JPH02227160A - 帯状物乾燥装置 - Google Patents
帯状物乾燥装置Info
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- JPH02227160A JPH02227160A JP4539589A JP4539589A JPH02227160A JP H02227160 A JPH02227160 A JP H02227160A JP 4539589 A JP4539589 A JP 4539589A JP 4539589 A JP4539589 A JP 4539589A JP H02227160 A JPH02227160 A JP H02227160A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、帯状物、特に塗液を塗布して走行する帯状物
の乾燥装置に関し1例えば写真感光材料を製造する際の
乾燥工程に使用される。
の乾燥装置に関し1例えば写真感光材料を製造する際の
乾燥工程に使用される。
[従来の技術]
金′属板、プラスチックシート、あるいは紙などの長尺
の支持体に各種の積層あるいはコーティングを行う写真
感光材料、その他各種の製品は、−般に、所定の成分を
有機溶剤に溶解あるいは分散してなる塗液を支持体に塗
布し、これを乾燥することにより製造されている。
の支持体に各種の積層あるいはコーティングを行う写真
感光材料、その他各種の製品は、−般に、所定の成分を
有機溶剤に溶解あるいは分散してなる塗液を支持体に塗
布し、これを乾燥することにより製造されている。
この乾燥方法としては9例えば、塗液を塗布した帯状物
に熱風を吹き付けてこれを乾燥する(対流加熱)ものや
、帯状物の上下に配設した加熱板からの放射熱により乾
燥する(放射加熱)ものがある(特開昭60−1498
71号公報)。また、ロール内部に熱媒体を導通し、帯
状物をこのロールに接触させロール表面からの熱伝導に
より乾燥する(伝導加熱)方法もある(特開昭60−2
1334号公報、特開昭61−82778号公報)。
に熱風を吹き付けてこれを乾燥する(対流加熱)ものや
、帯状物の上下に配設した加熱板からの放射熱により乾
燥する(放射加熱)ものがある(特開昭60−1498
71号公報)。また、ロール内部に熱媒体を導通し、帯
状物をこのロールに接触させロール表面からの熱伝導に
より乾燥する(伝導加熱)方法もある(特開昭60−2
1334号公報、特開昭61−82778号公報)。
いずれの方法においても、帯状物を均一に乾燥するため
に、その加熱制御は、支持体の種類、走行速度、有機溶
剤の種類等に応じて熱風あるいは熱媒体の流量、温度、
流し方等を適宜変えることにより行われている。
に、その加熱制御は、支持体の種類、走行速度、有機溶
剤の種類等に応じて熱風あるいは熱媒体の流量、温度、
流し方等を適宜変えることにより行われている。
ところで、写真感光材料等の製造工程においては、塗布
工程は実質的に連続して行うのが有利であるため9通常
、有限長さの支持体を順次接合して供給ロールにセット
しこのロールから接合した支持体を塗布部に供給するこ
とにより塗布作業を中断することなく行っている。
工程は実質的に連続して行うのが有利であるため9通常
、有限長さの支持体を順次接合して供給ロールにセット
しこのロールから接合した支持体を塗布部に供給するこ
とにより塗布作業を中断することなく行っている。
この場合9例えば、支持体に対する塗布量は一定であっ
て支持体の厚みが異なる場合、あるいは支持体の厚みは
一定であって塗布量が異なる場合等が生じうる。
て支持体の厚みが異なる場合、あるいは支持体の厚みは
一定であって塗布量が異なる場合等が生じうる。
そして、支持体の厚みが異なるものが接合されていた場
合であっても同一の乾燥条件により乾燥が行われていた
。
合であっても同一の乾燥条件により乾燥が行われていた
。
[発明により解決すべき課題]
しかしながら、このような帯状物の厚みに差がある。す
なわち熱容量が異なるものに同一の乾燥条件で乾燥を行
った場合には、乾燥出口で帯状物の温度に差が生じるこ
とが認められこの温度差に基づいて残留する溶剤量が変
化することが確認されていた。
なわち熱容量が異なるものに同一の乾燥条件で乾燥を行
った場合には、乾燥出口で帯状物の温度に差が生じるこ
とが認められこの温度差に基づいて残留する溶剤量が変
化することが確認されていた。
そして、このような差は、乾燥の差となって最終的な製
品の品質に悪影響を及ぼす結果となっていた。
品の品質に悪影響を及ぼす結果となっていた。
よって1本発明は、上記課題を解決する新規な帯状物乾
燥装置を提供することを目的とする。
