JPH02227847A - 光磁気記録媒体 - Google Patents
光磁気記録媒体Info
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- JPH02227847A JPH02227847A JP1049646A JP4964689A JPH02227847A JP H02227847 A JPH02227847 A JP H02227847A JP 1049646 A JP1049646 A JP 1049646A JP 4964689 A JP4964689 A JP 4964689A JP H02227847 A JPH02227847 A JP H02227847A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/10582—Record carriers characterised by the selection of the material or by the structure or form
- G11B11/10586—Record carriers characterised by the selection of the material or by the structure or form characterised by the selection of the material
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁界変調方式でオーバーライドが可能な多層光
磁気記録媒体に関する。
磁気記録媒体に関する。
最近、高密度、大容量、高いアクセス速度、並びに高い
記録及び再生速度を含めた種々の要求を満足する光学的
記録再生方法、それに使用される記録装置、再生装置及
び記録媒体を開発しようとする努力が成されている。
記録及び再生速度を含めた種々の要求を満足する光学的
記録再生方法、それに使用される記録装置、再生装置及
び記録媒体を開発しようとする努力が成されている。
広範囲な光学的記録再生方法の中で、光磁気記録再生方
法は、情報を記録、再生した後、消去することができ、
新たな情報を再び記録、再生することが何回でも繰り返
しできるというユニークな利点のために、最も大きな魅
力に満ちている。
法は、情報を記録、再生した後、消去することができ、
新たな情報を再び記録、再生することが何回でも繰り返
しできるというユニークな利点のために、最も大きな魅
力に満ちている。
この光磁気記録再生方法で使用される記録媒体は、記録
層として1層又は多層の垂直磁化膜(perpendi
cular magnetic 1ayer or 1
ayers)を有する。この磁化膜は、例えばアモルフ
ァスのGdFe。
層として1層又は多層の垂直磁化膜(perpendi
cular magnetic 1ayer or 1
ayers)を有する。この磁化膜は、例えばアモルフ
ァスのGdFe。
GdCo、 GdFeCo、 TbFe、 TbCo、
TbFeCoなどからなる。
TbFeCoなどからなる。
記録層は一般に同心円状、らせん状又は直線状のトラッ
クを成しており、このトラックの上に情報が記録される
。ここで本明細書では、膜面に対し「上向き(upwa
rd) J又は「下向き(downward )Jの何
れか一方を、rA向き」、他方を「逆A向き」と定義す
る。記録すべき情報は、予め2値化されており、この情
報が「A向き」の磁化方向を有するマークの状態B、と
、「逆A向き」の磁化方向を有するマークの状態B0と
の2つで記録される。これらのマークの1つが1ビツト
に相当し、マークの状態B1とBoは、2値信号の“l
”と“0”の何れか一方と他方にそれぞれ相当する。
クを成しており、このトラックの上に情報が記録される
。ここで本明細書では、膜面に対し「上向き(upwa
rd) J又は「下向き(downward )Jの何
れか一方を、rA向き」、他方を「逆A向き」と定義す
る。記録すべき情報は、予め2値化されており、この情
報が「A向き」の磁化方向を有するマークの状態B、と
、「逆A向き」の磁化方向を有するマークの状態B0と
の2つで記録される。これらのマークの1つが1ビツト
に相当し、マークの状態B1とBoは、2値信号の“l
”と“0”の何れか一方と他方にそれぞれ相当する。
一般には情報が記録されるトラックの磁化は、記録前に
強力な記録磁界を外部から印加することによって「逆A
