JPH02229607A - 圧延ロールとカップリングとの連結構造 - Google Patents
圧延ロールとカップリングとの連結構造Info
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- JPH02229607A JPH02229607A JP4945489A JP4945489A JPH02229607A JP H02229607 A JPH02229607 A JP H02229607A JP 4945489 A JP4945489 A JP 4945489A JP 4945489 A JP4945489 A JP 4945489A JP H02229607 A JPH02229607 A JP H02229607A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B35/00—Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives
- B21B35/14—Couplings, driving spindles, or spindle carriers specially adapted for, or specially arranged in, metal-rolling mills
- B21B35/141—Rigid spindle couplings, e.g. coupling boxes placed on roll necks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
この発明は、圧延機の圧延ロールを、駆動軸に連結され
たカップリングに連結する圧延ロールとカップリングと
の連結構造に関する。
たカップリングに連結する圧延ロールとカップリングと
の連結構造に関する。
く従来の技術〉
第10図及び第11図は、従来のロツクピン方式による
、圧延ロールとカップリングとの連結構造を示している
。同図において、圧延機の圧延口−ル(ioo)と、駆
動軸(図示せず)に取付けたカップリング(Lot)と
の連結は、ロックビン(104)の切欠部(104a)
をロールネック嵌合孔(102)側に向けた状態で、ロ
ールネック部(103)をロールネック嵌合孔(102
)に挿入した後、上記ロツクピン(104)を回動して
その周部(104b)をロールネック部(tOa.)の
係合溝(105)に係合することにより、ロールネック
部(103)の軸方向への移動を規制していた。
、圧延ロールとカップリングとの連結構造を示している
。同図において、圧延機の圧延口−ル(ioo)と、駆
動軸(図示せず)に取付けたカップリング(Lot)と
の連結は、ロックビン(104)の切欠部(104a)
をロールネック嵌合孔(102)側に向けた状態で、ロ
ールネック部(103)をロールネック嵌合孔(102
)に挿入した後、上記ロツクピン(104)を回動して
その周部(104b)をロールネック部(tOa.)の
係合溝(105)に係合することにより、ロールネック
部(103)の軸方向への移動を規制していた。
く発明が解決しようとする課題〉
上記連結構造においては、ロックピン(104)が、ス
ペース上その断面積をあまり大きくできないうえに、切
欠部(104a)を有しているので、ロックビン(10
4)の強度が不足して、ロツクピン(104)が曲がっ
たり、折れたりするという問題があった。
ペース上その断面積をあまり大きくできないうえに、切
欠部(104a)を有しているので、ロックビン(10
4)の強度が不足して、ロツクピン(104)が曲がっ
たり、折れたりするという問題があった。
また、上記のようにロックピン(1(14)の断面積を
あまり大きくできないので、ロックピン(104)の係
合溝(105)に対する係合面の面積をあまり大きく確
保できなかった。特に、ロックピン(104)及び係合
溝(105)が曲面どうしなので、線接触になりやすく
、したがって、ロックピン(104)の上記係合面は、
大きな面圧を受けることになり、この面圧の影響によっ
て、ロックピン(104)がへたるという問題があった
。
あまり大きくできないので、ロックピン(104)の係
合溝(105)に対する係合面の面積をあまり大きく確
保できなかった。特に、ロックピン(104)及び係合
溝(105)が曲面どうしなので、線接触になりやすく
、したがって、ロックピン(104)の上記係合面は、
大きな面圧を受けることになり、この面圧の影響によっ
て、ロックピン(104)がへたるという問題があった
。
このように、ロックピン方式による連結構造によれば、
ロックピンの強度が不足していること、及びロックピン
に及ぼされる面圧が過大であることに起因して、経時的
にロックピンが損傷することにより、上記連結が緩んだ
り、外れたりしていた。
ロックピンの強度が不足していること、及びロックピン