燥装置を提供することを目的とする。
[発明による課題の解決手段]
本発明の帯状物乾燥装置は、走行する帯状物に接触可能
に配される加熱ロールと、該加熱ロールと前記帯状物と
の接触角度を定めるスイングロールと、前記帯状物の厚
みに応じて前記接触角度が変化するように該スイングロ
ールを移動させるスイングロール移動手段とからなる。
に配される加熱ロールと、該加熱ロールと前記帯状物と
の接触角度を定めるスイングロールと、前記帯状物の厚
みに応じて前記接触角度が変化するように該スイングロ
ールを移動させるスイングロール移動手段とからなる。
そして、前記スイングロール移動手段は、スイングロー
ルを前記加熱ロール近傍領域で移動させる移動機構と、
前記帯状物の厚みを検出する検出手段と、該検出手段の
出力信号により前記移動機構を作動制御する制御手段と
を備えることが好ましい。
ルを前記加熱ロール近傍領域で移動させる移動機構と、
前記帯状物の厚みを検出する検出手段と、該検出手段の
出力信号により前記移動機構を作動制御する制御手段と
を備えることが好ましい。
帯状物の種類は特に制限されるものではなく。
例えば各種プラスチックシート、紙あるいは金属等の支
持体に用途に応じて必要な成分が揮発性有機溶剤に溶解
あるいは分散された塗液が塗布されているものでよい。
持体に用途に応じて必要な成分が揮発性有機溶剤に溶解
あるいは分散された塗液が塗布されているものでよい。
揮発性有機溶剤は溶解あるいは分散する成分などに応じ
て適当なものが選択されるが1例えばベンゼン、トルエ
ン、アルコール、アセトン、酢酸メチル、メチレングリ
コールなどである。
て適当なものが選択されるが1例えばベンゼン、トルエ
ン、アルコール、アセトン、酢酸メチル、メチレングリ
コールなどである。
上記帯状物を乾燥する加熱ロールは、走行する帯状物を
このロールに接触させて加熱するもので、帯状物は専ら
この加熱ロールからの伝導伝熱によって乾燥される。
このロールに接触させて加熱するもので、帯状物は専ら
この加熱ロールからの伝導伝熱によって乾燥される。
加熱ロールの温度は、帯状物を所定の溶剤残留量程度ま
で乾燥しうるように設定され、帯状物の種類、走行速度
および有機溶剤の種類などを考慮して適宜設定される。
で乾燥しうるように設定され、帯状物の種類、走行速度
および有機溶剤の種類などを考慮して適宜設定される。
加熱ロールへの熱媒体としては、オイル、溶融金属、加
熱水蒸気等が利用される。
熱水蒸気等が利用される。
接触角度は、第1図に示すように、帯状物1と加熱ロー
ル8との接触範囲を角度θで表したものである。この角
度θは、スイングロール9の位置によって定まり、スイ
ングロールを移動させることによりこの角度θは変化す
る。
ル8との接触範囲を角度θで表したものである。この角
度θは、スイングロール9の位置によって定まり、スイ
ングロールを移動させることによりこの角度θは変化す
る。
また、この接触角度θは、帯状物1の加熱ロール8に対
する接触時間、すなわち加熱時間を決めることができ、
θを変化させることにより加熱時間を調節することがで
きる。従って、スイングロール9を移動させることによ
り接触角度θを変化させこれにより帯状物の加熱時間を
調節することができる。
する接触時間、すなわち加熱時間を決めることができ、
θを変化させることにより加熱時間を調節することがで
きる。従って、スイングロール9を移動させることによ
り接触角度θを変化させこれにより帯状物の加熱時間を
調節することができる。
スイングロール9は、帯状物の厚みに応じて移動し、厚
みが大きい場合には接触角度θが大になる。すなわち加
熱時間が長くなるように移動する。帯状物は、その厚み
に応じて加熱ロールから伝熱量を受け、この熱量により
溶剤は蒸発し乾燥が行われる。従って、熱容量の異なる
連続帯状物であっても、加熱ロール出口での帯状物の温
度が一定となり、これによって塗膜中の残留溶剤を一定
とすることができる。
みが大きい場合には接触角度θが大になる。すなわち加
熱時間が長くなるように移動する。帯状物は、その厚み
に応じて加熱ロールから伝熱量を受け、この熱量により
溶剤は蒸発し乾燥が行われる。従って、熱容量の異なる
連続帯状物であっても、加熱ロール出口での帯状物の温
度が一定となり、これによって塗膜中の残留溶剤を一定
とすることができる。
スイングロールの前記移動は、加熱ロール近傍を段階的
又は連続的に、好ましくは所定の軌道を描いて移動させ
ることができる。
又は連続的に、好ましくは所定の軌道を描いて移動させ
ることができる。
所定の軌道としては1例えば直線軌道、あるいは加熱ロ
ールの外周に沿う円軌道又は隋円軌道或いはこれらの組
合せとすることができる。
ールの外周に沿う円軌道又は隋円軌道或いはこれらの組