向き」のマークの状態B0に揃えられる。この処理は初
期化(initialize)と呼ばれる。
強力な記録磁界を外部から印加することによって「逆A
向き」のマークの状態B0に揃えられる。この処理は初
期化(initialize)と呼ばれる。
その上で記録する情報の信号に応じてトラックに「A向
き」の磁化方向を有するマークの状態Bを形成する。情
報は、これらのマークの状態B0とB、との2値の組み
合わせによって言と録される。
き」の磁化方向を有するマークの状態Bを形成する。情
報は、これらのマークの状態B0とB、との2値の組み
合わせによって言と録される。
記録の原理:
記録媒体上の磁化状態に於いては、レーザの特徴即ち空
間的コヒーレンス性(coherence)が有利に使
用され、レーザ光の波長によって決定される回折限界と
ほとんど同じ位に小さいスポットにビームを絞り込める
。絞り込まれた光はトラック表面に照射され、記録層に
直径が1μm以下のマークを形成することにより情報が
記録される。光学的記録においては、理論的に約10”
ビット/ crlまでの記録密度を達成することがで
きる。何故ならば、レーザビームはその波長とほぼ同じ
程度に小さい直径を有するスポットにまで凝縮(con
cen trate)することが出来るからである。
間的コヒーレンス性(coherence)が有利に使
用され、レーザ光の波長によって決定される回折限界と
ほとんど同じ位に小さいスポットにビームを絞り込める
。絞り込まれた光はトラック表面に照射され、記録層に
直径が1μm以下のマークを形成することにより情報が
記録される。光学的記録においては、理論的に約10”
ビット/ crlまでの記録密度を達成することがで
きる。何故ならば、レーザビームはその波長とほぼ同じ
程度に小さい直径を有するスポットにまで凝縮(con
cen trate)することが出来るからである。
第4図は、光磁気記録方式の記録原理を説明する概念図
である。第4図に示すように、光磁気記録においては、
レーザビームLを記録層1の上に絞りこみ、それを加熱
する。その間、初期化された向きとは反対の向きの記録
磁界Hbを、加熱された部分に外部から印加する。そう
すると局部的に加熱された部分の保磁力Hc(coer
sivity)は減少し記録磁界Hbより小さくなる。
である。第4図に示すように、光磁気記録においては、
レーザビームLを記録層1の上に絞りこみ、それを加熱
する。その間、初期化された向きとは反対の向きの記録
磁界Hbを、加熱された部分に外部から印加する。そう
すると局部的に加熱された部分の保磁力Hc(coer
sivity)は減少し記録磁界Hbより小さくなる。
その結果、その部分の磁化Mは、記録磁界Hbの向きに
並ぶ。
並ぶ。
こうして逆向きに磁化されたマークの状態B、が形成さ
れる。
れる。
フェロ磁性材料とフェリ磁性材料では、磁化M及び保磁
力Heの温度依存性が異なる。フェロ磁性材料はキュリ
ー点付近で減少する保磁力Hcを有し、この現象に基づ
いて記録が実行される。従って、Tc書込み(キュリー
点書込み)と引用される。
力Heの温度依存性が異なる。フェロ磁性材料はキュリ
ー点付近で減少する保磁力Hcを有し、この現象に基づ
いて記録が実行される。従って、Tc書込み(キュリー
点書込み)と引用される。
他方、フェリ磁性材料はキュリー点Tcより低い補償温
度Tc*−+p(COmpenSajlOn ie[I
II)eratLlre)を有しており、そこでは磁化
Mはゼロになる。逆にこの温度付近で保磁力Hcが非常
に大きくなり、その温度から外れると保磁力Heが急激
に低下する。この低下した保磁力Heは、比較的弱い記
録磁界Hbによって打ち負かされる。つまり、記録が可
能になる。この記録プロセスはT co、、e書込み(
補償点書込み)と呼ばれる。
度Tc*−+p(COmpenSajlOn ie[I
II)eratLlre)を有しており、そこでは磁化
Mはゼロになる。逆にこの温度付近で保磁力Hcが非常
に大きくなり、その温度から外れると保磁力Heが急激
に低下する。この低下した保磁力Heは、比較的弱い記
録磁界Hbによって打ち負かされる。つまり、記録が可
能になる。この記録プロセスはT co、、e書込み(
補償点書込み)と呼ばれる。
もっとも、キュリー点Tc又はその近辺、及び補償温度
T c e□の近辺にこだわる必要はない。要するに、
室温T、より高い所定の温度に於いて、低下した保磁力
Hcを有する磁性材料に対し、その低下した保磁力He
を打ち負かせる記録磁界Hbを印加すれば、記録は可能