に及ぼされる面圧が過大であることに起因して、経時的
にロックピンが損傷することにより、上記連結が緩んだ
り、外れたりしていた。
この発明の目的は、長期間、良好な連結状態を維持でき
る圧延ロールとカップリングとの連結構造を提供するこ
とである。
る圧延ロールとカップリングとの連結構造を提供するこ
とである。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するためのこの発明に係る圧延ロールと
カップリングとの連結構造は、カップリングに設けたロ
ールネック嵌合孔に圧延ロールのロールネック部を嵌合
させた圧延ロールとカップリングとの連結構造において
、上記ロールネック部の端面に、止め板を、その一部が
当該端面の周縁部から突出する突出位置と突出を回避す
る退避位置との間を移動自在に取付けており、上記カッ
プリングに、上記止め板を移動させて所定部に止定する
位置調整手段を設けていると共に、上記ロールネック嵌
合孔に、突出位置にある止め板の突出部分と係合可能な
止め板係合部を設けており、上記位置調整手段によって
突出位置に止定した止め板を、止め板係合部に係合して
ロールネック部の抜脱を防止していることを特徴とする
ものである。
カップリングとの連結構造は、カップリングに設けたロ
ールネック嵌合孔に圧延ロールのロールネック部を嵌合
させた圧延ロールとカップリングとの連結構造において
、上記ロールネック部の端面に、止め板を、その一部が
当該端面の周縁部から突出する突出位置と突出を回避す
る退避位置との間を移動自在に取付けており、上記カッ
プリングに、上記止め板を移動させて所定部に止定する
位置調整手段を設けていると共に、上記ロールネック嵌
合孔に、突出位置にある止め板の突出部分と係合可能な
止め板係合部を設けており、上記位置調整手段によって
突出位置に止定した止め板を、止め板係合部に係合して
ロールネック部の抜脱を防止していることを特徴とする
ものである。
く作用〉
上記の構成の圧延ロールとカップリングとの連結構造に
よれば、止め板の肉厚を厚くすることにより、止め板の
十分な強度を確保することができる。また、当該止め板
の止め板係合部に対する係合面の面積を大きく確保でき
ると共に、上記係合が面接触なので、止め板が受ける面
圧を小さ《することができる。
よれば、止め板の肉厚を厚くすることにより、止め板の
十分な強度を確保することができる。また、当該止め板
の止め板係合部に対する係合面の面積を大きく確保でき
ると共に、上記係合が面接触なので、止め板が受ける面
圧を小さ《することができる。
さらに、位置調整手段によって、止め板を退避位置に移
動させることにより、ロールネック部をロールネック嵌
合孔から抜き出すことができる。
動させることにより、ロールネック部をロールネック嵌
合孔から抜き出すことができる。
く実施例〉
以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、この発明に係る圧延ロールとカップリングと
の連結構造を示す断面図であり、同図において、カップ
リング(1)の一端部に設けたロールネック嵌合孔(2
)に、圧延ロール(3)のロールネック部(4)を嵌合
し、上記ロールネック部(4)の端面(43)に一対の
規制ボルト(6)によって取付けた止め板(5)を、ロ
ールネック嵌合孔(2に設けた止め板係合部としての溝
部(2l)に係合していると共に、止め板(5)を位f
itff整手段としての往動用ボルト(7)及び復動用
ボルト(8)によって止定している。
の連結構造を示す断面図であり、同図において、カップ
リング(1)の一端部に設けたロールネック嵌合孔(2
)に、圧延ロール(3)のロールネック部(4)を嵌合
し、上記ロールネック部(4)の端面(43)に一対の
規制ボルト(6)によって取付けた止め板(5)を、ロ
ールネック嵌合孔(2に設けた止め板係合部としての溝
部(2l)に係合していると共に、止め板(5)を位f
itff整手段としての往動用ボルト(7)及び復動用
ボルト(8)によって止定している。
上記カップリング(1)の他端部は、図示しない駆動軸
に連結されている。
に連結されている。
上記ロールネック部(4)は、第3図に示すように、互
いに平行な平坦面(41)(42)を有している。上記
ロールネック嵌合孔(クには、軸方向に延びる適宜幅の
一対のライナ溝(22) (23)が、互いに対向する
ように形成されている。各ライチ溝(22) (23)
には、第2図に示すように、ライナ(9)がねじ00)
によって固定されており、これらライチ(9)よってロ
ールネック部(4)の上記平坦面(41) (42)を
、圧延ロール(3)とロールネック嵌合孔(2とが同心
になるように挾持して゜いる。
いに平行な平坦面(41)(42)を有している。上記
ロールネック嵌合孔(クには、軸方向に延びる適宜幅の
一対のライナ溝(22) (23)が、互いに対向する
