は可撓性材料の環状フラップ
    弁であり、一方の端部は出口通路の一方の壁に留められ
    、そしてその他端を自由にし、出口通路の他の壁を係合
    しかつ離脱可能にすることにより室内の流体の流れと圧
    力条件に応答するようにしてあることを特徴とする請求
    項30に記載の容積形ポンプ。 32)供給室が実質的に環状であり、ポンプ室が実質的
    に丸く形成され、出口がポンプ室から全体として横方向
    に延びる通路であり、かつ第2段室が実質的に丸く形成
    されかつポンプ室に対して横方向にかつポンプ室に近接
    して配置されたことを特徴とする請求項24に記載の容
    積形ポンプ。 33)ポンプ室が略丸く、供給室が略環状であり、供給
    室およびポンプ室および入口通路は各々可撓性材料の第
    1および第2部材が供給室の外周部でシールされるよう
    に接合されることにより画定され、各々の可撓性部材は
    各室の対向する壁を形成するように永久的に形成されて
    おり、そして内部通路において可撓性部材はポンプ室を
    形成するその一部分に出口ポートを有し、さらにポンプ
    中の流体の重量と圧力下での移動に対して可撓性部材を
    支持するような剛性の支持部材からなることを特徴とす
    る請求項1に記載の容積形ポンプ。 34)入口弁装置は一方の端に沿つて入口通路に隣接す
    る可撓性部材の一つに接合された可撓性材料の実質的に
    環状のフラップの少なくとも一つを含み、その他方の端
    を自由にし、これによりリングはポンプ室内からの流体
    の背圧がなくても入口通路を開口したままにし、そして
    ポンプ室内からの流体の背圧に応じて入口通路が閉鎖す
    るようにたわむことを特徴とする請求項33に記載の容
    積形ポンプ。 35)供給室の体積容量が少なくともポンプ室の体積容
    量と同じであることを特徴とする請求項1から34まで
    のいずれか一項に記載の容積形ポンプ。 36)周囲がシールされた関係に接合されかつ全体とし
    て環状の供給室を画定するように恒久的に形成された可
    撓性材料の第1シートおよび第2シートと、供給室の内
    部の全体として丸いポンプ室と、供給室とポンプ室との
    接続部に細長い間隙状の開口部を形成する入口通路と、
    ポンプ室の一方の壁部に形成された出口開口部と、供給
    室の少なくとも一方の壁部に形成された吸込開口部とを
    備えた容積形ポンプ用の室形成要素。 37)入口弁が一方の端縁に沿つて入口通路に隣接した
    シートの一方に接合されかつ他方の端縁が自由な状態に
    保たれた可撓性材料の環状のフラップであり、それによ
    り該フラップがポンプ室の内部からの流体の背圧が作用
    していないときに入口通路を開放状態に保ちかつポンプ
    室の内部からの流体の背圧に応答してたわんで入口通路
    を閉じることを特徴とする請求項35記載の室形成要素
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