である。
T c e□の近辺にこだわる必要はない。要するに、
室温T、より高い所定の温度に於いて、低下した保磁力
Hcを有する磁性材料に対し、その低下した保磁力He
を打ち負かせる記録磁界Hbを印加すれば、記録は可能
である。
丘忠立凰ユニ
第5図は、光磁気効果に基づく情報再生の原理を示す概
念図である。光は、光路に垂直な平面上で全ての方向に
通常は発散している電磁場ベクトルを有する電磁波であ
る。光が直線偏光t、pに変換され、そして記録層1に
照射されたとき、光はその表面で反射されるか又は記録
層1を透過する。
念図である。光は、光路に垂直な平面上で全ての方向に
通常は発散している電磁場ベクトルを有する電磁波であ
る。光が直線偏光t、pに変換され、そして記録層1に
照射されたとき、光はその表面で反射されるか又は記録
層1を透過する。
このとき、偏光面は磁化Mの向きに従って回転する。こ
の回転する現象は、磁気カー(Kerr)効果又は磁気
ファラデー(Faraday)効果と呼ばれる。
の回転する現象は、磁気カー(Kerr)効果又は磁気
ファラデー(Faraday)効果と呼ばれる。
例えば、もし反射光の偏光面がrA向き」磁化に対して
θに度回転するとすると、「逆A向き」磁化に対しては
一θに度回転する。従って、光アナライザ(偏光子)の
軸を−θに度傾けた面に垂直にセットしておくと、「逆
A向き」に磁化されたマークの状態B0から反射された
光はアナライザを透過することができない。それに対し
て「A向き」に磁化されたマークの状態B、から反射さ
れた光は、(sin2θk)2を乗じた分がアナライザ
を透過し、ディテクタ(光電変換手段)に捕獲される。
θに度回転するとすると、「逆A向き」磁化に対しては
一θに度回転する。従って、光アナライザ(偏光子)の
軸を−θに度傾けた面に垂直にセットしておくと、「逆
A向き」に磁化されたマークの状態B0から反射された
光はアナライザを透過することができない。それに対し
て「A向き」に磁化されたマークの状態B、から反射さ
れた光は、(sin2θk)2を乗じた分がアナライザ
を透過し、ディテクタ(光電変換手段)に捕獲される。
その結果、rA向き」のマークの状態B、は「逆A向き
」のマークの状態B、よりも明るく見え、ディテクタに
於いて強い電気信号を発生させる。このディテクタから
の電気信号は、記録された情報に従って変調されるので
、情報が再生されるのである。
」のマークの状態B、よりも明るく見え、ディテクタに
於いて強い電気信号を発生させる。このディテクタから
の電気信号は、記録された情報に従って変調されるので
、情報が再生されるのである。
ところで、記録済みの媒体を再使用するには、(i)媒
体を再び初期化装置で初期化するか、又は(ii)記録
装置に記録ヘッドと同様な消去ヘッドを併設するか、又
は(iii)予め、前段処理として記録装置又は消去装
置を用いて記録済み情報を消去する必要がある。
体を再び初期化装置で初期化するか、又は(ii)記録
装置に記録ヘッドと同様な消去ヘッドを併設するか、又
は(iii)予め、前段処理として記録装置又は消去装
置を用いて記録済み情報を消去する必要がある。
従って、光磁気記録方式では、これまで、記録済み情報
の有無にかかわらず新たな情報をその場で記録できるオ
ーバーライドは、不可能とされていた。
の有無にかかわらず新たな情報をその場で記録できるオ
ーバーライドは、不可能とされていた。
しかしながら、記録時に記録磁界Hbの向きを変えれば
自由にマークの状態B、かマークの状態B1を選択的に
形成できる訳であり、最近、記録磁界Hbの向きを変調
してオーバーライドを行う磁界変調方式でオーバーライ
ドが可能な光磁気記録方法及び媒体が提案された。
自由にマークの状態B、かマークの状態B1を選択的に
形成できる訳であり、最近、記録磁界Hbの向きを変調
してオーバーライドを行う磁界変調方式でオーバーライ
ドが可能な光磁気記録方法及び媒体が提案された。
しかし、磁界変調方式オーバーライドでは、レーザ光を
変調させずに連続発光させるので、従来のパルス発光に
比べ記録位置での温度勾配が小さくなる為、■境界のは
っきりしたマークの状態B1やB。を形成するためすな
わち均質なマークを書くためには、書込み温度近傍での
保磁力Hcの変化を大きくしなければならないし、又、
■記録磁界Hbがゼロのとき、マークの向きがほとんど
磁化反転しないようにしなければならない。これら■と
■の磁気特性を同時に満足させる為には、媒体として、