合せとすることができる。
スイングロールを所定軌道上に移動させる移動機構とし
て2例えば直線軌道を採る場合には、第1図に示すよう
に油圧シリンダ10とこれに固定される棒状部材17と
の組み合せにより構成することができる。
て2例えば直線軌道を採る場合には、第1図に示すよう
に油圧シリンダ10とこれに固定される棒状部材17と
の組み合せにより構成することができる。
また1円軌道の場合は、第3図に示すようにピストンと
クランク機構により達成される。あるいは、この組み合
せは、ピストンとラックであってもよい。すなわち、ス
イングロールの公転中心にピニオンを取り付け、このピ
ニオンをピストンに固定したラックとかみ合せ、ピスト
ンの往復運動をスイングロールの公転運動にかえるよう
にしてもよい。あるいはまた、ラックの代りにピニオン
をパルスモータの出力軸とかみ合せるようにすることも
できる。
クランク機構により達成される。あるいは、この組み合
せは、ピストンとラックであってもよい。すなわち、ス
イングロールの公転中心にピニオンを取り付け、このピ
ニオンをピストンに固定したラックとかみ合せ、ピスト
ンの往復運動をスイングロールの公転運動にかえるよう
にしてもよい。あるいはまた、ラックの代りにピニオン
をパルスモータの出力軸とかみ合せるようにすることも
できる。
更に、陰口軌道の場合は1例えばクランク運動、すなわ
ち第3図における点Pの軌跡が陰口を描くことから、こ
の点Pにスイングロールを取り付は加熱ロールの外周に
沿って陰口軌道を描くよう構成することもできる。
ち第3図における点Pの軌跡が陰口を描くことから、こ
の点Pにスイングロールを取り付は加熱ロールの外周に
沿って陰口軌道を描くよう構成することもできる。
更にまた。第4図に示すように、シリンダー10と棒状
部材17の組合せにおいて1点Aを回転中心とするよう
にスイングロールを取付けることによっても楕円軌道を
描くことができる。
部材17の組合せにおいて1点Aを回転中心とするよう
にスイングロールを取付けることによっても楕円軌道を
描くことができる。
[好適な実施の態様]
以下1本発明の好適な実施の態様を図面に基づき説明す
る。
る。
第1図は9本発明の帯状物乾燥装置を備えた帯状物製造
工程の全体の構成図である。
工程の全体の構成図である。
本製造工程は塗布工程と乾燥工程を含む。
第1図において、帯状物1は供給側原反ロール2と巻取
側巻取りロール3間に掛は渡され巻取りロール3により
所定の速度で両ロール間を走行するようになっている。
側巻取りロール3間に掛は渡され巻取りロール3により
所定の速度で両ロール間を走行するようになっている。
この原反ロール2の近傍には塗布装置t4が設けられ、
この塗布装置4は。
この塗布装置4は。
塗布ローラ5と塗液6が貯留された塗液槽7とからなっ
ている。そして、この塗布装置4と巻取りロール3間に
は帯状物乾燥装置が設けられている。この乾燥装置は、
加熱ロール装置8と、スイングロール9と、スイングロ
ール移動手段15とからなる。
ている。そして、この塗布装置4と巻取りロール3間に
は帯状物乾燥装置が設けられている。この乾燥装置は、
加熱ロール装置8と、スイングロール9と、スイングロ
ール移動手段15とからなる。
加熱ロール装置8は、第2図に示すように、帯状物1が
接触する中空の金属ロール11を有し、この金属ロール
11は、熱媒体供給部12と連通し中空内部に水蒸気が
送り込まれるようになっている。
接触する中空の金属ロール11を有し、この金属ロール
11は、熱媒体供給部12と連通し中空内部に水蒸気が
送り込まれるようになっている。
また、金属ロール11には、これを回転させるための駆
動モータ13及びこの駆動モータ13を制御する制御装
置14が設けられている。
動モータ13及びこの駆動モータ13を制御する制御装
置14が設けられている。
スイングロール9は、移動手段15の移動機構によりこ
の金属ロール11の近傍を所定直線軌道1Bを描いて移
動可能に配されている。
の金属ロール11の近傍を所定直線軌道1Bを描いて移
動可能に配されている。
スイングロール移動手段15は、油圧シリンダ1Gより
構成される移動機構と、帯状物1の厚みを検出する検出
手段18と、この検出手段18の出力信号により前記移
動機構、すなわち油圧シリンダ機構を作動制御する制御
装置19とを備えている。
構成される移動機構と、帯状物1の厚みを検出する検出
手段18と、この検出手段18の出力信号により前記移
動機構、すなわち油圧シリンダ機構を作動制御する制御
装置19とを備えている。
油圧シリンダ10は、そのピストンロッド23に棒状部
材17を保持し、この部材!7にスイングロール9が回
