JPH02230619A - リードスイッチの製造方法 - Google Patents

リードスイッチの製造方法

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JPH02230619A
JPH02230619A JP5120689A JP5120689A JPH02230619A JP H02230619 A JPH02230619 A JP H02230619A JP 5120689 A JP5120689 A JP 5120689A JP 5120689 A JP5120689 A JP 5120689A JP H02230619 A JPH02230619 A JP H02230619A
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JP
Japan
Prior art keywords
reed switch
reed
contact point
contact
rhodium
Prior art date
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Pending
Application number
JP5120689A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Baba
馬場 正典
Haruyuki Ogiwara
荻原 春幸
Koichi Kondo
幸一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02230619A publication Critical patent/JPH02230619A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 リード片の接点部にロジウムめっきされたリードスイッ
チ、特に接点の長寿命化を可能にするリードスイッチの
製造方法に関し、 高磁力駆動時にも接点部に粘着現象を惹起することなく
、しかも数億回以上の動作が可能なリードスイッチめ提
供を目的とし、 リード片の接点部をガラス管中に封入してなるリードス
イッチの製造であって、ガラス管中に封入するに先立っ
てロジウムめっきされた接点部を、不活性ガス雰囲気中
において400乃至700゜Cで少なくとも15分間熱
処理するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はリード片の接点部にロジウムめっきされたリー
ドスイッチに係り、特に接点の長寿命化を可能にするリ
ードスイッチの製造方法に関する。
近年、車速やオイルレベル、ドアの開閉、シートベルト
の着用等、自動車を走行させるために必要な注意事項の
表示はほとんど電子化されており、検知用センサとして
取扱いが容易で小型化が可能なリードスイッチが広く使
用されている。
しかし自動車用のセンサに使用されるリードスイッチは
、通常の用途における駆動磁力よりもはるかに強い磁力
で駆動され、しかも桁違いに大きい数億回の開閉動作に
耐えることが要求される。
そこで強磁力駆動による数億回の開閉動作が可能なリー
ドスイッチの実現が要望されている。
C従来の技術〕 第4図はリードスイッチの構成を示ず側断面図である。
第4図においてリードスイッチは通常強磁性体からなる
一対のリード片1と、窒素ガスを主成分とするガス中に
リード片1を封入するガラス管2とで構成されており、
リード片1の一端に形成された接点部11は所定の間隔
を介して相対している。
かかるリードスインチの従来の製造方法は接点部11に
ロジウムめっきし、酸素雰囲気中において熱処理を行い
めっき表面を不活性化した後、ガラス管2の両側からリ
ード片1を挿入し接点部11が相対するように保持した
状態で、若干の酸素を含む窒素雰囲気中においてガラス
管2の両端を溶かして封止している。
なお、リードスイッチの動作特性や寿命は駆動方法によ
って大きく変わる。そこでリードスイッチと併せて標準
コイルが提供されており、標準コイルに所定の電流を流
すことによってカタログ等に記載された特性を得ること
ができる。
(発明が解決しようとする課B) リードスイッチの通常の用途における駆動磁力の強さは
、標準コイル駆動に換算して100アンベヤターン(A
T)以下であり、その場合には少なくともlOO万回の
開閉動作に耐えることができる。しかし自動車用センサ
として用いられるリードスイッチは、標準コイル駆動に
換算してIOOAT以上の強い磁力で駆動される場合が
ある。
強磁力駆動されると接点面が摺動する際に一方の接点面
の金属原子が、他の接点面の金属原了と結合して持ち去
られる転移現象が発生する。転移現象は動作回数と共に
促進されて接点面に機械的磨耗を生じ、磨耗の増大によ
って摺動時に接点面が引っ掛かり易くなって粘着現象を
惹起する。ぞの結果、リードスイッチの寿命の著しく短
縮させるという問題があった。
本発明の目的は高磁力駆動時にも接点部に粘着現象を惹
起することなく、しかも数億回以上の動作が可能なリー
ドスイッチを提供することにある。
〔課題を解決するだめの手段] 上記課題はリード片の接点部をガラス管中に封入してな
るリードスイッチの製造であって、ガラス管中に封入す
るに先立ってロジウムめっきされた接点部を、不活性ガ
ス雰囲気中において400乃至?00″Cで少なくとも
15分間熱処理する、本発明のリードスイッチの製造方
法によって達成される。
〔作 用〕
接点面に機械的磨耗が生じる主要因は摺動時に金属原子