記録層の補償温度T cepPとキュリー点Tcが接近
したものを選択しなければならない。
変調させずに連続発光させるので、従来のパルス発光に
比べ記録位置での温度勾配が小さくなる為、■境界のは
っきりしたマークの状態B1やB。を形成するためすな
わち均質なマークを書くためには、書込み温度近傍での
保磁力Hcの変化を大きくしなければならないし、又、
■記録磁界Hbがゼロのとき、マークの向きがほとんど
磁化反転しないようにしなければならない。これら■と
■の磁気特性を同時に満足させる為には、媒体として、
記録層の補償温度T cepPとキュリー点Tcが接近
したものを選択しなければならない。
その結果、そのような記録層は、わずかな組成のズレや
組成のムラが敏感に磁気特性を変化させ、そのため媒体
作製の歩留りがきわめて低いという第1の問題点があっ
た。
組成のムラが敏感に磁気特性を変化させ、そのため媒体
作製の歩留りがきわめて低いという第1の問題点があっ
た。
また、逆に磁界変調方式ではあまり大きな記録磁界Hb
の印加ができない。その理由は、大きな磁界を高速で変
調するには、大きな電磁石、大きな電流、大きな電流変
換手段などが必要で、そうなると記録再生装置が大型に
なるためである。このために、前記■の外に更に、■小
さな記録磁界(Hb=2000e以下)で充分に記録層
の磁化が可能でなければならない。そのため、この矛盾
した■と■の磁気特性を同時に満足させる記録層の組成
設計は難しく、これまでそのような組成は報告されてい
なかった。(第2の問題点) 〔課題を解決する為の手段〕 上記問題点の解決の為に、発明者は長い間鋭意研究の結
果、ついに、次に定義する媒体が前記の2つの問題点を
同時に解決できることを見い出し、本発明を成すに到っ
た。よって、本発明は、それぞれが垂直磁気異方性を有
する2層からなり、各層がRE−TMの合金組成を有し
ており、T compl <Tc+++npz <Tc
t<Tct、であり、又、室温TRにて、 Ms、Hc、<MslHcl、 であり、又、T e e v+ p 1以下において、
式(1):を満足する、磁界変調方式でオーバーライド
が可能な多層光磁気記録媒体(第1図参照)を提供する
。
の印加ができない。その理由は、大きな磁界を高速で変
調するには、大きな電磁石、大きな電流、大きな電流変
換手段などが必要で、そうなると記録再生装置が大型に
なるためである。このために、前記■の外に更に、■小
さな記録磁界(Hb=2000e以下)で充分に記録層
の磁化が可能でなければならない。そのため、この矛盾
した■と■の磁気特性を同時に満足させる記録層の組成
設計は難しく、これまでそのような組成は報告されてい
なかった。(第2の問題点) 〔課題を解決する為の手段〕 上記問題点の解決の為に、発明者は長い間鋭意研究の結
果、ついに、次に定義する媒体が前記の2つの問題点を
同時に解決できることを見い出し、本発明を成すに到っ
た。よって、本発明は、それぞれが垂直磁気異方性を有
する2層からなり、各層がRE−TMの合金組成を有し
ており、T compl <Tc+++npz <Tc
t<Tct、であり、又、室温TRにて、 Ms、Hc、<MslHcl、 であり、又、T e e v+ p 1以下において、
式(1):を満足する、磁界変調方式でオーバーライド
が可能な多層光磁気記録媒体(第1図参照)を提供する
。
但し、RE:希土類金属
TM:遷移金属
T3゜1.1 :第1層の補償温度
T c o□t :第2層の補償温度
Tc、:第1層のキュリー点
Tc、:第2層のキュリー点
TR:室温
Hc、 :第1層の保磁力
Hc、:第2層の保磁力
Ms、 :第1層の飽和磁気モーメントMs、:第2層
の飽和磁気モーメント 上1:第1層の膜厚 t、:第2層の膜厚 σW :交換結合力、である。
の飽和磁気モーメント 上1:第1層の膜厚 t、:第2層の膜厚 σW :交換結合力、である。
尚、第1図で、第1層、第2層は、基板Sに対し逆に積
層されていてもよい。
層されていてもよい。
一般に、フェリ磁性の希土類金属RE−遷移遷移金属7
企 って大きく磁気特性が変化する。ここで、T coas
t <Teaset <Tct<Tct、の関係を有
する媒体を仮定する。その上で、書き込み温度Tを、 (1)T<7。0イ。
企 って大きく磁気特性が変化する。ここで、T coas
t <Teaset <Tct<Tct、の関係を有
する媒体を仮定する。その上で、書き込み温度Tを、 (1)T<7。0イ。
(2)To.、11〈T<Te0ffip2 、(3)