転可能に取り付けられている。そして、ピストンの往復
運動に伴ってスイングロール9はピストン摺動方向に平
行な直線軌道1B上を往復移動する。制御装置19は、
その入力側に検出手段18が、その出力側に電磁弁20
がそれぞれ接続され。
材17を保持し、この部材!7にスイングロール9が回
転可能に取り付けられている。そして、ピストンの往復
運動に伴ってスイングロール9はピストン摺動方向に平
行な直線軌道1B上を往復移動する。制御装置19は、
その入力側に検出手段18が、その出力側に電磁弁20
がそれぞれ接続され。
電磁弁20は、3位置4方向制御弁で、油圧源21と油
圧シリンダ10との間に介在され、制御装置19からの
電気信号により両者間を連通・遮断して油圧シリンダに
圧を導入・導入停止するようになっている。本実施例は
塗面がスイングロールに接触する例を示したが2反塗面
とスイングロールが接触する場合でも良い。
圧シリンダ10との間に介在され、制御装置19からの
電気信号により両者間を連通・遮断して油圧シリンダに
圧を導入・導入停止するようになっている。本実施例は
塗面がスイングロールに接触する例を示したが2反塗面
とスイングロールが接触する場合でも良い。
更に、塗布装置4と加熱ロール装置8との間に乾燥オー
ブンが設けられてもよい。
ブンが設けられてもよい。
[作用]
以上のような構成で帯状物1に塗液6を塗布し乾燥させ
るには、帯状物1を原反ロール2から繰り出し、塗布ロ
ーラ5で塗液6を塗布する。この塗液6が塗布された帯
状物1は、加熱ロール装置8に送られ、金属ロール11
に巻き掛けられ、帯状物1に塗布された塗液6の溶剤が
蒸発する。
るには、帯状物1を原反ロール2から繰り出し、塗布ロ
ーラ5で塗液6を塗布する。この塗液6が塗布された帯
状物1は、加熱ロール装置8に送られ、金属ロール11
に巻き掛けられ、帯状物1に塗布された塗液6の溶剤が
蒸発する。
検出手段18は、帯状物1の厚みを検出しその結果を制
御装置19に送る。制御装置19は、この検出信号、す
なわち帯状物の厚みに応じて所定時間だけ信号を出力す
る。この信号は、電磁弁20に送られこの弁を図面上下
いずれかの位置に作動させる。これにより油圧シリンダ
10に油圧源21から圧が導入され、ピストン22は電
磁弁20により決められる一方向に移動する。ピストン
22の移動によりスイングロール9は軌道16上を移動
する。
御装置19に送る。制御装置19は、この検出信号、す
なわち帯状物の厚みに応じて所定時間だけ信号を出力す
る。この信号は、電磁弁20に送られこの弁を図面上下
いずれかの位置に作動させる。これにより油圧シリンダ
10に油圧源21から圧が導入され、ピストン22は電
磁弁20により決められる一方向に移動する。ピストン
22の移動によりスイングロール9は軌道16上を移動
する。
所定時間経過後、制御装置19は出力信号を停止し、こ
れにより電磁弁20は中間位置に戻され。
れにより電磁弁20は中間位置に戻され。
ピストン22は移動が停止される。スイングロール9は
ピストン停止位置に位置決めされ、これにより接触角度
θ、すなわち接触(加熱)時間が帯状物の厚みに応じて
設定される。従って、熱容量の異なる帯状物であっても
加熱ロール装置8の出口での帯状物1の表面は極めて均
一な温度分布となり、溶剤も均一な状態で蒸発する。こ
うして帯状物1は完全に乾燥した状態で巻取りロール3
に巻取られる。
ピストン停止位置に位置決めされ、これにより接触角度
θ、すなわち接触(加熱)時間が帯状物の厚みに応じて
設定される。従って、熱容量の異なる帯状物であっても
加熱ロール装置8の出口での帯状物1の表面は極めて均
一な温度分布となり、溶剤も均一な状態で蒸発する。こ
うして帯状物1は完全に乾燥した状態で巻取りロール3
に巻取られる。
[実験例]
次に実験結果について説明する。
厚み0.fSa層と0.3厘層の2種類のアルミニウム
を支持体として、これに第1表に示す組成の粘度20e
pの塗液を塗布ffi 25cc/ rrrでそれぞれ
塗布した。
を支持体として、これに第1表に示す組成の粘度20e
pの塗液を塗布ffi 25cc/ rrrでそれぞれ
塗布した。
第1表
直径1000 amの加熱ロールを用い、加熱ロール温
度115℃および塗布速度50m/分の条件で行った。
度115℃および塗布速度50m/分の条件で行った。
各支持体において、その接触角度θを変え、そのときの
残留溶剤量を測定し第5図に示す実験結果を得た。
残留溶剤量を測定し第5図に示す実験結果を得た。
この結果、いずれの支持体においても加熱ロールへの帯
状物の接触時間の増加に伴い残留溶剤量は減少し、目標
とする残留溶剤量を得るためには、接触時間を0.15
+amAぶの場合1秒+ 0.3mmAでの場合1.