ように形成されている。各ライチ溝(22) (23)
には、第2図に示すように、ライナ(9)がねじ00)
によって固定されており、これらライチ(9)よってロ
ールネック部(4)の上記平坦面(41) (42)を
、圧延ロール(3)とロールネック嵌合孔(2とが同心
になるように挾持して゜いる。
上記止め板係合部としての溝部(21)は、ロールネッ
ク嵌合孔(2)の最奥部に全周に亘って設けられている
。溝部(2l)には、第3図に示すように、ライナ溝(
22) (23)に対して円周方向に90度ずれた位置
に、上記往動用ボルト(′7)及び復動用ボルト(8)
をそれぞれ螺合させるねじ孔(11)(12)が貫通形
成されている。
ク嵌合孔(2)の最奥部に全周に亘って設けられている
。溝部(2l)には、第3図に示すように、ライナ溝(
22) (23)に対して円周方向に90度ずれた位置
に、上記往動用ボルト(′7)及び復動用ボルト(8)
をそれぞれ螺合させるねじ孔(11)(12)が貫通形
成されている。
上記止め板(5)は、第4図に示すように、上記ロール
ネック部(4)と同一断面形状をしており、互いに平行
な平坦部(51)(52)を脊している。この止め板(
5)は、厚肉で十分な強度を有している。この止め板(
5)の端面(53)側には、第5図に示すように、座ぐ
り部(54)が設けられ、該座ぐり部(54)には、上
記規制ボルト(6)を挿通させる案内孔(55)が設け
られている。この案内孔(55)は、第4図において、
上下方向にのびる長穴に形成されており、該長穴の長さ
J(第5図参照)は、規制ボルト(6)の径よりも充分
に長く、その幅は規制ボルト(6)の径に略等しくなっ
ている。
ネック部(4)と同一断面形状をしており、互いに平行
な平坦部(51)(52)を脊している。この止め板(
5)は、厚肉で十分な強度を有している。この止め板(
5)の端面(53)側には、第5図に示すように、座ぐ
り部(54)が設けられ、該座ぐり部(54)には、上
記規制ボルト(6)を挿通させる案内孔(55)が設け
られている。この案内孔(55)は、第4図において、
上下方向にのびる長穴に形成されており、該長穴の長さ
J(第5図参照)は、規制ボルト(6)の径よりも充分
に長く、その幅は規制ボルト(6)の径に略等しくなっ
ている。
上記規制ボルト(6)は、案内孔(55)を挿通してロ
ールネック部(4)の端面(43)のねじ孔(44)
(45)に螺入されている。この規制ボルト(6)の首
下には段付部(61)が設けられており、当該規制ボル
ト(6)を最大限に締付けた状態で、止め板(5)に対
して締付け力が及ぼされないようになっている。したが
って、止め板(5)は、規制ボルト(6)の締付状態で
、上記長穴である案内孔(55)に案内されて第5図に
おいて上下方向に移動することができる。
ールネック部(4)の端面(43)のねじ孔(44)
(45)に螺入されている。この規制ボルト(6)の首
下には段付部(61)が設けられており、当該規制ボル
ト(6)を最大限に締付けた状態で、止め板(5)に対
して締付け力が及ぼされないようになっている。したが
って、止め板(5)は、規制ボルト(6)の締付状態で
、上記長穴である案内孔(55)に案内されて第5図に
おいて上下方向に移動することができる。
上記案内孔(55)の配設位置及び長さノは、上記止め
板(5)を第6図及び第7図のように上方へ移動させた
状態で、止め板(5)の一部が、ロールネック部(4)
の端面(43)の周縁部(43a)から突出できる(以
下、この止め板(5)の位置を突出位置という)と共に
、この突出位置にある止め板(5)が、溝部(21)と
の係合面積を充分確保てき、且つ、止め板(5)を第4
図及び第5図のように下方へ移動させた状態で、止め板
(5)が上記の突出を回避できる(以下、この止め板(
5)の位置を退避位置という)ように、設定されている
。上記のように、止め板(5)の溝部(21)との係合
面積を充分確保することにより、止め板(5)にがかる
面圧を小さくできるようにしてある。
板(5)を第6図及び第7図のように上方へ移動させた
状態で、止め板(5)の一部が、ロールネック部(4)
の端面(43)の周縁部(43a)から突出できる(以
下、この止め板(5)の位置を突出位置という)と共に
、この突出位置にある止め板(5)が、溝部(21)と
の係合面積を充分確保てき、且つ、止め板(5)を第4
図及び第5図のように下方へ移動させた状態で、止め板
(5)が上記の突出を回避できる(以下、この止め板(
5)の位置を退避位置という)ように、設定されている
。上記のように、止め板(5)の溝部(21)との係合
面積を充分確保することにより、止め板(5)にがかる
面圧を小さくできるようにしてある。
上記往動用ボルトq)は、第1図に示すように、カップ
リング(1)の外周側からねじ孔(11)に螺入してあ
り、その先端部が溝部(21)内に侵入して止め板(5
)の上端部(5a)に当接している。当該往動用ボルト