Tcoepx < T < T+,、の3つの領域に分
けて考えてみると、2層膜のみかけの保磁力He (
2層全体で考えた時のHc)は、次のようになる。
Tcoepx < T < T+,、の3つの領域に分
けて考えてみると、2層膜のみかけの保磁力He (
2層全体で考えた時のHc)は、次のようになる。
mT<Te.、p+の場合には、2層膜の各々は、RE
の副格子磁化がTMのそれより大きい。そのため、2層
膜の第1層と第2層の各マークの状態が同じ方向になる
タイプ(パラレルタイプ)となり、書込みに関与する第
2層の保磁力Hc.に比べ、2層膜全体のみかけの保磁
力Hcは: MS1j + + Mst t * となるか、又、 2M51j+ MS1tt の場合は、 保磁力Heは: となる。
の副格子磁化がTMのそれより大きい。そのため、2層
膜の第1層と第2層の各マークの状態が同じ方向になる
タイプ(パラレルタイプ)となり、書込みに関与する第
2層の保磁力Hc.に比べ、2層膜全体のみかけの保磁
力Hcは: MS1j + + Mst t * となるか、又、 2M51j+ MS1tt の場合は、 保磁力Heは: となる。
つまり、いずれにせよ、2層膜全体のみかけの保磁力H
eが小さい。
eが小さい。
従って、初期化し易い。
σ1
He−Hct+
2 Mst j !
(2)Tc、、pl <T<Tceapxの場合には、
第1層はTMの副格子磁化がREのそれより大きく、第
2層は逆にREの副格子磁化がTMのそれより大きいの
で、第1層と第2層のマークの状態が逆の方向になるタ
イプ(アンチパラレルタイプ)となり、書込みに関与す
る第2層の保磁力Hc、と比べて、第2層の補償温度以
下で、 (3)Tcampz < T < Tct の場合に
は、2層膜の各々は、両層が7Mリッチであるから(1
)と同様にパラレルタイプになり、書込みに関与する第
2層の保磁力HC1に比べ、2層膜全体のみかけの保磁
力Hcは: を満足している場合に限り2層膜全体のみかけのである
から、その差、 の分だけ、2層膜全体のみかけの保磁力Hcが減の場合
は、 であるから、その差、 の分だけ、2層膜全体のみかけの保磁力Hcが減少する
。つまり、Hcは小さい。
第1層はTMの副格子磁化がREのそれより大きく、第
2層は逆にREの副格子磁化がTMのそれより大きいの
で、第1層と第2層のマークの状態が逆の方向になるタ
イプ(アンチパラレルタイプ)となり、書込みに関与す
る第2層の保磁力Hc、と比べて、第2層の補償温度以
下で、 (3)Tcampz < T < Tct の場合に
は、2層膜の各々は、両層が7Mリッチであるから(1
)と同様にパラレルタイプになり、書込みに関与する第
2層の保磁力HC1に比べ、2層膜全体のみかけの保磁
力Hcは: を満足している場合に限り2層膜全体のみかけのである
から、その差、 の分だけ、2層膜全体のみかけの保磁力Hcが減の場合
は、 であるから、その差、 の分だけ、2層膜全体のみかけの保磁力Hcが減少する
。つまり、Hcは小さい。
従って、(2)では見かけの保磁力Heが大きく、又、
(3)では見かけの保磁力Hcが小さい。つまり、書き
込み温度Tをこの(2)と(3)の温度範囲の境界付近
に選択すれば、2層膜全体のみかけの保磁力HCは大き
く変化することになる。
(3)では見かけの保磁力Hcが小さい。つまり、書き
込み温度Tをこの(2)と(3)の温度範囲の境界付近
に選択すれば、2層膜全体のみかけの保磁力HCは大き
く変化することになる。
よって、前述の仮定は、前記■の課題を解決することが
理解されよう。
理解されよう。
また、第2層が補償温度T eas、、を持つため、浮
遊磁界が小さいので、前記■の課題を解決する。
遊磁界が小さいので、前記■の課題を解決する。
また、前述の仮定によれば、Tct<Tct、すなわち
、第1層のキュリー点Tc、を第2層のキュリー点Tc
、より高くしたので、前述の書き込み温度付近、すなわ
ちTc、付近では、第2層の飽和磁気モーメントMs2
は僅かであるものの第1層の飽和磁気モーメントMSl
が大きい。従って、記録磁界に敏感に反応するので、小
さな磁場でも有効に記録が行える。これにより、前述の
仮定が前記■の課題を解決することが理解されよう。
、第1層のキュリー点Tc、を第2層のキュリー点Tc
、より高くしたので、前述の書き込み温度付近、すなわ
ちTc、付近では、第2層の飽和磁気モーメントMs2
は僅かであるものの第1層の飽和磁気モーメントMSl
が大きい。従って、記録磁界に敏感に反応するので、小
さな磁場でも有効に記録が行える。これにより、前述の
仮定が前記■の課題を解決することが理解されよう。
以上、■と■の課題の解決により、前記第1の問題点は
解決し、■と■の課題の解決により、前記第2の問題点
も解決した。
解決し、■と■の課題の解決により、前記第2の問題点
も解決した。
つまり、書き込みの温度は、第2層の補償温度T e
a。、より上で且つ、第2層のキュリー点Tc。
a。、より上で且つ、第2層のキュリー点Tc。
付近(±30℃)が好ましい。
尚、該2層光磁気記録媒体において、第1層を一般式:
%式%
に選んだ場合、x=15〜27原子%、y=10〜50
原子%、である合金が好ましい。
原子%、である合金が好ましい。
又は、該媒体において、第1層を一般式:%式%
に選んだ場合、x=15〜27原子%、y=原子−〜5
0原子%、である合金が好ましい。
0原子%、である合金が好ましい。
又は、該媒体において、第1層を一般式;%式%
に選んだ場合、x=15〜27原子%、Y=原子−50
原子%、z=原子−100原子%、である合金が好まし
い。
原子%、z=原子−100原子%、である合金が好まし
い。
一方、該2層光磁気記録媒体において、第2層を一般式
: %式% に選んだ場合、x=18〜30原子%、Y=2〜20原
子%、で原子台金が好ましい。
: %式% に選んだ場合、x=18〜30原子%、Y=2〜20原
子%、で原子台金が好ましい。
又、該媒体において、第2層を一般式:%式%
に選んだ場合、X=18〜30原子%、Y=3〜35原
子%、z= 0〜100原子%、である合金が好ましい
