JPH02228902A - 靴の中敷、及びその製造方法 - Google Patents

靴の中敷、及びその製造方法

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JPH02228902A
JPH02228902A JP5243489A JP5243489A JPH02228902A JP H02228902 A JPH02228902 A JP H02228902A JP 5243489 A JP5243489 A JP 5243489A JP 5243489 A JP5243489 A JP 5243489A JP H02228902 A JPH02228902 A JP H02228902A
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JP
Japan
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far
insole
infrated
resin
radiation material
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Pending
Application number
JP5243489A
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English (en)
Inventor
Keiichirou Yukimitsu
敬一郎 幸光
Masuo Hosokawa
益男 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosokawa Micron Corp
Original Assignee
Hosokawa Micron Corp
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は靴の中敷、及びその製造方法に関するものであ
る。
(従来技術) 靴の中敷には保温、通気、防臭効果、クツション材及び
感触性向上などの役割が与えられているが、その中でも
保温と通気は最も大切な要件である。従来、靴の保温性
を増すための中敷の材料としては皮革、紙、合成樹脂と
その繊維、天然繊維、及びこれらを組合せて使用してい
た。例えば、繊維の生地を起毛させたり、綿や獣毛の間
にアクリル、ポリエステル等の合成繊維を入れたものが
ある。これらは生地表面部に空気を多く抱かせることに
より、保温性を増すようにしたち・のである。
(発明が解決しようとする課題) 一方、通気性も保温性とは別に靴の中敷に求められる要
素であるが、靴の中敷におけるこの保温性と通気性とは
互いに相反するものであり、両方の効果を持たせること
は容易ではなかった。
本発明はこうした点に鑑み、従来とは全く別の方法によ
って、従来よりも大幅に保温性と通気性に優れた靴の中
敷を提供することにある。
(!I!題を解決するための手段) 本発明は、靴の中敷の表面あるいはその内部に遠赤外線
放射材を介在させることにあり、そのために先ず遠赤外
線放射材と樹脂との複合粉末を造リ、これを靴の中敷の
表面に塗布し、あるいは構成部材の間に散布充填し、そ
の後加熱圧縮して表面に融着、又は構成部材の間に封入
して遠赤外線放射材の層を形成させるものである。
中敷に遠赤外線放射材を着ける方法としては、まず遠赤
外線放射材の粉末を樹脂と混合し、加熱溶融し、これを
噴霧乾燥、あるいは冷却固化させた後に粉砕して均一な
複合粉末を造る。この複合粉末は第2図(1) 、 (
2) 、(3)に示す何れの構成のものであってもよい
遠赤外線放射材は、アルミナ系、ジルコニア系、マグネ
シア系、炭化系、窒化系、酸化鉄系などのすべての遠赤
外線放射セラミックスが使用可能である。
また、樹脂としてはポリエチレン、ポリエステル、ポリ
プロピレン、ナイロン、EVA、酢ビ懸化物などの熱可
塑性樹脂を使用することができる。
(作用) すなわち、中敷の表面あるいはその構成部材の間に散布
充填された遠赤外線放射材と樹脂とからなる複合粉末が
、加熱圧縮されることによって樹脂分が熔融して中敷の
表面および構成部材に融着し、あるいは構成部材の内部
に封入されて中敷の表面あるいは内部に遠赤外線放射材
の層を形成させることになる。
このようにして、中敷の表面あるいは中敷の構成部材の
間に遠赤外線放射材を介在させることにより、靴を装着
した時に体温により暖められた遠赤外線放射材から遠赤
外線が放射され、それによって足部を皮膚の内部から温
める。そして、温められた皮膚表面からの発熱現象が活
発になるに及んで遠赤外線の放射量も増加されるという
ように、皮膚と遠赤外線放射材との間で空気を介して放
射熱の作用により優れた保温効果が得られる。
(発明の効果) 本発明は、遠赤外線放射材を中敷の表面に接着、あるい
は内部に封入させることにより、きわめて保温性に優れ
た靴の中敷を造ることができる。
また、従来はど中敷表面部の空気を多くし、かつこれを
極力保持させる必要はなくなり、通気性に優れた材料と
構造を持つものであっても十分保温効果を発揮し、通気
性と保温性とを兼ね備えた中敷を提供できるようになっ
た。
(実施例) 次に、実施例を説明する。
酸化ジルコニアの粉末とポリエチレン樹脂粉末をそれぞ
れ10〜90%の割合で混合し、加熱溶融させた後、噴
霧乾燥あるいは冷却固化したものを粉砕機で適当な大き
さに整粒粉砕して複合粉末を造る。次に、この複合粉末
を中敷の上に均一に散布して中敷の構成部材である繊維
間に充填させ、表面の余分な粉末を除去した後、例えば
アイロン等でヒートプレスして複合粉末の樹脂分を溶融
させ、それによって酸化ジルコニア粉末を繊維に融着さ
せ、あるいは繊維同士を接合させて空間を塞いで酸化ジ
ルコニア粉末を封入させることができ、中敷内部にほぼ
均一な遠赤外線放射材の層を形成させることができた。
なお、でき上がった中敷を靴に装着して履いた感触は遠
赤外線放射材を着けていない通常のものと比べほとんど
違和感もなく、本発明の目的である適度な温かさを十分
に感じるものであった。
また、数時間そのまま履いていても汗ばんだり、蒸れる
こともなかった。
(別の実施例) 遠赤外線放射材と樹脂との複合粉末の大きさ、形状、お
よびその構成成分の割合等は任意に変更することができ
、例えば、流動性を良くして均一散布を図るため、球状
に造粒したり、中敷への融着を主として表面部に行うた
め偏平状に成型したりすることも可能である。
なお、本発明は、中敷の材料、構成に限定されるもので
はなく、例えば織布、不織布を含め、あらゆる種類の繊
維、樹脂、皮革、コルク、紙など、中敷として従来使用
のすべてのものに実施可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例による中敷の表面部分の概要を示す断
面図、第2図(1) 、(2) 、 (3)は複合粉末
の形態を示す拡大断面図である。 図において、 a・・・・・・酸化ジルコニア粉末、 b・・・ 0.・ポリエチレン樹脂、 C・・・・・・構成部材の繊維であ る。 以 上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面あるいは内部に遠赤外線放射材を接着または
    封入させたことを特徴とする靴の中敷。
  2. (2)遠赤外線放射材と樹脂との複合粉末を造り、これ
    を中敷の表面に塗布、あるいはその構成部材の間に充填
    した後、加熱圧縮させて遠赤外線放射材を中敷の表面あ
    るいは内部に融着または封入させることを特徴とする請
    求項1記載の靴の中敷の製造方法。
JP5243489A 1989-03-02 1989-03-02 靴の中敷、及びその製造方法 Pending JPH02228902A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07108001A (ja) * 1993-10-13 1995-04-25 Yoshikiyuu:Kk セラミックスの細粒を介在したスリッパおよび靴の中敷

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07108001A (ja) * 1993-10-13 1995-04-25 Yoshikiyuu:Kk セラミックスの細粒を介在したスリッパおよび靴の中敷

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