(7)は、これを捩じ込むことにより、止め板(5)を
第1図において上方の突出位置へ移動させて、止め板(
5)の下端部(5b)を溝部(21)内に押入し係合さ
せるものである。
リング(1)の外周側からねじ孔(11)に螺入してあ
り、その先端部が溝部(21)内に侵入して止め板(5
)の上端部(5a)に当接している。当該往動用ボルト
(7)は、これを捩じ込むことにより、止め板(5)を
第1図において上方の突出位置へ移動させて、止め板(
5)の下端部(5b)を溝部(21)内に押入し係合さ
せるものである。
上記復動用ボルト(8)は、カップリング(1)の外周
側からねじ孔(l2)に螺大してあり、その先端部が溝
部(21)内に侵入して止め板(5)の下端部(″5b
)に当接している。当該復動用ボルト(8)は、これを
捩じ込むことにより、止め板(5)を第1図において下
方の退避位置へ移動させて、止め板(5)の上端部(5
b)を溝部(21)から退避させ上記係合を解除させる
ものである。
側からねじ孔(l2)に螺大してあり、その先端部が溝
部(21)内に侵入して止め板(5)の下端部(″5b
)に当接している。当該復動用ボルト(8)は、これを
捩じ込むことにより、止め板(5)を第1図において下
方の退避位置へ移動させて、止め板(5)の上端部(5
b)を溝部(21)から退避させ上記係合を解除させる
ものである。
この実施例によれば、圧延ロール(3)を取付ける場合
には、ロールネック部(4)を所定位置へ回動させて止
め板(5)を、その自重により退避位置へ移動させ、こ
の状態で、ロールネック部(4)をロールネック嵌合孔
(2)に挿入することができる。そして、この挿入状態
で、止め板(5)を往動ボルト(7)によつて第1図に
おいて上方の突出位置へ移動させることにより、止め板
(5)をロールネック嵌合孔(2)の溝部(21)に係
合させることができる。そして、復動用ボルト(8)を
締付けて、往動用ボルト(力及び復動用ボルト(8)の
押圧力により、止め板(5)を止定して、上記係合状態
を保持することができる。これにより、ロールネック部
(4)がロールネック嵌合孔(2)から抜けるのを防止
することができる。
には、ロールネック部(4)を所定位置へ回動させて止
め板(5)を、その自重により退避位置へ移動させ、こ
の状態で、ロールネック部(4)をロールネック嵌合孔
(2)に挿入することができる。そして、この挿入状態
で、止め板(5)を往動ボルト(7)によつて第1図に
おいて上方の突出位置へ移動させることにより、止め板
(5)をロールネック嵌合孔(2)の溝部(21)に係
合させることができる。そして、復動用ボルト(8)を
締付けて、往動用ボルト(力及び復動用ボルト(8)の
押圧力により、止め板(5)を止定して、上記係合状態
を保持することができる。これにより、ロールネック部
(4)がロールネック嵌合孔(2)から抜けるのを防止
することができる。
また、上記係合状態で往動ボルト(7)を緩め、復動ボ
ルト(8)によって止め板(5)を突出位置から退避位
置へ移動させることにより、止め板(5)を溝部(2l
)から退避させ、上記係合を解除することができる。
ルト(8)によって止め板(5)を突出位置から退避位
置へ移動させることにより、止め板(5)を溝部(2l
)から退避させ、上記係合を解除することができる。
さらに、上記往動用ボルト(7)や復動用ボルト(8)
によって、止め板(5)の位置調整を外部から容易に行
うことができる。
によって、止め板(5)の位置調整を外部から容易に行
うことができる。
第8図及び第9図は、止め板の他の実施例を示している
。この止め板(9)は、第9図において上下方向に移動
可能にロールネック部(4)の端面(43)に取付けら
れた一対の開拡部材(91)(92)と、これら開拡部
材(91)(92)間に第9図において左右に移動可能
に取付けられた楔部材(93)からなる。該楔部材(9
3)は、第8図において、右へいくほど狭くなるテーパ
状に、その上下端部(93a) (93b)が形成され
ており、上記開拡部材(91) (92)の、楔部材(
93)と接触する端部(9 1a) (92a)は、上
記テーパと同一傾斜となっている。上記開拡部材(91
)(92)の端部(91a) (92a)には、案内溝
(9lb) (92b)が形成されており、楔部材(9
3)の上下端部(93a) (93b)には、第9図に
示すように、上記案内溝(9lb) (92b)に係合
した突片(93c) (93d)が形成されている。
。この止め板(9)は、第9図において上下方向に移動
可能にロールネック部(4)の端面(43)に取付けら
れた一対の開拡部材(91)(92)と、これら開拡部
材(91)(92)間に第9図において左右に移動可能
に取付けられた楔部材(93)からなる。該楔部材(9
3)は、第8図において、右へいくほど狭くなるテーパ
状に、その上下端部(93a) (93b)が形成され