。
子%、z= 0〜100原子%、である合金が好ましい
。
又、該媒体において、第2層を一般式:%式%
に選んだ場合、X=18〜30原子%、y=Q〜30原
子%、z= 0〜50原子に、である合金が好ましい。
子%、z= 0〜50原子に、である合金が好ましい。
〔実施例1〕
2元のRFマグネトロン・スパッタリング装置を用い、
厚さ1.2+am、直径130mmのディスク状ガラス
基板を該装置の真空チャンバー内にセットする。
厚さ1.2+am、直径130mmのディスク状ガラス
基板を該装置の真空チャンバー内にセットする。
真空チャンバー内を一旦5 X 10””Paまで排気
した後、アルゴンガスを導入し、A「ガス圧を2×10
−’Paに保持しながら、成膜速度的3入/秒で、スパ
ッタリングを行なう。
した後、アルゴンガスを導入し、A「ガス圧を2×10
−’Paに保持しながら、成膜速度的3入/秒で、スパ
ッタリングを行なう。
最初にターゲットとしてGdFeCo合金を用い、基板
上に膜厚t 、 = 350人のGd+5PessCO
+s垂直磁化膜からなる第1層を形成する。
上に膜厚t 、 = 350人のGd+5PessCO
+s垂直磁化膜からなる第1層を形成する。
続いて真空状態を保持したまま、ターゲットとしてTb
DyFeCo合金を用い、第1層の上に膜厚t。
DyFeCo合金を用い、第1層の上に膜厚t。
=500人のTb+5DYs Fea*CO+o垂直磁
化膜からなる第2層を形成する。こうして2層光磁気記
録媒体が製造される。
化膜からなる第2層を形成する。こうして2層光磁気記
録媒体が製造される。
その室温での磁気特性を表1に示す。
表1
また、
B+ =Hc++Hci=4,850
−1,130
故に、B+>Bt。
従って、式(1)と式(2)の両式を満足する。
又、
この媒体は室温で両層共REリッチであり、又Le+n
、、 <Teases <TCt<TCiを満足して
いる。
、、 <Teases <TCt<TCiを満足して
いる。
尚、実施例1では、室温で、
故に、AI <At。
なので、室温でのこの媒体のみかけの保磁力Heである
。
。
第2図に、実施例1で作成した媒体の、保磁力Hcの温
度特性を示す。比較として、第2層のみ(TbDyPe
Co層)の保持力He、の温度特性も示しである。この
ように2層にすることによって、保磁力Hcの温度特性
を改善できた。
度特性を示す。比較として、第2層のみ(TbDyPe
Co層)の保持力He、の温度特性も示しである。この
ように2層にすることによって、保磁力Hcの温度特性
を改善できた。
第3図に、実施例1で作成したディスクに情報を記録し
た時のCN比の記録磁界Hb依存性について調べた結果
を示す。第2図のようにCN比は、記録磁界Hbの大き
さがほとんど0の付近から急激に立ち上がっており、磁
界変調方式でオーバーライドが可能となるのに適した媒
体であることがわかる。
た時のCN比の記録磁界Hb依存性について調べた結果
を示す。第2図のようにCN比は、記録磁界Hbの大き
さがほとんど0の付近から急激に立ち上がっており、磁
界変調方式でオーバーライドが可能となるのに適した媒
体であることがわかる。
tt=soo人のTb14FetoCQm の垂直磁
化膜からなる第2層を形成する。こうして2層光磁気記
録媒体が製造される。
化膜からなる第2層を形成する。こうして2層光磁気記
録媒体が製造される。
その室温での磁気特性を表2に示す。
表2
〔実施例2〕
2元のRFマグネトロン・スパッタリング装置を用い、
厚さ1.2m11.直径130mmのディスク状ガラス
基板を該装置の真空チャンバー内にセットする。
厚さ1.2m11.直径130mmのディスク状ガラス
基板を該装置の真空チャンバー内にセットする。
真空チャンバー内を一旦5 X lO”Paまで排気し
た後、アルゴンガスを導入し、Arガス圧を2×10−
’Paに保持しながら、成膜速度約3人/秒で、スパッ
タリングを行なう。
た後、アルゴンガスを導入し、Arガス圧を2×10−
’Paに保持しながら、成膜速度約3人/秒で、スパッ
タリングを行なう。
最初にターゲットとしてDyFeCo合金を用い、基板
上に膜厚t 、 = 500人のDYtt、 5Fe4
scOtc sの垂直磁化膜からなる第1層を形成する
。
上に膜厚t 、 = 500人のDYtt、 5Fe4
scOtc sの垂直磁化膜からなる第1層を形成する
。
続いて真空状態を保持したまま、ターゲットとしてTb
FeCo合金を用い、第1層の上に膜厚t2がこの媒体
は室温で両層共REリッチであり、又T eomp+
<Tees+pl <Tel < Tctを満足してい
る。
FeCo合金を用い、第1層の上に膜厚t2がこの媒体
は室温で両層共REリッチであり、又T eomp+
<Tees+pl <Tel < Tctを満足してい
る。
〔実施例3〕
2元のRFマグネトロン・スパッタリング装置を用い、
厚さ1.2mo+、直径130mmのディスク状ガラス
基板を該装置の真空チャンバー内にセットする。
厚さ1.2mo+、直径130mmのディスク状ガラス
基板を該装置の真空チャンバー内にセットする。
真空チャンバー内を一旦5 X 10−’Paまで排気
した後、アルゴンガスを導入し、A「ガス圧を2×10
””Paに保持しながら、成膜速度約3人/秒で、スパ
ッタリングを行なう。
した後、アルゴンガスを導入し、A「ガス圧を2×10
””Paに保持しながら、成膜速度約3人/秒で、スパ
ッタリングを行なう。
最初にターゲットとしてGdDyFeCo合金を用い、
基板上に膜厚t l = 350人のGduDy*Fe
1iCOt+の垂直磁化膜からなる第1層を形成する。
基板上に膜厚t l = 350人のGduDy*Fe
1iCOt+の垂直磁化膜からなる第1層を形成する。
続いて真空状態を保持したまま、ターゲットとしてGd
DyFeCo合金を用い、第1層の上に膜厚L t =
500人のGd+aDY+1Fet*COs の垂
直磁化膜からなる第2層を形成する。こうして2層光磁
気記録媒体が製造される。
DyFeCo合金を用い、第1層の上に膜厚L t =
500人のGd+aDY+1Fet*COs の垂