が持ち去られる転移現象であり、一方の原子が他方の原
子に持ち去られる確率をZ、接点圧力をW、摺動距離を
し、接点面表面の硬さをHとすると、このときの磨耗容
積Vは次式によって与えられる。
V=ZWL/H 上式は接点圧力Wが増大しても接点面の硬さ11を大き
くすることで磨耗容積Vが減少し、リードスイッチを長
寿命化できることを示している。
即ち、ガラス管中に封入するに先立ってロジウムめっき
された接点部を、不活性ガス雰囲気#見こおいて400
乃至700℃で少なくとも15分間熱処理することによ
って、接点面が硬くなって高磁力駆動時にも接点部に粘
着現象を惹起することなく、数億回以上の動作が可能な
リードスイッチを実現することができる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例について説明する。第
1図は粘着特性を示す図、第2図は接触抵抗特性を示す
図、第3図は接点部磨耗特性を示す図である。
高磁力駆動されても接点面の硬度が高ければ粘着現象を
惹起することなく、しかもリードスイッチの動作回数を
増大せしめることが可能である。
そこで接点部にロジウムめっきされた多数個のリード片
を分割し、窒素雰囲気中において異なる処?温度で15
分間の熱処理を行った後、それぞれのリード片を有する
リードスイッチの粘着特性と接触抵抗特性を調査した。
なお粘着特性を表す開放値変動率は第1図(a)に示す
如く、標準コイルによってリードスイッチを繰り返し駆
動して、試験前の開放値DO.と試験後の開放値DO■
から次式により算出したものである。
?験の前後において粘着特性の変わらないリードスイッ
チ、即ち接点部の粘着特性が優れている場合はDOz 
=DO,で開放値変動率がOになるが、試験により接点
面に粘着性が生じるとDO■<Do,になって開放値変
動率は負になる′。そして絶対値が大きい程粘着傾向が
強ク−100%では吸着された接点部が垂離不能になる
リード片を窒素雰囲気中で15分間熱処理を行ったリー
ドスイッチは、第1図(ト))に示す如く処理温度が3
50゜C以下では粘着傾向が強く、平均値とばらつきの
大きさは熱処理してない場合とほとんど変わらない。し
かし処理温度が400゜C以上では平均値とばらつきが
小さ《なり、処理温度が上昇するに伴って粘着性が改善
されている。
一方、接触抵抗特性も第2図に示す如く処理温度に依存
しているが、熱処理してない場合の接触抵抗が最も小さ
くばらつきも小さい。そして処理温度が700゜Cを超
すと接触抵抗とばらつきが栄、激に増大する。
このように粘着特性と接触抵抗特性は処理温度に関し相
反する傾向にあり、ロジウムめっきが施されたリード片
を400乃至700″Cで熱処理するごとによって、粘
着特性と接触抵抗特性が最も優れたリードスイッチを形
成することができる。
第3図は接点部が窒素雰囲気中において500゜Cで1
5分間熱処理されたリードスイッチを、標準コイル駆動
に換算して200AT相当の高磁力で駆動した場合の接
点部磨耗特性である。従来の方法で製造されたリードス
イッチの場合は破線で示す如く、0.95 X 10”
回の動作で接点面に深さ2±lμmの磨耗痕が生じ、5
.6X108回の動作で接点面に深さ7μIの磨耗痕が
生じる。
それに対し本発明になる方法で製造されたリードスイッ
チは実線で示す如く、6X10’回の動作の後でも接点
面に残る磨耗痕の深さは0.2μ隅程度で極めて小さい
。なお熱処理時間が15分以下の場合は接点面の硬さが
充分に得られない。
このように接点部にロジウムめっきを施したリード片を
不活性ガス雰囲気中において、400乃至700゜Cで
少なくとも15分間熱処理することによって接点面が硬
くなり、高磁力駆動時にも接点部に粘着現象を惹起する
ことなく、数億回以上の動作が可能なリードスイッチを
実現する−ことができる。
第2図は接触抵抗特性を示す図、 第3図は接点部磨耗特性を示す図、 第4図はリードスイッチの構成を示す側断面図、である
〔発明の効果〕
上述の如く本発明によれば強磁力駆動による数億回の開
閉動作が可能なリードスイッチを提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は粘着特性を示す図、 (a) 冥2 図 動イ15 回 1食4 (x10り 枠,!.部粗t捕扛11 宜3品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リード片の接点部をガラス管中に封入してなるリードス
    イッチの製造であって、ガラス管中に封入するに先立っ
    てロジウムめっきされた該接点部を、不活性ガス雰囲気
    中において400乃至700℃で少なくとも15分間、
    熱処理することを特徴としたリードスイッチの製造方法
JP5120689A 1989-03-03 1989-03-03 リードスイッチの製造方法 Pending JPH02230619A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993019849A1 (en) * 1992-04-07 1993-10-14 Central Chemical Consulting Pty. Ltd. Heavy liquid for material separations
JP2002517320A (ja) * 1998-06-04 2002-06-18 キャベンディッシュ キネティクス リミテッド マイクロメカニカル素子

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