ており、上記開拡部材(91) (92)の、楔部材(
93)と接触する端部(9 1a) (92a)は、上
記テーパと同一傾斜となっている。上記開拡部材(91
)(92)の端部(91a) (92a)には、案内溝
(9lb) (92b)が形成されており、楔部材(9
3)の上下端部(93a) (93b)には、第9図に
示すように、上記案内溝(9lb) (92b)に係合
した突片(93c) (93d)が形成されている。
往動ボルト(7)は、第8図において楔部材(93)を
右方向に移動させて、上記一対の開拡部材(91)(9
2)を上下に開拡し、これにより、開拡部材(91)(
92)をロールネック部(4)の端面(43)の周縁部
(43a)から突出させてロールネック嵌合孔(2)の
溝部(21)に係合させるものである(第9図参照)。
右方向に移動させて、上記一対の開拡部材(91)(9
2)を上下に開拡し、これにより、開拡部材(91)(
92)をロールネック部(4)の端面(43)の周縁部
(43a)から突出させてロールネック嵌合孔(2)の
溝部(21)に係合させるものである(第9図参照)。
復動ボルト(8)は、第8図において楔部材(93)を
左方向に移動させて、上記一対の開拡部材(91)(9
2)を近接させ、これにより、上記突出を回避させて上
記係合を解除するものである。
左方向に移動させて、上記一対の開拡部材(91)(9
2)を近接させ、これにより、上記突出を回避させて上
記係合を解除するものである。
この実施例によれば、前述の実施例と同様の効果が得ら
れることに加えて、止め板(9)が、溝部(2l)の上
下2か所で係合するので、係合面積を大きくでき、止め
板(9)にかかる面圧を一層小さくすることができる。
れることに加えて、止め板(9)が、溝部(2l)の上
下2か所で係合するので、係合面積を大きくでき、止め
板(9)にかかる面圧を一層小さくすることができる。
なお、この発明の圧延ロールとカップリングとの連結構
造は、上記各実施例に限定されるものでなく、例えば、
往動用ボルトq)及び復動用ボルト(8)にそれぞれロ
ックナットを螺合させて、止め板(5) (9)の位置
止定をさらに強固にすること、また、止め板係合部を溝
部以外の凹部とすること等、この発明の要旨を変更しな
い範囲で種々の設計変更を施すことができる。
造は、上記各実施例に限定されるものでなく、例えば、
往動用ボルトq)及び復動用ボルト(8)にそれぞれロ
ックナットを螺合させて、止め板(5) (9)の位置
止定をさらに強固にすること、また、止め板係合部を溝
部以外の凹部とすること等、この発明の要旨を変更しな
い範囲で種々の設計変更を施すことができる。
く発明の効果〉
以上のように、この発明に係る圧延ロールとカップリン
グとの連結構造によれば、ロールネック嵌合孔にロール
ネック部を嵌合した状態で、位置調整手段によって止定
した止め板を、ロールネック嵌合孔に設けた止め板係合
部に係合することによりロールネック部の抜け止めを行
っているが、この止め板による係合であれば、止め板の
肉厚を厚くするだけで、止め板の十分な強度を確保する
ことができる。また、当該止め板の止め板係合部に対す
る係合面の面積を大きく確保できると共に、上記係合が
面接触なので、止め板が受ける面圧を小さくすることが
できる。このように、止め板に十分な強度を持たせ、止
め板が受ける面圧を小さくすることができるので、止め
板の損傷を防止でき、長期間、良好な連結状態を維持で
きるという特有の効果を奏する。
グとの連結構造によれば、ロールネック嵌合孔にロール
ネック部を嵌合した状態で、位置調整手段によって止定
した止め板を、ロールネック嵌合孔に設けた止め板係合
部に係合することによりロールネック部の抜け止めを行
っているが、この止め板による係合であれば、止め板の
肉厚を厚くするだけで、止め板の十分な強度を確保する
ことができる。また、当該止め板の止め板係合部に対す
る係合面の面積を大きく確保できると共に、上記係合が
面接触なので、止め板が受ける面圧を小さくすることが
できる。このように、止め板に十分な強度を持たせ、止
め板が受ける面圧を小さくすることができるので、止め
板の損傷を防止でき、長期間、良好な連結状態を維持で
きるという特有の効果を奏する。
第1図は本発明に係る圧延ロールとカップリングとの連
結構造を示す縦断面図、 第2図はその横断面図、 第3図は第2図のm−m断面図、 第4図及び第5図は止め板が退避位置にある状態の正面
図及び断面側面図、 第6図及び第7図は止め板が突出位置にある状態の正面
図及び断面側面図、 第8図は止め板の他の実施例を示す概略図、第9図はそ
の要部断面図、 第10図及び第11図は従来の連結構造を示す断面正面
図及び断面側面図である。 (1)・・・カップリング、 (2)・・・ロールネッ
ク嵌合孔、(3)・・・圧延ロール、(4)・・・ロー
ルネック部、(5)・・・止め板、