直磁化膜からなる第2層を形成する。こうして2層光磁
気記録媒体が製造される。
その室温での磁気特性を表3に示す。
表3
この媒体は室温で第1層がTMリッチ、第2層がREリ
ッチであり、また T C6111pl < Tea4pt 〈Tel
< Telを満足している。
ッチであり、また T C6111pl < Tea4pt 〈Tel
< Telを満足している。
以上の様に本発明によれば、磁界変調オーバーライドに
適した媒体を作製できる。また第1層にGdPeCo等
のキュリー点Tctの高い物質を用いる為、カー回転角
が大きくなり、読出しの時のC/N比が向上する。
適した媒体を作製できる。また第1層にGdPeCo等
のキュリー点Tctの高い物質を用いる為、カー回転角
が大きくなり、読出しの時のC/N比が向上する。
第1図は、本発明の磁界変調方式でオーバーライドが可
能な多層光磁気記録媒体の、縦断面を示す概念図である
。 第2図は、本発明の実施例1の記録媒体の、温度Tに対
するみかけの保磁力Hcを示したグラフである。実線は
実施例の2層膜のみかけの保磁力Heを、破線は比較の
ため第2層のみの保持力HC8を示す。 第3図は、本発明の実施例1の記録媒体の、CN比の記
録磁界Hb依存性を示すグラフである。 第4図は、光磁気記録方式の記録原理を説明する概念図
である。 第5図は、光磁気記録方式の再生原理を説明する概念図
である。 B l−r A向き」磁化を有するマークB0パ・パ゛
「逆A向き」磁化を有するマーク1− ・−・−第1層 2・・・・・・・−第2層 S・−・−・・−・・・基板
能な多層光磁気記録媒体の、縦断面を示す概念図である
。 第2図は、本発明の実施例1の記録媒体の、温度Tに対
するみかけの保磁力Hcを示したグラフである。実線は
実施例の2層膜のみかけの保磁力Heを、破線は比較の
ため第2層のみの保持力HC8を示す。 第3図は、本発明の実施例1の記録媒体の、CN比の記
録磁界Hb依存性を示すグラフである。 第4図は、光磁気記録方式の記録原理を説明する概念図
である。 第5図は、光磁気記録方式の再生原理を説明する概念図
である。 B l−r A向き」磁化を有するマークB0パ・パ゛
「逆A向き」磁化を有するマーク1− ・−・−第1層 2・・・・・・・−第2層 S・−・−・・−・・・基板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれが垂直磁気異方性を有する2層からなり、
各層が希土類金属−遷移金属の合金組成を有しており、
第2層のキュリー点が第1層のキュリー点より低く、第
2層の補償温度が室温とキュリー点の間にあり、第1層
の補償温度が第2層の補償温度より低く、室温で第1層
の飽和磁気モーメントと第1層の保持力の積が、第2層
の磁気モーメントと第2層の保持力の積と第2層の保持
力よりも小さく、第2層の補償温度以下で、 Hc_1−σ_w/2Ms_1t_1<Hc_2−σ_
w/2Ms_2t_2かつ、 Hc_1+Hc_2>|σ_w/2Ms_1t_1−σ
_w/2Ms_2t_2|を満足することを特徴とする
、磁界変調方式でオーバーライトが可能な多層光磁気記
録媒体。 2 請求項第1項記載の光磁気記録媒体において、第1
層が一般式: Gd_x(Fe_1_0_0−_yCo_y)_1_0
_0_−_x、(ただし、x=15〜27原子%、 y=10〜50原子%) からなる合金であることを特徴とする媒体。 3 請求項第1項記載の光磁気記録媒体において、第1
層が一般式: Dy_x(Fe_1_0_0_−_yCo_y)_1_
0_0_−_x、(ただし、x=15〜27原子%、 y=10〜50原子%) からなる合金であることを特徴とする媒体。 4 請求項第1項記載の光磁気記録媒体において、第1
層が一般式: (Gd_zDy_1_0_0_−_z)_x(Fe_1
_0_0_一_yCo_y)_1_0_0_−_x、(
ただし、x=15〜27原子%、 y=10〜50原子%、 z=0〜100原子%) からなる合金であることを特徴とする媒体。 5 請求項第1項記載の光磁気記録媒体において、第2
層が一般式: Tb_x(Fe_1_0_0_−_yCo_y)_1_
0_0_−_x、(ただし、x=18〜30原子%、 y=2〜20原子%) からなる合金であることを特徴とする媒体。 6 請求項第1項記載の光磁気記録媒体において、第2
層が一般式: (Tb_zDy_1_0_0_−_z)_x(Fe_1
_0_0_−_yCo_y)_1_0_0_−_x、(
ただし、x=18〜30原子%、 y=3〜35原子%、 z=0〜100原子%) からなる合金であることを特徴とする媒体。 7 請求項第1項記載の光磁気記録媒体において、第2
層が一般式: (Gd_zTb_1_0_0_−_z)_x(Fe_1
_0_0_−_yCo_y)_1_0_0_−_x、(
ただし、x=18〜30原子%、 y=0〜30原子%、 z=0〜50原子%) からなる合金であることを特徴とする媒体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1049646A JP2830018B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 光磁気記録媒体 |
EP90302213A EP0385786B1 (en) | 1989-03-01 | 1990-03-01 | Magnetooptical recording medium |
DE69021606T DE69021606T2 (de) | 1989-03-01 | 1990-03-01 | Magnetooptischer Aufzeichungsträger. |
US07/708,008 US5240784A (en) | 1989-03-01 | 1991-05-24 | Magnetooptical recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1049646A JP2830018B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 光磁気記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02227847A true JPH02227847A (ja) | 1990-09-11 |