7秒であることがわかった。
状物の接触時間の増加に伴い残留溶剤量は減少し、目標
とする残留溶剤量を得るためには、接触時間を0.15
+amAぶの場合1秒+ 0.3mmAでの場合1.
7秒であることがわかった。
この実験結果から、塗布条件(塗液、塗布量及び塗布速
度)を一定にしたときの厚みの異なる各支持体に対する
最適加熱時間がわかる。これにより、同一塗布条件下で
の同一支持体の厚みに応じた最適接触角度θを定めるこ
とができる。そして、この支持体厚み及びその最適接触
角度の関係に基づいてスイングロール移動手段を設計す
ることができる。
度)を一定にしたときの厚みの異なる各支持体に対する
最適加熱時間がわかる。これにより、同一塗布条件下で
の同一支持体の厚みに応じた最適接触角度θを定めるこ
とができる。そして、この支持体厚み及びその最適接触
角度の関係に基づいてスイングロール移動手段を設計す
ることができる。
また、加熱ロール通過時における帯状物のシワ、スリキ
ズの発生はなかった。さらに、乾燥後、帯状物の写真性
品質を検査したところ全く問題はなかった。
ズの発生はなかった。さらに、乾燥後、帯状物の写真性
品質を検査したところ全く問題はなかった。
[発明の効果]
本発明の帯状物乾燥装置は1以上の通り、帯状物の厚み
に応じてスイングロールを移動させこれにより接触角度
(接触時間)を変化させて加熱ロールからの熱の供給量
を自由に調整することができる。その結果、熱容量の異
なる連続する帯状物の乾燥においても一定の最適乾燥状
態にすることができる。
に応じてスイングロールを移動させこれにより接触角度
(接触時間)を変化させて加熱ロールからの熱の供給量
を自由に調整することができる。その結果、熱容量の異
なる連続する帯状物の乾燥においても一定の最適乾燥状
態にすることができる。
第1図は2本発明の帯状物乾燥装置を備えた機構の別の
実施例を示す構成図、第5図は、各支持体における加熱
ロールへの接触時間と残留溶剤量との関係を示す実験結
果のグラフ図、である。 1・・・帯状物。 9・・・スイングロール。 10・・・油圧シリンダ。 15・・・スイングロール移動手段。 1B・・・検出手段、 19・・・制御装置。 8・・・加熱ロール装置。
実施例を示す構成図、第5図は、各支持体における加熱
ロールへの接触時間と残留溶剤量との関係を示す実験結
果のグラフ図、である。 1・・・帯状物。 9・・・スイングロール。 10・・・油圧シリンダ。 15・・・スイングロール移動手段。 1B・・・検出手段、 19・・・制御装置。 8・・・加熱ロール装置。
Claims (1)
- 走行する帯状物に接触可能に配される加熱ロールと、該
加熱ロールと前記帯状物との接触角度を定めるスイング
ロールと、前記帯状物の厚みに応じて前記接触角度が変
化するように該スイングロールを移動させるスイングロ
ール移動手段とからなる帯状物乾燥装置。
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---|---|---|---|
JP1045395A JP2530219B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 帯状物乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP1045395A Expired - Fee Related JP2530219B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 帯状物乾燥装置 |
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JP (1) | JP2530219B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1172697A2 (en) | 2000-06-30 | 2002-01-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of manufacturing lithographic printing plate |
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-
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EP1172697A2 (en) | 2000-06-30 | 2002-01-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of manufacturing lithographic printing plate |
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US6933017B2 (en) | 2000-06-30 | 2005-08-23 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of manufacturing lithographic printing plate |
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