結構造を示す縦断面図、 第2図はその横断面図、 第3図は第2図のm−m断面図、 第4図及び第5図は止め板が退避位置にある状態の正面
図及び断面側面図、 第6図及び第7図は止め板が突出位置にある状態の正面
図及び断面側面図、 第8図は止め板の他の実施例を示す概略図、第9図はそ
の要部断面図、 第10図及び第11図は従来の連結構造を示す断面正面
図及び断面側面図である。 (1)・・・カップリング、 (2)・・・ロールネッ
ク嵌合孔、(3)・・・圧延ロール、(4)・・・ロー
ルネック部、(5)・・・止め板、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、カップリングに設けたロールネック嵌 合孔に圧延ロールのロールネック部を嵌 合させた圧延ロールとカップリングとの 連結構造において、上記ロールネック部 の端面に、止め板を、その一部が当該端 面の周縁部から突出する突出位置と突出 を回避する退避位置との間を移動自在に 取付けており、上記カップリングに、上 記止め板を移動させて所定部に止定する 位置調整手段を設けていると共に、上記 ロールネック嵌合孔に、突出位置にある 止め板の突出部分と係合可能な止め板係 合部を設けており、上記位置調整手段に よって突出位置に止定した止め板を、止 め板係合部に係合してロールネック部の 抜脱を防止していることを特徴とする圧 延ロールとカップリングとの連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4945489A JPH02229607A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 圧延ロールとカップリングとの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4945489A JPH02229607A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 圧延ロールとカップリングとの連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229607A true JPH02229607A (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=12831587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4945489A Pending JPH02229607A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 圧延ロールとカップリングとの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02229607A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014034593A1 (ja) | 2012-08-31 | 2014-03-06 | 株式会社ジェイテクト | ロックピン、ロックピン回動工具および連結開放構造 |
JP2014046348A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Jtekt Corp | ロックピンおよび連結構造 |
CN103691740A (zh) * | 2013-12-06 | 2014-04-02 | 常州金安冶金设备有限公司 | 一种轧机主传动接手 |
CN105555428A (zh) * | 2013-09-19 | 2016-05-04 | 福伊特专利有限公司 | 抗相对转动的轴-毂连接件,尤其是在辊轧机中使用的辊颈-碰撞器连接件、轴颈容纳件以及辊轧机的用于驱动至少一个工作辊的驱动设施 |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP4945489A patent/JPH02229607A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014034593A1 (ja) | 2012-08-31 | 2014-03-06 | 株式会社ジェイテクト | ロックピン、ロックピン回動工具および連結開放構造 |
JP2014046348A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Jtekt Corp | ロックピンおよび連結構造 |
CN105555428A (zh) * | 2013-09-19 | 2016-05-04 | 福伊特专利有限公司 | 抗相对转动的轴-毂连接件,尤其是在辊轧机中使用的辊颈-碰撞器连接件、轴颈容纳件以及辊轧机的用于驱动至少一个工作辊的驱动设施 |
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