JP2830018B2 JP2830018B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12836971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1049646A Expired - Fee Related JP2830018B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 光磁気記録媒体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0385786B1 (ja) |
JP (1) | JP2830018B2 (ja) |
DE (1) | DE69021606T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5143798A (en) * | 1991-01-16 | 1992-09-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Magneto-optical recording medium having double magnetic layers including a light rare earth element and satisfying a specified condition involving the product of the thickness and magnetization saturation of said layers |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2910287B2 (ja) * | 1990-12-19 | 1999-06-23 | ソニー株式会社 | 光磁気記録媒体 |
US5282095A (en) * | 1991-04-24 | 1994-01-25 | U.S. Philips Corporation | Direct over-write magneto-optical recording medium having multiple recording layers, and method of recording new information by directly overwriting pre-existing recorded information on such medium |
US5599619A (en) * | 1991-10-18 | 1997-02-04 | International Business Machines Corporation | Write once magneto-optic media and system |
DE69327711T2 (de) * | 1992-07-29 | 2000-06-29 | Seiko Epson Corp | Magnetooptisches aufzeichnungsmedium und verfahren zu seiner herstellung |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3752222T2 (de) * | 1986-07-08 | 1999-03-25 | Canon Kk | Magnetoptisches Aufzeichnungsmedium mit der Möglichkeit des Überschreibens mit zwei oder mehr Magnetschichten und dieses Medium verwendende Aufzeichnungsmethode |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP1049646A patent/JP2830018B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-03-01 EP EP90302213A patent/EP0385786B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-01 DE DE69021606T patent/DE69021606T2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5143798A (en) * | 1991-01-16 | 1992-09-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Magneto-optical recording medium having double magnetic layers including a light rare earth element and satisfying a specified condition involving the product of the thickness and magnetization saturation of said layers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0385786B1 (en) | 1995-08-16 |
EP0385786A1 (en) | 1990-09-05 |
JP2830018B2 (ja) | 1998-12-02 |
DE69021606D1 (de) | 1995-09-21 |
DE69021606T2 (de) | 1996-04-04 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |